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/中/
只今、暴走中。
只今、暴走中。
ルーは速やかに避難して下さい。
ホント、ごめんね。
こんなんに付き合ってくれて感謝します。
これグロなのにエロに変えて行く自分…。
――食堂――
[充分温まった身体に服を纏い。ホットミルクの入ったマグカップを洗おうと食堂へと顔を覗かせる。
その場に居る人たちに小さく礼を述べ、キッチンへと向かいマグカップを洗う。
と、昨夜の光景が目の前を過ぎり、ローズマリーは軽い眩暈を覚える。]
――昨日は…まさかこんな事になるとは夢にも思わなかったのに……。
[呟いて溜息。
そして誰かが作ったであろう料理に、視線こそは落とすものの食べる気にはなれず、そのまま食堂の暖炉へと向かい、ラッセルの邪魔にならない場所に腰掛け、ぼんやりと揺らめく炎を眺め始めた。]
――昨夜――
[ウラルはルーを部屋まで送って行くと来た道を戻り、ロビーに向かう。そこには邪魔をした奴の姿があった]
…ベンジャミンさんですよね?
[ウラルは威嚇する様な顔でベンジャミンを見据える]
「…あ…あぁ…」
[ベンジャミンは言葉少なく返事をした]
先程からボク達の後を着けていましたね?
「…な、何の事だ?」
隠さなくていいのですよ。全てお見通しなのですから。ふふふ。
[鋭く伸びた爪先をベンジャミンの頬に当て静かに這わす。
ベンジャミンは腰を抜かしながらもこの宿を出て――]
[外に出ると吹雪いている]
何処に行くのですか?
[ベンジャミンは何も言わず吊り橋に駆け寄り、足を滑らせながらもこの場から少しでも離れようと必死に。
橋の半分まで辿り着き1度振り返る]
貴方がいけないのですよ?
ボク達の秘密を知ってしまったのだから。
[鋭い爪でロープを1本1本切り落として行く]
――Arrivederuci.
[そう言って最後の1本を切り、ウラルはルーの紅が付いた包帯を風に*乗せた*]
[...は暖炉前でぼんやりと燃え盛っている炎を見つめる。
こんな時に役に立てずどうしたらいいのかも分からず此処に座り込んでいる自分。
ローズマリーに声を掛けたくとも在り来たりの言葉しか思いつかない。
「神」が…と思うが「神」は一体何をしてくれるのだろうか?
今も…昔も…何をしてくれたのだろうか?
そう尋問自答しても答えが見付からない]
…一体どうしたら?
[長時間暖炉前に居た所為か喉が渇いたのでキッチンへ――]
――暖炉前――
[ゆらゆらと燃え盛る炎を見つめ、思うことは何か――ローズマリーは、ただ溜息ばかりを吐いて逡巡する思考を持て余していた。
ステラが食事中に口にした、狼の話。それが亡きアーヴァインの口にした人狼と合致するならば、おそらくこの宿泊者の中に人知れず紛れ込んでいるのだろう。
しかし――]
誰かを疑わなければならないなんて…残酷すぎる…。
[思いに押しつぶされそうになる心を支えるかのようにぎゅっと膝を抱かかえ、身を硬くする。
そしてふらりと立ち上がりキッチンへと向かうステラの姿を見て――]
彼女なら…信頼…できる?
[慰める為に神の教えを引っ張り出してこなかった優しいシスターの後姿に自問自答を繰り返す。]
[蛇口を捻ると勢い良く水が流れ出し...は近くにあったグラスに汲むと止め、それを呷る]
……ふぅ。
[一息付くとグラスを濯ぎ、再び暖炉前に戻ろうと見るとローズマリーが先程の自分の様に身を屈めていた。
...は何も言わずローズマリーの背中に手を伸ばし撫で]
…無理しないで下さいね。
[ただそれだけを言うとローズマリーの傍に座る]
――客室――
[与えられた部屋のベッドの縁に腰掛けて、じっと恋人の写真を見つめて]
ごめん、セシリア。ちょっと帰りが遅くなるよ。
君の誕生日までに戻れると良いけど……
戻れるよな?
[ぽつり、呟くのはやはり不安だからで]
戻れるさ、これ以上何もない……橋さえ戻れば。
待ってて、セシリア。戻ったら真っ先に会いに行くから。
[そう囁いて写真にキスを落とし、胸のポケットにしまって]
下に行くか。
誰か居るかもだし。
[一人では不安、だなんて子供じゃあるまいし、と否定しながら]
[戻って来るなり傍に来て、背中を撫ぜるステラの仕草に、無防備な表情で顔をあげる。]
……ありがとう…ステラさん。
[小さく礼を述べて。微かにだが笑顔を滲ませる。そして、何度も躊躇いがちに視線を彷徨わせて居たが。
思い切ったように会話の口火を切った]
あの…ね、ステラさん。ちょっと聞きたいことがあるんだけど――
[誰かの足音に耳を傾けていたが急に声を掛けてきたローズマリーに反応する]
…はい、何でしょうか?
[視線をそちらに向け微笑む]
[柔らかい微笑を浮かべたステラに、どこか安堵したように表情を和らげ]
あのね、一昨日夕飯をご一緒した時にチラッと話していた…狼の話を…、もし詳しく知っているのなら教えてくださらないかしら?
ちょっと気になることがあって――
――一階・ロビー――
[階下に下り、食堂のドアに手を掛けようとして、中からの話し声に気付く。
ローズマリーの声はどこか切迫していて、まるで秘密の話でもするかのようで。
そこに踏み込む事も出来ず、ロビーの椅子に座って耳だけで食堂の様子を伺っている]
…狼の話ですか?
ごめんなさい。
私が知っているのは何もないんです。
ただ、出掛ける間際に牧師様にそう教えていただいただけなので、どう言う者かとかまでは…。
お役に立てなくてスミマセン。
[視線をローズマリーからずらす]
[扉の向こうにある、人の気配には気付かず。
ステラから返された言葉には、ほんの少しだけ落胆の色を滲ませたため息を吐いて――]
そう…ううん、気になさらないで?わたしの方こそごめんなさい。急に変な話を振っちゃって…。
――ただ…アーヴァインさんが…人狼にって言っていたから…何か手掛かりになる事があればと思っただけだから…。
[申し訳無さそうに視線を伏せるステラを気遣うように首を横に振って。
最後の言葉は独り言のように呟いた。]
[肩をがっくり落とすローズマリーを横目で感じながら]
…ローズマリーさんの気持ちは分からなくはないの。
[息苦しくなる胸元を掴み]
…私も…昔…愛した人を狼に…。
…ただ、私はそこには居合わせて居なかったから。
弔ってあげる事すら出来なかった…。
でも、ローズマリーさんはちゃんとアーヴァインさんを…辛いかもしれませんが…。
[悲しげだけれども心配させない様な顔で微笑む]
――自室から一階へ――
おれが元気に笑うだけでも、他の人の支えになると思うから、か。
[おっと一部を除いてと、呟くナサニエルは口許で薄ら笑っている]
気ぃ遣わせたかな…でも。
[嬉しいこと言ってくれる、と、空の食器を手に降りていくナサニエルの様子は、幾らか落ち着きを取り戻しているようだった。
自室を出ると、階段を降りて行く]
ま、今おれにできる事って言ったって…食べ終わった食器を、片付けることくらいだろうけどさ。
[食堂から聞こえる声に深く溜息を吐く。
想い人を喪くした二人に自分の想い人を重ねて]
……大丈夫。きっとまた会える。
人狼じゃない…あれは違う……。
[膝の上で組んだ手は、それでも震えて]
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