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ほう……そうかいそうかい。
セシリアに会いたいか……。
[ジェーンの顎を、威圧的に握る。]
俺も鬼じゃあねえ。人並みの情けってえのはある。
いいぜ。犬ッころの娘に会わせてやんよ。
ただし……
[見張りの若者に、促しナイフを転がす。]
そのナイフで、てめえの右目ぇ突いたら会わせてやんよ。
妙な気ぃ起こすなよな?
[彼の背後には、屈強な男たち。]
―宿坊から広場への移動―
[カミーラはクインジーによる案内を受けている。彼女はこの時、人狼対策として若干の荷物を所持している。
銀で出来たナイフ1本と複数の様々な銀製品である。]
―広場―
[広場につくと、身なりのいい見慣れない男が檻のそばで中を覗き込んでいた。]
おや……
失礼だが、誰だい?
村で見かけたことはないな……
[栗色のやや長めの髪は真ん中で分けられ、貴重品である眼鏡をかけている]
―村長宅/納屋―
[ノーマンの足に縋りつこうとした行動は若者によって防がれた。代わりに投げられたのは一振りのナイフ。]
ぁ…ぁぁ……。
[歯を食い縛り、溢れる涙を止める事は出来ない]
――本当に、右目を突けば……セシリアに会わせて頂けるの?
[唇が震え][蒼褪め][男達の影の中で呟く]
[目の前の男に見覚えがあった。
「喋れるのかね。君は。」と言う言葉から察するに、彼はセシリアの事を記憶していないのだろう。セシリアは続けようとした言葉をのみ込み、ヴィンセントに頷いた。]
あーあ、本当だ。
[いやらしい笑みを浮かべながら、見る。]
俺ぁ嘘はつかねえ。まあ、信じるも信じねえも
ババア…てめえ次第だぜ?
[カミーラを振り返ると、所持品を気にしている様子に見受けられた。目は油断なく周囲に配られている。
人狼によって滅ぼされたという村で彼女がどんな経験をしたのか。
そのどこか張り詰めた気配から、彼女の語った過去が手触りのある実感として伝わってくるようだった]
―村長宅/納屋―
はぁ―――はぁ―――ふぅ―――
[歯がカチカチと鳴る]
セシリア。
[右目にナイフを合わせ、だが刺せない。セシリアへの気持ちと自傷の恐怖が”未だ”拮抗している。ぶるりと身が震え――]
[檻の中で不自然に固定されている身体の、さらに俯いた顔から表情をうかがうのは難しい。
だが、セシリアはわずかに頷いたようだった。]
アーノルド氏によれば、君は素手で鉄格子が壊せて、もちろん人もばらばらにし、取り押さえる時に出来た傷もすっかり消えるという信じられない芸当ができるそうだが。
[震えている様子を、嘲笑する。]
アーハッハッハッハッハッハッハ!!
その様子じゃあ、ビビって突けねえようだな。
[冷徹に見下ろす。]
てめえのビビりのせいで、娘に会えねえわけだ。
[風に乗って、広場の方角からセシリアの「檻」の方へ。
嫌な匂いが漂って来る。
黒衣を纏い旅人の風体をした女が、クインジーと共に檻に向かって来る事に気付いた。カミーラだ。]
……銀。
それも血のにおいの痕跡のある。
[呟きかけて首を振る。
カミーラがやってくるにせよ、セシリアが檻から動く事は無いのだ。]
―村長宅/納屋―
[ぐ――]
[その言葉が引き金だったように、ナイフを突き刺した]
ぎゃぁああああああああ
[納屋の外へも漏れ出す悲鳴]
ぁ、く、ぁああああ
ヴヴぅアアアアアア…ぁぁぁぁぁ、ぅ、ぅ、ぁあ、ぁぁあああおおおおおおお
ぉぉ、、おぉぅ…… ぉ、ぉ、ぉぉお
[痛みで身体が痙攣している]
[首筋を流れる一筋の川][悲鳴が耐え切れない唇]
ぁ…はぁ、ぁ、ぁ、…はぁぁ、っあ
[紡ごうとした言葉は苦痛の声に――唯、還元される。]
お願い………ぃ………ぅふ、すっ…はっ、はぁ……はぁ、あ……シリア。
[絶え間ない呼吸音]
―檻の傍ら―
[クインジーは修繕した椅子を檻の傍らにまで引き出す。
檻の中の少女に執心の様子のこの身なりのよい男性の言葉を聞き逃すことのないよう、耳を欹てている。
肩から提げた袋から羊皮紙を出し、記録をとりはじめた。]
[カミーラは辺りを軽く見回してみた。檻が1つある。檻の中には少女が一人入れられているようだ。ついでに檻の近くには眼鏡をかけた男が一人いた。]
…これは一体…!?
[そう思いつつ、カミーラは檻に近づくことにする。]
[ヴィンセントになんと答えて良いのか迷い、もう一度俯く。彼は忘れているかもしれないが、セシリアはヴィンセントに本を借りた事があった。
数秒してから顔を上げ、不自由な首を少し傾け、淡い微笑を浮かべて言った。]
学門的な好奇心で、わざわざこの村まで?
ヴィンセントさん…ですよ……ね。
[今度は聞き取れる程度の小さな声で、]
人狼の力が見たいならば──。
…檻に入って、私の目の前にいらっしゃれば分かります。
もしくは、誰かを此処に放り込むか。
銀、と言ったのかな?
君は本当に、銀が苦手なのかね?
銀は鉄よりずっと曲げやすいはずなんだが……。
確かに君はまだこの鎖を引きちぎっていない。
君が鉄の格子を曲げたのが事実だとすれば、そういう事になるが。私は、単なる迷信は信じない事にしているんだよ。
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