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く…
[体から魔力が失われていく気配に思わず声が漏れる。
戦闘状態になったようだ、ランサーの気配が変わる。
始まった激しい戦闘の様子に呆気にとられてしばらく見守る…]
こんなの…人間にどうにかできるレベルを超えてるじゃない!!
[呟く間にも久子の体からは魔力が失われていく。
サーヴァントの召還に魔力を使った後である。]
ヤバイかも…
[丁度そう呟くのと同時に戦闘の現場に異変が起こる、そこに佇むのはランサーだけになっていた。]
逃げたの?
―樹那森林公園入り口・夜―
[目の前にはサーヴァントとして、尋常ではない魔力を帯びている老人、そして自分とそれほど歳の変わらない女性…魔術師であると推測されるため、恐らく老人のマスターであろう。
そこまで冷静に状況を確認したものの、目の前で繰り広がるのは、マスターの頭を引っぱたく老人と、そんなのお構い無しに大騒ぎしているマスター。聖杯戦争につきものの殺伐とした殺し合いとは、到底連想付かない様子にシャルロットは、交渉を始めた己のマスターに小さく耳打ちをした。]
……マスター。
マスターはこういう状況が、お好みなのでしょうか?
[公園には、セイバーにより作られた陥没地帯、軋み声を未だあげる傾いだ樹木、散乱した枝。
美しかった公園の調和は崩れていた。]
[ランサーの肌の色は元に戻り、双眸は漆黒に。
ややあって、ランサーは久子に振り返る。]
そのようです、マスター。
[ランサーは折れた枝を拾い、傍らの傾いだ樹の幹に掌をあてた。]
[予想外の同盟提案に何か言おうとしたキャスターだったが、再び横のマスターの暴走で空気が壊される。
その事に、なんかもう色々と面倒くさくなったのか溜息を吐いた。
老人としてもあまり真面目な空気というのは好きではない。
歌を歌い大騒ぎしたりするのが大好きな人間なのだ。
それでもちょっと今の現状では真面目にするべきだろうと思ったところでこれだ。]
…ちょっと黙ってろ、ボケマスター。
[キャスターは指を少し動かすと、周りの水が集まりマスターの顔を覆った。]
苦しくなったら手を叩けよー。
[何気に女性に酷いことをしているのだが、キャスター的に今の処置はそういう範疇ではないらしい。]
…それで、一体何の目的で同盟という提案をしようと思ったんだ?
こちらとしても、諸手をあげて歓迎…いや、本音としてはその見た目だけで大歓迎なんだけど、流石にそうも言ってられないからな。
そこら辺を少し説明してもらいたい。
ヒサコ。私を召喚したばかりの貴方を思いやりきれず、戦いに赴いた私を許して欲しい。
[幹から掌を離し、久子に向き直る。]
やだやだ!アタシも可愛いぼが……!?
[水が突然まとわりついてきた。
呼吸ができない。苦しい。
「美しい空気って大切よね」
薄れ行く意識の中、そう思った。]
はあ…よかったー。
[安堵の溜息が漏れる。ランサーの方に歩みよりながら続ける。]
そうなのよー、私の魔力もう尽きそうで。
あのまま続いてたら危なかったかも。
たぶん、もう一戦交える余裕はたぶんないわね。
このままここに留まり続けるのは危険ね。移動しよう?
[マスターの口を封じた老人の所作を見、ソフィーに目配せをすると一歩だけ前に出た。]
ムッシュ、サーヴァント同士で話をしようと言う事でしたら、私にも異存ございません。
……聖杯戦争は、今始まったばかりですわ。サーヴァントは全てで7名。まだ、どんな英霊が呼び出されているのかすら、私たちに情報はありません。私たちが始めて対峙したのが、貴方方だったのです。
まずは情報収集をし、この度の聖杯戦争の全容を掴み、可能であれば出来るだけサーヴァントの数を減らす事が、私の目指す所なのです。それに最も効率が良いと思われるのが、暫定的な共同戦線を築く事だと、私は考えました。
もちろん、最終的には私たちも対峙する事となりましょう。
けれど、初めから不利な個人戦を行う事が有利な事とは私は考えておりません。
私から貴方方に提供できるのは、優れた情報収集能力です。如何でしょうか。
ちょwwww
キャスターのマスターしんじゃうがなwww
まあ、シャルロットはちょっとピントがずれた会話するキャラなので、このまま突っ走ります。
それがいいと思います。
あちらに居る彼らの意思はどうあれ、今はヒサコが休む方が先決です。
[久子に微笑む。]
ヒサコ。何処へ移動しますか?
[移動の用意を始めているのを自発的に手伝いながら。]
[どうやら気を失ったらしいマスターの顔から水を剥がすと、水を使いその場に寝かせる。]
手を叩くことすらせずに気絶しやがったよ…
ってあれ、耳まで塞いだらもしかして声聞こえなかったか?
まぁいいか。
[その後、目の前のサーヴァントであろう女性からの発言を聞きながら何度か頷いた。]
なるほど、確かにこれ異常ない程わかりやすい理由だ。
勝者は一組といっても、最初から一組だけで戦い抜く必要性はない、むしろ複数で組んで周りを倒した後に…というのが賢いやり方であるというのは同意できる点だな。
【だが…それは同盟中の裏切りと言うリスクも同時に背負うことになる。】
[ふむ…とそのまま少し考えを巡らす、確かに最初から仲間を得るというのはこれ以上ないアドバンテージだ、しかも相手が見目麗しい女性の同盟というのなら断る理由などキャスター的に全く無いといっていい。
なんつーかもう、ばっちこい!である。]
…こちらからも条件がある。
これは互いに言えることだが、流石に互いの情報が0の時点で決定できる事じゃないからな。
流石に真名は問題があるだろうから、互いの"クラス"を教え合う事…そして"力"を見せて欲しい。
……ムッシュ、マスターが気絶したようですけれど。
[流石に眉根を顰めて、倒れたマスターに処置をしている老人に問いかけ口調で言い。]
成る程、共同戦線を張るには、お互いの特性を知り生かす必要がありますから、仰る事ももっともな事。
ひとつ、お話をしておきますと。私は先ほどから貴方が"水を自由に繰っている"という事実を何度も目の当たりにしていますわ。簡単な魔法なら、どのクラスでも使えるのかもしれませんが……私には貴方のクラスの推測が、ついてます。
ですので、私のクラスをお教えする番、と言う事でよろしいですわね?
[その言葉は確認口調だった。
しかし、最後の言葉が彼女の小さな口元から消え失せないうちにシャルロットの姿は、地面を蹴る小さな音と共に忽然とその場から消え……
次の瞬間、キャスターの背後に、僅かな気配が揺いだ。]
[倒れたマスターのほうへと歩み寄り、具合を確かめる]
……気を失っただけのようですが、結構なことをなさるのですね。
[額に手を当てると、わずかに体温が高かったが、それ以外はどうもないようだった]
オッケー。
テントはそのままにしておこう。
オフィス街でビジネスホテルでも探して今日はそこに泊まろう。
でもあっちの方なんだよねえ…
[北の方角を指差す。そちらは他のサーヴァント達の危険が伴う方向だ。]
回り道をしなくちゃかな?
…だと思ったよ"暗殺者"。
[眼前から背後へと動く気配。
キャスターは気配が動く瞬間、足で地面を軽く蹴った。]
"tuutia"
[キャスターがそう呟いた瞬間、キャスターの背後に背丈の2倍ほどの岩山が現れる。]
......Je le comprends!!
[キャスターの背後に忍び寄る刹那――目指す場所の空気が揺れるのを感知した。
素早く地を蹴り間合いを僅かに取る。]
水だけではない、魔術の使い手という事も判りました。
感謝します、キャスター……。
[老人に対しそう言うと、緩やかに微笑み、そのまま視線を己のマスターであるソフィーに向けた。]
いやいや、間違えるぞアサシンのお嬢さん。
[腕を振り岩山を消しながら、キャスターはにこやかに笑った。]
確かに俺は"魔術師(キャスター)"のサーヴァント。
だからと言って"魔術"の使い手じゃないぞ?
……"魔法使い"さ。
[もとより自分の魔術が通用するとはおもっていなかったが、老人、キャスターの動作をじっと見つめている]
ここまでとは。
やはり。敵には回したくないものです。
キャスター、約束しましょう。
協力関係にある間は裏切らないことを。
それが切れた後はどうなるのか定かではありませんが。
それで、いいですか? アサシン。
あなたも、そのように。
もちろん、そちらが裏切られた場合、その時点でこの約束はなかったことになりますけど。
[シャルロットのほうに視線を向ける]
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