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[虚ろだった焦点が一度合う──。
彼が──…母を尋問するのか…。眉根を寄せた。
此処まで来ている流れを止める村人は、何処にも居ないだろうと思った。]
…彼女はか弱い人間だ。
────それをどう言う風に見定めようと?
[医師の言葉に]
セシリア、お前の扱いはどうやら先生にとっても、犬とさして変わらぬようだ。
[セシリアに侮蔑的な言葉を投げかける]
“人狼”とは惨めなものだ――
では、先生。もし、ジェーンが“人狼”であると証が立ったなら、先生はジェーンをやはり犬のように扱われますか?
流れからは、ジェーンを“人”と見定めようと思っていますが。
先程の主との対話を作為ゆえと見て、私の出した結果に疑いを持ってくれる者もいるやもしれません。
主の考えはいかがか。
心から信じておられる……
[クインジーの表情に名状しがたい感情が浮かんだ。]
貴方がもう少し早くこの村を訪れ、セシリアと会っていたなら――
やはり同じように云っていたでしょうか?
[それは、問いかけというより茫漠とした述懐めいた言葉だった。]
先生の協力を得られるに越したことはありません。
では、詰め所で――
[ジェーンとギャドスン医師を詰め所にいざなう]
[ギラギラとした好奇の目が、激しい雨で遮られた向う側。
観客席の立場で──尋問が始まろうとする気配を、固唾をのんで見つめている。
有罪の人狼を娘に持ってしまった母親。
その母親──寡婦と縁故のある裕福な村外の男。
異端尋問官と言う非日常の存在。それまではただの風車番に過ぎなかった男。
その三者の構図を。]
[虚ろだったセシリアの目の焦点が合う──。]
お母さんの事はヴィンセントさんに頼んだわ。
もう、彼等とは別れを告げた…──。
私は人間セシリアの人生に区切りをつけた。
[雨の中、遠くにウェンディの姿が見えた。
檻の傍らには、雨に濡れるのも構わずカミーラが来ている。他の村人達に比べて、人狼に村を滅ぼされた女は肝が据わっているのだろうか──。]
私に人の心などわかろうはずがない……
[ジェーンに答えた声は、感情が籠もらず平板だった]
――人の心など、とうになくしたのだから
/*あまり、中の人発言はしたくないのですが。赤ログの話し方がガチ過ぎる気がします。表ログとの会話との落差が気になる。*/
[クインジーの言葉に、形容しがたい怖れを感じながらも、少しばかりの安堵を持ってその後に従った。
セシリアと、そして村人たちに……この先に起きるだろう出来事が晒されずに済んだことに感謝しないわけにはいかなかった。]
―詰め所―
[詰め所建物に入ったばかりの部屋に、ジェーンとギャドスン医師を案内する。
一階の入り口にほど近い部屋の窓には格子がはまっていた。
その窓には、中でなにが行われるかを見守ろうとする好奇の感情を剥き出しにした村人たちが鈴なりになっていた。]
では、先生――
よろしいでしょうか。
[ジェーン・アーチボルド。
聡明な彼女は“人間”だ──。
彼女から深い愛を受けたにも関わらず。
これから先、彼女とは人生が交わる事が無い。
ジェーンは、セシリアに取り憑いた悪魔がどの様なものであるかも知らないと言うのに、その事を理解していた。]
[そこは予想したほどは人目を排除できる場所ではなかったが、これ以上の抗議が聞き入れられるとは思えなかった。
努力して感情を表に出さぬよう答える。]
ああ。
いいだろう。
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