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失礼は無かったかな…
[中断した作業を続けるべく食堂へ向かって階段を降りていきながら、万次郎はふうっと息を吐く。
やはり客と接する時は特に緊張するようだ]
…ったく俺、いい加減こんな緊張しなくてもいい頃だろうに。
一月前に来たばっかりの夜桜さんだって、もうちょっと堂々としてんじゃないか?
[汗でもかきやしなかったかと喉元に手を当てて、タイが変に曲がっていることに気が付いた]
げ。
[慌てて駆けたりしたからか?
汗はまさに今出ているような気がする中、二階の廊下に飾られた水鏡で映して直す]
そう言えば旦那様が今のようになったのも、これを手に入れてからとか言う話だっけ…?
影見が覗けば屍鬼の正体が分かる…、…だったな。
[それほどの品にしてには、誰の目にも触れられるような位置に無造作に飾ってあるもんだ。
腑に落ちにくいとでもいう顔をして首を傾げる自分が、水鏡の中から*見返していた*]
[──胡蝶の白昼夢]
[月と] [男の生温く、しつとりとしたはだ] [衣擦れと]
[障子に囲はれた] [ゆれる蝋燭の灯]
[見上げる] [穹窿のくらき] [星ゞ]
[窓硝子に映る] [己の姿を視て] [身、翻し]
──藤峰さん
あら、いない。
[二階食堂で一人苦行のように、銀食器を磨いていたのに]
施波さんが、今晩の段取りについてお話したいからとお呼びしているのに、どこにいったのかしら。
[──二階食堂にて]
―玄関―
[重い扉を開くと、目に映るのは豪奢な調度品の数々。
その場にそぐわぬ自らの姿と、お嬢様のお戯れの為に唯の教師として呼ばれることがあまりに滑稽だった。
口元を走ろうとする苦笑いを抑え付けながら、雌鳥にも似た甲高いテノールをエントランスに響かせる]
失礼します、天賀谷様のお宅で間違いございませんか?
さつき様の教師として参りました、コーネル=ローゼンシュトック=シロタでございます。
どなたかいらっしゃいませんでしょうか?
[食堂や階段の上など、そこかしこに人の気配はするが、念の為に人を待った]
/PL/
遅れ馳せながら、入村致しました。
とりあえず、さつきさんと途中までは同行したものの、はぐれてしまった(というより勝手にフラフラと行ってしまった)為に遅れて到着したということにして下さい。
ご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ありませんでした。
なお、日系人ですので日本語での会話に問題はありません。
お尋ね者 クインジー が参加しました。
お尋ね者 クインジーは、守護者 を希望しました(他の人には見えません)。
―前庭―
[自ら運転してきたキャデラックから下り立つ。
黒いカシミヤのコートは、春の陽気には少し暑苦しそうだ。
薄い書類革鞄だけを手に、ゆったりした歩調で玄関へ向かった。]
─邸内・3階客室(大河原夫人の部屋)─
[翠は丁寧に一礼した。]
お久しぶりです、大河原様。
旦那様は近頃あまり自室から出てこられないのです。
でも、御元気でいらっしゃいます。
晩餐会の時に顔を出されると思いますよ。
きっと大河原様に御会いになるのを心待ちにしていらっしゃるかと。
[と、大河原夫人に手をぎゅっと握られて
眼を瞬かせた。
夫人はとても親しげに挨拶をしてくれる。
翠にとって嬉しいことであると同時に、
自分のような身分のものが夫人のような人に良くして貰っていいのだろうかという戸惑いもあった。]
そうですね、もう半年程前になりますでしょうか。
旦那様が籠もりがちになってから、夜会が開かれることも少なくなりましたから……。
―玄関―
「……まったく、この私をこんな山奥くんだりまで呼びつけておきながら、誰も迎えにも来ないとは、どういう了見だ?
あのさつきとかいう生意気な小娘は果たして着いているのか?これだから成金は度し難い……」
[笑顔を貼り付かせたまま口の中では悪態を次々に吐き続けている。
こうして待ち惚けている間に、扉の向こうに無粋なエンジンの音が]
え、私に……ですか?
[大輪の花の様な大河原夫人の微笑。
恐縮しながら導かれるままに辿りついた部屋の奥、ベッドの上には。]
――……。
[絶句。
とりどりの美しい友禅、素晴らしい仕立ての洋服が行儀よく並べられていた。さながら高級洋品店のようだ。
翠は続いた大河原夫人の言葉に更におろおろとして]
わ、私がですか?
そんな、いえ、光栄ですけど……
勿体無いです。
私は使用人で……
[言葉を続けようとしたが、、
大河原夫人の無邪気な笑顔と好意を無碍にも出来ず、恐縮しながらも結局翠は様々な服を着用するのであった。]
──二階食堂→エントランスホール──
[夜桜は、エントランスホールへと失礼にならぬよう足早に向かう]
ようこそお越し下さいました。
ここは、天賀谷十三の別荘で合っております。
申し訳ございません。
只今、みな晩餐会の用意で忙しく…お迎えにあがるのが遅くなりました。
[深々と頭を下げる]
さつき様は、昨晩お越しなされております。
お客様のことは聞いておりますが、確認のための手紙若しくは招待状をお持ちでしたら、お預かりさせていただいて宜しいでしょうか。
[コーネルに、軽く会釈をする。]
此処で、誰も待っていないというのは。
珍しいですな。
[と口にしかけた所で、夜桜が現れて挨拶を述べた。
軽く肩をすくめる。]
君は、新しく入ったのか?
ここでそう言われるとは思わなかったな。
招待状……忘れて来ていなければいいが。
[書類革鞄からさっと取り出した封筒を、夜桜に差し出しながら。]
他の荷物は表にある。
ああ。それから。
大河原さんは、もう到着しているかな?
どの部屋を使ってらっしゃるんだ?
何を仰るの。翠さんはこんなに可愛いのですもの…綺麗なものには価値があるの。
[戸惑いがちの翠の服をいそいそと脱がせると、手ずから一着ずつ着せていく。
髪を結い直したり下ろしたり、持参のリボンを付けたりと髪型や弄ったり。
さながら、等身大の着せ替え人形である。]
嗚呼、やっぱり洋装がお似合いねえ。
仏蘭西人形みたい。本当に可愛いわ…。
今度はこれをお召しになって。
翠さんは肌が白くて西洋人よりきめ細かいから、きっと御着物も似合うと思うわ。
[なよやかな手付きで翠の髪や頬、肩の辺りに触れながら、ウットリと呟く。
陶然とした面持ちで、細々と翠に話し掛けつつ暫くこの人形ごっこを*楽しんでいる。*]
/PL/
>>199
こちらこそ遅くなりまして申し訳御座いません。
でしたら、同行して到着したが、何となく気が乗らなくて屋敷周辺をぶらついていたということにさせて頂きます。
ログ読みが甘く不具合を出してしまい、ご迷惑をおかけしました。
[新しい客人へも、蕾のように微笑みをたたえながら]
夜桜と言います。
一月程前にこちらへ──。
勝手の解らぬ不束者ですが、お願いいたします。
[封筒をあらため]
雲井さま……ようこそ、おいでなさいました。
大河原さまは、はい。
お部屋にご案内いたします間に、そちらもご案内させて頂きます。
表の荷物はおって、お運びさせていただきますので、先ずはお部屋へどうぞお上がり下さい。
[夜桜が話している間に、他の召使い達も内から現れ始めた]
/PL/
大河原様、ありがとうございます。
えっと、雲井様が今いらっしゃると
着せ替え中にばったり、
なんて事になるんでしょうか。
面白そうではありますね。なんて。
[修練の後朝風呂を使い、身を清めた後、自室に戻る。仕事道具を取り出し、持ってきた日本刀の手入れをはじめる。
袱紗を手に、口には唾などの飛ばぬよう懐紙を銜え、刃を上にしてそっと刀を鞘から抜く……。
真摯な眼差しできらめく刃を改めつつ、目釘の様子、錆の有無を確認していった。
数振りの刀を改め終わる頃には、時間は相当すぎていた。
最後の刀を錦の袋にしまうと、口からはらりと懐紙をおとして、大きくため息]
……ふう。
[首を回した]
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