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[歌いながら現れたナサニエルに顔を向けて、飲んでいるものについて訊かれて]
え?あぁ、これは紅茶。
ココアは…どこだっけ?探せばあると思うんだけど…。
甘い物が好きなのか?
って、ナサ…ニ…なんだっけか?お前も飯食い損ねた口?
[ナサニエルの視線に初めてそこにある人に気付き]
そこに誰かいたのか?
[ハーヴェイと話しこんでいたせいか、ローズマリーには気がつかず。そして入ってきたナサニエルも一蹴した後にご挨拶。]
湯か…。
まさかハーヴェイに、おれのため胃から紅茶を吐き出せなどと言えるはずも無し。
[腕組みをして暫し悩んだ挙句]
…なあに砂糖入れりゃ、甘くてあったかいさ。
湯くれるかい、ギルバートさん。
[キッチンを漁り始めている男に声をかける。
尋ねられているのはハーヴェイと知りつつ、ちゃっかりリクエストも]
おれぁ肉食いたい!
アーヴァインさんもマメだから、いろいろあることはあるんだよね、ここ。
[だから道具も食材も充実はしてる、と。
そして名前を忘れた詫びに、と言われ、少し考え]
え?いいの?
んー…任せるよ。一番得意な奴、ってことで。
―朝 部屋―
[明け方、陽の昇るその光に目を覚ます。
寝乱れた胸元を戻し、白を隠した。
起き上がった拍子に痛むか、右の足を見下ろす。]
…薬、飲んでおこうかな。
やっぱり無理みたいだね。今日も泊めてもらえるのかな。
[近くにあった皮の袋を引き寄せて、うちより白の粒を取り出した。
それを一つ、指先でつまんで口に入れる。赤い舌が、ちろと離れた指先を撫ぜた。
奥歯でがりと噛み砕く。]
――苦い。
[呟いた顔は、声をしっかり反映していた。]
―現在 部屋―
[赤が目を開けると、そこは暗闇。]
ちがう。
見えないだけだね。
[寝台の上、左を下にいつの間にか寝ていたようだった。赤は気づいて、ゆると体を起こす。
薬は効いているのか。
右足は今は痛くない。]
……何か、食べようかな。
作ってもいいんだっけ?
[皮袋を肩にかける。何かのかちりとぶつかる音。]
外れちゃったかな。
[袋を開けて、中を確かめる。それを見つけてしっかりと布を巻き付けなおした。
立ち上がっても音はもうない]
[いきなり肉とのたまう無礼モンへ一瞥くれてやり]
生肉ならそこに結構あるから勝手に取って食え。
冒険家なら内臓も鍛えとかないといけないしな。
下痢しても死にはしねぇよ。
[階段を下りる音は小さいか。]
―…→ロビー―
こんばんは。
甘いにおい?
ココアなの?
ステラさんは子供っぽいね
[昨日の意趣返しにそんなことを言って、自分も何か飲もうかな。
赤はそう呟くように、食堂へと向かう。]
[何でもいいというハーヴェイへは笑いながら肩をすくめ]
やれ、尋ねると必ず何でもいいなんていいやがる。
それが一番困るってのはいい加減人類共通知っておくべきだな。
わかったよ、適当にな。
[雑談を挟みながらてきぱきと、下ごしらえを始めるがそれは流石に手馴れたもの]
――食堂――
[気付けば随分と賑やかになっているキッチンに視線を投げ掛け。そう言えば宿主の拘束時間は、食事の準備すら奪ってしまった事に気付き、青年達の声に小さく謝罪する。
そして何か思い立ったようにすっと立ち上がり、声の鳴るほうへと足を運び]
――こんばんは。随分賑やかね。何か食べる物なら…良かったらわたしが作りましょうか?
[僅かに身を引きながら声を掛けた。]
/中/
占い師&霊能
まず来ないとは思うんだけど…。
やはり事件が発生してから覚醒、と言う形になると思う。
何れの力もまだ未発、と。
村人
そのまま、現状維持。
怪我については本当にただの野犬、と言うこと。
流れや状況により、臨機応変に対応を
[ナサニエルには相変わらずしれっとした態度を変えないのは多分わざと]
あぁ、俺の脳細胞は記憶力を使う所を選ぶんだよ。
悪いな。それじゃナの字とでもいうかね。
飯は俺が食いたいから作るの。
お前も食べるならお願いしますの一言でも先に言ってみろ?
[眠っていたようなその人物、騒がしくして起してしまったか。作ろうかと言う申し出には]
おや…こんなとこにも女性が居る訳ね。
この宿の人?
こんな野郎ばっかの所で一人…もう一人いた…っけ。
初めましてだ。俺はギルバート。
今日はいいよ。折角下準備も終わってるしついでだ。
休んでなよ。
>>174
…嫌だなギルバートさん、おれ一応文明人だよ。
ま、生肉食ったくらいじゃ下痢しないけどさぁ。
[――もしかしたら原始人かもしれなかった。
ココアよりはお茶が良いというハーヴェイには]
へえ、そう?
…ならハーヴェイ、茶が出たらおれの分やる。
その分、ココアが出たらおれにくれ。
[ギルバートが何か作り始めたらしいと知り]
お、文明人の食事作ってくれてる?
なら、生肉は止めとこう。
大人しく楽しみに待ってますぜ旦那!
[ココアが見つかったら見つかったで…
…食事を待つまでに、それ以上食べられなくなるくらい飲んでしまいそうでもあった。
なので探すのを止め、座って待とうと椅子をひく。
立ち上がったローズマリーや、マグカップを手にしたステラ、なぜか入り口で立ち止まっているラッセルにも気が付いた]
お、まさに楽しい食事時ってヤツ?
―食堂―
あら、みなさん今日はお揃いで。
こんばんは。
[会釈をすると中に入り辺りを見回す]
えっとー…?
[碧髪の女性に]
…はじめましてですよね?
私、ステラといいます。
[ラッセルに向き直り]
あとでの方が良いみたいですね。
それから、ココアはアーヴァインさんが入れてくれたのですよ。
疲れた時には甘い物をと。
[肩を竦める様子に、悪い、と苦笑して]
でも、君の嫌いなものを頼むわけにも行かないだろう?
自分が食べたい物を作れば良いのさ。
[と返す。
ナサニエルがぼやくのと、ギルバートの「応援」との言葉を比べて、くすりと笑い]
立派な冒険者になるって言うのは、思った以上に大変そうだな?
[と励ますような言葉を掛ける。
食堂に入ってきたステラに目を向けると、僅かに赤い物が目に入り]
…あれ?ラッセルも居るの?
居るなら入って来いよ。
[とだけ声を掛けてみる]
随分賑やかな宿。こんなに人が居るなんて…何時以来かしら?
[くすりと笑みを零しながらやり取りに目を奪われて。食堂に顔を見せた者には、人当たりのいい笑顔で会釈をして。
そして、宿の人との問いには緩く首を振り――]
いいえ、わたしは麓の人間よ?ギルバートさん。初めまして。
あら、もう下準備まで終っているの?他の方もいらっしゃるみたいだから…わたしはおじゃまかしらね…。
ちなみにわたしはローズマリーと言うわ。他の方もよしなに。
[小さく会釈をして――]
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