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──3F──
ふぅ…────
[もう一頻り、吹き出して笑い/肩で息を/普段の呼吸に戻る──眼光鋭く見る→ナサニエル。]
いいだろう。
[着地──真下の瓶を拾う。親指/ラベルの感覚。]
俺はグレン。グレン・リズム──。
そのような経験がないので想像をする事は不可能だが──どうやら善くないものをもらったようだ。慈悲とやらも、お前の言葉からは偽りの雰囲気が感じられない……いい奴だな。
[ナサニエルを見送った。]
[階段の一段目に足を掛けたところで呼び止められる]
[振り返るとDr.が何かを手に駆け寄ってきていた]
なに?
[疑問符を返すと、Dr.はいやににこにこと話を始め]
賦活剤?血に混ぜるの?
『そう、君の血に。いやあ君の血、変わってるよねえ。僕としてもとても興味深いからもっとちゃんとしたところでじっくり分析してみたいんだけどここじゃあそんな設備も無いしさせてくれないだろうからねえ。いやでも本当、興味あるなあ。どんな構造になってるんだろう。さっき簡単に分析してみたところによると君の血ってほんとに特殊っていうか人間の血じゃないよねこれはもう。生物のものですら無いよ。僕は無神論だけど君の血を見ると呪いなんてものが本当にあるんじゃないかと思ってしまったほどで(以下略)』
随分おとなしいと思ったら、そんなことしてたの?
で。えーと、だから結局これはなんなのかな。
『あ、えーとだからね。君の血と、僕の持ってる賦活剤。これを混ぜるとだね、なんか面白いことが起こりそうだなーって』
……だから結局何が起こるっていうのさ。
『まあ僕にも確証は持てないんだけどねー。この賦活剤っていうのはね、通称「エーテル」って呼ばれてるものなんだけど、要するに細胞を活性化させる働きがあるんだよね。これの成分がまたすごくてね。実に芸術的な構造を持っているんだ。たとえばこのね(以下略)』
いや、だから要点だけ話してくれないかなあ?
『ああゴメン。僕はどうも話し始めるとなかなか止められなくてでも他者とのかかわりの始まりは言葉を交わすことだろう?そのためにも僕は(以下略)』
えと、あのだからさ。
『つまり!君の血とこの賦活剤を使うとだね。君の血の毒と賦活剤の成分がミラクルな化学反応を起こして楽しい事が起こると思うんだよねー。まあ、面白いと思うから以って行くと良い』
えーと、うん……?
『使ってみたら是非結果を報告してくれ』
…………ありがとう?
『いやいや。それじゃあ君の幸運を願うよ』
で、これ結局なんだったんだろう。
[押し付けられた瓶に視線を落とし]
[疑問に思いつつもそれを服の内に仕舞う]
さて──。
[小さく呟き]
[ゆっくりと階段を*昇りはじめる*]
──3F──
[声/トラック内で聞いた玲瓏な音≠その肉体]
──お前か。
確かに身体には当て嵌まらなかったようだ。
[筒/蓋を回す/舌先に僅かに含ませる→味=……
蓋を戻す/筒を服に。]
──3F──
さて、どうする。
[周囲/森・正面/聖衣の女・似合わぬ声・近距離で出会ったなら仕方ない。bitch/touch/match──]
殺し合うか?
[*尋ねた。*]
──3F──
[天井=漏斗状の強化硝子/その向こうに見える曇天→快晴の兆し=雲間から目が覚めるような青=抜けるような空が切れ切れに見え始めて来た=ビビットなマジョリカブルーの宝石の煌き――樹=ダークグリーン→グリーン/芝生=スプライトグリーンへの変化/停滞した空気→ヌガーのように濃度を増す殺意。遠くの悲鳴――]
[弾ける切欠は第三者の介入/↓頭上からの攻撃。]
[斜めから旋回したチャクラムは紙程の薄さ=ザパン。]
――――。
[唇を噛み締め、帽子と髪の毛の一部が切り取られたのを目視=跳躍後、左手を芝生に、体操選手のように腕を屈伸させて一回転。]
お前の仲間か――…でもないようだな。
[ステラへも襲いかかる2連のチャクラム。
飛んできた方向へ、グレンは駆け出す。
目を凝らす――樹々の間/陽光の中、細い細いワイヤートラップが蜘蛛が獲物を待ち受けるように張り巡らされている=立ち止まる。]
[後ろには影――]
[グレンの誘いに小さく唇を歪めて]
今は止めておくわ。今はね。
[そう残して、...は再び探索へと戻りかけた時、背後から飛来するチャクラムに気付いた。迎撃するべく手を太股にやりかけて、グレンの行動が目の端に止まり、手を止めた]
(ここで手の内を見せるのはまだ早い)
助かった。とりあえず、お礼は言っておくわ。
[だが残したのは本当に礼の一言のみ。...はくるりと踵を返すとそのまま探索へと戻った。
移動箇所となる階段は規則正しく建物の四箇所――上から見た際に上下左右に各直角になるように配置されている。今度もまた2Fから上がってきた階段部分に、更に上へと伸びた階段が備え付けられている。
そこから4Fへと移動すると、今度は床は擂鉢状、天井はまっ平らながら、紫を基調として常にグラデーションで色を変えている不思議な天井が見えた。周囲を見渡すが今度は上に続く階段はなく、数人の自分と同じ境遇の異常快楽者が壁に背をつけて座り込んでいるだけだ]
高さは十分。だけど色合いからその上があるのか予測は出来ない。か。
[実質4階までが自分の行動範囲である事を確認し、今後の行動方針を決めようと、再び自室へと足を向け――]
……手を出せば命は無いが、いいか?
「へ、へへ……。何か言ってるぜ。女がよ」
[強引にドスを利かせた、低く下品な笑みが三つ重なって聞こえた。
振り返ると、そこには先まで壁際に座っていた男が三人各々が武器を手に...へ迫っていた]
何か用?
「ああ、最近、ずっと檻の中だったからよ。女に縁遠くてな。折角だから相手してもらおうって訳よ」
「そうそう。ついでに、旨そうな肉を食べたいなってな」
(性欲論者と食人嗜好者か)
[残る一人も同一なのか、ナイフの刃に舌を這わせてはこれから起こる出来事を想像して嬉しそうに表情を変化させた]
「とりあえず三人相手にするにはおねえちゃんじゃ力不足だろう? さっさと脱げよぉ」
「ひゃはは! 早く食わせろぉ!」
[摺足を使い迫る三人を見て、...は簡単に戦力を測る――いや、測るまでもなく、彼女は口を三日月に開いた]
ああ、良いだろう。相手してやるよ。
「物分りが良いな」
「殺しあえって言われてんだ。自分が弱いって諦めるのは肝心だぁ」
[だが彼らは知らない。己たちが手を出した人間は、皮を被っただけの化物である事を――]
[…――十数分後。4階に興味を示したドクターの娘、レリアが何気なく4階に上った。そこで目にしたのは、その場にいた全員が、まるで煎餅のように圧迫され、ひしゃげ、間延びし、穴という穴から内臓や体液を強引に噴出され、その全てが混在した人の形をしたもの数体と、肉塊を中心にした直径3メートルのクレーター8個であった]
――3F――
[銃器――乱射される凶悪な弾丸。被覆鋼弾に酷似しているが、そのそれぞれに模様が刻まれている。]
――ゴッ
[飛び退いた後を抉り炸裂<エクスプロード>
斜に構えた黒髪の女が、硝煙の匂いに満足げに笑みを浮かべ、地に叩きつけられたグレンを見下している。チャクラムを投げたのがこの女かどうかは不明。]
待てという言葉が辞書になさそうだな――
[長い袋から、紙袋に包まれたものを取り出す。
じり............
上下からはみ出す楕円の先。女は、口に咥えた煙草を左手へ移動/右手には黒い塊‐殺意の牙→発射。]
ボヨヨヨ… ヨォ ン
[奇妙な音を響かせて、銃弾は跳ね返り空中で炸裂]
──1F(コンテナを降りた後)──
[幾何学体が告げたように、建物内にはすでに別のコンテナで運ばれたのかの囚人達の気配があった。
ちょうど彼が1階の吹き抜けの上方から大きな重い荷物がドサリと落ちる音が響き、何故かバラバラと土塊の雨が降り注いでくる。
薄茶色の雨が闇に溶ける。
1階はコンテナよりはマシだが、それでも薄暗い。]
…1階は流石に採光が悪い…か。
此処に居ては私も「もやし」になりそうだね。
[光線のレベルを確認するために、男は目を細め、自らの厚い掌の皮膚を撫でた。]
[嘗ての男の職場では、既存の政府の実験場の見取り図を幾つか眺める機会が何度かあった。新しいプロジェクトに際して、自分達の実験場をどのように作り、運営するか──。
(-一瞬で失われた-) (-充実した日々-)
幾何学体に指し示されなくとも、大まかな状況を彼が把握していたのは、そのためだった。]
The BabyLon(──男の職場ではこの建物の事をそう呼んでいた。)には、以前の管理者の意向で、地下を納骨堂にした…と聞いたが。
地下への入口はなさそうだ。
まあ、誰でもそうだろうが私にも、死後の事等いまは関係が無い。
[男は、階段を目指す。
銃弾が炸裂する音が上方から響いて来る。]
[グレンは、袋からもう1つ紙袋を取り出すと疾走→女の頭へと振り下ろす。]
「この匂いは…フフ、そんなもので……」
[腕を振り、反対にグレンごと薙ぎ払おうとする女。]
試してみろ。
[硬い音を響かせて、女の腕の骨が折れる→勢いはそのままに頭を強打。昏倒の一歩手前。グレンは、右手首を狙い、銃を払う/ついでに骨が砕ける音。]
──1F↑2F──
[外周壁面の巨大な棚──かつてこの場所が図書館だった時代の名残、にさえ積み上げられた資材─-幾千本のコードの束─-モニタ─-年代不明のマシンの残骸─-あるいは稼働中の物もあるのかもしれない─-奥の方で電源ランプのグリーンとオレンジが小さな眼球の様に暗闇の中で光っている─-を横目で眺めながら、階段を登って行く。]
しかし、この研究所の管理者は、1階をゴミ置き場と考えているのか?
何かのカムフラージュにしても酷い。
私だったら敷地の無駄遣いは許さないだろう。
否。
(-IF-) …もし…だったら……
を考えるのは、敗残者のする事か。
[口元に僅かな笑み。]
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