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[カミーラは、時間が経過したことにより、身体の調子がわずかに良くなっていく。
それにより、カミーラは意識が回復した場所からついに立ち上がる。]
あ、すまない。身体が少しでも動けるうちに、私は教会の宿坊へ戻るとするよ。
それじゃ、また後でな…ネリー。
[カミーラはネリーに一旦別れを告げて、教会の宿坊へ*戻っていった。*]
[──口を塞がれた。
口内を潤していた透明な唾液が、口輪の隙間から滴る。
舌先に触れるのは、鉄のざらりとした味。
血液に似た…──。]
──…ッン。
…ぁふ。
(血が──欲しい。)
(或いは肉が。)
[口輪がウェンディの様な子どもに差し込まれた事に、驚きながら。]
[目の前の少女、ウェンディ。
彼女は何処か壊れた人形の様だ。
プラチナブロンドの愛らしい人形が、セシリアをまるで人形だと思っているかの様に、優しく話し掛けて来る。
振り返った人形は何処で手に入れたのか針を手にしていた──。]
(──…ウェンディ?)
[カミーラは、自分の頭の中を整理するように、言葉をぼやいている。]
住民達の中に紛れ込む…か。頑張って、更に多くの言葉を発せねばならないな。
う〜む…どうやって、伝えたら最良なのか…。
[今後の事を考えつつ、己の頭の中で*自問自答をしていく。*]
[プラチナブロンドが目の前で揺れ、幼い残酷さで針がおろされる。
露出した膝。セシリアの急所に──。]
──………ッ。
[口輪の中、それは声にはならない。
躯の内側に燻っている熱を、鋭利な痛みが痺れさせる。
──自らの血の匂い。]
[躯を廻る熱い血潮。
生理的な涙が零れる様な苦痛が、何故か痺れる様な快楽に変わる。
塞がれた口元からも、透明な唾液が仰け反った顎に流れる。
──『彼女』は人には分からぬ言葉で、誰かの名前を呼んだ。]
[ヴィンセントの協力で、行きに、助役を担ってくれた信徒の数名が再度ジェーンを乗せた担架を持ち上げた。
しかし、ジェーンの内心は暗澹たるものだった。]
『帰りたい……。』
[そう、強く思う。
信徒達の手によって、宿坊の方向へと運ばれてゆく。
その後、ウェンディがセシリアを無邪気に傷つけるのを知らずに。]
資産家 ジェーンは、双子 ウェンディ を投票先に選びました。
[布越しに優しくすぐる様に、ウェンディの指先が触れた。
鎖が軋む様に揺れ、セシリアは瞬きを繰り返す。
ウェンディの血で湿った指が触れる、その場所は溶けたバターの様に潤んでいた。]
──……ッ。
[声は何処へも響かない。]
『苟且の生涯、この躰。惜しむべきものなどなにも持たぬ――
魂はかのひとの元に』
[かつて己はかのひとの楯となることはできなかった。そうすると誓いながら。
その果たせぬ誓いをいつか――と追い求めていたのだ。
これは己の本懐であれば、主の軫憂なきように――
胸に刻んだ誓いの言葉を反芻していた。]
……ジェーン。
[檻の格子に背を預けていたクインジーは彼女に声をかけた]
自宅に帰るつもりがあるなら、俺が運ぼう。
着替えも必要であろうから。
[ウェンディはセシリアの潤いを見た。新しいものへの探求心。
もっと触ってみたい衝動にも駆られたが、お楽しみは今後なのか、そこまで深く追求はしなかった。と同時に、ほんの僅か、自らの身体的な将来像も思い描いたが、後々考えようと思った。
まずはセシリアお姉ちゃんだ、と。]
痛いよね。たぶん…痛いと言えないけど。私なら泣いちゃうわ、きっと。
[深々と突き刺さっている釘を力一杯に抜き、取り除いた。
引き抜く衝動、再び鉄が肉をこするる事も苦痛になるだろう。]
どのぐらいで治るのかしら?1日なのかな?それとも2日かしら? そうじゃなくて教会の大きな鐘鳴る間?(2時間)楽しみ。
[そう言いながら今度はセシリアの頭を抱き、膝枕をしながら口輪を外した。]
お姉ちゃん。これからどうするの…? 人狼って他にもいるんだよね?
神父様やクインジーさんは探しているのに必死だけど…ねえ、どこにいるの?
[無鉄砲に質問するウェンディ。だが彼女にとってはそこまで重要な事柄ではないらしい。
四肢の拘束を放置したままウェンディはもう一度、傷の具合を確かめるかのように左足の傷口を押さえ、立ち上がった。]
『此処に居るとこれ以上己の正気を保てない』
[甘い楽土へいざなうようなその声への未練を断ち切り、私は身を起こす]
お姉ちゃん、また来るわ。私、もっともっといろいろ知りたいの。人狼がどんなものなのかを、ね。
周りの人達は殺せ殺せ言うけど、私、軽はずみにお姉ちゃんを死なせたくない。
だって、私、楽しいもん。
[小さめの人形は雁字搦めの人形に語りかけ、そのまま檻から*出ていくのだった*]
……
[真意を測るような眼差しだったのも一瞬の事、そこには疲れきった中年の女性がいるだけだった。]
ええ。
……貴方は、人の心を見抜く力があるのですね…。
[薄っすらと微笑む。]
少しだけ、家で……一人になりたいのです…。
[クインジーから、僅かに目を逸らしながら。]
[従僕は『彼女』が安息の地を得て、其処で幸福な生を送る事を望んでいるのだろう──。]
莫迦だ。
私に、何処の誰の子を孕めと言うのか。
[訝しげな一瞬の眼差しに苦笑しながら]
いかに寡婦が一人住む家であろうと、満身創痍の女を手籠めにするほど餓えちゃいないさ。
心配なら、そこのギャドスン医師にも付き添ってもらえばいい。
[そう云うと、担架を担ぐ]
「一人になりたい」
[それも無理のないことであろうと思いながら]
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