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[本来なら激痛――二度だろうが三度だろうが痛みがない事は変わらない。メイが驚くように、グレンもまたそれ以上に混乱していた。]
おい…待て。俺の質問に答えろ。
[同じく体勢を取る――こちらは逃げるために。腐食したパンを掴むが、何にも――痛みは感じない。]
……ビフィズス菌と、僕の血。それからドクターに貰った賦活剤。
怖い。怖い。怖い。殺さなきゃ。殺さなきゃ。殺される。嫌だ。怖い怖い嫌だ怖い怖い殺す怖い怖い怖い怖い嫌だ怖い怖い殺す嫌だ怖い怖い怖い怖い殺す怖い怖い怖い嫌だ怖い。パパ。
…――――――――!!!!!!
[血の気が引く思い。喉に指を突き込むが、吐き気すらしない。異物を認識しない。]
メイ・ランツァ……この、
[「化け物めッ!!」――怒りと激情に駆られ、叫ぼうとしたのを寸での所で抑える。反対に抑えられた感情は、開いた双眸から放射された。――どす黒い、混沌とした感情。]
ドク……Dr.odd!!!
[やがて苦々しく放たれたある男の綽名――「化け物」の代わりに。]
奴か…――あのマッドドクの仕業か。
[狂乱に陥りつつあるメイを後に、グレンは走り始めた。3Fの別の階段へ至る為に――。]
[3Fから降りてきた...は、3Fに戻ってきていた。自室に戻るより先に、此れから自分が食すべき蛋白質の塊の顔を見ておこうと思ったに過ぎない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
だから、殺しあって楽しくなりそうな自分の獲物が
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
他人に取られるのは我慢がならなかった]
それくらいにしておけ。
[メイが手にしたナイフの刃を素手で掴み、...は走り去ろうとするグレンの背中を守るように合間に入った]
──逃げる。追わなきゃ。……殺す。
[走るグレンの後をゆらりと追う]
殺す・殺す・殺す・殺す・殺す・殺す・殺す・殺す。
[その唇は同じ言葉が繰り返し呟き]
―1階・階段下―
[暗い空間は赤い。武器庫から持ち出された武器は、主をなくしてごろごろ転がっている。
主をなくした、『使えそうなパーツ』も、並べられている。
ミッキーは滑らかな皮膚を選んで、傷ついた腕に、もげた指にあてがっている。まるで絆創膏でも貼るように]
[3Fの深緑を横切り、別の階段へとひたすらに走る。ステラが割り込んだようだったが、後ろを振り向く事はなかった。ただ、自分では抑えつけれない感情がグレンの全てを焦がし続けている。]
[途中――チャクラムがまた飛んで来て、グレンの左肩を切り裂いていったが同様だった。痛みもなければ血も滲むだけ。そして、歯が浮くように暑い。]
――階段・メイとの遭遇地点→別の場所――
[2Fへの階段を、転がり落ちるように駆け下る。]
まだ1FにDrが居ると思っている訳じゃない。
だが、それでも――それでもだ。
[免疫抑制剤のフィルムを口に含み、待つことしばし]
おちついた、か?
[肩をぐるりと回す。大丈夫、皮膚はどうにか根付いたようだ]
…?
[足音、それに、残り香。甘い血のにおいと、芳ばしい、けれどミッキーには縁のない香り]
ポタリ……。
[メイのナイフの切れ味は、...の想像より上だった。ものの数動しただけで皮膚は裂け、鮮血が刃を伝って床に落ちる。
濁った眼差しはただグレンを殺す事だけに傾倒し、それを邪魔しているステラすら対象としているようにも感じる。
しかし、何より一番気になったのは、彼女がトレーラーの闇の中で見せていた無邪気さの中に、どこか濁った感覚を垣間見せているからだ。
何かが違う。
そう思う部分が心の片隅にありながら、表面上のメイは完全に始めてあった時と変わらない]
・・・・・・・・・・・・
(この娘も私が殺してもいいみたいだ)
[押し殺せぬ殺気が体の端端から漏れ、メイを包み込む。だが今はまだ早い。殺すのであればより豪胆に、確実に、それでいて楽しくイかなくてはならない。
だから、...は武器を使うのではなく平手で容赦なくメイの頬を平手打ちした]
情け無い。
殺すために心が揺れるなど。そんなに殺りたければ、自分が相手になる。但し、たかだかBlood程度で殺せると思うな。
[背後ではグレンの気配が完全に階下に消えていた。そのため、メイをそのままにして、...もまた自室へと戻った]
――1F・ミッキーが居る階段とは別の階段――
[肩で息をしながら――先程よりも体が熱い。
熱/光/蒼=光−染み入るどころか視界・明滅/灼/脳髄から――舞/埃、Trip /
転がるように、1Fへと到着――ミッキーの傍らに居るDr.odd。そちらへと肩をいからせながら歩くグレン。Drはグレンに気づくと、驚きはしたが手を振った。]
──1F↑↑↑2F──
[高速で降りて来るグレンの姿が視界に入る。
此処へ送られるまでの経緯に心を奪われかけていたアーノルドは、ハッとして顔を上げた。]
3F→2F
[廊下を歩く。気配を探るがそこにグレンのものはない。そのまま別の場所へと進んだのか?
しかし殺す事以外に興味が無いのか、ステラは自室へと戻るとそこで未だ掌の出血が止まっていない事に気がついた]
……普段であればすぐに止まるのだがな。
[そう呟くと、胸元に顰めていた15本のアンプルの1本を引き抜くと、一気に呷った。
瞬間、傷は激しく煙を上げ始めた。
何かが溶けていくような激しい音が室内に響き渡る。
そして数秒後、傷は完全に完治し、綺麗な肌があるだけだった]
[淡々と武器を広げ、検分し、刃紋を改める。淡々と脚のたくましさを比べ、煌きの強い眼球を取り上げ、器用そうな指を撫でてみる]
とりかえるほどの、ねうち、なさそうだな。
[近づいてくるグレンを視界に認める。顔は初めて見た。しかし、芳ばしい香りは記憶にある。コンテナの中に、いた]
ごくつぶし ミッキーは、農夫 グレン を能力(占う)の対象に選びました。
『1Fに居てくれて良かった――探す手間が省けた。』
[双眸から放射されていたどす黒い感情は、歩くにつれゆっくりと静まり始めた。しんしんと――腹の底へと、降り積もる黒い雪<エモーション>]
ドク。
[一言、呼びかける/ミッキーは視界に入っていない]
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