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[ラッセルを見つめる友人の目は、酷く悲しげで。
その唇が小さく、目の前の彼にだけ聞こえるだろう言葉を。
そして次の瞬間]
ギルっ……!!何を……!
[腰元から何かを取り出し口に含み、ラッセルに口付ける。
それと同時に友人の喉が動くのを見咎める
……それが意味することを、一瞬送れて悟る]
……ばっ……なにやってるんだよ!!
[友人に掴みかかる
出来る事ならそれを吐き出させようと]
[突き飛ばされてもラッセル程度の力では少しぐらつくだけだったが。
それでも素直に彼から離れ、また大切なものに触れるように頭を撫ぜる]
…終わった。
あぁ、終わったよ。
[掴みかかってくるハーヴェイを制し、また感情の読み取れない、複雑な表情で力なく応える]
[ハーヴェイを制した様子を見ていたわけではない。
というよりも、今を見ていたわけではないのだろう。
ただ、そばにいた、自分に危害を加えるものに、体は正直に反応したにすぎない。
その爪は瞬時に、鋭く、ナイフのように尖って、ギルバートの首を狙う。
これ以上の、苦痛など、受けたくないというように。]
[掴みかかるその手をやんわりと、しかし有無を言わせぬ様子で制して、向けるのはいつもの彼の表情]
終わった…?
終わったって、ギルバート、お前……
良いのかよ!それで……ここで死ぬ気かよ!!
[問いかけはもはや意味を持たないとわかっていたけれど]
[振り向いた瞬間、自分の喉に伸びる鋭いツメ。
咄嗟に足元に転がる短剣を蹴り上げ逆手に取り、ラッセルの心臓へ突き立てた]
…ごめん、な…。
[ずる、と崩れ落ちるラッセルの体を抱きとめて。
そして彼のツメも、...の首を深く傷つけていた]
/中/
頑張れ二人ともー。
しかしRP村ってなんでいつも生き残るんだろう、俺…
(進行中に死んだの一回だけなんだよね…)
……ギルバート!!
[静止は間に合わず、爪は彼の首を突き刺して。
だけどその直前に、彼の手におさまった銀の光がラッセルに吸い込まれ]
……あ……そんな……
[噴出す赤
流れる赤
揺れて崩れるラッセルの髪の赤]
……どうして……っ
[命を枯らして逝く二人に、なす術もなく]
[狙いはぶれていたか、正確か。
赤にはよくわからずに。
胸に刺さったそれに、一度、体はびくりと震え、それからどこか呆然とそのナイフを見る。]
……
[自分の爪が傷つけようとも、それはもう気にしないで。
ただ、体が力を失い、腕の中に落ちるのを感じた。
解けた包帯が、少し膨らんだ胸をあらわにさせて。
気づくか、気づかぬか。
自らの手を動かして、その短刀を、引き抜いた。]
うわあああん・゚(゚ノロ`)゚゚・。
ボクの可愛いルーが…。
うぅ…。
――憎い。
奴らが憎い。
ボクのルーに酷い事をした奴らが…。
[徐々に力を失っていくラッセルの体を支え、
ハーヴェイへ静かに話しかける]
…2人に、してくれないか?
俺…みっともない所…みせちまいそう…なんでな。
頼む…。
[首から流れる血は止まらず、しかし、言葉は途切れながらもしっかりと]
…母さんと一緒…?
[自らの目の前で殺された彼女も、緋く染まっていた。
赤は知らないが、ウラルも、雪と共に緋く染まって。]
[ふらつく足で二人に近付き、その血を止めようと。
もう、手遅れとわかってはいたけれど]
死ぬな…っ…頼むから……
[それは確かな願いではあったけれど。
ギルバートの望みは
だからそれ以上何も言えず、何も出来ずに]
/中/
うー。あー…
やりとりしようよやりとり。
白ログで。
だ、駄目だもう。何をいっていいのかがわかんないとか。
確定ロールやっぱやめようよ、うん。
動けないじゃないか。
orz
ラッセル…大丈夫か?
痛いこと…しちまって…ごめん…な?
お前は何も…悪くなかったんだ…な…。
こんなに…怯えて…震えて…
ごめん…本当に…ごめん…な…。
[ラッセルの耳元で囁くように、宥めるように呟いた]
……二人に……?
[その出血からは信じられないほどのしっかりした言葉で、友人が告げる。
恐らくはそれが、彼の最後の望みだから]
……わかった……
[立ち上がり、ドアの傍
一度だけ振り返る。
友人に告げる、最後の言葉]
……おやすみ、ギルバート。
[それはまるで、ただ眠りにつくだけであるかのように
笑って
ドアを出て、もう振り向かずにそれを閉じる]
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