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急所?
さァね。そんなものはないな――
[セシリアの背中を抱いているクインジーは、彼女の躰をノーマンの方へ向けた。]
さあ……
お前のご主人様が来たぞ。
[セシリアが人狼である事はウェンディにとって疑いのないものであった。だがセシリアが実際にその腕力を振るった事は見たことがない。 クインジーは危険な賭けに出たのではないかと思った。]
[カミーラは、ネリーに横目で見つめられている。]
そうか…。
だが何はともあれ、お前とまた会えて…良かった。
ネリー。あの時の恩を返せなかったり、
助けることができなかったりして、
本当に…ごめん。
[天井からの拘束が無くなった反動で後ろに倒れそうになる。
クインジーに躯を押し付ける様な形で、正面から檻へとやって来るノーマンを見上げる事になった。]
[クインジーの行動を見て、鼻で笑う。]
ハン!仲のいいこった。犬のツガイってヤツか?
[左腕に力が込められ、わなわな震えている。]
その犬ッころを見定めるだぁ?
ネムてぇこと言ってんじゃねえぞ。
[セシリアにニヤニヤと視線をおろす。]
そんなベタベタしちまっていいのかぇ。
自分らぁただならぬ関係だって、自白している
ようなもんじゃあねえのか、あァ?
……良いモンかェ?
オレぁよ。オレがこんカタチになったのぁよ。
多分、ヒトと狼っ子を恨んでこうなっちまったんだわ……
だからよ。カミーラさまァ。
……オレに会えていいことなんか、何ひとつねェ。
俺ぁどうやら、村長の器じゃあなかったようだな。
[自嘲気味に言う。]
だが、一度言った以上その務めを果たさにゃ。
これ以上村を好きにゃあさせんぞ。
──…莫…迦。
こんな所で、名前を…。
[耳朶に与えられた刺激。
ノーマンの目の前で、咄嗟に漏れそうになる喘ぎ声を隠すために、くちびるを噛んだ。]
[ノーマンの「仲のいい」という言葉に意外そうな表情を向ける。]
おかしなことを。
俺と彼女はこの村で、尋問が始まる前、教会の彌撒で顔を会わせたことがある程度だったと云うのに。
それは、村人の皆に聞いても証明してくれるだろう。
全く身に覚えのないことだ。
やれやれ、まったく。
彼女は檻の中で。
そして、俺が仮に人狼だったとして、この村の行方に常に翻弄される身だったのではないか……
[ノーマンの言葉に苦笑した。]
[長時間、直立不動の姿勢で居た所為か、予想もつかない状況で内腿に触れられた所為か、彼女の足元はガクガクと震えている。
犬と言う言葉に眉を顰め、侮蔑した様な目でノーマンを見る。]
──…村を好きにさせないも何も。
兄であり、村長であるアーノルドを殺したのは、お前だろうノーマン。
ふん……どうだか。人ってえのは、
表に出ている顔だけがそいつじゃねえってこった。
そう…この犬ッころが何食わぬ顔でぬくぬく
生きてきたようになぁ…クククククク。
[セシリアを見据えたまま言う。]
あ、そうそう。この前、てめえ俺のこと咬んだよな。
ありゃあ…痛かったぞ。
おおっと……こりゃあ、何の尋問だ?
俺が兄貴を殺した件での尋問か?
違うだろ………立場ぁわきまえろってんだ。
[セシリアに左拳を振り上げて威嚇する。]
痛かったぞ…痛かったぞ………。
[セシリアの威圧的な言葉に眉を顰める。村長を殺したのがノーマンであるならば、膨大な推理材料が出来る。あるいはこれはセシリアの狂言なのかかまかけなのか。
しかしながら、ウェンディにはクインジーの冷静さにも酷く気になっていた。]
[カミーラは、ネリーの「良いことはない」という一言を静かに否定し、こう返した。]
何を言っている。お前に会えて良いことといえば、こうして罪を償う機会が出来たことだ。
ネリー、私を…今から檻の奴と
似たようなことをしてくれても構わない。
[この後、以下の一言を小声でつぶやく。]
例えば、物理的でなくても
性的や精神的な罰とかでも…いいから。
[セシリアを背中から支えるクインジーの片膝が後ろ側から彼女の両足の間に差し入れられ、太股がその躰を押し上げている。
クインジーの膝の両脇で、セシリアの細い内腿が微かに震えを帯びていた。]
さァ
“務め”とやらを見せてくれ――。
時間稼ぎしているとしか見えないぞ。
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