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……助けて欲しいと思うのは、
貴方だけではないはず。
[刀を持つ手に力が篭るが、
それでも抜く構えではない。
江原が笑っている。]
由良様も戦ったのですよ……?
[コルネールを見つめ]
女が戦おうとしては
いけないと仰いますか……?
ただ哀れむべきであると……?
[分からない、
うまく言葉が繋がらない。]
見習い看護婦 ニーナが「時間を進める」を選択しました
―天賀谷私室―
………。
[「……由良様は
……違った。」
翠に服の裾をひかれそのか細い声で伝えられると、万次郎は天賀谷のベッドサイドテーブルの一輪挿しに飾った花蘇芳を見ていた。
――僅かな時間のつもりでいたが、長い時間が経っていたらしい。
枚坂と言葉を交わし、どちらかといえば騒がしく耳を痛ませるような声を出していたはずの来海は、横たわる天賀谷に話しかけている。
それは静かな悲しみを湛えているようにも、万次郎には見えた。
礼を尽くしているとは言えぬ言葉で、起きろと呼びかける姿にも、今は腹など立たなかった]
来海さん……。
[翠と枚坂に視線に送る。
そして、二人の若者からの敵意を受け流し]
……どうです、一度血文字を御覧になってはいかがでしょうか?
まあ、とりあえず矛を収める、という意味でもね。
[ちらりと視線を廻らせ]
このまま此処でこうしていたら、それこそ殺し合いになりかねませんな。
―天賀谷自室―
[天賀谷がまるで生きているかの様に話しかける来海の背後で。]
屍鬼は首を切らなきゃ死なないだの、その為に刀を集めただの謂って居た位だ。
わざわざ、殺されるために集めたんじゃあ、無いでしょうな。
まあ、屍鬼の方が早かった。
さもなければ、屍鬼の強さを見縊って居たんでしょう。
お尋ね者 クインジーが「時間を進める」を選択しました
お尋ね者 クインジーは、鍛冶屋 ゴードン を投票先に選びました。
………もういい。
[止血は完全に済んだ。すくっと立ち上がる。]
貴様のやっていることは、遠まわしの命乞いだろう?
私から、貴様への情けだ。
もう口を開くな。それで貴様の名誉とかいうものは、
崩れるのだから。護ってやろう、貴様の名誉を。
―三階・由良自室
[「部屋に血文字が」というコルネールの言葉に、首を振った。此処は既に異界にして、どのようなことでも起こりえるのだろうか。
この部屋では諍いが激しさを増していた。]
雲井さん…。
[...はふぅと息を吐く]
…そうなのでしょうね。
もし単純に殺されることで死にたかっただけなら、あれほどお集めになっていた刀でご自身の首を斬れば良いのだ。
その方がよほどに早い。
やはり、屍鬼に何かを求めておられて…
だが叶うより早く、……殺されておしまいになった。
翠さん……
「人が殺した人を見るのです」
「それは人の魂を暴くも同じ」
「それこそ、斬るよりも罪深い」
[先程の彼女の言葉を心の裡で反芻する。]
『罪深くはない。そんな風に思ってはいけない――』
女だから、というんじゃない。
越えてはいけない、踏み越えては戻れない境があるんだ。
この、私がそうだったように。
[翠を嗜めるような口調で]
ええ、由良様は立派な方でした。
戦って、戦って、この理不尽と戦って、
[望月をちらりと見て]
――殺されました。
[そして、悲しげな表情で]
確かに戦おうとする心は素晴らしい。
それゆえに、貴女は賞賛されるべきです。
いえ、この私が賞賛致しましょう。貴女は御姿のみならず心持ちまでお美しい。
[そのままゆっくりと柄にかかった手に自らの手を添えて]
……ですが、貴女のような方が身を危険に晒すのは私の心が痛みます。
彼は永遠の命を望んだといえ、家の者が殺しあうのを望んではいないでしょう?
翁は貴女のことを大切にしていらっしゃったのでしょう?それだけでなく、使用人の皆を。
──三階/使用人の部屋──
[上から下まで真っ白い出で立ち。
枚坂にモダンと言われた黒い髪だけが、対比、鮮烈に。
滑るように、足袋に覆われ白い草履を履いた足を踏み出した。
由良の部屋の方が騒がしいようだ。
夜桜は、階下へと歩みを進めようとした。]
学生 メイは、書生 ハーヴェイ を投票先に選びました。
──使用人部屋…→裏庭へ──
[庭へ出る。
桜鬼と言う言葉が夜桜の口から出た所為だろうか。
裏庭と森の境界に一本だけ有る櫻の事を思い出した。]
見習い看護婦 ニーナは、吟遊詩人 コーネリアス を投票先に選びました。
[雲井のほうにゆっくりと体を向ける]
フン、そうすると何か。
天賀屋はお前たちを『殺す』つもりで呼び寄せたのか。
つまり、天賀屋はお前たちを、その……
『屍鬼』とやらと思っていたことになるな。
軍人崩れ、貴様は『屍鬼』なのか?
でなければ、何者だ? 何のためにここに来た。
私は医者だ。
医者は患者を治療するものだ。
だが、医者は同時に誰よりも多くの人の命をその手で――
――失わせるんだ。
[止血が終わった江原は立ち上がった。私もまた、ゆっくりと身をもたげる。]
[コルネールを血走った目で見つめる。]
ご覧の通り、私は丸腰でしかも手負い。
恐れるな。オキナワ戦の英雄ではない。
私は、ただの1人の男だ。
[右拳に力を込める。]
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