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──2F 旧研究室跡──
[置かれた眼球。
Dr.oddがメイに手渡した活性剤。
目を見開いてアーノルドは飛びつく。
眼球に対腐食処理を簡単に施したメスを入れると、デロリと白い液体が流れ出し、独特の匂いが広がった。スライスした眼球の一部と別の場所に取り分け──活性剤の混合液を。また別の器では腐食の簡単な反応実験を、三本指しかない左手も器用に使いながら、グレンの目の前で手早くこなす。]
──…これは、嗚呼。
反応は不完全だが──…可能。
使えるよ、グレン君。
[顔を上げたアーノルドは、スーパービフィズス入りと言う言葉には僅かに肩を竦め、]
50人にも満たない囚人の中に──居たのか。
…どんな人物だったのかい?
[台の上のシャーロットは。
トランクの黒い色が混じったままの斑(まだら)の皮膚は、アーノルドの記憶にあるシャーロットの姿とは一致しない。まだ、骨の再生しきらない身体は、所々が不自然な形に凹んでおり、継ぎ接ぎされた布製の人形の様に見えた。]
[そして突然出てきたナサニエルに、飛来したフランスパンと同じくらい目を見開いて...は驚いた]
……どこのコスプレマニアだ?
[どうやら、...にはその程度の認識のようだ]
[馬鹿らしい、とでも言いたそうに、すん、と鼻を鳴らす]
なんの、ため?
[警戒心を露に尋ねる。この女が油断の許される相手ではないことくらい、殺気立っていなくても判る]
ええい、コスプレマニアとか言うなッ!
[両腕を眼前で交差させる。]
見た目で、甘く見ない方がいいぞ?
正義の刃は折れないのだから。
れり、あ、さびしがっている。
じゃまする、なら。
[殺気を帯びた言葉を発したが、何故か援護してくれるかのようなホッパーマスクの発言に面食らって黙る]
──2F・旧研究室跡──
そうか……使えるか。
[一度咳き込み、]
リリムの宮に所属する奴だ――「ルシファーの慈悲の下に」――で有名な。名前は知らない。
俺と会った時には、聖衣を着て、十字が刻まれた巨大なハンマーも持っていたな。
「蒼い翅の聖母」という言葉に過剰に反応を――部外者がソレを知っているのは禁忌らしい。声は子供のようなのに肉体は成熟した女だ。
[アーノルドの言葉にすらすらと答える。
グレンは、手際いいアーノルドの作業を眺める。]
[何のためと問われ、何と答えればいいのか一瞬口篭った。
しかし、自分の目で見たものは信じるし、自分が面白いと感じたものは真っ当するのが彼女である。だから素直に見たままを口にした]
さっき、お前とそこのコスプレマニア……ああ、その言い回しで気付いた正義の味方か――の戦闘中に、Dr.Oddの死体の隣で彼を見下ろす少女の……幽霊というのか? に遭遇した。彼女は自分に向かって「私を壊して」と願いを述べた。
幽霊というか私にはわからないが、少なくとも聞いても良いと思った。
で、だ。
ここにつれてこられたメンバーの中で、私は少女の顔を見た記憶が無い。そして少女はDr.を見下ろしていた。つまりケースの中に少女が入れられていると考えてもおかしくない。だからそれを確認するために、私もケースを探している。
[尤も、無抵抗の人間を破壊したいから。という本音は微塵も口に出さない]
[ミッキーに促す。]
……どうやら私が間違っていたようだ。
この世には、正義と悪と…もう1種類いるらしい。
[マスクで表情は見えないが、笑っているような気配。]
貴様は、別の正義のようだな。
ならば同じ正義として助けぬわけには行かぬ。
それにだ…
[小声で]
久々の親子水入らず、ありがとな。
[続いて...はナサニエルに向かって――]
死してなお己の願いを他人に託す。その託された願いを叶えてあげるのは、「正義の味方」として、手助けしたくなる「正義の行い」ではないのか?
[心にも思っていない事を口にしておく。本来ならば力ずくで押していくべきなのだが、先の戦闘でアンプルを使った。これ以上の酷使は確実に死をもたらすだろうと言う判断が働いたからだ]
[足は止めぬまま女の声を聞いていた]
――おれに、は、『ころして』、と、いった。
[階段を上がっていくと、上階の明るさが目に沁みる。
光の粒子に眩んだ視界の中、レリアが見えた気がした]
れり、あ、が、かばんから、だされ、てしまう。
その、まえに。
[ミッキーの背中に合わせるように、ステラに対峙。]
確かに……それは正義だ。
だがな…
[変身を解く。]
私はオマエが、大嫌いのようだ。
[眼光鋭く]
だから、正義の味方ホッパーマスクではなく、
ナサニエル・ライダーとして、ここは通さんッ!
殺して、か。
人であれば殺す、人形であれば壊す。どちらにしても意味は同じだろう。
一応自分も頼まれた身だ。後ろからついていく程度はダメだろうか?
[もちろん、隙あらばミッキーですら殺す事に躊躇はない]
[丁寧にシャーロットを活かすための器具を取り付け直す。
鞄に無理矢理納める為に小さなで機材で代用されていた欠損パーツを培養しているが、グレンに運んでもらった女だけでは、全ての再生が正常に進むかどうかは危うかった。
(-ゴポリ ゴポ.....-)
(-ゴポリ ..-)
(-ギュルルルルルル.....-)
再生の音///すでに其処には、Drが抱えていた鞄は存在しない。幾千本のチューブとコードに繋がれた継ぎ接ぎの少女と。少女に連なる数個の培養槽。]
[アーノルドは、グレンの話に頷く。]
──有り難う、グレン君。
もう一人の腐食の血を得るために──、私も行くよ。
このままではシャーロットは、元には戻らないかも知れない。
それに、君にもあまり時間が無さそうだ。
具合が悪いなら、君が此処に残ってくれてもいい。
別にお前が許可する必要は無い。
この男本人が拒否すればいいだけのことだろう。
[但し、拒否はそのまま戦闘を意味する。爆死するのも一興かと考え直している心が、その回答に満足げに頷いた]
おまえも、れり、あ、さがして、る?
かばん、うえのほうへ、もって、いかれた。
[視界の片隅に見ていたアーノルドの姿を思い出そうとする]
すーつ、の、おとこ。
…あおくさい、におい。
[すん、と鼻を鳴らす]
ミッキーが良いなら、私に邪魔する理由はない。
[構えは解かない。]
だが、オマエが行くなら私も行きたいのだが。
どうだね、ミッキー。
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