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/PL/
【仕様告知】
メイの発言は『審問風ワイド・MSPゴシック・文字のサイズ小』を前提として改行・文字アケが組まれています。
発言ボックスの中で打っている場合は別だけど。
今回は(も)守護者希望をしてみました。
通った場合は前回の汚名を雪ぐべくがんばりますよっ。
通らなくってもだけど。
村人引いてたら影踏みとかしてみようかな。
>メイメモ
まってまだ来ないでー!
(見当たらない描写がしたいらしい
―列車の去った駅舎―
[長身の男が一人、自身が引きずり倒されそうな大荷物と共に座り込んでいる]
……重い。
[仕事道具そのものの重さもさることながら、梱包が大仰なのだ]
……これ、どうやってお屋敷まで運ぶつもりだったんだ、俺。
/PL/
焦りすぎだった……ニーナメモだって。
そしてこっちでは京ことばOFF。
中の人コメントはプロローグだけにしておきます。
[酒を注ぎ乍ら、]
…もっと酔って吐いておしまいよ。
それとも。
もっと闇が深い場所が良いかね。
[低い囁き声。]
何処かへ…──
このまま二人で消えるかい?
[仕事道具は持って、運ぶことの出来ぬ重さではない。だが、これを担いで延々歩く事を想像すると、荷物以上に腰が重い]
とりあえず、駅の外に出てみるか。
お迎えがあるかもしらん。『望月龍一様、いらっしゃいますか?」なんて、な。
[さして広くもない駅前の停車場には、車が一台停まっていた。街で良く見かけるオート三輪ではなかった。黒塗りの四輪車であった。厳ついとさえ云えそうな車両が宵闇の中、静かにうずくまっている――しかし、運転手の姿は見当たらぬ]
……うん。変やなぁ。
……伯父様の持ってはる車やのにねぇ。
運転手はん、何処か云ってはるんやろぅか……。
[連れの者は停車場に踏み出し、車の様子を確かめているようだった。だが車の扉には鍵が掛けられていた。首を振る姿に、さつきもほぅ、とため息をついた]
[お迎えが美女ならなおいいが、まあ、そんな夢物語はおいておくとしよう]
う、ぐ、負けんぞ。
[よろよろ、荷物を担いで立ち上がる。駅を出ようと歩むうちに、さつきたちの存在に気づくだろうか]
[其の時、ポォと汽車の音が響いて来た。
丸めた背を伸ばし、窓の外を眺める。櫻の向う側で駅に寂しげな電灯の灯りが付いた。と言う事は、降車客が居たと言う事だ。]
…と思ったが残念な事で。
自分は仕事に戻る時間でさ。
何、兄さん…。
このまま更けて行く夜闇が怖いのだろう?
……ねえ、あたしが戻って来てやるよ。
だから──…、
[女運転手は、震える男を言い包めて男の自宅を聞き出した様だ。住所の書かれた小さな紙を胸ポケットに押し込むと、帽子を目深に被り直し、駅へ──…未だ見ぬ天賀谷の別荘への客人を迎える為に店を後にした。]
……え、探しに行かはるん?
そないせつろしぃせんでも……うち別に疲れてへんえ?
[と――さつきが止める間もなかった。運転手と思しき人物を探しに行ってしまったようで、仕方なく、其の後姿を見送る。何の気もなしに駅舎の方を見遣ると、大荷物を担いだ青年の姿が目に入った]
うわ……何やのん、あれ……?
医師 ヴィンセント が参加しました。
医師 ヴィンセントは、守護者 を希望しました(他の人には見えません)。
――春風の 花を散らすと 見る夢は
――さめても胸の さわぐなりけり
――
ふわりと白い花片が舞い落ちる。
箱根山は櫻の名所だ。
私はしばし、空を流離う華の影に心を寄り添わせていた。
純白の花片は儚い魂魄のようだ。
この地で観る櫻に殊にそのような感慨を持つのは、自分自身の来し方に未だ囚われているためだろうか。
今は米軍に接収された陸軍軍医学校防疫研究室に僅かに眼差しを向ける。
その場所に足を踏み入れることは、二度とないのだ。
微かに首を振り、停めてあった自動車のドアノブに手をかけた。
──麓の村/車前──
[酒気は帯びているはずだが、女の動作には酔いの片鱗を見つける事は出来ない。車の傍に戻ろうとして直ぐに、少女が困った様子で佇んでいる事に気が付いた。]
──…此れは。
お待たせしちまいました。
天賀谷様の処へいらっしゃったお客人…ですねえ。
[失礼致しやした、と帽子を取って頭を下げ、また帽子を被る。]
灰燼と帰したこの街に戻ってきてから幾度目の春を迎えたことだろう。
かつて陸軍の施設のあった広大な原野には次々と復興住宅が建ち並び、この街の風景は随分と様変わりした。
しかし、米軍の爆撃にも耐えた、戸山ヶ原射撃場の巨大な建造物は未だにその重々しい大躯をこの地に横たえている。
生まれ変わろうとしている東京の中で、忘れ去られぬよう過去を刻印するかのように。
この街を離れるにあたって最後に訪れることになったのが、忌まわしい記憶の眠る場所であったことは因縁めいたことだった。
私が箱根山へ赴いたのは趣味に近い副業の取引のためだ。
私は医者でありまた研究者でもあったのだが、米軍関係者と接する機会が多く、その伝手から様々な貴重な品を入手する機会があった。
天賀谷氏と接する機会を得たのは本業の医業からではなく、趣味の美術鑑賞を通してだったのである。
骨董品や美術品に関する造詣の深さは到底天賀谷氏に及ぶべくもなかったが、別荘に籠もりがちの彼からすれば、米軍関係者や旧軍人と接点のある私のような人間はその蒐集癖において便利な存在ではあったのだろう。
私自身は金銭に窮している身の上ではなかったが、彼の蒐集物に関心もあり趣味も高じて時折その労を担っていた。
天賀谷氏の蒐集へ向けられた関心の真の理由についてはいずれ語るべき機会があるだろうか。
天賀谷氏に渡すべくとある品を入手したその日、帰宅した私の元に届いていた招待状は誰あろう、彼からのものだったのである。
――
何買ぅてきはってんやろ、あの人……えらい大層な包み担いではるけど。わ、危なっ。
[面識もない人物ではあったが、荷物の嵩と重さに苦労している様子は見て取れた。とはいえ自分が手を出しても助けにはなるまい、とさつきは思い、目を丸くしつつ口元に手を当てた]
[薄暗がりで、黒塗りの車を見つけたのは、おそらく僥倖。
春風にふわり舞った花びらを目で追いかけて、その止まった場所が、車の窓硝子だったのだ]
あのご大層な車、もしかするとお迎えかな。
[期待に満ちて歩を早める]
鍛冶屋 ゴードン が参加しました。
鍛冶屋 ゴードンは、ランダム を希望しました(他の人には見えません)。
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