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[…なんとなく、理解できたような気がした。
ナサニエルなら、『幽霊<レリア>』のような存在に一生気づかずに済むことが。
そして、自分にはそういうものが見えてしまうということが]
なさにえる。
れりあは、どくたの、かばんに、はいってたおんなのこ。
はんぶん、いきてて、はんぶん、しんでた。
おれたち、いま、そのこをさがして、る。
[このたどたどしい口調で、説明がどこまで通じるものか]
おれの、め、いろいろ、みえる。そういう”ぱーつ”つかって、おれ、つくられた、から。
……いきてないものも、”しるし”もみえる。
[説明はつい余計なことにまで及ぶ]
む……むうう…。
[眼をそらしつつ、頷く。]
わかった。ミッキーはもちろん、
妙なことしない限りは全力で貴様も守るぞッ!
顔が近いッ!
と…とにかく、前者についてはわかった。
とどのつまり幽霊を探しているんだろ?
[首をかしげながら。]
だが、しるし?何のしるしだ?
[妙に初心な反応に、思わず「殺し」以外の欲情が疼いた。しかし、今はそれを楽しんでいるより、少女の方が気になるのが事実だ]
とりあえず、一旦別れて中に入れる場所がないか探し、無ければ彼女を探す――。
こういうのでどうだ?
[あくまで決定権はミッキーにあると言わんばかりに、意見を述べてからミッキーを見た]
[ナサニエルをじっと見て]
いぬの、しるし。
[肉眼で見ることが出来るわけではない。ただ、”理解る”だけ]
なさにえるは、あいつら、の、いぬ、ちがう。
[『あいつら』という言葉で顔をゆがめた。
その表情で、『あいつら』が政府を示すことはなんとなく伝わるだろう]
なさにえるは、ただの…。
[しるし。
それを目で見たことはない。闇の中で、その気配を感じ取ることが出来るだけ。
政府が見出すに足る特殊な禍々しさを帯びた、そう、ミッキーすら畏怖させるほどの化け物だということくらいしか。
そして、ナサニエルは、『それ』ではない]
ただの、せいぎの、みかた。
ほっぱーますくは、いぬ、ちがう。
僕はトラックの中で会ったよ。
ドクターがとても大切そうにしてたんだ。
だからシャーロットもきっと幸せなんだろうと思ったんだよ。
【パパに愛されたこどもは幸せなこども】だって教わったから。
でも、ドクターはもう居ない。死んじゃった。
パパが死んでひとりぼっち。……僕とおんなじ。
あれ、でも。
ドクターじゃなくて、本当のパパ?
パパは死んでなくてひとりぼっちじゃ、ない?
……ぐるぐる。
ただの正義の味方って……
それ、褒めてるのか貶してるのか。
[複雑そうな表情をしているが、どうやら
ミッキーとはウマが合う気がしている。]
よし、ミッキー。私はミッキーの言う通りにする。
安心しろ、何があっても大丈夫。
正義のヒーローに任せておけって。
本当のパパがシャーロットをお外に出そうとしてるの?
パパはこどもをお外に出さないよ。
おうちで大切にするんだ。
おうちを出ちゃうこどもは悪い子なんだ。
だからお姉ちゃんは──ちがう、お姉ちゃんは悪い子じゃない。
……あれ?
[認識のずれ・矛盾の渦]
["妙な思考"に首を傾げる]
──2F 廊下──
[グレンは3階へ行った。
アーノルドは武器の飾られた壁面の棚の奥にある鏡に反射する光を見、腐食の血の女──リリスの女を探すのに、暗い1Fよりも2Fからはじめる事にした。
2Fには小分けにされた部屋が無数にある。大部屋小部屋と面積や用途も区々で、牢獄のような部屋、拷問部屋とおぼしき部屋──まるで棺桶のような反省房──食堂のようなホール。
アーノルドは無駄のない足どりで(普段から彼は無駄な動きを嫌う)部屋を見て回る。当然ように、アーノルドが通った後には、土塊、緑、狂い咲いたような花が残った。]
(シャーロットの事が無ければ、私は。)
[人間的な感情は失われつつある。
性分で植物のデータを取っていたが、短時間で元居た会社や部下達の事を忘れつつある自分にアーノルドは気付いていた。]
[忘れかけているのは、屈辱の記憶だろうか。
──────…政府の。
アーノルドの人生の長さから行けば短い。
ほんの一週間程の。
あの────、彼が此処に送りこまれるに至るまでの記憶。]
[ステラとナサニエルの発言から、自分が行動を決定せねばならぬらしいことに気がついた。
しかしこの状況下で誰を信じ、疑うべきなのか]
…こういうのは?
いうとおりに?
[ナサニエルを疑う気は、困ったことにまったく起きてこない。名も知らぬ女―ステラ―は確かに得体が知れないが、ばらばらに行動するより、戦力も多いほうが…ううん]
…けひ?
……ひぅっ!?
[グレンの言葉に明確な脅え]
[蒼髪の少女を凝視する姿勢で硬直]
うらぎった。うらぎった。あのひとが。ぼくを。
だからころした。ころしたんだ。うらぎったから。
白い噴水が赫く染まって。みんなみんなみんなみんな──
[腰に腕が回され引き寄せられ]
パパ……?
[脅えた眼で、"彼"を見上げる]
[頭を抱えて、しばし俯く。ややあって、ステラの案に頷く]
このつうろ、ひととおり、てわけして、さがそう。
みつけても、みつからなくても、ここへ、みんな、もどってこよう。
[そういいながら、ミッキーは自分が壁に残した爪あとを指差した]
あと、おんな。
おまえ、なまえは?
[廊下の対角線を見る。
珍しく不揃いな三人組──と言って良いのか、赤いスカーフの若い男と、人と言って良いのか判別し難いもの-ミッキー-
──それに。
[ グレンが言っていた、十字型のハンマーを持った/若い/聖衣の女が//////──居た。]
──あれか。
壁を壊しながら、何かを探しているのか?
シャーロットの部屋の目の前だ。
[仲間にも見え難かったが、同時に三人と敵対する可能性もあるだろう。彼等が分かれると言うなら都合が良い。──それとも。
壁に隠れながら、三人に近付いて行く。]
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