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「くっ、このバカ息子。
いや、俺にはてめえみたいな息子なんぞいらん。下半身の息子だけで十分だっ!」
[拳を握るが、己の拳に今はナックルがない]
「どうりゃっ!」
[拳をかわしながら体の下へもぐりこみ、頭突きをしようと]
「今はすっこんでろ、ミッキー」
「最後の親子喧嘩中だ」
「邪魔したら、ただじゃおかねえ」
[裏返しになった悪鬼がミッキーの意識に毒づく。
それを羨むようにミッキーは受け入れる]
…けひ。すきに、あそべ。
──2F↓↓↓1F──
[メイが金属網越しに階下を覗き込んだ時、メイ自身がナイフで自らを傷付けた時の血痕が、ジュッと金属を腐食させる小さな音がアーノルドの耳に響いて来た。
(-リビングデッド-) (--操る--) (-殺す-) ※不穏だが、この世界ではある意味日常と言っても良い会話。
(-Chaos Blood-)
成る程、腐食する狂った血かと眉を一瞬だけ、アーノルドは動かす。スーツと同じく金属めいた質感を持つ瞳で、被験対象を見るようにメイをチラリと眺めた。]
まだ、子どもだが。
混沌の血にどんな花が咲くのか──。
種子を植えて<実験>してみる価値はあるかもしれない。
それにしても。
植物の武器化と言うのは、私の嗜好とはおそろしく一致しないな…。
あちら側が研究に力を入れていたのは知っていたが。
どうにも、酷い実験対象にされたもんだ。
[階下に視線をまた移しながら、僅かな嘆息。]
[アーノルドの傍には、既に部下のニコルの後に、肉塊と化した屍が4つ転がっている。(4人組の囚人だったのだ。)
ニコルの時とは異なり、一体の躯から生えた巨大な鋭利な茎が他の3つの屍を貫き、先端にえぐみのある濃桃色の花を咲かせていた。3つの屍は夫々に小さな緑色の芽を噴出させながらも、貫かれた箇所から養分を奪われ土気色に変色し、朽ちかけて──土に還ろうとしている。]
[1F/他愛のない殺し合い――血沸き躍るエネルギーの渦巻き/弾ける音/殴打/遠く遠く――失墜の感覚=グレン↓
現実の景色の喪失―― ぃ
閃光/し仔/風鈴●/蒼いライト/重いボタンを押す音/+-+-+-/ぼ●やけた横顔――/赫の肉/雨色の皮膚/ぶよぶよとした●化け物――/「そうだ/蒼い髪に白い頬に/裏切り者と―●―/冷やさ●れたバックル/無の/毛皮―縫い針―娘/青い唇/し」/として」/落と/快哉――燕尾服の男x可●愛い兎がワンピースを。/螺鈿/正十面体の――石像の/鳩/トイレの●中に変質狂的に5mmx5mmで切り刻まれた血の付いた●衣●服=それ●もまた快楽/眼窩に押し込まれた睾丸/「●please」/「Guilty」/虚/● ●
●
● ●
っぃ
――ビジョンへの侵食――紙魚のような熱////耐えられない暑さに、階段の手摺に寄りかかる――]
悪趣味だよ…エレノア。
[恨みでもなく淡々と、すでに離婚した元妻──仕事上の敵対者であるアーノルドを周到に陥れ、人体実験の対象にする事を選択した女性の名を呟いた。]
[アーノルドの白髪が元の青み掛かった褐色に戻っているのは、4体の屍から何かを摂取した為か。
アーノルドの上に大きな三角形の影が落ちる。
三階から長鉾を振り下ろし、一見無防備に背中を見せるアーノルドに襲いかかって来る者が──黒い覆面-黒い下履き-黒い手袋↓↓↓↓↓裸の上半身の死刑執行人の様相を持つ男──。]
[その間にも階下で争いは続き。
──遂にはグレンに殺されるDr.odd。
そのグレンとの会話を打ち切り、階上へと去って行くメイの愛らしくも何処かしらひずんだ笑い声────。
アーノルドが階下の光景で目を奪われたのは、しかし、]
…まさか、シャーロットッ!!
[グレンによって殺害される直前、Dr.oddがミッキーに押し付けたトランクの中身。oddが口付けた<レリア>と呼ばれたその少女は──、]
[アーノルドは振り返りもせずに、長鉾を片腕で受け止めた。
筋肉質な男の両腕の力に、重力の追加された長鉾は、当然の様に、アーノルドの腕を掌から真っ二つに割り裂いて行く。
アーノルドの血が(-未だ赤い-)が、飛び散るがしかし──メタリックグレーのスーツはその表面で、アーノルドの血を弾き、白いシャツも血を弾く。男のスーツは汚れる事の無い素材で出来ているようだ。]
[長鉾はアーノルドの腕を肘まで引き裂く。
覆面の男はスーツの内側で肉感触に満足したように長鉾を引き抜き、今度は背中側からアーノルドの心臓を狙おうと鉾を振り回す。
──その時。
二つに裂けたアーノルドの腕がブクブクと奇妙な音を立て増殖するカルスの様に膨らみ、降下して来た男の首を──まるで、肉食植物が──或いは獰猛な恐竜が襲いかかるように────一口で喰らい殺した。]
[襲撃者を食らった後も増殖は止まる事無く、鎌首を擡げてのたうつように階段を這い回る。
だが、そんな事はアーノルドには、どうでも良かった。
アーノルドの目に映っているのは、階下の争いの中のごく一部の光景。
────無惨に/バラバラの手足/鞄に縫い付けられた///可憐な少女の貌。──見間違うはずが無い。]
──…養女だったッ!
…だが、私の娘だッ!!!
[増殖し奇妙に獰猛な肉塊と成り果てた左腕の先端を右手で引き千切り、その場に打ち捨てると、飛ぶように階下へ走った。
頭部の陥没したDrの死体を鏡面のように磨き抜かれた靴で踏み、ミッキーの側に転がったDrの鞄を抱える。肘から先の無い左腕で抱えるのは難しく、右手に力を籠め胸部に鞄を押し付けるようにして、階上へ向かおうと──、
乱れる事の無かった、アーノルドの前髪がバラバラと目に掛かる。スーツは相変わらず無機質な光沢で輝いていたが、アーノルドの首筋には汗が浮かんでいた。
──前方の確認も、常よりも甘く。]
村長 アーノルドが「時間を進める」を選択しました
村長 アーノルドは、冒険家 ナサニエル を能力(襲う)の対象に選びました。
[暗澹たるじくりとした滲みがビジョンを犯し始める。全裸で踊る異国の青い女神――第三の目/ペロンとエロチックな色の滑り気のある液体で剥がす/映画フィルムが火で炙られて捲り上げられるように――**が込み上げる。
理性の顎が噛み付いて離さなかった欲望<主体>が身体の全身に広がる――禁断症状のように痙攣する指先/異様な冷たさ――を感じたような気がして、心x魂も震える――まだ本当に在るならの話。]
[手を伸ばした理由?
――水が欲しい時に理由が欲しい?
アーノルドを見上げる目=渦を巻く赫
しかし、ハっと正気付くとアーノルドが持つトランクを手放す――。]
──ハッ!
す、すまない。
[動揺している所為か、咄嗟にグレンに謝る。
片腕でバランスが悪く、鞄を再び抱えるのに苦心しながら。]
Drのトランクを――何だ、お前は。前方不注意だぞ。
――Drの後釜か。
[アーノルドに一瞬触れたかもしれないし、人と違った体組織となっている事を理解しているかもしれないが――今のグレンは強い興味は抱けない。]
後釜?
まさか…。
あれ(=Dr)と一緒にされるのは、心外だ…が、
[トランクの事を聞かれ口籠る。
何故か会社でも、被験者であったシャーロット(まだ少女であると言うのに)との愛人関係を噂されていた事を思い出し──咄嗟にどう説明したものか、迷いがアーノルドの言葉尻を不審に小さくさせた。]
(否、私は…この娘を──シャーロットを助けたいだけなんだ。)
[鞄がアーノルドの腕から滑り落ちる。血に混じって緑色の体液が左腕から滴り落ち、再生とはまた違う芽吹きを傷口の肉の隙間に見せた。
グレンに差し出された腕につかまり、何とか体勢を立て直す。]
…ああ、私はアーノルド・デ・ラ・ロッチャ。
傷口は後からどうにでもなる。
ぶつかったのはすまなかった。
…まだ、この娘は生きているんだ…ろう。
助けなくては。
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