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[頬を打たれ、子どもの様な顔になる。まばたき。そして、ジェーンにうなづく。]
私は人狼。
貴女は人間。
お母さんは生きてください。
[セシリアは不自由な首を捻り、顔を背けた。]
見習いメイド ネリーは、資産家 ジェーン を投票先に選びました。
[この時代、高価な眼鏡を渡すと言うジェーン。それは、傍らの兵士からすれば侮蔑する事だった。売り払えば充分金になるのだ。]
長くはありません……。
ふふ…莫迦な母親ね……せめて死ぬのなら、貴方の牙によって殺されたいと願ってしまったなんて……。
[ジェーンは俯き加減で、枯れたと思った涙を落とした。
首を振る。]
小箱は隠しました。よく知る場所に。
貴方が……生きて出られるなんて到底無理でしょうけれど――後二人、仲間がいるのでしょう……?
[それ以上は何も言わなかった。]
人間の務めです……それに、人狼は憎むべきものです……私は、この村の人間として、人狼を……探します。死ぬ、その時まで。
お別れですね……。
―村の外れ、畑の脇にて―
狼っ子よォ………
化けモンふぜいのおめさんが、人間様のオレよりシアワセなンは、どおしても許せねンだわ……
けどよォ……
オレぁ、死んじまった村長さまァの言いつけ守ンなきゃなんねェからよォ、オレはおめさんを殺せねンだ……。
おめさんを殺せねェんなら………
おめさんの母ちゃんが、いなくなりゃァいいンだァ……
[ネリーは、胸に呪詛の言葉を張り巡らせ――人狼の糞尿と、性欲を仄めかす怪しげな液体でじっとりと重くなった藁を、肥溜の中にぶちまけた。]
双子 ウェンディは、医師 ヴィンセント を投票先に選びました。
医師 ヴィンセントは、資産家 ジェーン を投票先に選びました。
――昨晩/水車脇の貯水池――
《ザバァ!》
[水を拍つ音が宵闇に響いた。
水中にゆらゆらと、赤錆色の髪が広がっている。
火傷した手を清潔にし、また冷やすため水車脇の池に屈み込んでいたクインジーは、今はいつしか熱を帯びていた頭をざぶりと水中へ突き入れていた。
清涼な水の流れに心を委ね、静穏が訪れるのを待つ。
水底には月の影が落ち、揺れていた。]
[髪をぞんざいに絞り、未だぽとぽとと雫を滴らせたまま百合の根を潰す。手製の塗り薬を掌に塗った。
水車番の寝起きする詰め所にて、羊皮紙にその日の出来事を書きとめる。利き腕でない左手での記述はやや覚束ないものだったが、そのうち慣れることだろう。
やがて蝋燭を吹き消し、藁敷きの寝台へ身を横たえた。]
[熱い息を吐く。容易に眠りにつくことができそうになかった。]
………様……
[魂の言葉でその名を呼びそうになり、それは秘したる想いであるはず――と喉の奥に呑み込む。その真名は炎のように熱く、胸を灼いた。
かの人が私の指先を含んだ時、戦慄のような高揚が背筋を這いのぼった。
肩の刻印が熱を帯びる。]
資産家 ジェーンは、牧師 ルーサー を投票先に選びました。
[アストール・ルール=Astor Roul=、それが己の名前であった。
盟約を魂に刻みし日のことを、忘れたことはない。
剣を佩き、主が我がうなじを打ち据える盟約の儀を、私は誇らしい気持ちで迎えた。
主の爪が肩の肉に盟約の証を刻む。
かの人に仕えし従卒は皆斃れ、私が最後の騎士となった。
肩に刻印されしは、コキュートスを渡った儕輩の数。
主は一つ一つの魂を刻むように、そこに痕をつけた。
五筋の絆――]
「――…私はVIの数字は好きではない」
[忝なくも賜ったその言葉を……私は得難いことと押し頂いた。
それは、私に「死ぬな」とお命じになられたように思えたからだ。]
[主に賜った“5”の刻印。私は“人”としては以後、“5”を語源とした名前――クェンタンを名乗った。
この地に渡りてクインジーと名を変え、そして――
――今、ここにある。]
[人狼の再生の力にて皮膚は塞がって、常の状態であればその刻印は人の目につくことはない。
だが、皮膚の下に刻まれたその証は、魂に刻んだ盟約と同じく消え去ることのないものだった。
“人”として、どのように己を偽ろうとも、魂は主の元にあるように。]
――翌日
[主の思索に答えるべく、言葉を紡いだ。]
人狼の力を用いて殺めるべきは―― 神父 ですか。
わかりました。
私は主に“おまかせ”しようと思っています。咄嗟の折に意志が変わったとしても大過なく対応できようかと思います。
[“死者を見定める力”について、どうしてもギャドスン医師の存在を見過ごしにできなかったのは、彼が解剖に長けているのではないかと考えたからだった。
アーチボルド家でジェーンと話し、ギャドスン医師がパドヴァの大学で学問を修めたと聞いたように思うからである。ヴェネチアにほど近いその場所は東方に開かれ、先進的な学問が研究されていた。ことに、医学や解剖学で知られていた。
私は修道会の学僧から伝え聞いたその種の話と共に、ギャドスン医師についての見解を主とカミーラに伝えた。
もっとも、ギャドスン医師については主の宿る「セシリア」も知悉していただろうが。]
神父はあるいは私との繋がりを考えられやすいかとも思い、“人狼”の代わりとして村人たちの標的にもできるかとも思っていました。
ただ、神父はカミーラに目をつけているようで……カミーラが逃れるためには神父を早いうちに手にかけることもそう悪いことではないのかもしれません。
[内心、神父が主をどのように告発し弾劾するかを見てみたい好奇心もなくはなかったが、私は主の判断に委ねた。]
人として、殺める相手を ネリー とすることにも反対ではありません。
私としては、既に主に弄んだウェンディを、とも考えていました。
しかし、酷薄な身上のネリーが主の命運に同調し助けとなることはそうそうないことのようにも思えます。その見込みがどちらがまだしも色濃いかといえばウェンディであり、ネリーを優先して手にかけるというのは理に叶っている道筋であろうとは思います。
――狼としては 神父 を襲い
――人としては ネリー を殺める
今の時点で、その方針に異存はありません
カミーラ、おまえは如何、考える?
[声はそして*遠ざかった*]
―翌日・教会の宿坊―
[カミーラは現在、ベッドで眠りについていたが、囁きによって意識が目覚める。
狼達の方針について聞かれたので、寝ぼけながらもそれについて応答をする。]
ふあーあ、よく寝た。
…なになに、今回は神父を襲撃して、ネリーは処刑…で良いんだっけ…?
それについては、特に反対はしない。
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