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[長髪の使用人が、紅茶とミルクを運んできた。
……それをいつまで楽しめるかも、今は知らずに。]
ありがとうございます。流石に名だたる名家ですね、素晴らしい紅茶だ。全てにおいて抜かりはありませんな。
……このように奇妙なこととなっても、日々は変わらずに在りたいものですな。
[そう呟いて、ティーカップに口をつける。
が、]
……なんですか、この音は?
[腐っても楽師である。その耳は微かな金音のような響きを捉えていた]
また、いつぞやの幻聴というやつですかね?
この場所……
そう……貴女はどんな話を識っているんだろうね。
たわいもない話だよ。
死人が黄泉がえるとか、動き出すといった話は……
[その声はひどく乾いた響きだった。]
「――振り返ってはいけない。振り返ると死人が――」
[旧い記憶が囁く。
だが、仁科は天賀谷に語りかけていた。
私は、ゆっくりと振り返る。
そこには部屋を出た時そのままに静かに横たわる十三の姿があった。]
どうしたのですか。
其の刀。
お前は――何を呼んでいるのですか。
[不吉な耳鳴りのように
小刻みに震える鍔鳴りは食堂に響いた。]
幻聴でしたら、
皆様の耳に届く筈が……ありませんでしょう。
[コルネールの言葉に小さく呟き、
視線は刀に注いだままで。]
(ふぅ……)
[なぜか感じていた緊張の糸は急に途切れ、私は虚脱したようにその場で息をついた。
眼鏡を外し、眼鏡拭きで丹念に拭う。
少々疲れているのかもしれなかった。
彼に死の予感を感じるとは。]
……?
[水を飲んだ望月が、空を見やって呟いた後耳を押さえ始めた。
失礼と知りつつ怪訝な表情でそれを見てしまい、加減が悪いならば枚坂先生を探し来て頂くべきだろうかと考えていた矢先のことだ。
妙な音が響く]
一体何を……?
[どう見てもそれは、望月の持つ刀から発せられている。
この場で刀を抜くつもりだろうかと、思わず慄いた。
だが気付くまで所持する本人までもが辺りを見回していたのだから、彼の意志で鳴らしているわけではないと思い直す]
刀が勝手に……動いているんですか?
[屋敷を閉ざすかのような赤い光で空に輝く月も奇妙だが、今目の前で起こっていることも奇妙には間違いない。
心もち後ずさり警戒しながらも、注目は続ける]
[背を駆け抜ける悪寒がある。しっかりとどめておかねば今にも刀が鞘走るのではないかという、意味も無い恐れもまた]
止まれ。
[その声は必死だった]
……落ち着け、落ち着くんだ。
[誰かに言い聞かせるかのように言う]
誰か。
は?
[望月の声に面食らいつつ、
鍔鳴りは更に大きくなっていく。
これは拙い。
拙い気がする。
大きく息を吸うと]
失礼します!
[傍にあった硝子のコップを取ると、
望月に向け水を―――]
[其の時、唐突に天賀谷が眼球が零れんばかりに目を見開き、身体を起こした。枚坂が繋いでくれていた医療設備に天賀谷は気付く事も無く、強引な動作で、幾つかの管がブチリと音を立てて外れた…──。]
[皆から江原と呼ばれる男の嘲笑に、嘲笑を返しながら]
はて、私がいつ喚いたとおっしゃるのでしょうか?
喚いているのはむしろ、あちらの刀を持った青年では?
いやはや、音楽などをやっておりますと、こちらには敏感になるものでしてね。アレが聞こえないという豪胆さには感じ入るものがございますよ。
ほら、あちらの女性もそう仰っているではありませんか?
[あくまでも、柔和なままに。
そして、視線の先には]
……水もしたたる、というには冗談が過ぎますか、ね。
[2人の女性から水をかけられようとするサムライ]
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ…!
[鍔鳴りを押さえ込もうとする望月に向け、ザバリ、パシャリと水がかけられる。ものの見事に濡れ鼠]
……カタカタ、…カタ。
[望月は濡れた絨毯に座り込む]
……ふう。
[鍔鳴りは止んでいた]
逃亡者 カミーラは、医師 ヴィンセント を投票先に選びました。
逃亡者 カミーラは、学生 メイ を投票先に選びました。
[天賀谷はそのまま寝台から転げ落ちそうになり乍ら、しかし、寝台から無理矢理に降りる。取り憑かれた様に、書斎へ繋がる階段の方へ──…二階へ行こうと言うのか、蟲の様に這って行こうとする。]
…完成させねばならん。
[扉の傍の来海の声は勿論、仁科や枚坂の姿すら視界に入っている様子は無い。やはり、倒れる前と同じく、何かに取り憑かれた状態の様に見える。]
アマゾンの説話なのだが、川を巨大なアナコンダが遡り、
5種類の人間になったとされる。
首長、シャーマン、戦士、楽師、奴隷…
………これは実際の社会秩序の順なのだが。
[コルネールの方も見ようとしない。]
貴様は楽師か。なるほど、楽師とは卑しき身分よ。
[もはや彼とは話すことはないとばかりに、
望月の様子を*凝視している*。]
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