[ヒューバートの言葉に苦笑して首を振り]あぁ、悪い。そういうつもりじゃなかったんだが。昔あった奴にそういう奴がいたんで、つい同じように考えちまった。美徳かどうかはわかんねーけど、大事なもんは一つで十分だから、俺は。まず求める、ってのはありだろうさ。……気持ちが伴うなら、ね。必ずそうならないから、俺は嫌なだけ。ただ求められても、そんなん、嬉しくもなんともない……。[最後の方は何かを思い出したかのように、苦く]