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ギャドスン先生、如何ですか?
[先程までの調子はこの男からは消えていた。所在なく医師に言葉をかける。
彼が後に調書に記録されるであろう検分を終え、服をかけるのを待つように]
医師もおつきあいいただいて申し訳ない。
[睨む眼差しも是非ないこと、と苦笑が浮かぶ]
それと――
[ジェーンから視線は外れたままに]
……疑ってすまなかった
お尋ね者 クインジーは、双子 ウェンディ を投票先に選びました。
[格子の向こうでは群集のざわめき。]
[首を振る。]
けれども、
私が”人狼”の母親である事に変わりはありません。悪魔の印がなかったとしても――…
貴方が探している印、
セシリアにはあったのでしょうか?
[続く質問は、ごく自然なもの。]
……そうだな。
[今はマントを羽織ったジェーンに向かい直った。]
貴女は“人狼”の母親だ。
だが、悪魔との契約の証がなく、“人間”であることが証明された。
セシリアが人狼であることはあの場で目の当たりにしただろう?
印を探す検査はまだ行っていないが、ダメ押しが必要なら行おう。
[痕跡には形象として現れるものと現れ得ないものがあり、目視の次の段階、針検査によって見いだせ得るのはデル・リオやビンスフェルトによって記される「不可視の印」だった。
アーヴァインはおそらく不可視のなにかを見いだしたのではないか、とクインジーは考えていた。
だが、そうした審問の細かな手続きについて話すわけでもなく。ギャドスン医師がジェーンを庇うように出て行くのを*見送った*]
『実際には現れ出でるものなどない――
針検査はでっちあげなのだから……』
[異端審問の手続きと人狼の本質を知る私は、ただ、冷笑していた]
資産家 ジェーンが「時間を進める」を選択しました
投票を委任します。
資産家 ジェーンは、双子 ウェンディ に投票を委任しました。
投票を委任します。
資産家 ジェーンは、文学少女 セシリア に投票を委任しました。
[雨脚が少々強くなり、いつしか人影もまばらになっている。
詰め所から出ると、自然檻の方へ視線が向かった。]
アーヴァインは何を……
[隣の幄舎で雨音を聞きながら、セシリアの方を*眺めている*]
銀の檻、銀の手枷……
[“聖”別されたそれらを呪わしいものでも見るように睨んでいた。]
『主を縛めし桎梏よ、打ち砕かれん――』
エロイーズ様、お待ち下さい。
今しばしの辛抱です。
―教会―
――――――――
「――神父」
男が話しかけた時、神父は祭壇の前で祈りを捧げていた。
ずぶ濡れの彼に、外でなにがあったのか――と問いかけた神父の表情は、男の眼差しに宿る射殺すような殺意に凍り付いた。
「何の用かね……」
後ずさる彼の指先が、無意識にか祭壇に置かれた十字架に触れる。
「あなたを――」男の声は、コキュートスの氷のように冷たかった。
「――異端の罪で告発する」
「馬鹿な!」
気色ばむ神父に、男は罪状を告げる。
教会に悪魔を招き入れたる罪。
呪術を準備し、悪魔に仕え、それを行使させたる罪――
「呪術とはなんのことです」
訝しげな神父に、聖具室にて銀の振り子が管理されていたことが告げられた。
ノーマンによって行使された呪術――
それはまさしく異端だった。
一四五一年、教皇ニコラエス五世は、異端と関係なくともあらゆる呪術について取り締まる許可を与えた。シクストゥス五世は、その教書、『天地の創造主=Coeli et terrae creator』に於いて、占星術、占術、咒い、あらゆる種類の魔術を禁止している――男は説明する。それはまさしく、神父の属する教会の最高権威の決定だった。
そして、更に男は続ける。
「被告人は自分で自分の無罪を証明しない限り、有罪とされる」
「容疑、噂、密告があれば、それだけで有罪の証拠として十分であり、異端審問の前に召還できる」
――
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