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冒険家 ナサニエル が参加しました。
冒険家 ナサニエルは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
――獣道――
はぁ…はぁ…
こんな山…軽く越えてやるとか思ってたのに…
中々…辛い!
[道無き山の向こうからやって来たらしい男が、ついに積もった雪の中に膝をつく]
う…ちっくしょうこんな所で…
死んでたまるかって…動け…
…動けってば足!
[空からは雪が降っているが、大した雪でもない。
仰向けの状態でそれを見る]
くそっ…こんな薄らとした降りようの癖して。
どうしてこんなに積もってんだ…?
雪山を甘く見た…
ただの山ならこの程度、一晩で越えてやるのに…
[身体が雪に沈んでいく気がする]
ああ…もう三日もまともに食ってねぇ…
[身体が雪に沈んでいく気がする]
人知れず雪に埋まって迎える最期か…
[身体が雪に沈んでいく気がしたが、斜面だったので転がり始めていた]
げっほ…げほっ
[...は雪の中から身を起こした]
いッてぇえ…
死ぬかと思った!
[全身雪塗れで辺りを見回すとそこは、崖直前。
吊り橋の杭に激突していた]
……マジでもう少しで死ぬとこだった。
…こいつぁ運が良い。
まともな飯に、暖かな寝床に、空気以外の話相手に、ありつけるかもな…!
[...は途端に元気を取り戻して――
しかしやはりふらつきながら、吊り橋を渡って行く。
そこが宿だと知れば、そして親切な主人の出迎えを受ければ、*ますます喜ぶことだろう*]
定員に達しなかったため、村の更新日時が24時間延長されました。
――厨房――
[ロビーの片隅に荷物を置き、ベンジャミンは何を思ってか厨房に入っていた。厨房といってもそう広いスペースではない。普通の家の台所よりは一回り大きいかどうか、程度だ。仕舞われている道具や瓶、缶の所在にも慣れた様子でかまどに火を熾す]
んー、まったく。
茶でも淹れようかと思って保温湯差しを覗いてみたら案の定で空だもんなぁ。しゃあねえっちゃしゃあねえけども。
えーっと蛇口の水は……お、出た出た。
[これだけは街中とも変わらず、水道設備は整っていた。湧き水を大桶に引き込んで貯める方式で設備されているのだ。いつも新鮮な水が飲めるという意味では、街のものよりも優れてさえいるとベンジャミンは思っていた。冬場は凍りつく事も多いのは確かに欠点だったが、それを言っては始まらない]
――食堂――
[まるで自分の家のような気安さで食器を戸棚から引き出して、紅茶の缶を開けてみる。饐えた匂いとは異なった、だが馴染みの無い匂いが鼻をついた]
なんだ、こりゃ。
……紅茶じゃねえなぁ。うーん。俺のにすっか。
[そう言ってロビーに戻ろうとした時、穏やかな声が響いた]
「そいつは俺が作ったハーブティだよ。この辺で生えてる薬草や何やらを調合したんだ。山裾の婆さん居るだろ、魔女ばばあ。
あの人に教えて貰ってさ」
[アーヴァインの声だった。どうやら客人が来た所を伴って来たようである。見たところまだ若い青年で、ふんふんと頷きながらもベンジャミンはザックから紅茶の缶を取り出した]
――ロビー――
なるほど、そういう事か。
またえらく古い缶が残ってるなと思ったんだが。
とりあえずは俺の持ってきた奴を使わせて貰うぜ。俺はまだしもそっちの兄さんにいきなり変なモン飲ませちゃ、客足も減っちまうってものだ。
[それはひどい、と言いつつもアーヴァインは客人と雑談などしている様子で、その間に紅茶を淹れる。三人分の用意をして戻り、青年に自己紹介をして茶を勧めた]
……とまあ、そんな訳でさ。なかなか大変だったろう?
春から秋まではそう大した事も無いが、雪が積もると途端にこうだからなぁ。それでも昔よりゃマシになったのさあ。俺がガキん頃ぁ荷車も通れない旧道しか無かったんだからね。
……ハインリヒ様が国王になってから、色々と変わったもんさ。お陰で街道も整備されたし、街に入るたんびにやれ通行税だの物品税だの付け届けだのとうるさく言われることも少なくなって。
[自分で淹れた茶に一口だけ口をつけ、饒舌に話し始めた]
……そういや街の塾が大学になったのも、王様が小さい頃から学問好きだったからとか言ってたよなあ。
誰だっけ、あの。ほら、アーヴァイン、お前の学友の。
「ロックウェルか?」
おぉ、そうそうその先生よ。
まぁ俺は二、三遍ほど会っただけだがありゃなかなか頭が切れるね。最近の相場がどうで、とか言ったらすぐに答えてきやがんの。いやいや大した事情通だ。ありゃ近づきになっといて損は無いねえ。
「その教え子ならつい先刻、やって来たぞ。
顔、見なかったのか?」
んー? いや、厨房に居たからなぁ。
というか俺の知ってる顔かい? いやそこまでは知らんか。
お前、まるで山を下りやしねぇんだもんなぁ。
だよなぁ、アンナだって眠ってることだしなぁ。
[と言った辺りで言葉を止め、苦笑しつつ禿げた頭に手をやった]
……おっと!
いけねぇ、ついつい俺ばっかり話しこんじまった。悪い癖だな、ほっとくと一人でどんどこ喋ってっちまうんだ。
んで、兄さんは旅の人かい? それともこの近在の?
[青年に話を向け、ふんふんと興味深げに聞きながらカップに手を伸ばし、紅茶を一口*啜りこんだ*]
/中/
宿の広さイメージですが、>>#0
「小ぢんまりとした」「細々と営んでいる」という事で、殆どが相部屋(2〜4人用)で個室(1〜2人用)は2,3部屋というのを想定しています。あと隊商向けの大部屋とか。全体でも6〜10室くらい、二階建て(+地下室?)の印象です。
この辺はすり合わせた方が良いかと思うのですがどうでしょう。
皆様のイメージも聞いてみたいところ。
/中/
んと、現在俺以外の3人ともロビーでお茶してるんだな?
ナサニエルをどこまで動かして良いのか悩むところ。
ちょっと展開考えよう…
ナサニエル、自称20歳って事は年下もありえるのか…いや、むしろそのパターンだろうな。
…やっベー、雷鳴ってるし。
――客室――
[いつの間にか転寝をしていた事に気付き、苦笑して頭を掻く]
あ…やっべ、寝てた…。
っても大した時間じゃないか。良かった。
[そう一人呟くと大きく伸びをして]
下に行ってお茶でも貰おうかな…自分で入れるんだろうけど。
あ、そうそう、これも渡さないと。
[思い出したように荷物の中から預かった酒瓶を取り出して]
これが余計に重かったんだよね、今回は。
帰ったら教授に文句言ってやろ。
[ぼそ、っと不穏な事をこぼして、軽く身支度を直すと階下へと向かう]
――ロビー――
[階段を下り、そのまま厨房に向かおうとしたところでロビーからよく知った人物の名が聞こえ、その声にも聞き覚えがあるような気がしてロビーを覗き込む]
あ…れ?もしかしてベンジャミンさん?俺、以前一度ご一緒しましたよね?ロックウェル教授に世話になってるハーヴェイですよ。
って言っても覚えてないかなぁ…。
[そこまで言って、あぁ、と思い出したように彼は頷き]
「そうか、いや、教え子って言うから誰だろうって思っててな」
あぁ、気にしないでくださいよ。あの時いろいろと行商で訪ねた町の話をしてくれたでしょう?それで覚えてるんですよ、俺。
それにしても珍しいですね。いつもは夏に来ると聞いていましたけど?
[その問いにアーヴァインの亡き奥方の…と返るのを聞いて納得したように一つ頷き]
俺が来た理由と同じですね。えぇ、教授に頼まれて…
あ、そうだアーヴァインさん、これ…さっき言ってた奴。
[そういって手にした酒瓶をアーヴァインに渡す]
[そこまで来て、もう一人若い男がそのやり取りを珍しげに見ているのに気付いて]
あ、悪い。他のお客さんも居たんだ?
聞いてたから知ってるかもだけど、俺の名前はハーヴェイ、な。適当に縮めてかまわないよ。
旅の人かな?……ずいぶん疲れてるみたいだけど…雪山では油断しない方がいいよ?余計なお世話かもだけどね。
[見たところ自分と同じくらいの、だけど旅慣れていない様子のその彼に苦笑混じりにそう言って。
それは自分が山好きの父親に言われた言葉でもあったけれど。
その言葉にぼそ、と返る言葉に驚いて]
三日も迷ってたって?よくこの雪の中無事で……まぁ良いか、とりあえず無理はしない方が良いよ。俺も何日か居る予定だしさ。
そうそう…君の名前は?
[話している間に目の前に置かれたお茶を啜りながら、目の前の男の話を*聞こうと*]
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