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森に半ば隠れちゃいますが、お天道様と一緒に真っ赤な薄気味の悪い月が…──ね。
[枚坂の横に並び、]
自分は、此処に勤めて非情に長いと言う訳じゃあ有りませんが。旦那様がずっと不死と屍鬼を求めていらっしゃったのは、昨日の今日で…合点が行く部分が有るンです。
お客人方や他の者の話を聞くに。
とうに無駄と言う気もしなくもなく、おそろしいのですが、十三様が一体、屍鬼をどうしたいのか…。
問い正しいたく。
麓の村につい最近、屍鬼が出たと──。
人死にが有った話を詳しく旦那様に伝えた、自分の責任のとしても…。
[十三を覗き込む。]
――二階/食堂→三階/自室――
[挨拶を返すコーネルへ、不躾とは思いながらも口早に云う]
すみません、先生。
父から言い付かった用件を、すっかり失念してしまって――杏は残しておきますので、御用がありましたら何なりと、此方へ。
叔父様の部屋に居ると思いますから、では、失敬!
[バタリ、と音を立てかねない勢いで自室の扉を閉めた]
『失敬、なんて。子供の頃読んだ探偵小説みたいな――ふふ』
[緊張したことの反動か、妙に可笑しげな気持ちを感じながら、荷物を収めた――半ばは出されていたが――鞄を手に取った]
[来海は使用人をつかまえると水を持ってこさせ、勢いよく飲み干した。そして枚坂のほうを向き直って尋ねる。]
枚坂といったか、お前。天賀谷の様子はどうだ。俺はあいつに話があるんだが、面会はできるか。
農夫 グレンは、鍛冶屋 ゴードン を投票先に選びました。
不死を求めていた……
奇妙な話です。
いや、社会的な成功を収めた人なら、誰もが思い描く夢なのかもしれないが。
でも、貴女の口ぶりを聞くと、もっと深い理由がありそうだ。貴女は何か識って――?
[私は天賀谷氏と彼女から視線を背けたまま、言葉を紡いでいた。酷く頭が痛かった。
この場所には、忌まわしい気配が満ちている――]
[足早に去るさつきの姿に内心苦いモノを感じながら、軽い会釈をする]
『全く、この私を無視とはどういう了見だ小娘が……』
[それは、恐らくは嫉妬。]
さて、杏さん、でしたか?
あの様子ではさつきさんはもう大丈夫なのでしょうね。
しかし、あのように衰弱なされた天賀谷老に御用とは、果たして何なのでしょうか……
―食堂―
[今更ながら水を飲んだ。汗が冷えてしまって、肌に張り付く服が少し気持悪い]
今が昼なのか夜なのか、分からん空だねえ。
[外を見やりながら誰にとも無く呟く]
カタ、カタカタ、カタ
[耳を押さえる。ああ、また鍔鳴りの幻聴が]
カタカタカタ、カタカタカタカタ、カタ
『もうだまされないぞ、大体刀など食堂には飾られていないのだ』
カタカタカタカタカタカタカタカタカタ……!
[しかしその音はやがて食堂に居合わせたほかの客の耳にも届くだろう]
―2F食堂厨房―
[食器を綺麗に片付けながら声を聞く。
昼なのか夜なのか分からない空。
西に紅い紅い月。]
ええ、
そう―――ですね。
朝からずっとああだから……。
[窓の外を見る。
皿を取り落としそうになって慌てて掴んだ。]
医師 ヴィンセントは、吟遊詩人 コーネリアス を投票先に選びました。
医師 ヴィンセントは、鍛冶屋 ゴードン を投票先に選びました。
――三階/自室→十三私室――
[其の手紙は、十三叔父に面会した時、必ず直接手渡すように、と父から念押しされていた物であった。間違いなく本人の元に届く事を必要として、さつきに送られてきた物であったのだろう]
……忘れて、た……うち。
……倒れはって、読んで貰えるんやろか……。
[不安げな呟きが唇を衝く。さつき一人しか居らぬ室内に、其の声は吸い込まれていった。それでも立ち上がって鏡に向かえば、映り込んだ中には明確な意志を宿した娘の姿があった]
……もしかしたら、目覚めていらっしゃるかも知れないじゃない。
……他の皆も、起きている様子だったもの。
[だが、さつきのつたない希いの言葉は、十三の部屋へと足を進めるほどに、春雪よりも儚く融け失せてしまうのであった――]
地震?では、なさそうだ。
[望月は食堂の壁を見回す。円月刀や甲冑の類はあるが、鍔が鳴る様な本式の日本刀は見当たらない]
これは……。
[はっとした。その鍔鳴りの音は、望月自身の持つ刀から発せられている]
[夜桜が食堂へと入ってくる。
手早く申し付けられた仕事を終わらせたらしい、翠もだ。
退出したさつきを見送り、それから入れ違いのような形で中へと入ってきた彼女に先生と呼ばれている男にも頭を下げた]
紅茶と…
[――ミルク。
新聞と牛乳を配達する鳶口少年は来なかった。
いつかは無くなってしまうかもしれないが、今はまだあったはずだ。
常に柔和な雰囲気を醸し出していると見え、それでいて異国風な面立ちの中の硝子のごとき碧眼が、時に人をひどく見下しているようにも見えてしまうのは気のせいだろうか。
…だからそんなシロタに、完全に新鮮なものではないと、さつきの師ならば肥えている舌を満足させられずに文句を言われねば良いがと思いながら、盆に載せたそれらを杏と呼ばれるメイドと話す彼の邪魔にならぬよう静かに運んだ]
…お待たせいたしました。
[枚坂が不自然に目を背けたまま語る事に気付いた。
帽子の奥から枚坂をじっと見つめる。]
『医者先生には、もしかして旦那様に死相が見えるのか…。
あたしでも何か不吉を感じる程だ……奇妙な話じゃあ無い。』
細かい話は分からぬのです。
自分には学が無いモンで…。
只、この場所をわざわざ選んで別荘を建てた事、水鏡を求め此処へ籠る様になった事、麓の村に屍鬼が出た──このタイミングで招待状を出した事。
…全ては偶然では無く。
[十三は動かない──未だ眠っている様に見える。
…──掠れた声で。]
何を考えてらっしゃるのです、旦那様。
鍔鳴り……?
[眉を寄せ、一歩厨房から食堂へ歩み出る]
望月様、其の刀―――
[翠の眼が見開かれる。
此の刀は、鳴いているのだ。
血が騒ぐような。]
[ぎょっとして思わず鍔の辺りを手で押さえる。しかし、いっかな音は止まらない]
なんだ、どうしたって言うんだ。
[思わず口走る。こんな鍔鳴り、まるで妖刀ででもあるかのように……]
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