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人がいっぱい。
なんでここに居るんだろう?
みんなも誰かを、殺したのかな。
悪いことをしたから、罰を受けにきたのかな。
くさい。──血の匂い・僕の匂い?
くさいのは悪。悪は、悪いこと。
僕は悪い。僕が悪い。
悪いことをしたら、罰が必要。
[メイの返答=Drの困った表情→トランク内の娘へ一方的な相談=年頃の少女は扱い難い]
俺は殺しじゃないな──
お前は殺しか。
それだけで捕まるとは思えないが。
[Drを無視し、グレンから滑り出る台詞]
殺したからここに居るの。
悪いことしたからここに居るの。
……なんで僕はここに居るんだろう?
おじさんは殺してないの?
これから殺すの?
誰かを殺すの?
僕を殺すの?
パパみたいに。
ママみたいに。
かばんの中のお人形みたいに。
ええいッ!さっきから喧しいのはキサマかッ!
[Drの声のする方に、怒りが飛んでくる。]
キサマのお喋りが、私のカンにさわり
出したくない大声を出さざるを得ないッ!
悪循環…”悪”という接頭辞だから悪だッ!
何なら、この場でキサマという悪を
根絶させても構わないんだぞッ!!
[明らかにDrよりも騒がしく、暑苦しい。]
じゃあ殺すんだ。
誰かを殺すんだ。
みんなを殺すんだ。
殺すのは悪いこと。
悪いことをしたら罰が必要。
殺してお外に出たら、どうなるんだろう?
やっぱり罰が必要なのかな。
悪いことしたから、僕はここに居て。
悪いことしたから、おじさんはここに居て。
悪いことしたから、みんなここに居て。
お外に出るために殺して
殺したら罰が必要で。
待ちたまえッ!
[ガリガリという音を頼りに、寄ろうと模索する。]
人様を傷つけるのは正義だが、自分を傷つけるのは悪だッ!
やめたまえッ!!
[キザに抱きかかえる魂胆だろうか、
ガリガリ音の方にそろそろ寄っていく。]
自分を傷つけるのは悪いこと?
でも僕は悪いことをしたから自分を傷つけていて。
暗い場所は嫌い。
傷つけるのは悪いこと?
僕は悪いことをしているの?
じゃあ僕は罰を受けなきゃいけない。
自分を傷つけた罰に自分を傷つけて。
でもそしたらまた罰を受けなきゃいけなくて。
いつまでたっても。
[繰り言に付き合う気はない。
少女が自傷を繰り返し血臭が深くなるが、動かない。]
お前が何人殺してぶち込まれたかは知らないし、お前が俺達が殺さなくてはならない殺人鬼かもしれないが、尋ねておきたい。
お前は、あの祝祭の日に事件を引き起こした奴か?
ええい、悪循環ではないか。
”悪”と接頭辞がつく行為は皆悪だッ!
大丈夫、罰ならそのうち誰かが与えてくれる。
そう、”正義のヒーロー”がね…フフフ。
[軽く、気持ち悪い笑い声]
だから、そのときを待っていたまえ。黙ってな。
[どうやら音の方向を失ったらしい。
残念そうに、動きを止める。]
祝祭、お祭り?
お祭りはすき。
あの人と行ったんだ。
でもあの人は裏切ったんだ。
だから殺したの。
裏切ったから殺したの。
いっぱいいっぱい。
みんなみんなみんな。
白い噴水が赤くなって。
綺麗に染まって。
誰かが罰を与えてくれる?
待っていれば誰かが来てくれるの?
だけど──困ったな。
その人が僕を見つけられなかったらどうしよう。
罰をくれなかったらどうしよう。
黙っていれば来てくれるの?
喋っちゃいけないんだね。
ああ、そうさそうさ。
お喋りが過ぎたり、余計なことをし過ぎるのは、
時間の浪費という悪だからなッ。
[スカーフをさっとかき上げる。]
だから、じっと何もしないで待っているんだ。
大丈夫、キミなら巡り合えるさ。ヒーローに。
その殺戮行為は尊敬に値する。
もっとも、お前は覚えていないだろうが、俺はその時に半殺しにされたが。お前が、殺さなければならない奴でない事を心から願いたい。
Chaos blood
混沌の血を操る女か
──道理で血の匂いが違った筈だ。
さて……まあ、喋り過ぎの巨悪には罰ということで。
正義の鉄槌喰らえぃ!
[さっきからめそめそしている声の主、
Dr.のもとへ近寄って行きおもむろに殴る。]
悪めッ!悪めッ!滅びよッ!滅びよッ!
[ボコン、ボコンと殴る音と泣き声。]
[Dr.の泣き声が消えたあたりで、殴るのをやめる。]
よし、これで悪は滅びた。フフフフ。
正義は必ず勝ち、悪は必ず滅するのだ。
[一仕事終えると、静かに手入れ。]
[無残な姿なDrの呻き声=比較し静かな環境の訪れ]
…………。
先程から、「悪を滅ぼす」と声高に言っているお前。
Drを黙らせてくれた事に感謝をしよう。
「正義の味方」とは面白い奴。
[暗闇の中、Drが倒れている向こうから声を出す]
ふっ…なぁに、正義のヒーローとして当然のこと。
礼には及ばんよ。それが務めなのだから。
[キザに真っ赤なマフラーをかきあげながら。]
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