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仲間であるセシリアに口止めしなくていいのか?
もっとも、この騒動が起きる前、或いは俺にはわからないような方法でじっくり口裏あわせをしているのかもしれないがな。
あいつをなんとかしねぇと、俺が洗いざらい吐かせちまうぜ?
それが厭なら、話に来ることだ――
―檻―
[ジェーンの手を引きながら、檻へと向かう。そこは、これまでの日々がそうであったように、檻を見物に来た多くの村人でごった返していた。
彼らは怒声を張り上げ、揶揄の言葉を投げかけ、興奮した様子で檻の周囲で蠢いている。
ジェーンを檻の脇の幄舎の席に導くと、セシリアの方へ向き直った。
彼女の縛めは、気づかぬうちに扇情的な様へと改められていた。]
セシリア……
[クインジーは声をかける。]
[特に乳房の形状を強調する様な鎖の巻き方と、衣類越しに乳が張っていく所に、背徳的な美しさをも感じていく。
カミーラはふと、自分がセシリアと同じ様な感じで拘束されていく姿を想像し始める。]
―宿坊―
[クインジーの言葉を、無表情で聞く。
彼のおかげか、体を動かすことができるだけの
体力がかえってきたようだった。]
……………。
[フッと笑う。]
…男の決着ぁ怨みっこなし……ってか。
[クインジー、ジェーンが出発した後
図らずも追うように檻へ向かう。]
[カミーラは、片手を右胸に軽く当ててみた。]
…ん、あれは…。
[その時、クインジー達が檻の方へ向かってくる。何かの尋問でも始まるのだろうか。
カミーラの心に、何かを楽しみに待っているような感情が出てくる。]
―檻―
随分といい格好だな……
[嘲るような言葉と共に、唇の端を歪めた。]
ノーマンに可愛がってもらったか?
あいつを昨日見た時にはそんな気力がありそうな様子にも思われなかったが、悪魔とはそうした見た目を装うことに長けたものらしい。
どんなことを話した……
――檻の周辺――
[檻の周辺はまた群衆が多い。物珍しさという人々が大半であろう、とウェンディには思われた。群衆に紛れて檻を見る。クインジーが檻に接近し、セシリアに語りかけている所だ。
目立った事はしていない為、彼らには知られていないはずだ。ウェンディは両手を合わせて檻を見つめた。]
―檻横/幄舎―
[宿坊で食事をとっていた時――
誰が人狼であるのかないのか――
そしてまた、誰が嘘をついているのかいないのか――
それら全ては他者的視点からすれば簡単な計算で導き出せ得るものであったかもしれないが、既にジェーンの心は、それらの会話に心乱される事がなかった。
それは外的なものに過ぎない。
ジェーンは、ただ行く末を見守ろうとしていた。
命ある限り。]
―檻―
ちょっと……通してくれ。
[檻近くに着くと、周囲の人にそう声をかける。
ノーマンの様子に唖然とする人をかき分け、
檻の様子が見える位置へと移動する。]
…………………。
[その場に座り込み、じっと様子を見据える。
体の様子とは裏腹に、目には闘志。]
[セシリアの胸元の鎖を引き寄せ、顔を覗き込む。]
否――
[胴を縛める鎖がギリギリとたぐり寄せられ、首枷が頸部を締めつけた。]
なんと云ったか……
改めて聞くが、今のお前はセシリアではなく、別人なんだな?
[答えを聞くため鎖を掴む力を緩めた。首枷の締めつけが和らぐと同時に、振れた上体に併せて撓んだ乳房が服の下でゆったりと揺れる。]
こ、この鎖は、ウェンディが──、
[クインジーが戻って来た時に、聞いてみようと考えていた事が、混線した様に言葉にならなくなる。僅かに顰められた眉。]
ノーマン?
……その質問は尋問ですか?
お姉ちゃん…!
[はっきり言って、ウェンディは肉体的能力には誰よりも劣るのは間違いない。人狼の力を出さないセシリアにも及ばないだろう。 それでも彼女にとって唯一の禁忌に触れない限り、ウェンディはじっと見守ろうと決め込んでいた。
その禁忌とは、セシリアを殺めることに他ならない。]
――ノーマン
やっと来たようだな。
[檻の外に彼の姿を見いだし、声をかける。]
ここへ入って尋問してみたらどうだ?
[クインジーは挑戦的な眼差しを投げた。]
そういえば、ずっとお前が尋問しようとする様を見たことがない。
[セシリアに答える。]
ノーマンが悪魔であり、この村を掌握するために様々な手を尽くしてきたことは、およそ調べがついている。
あとはお前との繋がりを見定めるだけだ――。
―広場、檻の前にて―
[生者には見えぬ闇が霧となり、観衆の上を包み込んでいる。]
……ほぅ。
また「ずんもん」かェ。
しかも、ノーマンさまァとクインジーさまァが、互いを狼っ子だとおっしゃってるとはのぅ……
……狼っ子は、あン娘以外に2人。
どっちかが嘘ついてるンかェ?
それか……2人とも嘘つきか。
[黒い霧から、娘の声が響いた。]
[あの拘束を施したのがウェンディだというセシリアの声を聞いて、カミーラは思わず感心した。]
…なかなかやるな…。
[そう思いつつ、カミーラはセシリアの方に視線を向けている。]
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