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――自室→1F――
[...は寝返りを打ち天井を見つめ、昨日の事を思い出した。あの後、皆は一体何時まで居たのだろうか――と。
昨日、あんなに食べたのに決まり良く、お腹が鳴り仕方がなく下りて行く]
…困ったお腹ですね。
[苦笑しながら下に行くと昨日とは何処か違う異様な雰囲気に包まれていた。
微かに感じる臭い――。]
…一体何が?
[...は臭いが漂う方へ*向かうだろう*]
[結局夜は眠れないまま。
昨日の今日、ざらりとした感情を胸に隠し、そのまま下へ降りようと。
ふと、荷物に目をやると鞄の近くに落ちている腕時計。本を引っ張りだした時についでに落ちたのか]
……。
[時計を手にし、暫し考え込む風。時計はその間も変わらずに時を刻む。大事そうにまたしまいなおすと、今度こそ先に風呂を、と一階へ]
―部屋―
[あまり夜は眠れていなかったのだろうか。
赤は陽を浴びて、目を開ける。
右の硝子には何一つ浮かばず、左の目には何かを思い出すような色。
昨夜、いくつも問われた答えなど、返すこともなかった。
ステラの言葉を聞いたときに、一度、目を閉じたくらいか。
とても照れたようなハーヴェイに、その様子も飛んで、くすくすと笑いながら話を聞いていた。
やがて皆が別れてゆくころに、赤も部屋に戻ったのだった。]
…だから母さんもぼくを殺さなかったのかな。
きっと、とても憎く思っていたんだね。
[それでも自分は生きている。
ぺろり、口唇を舐める。
一瞬よぎった色は、決して誰にも見せることはないのだろう。
寝台から足だけを下ろす。右の包帯は、どうやら*つけかえたようだった*]
[一階。簡単に風呂を済ませると、それをまっていたかのように腹の虫が鳴り出す。
そういや昨日は晩飯も食べていなかった、と苦笑しながら食堂へ向かう]
マスター、いる…か…?
[人の気配も和やかな雰囲気も残さないがらんとした食堂。大きな違和感を覚えながら、あたりを見回す]
――1F(現在)――
嗚呼、芳しいこの香り。
[胸の高鳴りを感じ昨夜のご馳走の場に足を向ける]
ふふふ、聞こえてくる。
女の悲しみの声が。
あはははははは。
いいぞ、もっと嘆き悲しめ。
その声がさらにご馳走を美味しくさせるんだ。
[ウラルは奴らには聞こえぬ声で]
―部屋(現在)―
ウラル?
[足を床につけたまま、聲を投げる。
しかし、その言葉の内容の意味を、理解して]
あぁ。
昨夜は、美味しかったね
美味しかった
そっか、悲しむ人がいるから、美味しいんだ。
[ようやくわかったというように]
この匂い…は…?
[嗅ぎ覚えのある生臭さ。顔を顰め、不審に思いながらも、歩き回るようなことはせず]
…。
[無言のまま、食堂を*後に*]
――昨夜――
[ルーと共にアーヴァインを訪れる]
こんばんは、こんな時間にごめんなさい。
私も宿代を持って来たのですが…。
中に入っても宜しいかしら?
[アーヴァインはこれから起こる事も知らず快く真夜中の訪問者を招き入れる]
ありがとうございます。
[ルーが中に入ったのを確認するとウラルは静かにドアを閉め鍵を掛け――]
――客室――
[浅い眠りは強い風の音で破られ、ゆっくりと起き上がって窓の外を見る]
……うわ…酷い吹雪だな、これ……っ…寒っ……
[ブル、っと身を震わせて厚手の服に着替える。
いつもならとうに暖炉に火が入り、館内が温められているはずなのに]
具合でも悪いのかな、アーヴァインさん……だとしたら少しは手伝わないと。
[そういって階下へと下りていく]
――一階・ロビー→…――
[ロビーへと下りれば、暖炉の薪は補充されたばかりで、しかしそこに主の姿は無く]
どうしたんだろ、いつもは……あれ?
[ふと見遣る管理人室のドア。
そこが開いたままで]
どうしたんだろう…?
[妙な胸騒ぎ。
ひとつ大きく息をして、管理人室に向かう]
……アーヴァインさん?何か……
[言いかけて気付く、ある筈のない臭い。
呆然と座り込むローズマリーの姿。
そして目の前に
無残な肉槐へと姿を変えたアーヴァインの姿]
……う…ぐ……
[込み上げる物を何とか堪え、ローズマリーに声を掛ける]
……一体……何が……
[返事はない。それはそうだろう、彼女にもわからないに違いない]
みんなを…あぁ、それよりも麓に連絡をしないと…
[混乱。
ただ、助けを求めようと、外へ
だけど]
――屋外・吊り橋付近――
[外は先の見えないほどの吹雪。
ほんの僅かな距離を何度も転びそうになりながら辿り着いたその先、吊り橋の支柱
しかしそこには]
……う…そ、冗談だろ?橋が……
[古い吊り橋。
強風で煽られたか…誰かが落としたか
そこには既に吊り橋は無く。
落ちた橋の行方を谷底に追い
そこに、もう一つの命の残骸を見つける]
……ベンジャミン…さん?
嘘だろ?なんで…なんでこんな…
[助けを求めたか、それとも先を急いだか
吹雪に足をとられたか
生死の確認をする術はなく]
……戻らないと……
戻れない…ここからは出られない……
帰れ…ない……?
……セシリア……っ……
[最悪の可能性を思い、恋人の名を呼ぶ]
……いや、大丈夫だ。きっと、俺達が戻らなければ捜索が来る。
それまで、待てば良い……
でも
[あの、アーヴァインの惨状
誰が
何のために……?]
……もどら…ない、と……まだ、犯人が居るのなら……
みんなに、知らせないと……
[呆然と、起きた出来事だけを脳内で反芻して
ふらふらと、宿へと戻っていく]
―昨夜―
[鍵を閉める音に、アーヴァインが不審そうな顔をしたのは赤にも見えた。
ウラルを見る。
アーヴァインを見る。
赤は、にっこりと笑った。]
…かわいそうな、アーヴァインさん。
[愉しげな聲。]
ふふふ、ボクは貴方にはなーんの恨みはないのだけれど、あの料理だけでは物足りなくて…ねっ。
[振り向いたアーヴァインの口許を抑え、異様に伸びた爪で腹部を刺し―グググッとえぐる様に。その隙間から胃袋を刺激するような香りと共に真紅の滴りが。
程なくしてアーヴァインは崩れ落ちる]
さぁ、ルー。
食べようか?
ただ、全部食べちゃうと「彼女」がわからなくなってしまうからね。
[そう言うとウラルは紅い滴りに口を付ける。貪り求める*様に――*]
うん。
食べる。
[アーヴァインの驚きに、そしてその口元を押さえたウラルに。
うなずいて、赤もその体に近づく。]
全部食べないように、
ここらへんだけかな?
[にこっと笑って、においだけでも美味しそうなそこへと顔を近づける。
ぺろと、紅が口唇に移る。
小さな、やわらかい口唇が、色づいた。]
――→屋内・…――
[呆然としたまま屋内へと入り込み、再び管理人室へ。
未だ座り込んだままの彼女には、これ以上の事は言えずそのまま立ち去って]
……どうしたもんかな、これは……
[食料は?燃料は?
そして、アーヴァインを殺したのは?
混乱が収まらないまま、ロビーのソファに座り込む]
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