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[怪訝そうに周囲を観察する。]
『皆、何か違和感を覚えて居る……のか?』
[はっとして。]
施波さん。
ああ。藤峰君だったか、君でもいい。
此処に居ない人達の安否を確かめるんだ。
客室は、私が行こう。
「屍鬼を……屠る為の、刀」
[翠の決意を感じる眼差しに、動揺する。]
翠さん。君のような可憐な女性がそんなものを――
そんなものが当たってしまったら、本当に死んでしまうぞ。
本気なのか!?
[信じられない、というように首を振った。真実、この領域に閉ざされた者たちが殺しあうことになるのか――]
《パン!》
[その乾いた音は演劇の小道具が発する音以上に現実離れして響く。]
あ、あぶないっ
仁科さん。
貴女、そんなものを扱い慣れていないだろう。
およしなさい。
[私はこわごわと彼女ににじり寄りかけ――]
医師 ヴィンセントは、書生 ハーヴェイ を投票先に選びました。
[目の焦点が揺らいでいる。穢れ……天賀谷の死を長くその腕に抱いているうちに、身を危うくしたのだろうか]
[銃声]
「───っうッ!」
[夜桜の呻く声]
[―――血]
『血…』
…よ、夜桜さんっ!!
[確かに仁科の撃った弾丸が──、夜桜の何処かを掠った。おそらく腕か、肩か…──。撃った仁科にも弾丸は速過ぎて見えない。
──人を撃ったと言う実感は全く無い。だが、新しい血の匂いがした。]
[左肩を、やや斜め(内側へ45度程の角度だろうか)に貫いて。
天賀谷の血が染み込んだ床に倒れこんだ。
はらりはらりと落ちる薄紅の花のように。──。
血が滴ってゆく]
ッ!!
[銃声――硝煙の臭い――]
な、どう、して……
夜桜、さん!
[呻く声。
翠は狼狽していた。
血が。血が。また紅い。紅い。]
おい!
夜桜さん、どうした!?
[仁科の前で姿勢を崩す夜桜の肘を支えかけたが、彼女はそのままゆっくりと床に倒れた。]
夜桜さん!!
―三階→二階中央階段―
[階段を降りていると、杏と呼ばれた少女の声色が近づいてくるのが解る。そして、さつきの声はくぐもっていく。
恐らく、書斎の階段で移動したのだろう]
……全く、よくあんな薄気味悪い場所に入り込めるもの、だ……?
[刹那、違和感。]
……?
[微妙に周波数の合わない同名音をぶつけたような、微かなうねり、歪み……それは果たして聴覚の上だけのものか?
もっと根本的な「何か」が歪んでいる……そう感じたのは、果たして偶然か]
…違う、あたしは。
[──…目の前で、赤い血がスローモーションで流れて行く。
まだ、仁科に人を撃ったと言う実感が無い。
実感が無い事が恐ろしいと感じた。]
見習いメイド ネリーが「時間を進める」を選択しました
…可憐な女性だとか、そんなこと関係ありますか?
[刀持つ翠に、咎めるような声を向ける枚坂に目を向け]
誰も信じられぬようになるかもしれない今、身を守るための武器は必要だと俺も思います。
――先生にも何か、お持ちでいらっしゃいますか?
自らを屍鬼でないと認識する者になら、いっそう必要であることでしょうよ。
[何かが破裂するような音に身を竦める。
――仁科がさつきを撃った?
少なくとも先ほどまで仁科は、さつきに銃らしきものを向けていた。
音と耳の中に響く反響が終わってから、辺りを見回す。
いや、どうやら弾は――]
夜桜さん……?
[仁科の弾は彼女に当たってしまったのだろうか。
左肩から血が出ているのが見える。
此処に居ない人達の安否を確かめるべく、声をかけてきた雲井に対し]
雲井さんどうやら…安否の確認が必要なのは、夜桜さんの方…!
……嗚、せんせい。
[溢れる血を留めるように、掴んだ。
指の間から生温くて鉄臭い液体が細い川をつくっている。
激痛のために身体がカッカとし始めた。
夜桜は、歯を唇に突き立て、眉根を寄せて痛みに堪えようとする]
―天賀谷自室前―
[銃声と、倒れかかる夜桜。]
ちぃっ。
こんな時に。
……枚坂さん、彼女はお任せしますよ。
[と踵を返す。]
『此処に……居ないのは誰だ?
ああ……階下にあった名前の中で……』
碧子さん!
いけない!
[赤い染みが絨毯に広がる。私は慌てて、彼女の傍らに駈け寄る。]
失礼するよ。
[そう云って、肩口の切れ目に手をかけると、袖を引きちぎった。手早く止血する。
幸いにして、弾丸は後ろ側に抜けているようだった。動脈や骨を撃ち抜いた形跡もない。
私は急いで処置を行った。]
『男は皆、こう言った物を…──。
銃とはこう言う物なのか──…。』
[まだ幼女だった仁科の金目の周囲に、人形の様に着せたドレスと揃いの色の花弁を並べて遊んだ──あの男も。]
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