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……何だと?どこだ……?
[ケネスは外を見て探し始め――]
手を出さないんだったな……
[そう言って両手を挙げる。今、宗冬に近接戦闘をさせたら、すべてが台無しになる可能性が在る。
その場を見たい気持をケネスは抑えた。]
それじゃ、キャスターのマスターには、早いうちに会わせてくれや。
会って確認するまでは、俺はマスターには手を出さないよ。
[ケネスは伝票を取ると、宗冬を連れて立ち上がった。]
おっと、そうだ。俺の聞きたい事がひとつあったんだ。
セイバーのマスター情報だ。
もし何か知ってたら教えてくれや。
方法に問題ありだけどよ、この前、良い勝負してたからな。1番勝てそうな相手ではある気がするんだよ。
こっちはある飛び道具を使うサーヴァントと一戦やってて、真名に関わりありそうな技も見た。
その情報と引き換えってのはどうだい。
シャルロットと相談してからでも構わないぜ。
じゃあな。
[ケネスはそう言うと、会計を済ませて店を出て行った。]
[目視すると、久仁彦はその場に固まっていた。持久戦はひたすら、相手の攻撃を凌いで交わすだけのものだった。
余所見をした刹那食らった一撃でシャルロットはそのまま、久仁彦の方へと弾き飛ばされた。]
(……戦況は不利か。)
[地面に靴底の擦れる音を立て、何とか倒れるのを堪えると、すかさず気配遮断を行いそのまま戦線離脱を試みる。
久仁彦の横を通り抜ける刹那、小声で敵のマスターに囁いた。]
残念ですが一時お別れです。
貴方を殺そうとした女の名は……古い貴族の家柄の娘シャルロット・コルデ
[そう言って憂いを秘めた視線を投げかけ、一瞬の後に追いつかんとするサーヴァントの攻撃を交わすとそのまま、駅前の雑踏へと紛れ込んで*姿を消した*]
[ケネスとバーサーカーを見送り、自分も席を立つと、店を出る。
雑踏の中をシャルロットへと流れる魔力を頼りに*探しはじめた*]
−川原付近−
[アンリ・マユを吸収し獲得したのは魔力だけではない。その知識と能力もまた彼のものになっている。
その中で、今回の聖杯戦争におけるキーをキャスターと判断した。
但し彼とうかつに水気の多い場所で戦闘するのは全く持って得策ではない。
万全を期すため、川原付近の偵察をし現在キャスターがどういう布陣かを見定める事にした]
‐西ブロック移動中‐
[あれからバーサーカー達との会話を聞き終わると、キャスターは西へ向かって移動を始めた。
どうしても、あのランサーのマスターの言葉が気になる。
何とか詳しく話を聞こうと、彼女が走っていった方向へと足を向けた。]
こっちの方に来たと思ったんだがな…。
・・・・・・
[一つ予想外の事がある。
キャスターといえば陣地の作成が要となる。こと今回のキャスターは水の有無でかなりの戦力差になる。ならばこの陣地はまさに難攻不落の居城にならなければならない。
だが、ここには何の変哲も無い、あえて言えば隠しても隠し切れない戦場跡がうっすらと残るだけの何の変哲も無い川原だった]
よほど自身があるのか、それとも単に陣地作成が苦手なのか。
[どちらかを考える必然性は無い。今はただ、実際に陣地が存在しない事の方が問題だ。
他に何かないかと、キャスターがいない事もあり川原で確認を始める]
‐西ブロック・川原付近‐
くっそ、みつからねぇ。
こういう時こそ、マスターの令呪の反応が欲しいのにな…。
[まぁ、自分が置いて出てきたのだから仕方がない。
それでも居てほしい時に居ないマスターに軽く文句を言う。]
ん?
サーヴァントの気配……?
[そんな時、僅かに感じる魔力。
それは、紛れもなくサーヴァントの物だった。]
・・・・・・
[明らかにサーヴァントの魔力。
こういうものを感じる限り、自分が正統な人間という生物ではなく反英雄の魂を持っているのだな、と実感する。
だが、予想するにキャスターが戻ってきたのだろう。
場所が悪い、そう感じた]
やり合う、か。
[このアド・エデムの手元に戻った限り斬撃皇帝は無制限の武器では無くなった。その力は本来のものに戻ったが、その分大きな”代償”を支払う事をよく知っている。戦闘回数は出来るだけ避けたいからこそランサーを手ごまとして扱っているのだ]
とは言っても、キャスター戦はどちらにしても避けて通れる物ではないだろうが。
[少なくとも、キャスターがここに来るなら接触する覚悟をした]
[魔力はより川原の近い方から感じられる。
ゆっくりと近づき、目標を視界に捕らえた時…
そこに映ったのは
まだ見ぬサーヴァントの姿だった。]
[おかしい。
既に自分は他の六騎のサーヴァントを確認している。
・セイバー
・アサシン
・バーサーカー
・ランサー
確定はしていないが、確実にそうであろうアーチャー。
最後に、川原でランサーと共にいたサーヴァント…恐らくライダー。
ならば、目の前に居る男は一体何だというのか。
八騎目のサーヴァント…そんな物ありえない。]
おい…答えろ。
一体お前、何のクラスのサーヴァントだ。
残念ながら、俺は。
セイバーのマスターだ。
[襟を開き、その胸元の3画の痣を見せる]
話は聞いているよ、キャスター。うちのセイバーは君の事をいたく評価していた。一度会いたいと思っていたんだ。
マスター…だと?
[反論しようとするが、令呪を見て口を閉じる。
確かにあれは令呪だ、間違いない。
だがなんだ…この悪寒は。
人間ではありえない魔力と存在感は。]
だったら、なんでサーヴァント同士の共鳴が起こる?
お前も感じているんだろう?この共鳴を。
何の事かな、俺にはわからん。
ただ俺は挨拶をしに来ただけだ。
セイバーはキャスター、君と決着をつける事無く去った。楽しみにしていたのだろうが残念だったな。
セイバーが去った…?
本当なら有難いんだろうけどなぁ。
……それこそ、一番信じられないね。
[魔力を開放し、推し量れぬ目の前の相手を睨む。]
冗談は止めにしないか。
あの俺様野郎がそう簡単にくたばるタマかよ。
成る程、俺の予想通り君は随分セイバーに御執心だったようだな。
だが、残念ながらセイバーが去ったのは事実だ。
[右の掌を開いたままキャスターのほうへ差し出す。その上には剣種が静かに収まっていた]
だとすると、君はこの状況をどう推測するかな。
[冷静かつ淡々と言葉を続ける]
男に執着する趣味はないんだけどな。
…っ、それは…。
[目の前の男の手にあるもの、それは紛れもなくセイバーが使っていた宝具。
宝具とは英霊のシンボルであり切り札、それをたとえマスターといえども他人に渡す事などまず有り得ない。
あのセイバーの性格や言葉を考えればなおさらだ。]
なんでお前がそれを持っている…?
[そこで、一つの答えに行き着く。
それは有り得る筈の無い答え、考える事すら馬鹿馬鹿しい。
だが…なぜそれが"正解"だと思ってしまったのだろうか。]
お前…自分のサーヴァントの力を取り込んだのか?
その割には、中々敏感じゃないか。
取り込んだ、か。そういう言い方もあるかもしれないな。
[淡々と言葉を続ける]
だが勘違いして貰っては困る。あんな聖杯にこびりついていた魔力の残りカスがサーヴァントなどとんだ勘違いだ。
俺にとっては栄養分みたいなものだ。最初からそのつもりで召喚した。
そんな残りカスといい戦いを繰り広げたのかもしれないが、徒労に終わったな。
ほー…?
[相手の挑発にコメカミがピクリと動く。
明らかに此方を見下している発言。
思わず攻撃しそうになるが、まだ聞くことがある。]
お前がどれほどの物か知らないが…それだけの口を叩けば対したもんだなぁ。
[そう、何故か直感が告げている。
コイツこそが…ランサーのマスターが言った人物ではないのかと。]
それで、それも全て世界の滅亡とやらの為ってか?
そうだ。
[その発言に躊躇いは無かった]
ガイアは近い将来死ぬ。だが人と亜麗百種は環境に対応しながらも2000年以上繁栄し続け、枯れた大地をさらに搾取し続ける。
英霊のお前に聞く。お前にとって平和とは何だ?
この大地を食い散らかす人間が繁栄する事か?
それとも、この大地が生きるために人間が滅びる事か?
だからこそ俺は今ここにいる。カウンターガーディアンにして反英雄のこの俺が。
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