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あァん、兄貴?
[ピクッと反応する。勘のいいものならば、
やや不審な反応に見えたことだろう。]
ああ、あの教会の手伝いにでも渡しとくよ。
[話を逸らすような風に。]
――さて
セシリア。話してもらおうか。
何があったか――を。
[クインジーは檻の方へ向かいなおる。
卓につくと、調書を手に取った。]
[聴衆はクインジーの演説に対して基本的に好意的な感情を抱いているらしい。 ウェンディはまるで理解の出来ないものであったが。]
セシリアお姉ちゃんが人狼だって事よね。じゃあ何かを発見したのかしら?
―広場―
[ネリーは、敷き藁と小さな肥桶を持って、広場に現れた。]
[朗々と響くクインジーの声と、それに聞き入る観衆の姿。だが、ネリーにはその意味すら分からない。かろうじて――]
『ああ、かみさまのおはなしかェ…』
[――と理解するにとどまるのみである。
だが、故郷の父母が彼女に贈った数少ない教え――「かみさまのお話の時は、静かにして、ちゃんと聞くようにな」という言葉――にきわめて忠実に、ネリーは檻の裏側で、黙って立っている。]
そして私が持っているこの聖なる刃で、
邪悪な貴様らを…絶つ!
[カミーラが現在持っている愛用のナイフの材質も、袋の中身と同じく魔を退く効果を持つ聖銀である。
だが、その刃は…これまでの旅で切り捨てた幾多の魔物や、少数の無実の人間の返り血によって、
聖なる力を使い果たしてしまった。
したがって、今では愛用のナイフは知らず知らずのうちに、既に禍々しく穢れている。]
――神父
勝手に始めてしまって申し訳ありません。
[ルーサーの姿を見いだし、声をかける。]
神父もセシリアにお聞きになりたいことがあれば、どうぞ。
[ウェンディはネリーの姿を見つけた。ネリーは少し離れた所で立っているので、私が今こそこそ――ちょろまかと動けば摘み出されるかもしれない。
ネリーに事情を聞いてみたくなったが、そこはぐっと押しとどめてクインジーの演説を話半分に聞いていた。]
実の兄貴の葬儀なのによ、俺ぁ出れねえんだぜ。
あの神父めに、教会の敷地への立ち入りを
拒否されちまったからよぉ……。
[兄貴を殺された不幸な弟を印象付けようと。]
そ、そうだったね。
ともかく私はアーヴァインに会ってこよう。
ではいずれ。
ああ。忘れるところだった。
それを使う時はぜひ知らせてくれ。
[あわただしく出て行った。]
[幻聴がハッキリと聞こえる。カミーラはその声をかき消すようにこう叫んだ。]
ええい黙れッ!これ以上私を惑わせるなぁッ!
…くっ、こうなったらあの檻の奴を…ッ!!
[カミーラは檻の中にいる人狼の少女をナイフで切り刻んでやろうと思った。]
[ウェンディなりに、かなりの時間粘ったが、結局クインジーや神父様の演説は最後まで理解できなさそうだ。ウェンディはとうとう直接聞きいる事を投げてしまうことにした。
小足で人混みを掻き分け、ネリーのそばに寄った。]
ねねねねね、ネリーお姉ちゃん。セシリアお姉ちゃんどうなるの?
[ウェンディは小声でネリーに尋ねた。肥桶等にはあまり気づいていない。]
[声を掛けられ、ルーサーは顎に当てていた手を降ろした。
海が割れるように開いた人垣の間を、クインジーを見据えてゆっくりと近付く。]
……私から付け加えることは何もありません。見事なものです。
[頭を回して檻の中のセシリアに視線を向ける。]
[近付いてくるウェンディに、ちらりと視線を送る。]
さァ………オレにァ、わかんね。
ただ……あのクインジーとかいう御方がよォ、あの化けモンをどうにかしようとしてンじゃねェかなァ……
村長さまァがしたみたく、「ずんもん」でもすンのかなァ………
[ぽつりと呟いた。]
[ネリーが自分の事をオレと指している事に驚きつつも、のべつまくなしに聞くウェンディ。
一応、聴衆が皆聞き入っているので、自分だけ派手に動くのもまずいのか、視線を檻に向けながら話す。]
「ずんもん」って何?
[恐ろしいものである事はつゆ知らずに。]
長話は、オレにァわかんね。
ただよォ……そこン藁を、換えさせてくんねェかなァ。檻ン中、くさくてたまンなくなるぞ……。
見習いメイド ネリーが「時間を進める」を選択しました
さて、人狼や悪魔は狡猾にして、容易にその尻尾を掴むことはできない。従って、推定の根拠=インディキア=が確認できれば、拷問によって罪を認めさせることが必要になる。
セシリア。
今のうちにすべてを自白してしまうことだ。
罪を認め、残りの人狼をすべて告白し、神へ悔悛したまえ。
お前が無罪放免となることは最早あり得ないと思っていい。
そうすることが苦しみをまだしも少なくする唯一の方法だ。
[酷薄な響きの言葉が彼女に突きつけられる。]
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