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……………。
[翠の質問に答えず、沈黙が続く。]
…誰が屍鬼かもわからぬ状況のようだな。
こうして話している私がそうかもしれないし、
私にとっても、君がそうであるかもしれない。
もしや君が懇意にしている人物が……。
どんな選択をするにしろ、後悔のないようにな。
[くるりと後ろを向く。]
私は天賀谷氏に詫びねばならぬことがあったのだが、
今となってはもう叶わぬことだ。
[ゆるりゆるりと自室へ*引き返していく*。]
『夜桜の声に甘えてしまえたら』
[そんな思いを振り払おうと声を上げる]
……施波さんも仁科さんが、首も落としてくれるのか……?
屍鬼になってしまったものの首を、あるいは、この異形の空の下、死んでしまった人間の首を落としてくれるのか?
[運命を信じ込んだ男は狂おしく呻く]
施波さんは刀の扱いに長けていると聞いた事はございません。仁科さんは、刀に触れた事もなきか弱き女でしょう――。
あたしは、
必要なれば、包丁でも鉈でも使います。
望月さま。
[はっ、と息を飲む。
江原の声はとても静かで]
……っ、わかって
……分かって、います。
[声が震えた。
刀を握り締める。
背を向けた江原が紡いだ言葉に、翠は問いを返す。]
……詫びる事……ですか?
旦那様に、何を――
[返事はない。
江原は歩み去ってしまう。]
[扉は開いたままだ。
望月は天賀谷の首を抱えている。
──仁科が走っている間に…既に、事は成されたのだ。]
……あ。
[其れを理解した瞬間。体内で潮が引いた様に感じた。
追って来る碧子の声にも漸く気付く。]
「首を斬りましょう」
[その言葉がじわりと身に染みてくる。
濡れた瞳を魅入られたように見つめて、望月はこくりと*頷いた*]
──三階・天賀谷十三の部屋前──
旦那様は…。
……此れで屍鬼にならずにすむ。
[溜め息の様な低い声。
天賀谷の事を知りたいであろう碧子にも、説明をせねばと思う。]
――二階/廊下――
[水盤の許に辿り着いたさつきは其の傍らへ屈みこむ。レースの手袋――ワンピースと同じく、黒であった――を外し、そっと水面に差し入れる]
『いまひとたび、想う者の姿を――真実の姿を――』
[無想の儘に水鏡を観じた先の折とは異なる念を籠め、緩やかに掻き動かす。方位磁石が磁北を示す様を連想した。観ずる者の名と姿を思い浮かべ、心に描いた磁針を其方へ向ける]
『示されるのは――北つ枕の赤か、其れとも人の白か。
仁科、さん――』
……そんな……っ!?
[驚愕の声がさつきの唇を衝いて出た。思わず腰を浮かしかけ、だがもう一度、確認とばかりに手をかざす]
……嘘、もう、一度……。
[目を閉じて深呼吸をする。あたう限りの平静さを集めて動揺を打ち消し、鏡面を回復した水盤へと再び手を差し入れた]
……そう……そうなら、仕方ない、わね……。
書生 ハーヴェイは、見習い看護婦 ニーナ を投票先に選びました。
―二階/書斎―
[階上から聞こえた声にはっとした様子で、立ち去っていく江原を追い越す歩調で三階に向かった。
廊下を、人の気配がする方へ向かうと、そこには血に塗れた仁科と、首を抱えた望月が……。]
落ち着き給え。仁科君。
[取り乱した様子の仁科に、声をかけた。]
あたしは何故…──此の様な場所で。
…苦しんで居るのだろう。
[泣きそうになり乍ら、必死で目を凝らす。
現実世界の仁科も粘液質の不快な闇に居る様な感覚を味わっている。]
……………。
[現実世界と異界の景色は混じり合い、仁科の視界はゆらゆらと揺れる。──目の前で、夜桜と望月の姿が水面に映った幻の様にユレテイル。]
…アァ。
見習い看護婦 ニーナは、逃亡者 カミーラ を能力(襲う)の対象に選びました。
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