情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
旅芸人 ボブ は 酒場の看板娘 ローズマリー に投票した
書生 ハーヴェイ は 旅芸人 ボブ に投票した
酒場の看板娘 ローズマリー は 旅芸人 ボブ に投票した
学生 ラッセル は 旅芸人 ボブ に投票した
旅芸人 ボブ に 3人が投票した
酒場の看板娘 ローズマリー に 1人が投票した
旅芸人 ボブ は村人の手により処刑された……
次の日の朝、書生 ハーヴェイ が無残な姿で発見された。
もう人狼に立ち向かえるだけの人間は残っていない……
人狼は残った人間を全て食い尽くすと、新たな獲物を求めて去って行った……
名前 | ID | 生死 | 役職 |
---|---|---|---|
自警団長 アーヴァイン | master | 死亡 | 村人 (村人を希望) |
双子 リック | かのん | 死亡 | 囁き狂人 (ランダムを希望) |
逃亡者 カミーラ | lobelia | 死亡 | 村人 (村人を希望) |
旅芸人 ボブ | ひでぽん | 死亡 | 村人 (村人を希望) |
書生 ハーヴェイ | swim | 死亡 | 霊能者 (霊能者を希望) |
酒場の看板娘 ローズマリー | camino | 生存 | 村人 (村人を希望) |
双子 ウェンディ | kazma | 死亡 | 占い師 (おまかせを希望) |
見習い看護婦 ニーナ | kuma_930 | 死亡 | 村人 (村人を希望) |
農夫 グレン | wynney | 死亡 | 村人 (村人を希望) |
踊り子 キャロル | Ale | 死亡 | 守護者 (守護者を希望) |
学生 ラッセル | mayuki | 生存 | 人狼 (人狼を希望) |
美術商 ヒューバート | cheshire | 死亡 | 人狼 (おまかせを希望) |
[ディスプレイに文字が躍る。
「ボブ」「ハーヴェイ」「ローズマリー」「ラッセル」のログアウトの表示。時を開けずにカプセルから目覚めるだろう。そう、愛しいあの人も。]
……フム…ン、眠り姫を迎えに行こうにも、何処に居るのやら。
愛が足りないと怒られてしまうだろうか。
[足を高く組んだまま、顎に手を当てて。くるり。チェアーを回し]
……マァ、ここで待っているよりはいいだろう。
さて、何処へ向かおうか……
[すたすたとモニタールームを後にする。
誰よりも早く出会えたなら、相手に石榴の意識があろうとなかろうと *歓喜の抱擁をするのだろう。*]
[ウィ……ン。ゆっくりと開かれていくカプセル。太陽の光とはまた違う、真っ白な光が瞼を通して入ってくる。僅かに瞳を開いてみると、其処は見知らぬ世界]
え……と。どこ、ここ……。
[起き上がって自分の身体を見下ろす。白くて小さな手。紅のセーターと、白のスカート。赤みを帯びた髪がさらりと肩から落ちた。]
『メイリーンさん、大丈夫ですか?』
めいりーん……メイリーン?
[呼びかけられた単語を口にする。ぼやけたピントが合わさっていくように、急激に明確に、意識が此処に集束する。]
……ああ。メイリーンって、わたし。
『メイリーンさん……?』
はい、だいじょうぶ。ちょっと寝ぼけてたみたいです。
[えへへと笑ってみせた。手の平をぐーぱーぐーぱーと握ってみせる]
[立ち上がってみる。軽くその場で飛び跳ねたり、手首をくるくる回してみたり。]
あの。……もう、外に出てもいいんでしょうか……
[おずおずと尋ねる彼女に、傍にいた生体管理部の彼は笑顔で頷いた。笑顔を返して、外に出ようと足を扉へ向けた。ちょうど、ノックの音]
……?
[扉を開けるとそこには、きょとんとこちらを見上げる赤毛の少女。
何故と訊かれてもわからない。
ただ彼女なのだと――手を伸ばし、引き寄せて。
額、米神、目尻、頬――最後に唇の端に柔らかく唇を落とし]
おはよう、石榴。また逢えて嬉しいよ。
[にっこりと*微笑んだ。*]
ふぇ……? え、え……?
えっとえっと……シャルルさ……
[いまだどこか寝ぼけた頭で見上げる。そう、この人はシャルルさん。でもどうしてシャルルさんがここに居]
[思考は途中で止まる。止まったのではない、止められた。感情、心の奥底から強烈に掻き乱される――混乱]
えっ、え――!?
[落とされる口付けは優しくて。自分は覚えていないだけで、この人と何か(具体的には恋人だったりとか)あったのだろうかと必死で記憶を探って、ようやく落ち着いた。きっかけは単純な、たったヒトコト。「石榴」ああ、この人は]
黒曜――ボクも、逢いたかった。
また逢えて、嬉しい……!
[驚くほど素直にその言葉は出てきた。嬉し涙と一緒に。――抱きついて、*抱きしめて。*]
[自然の音から、機械的な音の集合へ。
カタ、カタ。耳障りな音に眠りを妨げられ、男はゆっくりと身体を起こす]
あ〜〜〜…よく寝た。
なぁ、今何時だ?…え、もうそんな時間か?
やべー、こりゃ本格的に寝過ごしたな……
[男のIDカードには、「Linus Halverson」と書かれた文字。
追い出されるように生態管理部の扉を開けると、そこは見慣れた、けれど懐かしい廊下。
いつも暇つぶしをしている部屋へと、足を向ける。
…と、ふと脳裏に違和感を感じ]
………ん?
[誰かが、呼んでいるような。
...は、にぃ、と口元に何時もの笑みを浮べると、囁く]
(なんだ、まだ此処にいたのか…。
ハーヴェイ、お前、眠ったんじゃなかったのか?)
[声は微かで聞き取れない。けれど構わず、話かける]
(まぁ、いいや。お疲れさん。
おまえさんのお陰で、貴重なデータが取れたよ。
お前はずっと自分の気持ちを隠して、自分を犠牲にして。見ているこっちが痛々しかったぜ。
此処にいたいってんなら拒みやしない。甘えろ。存分に。
――お前は、もっと、甘えていいんだ)
[微笑む。傍から見ればそれは、ただのニヤニヤ笑いに過ぎなかったけれど]
(俺はお前の目を通して、そちらの世界を眺めることができた。
だから今度は、俺の目を通して、お前が此方の世界を見ろ。
世界は、お前が思っているよりも広いんだ)
[歩く。ドアの前に立つ。
その向こうには、誰かがいるだろうか?
懐かしいあいつ等の顔。ああ、馬鹿笑いした日々がとても懐かしい。
...は笑いながら、その*ドアを開けた*]
[【Game over.You died.】
網膜に焼きつく文字。そしてカプセルが開く。『お疲れ様でした』の声にゆっくりと片目を開け る。]
あん?誰だ?あんたら。
……ああ。終わったんか。
[カプセルから緩慢な動きでのそり、と出る。]
ちっ。寝てりゃいいから楽、って言われたから入ったのによ。
逆に疲れちまったよ。
[伸びをして、ポケットから煙草を咥え、ジッポを取り出す。]
え、禁煙?わーったよ。
[...は煙草を咥えたまま、生体管理部を出る。欠伸をしながらその足は*喫煙所へ。*]
-発信者ID:Ale To:All-
誰か所内にいるかな?
テストプレイなんだけど、どうやら無事に終われたみたいで良かったね。
皆お疲れ様でした。 おかえりなさい。
こちらはちょっと春眠暁を覚えないという自然の摂理に従っただけなのに、寝起き一発休日出勤を命じられてます。
ここはどれほど冷たい企業ですかと。エコノミックアニマルですかと。
今度本物の酒場ででも打ち上げしましょう。
"村の皆"に会えることを、心から楽しみにしているよ。
キャロル
P.S.
そういえば、今朝なんか生体管理室のほうで事件が起こったらしいんだけど何かな。誰か知ってる?
―――
[軽く昼食――具としてベーコンやらドライフルーツやらホワイトアスパラが
入っている手製のピラフ――を食べ終えると、セイヤーはスタンのもとへ向かった。]
おハロー、スタン。
んじゃ、さっそくお願いするわ。
[スタンに案内されて別室へとやってきたセイヤーは、
スタンから中央にあるベッドに寝るようにと指示を受けた。
様々な装置の付いたそれに横たわると、
頭側にあった巨大な機械が動き、セイヤーの頭を覆い隠した。]
「それじゃ行きますよ。リラックスしてくださいね。
何だったら、寝てても構いませんから。」
[スタンの声に了解、とだけ告げ、その時が来るのを待った。
多少準備に時間がかかるようで、セイヤーには何も変化が起きていないように感じた。
そこでふと『ニーナ』のことを考えた。]
(本当に、彼女は“永遠の眠り”を望んでるのか?)
[自分がしようとしていることは、自分自身でもある『ニーナ』を手放すこと。
セイヤーにとって、それは彼女を見捨てているように思えて、とても残酷でならなくて。
本当ならば、彼女と共に生きて幸せな光景を見せてやりたい。
彼女に救われてほしい。
だけど、彼女は――――――紛れもなく、それを拒絶している。]
(これが本当に君が望んでいることなのか、俺には分からないけど……
おやすみ、『ニーナ』。いい夢を。
次に目覚めたときには、君が幸せでありますように。)
[スタンの「そろそろ行きますよ」という声も遠く、セイヤーは祈りながら*眠りについた*]
[...は紫煙をくゆらせ、ぼんやりとしている。]
ジャッジャッジャーン!
うを!!何だ?メールか。
[携帯を開き、転送されたメールをチェックする。
休日出勤している、の文字に大変だねえ、と苦笑しながら返信する。]
送信者ID:hidepon
宛先ID:Ale
CC:all
RE:ボブ
お疲れちゃん。ボブだよん。
打ち上げいいね。
是非やろう。
ここの近くのbar、『Rambler Rose』押さえておくよ。
バラ繋がりでいいだろ?楽しみにしているぜ。
[そこまで入力し、ゲーム内の看板娘の顔を思い出す。
自分が疑い、最後に散った一輪のバラ。
彼女は…誰なのだろうか?]
まさか。親父じゃねえだろうな。
[苦笑いしながら、送信ボタンを*押す。*]
[――とある研究所の一室。
微かな圧搾空気の音とともに、カプセルの天蓋が開く。
白樺というその名に違わず、すらりと伸びた白い四肢。
その髪は新緑色のウェーブではなく、薄緑色のストレート。
一瞬、苦痛に顔をしかめると、ゆっくりとその瞼が開かれる。
アンナ=ベリョースカは、静かに目を覚ました。]
『ようやく気がつきましたね。』
[白衣の女性が声をかける。生体管理部特殊医療班。
おそらくセイヤーの件を聞いて待機していたのだろう。]
………………。
[焦点の定まらない目で、ゆっくりとその女性を見上げる。]
…ぃゃ…いやよ……こないで…!
[両腕で自分の身体を抱きしめ、その場にうずくまる。]
『アンナさん、もうここは酒場ではありませんよ?』
(酒場?…そうだ、私は酒場で…。)
[胸に残る、生々しい死の感触。]
…ラッセル…ハーヴェイ………。
[ぽつりと呟いた...は、その後、医務室へと*運ばれていった*。]
[――数時間後。
多少の混乱は見られるものの、大きな障害はないと診断された...は、再び通常の業務に戻っていた。
部屋に戻り、デスクに向かう。
マウスに軽く手を触れると、待機状態になっていた端末が瞬時に起動する。
ぼんやりと光るディスプレイに表示されたのは、...が数日前に作業していた画面。
ベータテスト直前まで、念入りに調整していた3Dモデル。
――あの小さな酒場だった。]
[慣れた手つきでマウスを操作し、カメラを酒場の中へと移動させる。
気丈な看板娘が、忙しく動き回っていたカウンター。
様々な駆け引きや、ドラマが繰り広げられたテーブル。
時に静かに、時に荒々しく開かれたドア…。
つい数時間前まで、彼女が見ていた世界がそこにあった。
くるくるとモデルを回転させる。
ポリゴンで構成された箱庭のような酒場を見ていると、嫌が応にも、あの記憶が虚構であったことを実感する。
毎日店にやってくる、気のいい常連客たち。
幼い頃から一緒だった、愛する二人の弟たち…。
あの記憶はいったい何だったのだろう?]
[偽りの幸せの中で死んでいった、ローズマリーの記憶。
それは虚構というにはあまりに生々しく、彼女の心の中に深く根を下ろしていた。
さらり…。
――ディスプレイの中の小さな酒場を、愛おしそうに*指で撫でた*。]
[『――起きろ…。』
「……ん?」
『――いつまで寝ているんだ?』
「……だ、誰?」
『――そこで寝ていると風邪引くぞ?』
「……カ、ミーラ?
カミーラ?!」
――ガバッ!!
[ターニャは顔を上げると空にはもう三日月は無く、太陽が昇っていた――。]
……あ、れ?
あのまま寝てたのかな?
[...はスクッと立ち自分のデスクに向かう。
いつの間にか昨日の苦痛は無くなっていた]
[――あの夢は…?
...は椅子に凭れ掛かってモニターと睨めっこ]
『ところでゲームの感想は?』
「……最悪よ。」
『何でだい?』
「……だってそうじゃない?知らぬうちに愛してしまった男が狼で、記憶が戻って見ればその役をやっていたのが『アイツ』だったなんて。私にはカミーラの気持ちが分からないね。何であんな事までされても愛していただなんて。信じられない。」
『そうかい?まだまだアンタは子供だね。』
――カミーラはクスリと笑う。
「……えぇ、どうせ子供ですよ。」
――ターニャはプゥっと顔を膨らませる。
『まぁ、それはもっと大人になってから考えな。それより、我慢できるくらい男嫌いは緩和したんじゃないのか?』
[以前のターニャなら昨晩の様な室内で男に混ざっている事はありえなかった。]
「……考えてもみなかった。そう…か。そこはカミーラに感謝しないといけないのかも。Grazie.Camilla」
『ドウイタシマシテ。ターニャ』
[カミーラは、すぅっと姿を*消した*]
[ぱたぱたぱたぱた。走り回る。忙しい。テストプレイが終わって、これからまた調整に入らなくてはならないのだ。ストーリーは概ね問題なさそうだが、もう少し役職ごとの縛りをかけなくてはゲームにならなさそうだ――]
ランクスさんに調整頼まなくっちゃ……。
シャルルさんにAI用のキャラクターも頼まないと……。
[一人呟いて頬を染める。そっと胸を抑えた。石榴、もう一人のわたし。酷いことを沢山した。それでも思うがままに生きた彼にわたしは羨望を禁じえない。わたしも、少しだけ、ほんの少しだけ、石榴みたいに]
『……なれるよ。きっと君は、自分が思うままの君に』
[どこからか、そんな声がした気がした。小さく笑う。]
……うん。がんばる……。
「PTSDの症状が見られてますので、面会は今暫く御待ち下さい」
[漸くアイツが戻って来たと思えば、そのまま医務室へと運び込まれ。
面会する事も出来ずに、数時間。
タバコの本数がまた一つ増える。
ローズマリー。
今回の実験での一番の被害者は、恐らく彼女だ。
リアルなヴァーチャル体験は、時にその者の心にも大きな影響を及ぼす。
心配じゃないはずは無い。ただ、何も出来ないもどかしい
――この気持ちは、自分のものか?
それとも、「彼」のものか?]
…ち、ままならないもんだな…。
[今でも鮮明に思い出せる。
酒場のテーブル、笑い合った日々。
そして、大切な人達。
ふと視界がそれに重なりそうになり。
違う、今は、…現実だ。
そろそろ仕事に戻ろうと、タバコの吸い殻が山盛りになった喫煙室を後にする。
余計な処理を入れたせいで重くなり、アクセスブロックがかけられてしまい、...は向こうの世界では一度しか、こちらの意思で接続することは出来なかった。
心を持たぬ感情――AI。
心は0と1の数字で表現する事ができるだろうか。
自分の意識が組み込まれた彼が、何を考え、どう動いたのか。
データとして読み取れぬ気持ちを、手探りで見つけていくために。
いつもの職場へと。扉を開けて]
……アンナ?
[まず目に飛び込んできたのは、見慣れた薄緑色の髪。
ローズとは違う、ストレートの後ろ姿。
と、遠くでメルが忙しそうに走る姿に手を振り、部屋の中へと歩き出す]
…よぉ、遅かったじゃねぇか。
[いつもの笑顔を。せめて、怯えさせないように。
目の前のディスプレイにはあの酒場が。
ああ、懐かしい。
悪夢の舞台になったというのに、あそこはまだ、ハーヴェイにとっては大切な場所。
ディスプレイから視線を移し、微笑む。
…なぁ、お前は俺の事を、*覚えているか?*]
………!
[突然声をかけられ、思わず体をこわばらせる。
今までの...には見られない反応だった。
おそるおそる、声のした方を振り返る。]
…なんだ、ライナスか。
脅かさないでよ。
[そこにあったのが見知った顔だとわかり、やや表情を緩める。
「見られていたかな?」とは思ったが、あえて気にしないことにした。]
…何か用?
[身体を強ばらせた反応に目を顰めるも、いつも通りの返答に口の端を綻ばせ]
いや?ただ、目が覚めるのが遅かったからどうしてるかなー、と思ってね。
…身体の方は大丈夫なのか?
[声のトーンを落とし、語りかける。
なるべく拒否反応を起こさせないよう、注意を払いながら。
肩に手でも載せて、頭でもぐりぐり撫でてやろうかと思ったが。
またそんな事をすれば、盛大に手を払われることは間違いなく。
本当は、宝石のように大事に大事に、]
…まぁお前の事だから、単なる寝坊じゃねぇかと思ったけど。
[勿論そんな思いは、彼女には伝えぬまま。
ただ、へらり、と笑う]
あら、私はあなたと違って寝坊なんてしないわよ?
[さらりと言ってのけるが、その表情はどこか硬く。
まるで何かに怯えるようでもあり。
失った何かを探しているようでもあり。]
あなたもモニターで見てたの?
…あたしが死ぬところ。
[小さく肩をすくめて、微笑む。
まるでローズマリーがそうしていたように。
でもどこか、寂しそうに。]
……見てたよ。朧げにだけどな。
[「ハーヴェイ」の意識から開放される瞬間、彼女が倒れ行くのを確かにこの目で見た。
終わり行く事に対する安堵と、彼女を守れなかった悔しさ。
それは感情と呼ぶには些か平坦すぎるものであったが、彼なりに何かしらの想いを抱えていたことは事実。
彼は人間程の感情は無かったが、それでも「人間」であった]
……あんな目にあって、すぐに復活するとは。
やはり、お前は強いな、アンナ。
[と、アンナの仕草の中にローズを見つけ、「ハーヴェイ」が微かに反応する]
――でも、あまり無理をするな。
[ハーヴェイがいつも見せていた、心配そうな表情で]
…そう。
[小さく呟く。
見覚えのある表情に、一瞬でも期待した自分が馬鹿だった。
あれはゲームの中のお話。
目の前にいるこの男に、それを重ね合わせようとしていた自分に気付き、小さく苦笑する。
これはいったい、誰の意思なのだろう?]
…私が誰だったのかは、わかってるみたいね。
…あなたは…誰なの…?
[慎重に、どこか祈るように口を開く。]
まぁな。お前は一番遅かったし。
俺が目覚めたときにはもう、まだ眠っていた人間は二人だけ。
…これでお前がボブとかだったら泣けるんだが。
[...は目を閉じる。
少しだけ、お前のわがままを聞いてやる。
さぁ、出てこい…「ハーヴェイ」]
……僕は知ってるよ。君だろう、ローズ?
僕の事、もう忘れてしまったのかい?
[ゆっくりと目を開き、...は寂しげに微笑んだ。
それは、まさしく彼の表情で]
[「君だろう、ローズ?」…その言葉に、驚いて目を見開く。]
…ハー…ヴェイ…?
[見覚えのある、穏やかな微笑み。
思わずライナスの袖を掴み、ぎゅっと引き寄せる。
普段の...を知るものが見たら、気味悪く思うかもしれない。
そんなことを考える前に、身体が勝手に動いていた。]
………こわかった…。
[ライナスの顔を見上げ、ぽつりと呟く。]
…さびしかった…。
…かなしかった…。
[今まで抑えていたものが、一気に溢れ出す。]
[アンナ…いや、ローズの身体を抱きしめ、優しくその頭を撫でる。
もしかしたら、こんな風に彼女を抱きしめたのは生まれて初めてかもしれない。
ぽつり、ぽつりと呟かれる言葉に静かに頷いて]
……うん、うん、ごめん。
僕は君を置いて、ひとりぼっちにさせてしまった…。
ほんとうは、誰かを守りたかった。
誰かを救いたかったのだけれど。
全てこの手から溢れてしまったから、せめて君の心だけでも救いたい。
大好きだよ、ローズ。ずっと。
もう大丈夫。君は、1人じゃないんだ…
[呟き、満足げにふわりと微笑む]
(ありがとう…)
[それだけ呟くと、ハーヴェイの意識が落ちて行く。
その表情はだんだんと薄れゆき、元のライナスの表情に。
それでも彼は少しだけ、アンナの身体を抱きしめて。
落ち着いたのを確かめてからゆっくりと身体を離すと、いつものにやり笑いを浮かべる]
…そろそろ、落ち着いたか?
(――役得だねェ、俺は。でも)
[扉の向こうに視線を移し、その先に潜む気配に]
おおい、いつ迄眺めてるんだ?
[【石榴】に逢えた喜びゆえか、歓喜の抱擁…というにはやや情熱的なそれを行った【黒曜】=シャルルは、傍にいた生体管理部にさっくりと取り押さえられた。
そのまま再びコードにつながれ各種チェックの後、精神安定剤を投与され、
そして、ようやく目覚めた時には―――]
………。
[ぼふり、毛布を頭から被って撃沈。
……まぁ、色んな意味で外に出られる精神状態ではなく、数時間を経過観察という名の放置(スタンが引っ張りだこだった為もあるのだが)となっていた。
コールドスリープ用の睡眠導入剤を噴霧されたのだと知ったのは、随分と時間が経ってからで。【黒曜】に何処から乗っ取られたか記録を確認する為に、薬の影響か重い頭をゆるゆる振りつつモニタールームへと向かうも]
……あぁ、しまったなぁ…どうやって顔を合わせようか。
[扉の前で、躊躇う事しばし。]
――ライナスとアンナがいちゃつく数時間前――
[眠っていたセイヤーは、スタンに揺さぶられる感触と
彼の「終わりましたよ、起きてください」という声に意識を戻した。
既に頭部にあった謎の機械から解放されて
無遠慮にあくびをするセイヤーに、
スタンは『ニーナ』のことを思い出して見てほしいと促した。
目を閉じて、記憶を探る。
まず蘇ってきたのが、石畳の道、綺麗に飾り付けられた街並み、
賑やかな酒場に集まる人々。
そこで笑いあっている馴染みの者たち。
そして―――――『自分自身』。
倒れたキャロルを介抱する『ニーナ』。
ヴィンセントと談笑する『ニーナ』。
役人からウェンディを庇う『ニーナ』。
みずから処刑場に向かうグレンを必死で止めようとする『ニーナ』……。
そこでセイヤーは回想を止めた。
それ以上は、今でも苦しみながら眠りについている彼女を苛んでいる気がして。]
とりあえず大丈夫みたいだな。頭痛もなかったし。
サンキュ。
[スタンのプログラムによって、もう彼と『ニーナ』は他人となっていた。
村の中での出来事を思い出すことはできるが、その記憶にリアリティはない。
まるでテレビの中で起きている戦争のように。
まるでスクリーンに映し出される殺人事件のように。]
これで、よかったんだよな……?
[今はもう他人の彼女に向けて、心の中で小さく呟く。]
[処理を終えたセイヤーは、自分の端末に届いていたメールに気づく。
リンリンの休日出勤には「自業自得なんじゃないか?」と怪しみ、
ライナスの(遊びに関する)積極性に感心半分、呆れ半分で返事を返す。]
Title:おハロー(゚∀゚)ノシ
送信者ID:kuma_930
To:All
お疲れさん。
今日はずっと所内だったーぞ。俺は仕事じゃないけど。
……ちょっと言いにくいんだけど『ニーナ』の影響が酷かったんで、記憶を操作してもらってたんだ。
つーわけで、みんなとの記憶の共有とか、俺はできないんだよね。
まあ、打ち上げには行くけどな!
[「綺麗に締めた、俺グッジョブ」と自画自賛しながら、セイヤーはメールの送信ボタンを押した。]
…ありがとう…。
…会いたかった、ハーヴェイ…。
[抱きしめられた腕の中で、ぽつりぽつりと呟く。
震える腕で、その身体を抱きしめ返す。
しばらくの間、...はされるがままに抱きしめられていた。]
[ふと我に返り、ゆっくりとその手を放す。]
…ごめんなさい…。
[何をやっているんだ自分は。
目の前にいるのはライナスじゃないか。
いくら長い付き合いとはいえ、急にこんなことをされたら迷惑だろう。
まったく私は…。
ふと思う。
これは本当にローズマリーの意思なのだろうか?
いくらリアルなゲームとはいえ、数年来の現実を覆すほどの影響があるのだろうか?
今の...にはわからなかった。]
…ありがとう…。
[もう一度小さく呟くと、少し恥ずかしそうに微笑んだ。]
[♪〜〜〜〜
不意に耳に届くオルゴールの音。携帯の着信かと確認すれば]
「発信者:Ale To:All
ハーイ、皆調子はどう?
突然だけど、hideponが打ち上げ会場を手配してくれたみたい。
Bar 『Rambler Rose』 なんだけど、みんな判るかな?
時間は今夜○○時から、朝の6時までよ。
ログアウト後で体調が悪くなかったら、ぜひいらしてね。」
[届いた招待状に、ふむと薄紅の唇の指先を当てて]
……一度着替えてくるか。
[クシャリと寝乱れた前髪をかき上げて、踵を返した。]
『From システムプログラミング部
・・・以上27点のアイテムのポリゴン数を半分まで減らせませんでしょうか?』
『From Aileen・Lean
へらせません。』
送信・・・っと。
よし、これで今日のお仕事終わったぁー♪
[アイリーンは椅子に座ったまま勢い良くデスクの脚を蹴った。
反動で椅子ごとくるくる回りながら背後へ爆走する。
あっちこっちのデスクにぶつかりながら、物を蹴散らし、ばさばさと書類を舞わせフロアを突き進んだ。
そのまま反対側の壁に激突して漸く止まる。]
ぎゃふっ!
[くらくらと目を回して改めて気がつけば、フロアのなんと雑然たることか。]
・・・あらまぁ〜。
ちょっと私が居ない間にこんなに乱雑になってしまってただなんて、みんな困った人たちね?
[アイリーンは腕組みをすると、困った表情で首をかしげた。
片付けてやろうかと思ったが、あまりにもあまりな惨状なので4秒くらいでその考えを捨ててみる。
そろそろ帰宅するか。
その前に全ての通信記録をチェックしておこう。]
あっ
[βテスト打ち合わせ専用IDの受信ボックスに、昼下がりに何気なく送信したメッセージの返信が届いていた。]
「お疲れちゃん」と言う言葉のノリに、なんだか親しい人が頭を横断なさった気がしなくもない。
アイリーンは、モニタを見てちょこんと首を傾げる。
だがそれもつかの間、それよりも反応があったことの方が重用だ。]
ボビーだ、ボビー♪
[通信手段がモバイルからになっているので、所内にはいない人かもしれない。
それでもレスポンスがあったことで、本当にあそこに居た人が存在したのだと感激する。
興奮したときの癖か、椅子の上で脚をパタパタさせる姿は、まるでブランコにでも乗っている少女のようだ。
アイリーンは、鼻歌混じりでキーを叩いた。]
[ありがとう、と呟くアンナの姿に、...は笑って]
うし、漸く元気が出て来たみてぇだな。
お前が落ち込んでると張り合いねぇんだよ、うん。
[そう言って、わしわしとその頭を撫でる。
と、メールの着信音(※マ○ケンサンバU)に気付いて]
へぇ…打ち上げ、ねぇ。アンナ、お前も行くだろ?
[返信のメールを打ちながら、にぃ、と笑いかける]
『発信者ID:Ale To:hidepon cc:All
ボビー、お帰る!_ 』
そこまで打って、アイリーンの指が止まった。
自分の打った文字を不思議そうな顔で見つめ、文字をデリートする。
モニタには、新しく打ち込まれた文字列が並んだ。
『ボブ、お帰り。_ 』
カーソルが点滅して、次の入力を待っている。
今、彼にお帰りと言ったのは自分だったろうか。
もう一度会えた事を喜んだのは、アイリーンという自分だっただろうか。
“もう一度?”
あれは夢だったのだ、と知っている。
自分はもうあの場所には居ないのだと判っている。
酒場の扉の向こうに、はぐれた”日常”は待っていなかった。
だが、扉のこちら側にもそんなものは存在していなかったのだと。
宙ぶらりんな世界。
ならば、今ここで”彼ら”が”無事”であることを喜んでいる”自分”は誰なんだろう。
カーソルは、ずっと点滅を続けている。
アイリーンは、書きかけの文章を削除すると、それを宴会の通知に書き換えた。]
『ハーイ、皆調子はどう?・・・
[ぱたぱたと廊下を走り回る。途中ライナスさんが手を振ってくれたから、普通に頭を下げてきたけど、あれ。ひょっとしてライナスさんも……参加していた人?]
なんだか……恥ずかしい。
[石榴の影響はすぐに消えた。スタンにチェックを受けたら、特に問題ないとのこと。普段から夢見る乙女な彼女には物語への柔軟性はあったようで。緩やかに日常へと戻っていく。ライナスのところへ行ってみようかと足の動きを緩めかけたその時、鳴り出すオルゴールの音]
ひゃうわっ!? びっくりしたぁ……。メール?
[確認すれば、それは一通の招待状。んー、と考え考え返信することにする。廊下の隅に寄って、携帯のボタンに指を滑らせて]
[しばらくぼんやりとしていると、突然メールの着信音が鳴る。]
…ちょっと、あなたまだそんなの使ってるの?
[先ほどまでとは違い、穏やかな笑み。]
打ち上げねぇ…?
それじゃ、せっかくだから顔を出しておこうかしら。
私の分も返信しといてー。
[ひらひらと手を振って答える。
いつもの...が戻ってきたようだ。]
Title:Re:
送信者ID:mayuki
To:Ale
わたしも参加していいのでしたら、喜んで。
きっと、遅れずに参加します。
……と。これでいいかな。
[飾り気のない、必要最低限のメールをぴぽぱぽと打って送信。送信してから考えこむ]
「ローズマリー」も参加するのかしら……。「ハーヴェイ」も……。皆に謝らないと。ゲームの中のこととは言え、石榴は随分と暴れてくれたから。……少しだけ、怖いな。
[アップテンポな曲が流れ携帯に目を遣ると、飲み会のお誘いメールが。
...は普段は行かないで断るのだが今回は何故か行ってみたいと思った。
...はただ一言――。
【行く】
と、だけ書いて送信――]
いいだろ?この曲気にいってんだよ。
格好いいじゃネェか、なぁ?
[にぃ、と微笑み。ローズの言葉に、りょーかい、と言って、ぽちぽちメールを打ち、送信ボタンを押す]
送信者ID:swim
宛先ID:Ale
cc:all
キャロル、お疲れさん。
宴会かぁ、いいねぇ。勿論参加するよ。
ハーヴェイで居たときは酒全然飲めなかったから、ぱーっと盛り上がりたいもんだ。
あ、それと。ローズも一緒に参加するからよろしくな。
アイツも気が沈んでたみたいだから、盛り上げてやってくれ。
ps.
ハーヴェイからの伝言だ。
「君が守ってくれた命、無駄にしてごめん」だとさ。
…あいつを守ってくれて、ありがとな。
[一度寮に戻ってシャワーを浴び、いつも愛用している黒の上下ではなくブルーグレーのニットにオフホワイトのジーンズを合わせる。
せめて今夜は――【黒曜】に乗っ取られないようにと、彼を連想させる色を避けて]
おそらく…アンナとライナスと…トニーあたりか。
[参加IDは誰が誰がは判らない。が、普段見かけるはずの人物が居ないのはゲームに参加しているからだろうと【石榴】を探そうとした時に目星をつけた残りのメンバーを思い浮かべる。
きっと彼等は人狼にいい感情を持っては居ないだろうと想像するには容易くて、深く息を吐く。
ちなみに【黒曜】が【石榴】を見つけることが出来たのは、ノイズに混じった女性の声と、アンナとメルを比べれば【石榴】であるのは後者だろうとシャルルの意識が予測したからだったりするのだが。まぁ、蛇足だろう。]
[アイリーンは、楽しそうにモニタの前でパタパタ脚を振っている。
人っ子一人居ない暗がりでちんまりと鎮座するその白い姿は、古代東洋で言うところの座敷わらしのようだと、所内で賞賛を浴びていた。]
mayukiさんは誰だったんだろう?
今までのやり取りの雰囲気からするとウェンディかなぁ?
おハローって・・・ニーナはまさか・・・(わずかに遠い目)
あはは、lobeliaさんらしい返事だなぁ〜。
あ、ハーヴェイはローズともう会ったんだ。
・・・ほんと、おばかさんね。
[最後のつぶやきは、誰に向けたものだったか。]
.....................
[...は、仕事場で机に突っ伏している]
「おーいスタン。これも頼むわ」[書類がばさりと置かれる]
..............................
[へんじがない。ただのしかばねのようだ]
[ログアウト者4名のメンタルチェック、セイヤーへの処置、プレイヤー全員の再メンタルチェック。慌ただしい業務の小休止中。...はしばしそのまま、ぴくりとも動かなかったが、やがて、机の上のモバイルが振動すると、手は伸びてモバイルをつかむ]
[【石榴】と【黄玉】は――参加するのだろうか。
どちらにせよ、一発殴られるのは男である彼の役目だろうとメールに返信する。]
送信者ID:cheshire
宛先ID:Ale
cc:all
誘ってくれてありがとう。
参加させていただくよ。
ps.皆へ。
昨夜は迷惑を掛けてしまったようだ。
お詫びに一杯づつ奢らせてもらうよ。
[送信。]
[時計を見る。そろそろ約束の時刻を過ぎようかと言う頃]
……もう、そろそろ集まってる頃か?
アンナ、そろそろ行くぞ。
[立ち上がり、アンナに片手を差し出す。
たどり着く頃迄にはきっと、酒場は*盛り上がっていることだろう*]
……さてと準備しなくちゃな。
[...は軽くデスクの上の物を片付け、着替えようか悩んでいた。]
……やっぱり白衣で行くってのは…ダメだよね。
めんどくさいなぁ。
..................
[受信したメールの内容を見て、...は表情を、ふっと綻ばせた。参加する旨の返信を送る]
......後輩君。少々、いいですか?
[穏便に仕事を抜けるための算段を考えながらも、意識は彼らに会う時に向き始めている。この数日間について、何を言おうか。沢山話したいことがある気もするし、いざ会えば、そんなに言えることなんてないのではないか、という気もした。
君はどうだろうか、グレン。*きっと...*]
[白衣代わりにグレイのスプリングコートを纏い、寮を出る。
早めに行って端の席を確保しておこうかと、すたすた歩く。]
……おや、あれは…ざk…
[緩く頭を振って、早足で追いつき]
今晩は……メル。君も、参加するのかい?
[問う声は気遣わしげに。]
あ……
[声をかけられ振り返れば、見知った顔。「シャルルさん」だ。頬が上気するが、夜だから多分気付かれはしないだろう……気付かれないといいな。微笑んで]
こんばんは、シャルルさん。
はい、折角ですし……それに、皆に、謝らなくちゃいけないから。石榴のこと。
えっと。シャルルさんも、参加されるんですか?
[並んで歩きながら]
…打ち上げ、どこでやるの?
[携帯をいじっているライナスを見上げる。]
…へぇ、Rambler Roseねぇ?
なかなか気の利いたことしてくれるじゃない?
[肩をすくめて、クスリと笑う。
酒場での記憶は、...にとって良いものばかりではなかった。
最後の瞬間の恐怖は、今でも思い出すと背筋が凍る。
でもなぜか、またあの客たちに会いたいと思う。
小さな酒場の空気が、たまらなく恋しくなる。
ローズマリーを、また皆に会わせてやりたい…。]
…あら、もうそんな時間?
[差し出されたライナスの手をとって立ち上がる。
その表情は、*穏やかに*。]
[隣を歩くメルを見下ろせば、赤い髪が揺れていて。
【石榴】を思い出し薬で抑えたはずの【黒曜】がざわめく。]
……あぁ、うん…。
わ…ボクも謝らないといけないからね…いや、むしろ殴られるくらいの覚悟がいりそうだ。ブレインだったのはボクだし。
[無意識に、ぽん、と赤毛を撫でて。くしゃり。黒曜がしたように]
おぅ…レジーヌも、来るといいんだけど…。
謝るのも、3人一緒なら怖くないだろう?
[少しおどけて。空気を軽くするように、微笑む。]
[髪を撫でられて、くすくすと。石榴がそうだったように、くすぐったそうに笑って]
黒曜は……シャルルさんは悪くないです。ただ、わたしは少し、……ローズマリーに、怖い思いをさせてしまったから。
はい、三人一緒だったら、怖くないですね。そういえば、黄玉にはまだ逢っていないのですけど……え、レジーヌさんが。そうですか。来てくださると、いいなぁ…。
[顔は見られないように、少し俯き加減に。だがその声から、嬉しそうな様子は充分に伝わるだろう]
[ローズと共に店へと向かう途中。見慣れた姿に気付き]
よぉ、メルじゃねぇか。それにシャルルも。
……なんかめずらしいな?お前等のそんな仲いい姿見るなんて。
お前等何処に行くんだ?打ち上げなら一緒に……
[とそこではたと気付き、気まずそうに頭をかいて]
あーーー…もしかして、お邪魔しちまったかねぇ。
[どうも最近空気が読めんな、と苦笑して]
[他愛もない会話を交わしながら連れ立って歩く。二人の会話がどこか気ぜわしいものだったのは、夜の空気がそうさせたのか、それとも。目的の店が見えてきたところで]
……あ、あのお店ですね。ほぇっ?
こんばんは、アンナさん、ライナスさん。打ち上げということは……お二人も参加していたんですね。
[参加していたんですね、などと確認を取らなくても、気付いた。……ああ。心のどこかが安堵するような……それは贖罪?]
はい、一緒に行きましょう。
邪魔なんてこと、ないですよー!
[必要以上に手をぱたぱたと振って否定した]
[くすぐったそうな声に瞳を眇める。黒曜がそうしたように。]
ううん、あれは黒曜が…いや、違うな。
・ ・
ボクがそう唆したのだから。
中途半端にドラマチックに盛り上げようなんて意識が残っていたようだからね…。
だから、君は…石榴は、悪くないよ。黒曜と黄玉の願いを叶えようとしてくれたんだろう?
[逝く者より遺される者の方が辛かったろうと、労わるように。
俯き加減の様子に、くすりと笑って手を離す。撫でていては顔が見られないから。]
来てくれるといいな、黄玉も。
そして…3人でギムレットを飲もうか? 彼等を忘れ去る前に。
[悪戯っぽく笑む姿は、黒曜とシャルルが*混じり合ったように。*]
[所内に館内放送が流れる。]
ぽんぽん。あー。あー。
トニーだ。お疲れちゃん。
業務連絡。業務連絡。
テストプレイヤー達は至急、仕事を中止し、集合場所に行く事。
『ちょ、トニーさん、勝手な事しないでくださいよ!それに絶対それ業務連絡じゃないムギュ。』
えー、ノイズが入った。失礼。
間違いなく業務連絡だ。
なので至急集合するように。
プツッ。
[...はクローゼットから淡い黄色のボートネックのカットソーと濃い目のスキニージーンズを取り出し着替えた。
医務室に寄り傷を再度診てもらうが大丈夫だなと言われ、そのまま酒場に向かった――]
……月が…綺麗……。
[...は月を見ながら*歩いていた*]
[ライナスとアンナのイイ所を激写したセイヤーは、
自分のパソコンでデータをその保存していた。
もちろんバックアップを忘れるなんてへまはしない。
そして注文のあったターニャに画像を添付してメールを送る。]
Title:スクープ写真
送信者ID:kuma_930
To:lobelia
よく考えたら、デジカメなんだし
焼き増ししなくてもメールで送ればいいじゃん(笑)。
てなわけで礼の写真送っとくなー。
永久保存版だぜーい。
さて、あとはゲームの準備かな?
[セイヤーは、自室に戻ってピラフと一緒に作っておいた海苔の佃煮クッキー17枚を箱に詰めて酒場へと向かった。]
[メルとシャルルの様子を、にやにやと眺めながら。
「Rambler Rose」と書かれた店のドアを開ける。
――入った瞬間、仄かに香る甘い香り。
どこか、幸せなあの時に時が戻ったような気がして、...は軽く眩暈を覚えた。
綺麗に並べられたテーブル。広いカウンター。
奥に並べられた酒は、静かに刻を待っている。
あの酒場と、似ていてどこか違う店。
よくこんなところを見つけたものだと、...は感心した。
と、白いテーブルクロスの上に、薔薇の花が添えられているのを見つけ]
なるほど…この香りか。
うん、なかなかいい場所じゃねぇか。
酒盛りで店壊さねぇように気をつけねぇとな…。
[物騒なことを呟き、カウンターの奥へ。
そこは、かつて「ハーヴェイ」がいつも座っていた位置]
[...は業務連絡を終えると何やら袋を抱え、酒場を目指す為、駐輪場でキョロキョロ。]
一輪車…一輪車…
あん?あるわけねーだろ。
たく。
[頬を軽く赤らめ、ダッシュで酒場へ。]
[コエはないけれど、前を行くアンナとライナスに気付かれないように密やかに視線を交わして、笑って。そっと囁く]
シャルルさん、わたし、これでもシナリオ担当ですよ? だから、本当に嬉しいんです。仲間が、黒曜がシャルルさんで嬉しかったです。
はい、レジーヌさんと三人で、ギムレットで乾杯しましょうね。
[前を行く二人が、扉を開いて店へと入っていく。扉を開けてくれているシャルルにありがとうございますと礼を言って店内へと]
――ドカッ!
……っいったい……。
[...は月に気を取られ過ぎてドアに激突してしまった――]
……メルのボケが移ったのかな……?
[おでこを触りながら中に入れば何処か懐かしい気分に。
...は知らず知らず、カミーラが座っていた席に腰掛けた。]
[我知らず、顔が歪む。どことなく、あの店に似ていて、ゲームの中とはいえ、裏切ってしまった今となっては心苦しい。一番隅の席にちんまりと座って、皆を待つ]
……良い、店ですね。まだ皆は到着していないんでしょうか。
[少しずつ、人が集まってくる。その度に笑顔を作って、はしゃいでみせた]
……あ、スタンさん! こちらです、こちら。こんばんは。……あの、大丈夫ですか。なんか、すごく疲れているようですけど……。そっか、テストプレイ後ですもんね。お疲れ様です。
ターニャ!ターニャも参加していたのね。まさかここで会えるとは思っていなかったです。
なんか変な感じがするな、こうして此処に座るのも。
アンナ、景気づけに何か一杯飲むか?
[中のよさげな二人の姿を微笑ましそうに眺めつつ、隣に座ったアンナに問い掛ける。
と、ドアの方から鈍い音がして振り向き]
おいおい、ターニャじゃねぇか…。大丈夫かよ。
なんだ、お前もゲームに参加してたのか?
[彼女が座った席に、どこか懐かしい感じを覚えながら]
ハァハァゼェゼェ…
煙草減らすかね。この距離で息切れかい。
リックの言うようにすぐ体がボロボロ…
あん?また、何言ってんだ俺は。
まだ、抜け切れてねえのかよ。
[どこか懐かしい馴染みの酒場のドアを勢いよく開ける。]
みんなお疲れちゃん、お疲れちゃーん。
とりあえず俺、ビールね。
[ウェーブヘアのウェイトレスに声をかける。]
[一番隅の席に座ったメルに、首を傾げ]
…おい、何でそんな隅っこに座ってるんだ?
何かあったのか?
シャルルに何か言われたんならすぐ言えよ、おじさんがぶっとばしてやるからな。
[笑顔でメルの頭をわしわし。もしかしたら後ろからシャルルに殴られるかもしれないが]
よう、スタンも来たか!
随分疲れた顔してんなぁお前…まぁ、一杯飲めや。
[段々と賑やかになっていく店内に、笑顔を浮べながら]
ああもう、なんであなたは…。
[並んで歩く二人に話しかけるライナスを見て、呆れ顔で呟く。]
…ごめんなさいね?
[ライナスの襟を掴むと、ぐいと引っぱり二人から離す。
どうしてこうも鈍いものか…。
小さくため息などつきつつ歩いていると、一軒の酒場に到着する。
『Rambler Rose』
ライナスに続いて店に入ると、そこはどこか見覚えのある光景。
ローズマリーの働く、あの小さな酒場に似た空気。
思わず立ち止まり、店内を見回す。]
…へぇ、なかなかいい店じゃない。
なんだか懐かしい感じ。
[息を切らせて駆け込んで来た姿に]
いょう、トニー!遅かったじゃねぇか。
…何だ、何でそんな息切らせてるんだよ。
あれか、もしかして年か?
[にやりと笑い。ウェイトレスに声をかけて]
あ、俺もビール!
アンナにはそうだな…とりあえずカシスミルクで。
[飲みやすいように、甘めの弱いものを。
トニーの方を見て、グラスを掲げ]
さて、それじゃ乾杯といくか?
……あ、メル?
[目を遣ると犬の様に尻尾を振って喜んでいるメルが居た]
……う、うん。何故かテストプレーヤーに選ばれてしまってね……
[メルとライナスに答える。
人に見付からないようにそっと頬の傷を髪で隠す――]
[酒場へとたどり着いたセイヤーは、ドアを開けて見知った顔を探す。
既に集合している何人かに手を振って、適当な席に着く。]
おー、みんなおハロー。早いなあ。
……それにしても、なんでこんな濃ゆいメンツばっかり参加してたんだ。
[最後の言葉は少し呆れ顔で。]
あ、なんだなんだ?見知った奴ばかりじゃねーか!!
もしかして全員研究所の奴なのか?
親父の奴、バイト代ケチりやがったな?
よーし!!
ギャラ代わりにここは経費でパッとやるか!
これは挨拶代わりだ、それっ!!
[そう言うとガッと頭に手をやると、手にした『それ』を投げる。
その下には当然のようにソリコミカット。]
はわ……っ。な、なんにもないですよー。
っ。シャルルさんは何も悪くないです! ……あ、ええと。……あは。
[自分の声に驚いたのか、ごまかすように笑う。慌ててウェイトレスに手を挙げて]
お願いしますー。えっと……ギムレットは、まだ後ですよね? じゃあ、わたしは、ピーチフィズを。
[何故かシャルルに確認をとってから、甘いカクテルを注文する。ターニャに笑いかけて、手を振った]
こっち、こっち。嬉しい、普段、ターニャあんまりこういう集まりに来ないから……。
[思い切り犬猿の仲のはずのシャルルが近くにいるのだが気にせずにターニャを隣に誘った]
[セイヤーとトニーに軽く会釈。
トニーの『それ』を見て――]
……ぷっ……。
何してんだよ…ボ…。
[...は思わず口を噤んだ。]
[いい感じじゃない、というアンナの言葉に頷き]
ああ、今回の幹事、なかなか頑張ったんじゃねぇ?
ぱーっと盛り上がらせてもらいますかねぇ。
っと、セイヤーも来たか。
ばかいえ、お前が遅いんだよ。
濃ゆいってんなら、お前も人のこといえねぇと思うがな。
[そう言って、へらへらと笑い。
トニーの一発芸に手を叩いて笑う]
……っはっはっは!!流石だトニー、待ってました!
[懐かしい。こうして馬鹿笑いをしたのも、いつ以来だろうか。
いつも以上にはしゃいでいるのが、自分でもわかる]
(……ハーヴェイ、お前も楽しめ。お前はもう、此処にはいないかもしれないが)
[どうか、彼に笑って欲しくて。声を上げて笑うのも楽しいものだと、教えてやりたいのだ]
[次々に店内に入ってくる人物に、きょと、と目を丸くして]
トニーさんもセイヤーさんも参加してらしたんですね……。ほかの人も所内の人たちなんでしょうか。わたしたちも今来たところですよ、セイヤーさん。ほかの皆さんはまだお仕事中なんでしょうか……。
あ、そうですね……結構人も集まってきましたし、飲み物が来たら乾杯をしても……っぷ。あは……!
[トニーのソリコミカット。思わず吹き出して笑ってしまう。暗い顔をしているよりはよかったかもしれない]
[店の外からどこかで聞いた事のある声が響いてくる。]
だからぁー、私はお客さんなのですよ〜!?
み、未成年じゃありませんってば!
どこにめんたまつけてやがるんですか!?
この成熟した大人の色香がわからないとでもいいやがりますか!?
[どうやら店に入れてもらえないで、じたばたしているらしい。
それもそのはず。
もののけアイリーン、実年齢と見た目が10歳は違う謎の生物。
下手をすれば残業帰りに家出少女と思われて補導されることもあるくらいだ。]
[ライナスの隣に腰を下ろし、次々と店に入ってくる面々を眺める。]
…なんだか落ち着かないわね、ここに座ると。
[ついうっかり「いらっしゃいませ」と言ってしまいそうな自分に気付く。
客としてカウンターに座っている自分に違和感を感じて、クスリと微笑んだ。]
あいかわらず元気な人たちね。
休日出勤だったっていうのに、みんな…。
[にわかに賑やかになった店内を見て、小さく肩をすくめる。]
もう、トニーったらいつの間にそんなの…!
[打ち上げだというのに乾杯もせずに運ばれてきたビールを半分ほど飲み干し、パハー、と旨そうな声を上げる。]
そーだ。
シャルルー!!
[...はシャルルに詰め寄り、自分の頭を差し]
てめ、何で俺がこんなキャラ担当なんだよコノヤロー。
みんなかっこよかったり、可愛かったりするのによ。
[謎のいちゃもんをつける。]
[ドアをくぐれば、何処か懐かしくも胸が詰まる。けれど何も言わぬままに入って、集まる面々と挨拶を交わす。と言っても、ひらり、手を振って今晩はと言うだけだけど。]
[メルが端っこに座ったのを見て、少し悩んでその隣へと。大勢来るのだから詰めておかないと…なんて言訳をしたかもしれない。]
ボクは………そうだね、グラスホッパーを。
[乾杯の挨拶用にと、少し悩んで選んだカクテルは柔らかな緑色。
ライナスの乱暴な撫で方には、少しむっとしたように半眼を向けただろうか。]
[経費で、というトニーの言葉に大喜びで]
よっしゃあ!
俺はそんなトニーを愛してるぞぉ!
[もちろん本当に愛しているのはタダ食いタダ飲みだ。
そして鬘を外したトニーに]
ちょ!お前芸人にでもなるつもりか!
[突っ込みながらその様子を見て、トニーはボブだったんだろうなという考えが、ぼんやりと頭を掠めた]
[声を荒げたメルに、驚いたように目を瞬かせ]
あー……ええと、すまん。言い過ぎたか。
好きな奴を貶されるのは嫌なものだからな…うん。すまん。
[すまなそうに苦笑すると、シャルルに睨まれ肩をすくめ。
そのまま席に戻ろうとしたところで、ドアの向こうが騒がしいのに気付き]
あ?なんかドアの方が騒がし…
アイリーンか?おーい、何やってんだ?
早くこっちに来いよ、皆待ってるぞー?
[ドアの方に呼びかけ、手招きをする]
[店の外で押し問答する声に振り向き]
あ、マスター。
そいつはいいんだよ。
立派な成人だよ。入れてやってくれ。
何をやらかすかは保証しないけどな。
[自分の事は棚に上げ。]
入って来いよリンリン。
お前さんもテストプレイヤーだったんだな。
どのキャラだったんだか知らんが。
あー、またあの子店員さんに止められてるんでしょ?
飲み会やるとしょっちゅうあるのよ…。
ちょっと行って話つけてくるわね?
[小さく苦笑すると、席を立って入り口の方へ。]
[ボブ…じゃない、トニーの剃り込みカットに、不覚にも噴き掛けて慌てて口を片手で覆う。けれど明らかに肩が震えているのは無理もないはず。]
……トニー、言っておくが…ボクは何もして…いないからな…。
本人が望む…姿に一番近い姿が割り振られる仕組みになって…いた…はずだ。
ーっ、ははははっ!
[耐え切れずに、笑って]
あーもう、君は! まったく!
つまり君が望んであの姿になったんだよ。もしくはとんでもない姿を想像していたか想像力が足りなかったかのどっちかだ。
とにかくそれに関してはボクは悪くないぞー!
[カウンターに突っ伏して、ふるふるふるふる(爆笑)]
[ドアの外で襟首を掴まれて、猫のようになってぶら下げられている。]
Σあ!ほら!
ほらほら!今私のこと呼んだですよっ!?
おーいおーい!
[じたばたじたばた・・・ばきっ・・・しーん。。。
ぺたぺたぺたぺた・・・
からんこーっとドアが開く]
やっほー、今晩ー♪
[そして入り口まで来ていたアンナと正面衝突!ぎゃふっ!!]
[アンナの言葉に]
そうか?俺は此処に座ってると落ち着くんだがな。
お前は…そうか、いつも向こうに立ってたからなぁ。
なんならウェイトレスでもやってみるか?
[...はそう言ってへらりと笑い]
…まぁ、そのぐらい元気じゃねぇとこの仕事は勤まらんさ。
俺にはちと堪えるが。
昔は俺も何とも無かったんだがなぁ…年かね。
[年は取りたくねぇもんだな、と苦笑して]
[...はシャルルの回答に口をあんぐり開けて]
マジで?
んなわけねーだろがよ!!
ちょ、絶対おかしいから直しとけよ!!
ぜーったいおかしいって。
俺が機械に弱いと思って馬鹿にしm、おえあやおhふぁの!!
[興奮しすぎて舌が回らなくなったらしい。]
きゃぁっ!?
…ああ、ごめんなさいリンリン。
大丈夫?
[身長差があるので顔からぶつかることはなかったが、リンリンは文字通り正面衝突した模様。]
まあ、とにかく中に入りましょ?
みんな待ってるわよ。
[ターニャには屈託のない笑顔を見せて、席を替えて。]
うん。じゃあ、こっちね。飲み物は?どうする?
えっと、これがメニューで……
ふわぁっ!?
[逆隣からシャルルの笑い声。カウンターに突っ伏して大笑いするシャルルを一瞬呆然と見つめて、くすくすと笑った]
[ビールやら料理やらを勝手に注文しながら]
そういやさー、みんなって結局誰だったん?
キャロルがリンリンってのと、トニーがボブってのは分かったんだけど。
俺、起きてからごたごたしてたからよく知らないんだよねー。
[裏のない、呑気な口調で皆に尋ねる。]
[うぬぉぉ〜とかうめきながら顔面を押さえ込んでいる。
促されるままに足を運びつつ、指の間から]
あれ、ベリたん?ベリたんも参加してたの〜?
[そして初めて店内を見回し]
ヤッホー、皆お疲れ様〜・・・ 濃ゆ・・・(ぼそ
[ようやく笑いを収めて顔を上げ、トニーに]
いやいや、馬鹿になどしていませんとも?
けれど、どのような希望でああなったかの確認はしたいかな、うん。
まぁ、明日にでもお聞きしますよ。たぶんね。
[つぃと視線を逸らしてグラスに口をつける。見たら飲めないから。]
[アンナが扉の方に向かうのを見守っていたが、いきなり入ってきたアイリーンと正面衝突したのを見て、慌てて駈け寄る]
うぉぉぉい、何やってんだお前は…。
酒も飲まないうちからぶっ倒れるなよ?全く。
[と、セイヤーの声に振り向き]
ああ、そういや俺も誰が誰だか知らねぇな。
アイリーンとトニーは分かりやすいが…
[そう言って笑い、自分とアンナを順に指差して]
俺ぁハーヴェイだよ。で、こいつがローズ。
セイヤー、お前は?
[何事も無かったかのように、あっさりと応える]
なんで俺がボブだったってわかんだよ。
もしかしたらグレンだったかも知れねーじゃねーか。
あの自己犠牲精神は俺のキャラだと思うんだが?
ちなみに俺は一人もわからねーぞ。
とりあえず自己紹介しろよみんな。
一言、面白い事も言うんだぞー!!
[勝手な事を言い出す。]
[リンリンを連れて店に入ると、再びライナスの隣に戻る。
「ウェイトレスやってみるか?」の問いには笑ってお断りし。]
今日ぐらいお客さんとしてゆっくりしたいわね。
毎日立ちっぱなしも疲れるのよ。
誰かさんがあんまり手伝ってくれなかったからね?
[ついでに「歳はお互い様よ?」と付け加え。]
……うん……。
[...に目を通すが訳のわからない文字の羅列ばかり――]
……オレンジジュースあるのかな…?
[セイヤーの言葉に...は表情を強張らせ――]
すまんなトニー、言う前に名乗っちまった。
ついでにお前はボブだ、ボブ以外ありえん。
あんなネタ隠してる奴なんざ、お前しか考えられんだろ…
[...は満面の笑みを浮べ。
席に戻り、アンナに苦笑して]
あー、悪ぃ。
なんかラッセルがてきぱきとやっちまうもんだから、あんま手が出せなくてさ。
まー、埋め合わせはしますって。コーヒー一杯でどうだ?[安い]
年ねぇ…お前も30か。
お互い、こりゃ呑気なこと言ってられねぇな…
[呟き、はぁ、とため息]
オレンジジュース? ん、あるよ。じゃあ、オレンジジュースでいいのね。お願いしますー
[手を挙げて、ターニャの分の飲み物を注文する。入ってくるなり慌しいアイリーンに微笑みながら]
リンリンさん、こんばんは。また大変だったんですか?
あ……っ。
[のんびりとした口調のセイヤー。その話題は予測できていたけれど、それでも一瞬で笑顔が固まって。俯く。言いづらいけど、言わないと。だいじょうぶ、わたしは石榴なんだから。石榴はこんなことで止まったりしない―ー。顔をあげて]
この中に、ローズマリーはいる?
ああ、アンナさんがローズマリー……ライナスさんが、ハーヴェイだったの……。
ラッセルは、わたし。わたしはラッセルだったの。
[心底意外だと言う顔をして]
えー?セイヤーは私が誰だったかもう判ってるですか?
ライナスも?なんで?
・・・やはりバーチャルと言う世界においてもこの私のにおいたつ大人の色香が・・・(ぶつぶつ
ん?トニー?
・・・ぶふっ!!
ちょっと見ない間に随分局部的に鋭角な脱毛が発達しましたね〜
[ひざをばんばん叩いて爆笑]
あ〜、笑ったらのどかわいたよ。
マリーty・・ 茉莉花酒でももらおうかな〜
[セイヤーの言葉に、ゆっくりと振り返る。
皆、声も外見も違っているが、間違いなくあの店の客たちだった。
ローズマリーも、きっと喜んでいるに違いない。
彼女と同じように、穏やかに微笑んでみる。]
そうねぇ…トニーがボブだってのはまず間違いわね。
[クスリと笑い。]
[やっと入ってきたリンリン最後の言葉を聞き逃すことはなく]
お前が一番濃ゆいわー!
[ライナスの返答には驚きと納得を交えながら]
ライナスさんがハーヴェイか……うわ、意外すぎるー!
で、アンナがローズか。そっちは分かりやすいな。
あ、俺はニーナ。
[極普通にさらっと]
[ボブの言葉には笑いながら返す。]
メールにおもくそ「ボブ」って書いてたじゃないかよお前はー!
ちなみにトニーと自己犠牲とはまったく絡まないな。
うん。絶対グレンはない。
たぶんて、なんだよ、たぶんて。
おざなりな対応するなよ、このオトコオンナ。
兎に角、よくわからねーけど、よくわからん説明が流れて最後に「スタートを押せ」って言われたから押したらあんな格好になってたんだよ。
ったく。ちゃんと直しておいてくれよ?
[メルのくすくす笑いにそちらを見れば、その向こう隣のターニャの頬に視線が行く。髪で隠れてよく見えないが、ガーゼなどで覆われてないと言う事はおそらく傷は残らないのだろうと少し安堵する。]
[セイヤーののほほんとした声に、ほんの僅か動きを止めて。くぃとグラスを空けて、手をひらり。]
ボクが…ヒューバートだ。
ゲーム内では失礼した。それと昨夜も…人狼の人格【黒曜】に引き摺られて迷惑を掛けた…らしい。メールにも書いたが、最初の一杯は奢らせてもらうよ。
[それだけ言って下ろした手は、ぽんとメルの肩に。大丈夫だと言うように。]
[「ラッセルが」…ライナスの言葉にぴくりと反応するも。]
あら、私はまだ28よ。
勝手に三十路にしないでちょうだい?
[笑いながらライナスの耳を、ぎゅうと引っ張る。]
あ、メルちゃー、やっぱり参加してたの〜?
[メルにひらひらを手を振って近づこうとしたところで、セイヤーの声に]
Σはにゃー!?(ややすっ飛びながら)
こ、濃いのはセイヤーの料理の毒素だよーっ!!
[...は、寮の自室で目を覚ます。昨晩は余り眠る事が出来ず、ようやく朝方に眠れたと思ったら、こんな時間まで爆睡していたらしい。…ふと、時間を確認しようと自らの携帯端末を手に取ると、メールの着信を知らせるランプが点灯していた]
……。
[ベッドに寝転がったままメールを読み、しばし何かを考えていたが]
『送信者ID:kazma
宛先ID:Ale
cc:all
了解。今から行く。
ビールはキリンにしといてくれ。』
[彼らしい極々単純な返事だけを返し、ザっと汗を流そうとシャワールームへ移動した]
[メルの台詞にも動じた様子はなく]
あ、メルはラッセルだったんだー。
意外なところもあるけど、概ね納得かな。
確か最後まで残ってたんだよな。
[和やかな会話をしているところに、何かが通り過ぎる。
それはセイヤーの胸で眠る『ニーナ』だったろうか。]
[リンリンのおトボケ発言に再びツッコミを入れる]
だ・か・ら!
お前からのメールに「キャロル」って署名があったからだよ!
色香とか関係ないから!
[メルの言葉に、一瞬手を止め]
……ラッセル?そうか、お前が…。
[少し複雑な表情を。
心がちくりと痛む。ハーヴェイ、お前はこの痛みに気付いているか?
普通の感覚ならきっと、もっと痛かったのだろうけれど]
……会いたかったぜ、ラッセル。
[どうにか、自然に笑えた。
そのまま、シャルルの方へと視線を向ける]
そうか…お前等が「人狼」役だったのか。
…お疲れさん。随分と、貴重な体験をさせてもらったよ。
[そう言って、苦笑する]
[肩におかれたシャルルの手に自分の手を重ねて、瞳を見る。「見慣れた」黒の瞳ではなく、そこにあるのはこげ茶の瞳。だいじょうぶとコエには出さず視線で語って、微笑み立ち上がる]
そう。わたしがラッセル。
[ターニャの方を見て、静かに繰り返した。そのままアンナの方へと歩いていく]
……ごめんなさい。わたしの中にはラッセルの、石榴の記憶が残っているから。アンナさんにも、ローズマリーの記憶があるなら、辛い思いをさせたと思います。本当に……ごめんなさい。……皆にも。
[一息に言って深く頭を下げる]
[自己犠牲精神など欠片もなさそうなトニーに苦笑しつつ]
芸人はエンターテイナー、いわば楽しませるプロ、自己犠牲精神に満ちた存在じゃないか。ほら問題ない。[さっくり]
……ほぅ、誰がオトコオンナだって?
少なくともウェンディの姿になったスタンやニーナになったセイヤーよりは男らしい精神と思うがね?
[イイ笑顔で巻き込む気だ。酷い。]
あと、説明は聞くだけじゃなく理解する必要があるんだと言っておく。よくわからねーけどで押したらよく判らんキャラになって当然だ。[きっぱり]
アイリーン……
なんつーかな、お前のその濃さのおかげで中身が只洩れだったぞ。
うん、魅力だ。ある意味。良かったな。
[...は笑顔で。と、ローズに耳をひっぱられて]
いてててて!!ちょ、ま、離せって!
…なんだよ、四捨五入すれば同年齢じゃねぇか。
[デリカシーの無いことを言いつつ、メルの方に視線を向けて]
…安心しな。ハーヴェイは、お前さんのことを恨んじゃいねぇよ。
感謝すらしてた。「悪夢を終わらせてくれてありがとう」と。
だから、ま、そんな顔すんな。
[そう言うと、ぽんぽん、とメルの頭を撫でて]
わ、わ、ライナスがハーヴェイでベリたんがマリーちゃん!?
シャルが・・・ヒューだったのか。
[無意識に右手で左腕を抱く。]
そしてベリたんは実は30・・・
[セイヤーの突っ込みに「Σほぇー!」]
何もそんなに命ぎりぎり否定しなくたって・・・!(うるっ)
[メルの言葉に顔を上げる。]
…あなたが…ラッセル…?
[一瞬、その表情が曇る。
ずきりとした胸の痛みを思い出す。]
そう、あなただったのね。メル。
[少しの沈黙の後、かつてローズマリーがそうしていたように穏やかに微笑み。]
…会いたかったわ、ラッセル。
[頭を下げるメルの、赤茶色の髪をくしゃりと撫でる。]
[どこか神妙なシャルルに首を傾げたが]
あー、シャルルがヒューバートだったのかー!
何かもうキャラそのまんま過ぎだろ!
もうちょっと中身隠せ!
[その時、セイヤーの中の『ニーナ』が強くなる。]
(……大丈夫だ。こいつは性格だけはヒューとまるっきり一緒だけど、
君を傷つけたりはしない。)
(だから、ゆっくりおやすみ。起こして、ごめん。)
[彼女に言い聞かせると、『ニーナ』の感覚は消えていった。
何事もない素振りで、シャルルの奢りで高い酒を飲もうと
セイヤーはメニューを見始める。]
[詭弁に満ちた三段論法に苦笑して]
やっぱりおざなりじゃねーか。
それに男らしい、じゃなくて女誑し、の間違いじゃねーのか?
しかし、シャルルはともかくメルがラッセルかつ狼、ねえ。
ちょいとびっくりだね。こりゃ。
[誰が誰か全く考えてなかったくせによくわからない感心をする。]
[しばしの後、...は、Bar『Rambler Rose』の扉の前に居た。そこはあの「仮想世界」で何度か顔を出したあの店に良く似ていた。「あの時、二人で潜った扉」はとても大きく見えていたが、今はごく普通の扉にしか見えず、改めて現実に戻って来た事を再確認する。...は、極々小さな声で]
……ただいま。
[と感慨深そうに呟くと、ゆっくりとその扉を潜った。店内に入り「くるり」と周囲を見渡すと、やけににぎやかな声が耳に届いた。「あそこだろうなぁ…」と確信しながらも、対応に出てきた店員に幹事の名前を告げ、その場所に案内して貰う。そこには……やはりと言うか何と言うか。]
(……ま、暗いよりゃ全然良い)
[口元に小さな笑みを浮かべながら誰にも聞こえない声でそう呟き、揃っている皆に片手を挙げつつ声を掛ける。]
よ。遅れてスマンな。
[OH!駄々漏れ・・・・゚・(ノД`)・゚.]
むちゃくちゃやる気のない賞賛ありがとう、三十路ライナス。
そっか、メルちゃがラッソレだったのか。
・・・もっといぢめておけばよかったな(ぼそ
[ドアの開く音に振り向く。
そのしぐさは、ほんの少しだけあの踊り子に似ていた。]
あ、おとうさーん♪
[セイヤーの、「意外」という言葉に]
意外だったか?そっくりじゃねぇか。
バレバレだと思ったんだがな…
[真顔でうーん、と唸り]
…そうか、お前、ニーナか。
悪かったな。結局、俺は救えな……
[少しセイヤーの表情が変わったのを感じて。
何事も無かったように、首を横にふり]
いやー、っていうかな、お前も意外だぞ?
俺ぁ全然気付かなかったわ…。
[そう言って、へらりと笑う]
そういや、リンリンがキャロルかい。
全く化けたものだね。
ウェンディ辺りだと思ったんだがな。
…見た目がよ。
[これも噂をすれば影、というのだろうか。
入ってきたランクスに手をあげる]
よ。ランクス。お疲れちゃん。
お前もプレイヤーだったんか。
酒はキリンビールで良かったか?
おねーさん、キリンビール一丁!!
[一度頭を挙げ、ターニャにも小さく頭を下げ。ライナスの苦笑には同じように苦笑を返す。
そうして、リンリンの仕草に柳眉を寄せて、その傍へと]
……すまなかったね、リンリン。
それと…あの時計は素晴らしかったよ。
ゲーム内では、とても存在感があった。本当にね。
……あまりにも存在が重すぎて、守護者対抗時の処理が追いつかずに現場に落とす羽目になったけど。
[ちくーり。もうちょっと減らそうねと言いたげに。]
[頭上から穏やかなアンナ[ローズマリー]の、声が降り注いで、ゆっくりと顔をあげる。アンナさんは笑っていた。ライナスさんも、セイヤーさんも、トニーさんも、皆]
よ、かったぁ……
[くしゃくしゃと顔が歪んで、静かに涙を零し始める。涙を拭いもせずに]
ローズマリー、ハーヴェイ……。ごめん。ごめんね。
シャルルさん、許してもらえたよぅ……。
[リンリンに三度のツッコミを入れる]
いや、命ギリギリとか関係なしに真実だから!
それに俺の料理に毒素はない!
衛生にだって気を遣ってるぞ!
[そしてシャルルには指をチッチッと振って]
甘い。
俺は可愛い女の子で入って、誰か口説く奴がいないかどうかチェックしてたんだよ!
……まあ、釣れたのはシャルルだけという残念な結果だったが。
[メルの後ろには、同じように頭を下げるシャルルの姿。]
…あなただったのね、ヒューバートは。
ふふっ、なんだかあなたは納得が行くわね。
レディーと呼ぶには、ちょっと年上過ぎたかしら?
[肩をすくめて微笑む。
細かいことは、水に流しましょう…。]
トニーはボビーとシンクロ率が神だったのですね。
そこまでソリコミが禿げ上がるだなんて・・・
って言うか見た目がウェンディってどういうことー!?
・・・あ、そういえばウェンちゃは誰だったんだろう・・・
[小首をかしげ。
確かに、言われてみればその様子はあの少女と似ていなくもなく。本人は断固として認めないだろうが。]
[...は、「おとうさん」と呼びかけてくるアイリーンに向け]
…おとーさん言うな。
俺とお前はそんなにトシ変わらん。
[と言いつつ、「びしっ」とチョップ一発。「ビールで良いか?」と訊いてくるトニーには]
ああ、この後、まだ仕事が残ってるから一杯だけな。
[と返し、入り口近くの椅子に適当に座る]
…あら、ランクス。
ずいぶん遅かったじゃない?
[ぶっきらぼうな挨拶とともに店に入ってくる男に、振り返って声をかける。]
今日はお休み?
…というわけでもなさそうね。
あなたは誰だったの?ランクス。
[他意のない笑顔を向ける。]
[明けられた扉に、片手を上げて]
よぉ、ランクス。漸く登場か。
ビールだビール。盛り上がろうぜー。
[と、キャロルの言葉に]
博O十路言うな!四者五入すれば……やっぱり30だorz
とまぁ、それはともかく。
感謝してたよ、あいつは、アンタに。
命を延ばしてくれてありがとう、と。
最後はあんなことになっちまったけど…それでも、アイツは、幸せだった。
俺からも礼を言わせてもらう。…ありがとうな。
[...はそう言って、微笑み]
ちょ、シンクロ率て、リンリンまで何言い出すんだよ。
どう見てもあのヘンチクリンとは似ても似つかねえだろう?
絶対何かおかしいんだって。
…ま、もういいや。
って言うかリンリンがそこで入店阻まれてたのが答えだよ。はっはっ。
[小首を傾げるリンリンに言い放つ。]
[セイヤーに苦笑して]
仕方ないだろう、男女比バランスが悪すぎて急遽キャラを変えたんだから…って、君もボクと同じ目論見だったのか!
[【ニーナ】には気付いたかどうかわからぬままに]
まぁ、ヒューバートはボクの20年後位を想定して設定したキャラだからね。似てるのは仕方がないだろう。もっとも、あんな…女誑し?になったのは、君と同じく誰かを驚かしてやろうと目論んでいた最初の設定が変に影響してしまったせいだがね。
【黒曜】は…更に狼設定が複合されてしまったから、ボクとは近くもあり遠くもあるのかな……。
[少し複雑そうに呟いて。
メルが泣いている様子にハンカチを出して渡し、ぽんと頭を撫でた。]
どこがそっくりなのか全然分かりません!
教えてください先生!
[ライナスに笑いながら言う。
しかし、次の『ハーヴェイ』の言葉には気づかないふりをして話を続ける。]
あ、やっぱり意外だったっすか?
男キャラも面白そうだったんですけどねー、ミッキーとか。
[やってきたランクスに手を振りながら]
ランクスさんおハロー。相変わらず遅いっすね。
麒麟麦酒用意されてますよー。
[軽く挨拶を返してくる皆に、手を「ひらり」と振り返しながら、おしぼりを取り、手を拭く。そこに聞こえてきた]
『・・・あ、そういえばウェンちゃは誰だったんだろう・・・』
『あなたは誰だったの?ランクス。』
[と言う声に]
……ギ、ギルバートですよ?
[視線を逸らしながら、そう呟いた。]
[すっと、掛けられた声はシャルルのものだっただろうか。
それは、今にも「マドモアゼル」と言い出しそうで。
濃い藍の瞳が僅かに揺らぐ。]
・・・シャルがおっことすからあれの修繕に1時間掛かりました。
ついでに光の反射率が微妙に気になったので、加筆修正をしておきましたからお楽しみにですよ?
あと、祭の夜のヒューバートを見て、青海苔とパセリの歯についた時の色調も区別しておきました。
[うふ、と楽しそうに笑う。
完全に確信犯だ。
それから3度・・・4度目か?のセイヤーに「Σほぇぇー」]
毒素も使わないであの破壊力とは・・・流石は生物兵器課セイヤー課長です。昇進間違いなし!寧ろ昇天間違い無しです!
[アンナの言葉に]
…そうだなぁ、なんかヒューとシャルル、雰囲気似てる。
随分とダンディーで恰好良かったぜ?
[あんな渋みを出せればいいんだが、と呟き。
泣き出したメルの頭を、優しく撫でながら]
馬鹿だなぁ…許さないはず、ねぇじゃねぇか。
俺たちは、「親友」だったんだろ?
たとえ裏切られたとしても、ハーヴェイは最後まで、ラッセルの事を案じていたよ。
俺はあそこまで、達した考えはできんが…
[小さく呟き、苦笑する]
ああ、もう泣かないでメル…。
[涙を零すメルに困った顔をするも、シャルルがハンカチを取り出したのを見て、その様子をそっと見守る。]
…あのゲームも、悪い影響ばかりというわけではなさそうね。
[ぽろぽろと静かに涙を零しながらも]
ランクスさん、アンナさん。ラッセルは、貴方達二人のことを好きだった。これは本当に。信じてくれてありがとう。……騙してごめんなさい。
リンリンさんも。……そうだね。
皆、良い人たちだったから、「ボク」が生き残ってしまった。
[シャルルからハンカチを受け取って、ありがとうと微笑む。零れた涙をそっとぬぐって。店へと入ってきたランクスに会釈した]
[アンナにはゆるり首を振って]
とんでもない、貴女はやっぱりレディーで正解でしたよ。
二人の青年に恋されるきれいなお姉さんで、ぴったりでしょう?
[【お嬢さん】の英語は正しくは【ヤングレディー】なのだが口が裂けても言わないだろう。]
…ギルバート?
ギルバートなんていたかしら?
[ランクスの言葉に首を傾げる。]
ええと…たしか、消去法でいけば…。
…ぷっ、あなたまさか!?
[入ってきたランクスに、とてもとてもイイ笑顔で微笑む。
まるで生贄の羊を見つけた狼のようだったかも知れない。]
いけませんよ、ランクスさん。
1/43の確立で【ウェンディ】を引いたと堂々と言えばいいじゃないですか。
[にっこり]
[セイヤーはシャルルの告白に驚いて]
ちょっと待て、それだったら俺のことも言えんだろ。
そういうこと考えるから
[そこで言葉を切る。どうやら「女っぽい」とか言いそうになったらしい]
……性別不詳なんじゃないか。
[どっちにしても自爆ワードだった。]
[そしてリンリンには]
いや、破壊力とかないから!
いたって安全安心、味と栄養を兼ね備えてるから!
そもそもウチの会社に生物兵器課とかそんな物騒な部署はない!
[セイヤーの言葉に、声を上げて]
全部だ、全部!
ありゃもともと、俺の意識を素材にして作られたAIプログラムだからな。
モデリングは、昔の俺なんだが……
[少し気恥ずかしそうに呟き]
まぁ、なんだ、人生色々ありゃ変わるってことよ、うん。
[なんかいろいろ誤魔化した]
って、ランクス、ギルバートなんざ………。
まさか、お前……ウェン…
[次の瞬間、笑いを堪えきれずに噴出した]
[皆の総ツッコミにしばらく聞こえないフリをしていたが]
……ゲーム中、プレイヤーに投影される仮想人格の選択には「ランダム選択」ってのが実装されててだな?俺はシステム担当と言う面から、そーゆーののテストもやる必要があったんだわ。で、実際やってみたんだが、これがなんとゆーかかんとゆーか、ほら、アレなワケよ、アレ。うん。
[必死の表情で言い訳を捲くし立てていたが]
ウェンディだよ、ウェンディ!
俺が演じていたのはウェンデ!
ウェンディ括弧ランダム選択括弧閉じ、だよ!
[つい、とまた視線を逸らしてそう叫んだ]
[きょとんとした顔でトニーを見上げ]
ボビーとトニーは似てるよ?
[そこまで言ってはっとランクスへ振り向いた!]
なんの!真剣白刃d・・・
[そのせいでびしっと顔面でチョップを受け、「むぎゃっ!Σ」]
ぎるばぁとぉ〜?・・・いましたっけ?
[人形のような顔をコメディアン並みに「?」の面持ちにゆがめて首をかしげている。
その表情は確実に「怪しい」と言っている。]
[噴出したライナスに向け]
ああもう、ハルヴァースンさん、笑わないで下さいよ…。
ランダム選択を実装しようって言ったのはアンタだし、
ウェンディの仮想人格を構築したのもアンタでしょう。
[困ったような表情で、ライナスに抗議する。]
[泣きつづけるメルに、困ったようにぽんぽん、と頭を叩き]
……アイツも、二人のことが大好きだったよ。
だから、少しでも疑ってしまった事を後悔していた。
だが、一度はお前を疑った事。
二人を疑った事。
その上で、人狼でもかまわないと覚悟を決めたこと。
…だからこそアイツは、お前を、許すことができたんだ。
わざと騙されたんだから自業自得だよ。だから、気にするな本当に。
お前が泣いてると、アイツも悲しむ…
[呟き、優しげに視線を向けて]
ちょ、何処も似てないって。
[丁度ランクスの発言が聞こえ]
ランダム選択!!
それだ!!
多分俺もそれを選択してたんだ。きっと。うん。
しかしランクスがウェン…ククッ…。
[下を向いて笑いを堪えてみる]
[ぺたぺたと歩いていって、メルの頭をなでなで。
何も言わないで、いつも休み時間にお話をしていた時のように、ただ微笑んで撫でた。
そして自分の席に戻るとき、ライナスに]
ハーヴェイ決めたこと、それで良い。
最後まで生きた。最後の瞬間まで、生きてた。
それでいいよ。
[そう囁いたのは、誰の声だっただろうか。]
[ライナスの言葉になるほどなるほどと頷き]
昔の……。
てーことは、ライナスさん。かなりの苦労をされてたんですね。
[目頭を拭うふりをする。もちろん泣いてはいない。]
これからも強く、逞しく生きてください!
アンナさんとともに!
[そう言って、手作りの海苔の佃煮クッキーを差し出した。]
[ランクスのカミングアウトには]
…。
……。
………。
ぶふー!
[笑いを堪えていたようだが、どうやら限界だったようだ。
たまらず大声で笑い出す。]
[セイヤーにイイ笑顔で]
性別不詳? 誰が?
ボクは男だって言ってるでしょうにこの耳は飾りですか?
[引っ張る真似をして脅す。]
あら、可愛かったわよ?あなたのウェンディ。
…あなたにもそういうところがあるのね?
[視線をそらし叫ぶランクスに、首を傾げてにっこりと微笑む。]
そうそう。
この前のツールありがとうね、ウェンディ?
また何か必要になったらお願いするわ。
ウェンディ?
[どうやらこの先、ネタにするつもりらしい。]
[ランクスの抗議に、笑いながら応える]
いや、確かにそれを提唱したのは俺だが…
まさか実際に当たるとはなぁ!
いやー、悪い悪い。でもいいもん見せてもらったぜ。
ウェンのデータ、ありがたく使わせてもらうよ。
霊能プログラムを発動させるときにトレースしておいた「ウェンディ」の人格も、正常に作動したしな。
しかしランダム選択…なかなかいいしごとするじゃねぇか……
[くっく、と笑いが洩れ。ダメだ止まらない]
[ライナスとアンナの二人に囲まれて。涙目のまま、笑う。今度こそ本当に「幸せそうな三人」でいられればいい]
……はい。
ハーヴェイと、ローズマリーは……親友と、大好きな人です。だから、だから……あのっ
[目を瞑って、ラッセルだったら、言えたはず!]
今度……今度三人でケーキ食べに行きませんかっ!!!
[意気込みすぎて大きな声になってしまったことを恥じて、頬を染めて俯きつつ呟く]
お二人が、もしよろしければですけど……。
[皆の注目がランクスに行っているのをいい事に、メルの肩を抱くように耳元に唇を寄せて]
――それでも、「私」は…石榴が生き残ってくれて嬉しかったよ。
[吐息が触れそうな距離で囁いて、直に離れる。そっぽを向いた顔はやや赤くなっていたかもしれない。]
[ランクスの、ウェンディ括弧ランダム括弧とじだったという発言を聞いて、はっと顔を上げる。]
う、う・・・ウェンちゃー!!
[そしてガバっとタックル!
いつものおふざけかと思いきや]
ウェンちゃ、ごめん、ごめんね、
わた、守れなか・・・
[そのまま顔も上げずに・・・。]
[耳を引っ張るシャルルに大げさに痛がりながら]
痛てて!
暴力反対暴力反対!
やーめーろー!
[そういう顔は笑っていて。今度は『ニーナ』が現われることはなかった。]
[皆に笑われ、...は、少し憮然とした表情をしていたが、皆の笑っている表情を見ると何故だか「まぁいいや」と言う気持ちになって来る。それが彼本来の「不精さ」なのか、皆の笑顔を望んでいた「ウェンディ」の想いの残滓なのかはわからないが]
…まぁ良い。
俺は「レディー」だからな?
少々の事は、寛容に受け入れてやるよ。
[とわざとらしく肩をすくめて、皆に笑いかける]
[耳元に聞こえた囁きに、ほっとした表情で微笑む。
ありがとう…ありがとう、キャロル。
そう呟いたのは、どちらの言葉だったろう]
……ああ、まぁな。
[セイヤーの言葉には、気恥ずかしそうに呟く。
…と、耳に響いたメルの言葉に顔を上げて]
……ああ、勿論だよ。
美味い店紹介してやる。俺のおごりだ。
3人で、また語り合おうじゃねぇか。なぁ?
[そう言って、安心させるように笑った]
…ケーキ?
[メルの言葉に首を傾げる。]
…そうねぇ、たまにはそういうのもいいかもしれないわね。
ここのところ研究所に閉じこもりっきりだし、気分転換にはもってこいね。
私もあなたとゆっくり話がしたいわ。
…もちろん、仕事の話は抜きでね?
[俯くメルに微笑みかける。]
あなたも行くわよね?ライナス。
[もう一回。ぎゅっと目を瞑って。開いた時には笑っていなくちゃ。リンリンさんが頭を撫でてくれた。感謝を、視線で表して]
[ランクスさんがウェンディだったらしい。意外だ。皆、笑って楽しそう。肩の力が抜ける。くすくす笑った]
[隙を縫うように。シャルルさんの一言。黒曜の言葉はいつだって、石榴の胸に残ってきたけれど。シャルルさんの言葉はわたしの胸に、宝石みたいにきらきら光って落ちてきた。ハンカチを持ったまま、胸をそっと抑えて。そこに銀の時計はないけれど]
……はい。
[心の底から、シャルルに微笑んだ。頬は真っ赤に染まっていたけれど]
[いきなりアイリーンに抱きつかれ、慌てて受け止める]
っとと。
[...は知っていた。アイリーンがキャロルである事。守護者である事。そして占い師、いや小さい子供だった自分を守れなかった事を悔やんでいるだろう事を。]
…良いって。
あれは、「俺」が、勝手に飛び出したんだ。
お前さんが気にする事はないよ。
それに、「ウェンディ」はきっと皆が死ぬ所は見たくなかっただろうし、最初に襲われてかえって良かったんじゃないかと、俺は思うよ。
[「ぽむぽむ」と優しく頭を撫でる]
怒ってない?
[うんうん、と優しく頷くランクス。]
・・・じゃぁ、許してくれるのかな?
[微笑みながらうんうん、と頷くランクス。]
ポリゴン半分にしろっていわれたけど、許してくれるよね?
[つい、それまでの調子でうんうんと頷くランクス・・・]
ぅおっしっ!!
[アイリーンは、ぱっと身を翻し両手で低くガッツポーズ!
もちろん涙の跡もない。]
[それから「ボブはトニー専用機だったと思う・・・」とぼそり。]
きっと何度ログインしても、ランダムでボブになるよ?
[更にセイヤーへ]
ニーナの持ってた毒薬、本当はただの手料理だった?(首かしげ
[ころころと笑いながら席に戻った。]
[ライナスもアンナも優しく笑っていてくれて。ああ、これでよかったんだと思う]
……はい!
仕事の話じゃなくて、三人で、ケーキ食べにいきましょう。ライナスさんのオススメのお店だったら絶対、美味しいですよね……!
……えへへ。
ライナスさんも、アンナさんも、大好き。大好きです。
[嬉しそうに笑って、自分の席へと戻った]
[アイリーンのガッツポーズに「がくり」と首をうな垂れ]
…あー、はいはい。
何とか俺が容量確保しといてやるよ。
だからもう好きなように作りな。好きなように。
[色々諦めたような表情で、手をひらひら振った]
ああ、俺もだ。二人とも大好きだよ。
[嬉しそうに笑い、席に戻るメルの姿を見送り。
...はアンナに視線を向けて]
……よかったな、大丈夫そうじゃねぇか。
少し心配してたんだが。
それだけ笑えるなら、十分だ。
…頑張ったな。
[微笑み、アンナの頭にぽん、と手を置き。
そのままわしゃわしゃと頭を撫でる]
[セイヤーはライナスのドライな反応に首をかしげ]
やだなぁ〜。
せっかくクッキーゲームしてもらうために持ってきたのにー!
ほらほら照れずに。
[明らかにやる気(やらせる気)だ。]
[リンリンの発言へのツッコミは衰えるところがない。]
あれは手料理じゃねー!
立派な薬だ!
そもそも手料理が懐に入らないし、俺の料理は毒じゃない!
ふっふーん♪引っかかったあなたが甘いです〜♪
[アイリーンはすました顔で楽しそうに茉莉花ジンジャーを飲んでいる。]
(・・・ごめん、ランクス。)
[あんなふうにしか謝れない自分が、どうしようもなくもどかしいのだけど。
咄嗟に飛びついてしまった気持ちは、本当のものだったのだけれど。]
あっりがとうランクス〜♪
(ありがとう、ウェンちゃ・・・)
[メルの心からの微笑みに、シャルルの頬も負けないくらい真っ赤になったかもしれない。けれどそれを突っ込まれてもアルコールのせいだと必死で誤魔化すだろう。]
[...はいつの間にか隅っこに移動し、何かを書いている。この御時世になんとアナログな事か。]
[三人の微笑ましい会話が終わるのを見届けると...は顔を上げ]
あ、そうだ。メルー。ちょっといいか?
ちょっとこのゲームのシナリオだがな。
やっぱよ。もうちょっと明るい方がいいぜい。
こんな感じに手直ししねーか?
[先ほどまで熱心に書いていた紙を渡す。]
[以下紙の内容]
(主題歌)
ちぇけらっちょ!
今日も響く悪の咆哮!(YO!)
悪人蠢く闇の横行!(YO!)
科学の力で悪を暴行!(Hey!)
巨大な悪を打ち倒せ!!
近未来戦隊、パスタンジャー!!(Say HO!)
第一話
トビーマークU「助けて、パスタンジャー!!」
空に見えるは改造役人怪人ボブ。
トビーマークUのピンチだ!
ローズマリー「緊急指令ー。怪人ボブがトビーを攫ったみたいー。出動ー。」
ギルバート「了解!パスタンジャー、『ミートソース』!」
クインジー「了解!パスタンジャー、『ペペロンチーノ』!」
ケネス 「了解!パスタンジャー『カルボナーラ』!!」
マンジロー「了解!パスタンジャー『納豆』!!」
四人 「行くぜ!!悪を倒しに!!」
という訳で、ボブの元へ。
けしてその辺の描写が面倒なわけではない。
四人 「役人怪人ボブ!トビーマークUを返してもらおう!!」
ボブ 「キッキッキッ。そうはいかん。これでも喰らえ!!」
無数のダーツが四人を襲う。
クインジー「そうは行くか!!ロボカルボナーラブロック!!」
ケネスの陰に隠れる三人。
ケネス「イタッ。ロボって。そんなものになった覚えは…イテテッテテテ!」
ハリセンボンのようになるカルボナーラ。
トビーマークU「いや、助けてもらう身分なのにアレですけど、ちょっとそれは酷いんじゃ…」
ギルバート「大丈夫だ!!パスタンジャーの意思はこれくらいじゃ挫けない!!」
ケネス 「ちょっと挫けそうだよ、俺は…」
マンジロー「よし!!今度はこっちの番だ!!行くぜ!!必殺!!ネオパスタンジャートライアングル!!」
あたしだって二人とも大好きよ。
そりゃもう、可愛い弟たちですもの?
[クスリと微笑むと、席に戻るメルを見送る。
と、不意に頭をくしゃりと撫でられ。]
あっ…もう、やめなさいよライナス。
私は子供じゃないんだから…。
[膨れっ面をしてみせるが、その表情はどう見ても嬉しそうで。]
…ありがと。
ローズマリー「解説しよー。ネオ(略)グルとは四人の合体技である。何でトライアングルかはよく知らない。」
ギルバート「サンダーボルトパスタウィップ!!」
クインジー「ヘルファイヤーロケット!!!」
ケネス 「ケネスキック!!」
マンジロー「納豆菌β!!」
カルボナーラのキックがボブに着弾した瞬間、電撃鞭とロケットと納豆がボブにヒットする。
無論カルボナーラにも。
ゆっくり崩れ落ちるボブ。
何とか踏みとどまるカルボナーラ。
やった!!ギリギリ犠牲者無しに敵を倒した!!
いいぞ僕らのパスタンジャー!
これからもそんな感じで世界を守れ!!
ジャッジャッジャーン!!
近未来戦隊パスタンジャー!
君のハートもレンジでチン!
……うん。ありがと、ターニャ。
[えへへと笑って]
そういえば、ターニャのキャラクターって……
あ、はいー?
[トニーに呼ばれて、一瞬警戒する。が、シナリオと聞いて、紙を受け取った]
あ、はい。
そうですね……明るいほうが。
スリルはありましたけど、流石にちょっと辛かったですものね。拝見しますね。……って、ええええこれですかー!? こ、これをシナリオにするのは……っ。いえ楽しそうですけれど!
……あ、でもハートもレンジでチン!はいいですね(本当か
[メルが席に戻ったなら、そっとこんな囁きを送っただろう。]
レジーヌが来たら…ギムレットで【彼等】を送ろう。
彼等は残酷だけれど、とても近しくて…愛しい存在だったから。
最期に一度だけ、愛しい仲間に逢わせてあげたいと…思うんだ。
[黒曜はシャルルと近い人格だったゆえに、シンクロはかなり深刻で。本当はスタンに消してもらうべきなのだとわかっていたけれど。
それでも…石榴に逢えた時の黒曜の歓喜の感情は、薬で抑えられた今でも強く胸に残っているから。きっと3人揃えば…スタンに消してもらわなくても*満足して心の奥底で眠ってくれる気がしていた。*]
[セイヤーにクッキーを押し付けられ]
狽「やちょっと待てクッキーゲームって何だ!?
おいおい勘弁してくれよもぅ……
[...は、困ったように笑い。素直に礼を言うアンナに]
…なんだ、やけに素直じゃねぇか。
酔いがまわったか?
[心配するように、顔を覗き込み]
…笑ってろよ。そうやって。
そのほうが、ずっと美人だ。
[にぃ、と笑い。身体を離した]
あ、なんだその紙?俺にも見せてくれよ。
[トニーがメルに渡した紙の内容を覗き込み、盛大に噴出す。腹を抱えて笑う。声を上げて。
――ああ、馬鹿ばっかだ。でも、本当に楽しい。皆、大好きだよ]
(なぁ、ハーヴェイ、お前は笑っているか?)
[これがお前に見せたかったこと。お前にしてやりたかったこと。
もっと、沢山の事を見せてやりたかった。
あんな箱庭の世界だけじゃなくて、もっと。
俺はそうやって、今の自分を作ったのだから。
――微かな寝息。幸せな夢の中へ。
お前の為に、もう少し夢を見させてやるよ。
おやすみ、ハーヴェイ。
次に目覚めるときは、お前の顔に笑顔が*溢れていますように*]
[...は、唖然とした表情でトニーの顔を眺める]
…ぷっ。レンジでチンって……っ!
[思わず噴き出し、身体を折って笑い転げる。]
[...はみんなの笑いに得意げになり、袋から鼻を取り出してつける。高い高い、鼻。]
な?いーだろ?これ。
20世紀の書物にあった奴をパク…いや。
参考にしたんだが。
燃えるぜー。戦隊モノ。
[セイヤーもトニーのシナリオに爆笑して]
ぶはははは!
今回のゲームと全然違うじゃん!
方向転換にも程があるっつーの!
(でも、あのゲームがこんなストーリだったら
『ニーナ』も狂ってしまうことはなかったのかもしれない。)
[そう思うと、やるせなかった。]
[ひとしきり笑って、テーブルに戻った。左隣ではターニャがやっぱり、シナリオを読んで笑っている。楽しそう]
……ん、なんですか、シャルルさん?
[そっと身体を寄せて囁きを受ける。それはあのコエとはまた違った、愛しい響き。それだけ彼は【彼ら】をいとおしんでいるのだろう]
……はい、そうですね。三人で、ギムレットを飲みましょう。思い出にしてしまうには、少し早いけれど、彼らが私たちの中にいるうちに。
石榴も……喜んでます。わたしには、わかります。だって、石榴はわたしだから。きっと、黒曜の気持ちがシャルルさんにわかるように。
石榴は、黒曜との別れを本当に嘆いていたから。本当に、身が切れるほどに、嘆いていたから。……あんなに辛い別れはもう、したくありません。優しく、送ってあげましょう。
わたしたちは、こうやって、ずっと一緒にいられるんですから……。
[しばらく腹を抱えて笑っていたが、ふと...は思う。]
(……ああ、「あの子」にも見せてやりたいな。きっと「彼」はこう言うのが大好きだろうから)
ったく、どこ行っちまったんだか…。
[小さな声でそう呟き、グラスの中のビールを一気に呷る]
[心の中で思う。
ほら、やっぱりボビーとトニーは、良く似てる。
-これからも、あなたの周りと、あなた自身にいっぱい笑顔、いいね?-
アイリーンは、椅子の上で脚をパタパタ揺らしている。]
あら、酔ってなんかないわ?
今度ケーキおごってもらうからその分よ。
[ライナスに顔を覗き込まれ、照れ隠しに意味不明の言葉を口走る。
離れていく温かさを名残惜しく思いつつ、ライナスの言葉に微笑み。]
美人だなんて…今さらそんなこと言ったって…。
まあいいわ。
あなたのそういう素直なところは好きよ。
[「素直でよろしい」と、ライナスの頭をぽんぽん叩く。]
[ふふ、と笑ってシャルルから離れると話の輪に戻っていく]
トニーさんは、わたしよりもシナリオの才能あるかもしれませんね。ああ、話し上手だから営業なんですね……。
って、その鼻……そんなのも、準備してたんですか……!
[空いたグラスの淵を指で「くるり」と撫で、周囲を見る]
…ま、色々あったが、終わり良ければ全て良し、かな。
ったく、昨日はどうなるかと思ったっての。
[嬉しそうにそう呟き、近くを通りかかった店員に新しく飲み物を注文する。]
あ、店員さん、オレンジジュース追加で。
100%とかじゃなく、うんっっっと、甘い奴にしてくれ。
あ、それなぁに、ターニャ。
クッキー? あ、そういえば「向こう」でもそういうのあったね。わたしもー。
……ランクスさん、甘いものはほどほどにしておいた方が……。
[ランクスの声に、店内を見回し]
そういえば、人数が足りないんだよね。
誰だったのかなぁ・・・。
(そして今、彼らはどうしているんだろう。)
元気だといいなぁ。
[酔っ払ってきたのか、ただ単に眠いのか、銀の睫毛が花に止まった蝶の羽のようにゆっくりと上下している。
メルの声に反応してぴょこっと顔を上げた。]
あ、トニーって営業だったっけ、そういえば?
[それからランクスの注文したものを、不思議そうな目で見た。]
[...は瞼に目を書きウトウトしていたがメルの言葉に目を覚まし、よだれを拭く。]
…ん?
いーや?パソコン苦手だから仕方なく営業。
主に接待してるけどな。
この鼻もその道具の一つだよ。
そだ。この鬘あげよーか?
[返事を待たずメルの頭にソリコミカットの鬘を乗せる。]
[ランクスの言葉には頷いて]
あー、そうっすね。
あんなキツいことになるなんって思ってなかったですし。
まあ、無事生還できただけでもよしってことですかね。
生きてるだけで丸儲け!
パソコン苦手でもシナリオくらいならそんなに難しく……
……あうー。
[ソリコミカットの鬘を乗せられて困り顔で項垂れている。多分シャルルが思い切りボブを睨んでるんじゃね?(ぇ]
[メルとアイリーンに「ん?」と言うカンジの顔を向け]
甘い物は疲れた時に良いんだぞ?
この業界、効率的にカロリー取れない奴は死ぬぞ?
…まぁ、本気で修羅場になったら、栄養ドリンクが一番「キク」んだが。
[と言いつつ、運ばれてきたオレンジジュースに口をつける]
よし、メルちゃ、いい写真が撮れた!
[アイリーンはとっても嬉しそうな顔でサムズアップ!
これも明日辺り、こっそり誰かのスクリーンセイバーになっているかもしれない。]
んー。シナリオ担当ねー。
おもしろそーだな。親父に希望出してみるか。
シ・ナ・リ・オ・部…
[つたない手つきでメールを打つ。するとすぐに返事が。]
No、って半角2文字かよ。ちぇ。
ダメだってさ。
[肩をすくめメルに被せた鬘をポンポン叩く。
背中に悪寒が走ったが気のせいだろう。]
セイヤー・・・そんな願望がクッキーににじみ出るほどの激しい情熱となってあなたの中で燃え盛っていたなんて・・・
知らなくてごめんね?
さ、遠慮無しに・・・
[さささっと距離をあけ。]
何も見てない、見てないから〜♪
[華奢な指の間から明らかに藍の瞳。]
セイヤーさんとシャルルさん……。
[あっなんかシャルルさんからセイヤーさんに皮肉の一つや二つが飛びそうというか一つや二つじゃすまないんだろうなぁ。うん。]
[っていうかシャルルさん身体一つじゃ足りないんじゃない?(ぉ]
[溜息をつくターニャに向かい]
何だ?俺への恋の溜息か?
愛情表現にギャー、って不思議な奴だなー。
[変な勘違いをしながら笑う。]
[100%が一番だと言うターニャの言葉に]
…俺にはな、この世で嫌いなものが3つある。
ひとつ、頑張って書いたプログラムを保存する前に電源が落ちたりしてしまう雷。
ふたつ、完徹で寝不足の時に物凄く「凝った」アイテムを持ち込んでくるアイリーン。
そしてみっつめが、100%のフルーツジュースだ。
100%なんだったら、そのまま喰えば良いだろうが。
栄養素が一緒なんだったら、絞るだけ非効率だ。非効率。
[真顔でターニャに力説。]
[リンリンには、今日何度目のツッコミをしただろうか。]
ちょっと待て、それどういう意味だ。
というか、普通に見てるだろそれ。
[身体ひとつじゃ足らない、というメルの言葉に]
まあ、向こうではタラシだったからなー。ヤツは。
結局男同士という華麗なオチがついたけど。
[まあ実際は違ってたけどな、と付け足しながら。]
そうですよ、トニー。
ターニャなんてこんなに(髪が真っ白になるくらい)苦労してるんだから、おごってあげるくらいはしないと。
あ、私もだからよろしくね?
[そもそもトニー自身も頭は白いんだが。]
・・・ってちょっと待つですよランクスーー!?
なんでそこに私の名前が入るのですかっ!?
あ、あれ……。えっとー。
……なんか色々間違ってる、のかな。うん。
わかった。セイヤーさんがなんか仕組んでるんでしょう?
[へふー、と溜息をついて。あっ、なんか皮肉だけじゃすまなさげな予感でいっぱい。てか動かしまくっててごめんねシャルルさん。]
ランクスさん、それはそうなんですけど、でもそれ……甘すぎません? え、いえいいですけど……。すごいなぁって思って。
個性的なことは悪い事じゃねーよ、ターニャ。
ギャーを愛情表現に使ったって俺は一向にかまわねーよ。
[勘違いを加速させ。]
あ、リンリン。好きなだけ飲み食いしていいよ。経費で落とすからさ。
ギャラ代わりだよ。
[そう言って笑ったが、後日父親に『却下』と突っぱねられる事は知る由もなく。]
[今日だけで何度目のツッコマレだろうか。
セイヤーに(´-ω-`)ぇー]
なんでばれたかな。
気にしちゃいけません、これは心の目、心眼です!(物理的眼球100%)
ターニャ・・・
[肩に手を置き、首を横に振って見せ]
ランクスの味覚は、既に毒によって破壊されているのですよ。
[毒、のところでちらりとセイヤーを見やり、とても哀れみ深い目で言った。]
カ、カップルじゃないですー。
[頬を染めてとりあえず否定しておく。どこからどう見てもカップルだとかいうツッコミはありがとう(何)っていうかさっきから既に描写じゃないねこれ]
ターニャもなんか間違ってるー。
羨ましいって……あ、わかった。トニーさんと誰かとで取り合いされたいの? トニーさんだったらターニャに素敵な演出してくれそうだものね。うん。応援、してる。
あ、あ、だ、だけどセイヤーさんを取り合ったりなんてしないよ。
[味の事に揃ってツッコんでくるメルとターニャに]
……甘くて美味いじゃないか。何か問題でもあるのか?
[真顔で聞き返した。]
[リンリンの苦労話に]
……何故?苦労の話が?
[...は勘違いするトニーにハリセンを構えた]
……何か違う気がするんですが。
え……いえ、ないと思います……。
ランクスさんがそこまで甘いものが好きなのがちょっとだけ、はい、ちょっとだけ意外だっただけで。……本当に甘いもの好きなんですね。
そういえば、ウェンディも甘いもの、好きでしたもんね……。納得しました。
[疑いの眼差しを向けるメルに手を振りながら答えて]
ないない、仕組んでないって。
だいたいこのスクリプトに俺は一切関係してないしな。
[呆れながらも、それでもツッコミの手は弛めない]
いや、それだけ指の隙間開けといて見えないわけないだろう!
というか、心眼は目で見ないから心眼っていうんだろうと。
つか、毒のところで何故俺を見る!毒なのは向こうの世界だけだ!
[セイヤーの変な目つきに]
……何ですかその顔は?
セクハラで訴えますよ。(何か違う)
[リンリンのランクス味覚不能の話に哀れみの目で]
……私は甘すぎて逆に受け付けません。
わーい、ありがとトニー♪
昨日カプセルで爆睡してたら所長に鼻の穴にイカゲソ挿されそうになったけど、そう言う事だったら許してあげるよー♪
[アイリーンは、自分が去年の忘年会で酔いつぶれている所長に同じことをした挙句写真に撮って、それを5000pのジグゾーパズルにしたものをクリスマスにプレゼントしたことを棚に上げっぱなしの人生だ。]
Σいやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
[「ウェンディも」と言ってくるメルに困ったような表情を見せ]
そ、そこで納得されると少しアレでソレなんだが…。
まぁ、良い。確かに俺は甘党ではあるしな。
[と苦笑い。]
……え、そうだったの……?
[ずさっと立ち上がるメル。ターニャの方をまじまじと見る]
えっと……。うん。
二人は、お似合いだと思うよ?
[シャルルから距離をとりながら]
セイヤーさーんっ。今度ごはん一緒に食べにいきませんかー(自棄
少しアレでソレ……?
よくわからないですけど、ウェンディは本当に可愛かったです、ランクスさん。
わたし、びっくりしちゃいました。
[にっこり。]
[...は瞼に描いた見開いた目を見せウトウトしている。]
ここのお代は任せとけって。親父は俺には甘いからさ…むにゃ。
[寝言だろうか。そういうと机にとうとう突っ伏した。]
[...は鬼ごっこが嫌いだった。
何故なら足が遅いから。いつも最後まで取り残される。
夢の中の幼馴染の顔が仲間の顔に……変わる。
彼らに追いつきたくて、追いつけなくて。...は地団駄を踏む。ダンダンダン!!]
『待ってくれヨ!!お願いだヨ!!』
[そう叫ぶ...に。みんなは止まり、笑顔を向ける。みんなのもとに走る。
...は幸せだった。優しいみんなの事が好きだったから。]
[そんな夢を見て...は幸せそうな寝顔を*浮かべた。*]
いやだって、俺を取り合ってるのがアノ人とソノ人だし。
これは普通にニヨニヨしないと行けないっしょ!
[輝く笑顔でターニャに力説した。]
[ヤケで食事に誘うメルには苦笑しながら]
おけおけ。どこにするー?
俺の手料理でもいいぞー?
[...は、アイリーンにさらに真剣な表情を向け]
いや、お前さんには一度はっきり言っておく必要がある。
…ちょっとそこに座りなさい。
良いか?俺がいつもいつも容量を何とかしてくれると思ったら大間違いなんだぞ?
俺だってずっとここに居るわけじゃないし、そもそももう少し上手くやれば、もっと軽い容量のアイテムになって、数多くのアイテムが実装出来るだろ?
アイリーンの技術ならそれは出来るハズだよな?
違うか?正直に言ってみなさい?
[くどくど。]
あれ、トニーさん寝ちゃったのかな。
風邪引きますよぅー?
[苦笑しながら、誰かの外套を毛布代わりにトニーにかける。そのままセイヤーに向き直って]
……えっ?
え、ええと……っ。あ、あの手料理は……ほらいつでも作ってもらえますし! そ、それよりはーどこかに……あは。
[「ウェンディは本当に可愛かったです」と言うメルに]
……可愛くなんかありません!
[「びしっ」と指を突きつけた。何故か椅子に正座したまま]
ああ、もう、そんな格好で寝たら風邪引くじゃないか。
[とうとう酔いつぶれたトニーの後頭部に、やしの木のジオラマを設置して優しく微笑んだ。]
これでよし。南国効果できっと温かい夢を見られるよ。
お休み、トニー。
[そして]
・・・メルちゃ、最後のは駄目だよ、どこにするって言うか、他界するから。
ううん。いいの。
……ごめんね。わたしのこと、思ってくれてたんだよね。ターニャに無理させるつもりはなかったの。
……そうかもしれない、って思ってたの。
だって、男の人苦手って言ってるターニャが、シャルルさんに対してだけは感情を見せてたから。
……うん。えっと、ランクスさんがライバルなの? ……応援する。ランクスさん、(ウェンディの時)すごく可愛かったから、大変だと思うけど!
ウェンディは可愛かったんですっ!(びしぃ
はいっ!ウェイトレスのお姉さんっ!
次モスコミュールくださいーっ。
ええとですね。さっきのスクリプトはわたしの好きな人ってしたらどうなるかなって思ったんですけど。ラッセルの好きな人だったみたい。
まだ、ラッセルが中にいるのかなー。いるのかもー。
[ターニャの「違う」という叫びには]
もしかして、相手が違うってことか?
……それならそうと早く言えばいいじゃんかー。
[再度青ニョリ隊出動。]
[メルのアワアワな様子に不思議そうな顔をしたが]
?
んー、まあいいけどな。旨い店とか俺はあまり知らんけども。
それでもよければ付き合うぞ。
[そして何かやらかしているリンリンに]
……リンリンはいつもそんなものを持ち歩いているのか?
[そんなもの=椰子の木のジオラマなのは間違いない。]
……え?
何の事メル?
第一、アイツの好きな人ってメルでしょ?
私の事は関係ないと思うよ?
それにアイツは顔が女みたいだから話せる…喧嘩腰だけど…んだと思うが…
[Σうにゃー!?
・・・仕方ないのでちょこんとスツールの上にお見合い状態で向き合って正座。]
出来ますよ〜。
(だがそれをやらないのがリンリンクオリティー。)
実際、注文どおりちゃんと軽いアイテムも提出していますし〜。
(だが、それとは別個にオリジナルのアイテムをこっそり紛れ込ませていることもある。衣装や、炎や、時計、そしてあの月のように。)
これからもど〜んとまかせてください。・・・ね?
(裏工作とかを)
……うん。(こっくり)<最後のはだめだよ
リンリンさんも一緒にごはん食べにいく?
[何のためにセイヤーを誘ったのかは忘れてしまったようだ。一緒にと変換しようとして素で遺書にと変換してしまったのは秘密にしておきたいと思います!]
セイヤーさん、セイヤーさん。皆でごはん食べたらきっと美味しいですよー?
それに、わたしだって美味しいお店知ってまーす。
[...は、アイリーンの頬を「むぎゅ〜」と横に引っ張り]
出来るならちゃんとやれ。
軽いアイテムも勿論あるが、重いアイテムをどさくさ紛れに提出するな。
ど〜んと任せられないから説教してるんだろうが。
[さらに「むぎゅぎゅ〜」と頬を引っ張る。こんな事をしているから「おとうさん」などと呼ばれる事を...は理解していない。]
[...はモスコミュールのグラスを抱えてへんにょりしている]
そんなことないもん。
シャルルさんが好きなのは石榴だもん。
ターニャは石榴みたいに、思ったこと言えるからきっと。
シャルルさんはかっこいいのっ。
女顔じゃないぃ〜……。
[女顔です。]
[メルの答えにふーむと納得して]
ラッセルの、か……。
それはそれで、空気読みすぎなスクリプトだと思うけどな。
[リンリンを誘っているのにはぎょっとしたが、まあいいかと思いなおし]
そうだな、皆で食べるともっと旨いしな!
それじゃセッティングはメルに任せた!
[ターニャの大胆告白に驚いた!]
ええええええええ!
好きな人がいないとか言われても信じられないよ!
うわーうわーうわー。
いや、絶対ないわそれは。
[ランクスにほっぺたを引っ張られ]
Σふぁりゃゎ〜〜〜!??
[じたばたしている姿はどうやっても同年代には見えず。
両頬を引っ張られたアイリーンは、抗議の瞳で見上げていたが]
・・・学級う○こ。
あ、はんとになった(本当になった)。
[...は、ランクスの声に振り返り。]
あら、ランクス。
うちの可愛いリンリンを虐めないでちょうだい?
この子だって頑張ってるのよ。
そのうち軽いモデルも作れるようになるわ。
…それよりあなた。
お願いしてたフレネル反射、実装してなかったじゃない?
あれがないと湖が作れないのよ。
重いかもしれないけど、次のテストまでにはお願いね?
…ウェンディ?
[微妙なところでリンリンに助け舟を出してみる。]
えへー。何時にしよっかなー。
所長がいいよーって言ってくれる時に皆でまたこうやってお酒飲んでーご飯食べてー……。所長いいよーって言ってくれるかなあ。
ねー、セイヤーさん。
またこうやって皆でご飯食べたら美味しいねー?
[...は「がくり」とうな垂れ、アイリーンの頬から手を離す。]
……何かもう良い。疲れた。
まぁ、次からは気をつけてくれ。
後、女の子が人前でそんなネタ使うモンじゃありません。どっか人の居ない所でやりなさい。人の居ない所で。
[げっそりやつれたような表情で、そう呟いた。]
この結果はあり得ないですよ……。
「カミーラ」が「ヒューバート」ならあるけど「ターニャ」が「シャルル」はないよ。
[...はふと、頬の傷を撫でる]
[メルの呑気な発言に笑いながら]
所長も何言い出すか分からないしな。
でも、また皆で食事行こう。
さすがに次は経費で、というわけにも行かないだろうけどな。
[見つめるターニャにへにょっと笑って]
ありがと。
ターニャ、心配してくれてるんだね。
優しい……。
[なんだかむーむー言いながらテーブルに突っ伏している。幸せそうだ]
[げっそりしたランクスに]
どうしたのー?元気ないよー?
大丈夫?お疲れですか?
[額に手を当てて熱などはかってみる。
まるでキャロルがウェンディにそうした(とインプットされていただけなのだろう)、その時のように。]
[ふと横から入った助け舟に]
虐めてないから安心してくれ。
むしろアイリーンが頑張ってるのは良く知ってるよ。
アイリーンの実力も知ってる。だから言ってるのさ。
フレネル反射は、90%は出来てる。
ちょいと予定より遅れちまったが、次のテストには実装するから待ってくれ。スマンな。
[「ウェンディ」と呼びかけられ]
……例のツール、取り上げて良いか?
[にっこりと笑いかけた。]
[むーむー言っていたが、そのまま視線だけをセイヤーの方に向けて]
えへへ。次の時はゲームの売り上げの一部で行けばいいの。所長もゲームがいっぱい売れたら少しくらいおまけしてくれると思うのー。
だからね、明日からまた皆で頑張るんだよ…
むりはいけません、ね、ウェンちゃ?
[アンナの言葉尻に乗っただけか、ランクスの前でへにゃりと笑う。
顔も、声も、目や髪の色すら全く違うのに、それはキャロルにどこか似ていた。]
[耳に入ってきたメルの声にくすりと笑い]
そうですね〜、明日からもがんばりましょう♪
また遊びに行くので、いっぱいストーリー練りましょうねぇ。
[アンナには絵を描けと怒られそうな会話でもあったが、アイリーンは朗らかに笑う。]
[なかなかにご都合主義的なメルの言葉を聞いてむーんと唸り]
おまけしてくれたらいいんだけどなあ……。
まあ、また明日から頑張r……
って、そういえば俺刺激的なことはやらないようにって言われてるんだよね……。
仕事もしばらくは定時で切り上げかな。
[重要なことを思い出して眉をしかめる。]
[「ぺとり」と額に冷たい手が当てられる。その手は自分より随分低い位置から差し伸べられているハズなのに、何故だか随分高い位置から差し伸べられているようで]
…ああ、大丈夫だよ。ありがとうな、アイリーン。
ちょっとお疲れなだけだ。一日寝りゃ治っちまうさ。
…だから手を外してくれ。
大の大人が子供に心配されてる姿なんか、恥ずかしくてかなわん。
[幾分照れ隠しのような表情と口調で、そう返した]
[アンナの表情に口元を緩め]
冗談だよ。
アンナさんにはこっちも世話になってるし、
どうやら「ウェンディ」も世話になったらしいし、
取り上げたりなんかしないよ。
フレネル反射は本当にスマンな。
次には必ずやっとくから勘弁してくれ。
[「ぺこ」と軽く頭を下げた]
Σ子供とは何事ですかぁー!?
[むきゃあと抗議の声を上げて、たまたま目の前に下がったその頭にチョップ。
いつもどおりのやり取り。
刻まれる時計の音。]
ふごぁっ!
[いきなり頭をチョップされて、テーブルに顔を打ち付ける。ゆっくりと顔を起こし、少し赤くなった鼻を押さえながら]
お前さん、鏡見た事あるのか?
見れば一目瞭然だぞ?
ほれ、トイレはあっちだ。ちょっと鏡見て来い。
[トイレの方を指差す。]
[ふと目をやると、壁に備えられた精巧な装飾の柱時計が夜の終わりを指し示しそうとしていた。]
うぁ、こんな時計あったんだ。気がつかなかったよ。
うーん、今度こんなの描いてみたいなぁ。どうかなぁ。
[たったさっき怒られたばかりなのに、早くも重そうなモチーフを物色している。]
[頭を下げるランクスを見て。]
…あ、あら、そう?
それじゃ前言ってたコースティクスの精度も上げられないかしら…?
カウンターに立った時違和感があったのよね。
ついでに反射回数の上限も………
[こほんと咳払いし。]
…仕事の話はやめにしましょ…。
[再びグラスを手に取る。]
[鏡を見ろというランクスの脛にゴスっと一発蹴りいれて、]
もうこんな時間か・・・。
お店、6時までなんだよね。
そろそろ出る用意しよっか?
[アイリーンは、そこに居る仲間たちに声をかけた。]
それにしても…こんな時間までみんな元気ね…。
[隣のライナスに話しかける。]
あなたもそろそろ休んだ方がいいんじゃない?
……むー。
[ターニャに、リンリンに、セイヤーに、皆に、へにょへにょと笑う。そのまましばらくなんのかんのとごにょごにょ言っていたが、酔いにとろんとした光を宿していた瞳はゆっくり閉じていく。気付けばシャルルに寄りかかって健康的な寝息をたてていた。白い手はシャルルの服を掴んで離さない。寝てしまった彼女を見て、彼は笑ってくれるだろうか。]
[囁かれた小さな約束は、翌日にでも果たされるだろう。三人でギムレットを。宵闇に、密やかに笑い声を交わそう。薄いグリーンの液体に、僅かに欠けた月を映して。愛しい仲間と過ごした思い出の紅い日々に別れの乾杯。]
[爽やかな苦味と甘みが喉を潤したら準備は完了。未来という杯に笑顔という名の新たな酒を満たして。]
[わたしときみと愛しい全てのものたちに、乾杯!]
(とうとう朝まで粘っちゃったな。)
[眠くないわけではない。
睡魔なんてとっくの昔にやってきては、ずっと私の前髪を下へ、下へと引いている。
その誘いに乗るのはあまりに簡単過ぎるだろうのに、なぜこうまで抗っているのだろう。
ひょっとしたら、自分は眠るのが怖いのじゃないだろうかとどこかで思っていた。
あの場所で。
笑いあった仲間は全て幻だった。
故郷も、肉親も。
自分ですら、存在しなかった。
今、ここに居て私が見ている、私を見てくれている人たちが、虚構でないと誰が判るのだろう。
目を閉じたら、若しかして二度と会えないのではないか。
自分は消えてしまうのではないか。
そんな唐突な不安。]
[だぶだぶの成人女性用のコートをもそもそと羽織りながら]
あら?淑女のたしなみにはチョップも含まれているんだってセイヤーは知らないの?
それじゃぁ今度みっちり教えてあげるからね♪
[むふふーといういつもの悪戯な笑みを浮かべた。
何を馬鹿なことを考えているんだ、と、内心首を振る。
これは夢とは違うんだ。
あの扉の先には、いつもと替わらない日常がちゃんと私たちを待ってくれている。]
[ふと、カウンターに映った自分の顔を見る。
こんな時まで仕事の話をしている自分。
ローズの笑顔とは対照的に見えた。]
…はぁ、私っていつもこうなのよね…。
[若しかしたら酔っ払っていたのだろうか。
それでも普段なら素直にはいえないだろう。
戻ってきたからこそ言えるのかもしれない。]
・・・皆大好きだぞ。
[一言だけ言って、先にドアへ向かったランクスを追いかける。]
[...はシャルルに寄り添うメルを微笑んで見ていた――。
いつか、私にもこんな事が出来る人があわられるんだろうかなどと思ったりもしていた。
カミーラ…*次は報われるといいね*]
ったく、淑女のたしなみにチョップなんか、聞いた事ないぞ。
[席を立ち...はそう呟きつつ笑みを浮かべ、周囲を見渡し]
さて、今から俺はちょいと所内に顔出してくるかな。
[そう皆に告げる。首を傾げる皆に...は笑みを浮かべながら]
…昨日から姿を見てないんだが、
多分、まだ起きて頑張ってるだろう奴が居るんでな。
たまにはコーヒーでも淹れに行ってやろうかと思ってね。
[それが「誰」の事なのかは皆には言わず、ただ寂しそうな笑みを浮かべる。…神様がずっと一緒に居られるようにしてくれたと言うもう一人の自分。それは「現実」ではなく「仮想現実」ではあったが、その分身を案じる気持ちはきっと「現実」なのだろう。]
よし、それじゃまた、所内でな。
[...らしい極々簡単な挨拶。それはまた会えるからこその短い言葉。...は願う。この愛しい仲間達にずっと短い挨拶が*出来る事を*]
皆の笑い声に顔を上げ、カウンターの椅子をくるりと回す。
グラスを傾けながら、楽しそうに笑う皆の顔。
そこにはもう、狼も役人もいない。
互いに疑い合うこともなく、肩を並べて笑っている。
そんな姿を、カウンターの上から眺める。
先に行って待ってるからね〜!
[後ろを見ないで駆け出した。
ね、また明日、会えるんだよね。
また一緒に話せるんだよね。
これからも、きっと、ずっと。
信じていて良いんだよね。
私が私であること。
あなたがあなたであること。
この世界が、私たちの生きている世界だってこと。
ホラ、新しい朝が来る ――
ねぇ、ローズ?
これがあなたの求めていたものじゃない?
あなたが夢見た幸せじゃない?
あなたがなくした大切なもの。
あなたが流したその涙。
私が探してきてあげる。
私がそっと拭いてあげる。
だからね、ローズ?
あなたの優しいその笑顔。
少し私にわけてちょうだい?
私はあなたにはなれないけれど。
あなたと一緒に生きていたいの。
あなたのことが好きなのよ。
だからね、ローズ。
――私と一緒に、笑いましょう?
もう一度、皆の顔をゆっくりと眺める。
酒を飲んで笑っている顔。
テーブルに突っ伏して寝ている顔。
その顔はどれも幸せそうで…。
アンナはゆっくりと、穏やかに微笑んだ。
ローズマリーが、*そうしていたように*。
[リンリンの笑顔をしばし絶句しつつ見つめて]
……。
チョップしている淑女なんて見たことないぞ、俺。
とりあえず俺はチョップのレクチャーは済んでるからいらんぞ。
[苦笑いして「いらんいらん」とばかりに手を振る。]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新