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[湯に真新しい布を浸し、絞ってから丁寧な動作で夜桜の血を、仁科が傷付け流れた血を拭う──。]
痛い所に当たったら言って下さい、夜桜さん。
―天賀谷自室
碧子さん、ありがとうございます。
[シーツと、そして包帯の予備があることはありがたいことだった。]
あ――
[ふと、シーツにぐるぐる巻きにされ、ぞんざいな扱いで脇に押しやられた天賀谷の遺骸のことを思い出す。
緊急のことだったとはいえ、元求婚者だった男性にそのような扱いをしてしまったことはやや後ろめたかった。
その布の塊が彼女の視界に入らないよう、位置をかえて言葉をかける。]
貴女は無事だったんですね。
皆色めきたってます。
なにが起きても不思議じゃない。
怪我をしないように気をつけてください。
藤峰さん、それは人の命を簡単に散らすもの──。
軽々しく扱わずに。
[溶けゆく雪のように零れる言葉]
[耳へ届いたか届かなかったかまでは解らなかった]
――三階/廊下・十三の部屋前――
[もう一度、同じ様な声調で呼びかける。廊下に居る儘、部屋に入ろうとはしない]
仁科さん。
先程の行動。
説明して頂けますか。
―天賀谷自室戸口
[部屋を出ようとした私に、さつきがなにやら深刻そうな面持ちで言葉をかけた。]
さつき君。
そうそう、どういうことだったんだい?
君が知ってることがあったら、教えてくれないか。
[由良が倒れる。致命傷ではあるが、まだ息はあるようだった。
望月が部屋に入ったとき、由良の隠した何ものかが、ちらりと赤い色をのぞかせていた]
屍鬼……。
いったい誰を屠ったんだ。
[ベッドの傍らで、無理やりシーツに隠されたものに近づいた]
でも…心配して下さったのね。とても…嬉しいわ。
[雲井に向き直り、寂しげに微笑んだ。]
雲井様。
私、また…一人ぼっちになってしまいましたわ。
[大河原の言葉に軽く頷き。]
まあ、危険に変わりはありませんがね。
今の
[声を落として、仁科達の方を身振りで示し]
様な事が……何時起こらんとも限りません。
[腕を、胸元を拭われる──。]
包帯を除けて拭いて頂ければ、痛いところはありません。
[かたく絞った布が、生乾きとなって肌にこびりついた赫を取り去ってゆく。乳房の近く、何かの刺青が見えるかもしれない。]
──…あたしは、先刻。
[揺れる視界──…不快に赤黒い臓腑の闇の中]
[彼女の首筋と、
その下を脈打つ正常な血管──、
生きた血の透けた肌が……──]
無性に欲しくて──…。
由良様、ぁ……。
由良様、由良様……!
[血が止まらない。
握った刀も用を為さなかった。
止血しようと傷口を押さえる。
人が人を殺すなら、私の務めを。
そう思っていた。
いざ、目の前で見るとそれは酷く。
あまりに。]
どうして、なのです……ッ
様子を見に来ただけではなかったのですか!
逃亡者 カミーラは、お尋ね者 クインジー を投票先に選びました。
[…──腐食の爪。
人成らざる──形に歪み、
長く 腐食した
どす黒い 円弧の形の────────…
夜桜の肌を引裂こうと──…して……。]
―3階・由良の部屋―
[翠の声がようやく耳に入る]
俺は、由良を屍鬼と思って…。
[ついさっきまで確信に近かった疑念は、雪のように消えていく]
[数秒、沈黙して。]
碧子さん……。
『貴女……本当に天賀谷の事を……。』
[わざとのように、軽い口調で言った。]
貴女の様な女(ひと)に、そんな言葉は似合いませんよ。
「ファムファタアル」で居て貰わなくちゃあ。ね。
[――翠の悲鳴のような声が聞こえた]
……何?
[ゆっくりと歩を進めていた万次郎は、由良の部屋へと駆け出した]
そんな馬鹿な…
今は気が弱くなってるのだろう夜桜さんの、ただの杞憂とばかりに……本当に何かが!?
―由良の部屋―
[たどり着いた由良の部屋、そこでは二人の男の死合い。
押しのけられ近づけないが、翠は二人を止めようとしている。
由良の指を落としたらしい望月の刀が、振り回されているのにも構わずに、だ]
翠さんあぶない――!
[...は近づけなかった]
離れて――!
[――ああどうして皆こうなのか?
俺は死ぬることが恐ろしい、怪我することすらたまらない]
――三階/廊下・十三の部屋前――
[部屋の外から中へと声を掛ける。礼を失した振る舞いでは有るが、已むを得ぬとさつきは自らに理由付けた。銃口を向けられた恐怖からではない。自身の存在が、何等かの影響を仁科に及ぼすのであれば、徒に刺激する訳にもいかぬとの判断からであった。
呼びかけた後、さつきは視線を暴発の被害者へと向ける。彼女にもまた、尋ねねばならぬ点があった]
――それと、夜桜さん。貴女の名――
[応急処置に加えた手当てを、夜桜/神居は受けていると気づき、さつきは其処で口をつぐんだ]
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