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村は数十年来の大事件に騒然としていた。
夜な夜な人を襲うという人狼が、人間の振りをしてこの村にも潜んでいるという噂が流れ始めたからだ。
そして今日、村にいた全ての人々が集会場に集められた……。
自警団長 アーヴァインは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
村の設定が変更されました。
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RAGE,
Against the BabyLon.
赫い屍の海で彼の人はわらう。
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http://www.jsfun525.com/pukiwiki/?%C2%BC%B4%EB%B2%E8%2F%BB%D3%C2%BC
この村は、24hコミット更新進行の48h村です。
開始は人数が集まれば10月中に開始を。
集まらないようでも11月の初めに開始したいと思います。
大体一週間で終了するのを目安にしています。
また、殺人鬼をPCとして扱う為にR18村にしています。村の展開的にグロ、エロの要素を含む可能性もあるので参加者はご留意下さい。
世界観
──────────
屍村シリーズの舞台は、ある星の殺人者達が住まう国が舞台。
──大陸と数百からなる群島で成り立っている国は、その世界の一部の地域でしかなく、他の大陸では別の文化が存在しています。
(舞台は殺人鬼達が住まうこの国に絞られるので、他地域の話をする事は非推奨です。)
この国では、殺人という行為が日常的な行為であり、
「何盗みをしてんだい」と八百屋で万引きした相手に対して笑いながら刃物でザックリ!というように、私達の日常生活の倫理観と随分違う世界です。
趣味で殺人や犯罪技術を極めようという人や、殺人鬼というものを職としている職業殺人鬼も居り、政府所属の殺人鬼というものもあります。政府所属の殺人鬼は、増加傾向にある国内の人口調整に一役買っていますが、その事実は、一般人の仕業であると見なされ発覚していません。
この国では年に数回、近海の島にて最後の1人になるまで殺し合うという素敵なイベントもあります。(屍村1・2を参照)
舞台設定
──────────
今回の村の舞台は島ではなく、大陸の何処かに存在する──殺人国家(仮称)の政府管轄下の閉鎖空間内でのお話です。
PC達──殺人鬼達は重罪、軽罪問わず牢獄にいれられた囚人です。
幾数かの刑務所から、ランダムに選ばれたのではないかと思われる程適当に、貴方達PCは選ばれました。政府側が用意した殺人鬼を殺し、生き残る事が出来たなら、即座に解放してやると甘い言葉を囁かれて。
ある者は軽罪でも即座に解放されるならと喜び勇んで、ある者は極刑を待つぐらいならばと、この機会に飛びつくように。
そんな訳で、殺人鬼達はトラックに乗せられて、件の政府管轄下の閉鎖空間へと運ばれてゆく事になりました。
村時間で、1日目には閉鎖空間に到着する事になります。プロローグでは、トラック内での会話が主軸になると思いますが、諍いを起こしたければ止めません。
舞台設定──環境
──────────
■プロローグ:トラック内
辺りは暗く、互いに声だけが聞こえるような環境。1人1枚の毛布が支給されています。死臭の匂いが僅かに漂っていたりします。
(暗闇の中でも猫のように辺りを見通す事が出来るPCは別。)
この時点で、自前の武器を持っていてもいいですし、後程閉鎖空間に移動した後に武器を返される、或いは武器を支給される等、自由に描写してもらって構いません。
■1日目、或いはプロローグ後半以降:
政府管轄下の閉鎖空間へ移動します。トラックで運ばれた先は閉鎖空間──政府/軍の実験場。
元々給水塔として百数十年前に作られたましたが、その後禁書図書館として改築され利用され、さらに数十年前に政府/軍のものとなり、現在は実験場の1つとして使われています。
建物は4階建て
外側からは正10角形の形、内部は円形をしており、建物中央部は、1階から3階まで、採光のための円筒形の吹き抜け空間となっています。中央部1階から柱が伸び、3階から4階の途中で漏斗状の強化硝子と繋がっています。
(各階の円形の吹き抜け部は、落下防止のため金網が張られており、その場にいれば姿が上下階からみえます)
■4階
4階部分は、陶板皮膜の9つのドームが細身の鋳鉄柱を支えており、天井は高く、1つ1つのドームの中央にある単眼の天窓は採光窓というよりは、ステンドグラス同様の意匠を思わせます。
美的センスがあるものなら、暫し心を奪われる荘厳さがあり、心地好い沈黙が広がる空間。
■3階
3階から天井を見上げると、1階から続く柱に支えられた漏斗状の強化硝子が見えます。この階には、樹木や低木が植えられています。人工的に見えるかどうかは自由。食糧としての果実、毒系の果実等もあってもOKです。
■2階
壁に武器等が収納されていたり、隠し戸等があります。
■1階
中央部から階上へ柱が伸びています。
トラックが到着するのは此処。少し薄暗い階です。
ダンボール、木箱、鉄製の箱、何時の時代か不明のコンピューター等の機材等がある、資材置き場です。
■地下1階
納骨堂。地下への入り口は不明。
後程、wikiの方へ見取り図をupします。
上記に書かれていない部屋等、作ってもらって構いません。
役職説明─1
──────────
●村人:
重罪を犯した、または軽罪の殺人鬼。
間違って捕らえられた等のPCもOKですが、全員がその設定にするのは駄目です。
バランスを見て設定しちゃいましょう!
●霊能者:
死刑執行人、極刑に処される筈の職業殺人鬼にはマーカーとなる『何か』が施されているのですが、それが分かります。
★そして『何か』の設定を作れます。
(人狼役は、自分の設定と食い違っても、霊能者役から与えられた設定の方を優先する事。どうにか自分の設定に組み込む事。)
●占い師:
『何か』は分からないが、死刑執行人である殺人鬼が誰なのかが分かります。どういう能力かはその人に任せます。
●守護者:
狼役(死刑執行人)に対する、政府から村役職側への贈り物(トリックスター)。
役職説明─2
──────────
●人狼:
【政府所属】の(職業)殺人鬼だったが、政府を裏切った為に、村人役職の殺人鬼達よりも重い極刑を課せられた永年囚人。
本来なら、そのPCの全てを無視され、肉体・精神を問わず、考えられるあらゆる悪魔的利用をされる筈ですが、今回のような役(村側から見れば死刑執行人の役)を負う事で免除されます。
免除されても、永年囚人のため、彼らの命があるうちには牢獄から出される事はありません。
(何十回とこなさなければ極刑の軽減は難しいと思われます。)
★生存勝利しても逃亡はRPとして許されない。
★霊能者役から設定を与えられた際は、その設定を優先し、組み込んで下さい。
吊りや襲撃等について
──────────
・乱数勝負の吊り方法の禁止
・吊り投票は、
【発言数の多い少ないに関わらず】面白くないPCから吊る事
・温いRPをするPCは先ず抹殺対象です
・吊り投票後、吊られた人を殺したいPCが被った場合は話し合いで決着をつける事
・襲撃も基本的には吊りの基準で構いませんが、基本的には熱い展開にもなるようにお願いします。また、展開的に誰も殺したくないと思えば、吊り票に襲撃合わせ=襲撃無も有です。
(空気を頑張って読んで下さい。)
・PCは殺した相手を気にかけない殺人鬼ですが、PLは相手PCの中の人の事を考える事
・【泣かない】【怒らない】【RPに極力出さない】→エピでしましょう
・楽しく盛り上がるべし
・また、この村では極力【互いの設定に切り込んで】いって下さい。自分のPCの設定を他者に作られたりしても構わないという度胸で遊びましょう。
墓下の扱い
──────────
死者は死者のRP。落ちた人が自由にして下さい。
独り言など
──────────
表ログに見える独り言は、適当な鍵括弧をつかって下さい。
灰ログこと、独り言ログは、
RP村は他者と遊ぶ場、そして表ログに書いてある事が全てであり、互いに中の人が共有する情報なので、独り言ログでのRPはしてもらって構いませんが、表ログの話の方が優先されます。
中の人発言は、「PL/独り言」のように区別してくれたら、村に関係ない事ばかり話さない限り、特に制限しません。
Q & A
──────────
wikiを参照下さい。
分からない事があれば、コメント欄でご質問下さい。
その他
──────────
この場に書かれていない事は、wiki情報に準じます。
エピローグに突入後、生存者でRPを締めてもらってからエンドロール→雑談の流れにしたいと思います。
その他、メモへ下記のようなものを張っておいたり、村中に魅せるように書いたりすると、読み返した時面白いかもしれません。
……村建て人が。
例)
NAME/(名前)
AGE/(年齢)
SEX/(性別)
ARM/(現時点での武器の有無等)
SPECIAL MENTION/(身体能力・再生、不死能力等。現時点の設定で構いません)
NOTE/(容姿や背景)
貴方好みの、殺人鬼──それが異形に変化したり化け物染みていたり──どんな属性を持っていても、最終的に死ぬ設定(吊り襲撃等があるので)であれば、自由にRPして下さい。
武器に関しても同様に、ある程度のファンタジー要素は取り入れてくれて構いません。
それでは、開幕──。
村の設定が変更されました。
長方形の大きな箱の中──トラックの内部は灯一つない
何十人も、雌鳥のように押し込むなら数百人はゆうに入る広さ
膝を抱えて暗闇を睨む──先程付いた万年筆のインクの匂い
やがてまたトラックは停まる
幾人かが乗り込んだようで、また発車
目の前の彼は誰なのだろうか──鎖が触れ合い耳障りな音色
耳にした噂
今からゆく場所から誰も出たものはいない
解放なんて嘘だッ!
──脳裏で怯えた声で話す男の幻を鼻先で笑う
大きな爪を舐める
要は何時もより注意深く殺せば良いだけだ──政府側の殺人鬼?殺せるものなら殺してみろ──ぞくりと背筋を這い登るよろこびの震え──生き残るための手段は選ばない
そして、直ぐに婚約者の元へ帰ろう
──ある囚人は黄金の瞳を伏せ、*到着の時を待つ*
農夫 グレン が参加しました。
農夫 グレンは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
「真っ暗だ
明かりがない分
醜悪なケダモノ共を見なくて済むのは助かる
奴らも気が回るもんだ」
[目の前の暗闇=爪を噛む音
神経質そうに髪を後ろに撫でつける中年の男=同じ場所から来た男=通称Dr.odd]
「グ、グレン君。美味しそうな匂いがするね。
何か食べ物を持っているなら、『私達』に分けてくれないか──ああすまない、それは君の武器だったね……しかしそんなもので──」
[暗闇の中、男=Dr.oddに背を向け熟睡のための姿勢
Dr.oddが溜息をつき、手持ちの大きな茶色のトランクを抱き寄せる→愛人のように丁寧に扱う音=内側に縫いつけられた男の娘→話した事はあるが生きているか死んでいるかは分からない]
[毛布に包まり荷物を抱きしめ横たわる男=グレン=Glen・Rhythmy
理性の光を宿すように濃い睛眸の眼光は鋭い]
「グレン君、
やっぱり……それをいただくのは駄目かい?」
[──情けなさそうな声]
NAME=Glen・Rhythm
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ AGE=twenties SEX=♂
ARM=Unknown(保有x3) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ SPECIAL MENTION=−
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「せめて娘にだけでも食べさせたいんだ──」
[まだDrが滔々と話していたが、途中からその話は脇道に逸れ、人体を切り刻み解剖しあらゆる人体実験をする事が如何に我々の国家にとって重要であるかを語り始め、嘲笑の間から──何人かの囚人による強い殺気や罵声を送られた事で、やっとDrの話は静まった。]
NOTE=調書には一般市民と記載されている・軽罪
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
[──背後で話し続けていた男は、政府の下請けの研究所で働いていた元研究者。副業で製作した薬──CODE:Z規格の民間への流出と、ライバルの策略によって監獄に送られたマッドドクター。生きている間には陽の目を見る事が出来ない]
冒険家 ナサニエル が参加しました。
冒険家 ナサニエルは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
キサマッ!喧しいではないかッ!
[何かを翻す音とともに、勇ましい声。]
過ぎた多弁は悪なのだッ!
[長いスカーフを整え、口を一文字にして黙る。]
NAME:Nathaniel Rider
[やけにバックルの大きいベルトのせいで、
座りにくそうにして、身を屈めている。]
AGE:TWENTY-FOUR SEX:MALE
[赤いスカーフは、時代錯誤としか言えないものだ。]
ARM:Brass Knuckle+???
[本当にカビ臭さが漂ってくるほどに。]
SPECIAL MENTION:Metamorphoze
[そう本当に鼻孔を刺激するほどに。]
NOTE:重罪と記載
また煩い奴が……。
[呟き。この場での殺害行為=可能だが他の囚人に隙を見せる事は避けたい→現在の規定で争いは特に禁止されてはいないが。
目を瞬かせ、瞑目]
学生 メイ が参加しました。
学生 メイは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
[深く沈んだ思考の羅列]
……なんで僕はこんなところに居るんだろう?
──ああ、そうか。
人を──、殺したんだ。
たくさん。
アイシテルって言ったのに僕を裏切ったから。
みんなみんなみんなみんな。
ぜーーーんぶ。
だから、これは罰なんだ。
悪いことをしたから、償わなきゃいけないんだ。
……でも、僕に出来ることなんて何にもないよ。
あの看守さんはなんて言っていたっけ?
『生き残ればお外に出られる』
そう、そうだった。
お外……。
血の匂い、若葉の匂い、腐ってない人の匂い。
本当なら、僕はここに居る幸運を喜ばなきゃいけないんだろうけど。
──どうだって、イイ。
[がりがりと体を引っ掻くその腕]
[『彼女』の情報が記されたタグが揺れている]
[ガリガリ][ガリ][ガリ]
[そこに居る何かを追い出すように]
ああ、血が出てきた。
……暗くてよく見えない。
こんな程度じゃ足りないんだ。
──不味い。
「だ、だ、だ、大丈夫。
そう──大丈夫。今から行く場所はきっと君が気に入る場所だ。それとも今、今君はここで殺し合いを始めようっていうのかい、メイ・ランツァ君。」
[グレンもDrの意見には同意はするが、成り行きに干渉する気持ちは未だ起きない。しかし、膝を立て、トラックの壁面に背中をつけ座り込む。]
人がいっぱい。
なんでここに居るんだろう?
みんなも誰かを、殺したのかな。
悪いことをしたから、罰を受けにきたのかな。
くさい。──血の匂い・僕の匂い?
くさいのは悪。悪は、悪いこと。
僕は悪い。僕が悪い。
悪いことをしたら、罰が必要。
[メイの返答=Drの困った表情→トランク内の娘へ一方的な相談=年頃の少女は扱い難い]
俺は殺しじゃないな──
お前は殺しか。
それだけで捕まるとは思えないが。
[Drを無視し、グレンから滑り出る台詞]
殺したからここに居るの。
悪いことしたからここに居るの。
……なんで僕はここに居るんだろう?
おじさんは殺してないの?
これから殺すの?
誰かを殺すの?
僕を殺すの?
パパみたいに。
ママみたいに。
かばんの中のお人形みたいに。
ええいッ!さっきから喧しいのはキサマかッ!
[Drの声のする方に、怒りが飛んでくる。]
キサマのお喋りが、私のカンにさわり
出したくない大声を出さざるを得ないッ!
悪循環…”悪”という接頭辞だから悪だッ!
何なら、この場でキサマという悪を
根絶させても構わないんだぞッ!!
[明らかにDrよりも騒がしく、暑苦しい。]
じゃあ殺すんだ。
誰かを殺すんだ。
みんなを殺すんだ。
殺すのは悪いこと。
悪いことをしたら罰が必要。
殺してお外に出たら、どうなるんだろう?
やっぱり罰が必要なのかな。
悪いことしたから、僕はここに居て。
悪いことしたから、おじさんはここに居て。
悪いことしたから、みんなここに居て。
お外に出るために殺して
殺したら罰が必要で。
待ちたまえッ!
[ガリガリという音を頼りに、寄ろうと模索する。]
人様を傷つけるのは正義だが、自分を傷つけるのは悪だッ!
やめたまえッ!!
[キザに抱きかかえる魂胆だろうか、
ガリガリ音の方にそろそろ寄っていく。]
自分を傷つけるのは悪いこと?
でも僕は悪いことをしたから自分を傷つけていて。
暗い場所は嫌い。
傷つけるのは悪いこと?
僕は悪いことをしているの?
じゃあ僕は罰を受けなきゃいけない。
自分を傷つけた罰に自分を傷つけて。
でもそしたらまた罰を受けなきゃいけなくて。
いつまでたっても。
[繰り言に付き合う気はない。
少女が自傷を繰り返し血臭が深くなるが、動かない。]
お前が何人殺してぶち込まれたかは知らないし、お前が俺達が殺さなくてはならない殺人鬼かもしれないが、尋ねておきたい。
お前は、あの祝祭の日に事件を引き起こした奴か?
ええい、悪循環ではないか。
”悪”と接頭辞がつく行為は皆悪だッ!
大丈夫、罰ならそのうち誰かが与えてくれる。
そう、”正義のヒーロー”がね…フフフ。
[軽く、気持ち悪い笑い声]
だから、そのときを待っていたまえ。黙ってな。
[どうやら音の方向を失ったらしい。
残念そうに、動きを止める。]
祝祭、お祭り?
お祭りはすき。
あの人と行ったんだ。
でもあの人は裏切ったんだ。
だから殺したの。
裏切ったから殺したの。
いっぱいいっぱい。
みんなみんなみんな。
白い噴水が赤くなって。
綺麗に染まって。
誰かが罰を与えてくれる?
待っていれば誰かが来てくれるの?
だけど──困ったな。
その人が僕を見つけられなかったらどうしよう。
罰をくれなかったらどうしよう。
黙っていれば来てくれるの?
喋っちゃいけないんだね。
ああ、そうさそうさ。
お喋りが過ぎたり、余計なことをし過ぎるのは、
時間の浪費という悪だからなッ。
[スカーフをさっとかき上げる。]
だから、じっと何もしないで待っているんだ。
大丈夫、キミなら巡り合えるさ。ヒーローに。
その殺戮行為は尊敬に値する。
もっとも、お前は覚えていないだろうが、俺はその時に半殺しにされたが。お前が、殺さなければならない奴でない事を心から願いたい。
Chaos blood
混沌の血を操る女か
──道理で血の匂いが違った筈だ。
さて……まあ、喋り過ぎの巨悪には罰ということで。
正義の鉄槌喰らえぃ!
[さっきからめそめそしている声の主、
Dr.のもとへ近寄って行きおもむろに殴る。]
悪めッ!悪めッ!滅びよッ!滅びよッ!
[ボコン、ボコンと殴る音と泣き声。]
[Dr.の泣き声が消えたあたりで、殴るのをやめる。]
よし、これで悪は滅びた。フフフフ。
正義は必ず勝ち、悪は必ず滅するのだ。
[一仕事終えると、静かに手入れ。]
[無残な姿なDrの呻き声=比較し静かな環境の訪れ]
…………。
先程から、「悪を滅ぼす」と声高に言っているお前。
Drを黙らせてくれた事に感謝をしよう。
「正義の味方」とは面白い奴。
[暗闇の中、Drが倒れている向こうから声を出す]
ふっ…なぁに、正義のヒーローとして当然のこと。
礼には及ばんよ。それが務めなのだから。
[キザに真っ赤なマフラーをかきあげながら。]
務めか。俺もこれまでに色んな人間と出会っては来たが、「正義の味方」の面を被った奴には初めてお目にかかったよ。
[頭を掻き武器が入った袋を抱き抱える=身動ぎの音]
正義の味方が、そうそう何人もいたら
商売あがったりさ。同業他社は悪なんだよ。
[ケラケラと笑いながらグローブを弄る。]
貴重な体験と思って、素直に喜ぶといい。
私こそが正義、私が悪と思えば悪よ。
ハッハッハッハッハ……
どうやら、巨悪の香りもするしね。
私が倒さねばならぬ、悪の源の香り…がね。
[変なバックルのついたベルトを弄る。]
さて…待ってな。唸るぜ正義の鉄拳。
[ケラケラと*笑っている*。]
トラックは、舗装されていない道から舗装された道に入ったらしく、厚いタイヤと衝撃を軽減する仕組みの施されて尚伝わっていた震動が、殆ど感じ取れなくなった。
やがて外の天候が崩れ、雨が降り始めた。
蛇行する事なく、トラックは目的の場所へと走り続けている。
PL/
どうも。主催人です。
久しぶりの屍村──もとい、RP村。
さっさと入らなかった為に様子見の人々→人数が集まるか不安ですな。ダミー入れずに5人は参加して頂ければ幸いな所です。基本は、何人であろうとも楽しく遊べればそれでOKなんですが。
最初は村の話を引っ張る為に、ヴィンセントで入ろうかと考えましたが、元々思い浮かんでいた小物キャラのグレンで入る事にしました。
問題は小物っぽくない喋り方という事実だ。
実は、フランスパンで撲殺というキャラクターなので、ナサニエルがカビで攻撃してくるのではないのだろうかと不安一杯です。カビルンルンはご法度です。シュールすぎる殺人鬼も考えものなので。
──頑張るモン!
まぁ、このような長文を投下するのは屍村では今回の村のプロローグだけでしょう。一週間程、宜しくお願いします。
[やがて起きるDr=血糊がついた顔を拭い笑いかける]
まだ無事だったか。──ああ、Drが倒れてから随分経つがまだ着いていない。──当たり前だ、寝起きだからな。あれから乗り込んだ人数は足音で判断する限りは10人だ──4本足で歩いていない限り。
──その通り、外は雨のようだ。湿度と気圧が違う。
[身を起こし、ニヤリと唇を歪めた]
[暫くしてDrはトランクに傷がついていない事を確認→頬をすり寄せる行為
グレンの記憶=パカリと開いた漆黒の闇の中、白い貌をした少女が咲<わら>っている。なるほど、確かに縫いつけたくなる程の美だ。共に幸せそうな表情が、微笑ましい。
上側に、上半身=自重で揺らぐ頭
下側に、下半身→まるで人形のようだ
余ったパーツは内部のポケットに丁寧に納められている。OK。これで話せるのだから、父親として娘が手元にあり続ける安心感があるのだろうと、その時はぼんやりと考え、感心もしていた。]
[ 手足 関節ごとのパーツ
赫い海
震える蛆虫
浮いた肋骨
弾けたばかりの臓腑
澱には屍
泳ぎ方を永遠に忘却
白亜の受け皿
行儀悪く盆から溢れ出す
哄笑する女
蒼い水の中 赤ん坊が泣いている
双生児の 黒く萎びた頭も みな
──現実にはない幻影<ビジョン>──我が母なる暗黒/冷徹に虚無を生み出す──
= 暗闇の残像/ ]
[空気/ノイズ/声/死臭/血痕/指/腕/ 汚物塗れの頭部/屍体加虐性癖──破壊/crash/slash/mash/hash──極限まで細かく/今も発泡性の梱包材を潰すように遊んでいる誰か/fleshで淫乱な死臭/血が飛び散る音・靴に伝わる奇妙な感触/床=ぼんやり見える歯の粒/──ノイズ/ラジオのボリュウムを最大限にした雑音/空気の中に流出した雑音=視界の混乱////////]
── →トラック後部──
『slash/hash/crash/dash──』
[暗闇の中、メイの気配がなくなる所まで来ると、グレンは一息ついた。どこであっても、トラック内の閉鎖された空気からは逃れられないが。両瞼を擦る──暗闇の中にずっと居る事による幻視<ビジョン>──眠る前のまどろみのような──を追い出すように。ノイズ混じりの空気は、金属のような感覚]
修道女 ステラ が参加しました。
修道女 ステラは、ランダム を希望しました(他の人には見えません)。
[...は目を覚ました。
しかし開いた目蓋の先にも深い闇があり、時折人の気配を感じる事ができる。
だが今の彼女にそんな事はどうでも良かった。何はともあれ彼女は任務に失敗し、そして捕らえられた。ただそれだけの事なのだから――]
NAME/Stella=arwstarter
AGE/ 15
SEX/ Female
ARM/ 十字架のマークが打ち面についており、持ち手も十字架の形をした一風変わった形の両手持ちハンマー+α(物語の進行に合わせて使用を考慮)
また武器ではないが、アンプル剤を15本所持。
[再び目蓋を閉じる。その瞬間、更に深い闇が彼女を包み込む]
(闇はいい……。全てを忘れさせてくれる)
[だが、忘れていいものだけではない。彼女は失敗したのだ。そのため今はトレーラーに乗せられている。だから今はいいのだ。しかし、これからはわからない。恐らく彼女が何処の誰の言葉か知らないが、開放されるとしよう。その瞬間、彼女は仲間に命を狙われるだろう]
(別にそれは構わない。何か目的がある訳でも無い。別に死んだところで困る事は無い。尤も、ただ簡単に殺される事もないが)
[見える筈の無い闇の中で、彼女は顔の前まで持ち上げた手をじっと見つめた。
手にした愛用の武器で、獲物をジワジワと追い詰め、そして粉砕し、破砕し、ネチネチと武器に付着する血と肉の感触を求めて奔走し続けた。
結局はそれだけが彼女の生き甲斐であり、唯一の楽しみであった]
(どうでもいい。が、楽しませてくれるんだろうか? いや楽しめればいいなぁ)
[着ている衣装とは裏腹に、三日月形に歪めた唇から零れ落ちる押し殺した笑いは、とても純真であった]
――我等皆、ルシフェルの慈悲の下に。
[グレンの呟きが己の笑みに混ざったのを耳にし、...はぴたりと口を閉じた]
こちらを認識せずに子供扱いとは……。そういう事はあちらにいるお嬢さんに向けたほうがいい。出なければ己の程度の低さを露呈する事になる。
──。
[ただその眼のみをきょろりと動かし、周囲を窺う]
Lucifer.
かみさまの御遣い。
あくまの王様。
かみさまが悪いことをしたら、誰が裁くんだろう。
[メイのルシフェルに関する認識を一笑し]
神?
悪魔の王様?
神と悪魔は常に表裏一体であり、神は悪魔であり悪魔は神である。ルシフェルは神が悪いと思ったから、自らを悪魔として間違いを正そうとした。
ふふっ。
人間と同じよね。だったら誰かが神であろうと悪魔だろうと裁ける。
それが私達の真理であり教義。
子供って僕のこと?
僕はもう15だよ。子供じゃなくて大人。
パパがそう言ってくれたんだ。
パパが笑って言ったんだ。
お前はもう大人だって。
もう子供じゃないって。
ねえ、おじさん。
そっか。あくまもかみさまもヒトなんだ。
悪いことをしたらみんな裁かれるんだ。
だから僕はここにいるんだね。
だから君はここにいるんだね。
悪いことをしたから。
[肩を竦める。やれやれ気が強そうだな]
露呈して困るようなものはもってはいないし、そのような偉い地位にいた事はこれまでもこの先もありはしない。
お前の声の調子から肉体的に成熟していないと判断したのだが、違っていたか。──それはすまない。
僕が子供かどうか?
だめだよ。ドクターは僕のパパじゃないもの。
ドクターはかばんの中の女の子のパパだから僕のパパじゃないの。
僕はパパ以外のひとには触らせちゃいけないって言われてるんだよ。
[つ、とDr.へ視線を向け微笑む]
女の子が大切なんだね。
離したくないほど大切なんだね。
ねえ、女の子の名前はなんていうの?
ふん…ヒーローが悪だと思えば悪、
正義だと思えば正義なのだ。
そう頭を捻るほど難しいことではあるまいて。
[真っ赤なスカーフを翻す。]
正義の鉄拳を振るうために存在する、
絶対的な正義のヒーローがいるんだよ。
ううん。
僕は悪いことをしたんだよ。
ひとを殺すのは悪いことだってパパに教わったんだ。
でも僕はあのひとを殺したんだ。
いっぱいいっぱい、みんな殺したんだ。
だから僕は悪いことをしたんだ。
君は何をしたの?
君はお外に出たい?
君のお外は、どんなところ?
この姿は、世を忍ぶ仮の姿よ。
[フフフと静かに笑いながら。]
これから先、悪が蔓延る空間に遭遇したとき、
正義のヒーローはその真の姿を現すのだ。
[...はグレンの返答に顎に手を当て]
(声質から相手の身体状態を見抜く、か。まぁ間違ってはいない。年齢でいけばまだ15だ。……ただ……)
それが身体的部分には当てはまらない……。
[そう呟いて、再びクツクツクツと含み笑いをあげた]
正義とはまた歪んだ感情論だな……。
所詮この世はルシフェルの名の下に、獣達の狂乱でしかないというのに、あえて歪んだ自己欺瞞(エゴ)で殺戮を包むか。
[ナサニエルの声の方向をちらりと視線を送り、そう嘆息した]
私という正義を否定する。すなわちキサマは
正義とは反対の立場つまり悪ということだなッ。
[座りながら、決めポーズのようなものを
とろうとしている。]
正義は、決して悪を許してはいけないッ!
悪を倒せと、この拳が轟き叫ぶゥ!
[静かに気合いを入れている。]
ほう?
[そう言いながら嬉しげにスカートの奥。太股付近につけてある武器をそっと服の上から撫で上げ]
いいぞ? 私を楽しませてくれるならいくらでも相手になってやろう。
貴様のエゴで私の殺戮衝動<エゴ>を満足させてくれるならな。
[だが、この中では満足に闘えない。それが不満だと目の奥で感情が訴えていた]
ふっ……わかるぞわかるぞ…。
貴様、この場での成敗を不満に思っているな?
[声の調子だけで、見透かしたようなことを言う。]
我儘は悪…しかし、それに向ける慈悲は正義。
よかろう…選ばせてやろう。
ここですぐにやるか、もっと広いところに
出る機会があったらそこでやるか、をな。
[あくまで尊大に思える態度に、...といえども本気で面白く感じた]
いや、どうせなら広くそして明るい場所でやろうじゃないか。
その方が楽しくなりそうだからな。
[太陽がさんさんと降り注ぐ広いフィールド。そしてその真ん中で生きながらに自分の愛用の武器でミンチへと変貌していくナサニエル。絶叫は甘美なBGMとなるのはまず間違いない。そして掌から感じられる感触は絶品であるどんなレストランのフルコースですら適わない感触。
ゾクリ。
思わず足の付け根が熱く感じられる位に、...の体は想像だけで興奮に彩られた。
しかして、今はまだその時では無い。折角なのだ。獲物が自ら殺してくれと言って来ているようなものなのだ。じっくりと楽しまなければルシフェルに失礼であった]
――我等皆、ルシフェルの慈悲の下に。
[胸の前できられた十字は、誰に捧げられたものなのかそれは*誰にもわからない*]
その時、一際大きくトラックが震動した。
鎖門<ゲート>──東西に長々と、高々とフェンスが張り巡らされた境界──を通り抜け曇天の空が見下ろす中、不可思議な形をした幾つもの建物に取り囲まれている 塔 が前方に現れた。
伝わる振動は明らかに先程と違う
水が沸点に近づけば近づく程エネルギーを伝え表面が騒がしくなるように──トラック内の揺れは激しさを増し────ピタリ
何事もなかったかのように停止
静寂の再来
それも暫くの事──キィ……ギィ………ッ…………
暗闇の中──蒼い光が仄かに差し込む
コンテナの専用固定具が緩み、周囲の光景が目に入ってくる
気が早い女が1人、
隙間から身を乗り出そうとしたが、
その瞬間に胴が薙ぎ払われ、傍らに居た者の目に血が入った──
女の骨と筋肉が再生する音をBGMとし、コエは告げる
「囚人の諸君──ようこそ」
映像は無限の幾何学体から構築
丁度フロア中心の支柱の前で鎮座
壮年の男の輪郭をつくりながら刻々と姿を変える
ごくつぶし ミッキー が参加しました。
ごくつぶし ミッキーは、占い師 を希望しました(他の人には見えません)。
《あまい》
[巨大な皮袋がわずかに身じろぎする]
《血の臭いだ》
[正確には、巨大な皮袋に押し込められたモノが闇の中で大きく息を吸い込んだのだ]
…けひ。
「諸君らがサインをした契約書に記載の通り、
我々が用意した者達からの殺戮の手から逃れ、
反対に殺す事が出来れば──解放しよう。
一時の無駄なく一片の──その時点での尊厳を傷つけずに。」
「殺す事が可能ならばだが。」
深く、抑揚をつけ、笑っているのか無数の幾何学体は震え──
「私はアーヴァイン──諸君らをモニターする役目だ──実体はここにはない。諸君らの健闘を願おう──クク、ククククククク」
無数の幾何学体は、
急速に内側へ内側へと潜り込んでいくような動きを為し──
──どんどんと小さくなってゆく
村長 アーノルド が参加しました。
村長 アーノルドは、智狼 を希望しました(他の人には見えません)。
極限まで小さく縮まっていくさなか、現れ始めたものがある
──この場所と思しき建物の見取り図と
──囚人達全員の名前
だが、
幾つかの名前は灰色でジラジラとしたノイズが走っている
それは、道中で既に死した囚人達と対応しているようにも思われた
支柱前の映像の下には円形の白で隈取された黒い装置
最後の幾何学体が震える
「囚人諸君が死亡した時か、我々側の殺人鬼を殺せた時に、
また、会おう 」
*三度目の静寂が訪れ、後には何も聞こえなくなった──。*
けひっ、けひひひひっ。
――NAME:Michael Pandemonium
[口を厳重に縛られた皮袋は何の獣とも知れぬ黒い「毛皮」で出来ている。
その中を見た者はトラック内にいない]
――AGE:?(一見したところ二十歳以下には見えまい。四十歳以上にも)
[くちゃくちゃ、とナニカを咀嚼し続ける粘着質の音]
――SEX:?(一見したところ女には見えまい)
[皆が外へ注意を向けている。その気配を感じて皮袋はごろりと転がった]
――ARM:凄まじいまでの俊敏性と蜘蛛の糸。…今のところは。
[しゅるり。
皮袋の紐がほどけて、銀色の糸が微かに煌めいた]
――SPECIAL MENTION:所謂『フランケンシュタイン』
[糸は、不幸にも皮袋に注意を払わなかった粗忽者の首筋を絡め取って声を奪う。足の腱を断って自由を奪う]
――NOTE:****(本当は別の言葉が書いてあったはずだが、真っ黒に塗り潰されている)
[蟻地獄のように犠牲者を皮袋の中へ引きずり込む。それは、一瞬のこと]
[暗闇/幻影<ビジョン>からの解放→膝を払う/靴裏にこびりついた肉塊を縁で削ぎ落とす/映像=見取り図を一瞥。
1F〜4Fまでの表記の見取り図──
ついで連なる何十もの名前の列──
薄暗く蒼い光で満たされた1Fの中、遥か頭上──4F/3Fからの遠い太陽光が空気中の粒子を照らし、きらきらと柱前の映像の周囲を舞っていた。]
──何を。
全員を殺す必要はない。
政府の犬を今は殺せば良いだけだ。
『そんな考えを大半は持ってはいないだろうが』
[Drに告げると、グレンは資材の間へ紛れ込むように消えていった。殺し合いから*離脱するように。*]
…ころせ?
[赤子のようにろれつの回らぬ口調でアーヴァインの言葉を繰り返す]
けひ。……ころす。けひひ。
[笑い声とも呼吸音ともつかぬ音]
おまつりか。
おまつりだな。
[遠い昔、誰かが「あの島」でそんなことを言ったかもしれない。あれは銀の糸を煌めかせる美女だったか]
あつくさせてくれるやつは、いるのかねぇ?
[それもどこかで誰かが口にした言葉]
[――血が騒ぐ]
[皮袋の中で、彼(?)のパーツは昂奮に震え始めていた]
…たのしい。
[皮袋の中には獲物を共に味わうモノがある。これまたどこかの島で使われていた蟲だろう。
…そんなこと、ミッキー・パンデモニウムが知るものか]
PL/
ヤバwマジ怖いw
自分のPCの口調を使われるのは気恥ずかしい以前にPCが危険人物なので怖いw
ミッキーはやみーさん→ふらぅさんだろうと思ったのだが、なはとさんかもしれないな。やみーさんがアーノルドでないなら、他のPLは1人しか思い浮かばないんだが。
PL/
現在のグレン内仮定強さスケール
(弱)グレン<ナサニエル=ステラ≦ミッキー=メイ(強)
(不明:アーノルド)
日数調節的にも初回吊り狙ってます。
[コンテナが開き、空気が流れる]
[己の放つ血の臭いが揺らぎ、流れ]
────ついた。
[意識が、醒める]
血 、匂うな。
参った。あんまり匂うのは好きじゃないんだけどな。
[己の血か][女の血か]
[視線は無数の幾何学へ]
生き延びたくば、殺せ。
生き延びれば、「私」は怒るかもしれないが。
「私」はまだ死にたくはないからな。
[一人呟くその様子は、最前までとは別のもの]
[真っ赤なスカーフがふわりと風に舞う。]
なるほど…匂う、匂うな。
その匂いは、私に悪を倒せと叫んでいる。
[グローブを外す。真っ黒に変色した手。]
この地に、正義の旋風が吹き荒れよう。
さて、悪をかもすぞ…。
(- Wake Up -)
[重く軋んだ金属音に続いてコンテナが開く。]
[NAME=Arnold・de la Rocha────無機質なシルバーグレーのブリティッシュ・モデルスーツ。完璧な角度で切り揃えられたような高衿の白いシャツは、最上部のボタンを1つだけ開けるのが、この男────SEX=Male の何時もの習慣だった。それは、<この>スーツを着る仕事に就いた時から変化していない。
血臭の漂う薄汚い空間に不似合いに整ったスーツを着た男──アーノルドは、外部からの光線に、僅かに目を細めた。暗闇に慣れた躯に、僅かな光線が染み込む様な感覚を覚える。]
[社章の刻印されたカフスを無意識に弾く動作。AGE=middle age────とは言っても、この制服を着る様になったのは、ここ数年の出来事だった。]
(- ほんの僅かなミスが -)
(- スーツに1mmの血染みを付ける事が許されない様に -)
(- Rage Against ──── -)
[幾何学体による説明は彼には特別の意味が無い物だった。
愛用の万年筆とは異なるペンで、契約書にサインをした時点で此処──もしくは此処に類似した施設の何処かに運ばれる事はほぼ予測していた。
( ────…漸く、辿り着いたか。)
と言う冒頭の呟きのみが、現在の彼──ARM/ ---、NOTE/(人体実験 【済】)の感想なのだった。]
[コンテナは開き、多くの囚人は幾何学の映像と声に意識を向けているというのに、お構いなしに喋る声がある]
「――随分食べ散らかしたね。だから『私達』は言ったんだ。キミはこのコンテナの中ではなく、この屋根の上にでもいてもらうべきだと。しかし誰も聞きはしなかった――」
[それはもちろんDr.の声。前後の脈絡もなく、誰に《キミ》と呼びかけているのかも分からない言葉をまともに聞く者はない――ようだ]
「食べ続けるその勢いから察するに、『薬』が切れかけているんじゃないかな?」
[皮袋から聞こえ続けていた基調低音が止んだ。Dr.はそれを感じ取った]
「そう、キミのことだよ。食べても食べても、肉体が修復しきらない。癒えない傷が果てしなくむず痒い。どうだ、違うかい?」
[曲線で出来た複雑な機械/放置・棚・段ボールの山→埃/足跡→壁面=這/這/這/いくつもの配線管・二気筒/四気筒の太さの管=手触り‐錆and滑。
同心円形状の階段→さがる/くだる/おりる→3m程の平な床=体にかかる重力と浮力=1Fから2Fへの移動。チラリと傍らを見ると、浮力を要しない、自足での、角度45度x45度x45度x45度x.....の階段の上がり/下がり]
[―――→移動し3F。]
[すり鉢状のクリアな強化硝子。4Fの床部分は平――二重の厚い厚い厚い強化硝子の向こう、4Fの様子は反射して明確ではないが。最上階に行くのは得策でもなさそうか―――グレンは3Fに繁り渡る樹の間に寝転んだ。]
[皮袋の沈黙を肯定と受け取ったのだろう。Dr.はどこか得意げに更に饒舌に喋る]
「免疫抑制剤をあの頃のキミは頑なに拒んだけれどね。今なら分かるだろう?つぎはぎ細工《パッチワーク》の身体にはこれが必要なんだ。その肉体の中で鬩ぎ合う遺伝情報と、質の異なる様々な肉塊を御すためにはね」
[Dr.oddは胸ポケットから薄いフィルムの束を見せる]
「そのままでは、苦しいだろう?」
――なにが、ほしい。
[皮袋から聞こえる声は舌足らずだが冷静]
――みんな、おなじ。
なにかをくれるニンゲン、かならず、なにか、させたい。
[他の囚人に混じり、久方ぶりに灯のある場所に出た所為で、...の瞳は僅かに歪められた。ぐるりと辺りを見回す。
グレン、メイ、ナサニエル、ミッキー、アーノルド、Dr.やその娘。
恐らく、彼らは一般的な容姿なのだろう。
自分とは違って――
それはともかく、明るい下で初めて見た彼らを見て、思わず舌なめずりをしてしまった。
ああ、そうか。ルシフェルの名の下でとは言うが、結局は自分は人の肉と血が好きなのだ。と再自覚する。
1階から3階へと前を歩く彼らの一番後ろについていきながら、此れから喰らうであろう肉塊を眺めた]
「フィルム様の免疫抑制剤だ。キミにあげよう。だから、『私達』の楯になってくれ」
[急に余裕を失ったDr.の声。皮袋の暗闇の中で、その声色の変化と、むき出しの殺気を感じる]
――よかったな。おまえ、うんがいい。
[皮袋の紐が自らほどけ、その中身を露わにする。ほんの一瞬だけ]
――おんきせがましかったら、たすけなかった。
[如何にも無力そうに見えたのか、早速Dr.oddを手にかけようとしている二人組が見えた。彼らにも、皮袋の中から躍りかかる大きな影が見えただろう]
――すがりつくなら、まもってやっても、いい。
[右手と左手に一人ずつ、獲物の顎とちぎれかけの肩を掴んで皮袋へ引きずり込む。
しかし、獲物の下半身は袋に収まらず不格好に空中に突き出したまま。
それが、ひくひくと苦痛を示すかのように蠢いている]
――くすり、はやく。
[真っ黒な拳を眼前に交差させたまま構える。
第二関節の付近に出っ張りがある。]
ふふふふふふふふ……そうかそうか。
殺らないと私が殺られるというわけね。
[その出っ張りも、拳全体を覆う黒い何かのため
よくわからないが何かの金属のようだ。]
正義を殺す者は悪…というわけだ。
志を同じくする者でも、悪なら成敗せざるを得ない…が。
[皮袋からわずかに覗くのは膿のにじむ指先だけ。空気に触れることさえその身には苦痛だった。
免疫が己のものでない皮膚を拒む。外気に晒されれば痒いような痛みが全身を襲う。
渡された免疫抑制剤は舌下吸収型フィルム様製剤だった。
…確かに即効性は高い。波が引くように痛みが失せた]
――どくた、まもる。
[せっかく引き込んだ食餌だが、残すことにした。…もったいない。柔らかな内臓だけ、申し訳程度につまみ食いする]
――行こうか。
[皮袋の口が開く。むわっと漂う血と獣の臭い。
そこからボロをまとった男(?)が出てくる。未だ肉体に定着しきらない皮膚はぶよぶよと頼りないが、まあニンゲンらしい体裁を保っていた]
――あかり、きらい。
[眩しそうに眼を細めて、皮袋だった毛皮を広げ、身に纏った。
数多の獲物の数を考えれば、皮袋の中には溢れるほどの血だまりがあってしかるべきなのだが、骨の欠片さえ落ちなかった。
まるで、黒い皮の内部もまた食餌を愉しんだかのようだった]
――けふ。
むこう、いいにおい、する。
[漂うはChaos Bloodの血の香りか?]
――あまい。
……血の臭いがキツ過ぎたようだな。
[彼の服には、車内で移ったであろう
血の臭いが染み付いているようだ。]
悪臭…”悪”とつくから悪だッ!
見過ごすわけにはいかないな。
[その場で服を脱ぐ。彼のすべてが露になる。
ところどころ拳と同じ黒い何かが付着。
局部周辺は、完全に真っ黒になっている。]
熱いシャワー…正義にとって憩いの瞬間だ。
[2Fで、やっと隠されたシャワールームを見つけ、
全裸のまま入っていく。]
[コックを捻る。煙が立ち上り、熱い粒が流れ出る
と同時に、カランと地面に落下する。]
犠牲なしには、正義は貫けぬものだ。
[シャワーに身を潜らせる。黒い部分に当たった
水滴は、シュオオと煙になって立ち昇る。]
[においの源を求めて、すんすんと鼻を鳴らした。
血と屍の臭いは辺りに立ちこめている。しかしこの血は。メイの血は少し違う…?]
つめたくなってるのに、まだ。
[メイが己を傷つけた後に残した血だまりに辿り着き、その朱色を見つめた。
未だ黒ずんではいなかった。新鮮な血液としか思えない。
跪く。腹這いになって、舌を伸ばした――ぴしゃり、
ぴしゃ、ぴしゃり]
――あま、い?
[シャワーの音と、水が煙になる音。]
ふーんふんふん、ふーんふんふん…ふふん♪
[ゴキゲンそうに、鼻唄混じり。]
だが、勢いがやや弱いなあ。弱いのは悪だッ!
[ヘッドに勢いをつけた拳を叩きこむ。
無残な姿になったヘッドは、原型を留めていない。]
これでよし、これでよし…ふーんふんふん♪
[勢いよく噴き出す熱湯に身を任せる。
気持ち良さそうな鼻唄が響く。]
[大分経ってからのこと。顔を上げ、口の周りをぺろりと甞めて立ち上がった。
Dr.odd達(?)に一瞥をくれて、言う]
――まもられたいなら、ついて、こい。
[コンテナの中に残っている囚人は、今ではもう少ないようだった]
[「塔」の前]
[開かれたコンテナとの間に立ち]
……舞台に上がらなければ、物語は始まらないか。
「私」にはしばらく休んでいてもらおう。
[と、頑丈の体躯の男──<パッチワーク・マン>?がコンテナの中で何かをしている]
──自分から舐めるとかどういう神経だ?
"Chaos Blood"の意味を考えて見ればいいものを。
[その"血"は毒]
[尽きることなく溢れ出て]
[触れた箇所から腐り落ちる]
[己が舐めれば、たちまち酩酊]
生きることを願った僕の力。
…?
[己の指先が黒ずんでいる。まるで、銀器が毒に触れたかのように]
かゆ、い。
[血に触れた手だけがむず痒い。皮膚がまた肉体から逃げ出しそう。やがて、左手の小指辺りの皮膚が浮いた。赤黒く変色して、どろりととろける]
…おなじ、におい?
[滴り落ちた黒い雫が足元を焦がす]
──3F──
[曇天──陽光の明かりが強さを増してゆく。
誰かの足音が聞こえたがグレンは動かない。やがて、別の足音が聞こえ、一度の剣戟/駿足→枝が撓る/数十合に渡る剣戟=争いの音色が聞こえ始めてきた。]
[硝子に映りこんだ雲が流れて行く]
[自分の爪の先が赤黒く染まっているのを興味深げに眺めた。試みにその爪で傍らの木を引っかいてみる。
…ややあって、樹皮がとろけていった]
……けひっ。
[驚きとも笑い声ともつかぬ呼吸音]
ひとつ──ふたつ。次々腐り落ちてくね。
早く手当てしなきゃ、その腕使い物にならなくなるよ。
ねえ、ドクター。手当てしてあげれば?
間に合うかはわからないけど。
[くらり、と血の芳香]
ふんふん……ふーん………。
[急に勢いよく屈む。彼の頭上を勢いよく剣が通り過ぎる。]
正義の楽しみを邪魔するのは、悪…だよなあ?
[壁に刺さった剣の刃に触れる。
シュオオという音とともに緩やかに折れる。]
正義の鉄拳!くらえッ!!
[フィルム状の免疫抑制剤をまだ普通に動かせる右手で口中に放り込む。
純粋な毒ならともかくも、元が生体ならば、免疫を抑えて取り込むだけ]
かおす…ぶらっど…。
[数えるように自分の指先を凝視]
これは、どんな、ちから?
[腐食はひとまず収まった]
―2F→3F―
ふう…またつまらぬ悪を殴ってしまった。
[赤いスカーフを首から垂らし、それ以外には
拳に金属製のナックルを装着。
シャワーの姿のまま、3Fへ。]
―2Fシャワー室前―
[顔の部分が黒く変色した死体が転がっている。
変色したというよりも、真っ黒な何かで覆われて
いるようだ。殴られた衝撃だけではない様子で、
顔面が不自然に崩壊しているようだ。]
[...は、3階から4階へ一度回り、そのまま割り当てられた2階の自室と戻ると、来ていた殺人鬼には似合わない聖衣を脱ぎ捨てた。
カーテンの閉じられた窓から射し込む薄暗い光の中で、真っ白な裸体が室内に浮かぶ。だが、そこにあるのは生娘のような純粋で決め細やかな、血液の乗りが良い肌ではない。妊婦の腹部のように強制的に伸びた皮膚痕や、手術痕が無数に肌の上に走り、中にはどす黒く痣となっている箇所さえある。
...は、その場でくるりと一回転すると、ぴたりと動きを止めた。
しばしの間――。
と、唐突に、彼女は大声を上げて笑い出した。
それは狂ったと言い換えてもいいのかもしれない。口角より唾液を垂れ流し、右手は胸を掻き毟って血が滲み、左手は陰部へと伸びる。
その姿は聖女のではなく、ただ何かに憑かれたような容貌だ]
ここは楽しめる。
クククク!
いい! 何て芳しい香り! 壁に滲んだ黒い血も最高だ!
クククク……くく、ゲヒャ、ゲヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!
[笑い声は止む事は無く、そのまま入ったシャワー室にさえ反響し続けた]
そのままの意味さ。
"Chaos Blood"──混沌の血。
人の理から外れた異常な血。
生きることを願う僕のARM.
まさか、取り込める奴が居るなんて思ってなかったけどね。
効果は君の見たとおりさ。
生体・非生体問わず触れた対象を腐らせ焼け爛らせる。
君は、どんな"物体"なのかな。
<パッチワーク・マン>。
とりこむ、ちがう。
[口調はたどたどしいが、それでも、薬を飲む前よりはよほど聞き取れる音声]
しばらくのあいだ、なじむ、だけ。
[すん、と鼻をならす]
おまえのあまいにおい、すこしだけ、なじんでる。すぐ、うせてしまう。
[どこかそれが寂しいというかのよう]
…くさらせる、か。
おれは、はじめから、くさっていたから、たぶんききにくかった。
―3F―
よう、相棒。暇そうだなあ。
[雲を見上げるグレンの真上に、モノをぶら下げ
つつ話しかける。不自然な真っ黒。]
命というのは限られたものである。
それを浪費するのは、悪だぞ?
[ニィッを笑みを向ける。]
いきる、ことを、のぞむ?
[けひ、とむせたような声]
むずかしい、な。おれは、いきたことがない、から。
おれは、はじめから、つぎはぎざいくだ。
しかばねを、かがってつなげただけ。
血の冷めるまで、と言うわけか?
[どこか寂しげな様子をきょろりと見上げ]
温もりが失せるのが寂しいか?
腐り冷えた身ではとっくの昔に忘れたことだろう。
村の設定が変更されました。
生きることを。
「私」は生きることも諦めているが、生憎「私」自身は生を望んでいるんだ。
だからここに居る。
君もかつてはどこかで生きていたのかもしれないぞ。
覚えていないだけで。
君を構成する要素、そのパーツの一つ一つもかつてどこかで生きていたモノだろう。
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