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[少しずつ気持ちが静まっていく。
守り袋から手を離して調理を再開する。]
……調合かもしれない。
昨日の作り方は間違っていたのね。
他の草を使ってみましょう。
今度はきっとうまく行く。
[震えが収まったのを見計らったかのように
からん、と入り口にかけてある木鈴が客の到来を知らせた。]
いらっしゃいませ。
[露葉は静かな笑みを浮かべて*客を迎えた。*]
さーばんと呼んでないからちょっとひまー
設定はざくざく出してしまう所存です
あんまり生き残れそうなキャラじゃないですしね
ってか村参加が久しぶりすぎてどう動いていいのか分からんw
あ、いっけない。
今日は大掛かりな顔面工事の予約が入ってたんだったわ。
美の追求は女にとって最大の関心事よね。
アタシは出かけるけど、お爺ちゃんはあまり歩き回らないでね。
住所と電話番号を書いておくから、ちゃんと首にかけておくこと。
それじゃ、行ってくるわね。
フッフーンフンフーーーン♪
せいっはいっせんっそー♪
[鼻歌を歌いながら樹那病院に向かった。]
パパー、パパー……
そう言いながら、子供がズボンのすそを掴んでくる。
誰だっけ……?
ひどく顔がぼやけていて、よくわからない。
茫然とされるがままにしていると、ゆらりと女性らしき輪郭が現れる。
……こら、パパを困らせないの。パパはこれから出張……
ゆらめく輪郭は途切れ途切れに、言葉を発する。
誰だ……これは……?
(コレハ……ボクノツマダ……)
周りの色彩が印象絵画のようにぼやけ、色の粒子が体の中を流れていく。
暖かく、胸に満ちる幸福感。
突如、体の奥からどろりと溶かされる感覚が湧き上がり、ケネスは戦慄する。
パパー……パパー……
(コレハ……ボクノ…ムスメダ……)
いや…いや……俺には、娘なんていない!!
― 自室 ―
[カラァンと言う甲高い音と共にケネスは目を覚ました。
見ると自分が蹴飛ばしたらしい、酒の空瓶が壁の傍でクルクルと回っている。
気温が高いわけでも無いのに、汗が酷い。
ケネスはかすかに震える手で煙草を掴み、火を灯した。]
恐ろしい夢だった……
[夢自体は悪夢と呼べる内容では無い。
だが、夢に満ちていた幸福の奔流に自分が根本から溶かされて行く様な感覚、それがケネスには恐ろしかった。]
時間がねえって事か……
[曲がった煙草から伝う煙の筋を見つめながら、ケネスはつぶやく。
かすかな震えも治まったようだ。]
どうやら、飲んでたら疲れで寝ちまってたみたいだな。
[召還にも魔術にも疲労を伴う。元々ケネス自身はそれを強く自覚する事は少ないが、やはり疲れていたようだ。
部屋を見渡すと、酒の空瓶と、壁にもたれかかりながら眠っている侍の姿が目に止まる。]
柳生宗冬か……
神社の様子じゃ、あまり知的にゃ見えなかったが、あれはバーサーカーとしての特質なのかね。
ふーむ、ちょいと現代じゃ目立つ格好だが、アレンジすれば着流しに見えなくも無いか?
……まあ、出歩く時には刀は隠してもらわなきゃまずいだろうが……。
しかし、チョンマゲじゃ無くて良かったぜ。
さすがにそれだったらフォロー出来ないしな。
[ケネスは、宗冬を見ながらしばし考え事をした後、シャワーを浴びて*外出する事にした。*]
−『魔女の館』・温室−
ヒヨス、エニシダ、ヘレボルス、ハシバミ、ベラドンナ…
[火にかけた大鍋に次々と投入していく。
煮え立つ鍋の中に露葉は守り袋から取り出した鈍色の弾を落とす。
それは数代前からお守りとして伝わっていたものだった。]
わたしの呼び声に応えて、今度こそ。
[祈りながら樫の杖で鍋をかき混ぜる。
昨夜と同じく温室内に煙が立ち込めた。
そしてその煙は露葉の前に集まり形を持ち始める。]
[かき混ぜる手を止め、集まっていく煙を見つめる。]
これは、なに?
……てっぽう?
[ゆらゆらと揺れる煙が形作るのはまぎれもない『銃』の形。
露葉は惹かれるように手を伸ばし、それに指をかける。
そのようなものを手にしたことはない。
ましてや撃ったことなど。
だが、それは妙に手になじむ。
空へと向けて構えるとゆっくり引き金を引いた。]
最初の召喚につかったのは食べ物ハーブ
今回のは魔よけと幻覚のハーブ
どっちも召喚関係ないです
今回のは一応魔女の軟膏に使われるのも入ってはいるのですけどね。
14人目、医師 ヴィンセント がやってきました。
医師 ヴィンセントは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
くふっ…。
[煙の銃口の先に、うっすらと人の姿が映る。
それとともに、酷薄げな薄ら笑いが響く。]
そう、それでいい。
幸せだろ?
トリガーを引く感覚…。
[煙が徐々に晴れ、その姿が明確になっていく。
しかし、眼鏡に隠され、目の奥は見えない。]
その感覚を知らない者に、俺を楽しませる事はできない…。
[思い出したように、目の前にある姿に…
彼のマスターになるべき人物に、目を向ける。]
こんばんは…お嬢さん。
[指に引き金を引いた感触が、
身体にそのときの衝撃が残っている。
そして薄紫を帯びた煙の向こうに現れる人影を見つめる。]
ええ、こんばんは……。
でてきてくれて嬉しいわ。
[視線は目の前の男を通り過ぎ、地面へと向いた。]
[煙の中に在るかないかも曖昧だった姿が、はっきりと形を成す。
黒い服、分厚い眼鏡、申し訳程度に整えられただけの髪…。
その姿が細部まで明確になると、ふわふわと煙の中に漂っていたその姿が、急激に重力に引き付けられた。
がたん、という音とともに、彼を呼び出した人物の目の前にあった鍋の両端に足をかけると、そのまましっかりと立った。]
…くふ、ふ。
そう言ってもらえると、俺も嬉しいよ。
[目の前にある人影を見下ろし、左手の中指で眼鏡をつり上げる。
少し、目の奥が映った。
淀み、昏く、しかし子供のような楽しげな感情を宿した目だ。]
[つ、と自然な動作で、まだ虚空に残っていた煙の方に手をやる。
煙が再び、拳銃の形をとる。
その銃口を、そのまま目の前にたたずむ人影につきつけた。
恍惚とした、表情。]
さぁ…俺に力を与えろ。
俺が楽しむに十分な力を。
俺にはそれだけがあればいい。
他には何もいらない。
俺を楽しませ続ける限り、俺はお前の味方だ。
[落ちてくるかと思ったが、地面に衝撃は伝わらない。
少し視線を上げると鍋に立ってるのが見えた。]
……それ、明日の商品にするの。
降りてちょうだい。
[目の前の男よりも鍋の中身を気にして
手で追い払う仕草をする。]
埃が入ったら売り物にならなくなるでしょう。
気をつけてね。
[鍋の中身を覗きこもうとしたが、
そういって男のほうを睨む。
と、目の前に銃が突きつけられていた。]
[魔術学校の寮で、ルームメイトに自分の話をしたことがある。それは幼いときのことで、自分の容姿と、性格などが原因でクラスメートの反応が悪い、という内容だった。
彼女は悔しくなかったのか、怒らなかったのか、悲しくなかったのか、と問うた。答えは否。自分にはそのような感情が欠けているらしいから、と話すと、彼女は驚いたが、納得したような表情を見せた]
学校、は、しばらく戻れないな。
……
Is it vigour?
I am energetic.
Will when it return, will it not return, and how about you?
[その彼女から送られてきたエアメールをぽそりと読み、途中で息を切る]
聖杯戦争に参加したことも返事に書いておいたほうがいいかな。
戻ってこなければ、それはそれで納得してもらえるだろうから。
[自分がこの戦いで命を落としたとして、相手がどう思うのかまでは考えが及ばない。
当然のように、祖父の死にも涙ひとつ出ることはなかったのだから]
力……?
いいわ。
あなたがこの戦いに加わる限り、
わたしに与えられる範囲なら与えてあげる。
でも、それ以上はだめ。
あなたの望むに価する力があるかはわからないけれど、
わたしはわたしの範囲でしか協力できない。
[力が全て奪われる、それを想像して身震いしながらも
向けられている銃口をひたと見据えた。]
それでいいでしょう。
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