人狼物語


57 人狼の血族 Kindred of Werewolves

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


流れ者 ギルバート は 酒場の看板娘 ローズマリー に投票した


修道女 ステラ は 双子 リック に投票した


酒場の看板娘 ローズマリー は 双子 リック に投票した


旅芸人 ボブ は 双子 リック に投票した


冒険家 ナサニエル は 見習い看護婦 ニーナ に投票した


書生 ハーヴェイ は 旅芸人 ボブ に投票した


美術商 ヒューバート は 旅芸人 ボブ に投票した


見習いメイド ネリー は 見習い看護婦 ニーナ に投票した


新米記者 ソフィー は 見習い看護婦 ニーナ に投票した


見習い看護婦 ニーナ は 双子 リック に投票した


村長の娘 シャーロット は 双子 リック に投票した


双子 リック は 書生 ハーヴェイ に投票した


酒場の看板娘 ローズマリー に 1人が投票した
旅芸人 ボブ に 2人が投票した
書生 ハーヴェイ に 1人が投票した
見習い看護婦 ニーナ に 3人が投票した
双子 リック に 5人が投票した

双子 リック は村人の手により処刑された……


村長の娘 シャーロット は、見習いメイド ネリー を占った。


【赤】 書生 ハーヴェイ

村長の娘 シャーロット! 今日がお前の命日だ!

2007/08/28(Tue) 23:30:00

酒場の看板娘 ローズマリー は、修道女 ステラ を守っている。


次の日の朝、村長の娘 シャーロット が無残な姿で発見された。


現在の生存者は、流れ者 ギルバート、修道女 ステラ、酒場の看板娘 ローズマリー、旅芸人 ボブ、冒険家 ナサニエル、書生 ハーヴェイ、美術商 ヒューバート、見習いメイド ネリー、新米記者 ソフィー、見習い看護婦 ニーナの10名。


美術商 ヒューバート、眠りに落ちていった。

2007/08/28(Tue) 23:30:07

新米記者 ソフィー、メモを貼った。

2007/08/28(Tue) 23:33:03

修道女 ステラ、メモを貼った。

2007/08/28(Tue) 23:33:45

見習いメイド ネリー

―自宅―

[ボブの口調の滑らかさ、表情にほんの僅かな翳りがみえる。]

は、はい旦那様。私はまだ大人になったばかりだけど、
旦那様ぐらいの歳になったとき、何を抱きしめているのかな…もっともっと美味しいのを作れるように頑張りますわ。

(0) 2007/08/28(Tue) 23:35:44

新米記者 ソフィー、メモを貼った。

2007/08/28(Tue) 23:35:54

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/28(Tue) 23:37:12

流れ者 ギルバートは、見習いメイド ネリー を能力(襲う)の対象に選びました。


見習いメイド ネリー、メモを貼った。

2007/08/28(Tue) 23:38:00

美術商 ヒューバート、メモを貼った。

2007/08/28(Tue) 23:38:07

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。

2007/08/28(Tue) 23:40:20

見習いメイド ネリー、メモを貼った。

2007/08/28(Tue) 23:42:25

流れ者 ギルバート

[頬張ったそれを口を窄め、きつく吸い上げる。
舐め上げ、軽く歯を当て、先端に舌を絡め。

口の中にある質感を、硬さを、温度を、味を、
無心に味わう、その瞳は蕩け切り恍惚のいろに染まる。]

(1) 2007/08/28(Tue) 23:44:10

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/28(Tue) 23:46:41

新米記者 ソフィー、メモを貼った。

2007/08/28(Tue) 23:47:56

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/28(Tue) 23:53:27

冒険家 ナサニエル

[口の中にそれを咥えながら、ナサニエルは「あぁ…」と深い溜息をつく。]

[溜息のはずみで口からギルバートの欲情が外へ飛び出す。ぬらぬらと妖しく光るそれの先端を唇でとらえ、液体を舐め尽くさんとする。]

(2) 2007/08/28(Tue) 23:54:35

旅芸人 ボブ

―自宅―

頑張れ頑張れ…ハハハハハ。

[娘との団欒を楽しんでいる父親のよう。]

(3) 2007/08/28(Tue) 23:54:51

旅芸人 ボブ、メモを貼った。

2007/08/28(Tue) 23:56:30

見習いメイド ネリー、メモを貼った。

2007/08/28(Tue) 23:58:18

新米記者 ソフィー、メモを貼った。

2007/08/28(Tue) 23:59:00

旅芸人 ボブ、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 00:01:46

流れ者 ギルバート

[先端に加えられる刺激に、寸時舌が動きを止めた。
鼻へと抜ける低い呻きが洩れる。]

(4) 2007/08/29(Wed) 00:01:46

見習いメイド ネリー

あはは。私、父はもういないけれど、旦那様と私ぐらいの歳の父娘って口も聞かない家って多いじゃないですか。ソフィーさんは素敵な親子関係ですけど。
でも父がまだいたら、きっと旦那様みたいなものじゃなかったのかな…と思います。

[ネリーは少しだけしみじみとしている。]

(5) 2007/08/29(Wed) 00:01:55

冒険家 ナサニエル、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 00:07:06

旅芸人 ボブ

[サングラスをいじりながら]

これからもね。うん…よろしくね本当に。
私は、ネリーを娘のようなものと思っているし。

[ビールを口に運ぶ。]

雇い主とお手伝いさんの関係だけどな…
親父みたいなもんと思ってくれたら嬉しいね。

(6) 2007/08/29(Wed) 00:10:47

見習いメイド ネリー、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 00:13:41

【赤】 書生 ハーヴェイ

[月を見上げる瞳は月を写すことはなかった。
虚ろな瞳はただ光を追うように見上げただけ。

脳裏に浮かぶのは…血まみれのユーイン。
胸にはナイフが突き立っている。
綺麗な死に顔だった。

その死に顔を見ていると兄の生前に感じることのなかった感情が突き上げてきた。

白い綺麗な顔、少年から青年へと移ろうほっそりした体、それに映える赤い血。

あの時、何故か俺は兄の体に手を伸ばしていた]

(*0) 2007/08/29(Wed) 00:14:26

冒険家 ナサニエル

[ギルバートの舌の動きが、ほんの少しだけ止まった。耳に入る低い声。その響きを受け入れ、ナサニエルはさらに肉棒を舐め回す。]

[視界に入るのは、コロラドあたりの山のように硬く、それでいてしなやかなギルバートの筋肉。彼の脚の動きに合わせて隆起するラインを、指先でなぞる。]

(7) 2007/08/29(Wed) 00:15:42

【赤】 書生 ハーヴェイ

[屋敷内に戻るが入る部屋は自分に宛がわれた客間ではなく、二人の父娘が眠る部屋。
それを見下ろす目は冷たく、顔は血の気を失っていた。
手にしていたものは─。

父に抱きしめられて眠る少女、きっと胸の内は不安であっても、今は安らかなのだろう。
そう、「あの」ルーサーと、彼女の「あの」問いさえなければ、綱渡りのような理性は保てたのに。

胸に渦巻いたのはどうしようもなく黒い感情。

目の前に写るのは醜いもの。
自分と同じ、殺してやりたい位、醜いモノ]

(*1) 2007/08/29(Wed) 00:16:43

見習いメイド ネリー

そんな旦那様…私はもう何ヶ月も前から家族のように私思ってましたもの。
その…旦那様のお機嫌が悪いときについ悪口を口走ってしまって、いろいろ怒られたり、その…いろいろありましたけれど。でも旦那様のかわりはいません。
できればずっとここにいたいです。

[ネリーは満面のハピネスを浮かべる。]

(8) 2007/08/29(Wed) 00:17:41

【赤】 書生 ハーヴェイ

[シャーロットが身動きをする。気配で起きたのだろうか。
俺の姿を見て驚きか、恐怖か、目を見開いた。
声を出されぬ様、手で口を押さえ、逆の手にもっていたペインティングナイフでその胸を突き刺した。

何度も何度も、気が済むまで刺した。
ヒューバートは動かない。
何度も胸を貫かれ、もだえ苦しむ愛娘を腕に抱きながらも、彼はとうとう何も気が付かなかった。
完全に事切れた少女。しかし覗く白い肌と赤い血は、この暗闇でも美しいバランスを見せた。
この目に焼き付けることができたらよかったのだが。

いつか、絵にしてもいいかもしれないな。

そう思いながらシャロの血のとんだナイフに唇を寄せる。
鉄のような、生臭い味がした。
死ねば誰の血でも同じ味か。それでも随分久しぶりの味だった。

そう、兄さんの死体を犯し喰って以来の味だ─]

(*2) 2007/08/29(Wed) 00:18:32

冒険家 ナサニエル、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 00:24:59

流れ者 ギルバート

[激しい舌の動きを感じ、下腹部の筋肉が震える。脳髄が灼けていく。
それが一層、口に含んだものへの愛着を高めた。

更にきつく吸い上げ、隙間もないほどにぴったりと、ナサニエルの屹立を締め上げる。
口内では、再び動き出した舌がより貪欲に蠢く。

水音すらしない、激しい吸い上げだった。]

(9) 2007/08/29(Wed) 00:36:05

【赤】 書生 ハーヴェイ

[『身近な人や、よく知ってる人が……想像も出来ないタブーを犯していたり、もしかして…もしかして殺人者だったら。どうする?』

目を見開いたままで死んだシャーロット。閉じてやることもせずにそのまま耳元にささやいた]

俺だったらね…こうするよ。

君はどうしたんだろうね?
タブーを犯し、君を殺した殺人者を。

[まるで夢のような綺麗な顔でくくく、と笑い、また羽のようなキスを落とし、その場を後にした─]

(*3) 2007/08/29(Wed) 00:38:34

旅芸人 ボブ

[サングラスの下に、指をさしこんで
何かを拭うような動作を見せる。]

ちょっと、光が強いなあ…ハハハ。

[照れたような顔つき。]

(10) 2007/08/29(Wed) 00:40:06

冒険家 ナサニエル

……………っ!

[ギルバートの口内の肉壁が、隙間無くぴったりと貼りつくのを鋭敏に感じナサニエルは思わず腰をビクリと上げた。しかし当然逃げられるはずもなく、咥え込まれたまま己の肉棒を「為されるがまま」同然に舌で弄ばれている。]

くぅ……っ、………あ………

[背中の羽根が、ビクビクと震えた。]

(11) 2007/08/29(Wed) 00:41:53

流れ者 ギルバート

[もっと深く味わいたくて、腕をナサニエルの腰に回す。
その指が尻肉を掴んで食い込む。
片手は腰の基部から脇腹へと彷徨い、背中で愉しげに踊った。]

(12) 2007/08/29(Wed) 00:45:12

見習いメイド ネリー

やだ、そんな旦那様ったら…!

[と言いつつも、大部分が自分のせいの様な気がしてならなかったが、たまにはこのような涙もいいな、と思った。
ネリーは人一倍、絶望の涙を流し続けてきたのだから。]

(13) 2007/08/29(Wed) 00:47:03

冒険家 ナサニエル

[ギルバートに尻肉を掴まれ、ナサニエルは「本能」の警鐘を思い出す。――この男に「屈するな」と。]

[背中を這う手の感触と、長い間咥え込まれてすっかり膨張した熱に痺れを感じながらも――否、むしろそれにつき動かされるように、ギルバートの肉棒を手でとらえて握り締め、その付け根にある柔らかな球体を口に頬張る。

 生々しく濡れた音を立てながら、歯で傷つけぬよう慎重に口の中で転がしている。]

(14) 2007/08/29(Wed) 00:51:43

旅芸人 ボブ

……さて。おいしかった、おいしかった。

[料理をたいらげ、満足そうな表情。]

私も、シャワー浴びてくるかな。
終わったら、ちょっと出てくるから、
時間が遅くなったら先に寝ててもいいからね。

[そう言って、シャワー室へ。]

(15) 2007/08/29(Wed) 00:52:56

流れ者 ギルバート

[ナサニエルの呻きが耳に入ったが、それはもうどうでも良かった。
快楽に自然腰が動き、ナサニエルの口から刺激を受け取ろうと揺れる。]

(16) 2007/08/29(Wed) 00:54:22

見習いメイド ネリー

[ボブが綺麗にディナーを食べてくれたのでネリーはとても機嫌がいい。]

はい旦那様。私はここを片づけてますね。

[ネリーはボブを見送った。]

(17) 2007/08/29(Wed) 00:55:08

旅芸人 ボブ

―シャワー室―

[シャワーの際も、サングラスを外さない。]

さて……やるなら、早い方がいいだろう。

(18) 2007/08/29(Wed) 00:56:23

見習いメイド ネリー、鼻歌を歌いながら後片付けをしている。

2007/08/29(Wed) 01:00:25

冒険家 ナサニエル

[再びギルバートの熱の塊に唇を寄せ、そのサイドを舌で舐め回し、先端からがぶりと貪るように口の中に咥える。

 ギルバートの腰が動く。快楽へと近付かんとする男の躍動が、達成感を刺激する心地よいリズムとなってナサニエルに伝わってくる。それに合わせて、ナサニエルは歯を分厚い唇で覆い、ギルバートに柔らかな刺激を与えんとして首を上下させた。]

(19) 2007/08/29(Wed) 01:03:27

流れ者 ギルバート

[新たに加わった刺激。]

ンンン


[身震いしつつ、深く息をつく。声は出ない──完全に口が塞がっていたからだ。]

[お返しとばかり頭を動かし、吸引した屹立を吸い上げる力はそのままにゆっくりと口から出していく。それにあわせて、根元から上に向かい裏側を舐め上げた。]

(20) 2007/08/29(Wed) 01:05:10

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 01:06:39

冒険家 ナサニエル

[ナサニエルの動きが止まる。]

……………んっ……………!

[既に膨張しきった肉棒の裏側を舐め上げられ、ゾクゾクとした刺激が背中から脳内に電撃のように走り、先端から粘液がツッと垂れ落ちる。唇を歯に巻き込んだまま、ナサニエルはブンブンと首を左右に振り、身動きが取れなくなった。]

[額には汗がびっしりと浮かび、前髪が額に貼りついている。半開きの目で、ゆるりと後ろ――彼に刺激を与え続けるギルバートの方を見やった。]

(21) 2007/08/29(Wed) 01:12:20

冒険家 ナサニエル、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 01:13:33

美術商 ヒューバート、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 01:14:23

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 01:16:55

冒険家 ナサニエル、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 01:21:04

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 01:25:09

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 01:27:02

新米記者 ソフィー

──ローズマリーの部屋──

[真っ暗な部屋の中でカーテンだけが風を孕んで揺れている。
夕方から夜半にかけて何度か雨が降ったのか、濡れた土の香りを含んだ風が、汗ばんだ頬を心地好く撫でて行った。]

──…、…ん…。

[雑貨屋でネリーを発見してからどれくらい経っただろう。
少し身体が楽になったのを感じ、ゆっくりと瞼を持ち上げた。]

(22) 2007/08/29(Wed) 01:27:07

冒険家 ナサニエル、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 01:29:06

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 01:31:04

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 01:31:15

流れ者 ギルバート

[先端だけを含んだまま、溢れ出した露を吸い取り、その味に酔い痴れる。
与える快楽と与えられる快楽の境界が薄くなり、曖昧になっていく──]

[激しく胸を上下させ、荒い呼吸を繰り返す。
うっすらと開いた瞳は深い黄金に煌いて揺れていた。

ふと、目を下に降ろした。
身体越しに、こちらを見詰めるナサニエルと目が合った。]

(23) 2007/08/29(Wed) 01:35:17

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 01:36:47

冒険家 ナサニエル、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 01:37:29

新米記者 ソフィー

此処は───…。

[横たわった身体の下には汗を吸ったリネンの感触。
ソフィーは自分の置かれた状況を瞬時に悟り、嘆息した。]

私、また倒れたのね……。

[今度は誰が運んでくれたのか。
こんな時に自分の身体一つ満足に管理できない事が悔しかった。]

(24) 2007/08/29(Wed) 01:37:48

冒険家 ナサニエル、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 01:39:37

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 01:40:05

美術商 ヒューバート、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 01:40:22

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 01:42:38

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 01:43:30

【赤】 流れ者 ギルバート

[蕩け切った脳髄の隅で、殺意と憎悪が弾けるのを感じた。]

(*4) 2007/08/29(Wed) 01:44:39

冒険家 ナサニエル

は………あッ………

[昂揚する「野性」が唸り声を上げ、肺のあたりを締め上げる。琥珀色の瞳に映る光――本来ならば遠過ぎて見えぬそれ――を見つめながら、男は唇を歪めた。]

おい……、いつまで……こうやって、舐め合ってるつもりだ?

なァ………

[親指を舌で舐めると、それをギルバートの引き締まった尻の裂け目に這わせる。小さな窪みを見つけ、その入口で指にグッと*力を込めた*]

(25) 2007/08/29(Wed) 01:46:12

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 01:47:16

美術商 ヒューバート、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 01:48:20

新米記者 ソフィー

[熱の余韻か、身体は水を吸った綿のように重い。
マットレスに沈み込む身体を引き剥がし、冷やりとした風の舞い込む窓に向かって寝返りを打った時、重大な事に気付いた。]

そういえば、お父さんは──、…ッ!!

[一人では歩く事も出来ない父。
当然食事や排泄もソフィーが手伝わなければ不可能だった。

あまりに長く放置してしまった事に焦り、慌てて身を起こした瞬間、こめかみを鈍器で殴られたような鋭い痛みが襲った。]

あ…、っ痛ぅ……。

[思わず額を押えてベッドの上で素数を数える。
ズキンズキンと波のように押し寄せる鈍痛が引くまでしばらくその体勢のまま堪えていたが、やがてそろそろと顔を上げた。]

(26) 2007/08/29(Wed) 01:54:10

冒険家 ナサニエル、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 01:55:13

冒険家 ナサニエル、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 01:58:03

流れ者 ギルバート

[男の問う声が聞こえ、咥えたものを名残惜しそうに口から出す。
唾液にぬめるそれを掴んで指を絡め、親指を押し当てる。]

……いつまで……?
アンタが先にイくまで、だろ……

[声は熱く潤んでいたが、それでもまだいくらか余力を残していた。
そこで指が、小さな窪みに押し当てられるのを感じ、きゅっと反射的にすぼまった。]

アぁ!

[思わず、*擦れた声が上がった。*]

(27) 2007/08/29(Wed) 02:00:16

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 02:01:33

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 02:04:30

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 02:08:59

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 02:09:24

美術商 ヒューバート、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 02:10:01

美術商 ヒューバート、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 02:12:07

新米記者 ソフィー

────なん…、で……。

[呆然と呟く。
無意識に声が漏れていた。]

なんで、なんで……お父さん?

[ずり落ちるようにしてベッドを降り、置き去りの椅子に近寄る。]

あ……、そう…だ。
きっとローズさんかステラさんが連れて行ったのね……。
何か食べさせようとして……。そう、よね──?

[開け放たれたままの窓。
明かりひとつ灯らぬ部屋。

『違う、普通じゃない──。』

しかし、本能的に感じた違和感を無視し、
ソフィーはよろめきながら部屋を出て、1階へと向かった。]

(28) 2007/08/29(Wed) 02:15:38

新米記者 ソフィー

[ローズマリーの部屋と同じように、
1階にも人の気配はなく、店は静かな闇の中に沈んでいた。]

誰もいないの……?

[店を飛び出す前に見た、女同士の絡み合う姿が頭を過ぎる。

ステラは自宅へ帰ったのだろうか。
それともローズと一緒に何処かへ繰り出した?

──それなら、父は何処へ?]

(29) 2007/08/29(Wed) 02:27:41

新米記者 ソフィー、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 02:34:39

新米記者 ソフィー

[漠然とした不安と怯えを瞳に宿し、降りて来た階段を駆け上がる。
断続的に痛みを訴え続ける頭は無視した。]

何処?
何処に居るの?

お父さん!

[声高に父を呼びながら人の入れそうな場所を見て回る。
隅にバックパックの放り出された客室を覗いた時、茶髪の異邦人の存在が脳裏を掠めたが、すぐに無関係だと打ち消した。]

(30) 2007/08/29(Wed) 02:49:58

新米記者 ソフィー

[2階中を見て周り、何処にも父の姿がない事を確認すると、
落胆した様子でローズマリーの部屋へと戻る。

何か手懸りを探すべく扉の脇の壁を指で探る。
スイッチはすぐに見つかった。

明かりを点けて部屋を見回した時、
ベッドサイドの解熱剤に初めて気付いた。]

これは──、これは誰が──…。

[思い出すのは意識を失う前に見たヒューバートの顔。
此処まで運んでくれたのも彼かもしれない。]

(31) 2007/08/29(Wed) 02:59:33

新米記者 ソフィー

[手懸りらしい手懸りは他には何も見つからず、
ソフィーはベッドに腰を下ろして項垂れた。

置いてあった錠剤を口に含み、温くなった水で流し込む。]

───…美味しい。

[喉を通る水の美味しさに、自分の喉が乾き切っていた事を知り、
グラスに残った水も全て飲み干した。]

(32) 2007/08/29(Wed) 03:09:59

新米記者 ソフィー

[人心地つき、ようやくのろのろと顔を上げた金髪の娘の目に、
暗い夜空に浮かぶ、冴えた輝きを放つ月が飛び込んで来た。

───ドクン。

心臓が大きく脈打つ。]

『あの窓を開けたのは、誰──?』

[自分は開けた記憶はない。
ローズマリーもヒューバートも違う。
雨が降るかもしれない日に、態々窓を開ける理由がない。]

………。

[耳鳴りのような静寂がソフィーを押し潰そうと迫って来る。
そんな錯覚を抱きながら、そろそろと窓へ歩み寄る。]

(33) 2007/08/29(Wed) 03:16:11

美術商 ヒューバート、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 03:18:29

新米記者 ソフィー

[一歩。また一歩。
気を抜けば震え出しそうな膝を叱咤して窓辺へと辿り着く。]

まさか、ね。

[カーテンを窓枠へと押し付けるように除け、
恐る恐る窓から下を覗き込んだ。]

(34) 2007/08/29(Wed) 03:21:54

新米記者 ソフィー

[覗き込んだ其処は、植え込みに丸っこく刈られた緑が愛らしく並んでいるだけで、ソフィーが想定したような最悪の状況はなかった。]

───……。

[ほっとして思わずその場にへたり込みそうになる。

しかし相変わらず父の行方は謎のまま。
誰かが連れ出したのか、(今まで決してそんな事はなかったが)一人でふらりと歩いて行ってしまったのか──。

朝まで待ってローズマリーに事情を聞くべきとは思ったが、徘徊した父が何処かで事故にでも遭っているのではないかと思うと心配で矢も盾もたまらず、微熱の下がらない身体にも構わず、薄いワンピース一枚で上着も羽織らずアンゼリカを*飛び出して行った*。]

(35) 2007/08/29(Wed) 03:41:20

新米記者 ソフィー、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 03:47:56

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 04:13:19

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 04:46:16

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 04:57:07

新米記者 ソフィー、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 05:12:11

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 05:25:22

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 05:30:19

美術商 ヒューバート、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 05:39:55

新米記者 ソフィー、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 05:43:40

美術商 ヒューバート

――――――――

 仄暗い室内に荒々しい吐息が断続的に響く。

 少女の躰は羽根を広げた白鳥のように横たわり、荒れ狂うシーツの波に翻弄されるように揺れている。

 象牙色を帯びた皓い脚を指は滑り、百合の如き首が儚くしなった。
 夜露を帯び瑞々しく湿った唇を、情愛と渇望を満たすように私は貪る。

(36) 2007/08/29(Wed) 05:43:59

美術商 ヒューバート

 熱い頬に添えられた親指を哀切の雫が通り過ぎた。

『ロティ、すまない。ああ……』

 脳髄は押し寄せる情欲の叫びに過負荷をきたしたようにジンジンと痺れ、逆巻く血潮は耳の裏を圧した。哀しみの声は凶猛な獣欲の嵐に掻き消された。
 禍々しいほどの昂ぶりが杭のように愛娘を刺し貫いているその光景は、耳を圧する呼気と視界を滲ませる血流の中で激盪していた。まるで現実のものとは思えなかった。

(37) 2007/08/29(Wed) 05:44:08

美術商 ヒューバート

紅い花――

 桜色の谷間に紅い花が咲き乱れた。深々と彼女を刺し貫いた欲望が死の花を咲き誇らせていく。

「ぁあああぁあ! ロティ! ロティ!!
 どうしてこんなことに――」

 乙女の散らす紅い花が、世界を真っ赤に染め上げる。
 白い波濤は朱に染まり、少女を抱きしめたまま赤い海に呑み込まれてゆく。
 少女は苦悶の表情で一際美しく啼いた。それは、Swan songだった。

「ロティ――」

 深い悲哀に彩られた彼女の表情が私を赦すようにほんの少し微笑んで見えたのは――私の願い故だっただろうか。



――――

(38) 2007/08/29(Wed) 05:45:18

美術商 ヒューバート

―アトリエ・寝室―

[おぞましい光景は瞬時に掻き消えていた。室内は未だ薄明の中にあった。

 それが夢だったことに、心の底からの安堵の溜息が漏れた。肌にはじっとりと汗が浮いている。]

(39) 2007/08/29(Wed) 05:45:33

美術商 ヒューバート

ロティ……

[胸に埋めれた愛しい娘のおもてに眼差しが落ち、突如訪れた悪寒に身を震わせた。彼女の背中に回された腕がぬるりと生暖かい感触に浸されている。
 刹那に呼び覚まされた知覚が、腹や腰も粘りを帯びたなにかに濡れていることを察知した]

(40) 2007/08/29(Wed) 05:45:52

美術商 ヒューバート

ぁあ……

[むせかえるような生命の匂い]

あああああぁああ!!

[それは――]

ロティー!!!

[喉を引き裂かんばかりの絶叫が響き渡った]

(41) 2007/08/29(Wed) 05:46:17

美術商 ヒューバート

ロティ!
ぁあ、ロティ!! なぜ、なぜなんだ!

なぜお前が――

[半狂乱で泣き叫ぶ]

ぁあああぁああ!
守ると!

必ず守ると誓ったのに!!

ぅあああぁああ!!

[慟哭が喉を震わせ、見開かれた目から涙が溢れ出た]

(42) 2007/08/29(Wed) 05:46:39

美術商 ヒューバート

この身に代えても守るって――

そう―― そう誓ったのに

[己の無力が、ただ許せなかった]


なぜ、こうも残酷なんだ。

畜生! 畜生ぉおぉおォ!!

[ベッド脇の小抽斗から拳銃を抜き取ると外に走り出ていた]

(43) 2007/08/29(Wed) 05:46:57

美術商 ヒューバート

“ダン! ダァン!!”

[発射音が大気を鳴動させる]


殺すなら、なぜ私を殺さない!!

娘を庇って死ねたなら、それこそ本望だったさ!


俺が…… 俺がどれだけ
俺がどれだけあの娘を――

うぁあああぁああーッ

(44) 2007/08/29(Wed) 05:48:00

美術商 ヒューバート

[それ以上は声にならなかった。息苦しいほどに涙に咽び、喉を詰まらせる。娘を守れなかった無力さにただ込み上げる憤激のままに、銃把を何度も何度も地面に叩きつけた。

 建物に転がり込むと、怒りに任せて棚のものを片っ端から床に叩きつけてゆく。何も落とすものがなくなると、棚を床に引き倒した。

 自分が何をしたかを一つ一つ覚えてはいない。
 ただ、迸る悲慟と荒れ狂う赫怒のままに暴れ、やりきれぬ思いを叩きつけていた。]

(45) 2007/08/29(Wed) 05:48:17

美術商 ヒューバート

[力を使い果たし燃え尽きた私が自失から立ち直り漸く為すべきことに思い至ったのは、時間にすればさほどの時間を経ない少し後のことだっただろうか。

 私には、永劫の責め苦のようにも感じられたのだが。

 ゆらりと立ち上がるとシャーロットを抱き上げ、階下の作業場へと降りていった。]

(46) 2007/08/29(Wed) 05:49:10

美術商 ヒューバート

――アクリルの透明の台にシャーロットの
  白い裸身は横たえられている。

  血の汚れは綺麗に拭き取られていた――

(47) 2007/08/29(Wed) 05:50:11

美術商 ヒューバート

ロティ……
信じられないよ。

[私は茫洋としながら呟く]

親より先に逝くなんて、何よりの不孝だって……
言っておいたじゃないか。

[瞼にそっと手を触れ、その瞳を閉じさせた]

(48) 2007/08/29(Wed) 05:50:39

美術商 ヒューバート

ロティ……

[その姿が滲む]


頼むから…
……頼むからもう一度……

ぁあ

[喉が詰まる]


もう一度――
目を開いて

笑ってくれよ……


[亡骸に追い縋る肩は哀しく震えていた]

(49) 2007/08/29(Wed) 05:51:35

美術商 ヒューバート

――――

 いつもいい娘だったロティ。
 私を、何一つ困らせることなどなかった。

 ただ一度――
 ただ一度君からもたらされた悲哀が
 これほどまでに深いものだなんて――

――

(50) 2007/08/29(Wed) 05:52:55

美術商 ヒューバート

――――

 君は死ぬべきじゃない。
 私は決してそんなことを許しはしない――

 だからどうか――

 どうか――……


――胸を裂くほどの哀しみに
――切なる願いが紡がれる


シャーロットが戻ってきてくれるのなら
身を捧げ、あらゆる物を犠牲にしたとしても

惜しくはなかった

――――

(51) 2007/08/29(Wed) 05:53:26

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 05:53:31

美術商 ヒューバート

――私はシャーロットの裸身を抱き上げると

  冷気の立ち上る透明の柩の中に横たえた――

(52) 2007/08/29(Wed) 05:53:50

美術商 ヒューバート、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 05:59:53

新米記者 ソフィー、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 06:09:58

天のお告げ(村建て人)

──シャーロットの部屋──

[机の上にはエリザの日記がページが開かれたまま、シャーロットらしからぬ置き方で、乱暴に放り投げられたように転がっている。近付けば、水滴の跡でインクが所々滲んでいるのが分かるだろう。──複数のページが、指で強く握った後で捩れている。それらの捩れたページに書かれていた内容は、]

(#0) 2007/08/29(Wed) 07:31:26

天のお告げ(村建て人)

────────────────────────
私が許せない事のひとつはバートの浮気だとずっと思っていた。

でも実の所、浮気はまだ良かった。
何故なら調査の結果分かった相手はプロの売春婦だったから。
売春婦の存在自体を汚らわしいと思わないわけでは無い。

けれど、そう言った職業の女なら──
私が受け止める事が出来ない彼の性欲を、金銭が解消してくれるなら──
それもヘイヴンの外であるのなら──


ヘイヴン外へ調査を依頼するのに手間取り、結局辿ったツテが悪かったのか、町内に私とバートの仲が悪いと言う遠回しな噂が流れたりもした。が、バートの人柄もあったのだろうか。現状の寂れた町で一番成功している者への一部のやっかみだと噂はすぐに消えた。
────────────────────────

(#1) 2007/08/29(Wed) 07:31:49

天のお告げ(村建て人)

────────────────────────
あけすけな所のあるレベッカが、私に「冷感症ならよい薬を取り寄せてあげるわよ」と言って来た時、私は違う意味で核心を突かれたようでドキリとした。(噂を聞いた彼女なりの心配なので、レベッカに怒る気はまったくない。)私はむしろ、私自身が親しい人間からも冷感症に見えることに安堵した。

──…あんな風に。
寝室では無い場所、誰かが来てドアを開けるかもしれない状況で。着衣のまま……。ストッキングが破れる音が響いた時、私は獣のように濡れていた。下腹部が熱くてどうにかなりそうだった。強引に急き立てるようなバートの指と、更に強引な侵入。乱暴すぎる動き。

──あり得ない。

膝の凹みが濡れるほど私ははしたないものを滴らせ、副主任が入って来ても良いとさえ思い。脳髄が痺れ、追い詰められ、あられもない声を上げ続け……。悪夢の様な時間。私が、ああ言った異様な状況でこそケダモノになり得る事は誰にも知られてはならない。バートにさえも。
────────────────────────

(#2) 2007/08/29(Wed) 07:32:08

天のお告げ(村建て人)

────────────────────────
何故知られてはならないのか。
それは良く分からない。けれども「ヘイヴンの人間は獣になってはいけない」と私は恐怖にも似た意識で信じて来た。それは今でも同じだ。

ナサニエル・メラーズ。
いいえ、『ネイ』との遊びは、何時も工場の事務所で行う。

工場の内部に無理矢理設けた事務所スペースは、工場で稼動させている機械の都合で夏でもひやりとしている。それは内部の室温が常に低温に保たれるように設計されていると言う点で、『死体ごっこ』の原点である安置所に似た環境と言えなくは無い。仮眠のための簡易ベットは、遺体安置のための台座には少し役不足だけれど。

『ネイ』との遊びの中では、私は何も知らなかった少女で居られた。懐かしい砂糖菓子や紅茶のあまったるい匂いの中、どれほど私が熱く感じてしとどに濡れたとしても、『ネイ』はペニスによって暴く事が出来なかった。私の欲望を暴く事が出来ないのは『ネイ』が天使の様な少女だから。私には、白塗りの男が扮した<少女>との関係が必要だった。
────────────────────────

(#3) 2007/08/29(Wed) 07:33:01

天のお告げ(村建て人)

────────────────────────
『ネイ』は一度覚えてしまった私の獣欲をペニスによって暴く事無しに、少女の世界に浸ったままで満たしてくれた。本当は『ネイ』があの白濁した液体を吐く事すら、私は禁じたい。

…今度、それを頼んでみようか?
……いいえ、今度だなんて。もう止めなくてはならないのに。

私がバートが許せなくなってしまったのは、バートが制作の直後に「ああ言った状態になる」事に気付いて以来だ。

私はロティの身が心配でならない。私は、私自身の名誉よりも無垢なまま美しく成長して行く娘を守らなくてはならない。そう言った意味でも、売春婦で足りるのなら私がお金を払っても良いくらいだと言える。…バートはあの黒髪の売春婦とは切れたようだったけれど。

ああ、やり場の無い嫉妬の気持ちがある事も否定しない。



それでも、私はバートとロティを愛している。
────────────────────────

(#4) 2007/08/29(Wed) 07:33:55

天のお告げ(村建て人)

[「とても疲れたわ」と言う言葉で日記は途切れている。エリザは帰宅してどうするつもりだったのか、それはすでに知る事が出来ない。
 シャーロットの机の上には、母屋から持ち出してきたらしき町内の地図も投げ出されていた。ナサニエルの家に*印がついている*。]

(#5) 2007/08/29(Wed) 07:34:34

見習いメイド ネリー、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 08:55:02

【独】 酒場の看板娘 ローズマリー

現在デフォの投票はヒューバート。
そして、守る対象はステラ。
なんて空気読んでるんでしょw

(-0) 2007/08/29(Wed) 10:01:20

修道女 ステラ、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 10:24:19

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 10:26:28

【赤】 書生 ハーヴェイ

[少女を殺めた手は時間とともにどす黒く色を変えていく。
わずかに陽が昇り、光が増した後にその手を見ても、別に罪悪感はなかった。
寧ろこの消えきらない衝動を他に向けたいほど。

遠くで聞こえる父親の絶叫に、かすかに唇の端があがった]

…人を殺した……俺が…。

…教えてくれ…ギルバート…

俺は…もう…おかしいのだろうか…。

[伝えようとしてではなく、独り言のように呟いた言葉]

いや

[自嘲的に笑う]

俺は…もっと前から…壊れていたのかな…

(*5) 2007/08/29(Wed) 10:27:18

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 11:12:43

【赤】 流れ者 ギルバート

  ──何故殺した?


[ぽつり。静かに「言葉」が落ちた。]

(*6) 2007/08/29(Wed) 11:46:36

冒険家 ナサニエル、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 12:25:48

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 12:34:51

冒険家 ナサニエル

俺が……イクまで、ねぇ……

[窪みを指で押され、短い声と溜め息を漏らすギルバートの様子を知り、ナサニエルはじぃっとそれを観察する。]

ふぅん……ここがお前の弱点てヤツか?そいつが本当かどうか知る為にも、調査は念入りにやらねぇとな。

[上体を起こし、ベッドサイドの棚に手を伸ばす。中から透明な液体の入ったボトルを取り出し、指に掬って練った。]

待たせた非礼は詫びておくよ、ギルバート?

[それだけ言うと、ナサニエルは指を窪みの奥へと差し込んだ。最初は1本だけを慎重に。怪しげな透明の液体を注入し、音を立ててギルバートの狭い「内側」に指を出し入れする。]

意外といい具合だな……お前。

[捩じ込む指の数を1本、さらに1本と追加し――さらに奥へと入り込む。]

(53) 2007/08/29(Wed) 12:35:11

流れ者 ギルバート

弱点……?
違うだろ、アンタが挿れたくなっただけだろ。
我慢できないなら、素直にそう言いなよ……

[液体で濡らされた窪みの内部を指で掻き乱されながら、淫猥な笑みを見せる。
ナサニエルの指の動きを止めるようとはせず、逆に受け入れるように脚を広げ、貪欲に腰をのたうたせる。]

(54) 2007/08/29(Wed) 12:52:47

新米記者 ソフィー、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 12:54:09

冒険家 ナサニエル

「挿れたくなった」?

……違うね。
それはお前がそう思い込んでいるに過ぎないんだがなァ……。

[誘うように脚を広げるギルバートの仕草に、フッと小さな笑みを浮かべる。]

じゃ、「あんたのお望み通り」挿れてやろうか?本来ならば「選択肢」を与えるべきなんだが、まあいい。

そう簡単にイッちまったら承知しねぇぞ………

[言葉とは裏腹に、頭の中は漠然とした白いヴィジョンが支配するのみ。それを悟られぬよう不敵に笑むと、ギルバートを四つん這いにさせ、その上に被さり――*彼の中に侵入した*]

(55) 2007/08/29(Wed) 13:01:31

流れ者 ギルバート

ンあ……

[内部の軟らかい粘膜を圧する指の数が増え、恍惚と瞳を閉じる。
その部分はナサニエルの指をじんわりと締め付けた。]

(56) 2007/08/29(Wed) 13:03:16

流れ者 ギルバート

アンタこそ、挿れてすぐ昇天、てのは無しにしてくれよ……天使サマ。


[蕩けた笑顔で笑いかける。淫猥に舌が閃き、唇を舐めた。]
男に四つん這いの姿勢を取らされるのも抵抗はせず、自分から尻を高く掲げる。]

実のところ、気持ちイイなら、何でもいいのさ…
男だろうと女だろうと……挿れるんでも挿れられんのでもさァ。
──アンタのそれ、くれよ。

[背後の男に肩越しに振り返り、濃い蜂蜜の粘度と輝きを持つ蠱惑の視線を投げた。]

(57) 2007/08/29(Wed) 13:26:12

修道女 ステラ

――酒場アンゼリカ 地下――
[わたしはローズの言葉に仕草に煽られ、全てを投げ出して彼女の許に跪きたいと思った。それが罪であると罰せられた過去と恐怖をかなぐり捨てても]

嗚呼ローズ…お願い…あなたに触れてもいい?

[罪を背負う指は許しを得ずローズの体躯へと伸びる。左目はその行方を確かに追っていたが、しかし何故か右目は関係の無い空虚を見つめている。

右目が見る景色。それはわたしの過去を映し出していた。教会で祈りを捧げている純潔だった頃のわたしではなく、罰に溺れ拒む素振りを見せながらも肉欲に溺れていった忌まわしいわたしでもなく。娼婦と客としてであったバートとの蜜月を――]

(58) 2007/08/29(Wed) 13:48:59

修道女 ステラ、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 13:51:24

流れ者 ギルバート

[透明な液体を塗られ、指で拡げられた窄まりに、ナサニエルのものが触れた時、甘美な戦慄が走った。
入口の筋肉の輪を、指とは異なる圧倒的な質量のものが潜り抜ける瞬間の異物感をやり過ごすと、その後は強い快感に変わる。]

[擦れた嗤いとも呼吸音ともつかぬ声を立て、内部にあるものを強く締め上げた。]

(59) 2007/08/29(Wed) 14:26:25

天のお告げ(村建て人)

─共同墓地─

[ユージーン・アンダーソンはまだ二十代だったが、この町で唯一死者に関する全てを取り仕切る「墓守」として、町民から畏怖の念を浴びていた。
彼の一族は先祖代々「死」を生業としていた。墓地の管理のみならず、死者の安置から棺の用意、葬儀、埋葬まで。
今は町政に組み込まれ、一応は町の職員となって居たものの、実情は以前と全く変わらない。


卒中で死んだ父の後を継いで、墓地と安置所の管理人となったのはまだ20を僅かに過ぎた頃だったが、誰も彼の若さを危ぶんだりはしなかった。それどころか、彼ほど墓守に相応しい男は居ない、と町中が認めていた。
前代の墓守である父ダニエルは大酒飲みで有名で、ユージーンを生んでから病がちになった妻が、長患いの末に死んでからはますますそれが酷くなっていたから、墓地の管理も些か雑なところがあった。
長じてユージーンが父を手伝うようになってからそれが一変した。

芝を刈り雑草をむしり、墓碑を磨き立て枯れた献花を取り除き、誰も訪れるもののない墓には手ずから野草の花束を供えた。
職務に対する熱心さは歴代の墓守たちの中でも随一ではないかと思わせた。}

(#6) 2007/08/29(Wed) 14:32:00

天のお告げ(村建て人)

[彼は、「墓地」という聖域に存在する、「安置所」という名の神殿の祭司だった。
彼の仕える神は死者であり、死そのものだった。──彼自身はそのように自分を見なしたことは一度もなかったけれども。
ヘイヴン生まれの彼には「神」と言う概念は遠いものだからだ。]

(#7) 2007/08/29(Wed) 14:33:19

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 14:48:18

天のお告げ(村建て人)

[あの災害からこっち、彼の生活は一変した。
連日運び込まれる遺体に、改築時にかなり拡張した筈の安置所が満杯となった。遺体の処置から安置、葬儀の準備に埋葬まで、時に遺族達や町民有志に手伝って貰いながらも、全て一人でこなした。
日頃は寡黙で陰鬱な印象のユージーンだが、この時ばかりは皆が驚くほどハッキリとした口調で指示を与え、死者の扱い方などを教えた。

そんな混乱の最中でも、彼の仕事は丁寧で、生者の事情よりも古くからの慣習にのっとった方法を優先し、一歩も譲らなかった。
何故ならば、彼にとってこれらの儀式は全て、生き残った遺族の為ではなく死者の為に行われるものだったからである。

つまり、生者は彼の眼中にはなかった。彼は死者だけを愛していた。]

(#8) 2007/08/29(Wed) 16:15:20

天のお告げ(村建て人)

[そんな忙しい日々も過ぎ、最後の遺体が埋葬されて、漸くまた静寂に満ちた日常が訪れるであろうと思われたその時。
再び町を災害が襲った。


アーヴァインから土砂崩れの話を聞いた時のユージーンは全く冷静で、無感動に災害の規模と見込み死者の数を尋ねただけであったが、彼が帰った後独りで嘆息した。
またてんてこ舞いの大騒動になることは目に見えていたからである。]

(#9) 2007/08/29(Wed) 16:53:03

冒険家 ナサニエル、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 17:26:24

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 17:32:13

冒険家 ナサニエル

………っ………

[ギルバートの体内に侵入した瞬間、背筋が震え、目の前が真っ白になる。極彩色の「幻覚」と、耳元を支配する甘い囁き。薬物の力などまるで借りていないのに、確かにそれと同じ何かが頭を支配する。

 ―――「こっち」へおいで。
 ―――「こっち」の世界は楽しいわよ?

 男は瞬時に悟った。
 『ああ、この男と交わったのは失敗だったかもしれない』、と。自分にとって、何かよからぬことが起こるかもしれない――いや、まだそれだけならいい。もはや取り返しのつかない領域に墜ちるのではないか――と。(それは同時に、彼が薬物依存を断ち切れると考えていたという話ということだ。愚かな話ではあるが、彼がそう思ったのだ。致し方無い話である。)]

………はぁ………っ………
く………っ………ああ……

[彼の「本能」が鳴らした警鐘はもはや届かず――ナサニエルは「野性」の為すがままにまかせて、一心不乱に腰を振り続ける。]

あ………あ。

[ギルバートの言葉に応じようとした瞬間、内側から締め上げられ、ナサニエルは汗ばんだ眉間をギュッとしかめた。]

(60) 2007/08/29(Wed) 17:40:42

冒険家 ナサニエル

[何度も、何度も、強い衝撃をギルバートにぶつける。脳内に迫るギラギラとした極彩色の――或いは、真っ白な――快楽がナサニエルの腕の力を奪おうとする。]

あ………ぐっ………

[力無く崩れそうになる寸前の所で、覆い被さっているギルバートの腰を掴む。鍛え上げられた、弾力のある男の筋肉。なまめかしい質感とある種の流麗さを持つそれをグッと双の掌で掴みながら、ナサニエルは背中を見せる相手に次々と快楽を叩き付けてゆく。]

………なんだ、ギルバート………

[覆い被さったナサニエルは、ギルバートの耳元で小さく囁く。]

すげぇ………いい……ッ

[それだけ告げ、奥を抉るスピードを一気に高め始める。何度も、何度も、叩き付け――そして、その快楽の色をギルバートの身体の奥に勢いよく流し込んだ――*]

(61) 2007/08/29(Wed) 17:51:27

冒険家 ナサニエル、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 17:52:51

流れ者 ギルバート

[ナサニエルが激しく腰を動かすと、インナウトのたびに内側の快感が集中する部分を擦られ、脳髄に灼熱の白が炸裂する。]

ふ、ハ、あ、……ッ


[多分嗤っているのだろう。
半開きにした唇は快楽に喘ぎつつも、確かに引き攣った歪みを見せていたのだから。]

(62) 2007/08/29(Wed) 17:58:50

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 18:00:18

【赤】 見習いメイド ネリー

あの人が…あの人が何もかも知っているのだわ…

早くその場所へ…
もっと力を……もっと……

[私は全く整合性を欠いた言葉を呟いていた。内容よりもおそらく、呟く事自体に価値があったのだろう。]

(*7) 2007/08/29(Wed) 19:07:12

見習いメイド ネリー

―鄙びた道路―

[ネリーはあれからボブ、自分の主と人間としてこれ以上のない喜び、ハピネスを分かち合った。自分と関わった、特に大きく年齢の離れた人物はろくでもない人ばかりであり、それがネリーを酷く落胆させていたからだ。
ネリーは一生と言える程、ボブの事は大切にすることを固く心に刻み付けた。]

(63) 2007/08/29(Wed) 19:10:42

見習いメイド ネリー

[一段落を終え、ゆっくりと休憩を取り、体力もほぼ通常通りになった。
ネリーはこれからの事を考えた。自分にはしなければならない事がごまんとある。アンゼリカにいる筈のソフィーの様態、雑貨屋に残されているえであろうフォトアルバム。ネリーは気が気でならなかったのだ。
ネリーはボブに外出の許可を貰い、再び街のほうを目指して歩き始めた。]

(64) 2007/08/29(Wed) 19:13:47

【赤】 見習いメイド ネリー

誰かいる……

誰?
女の子?

あれは…ウェンディ!?  待って!

(*8) 2007/08/29(Wed) 19:14:44

流れ者 ギルバート

[片肘だけで激しい衝撃を受ける体を支え、手で自分の昂りを掴む。
それをナサニエルの動きにあわせて扱いた。]

ア、 あぁア、  ッ

[目を瞑り、顔をシーツに押し付ける。
髪の間から流れた汗の滴が滴り落ち、シーツに点々と染みを作った。]

(65) 2007/08/29(Wed) 19:16:41

見習いメイド ネリー

[いつもの慣れた道、大げさに言えば目隠しでも歩けるわ、と吹聴しそうな程見慣れた道をネリーは進んでいた。
突如、見覚えがある人影がネリーの視界をちらつく。]

何…? あれは…

[人影が明確に映像化されて、ネリーの眼窩に入り込むと、ネリーは一目散に導かれるようにその方向へ向かいだした。]

あなた……ちょっと、待って!

(66) 2007/08/29(Wed) 19:17:43

見習いメイド ネリー

[よく覚えている。雑貨屋でシャーロットが衣服をたくさんつまんだし、自分も身に纏ったので体型もはっきりと判る。一方の短い癖毛の子とは違う、もう一方の流れるブロンドの子だ。ネリーは駆け足になっていた。]

待って、ウェンディ…!

(67) 2007/08/29(Wed) 19:20:20

【赤】 見習いメイド ネリー

やだ、あの子、笑ってる…!

(*9) 2007/08/29(Wed) 19:20:55

見習いメイド ネリー

[ウェンディと目があったような気がした。彼女は不気味に恍惚の笑みを振り撒いているようでネリーはドキッとした。思わず2歩3歩後ずさる。彼女はこんな子だったか。
いやリック、対して彼には生気は感じられない。これでは逆ではないか。
いつだってリックがウェンディを抱えているような双子だったではなかったか。]

リック……どうしたの?

(68) 2007/08/29(Wed) 19:25:45

見習いメイド ネリー

[双子の兄を悠々と抱える少女まであと数歩の所まで近づいた。相変わらずリックはぐったりしている。ネリーはリックに視線を移した。
外傷はなさ……と思ったが一転、彼の首に数本の痣のような跡が…まさか…もしや…
そんなはずはない。ウェンディはリックを愛しているし、そもそも腕力の差が不可能を物語っている。だが……]

ウェンディ、リックをどうするつもりなの…

[荒れた地の上で対峙する二人。先に動いたのはウェンディだった。]

(69) 2007/08/29(Wed) 19:30:51

見習いメイド ネリー

[ネリーはリックを抱えるウェンディを追いかけた。走った。靴がずれるのも構わずに追った。
しかしどうしてだ。追いつくどころか……]

どうして… リックを抱いてるのに、離される……!

ウェンディどうして!

(70) 2007/08/29(Wed) 19:33:05

見習いメイド ネリー

[やがてウェンディの姿はみるみる小さくなり、終に見失ってしまった。おそらくもう息をしていないリックと共に――]

はあっ、はあっ……リック…ウェンディ…!!

[ネリーは膝をつき、へたり込んだ。息が大きく乱れて、
あまりの混乱振りに思考が止まっていた。]

リック――!

(71) 2007/08/29(Wed) 19:35:49

見習いメイド ネリー

[何分、いや何十分かかったであろうか。半ば動けなくなっていたネリー。
呼吸が元に戻るのと同時に、思考力も落ち着いてきた。
その落ち着きが、ひとつの言葉を生んだ。]

しまった――ここはどこ――?

(72) 2007/08/29(Wed) 19:37:39

見習いメイド ネリー、道に迷ってしまった――

2007/08/29(Wed) 19:38:29

【赤】 見習いメイド ネリー

どっ…どうしよう…

どっちへ行けばいいんだろう。

(*10) 2007/08/29(Wed) 19:39:38

酒場の看板娘 ローズマリー、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 19:39:54

酒場の看板娘 ローズマリー

ステラ、いいわよ。
でも、どこに触れたいの?
わたしの顔?
わたしの胸?
わたしの背中?
それとも、わたしがいま触れているここと同じところかしら?

[ローズマリーはステラに向かって少し意地悪く微笑んだ]

(73) 2007/08/29(Wed) 19:40:10

流れ者 ギルバート

[やがて。
内部を抉るナサニエルの動きがより一層余裕のない、素早いものに変わっていき。
遂に、その欲望の色をギルバートの体内に注ぎ込んだ時。

彼もまた、同じ灼熱の白を激しく迸らせて*果てた。*]

(74) 2007/08/29(Wed) 19:43:47

天のお告げ(村建て人)

[そしてその夜。
アーヴァインが、ここ、ユージーンのいる事務所(兼作業場兼住居)に担ぎ込まれてきた。
彼とは今日の午後会ったばかりだというのに、すっかり変わり果てた姿になっていた。
たまたま彼を訪れた町民が、二階の一室から煙が出ているのを発見して、慌てて何とか火を消し止めたところ、焼け焦げた死体が転がっているのが見つかったのだと言う。

しかし、この遺体が本当にアーヴァインであるのか、それは分からない。遺体はすっかり皮膚が焼け焦げていただけでなく、バラバラに解体されていたからである。単に屋敷内で見つかったから、そうと推測できるだけだ。]


[彼はそのバラバラのアーヴァインをそれなりの形に調えて安置所に収容した。
安置所を出る間際に、入口近くの壁に記された文字に目を走らせる。]


As o’er the cold sepulcher stone
Some name arrests the passer-by;
Thus, when thou view’st this page alone,
May mine attract thy pensive eye!
...

[ユージーンはその詩句を呟きながら、安置所の扉を閉ざし鍵を閉めた。]

(#10) 2007/08/29(Wed) 19:48:07

修道女 ステラ

――酒場アンゼリカ 地下――

[わたしは右目が見せる過去の映像に戸惑いつつも、しかし拒む事無くその事実を受け入れていた。いや、受け入れるしかなかったというべきだろうか。]

[ローズがわたしに熱い吐息越しに何かを囁く。その声は左耳では彼女の声と認識するも、右耳ではバートの声に変換される。
彼女がわたしの肉厚の素肌をなぞる感触は、半分は彼女の指であり、半分はバートの指に変わった。実際彼がこのような愛撫を行っていたかはもう記憶には無かったけれど、しかしわたしの躰はあったものと認識する。半分ずつ味わう快楽。同性として。異性として。感じ方は同じ。しかし心は真逆に揺れ動き、やがて挟間が生じる。]

[わたしは挟間を埋めようと、再びローズに快感をせがむ。しかし求めれば求めるだけ溝が深まっていきそうで軽い混乱を覚える。
さぁ、わたしは今、男と女どちらに抱かれているの?]

(75) 2007/08/29(Wed) 20:05:46

【赤】 見習いメイド ネリー

誰か…助けて…ギルバート……

[私はあまりにも不確かすぎる*声をあげた*]

(*11) 2007/08/29(Wed) 20:06:32

見習いメイド ネリー、とぼとぼと*歩き出した*

2007/08/29(Wed) 20:06:54

修道女 ステラ、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 20:07:24

修道女 ステラ

いじわる…触れたい場所なんて…あなたが一番よく解っているくせに――

[わたしは見透かしたような笑みを浮かべるローズに、唇を軽く尖らせて文句を言った。
彼女が触れて欲しい所は解っているつもりだった。でもそれを避けて通るのもまた面白いかと思い――]

じゃぁ…まずはあなたの顔に触れさせて?
あなただと…わたしに確認させて?

『そうしないと、わたしは一体どちらに抱かれているか解らなくなるから…』

[言えない言葉は口内で弾ける]

(76) 2007/08/29(Wed) 20:11:28

酒場の看板娘 ローズマリー

[ローズマリーはステラの顔に自分の顔を寄せた]

ふふっ、これでいいかしら?

[ローズマリーの右手はステラの下腹部の柔らかな草原をさまよっている]

(77) 2007/08/29(Wed) 20:14:52

修道女 ステラ

[混乱を覚える頭の中で、私は左目を使って必死に現実を把握しようとする。
しかし右目を使おうとすると同じように左目も動き出し、わたしは夢と現の区別がつかなくなる。]

『一体どっちなの…教えて?ローズ…、バート――』

[わたしの口内は言えない独り言で膨れ上がる。息苦しさを感じる。でも今口を開いたらわたし、何を言い出すか判らない]

(78) 2007/08/29(Wed) 20:16:47

修道女 ステラ

えぇ、そう――
だからもっと触れさせて…綺麗な肌を――
そしてわたしに触れて、刻んで?あなたの歩く道筋を…

[近付いてきた顔に啄ばむような口付けを。でも唇へは触れない。それは娼婦としては禁忌だから]

(79) 2007/08/29(Wed) 20:19:55

酒場の看板娘 ローズマリー

ステラ、かわいいわ。
でも、なんでそう苦しそうにしているのかしら?

[ローズマリーは一瞬、眉をひそめ、優しくその唇を吸う]

なにか、辛いのかしら、ステラ?

[ローズマリーの指先はステラの茂みをかきわけ、ステラの敏感な突起にたどりついた]

(80) 2007/08/29(Wed) 20:23:43

美術商 ヒューバート

―アトリエ・作業場―

[冷媒の敷き詰められた透明の柩の中にシャーロットを横たえ、彼女をどうすべきかしばしの間肺肝を砕き熟考した。

 私には脈拍が既に停止している彼女を、医学的に蘇生させる技術がない。
 だが、放っておけば腐敗し朽ち果ててしまうことだけは確かだった。

 アトリエと倉庫には、造型に用いる接着剤や樹脂といったありとあらゆる素材が揃っている。彼女の体組織の一部をこれらによって置き換えることで、半永久的に遺体を保つことは不可能ではなかった。
 だが、私はその手法にも躊躇いがあった。

 私は彼女を“型取り”したいわけではない。生きていた時には及ばぬ状態を半永久的なものとしたところで、どれだけの価値があるだろう。私はそうすることでシャーロットを“殺して”しまいたくはなかった]

(81) 2007/08/29(Wed) 20:23:47

修道女 ステラ

[思わず開いてしまった唇は、しかし相手を特定する言葉は紡ぐことなく。わたしはひとまずほっと胸を撫で下ろす]

『でもこの感覚は一体いつまで続くの…?』

[試しに目を閉じてみても結果は同じことで。わたしは半分ずつに分かれた体を何とか繋ぎとめている状態で与えられる快感に酔いしれていた。]

(82) 2007/08/29(Wed) 20:24:18

美術商 ヒューバート

[私はひとまずラング牧師邸まで車を飛ばし、様々な医療品を持ち帰った。

 その足で墓地を管理するユージーン・アンダーソンの元を訪ねる。そして、娘の死の事実とその安置に関する要望を伝えた。彼は、指定の時間に安置所前で待っていると約束した。

 作業場に戻り再びシャーロットを柩から出すと、持ち帰った極細の糸で創傷を縫合する。傷が目立たなくなった彼女は、今はただ眠っているだけのように見えた。
 ミント、立麝香草のエキス、ミルラの香油を肌に振り掛け、まんべんなく塗り広げていく。潤いが長く持続するように。そして祈りを込めた儀式であるかのように。]

(83) 2007/08/29(Wed) 20:24:25

美術商 ヒューバート

―アトリエ・シャーロット自室―

これは……
エリザ…の……?

[なぜここにあるのだろうか。見慣れぬものがそこにあり、私は微かに首を傾げた。シャーロットの服を取りに彼女の部屋に足を踏み入れた時、それは彼女の机の上に広げられていた。
 どこへ置いたのか、その存在すらも失念しかけていたエリザの黒表紙の手帳だった。
 近づき、インクで綴られた文字を指先でなぞる。所々不自然な滲みがあった。眼裏に焼きついて離れない、シャーロットの儚げな泪に濡れた表情が重なった]

(84) 2007/08/29(Wed) 20:24:56

美術商 ヒューバート

ロティ……。エリザ…

[手帳と共に机の上には、町内の地図]

……ナッシュ。
ナサニエル・サイソン――

[地図の印が示す家。私は呟いていた。

 私は地図を折りたたみ、手帳と共に持って行くことにした。後でその内容を吟味するために]

(85) 2007/08/29(Wed) 20:25:12

美術商 ヒューバート

―アトリエ・作業場―

[繊細なレース装飾が施されたおろしたての純白のショーツとブラジャーは妖精の羽のように透き通り、所々肌を透かしている。絹のストッキングを履かせ、ガーターベルトで留めた。
 薔薇柄のレースで飾られたオーガンジーブラウスに、ハイウェストの編み上げフリルスカート。ブラウスの上からはラッセルレースのボレロを羽織らせた。
 髪についた血の汚れも綺麗に拭い、叮嚀に梳る。あまり地肌を引っ張らないよう柔らかめに流した髪を、白いレースのリボンで結った。]

(86) 2007/08/29(Wed) 20:25:50

美術商 ヒューバート

[純白の装いに身を包み終えたシャーロットを、液状の冷媒がクッションのように敷き詰められた透明の柩に再び横たえる。

 透明アクリルの上蓋にドリルで空気穴を開け、そっと蓋を置いた。移動中蓋が外れぬようテープで仮留めし、台車でスロープを通じ地下から*運び出した*]

(87) 2007/08/29(Wed) 20:26:07

修道女 ステラ

あっ…だめっ…唇は――

[止める前にしかし奪われてしまった感触に、私はますます混乱する。もし相手がローズならは幾らでも許してしまいたい。むしろその唇で穢して欲しいと思うのだから。
でもバートだったら…?

もし交わしたキスでわたしの本気が彼に知れてしまったら…。
彼はわたしを簡単に捨ててしまうだろう。でもそれだけは耐えられない。今のわたしにとってバートの存在こそが心の支え――]

んっ…――…おねがい…もう先に…わたしの中に…挿れて…――

(88) 2007/08/29(Wed) 20:30:27

修道女 ステラ、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 20:33:39

美術商 ヒューバート、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 20:37:50

酒場の看板娘 ローズマリー

[ステラの唇に柔らかく口づけ、その唇を舐める。
 酩酊するようなステラの表情は快楽にその身を預けているからなのだろうか]

[触れたいといいつつ、一向に触れてこないステラに疑問を抱きつつも、一方的に快楽を与えるのも嫌いではなく、ステラの感じる場所をさぐろうとしている]

ステラ、ここは、どう?
もう大きく膨らんでいるのね…。

[ローズマリーはステラの敏感な突起をステラの喜びの液に浸した指でそろりと撫で上げた]

(89) 2007/08/29(Wed) 20:37:55

酒場の看板娘 ローズマリー

ステラ、もう欲しいの?
しかたのないコね。

[ローズマリーは身体をずらし、ステラの両足を抱えあげ、ステラの泉を両指で広げ唇をよせた]

(90) 2007/08/29(Wed) 20:40:57

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 21:07:27

冒険家 ナサニエル、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 21:21:29

修道女 ステラ

[伸ばした手を動かせない理由。それは触れることで相手を確定したくは無いわたし自身の我儘なのかもしれない。

わたしは右目と左目で異なる映像がちらつく様に、いつの間にか酔いしれていた。その不確定な感覚こそに快楽を見出し先を強請っていた。そして恐れていた。触れることによって今誰に抱かれているのか知ってしまう事を。]

『嗚呼願う事ならば、このまま二人に抱かれたままで達したい――』

[不遜な思い。それは背中の獅子が与える罠――]

(91) 2007/08/29(Wed) 21:27:34

修道女 ステラ

[淫靡な言葉で煽ってくるどちらかの言葉に、わたしは辱めを受けながらそれでも興奮は絶頂へと上り詰めていく。過敏な部分を這う指先は強弱をつけてわたしを攻め立てる。
そして指とは比べ物にならない生々しい感触が与えられた時、わたしは悟る――]

[嗚呼、これは"あの人"が【見ていた】夢。そして時を越えた復讐なのだということを――]

(92) 2007/08/29(Wed) 21:27:52

修道女 ステラ

やっ…ん――気持ち…良いの…――だからもっと与えて?そうしたらあなたにも…うんと気持ちいい事…してあげる…

[わたしは押し上げられた脚を自らの手で掴み、相手の顔が深く埋まる様に導いた。]

(93) 2007/08/29(Wed) 21:28:01

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 21:31:47

見習いメイド ネリー、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 21:33:18

見習い看護婦 ニーナ、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 21:48:33

見習い看護婦 ニーナ

−ブランダー家・廊下−
[ぼんやりと意識を苛む微熱は下がらないまま、電話台の脇からゆっくりと立ち上がると吐息がひとつ。
それからふらふらとした足取りで一度キッチンにより、冷蔵庫からミネラルのボトルを一本取り出すと口をあけてゆっくりと三分の一ほど飲む。
ひやりとしたその感触で少し意識がはっきりとしたのか、足は店のほうへと向かう。
ヒューバートが言っていたアルバムとは何なのか、それを探し出し、その中身を見るために。
彼は個人のプライバシーを主張し中を見ることは薦めなかったけれど、今の自分ではアルバムを探し当てて中身を見ることに対する好奇心とその欲求を抑えることは出来なかった]

(94) 2007/08/29(Wed) 21:56:03

新米記者 ソフィー

──自宅──

[アンゼリカを出て最初に向かったのは自宅だった。イアンの失踪が彼の意思ならば、向かう先は其処しかないと思われたからだ。
しかし予想に反して自宅は真っ暗で鍵もかかったままであり、居住区にも、工房にも、イアンの姿を発見する事は出来なかった。]

そんな、此処じゃないなら何処に──。

[落胆し、行く宛てのなくなったソフィーはキッチンを目指した。
冷蔵庫から冷たいミルクを出し、グラスに注いで喉を潤す。

そうして一息つくと、圧し掛かるような疲れが全身を襲った。
すぐに他所を探しに行くべきだとも思われたが、汗を吸ったワンピースや櫛を入れていないぼさぼさの髪も気になり出した。]

折角だから、シャワーと、着替えだけ……。

[ソフィーは気だるげに席を立ち、シャワールームへと向かった。]

(95) 2007/08/29(Wed) 21:57:39

旅芸人 ボブ

[手には粘着テープ、カナヅチ、犬の入ったケージ。
そして、愛車のアルファロメオに乗り込む。]

念の為…ということでな……。

[雑貨屋の方へ、車を走らせる。]

(96) 2007/08/29(Wed) 22:01:20

旅芸人 ボブ、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 22:02:28

修道女 ステラ、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 22:03:00

新米記者 ソフィー、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 22:03:42

酒場の看板娘 ローズマリー

いいわよ、かわいい人。

[ローズマリーはステラの求めるままに敏感な突起を舌で刺激し、泉のなかに指を滑り込ませた。
 そこは、もうかなり潤っていて、ローズマリーの指一本ではなにも感じないかもしれなかった]

(97) 2007/08/29(Wed) 22:04:32

旅芸人 ボブ

―ブランダー家裏手―

[黒尽くめの黒人が、裏手の窓のところに立っている。
窓ガラスに、粘着テープを貼りカナヅチを振り下ろす。
カシャカシャと小さな音を立てて、割れていく。
そのままで割った時よりも、はるかに小さい音。]

頼むぜ、タイガー。

[犬の入ったケージを、窓の割れ目のところに持っていく。]

(98) 2007/08/29(Wed) 22:11:17

旅芸人 ボブ

[タイガーと呼ばれた犬は、目が血走っている。
よだれを垂らしながら、低いうなり声。
そして、水を怖がる病にかかってしまっている。]

40秒で仕留めてやりな。

[恐水症の犬は、ケージが開くとともに
窓の割れ目から中へと入り込んでいく。]

……任せたぜ。不幸な事故、だよね。

[仕事を終えると、再び車に乗って走り去る。]

(99) 2007/08/29(Wed) 22:14:45

旅芸人 ボブ、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 22:15:31

見習い看護婦 ニーナ

[冷たいミネラルのボトルを手に、その足は店へと。
耳に届く音、それは熱ゆえの耳鳴りのように思えた。

あのとき、ヒューバートの視線は確かにレジの傍にあった。
不確かな記憶を頼りに、レジの周りの棚を一つ一つ確認していって]

(100) 2007/08/29(Wed) 22:16:19

修道女 ステラ

[滑り込まれる指を肉壁はあっさりと飲み込んでいく。
男達によって過敏を与えられたわたしの体内は、指一本でも悦びに達する。]

嗚呼…もっと頂戴…指を…あなたの熱をもっと――

[わたしはかすれた高音で強請る。無意識は腰を揺さぶる。与えられた物を更に深く飲み込むように]

(101) 2007/08/29(Wed) 22:18:37

酒場の看板娘 ローズマリー

[「もっと」というステラの懇願にローズマリーは指を増やし、彼女の熱い場所をかき混ぜ、くねり、突く。
 優しく、激しく]

ほら、ここ、よくない?
あなた、ヒクヒクしてきているわ。

(102) 2007/08/29(Wed) 22:32:51

見習い看護婦 ニーナ

…これのこと?

[レジスターの奥の棚、売り物を陳列しているとは見えない、不規則に背表紙の並ぶ場所が一箇所だけ。
熱のせいか、それとも緊張のせいなのか妙に喉が渇いてミネラルを一口含み、口の開いたままのそれをレジスターの傍らに置いて、それから緊張しながらそのアルバムにそっと手を伸ばす。

低い低いうなり声が聞こえてきたのはちょうどそのタイミングで]

(103) 2007/08/29(Wed) 22:32:59

新米記者 ソフィー

──深夜・自宅──

[パウダールームで服と下着をランドリーバスケットに放り込み、三つ編みを解いた長い金糸の髪を流れ落ちるまま背中に垂らして姿見の前に立つと、鏡には蒼白い肌の、華奢な容姿の女が映った。]

──…。

[片腕をそろりと上げ、鏡に映った自分の顔の輪郭をなぞる。
自分ではなく、今は亡き母親に触れるような感覚。

顔も、髪も、肩も、腰も。
一つとして母親に似ていないパーツはない。]

(104) 2007/08/29(Wed) 22:36:36

新米記者 ソフィー

[「この子は本当にソフィアに生き写しだね。」
そう言って頭を撫でてくれたのは誰だったか。

幼い頃は、少女然とした母の容姿が好きで、似ていると言われれば、はにかみながらも内心嬉しく思ったものだったが──。]

『本当に何から何までそっくり。』

        『似すぎて忌々しいくらい──。』

[鏡を見ながら浮かんだ言葉に、ざわりと胸の裡がざわめいた。]

(105) 2007/08/29(Wed) 22:53:35

冒険家 ナサニエル、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 22:54:33

美術商 ヒューバート、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 22:58:29

美術商 ヒューバート

―バスルーム―

[簡単に、躰に残されていた血の汚れと汗をシャワーで洗い流した。鏡に映る自分自身の顔が目に入り、意を定めたかのように剃刀を取る。髭を綺麗に剃り落とした。

 そこに映った表情は愁歎と苦渋に力を失っていたが、学生時代とさして変わりがないようにさえ思えた。
 だいたい私は、大人になれていたんだろうか。

 誰よりも大切な娘を。
 どんなことがあっても守ると誓った愛する人を――
 ――守ることができなかったというのに。

 鏡に映るそいつの顔を拳で叩いた。]

(106) 2007/08/29(Wed) 23:00:12

美術商 ヒューバート

――――――

「死体が生き返って噛み付かれたらどうする気だ」

 灌木の影に身を潜める俺たちに、ダニエル・アンダーソンの言葉が聞こえてくる。俺たちは『何を云ってるんだ?』というように顔を見あわせた。

 同級生のエリザたちが死体見物に行くらしい、と聞きつけた俺たちは、その様子を見届けようと――そしてあわよくば物陰から威かして心底怖がらせてやろうと後をつけていたのだ。

「まじかよ」と呟く。

 下級生のナサニエルは「まさか」と首を振ったが、ミッキーはというと心底怯えきっていた。

「お前が、ネイを威かそうって云うから来たんだからな」

 なかなか戻って来なかったネイが亡霊のような足取りで、それでも共同墓地の入り口に戻って来た時、俺たちは安堵した。ダニエルの言葉は、大人がよく子供に云うことを聞かせる時に用いる類の脅かし文句だと思ったからだ。

 エリザたちはダニエルに連れて行かれ、親たちに引き渡された。俺たちは折角の楽しみを台無しにされたとダニエルを恨んだくらいだった。


――

(107) 2007/08/29(Wed) 23:00:40

美術商 ヒューバート

――――――

 だが、本当に怖ろしい出来事はその三日後に起きた。

 あまりにも非現実的で夢のようにしか思えない――
 その光景はしかし、網膜に焼きついている

――

(108) 2007/08/29(Wed) 23:01:05

美術商 ヒューバート、髭を落とした若い顔に、少年時代の過去を甦らせていた。

2007/08/29(Wed) 23:01:22

新米記者 ソフィー

[思考を振り払うように、戻した腕で直に肌に触れる。

掌が抱くように肩を滑る。
乳房を包み、ウエストを辿り、ヒップまで。

指先が敏感な処を掠めると、唇からはか細い吐息が漏れた。
鏡を見つめる頬に仄かに赤みが差している。]

………。

[けれど──。
洗面台に両腕を突いて俯いたソフィーの心中には、
母を汚しているような、後ろめたさがあった。

自分の身体なのに、まるで他人のもののようだった。
軽く唇を噛んで、鏡から顔を背けた。]

(109) 2007/08/29(Wed) 23:03:12

新米記者 ソフィー

[コックを捻って熱い湯を浴びると、
汗と一緒に溜まった疲労まで流れて行くようだった。

叶うならば、自分の内に巣食う黒い感情まで、
全て洗い流してしまいたい──と、願うように瞼を伏せた。]

(110) 2007/08/29(Wed) 23:11:10

酒場の看板娘 ローズマリー、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 23:11:36

美術商 ヒューバート

―アトリエ―

「死体が生き返って――」


[ダニエルの言葉が何度も反芻される。

 藁にも縋るようなこの心情は……呪わしいと断罪されるものだっただろうか。

 私自身すらがまったく確信できない存在に願いを託すのは、常軌を逸しているようにも思えた。

だが――]

ハーヴェイ
今から――

[黒のジャケットを羽織りアトリエの戸口に立った私は振り返り、家に招いたはずの友人の名を呼んだ。気がつけば、そばに気配がない。

 今、顔をあわせても起きた出来事を言葉にできる自信のなかった私はそのまま外へ出た]

(111) 2007/08/29(Wed) 23:12:00

美術商 ヒューバート

―車庫―

[一時的にかはわからないが、外は雨が止んでいた。
 倉庫で柩の四隅を吸収材で補強した後、ロメッシュの一杯に倒したシートの上に固定する]

ロティ。
ドライブに行こう

[純白のロメッシュは眠り姫のガラスの柩を抱いたまま、静かに滑り出した]

(112) 2007/08/29(Wed) 23:13:28

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 23:46:52

旅芸人 ボブは、見習い看護婦 ニーナ を投票先に選びました。


流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 23:49:50

旅芸人 ボブ、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 23:52:00

見習いメイド ネリー、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 23:53:33

冒険家 ナサニエル、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 23:55:13

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/29(Wed) 23:55:18

【赤】 流れ者 ギルバート

>>*11
[今ひとつの「声」が頼りなげに自分を呼ぶのを聞き」

……お前は「助けて」ばかりだな。
何をそんなに助けて欲しい。

[クツクツと笑う。]

(*12) 2007/08/30(Thu) 00:00:16

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 00:03:05

【赤】 見習いメイド ネリー

>>*12
[私は、もやしのように前後に垂れ下がっている両手を前後にふらつかせながら、歩いていた。]

…っ!
助けて助けてだなんて、そんな…

[動揺が走る。]

(*13) 2007/08/30(Thu) 00:06:03

【赤】 流れ者 ギルバート

お前は以前「自分には力がない」と言ったな?
それは何故そう思う?

(*14) 2007/08/30(Thu) 00:08:32

【赤】 見習いメイド ネリー

[『私』はまだ『ギルバート』と呼ばれる男や『ハーヴェイ』が持つ『何か』をまだ知らなかった。
筋の違う回答が飛ぶ。]

だって、いつだって私は非力だもの…私だって、たまには腕力や体力に憧れる時だってあるわ…

(*15) 2007/08/30(Thu) 00:11:17

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 00:15:40

【赤】 流れ者 ギルバート

非力…か。
そう思うのならば何も変わらないだろう。

お前は何か感じないのか?

(*16) 2007/08/30(Thu) 00:17:24

見習いメイド ネリー、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 00:17:58

【赤】 見習いメイド ネリー

何も…? 何か…? 何…?

[何だろう。私はいつも言葉に詰まると外連味だらけだ。
だが2、3、思い当たる節はあるのだ。明確なものは何もないけれど。]

(*17) 2007/08/30(Thu) 00:20:56

新米記者 ソフィー

[浴室を出たソフィーは、生乾きの髪をピンで高く留め、薄手のバスローブを羽織った姿で、片手に水の入った銅製のポットを携えイアンの部屋へとやって来ていた。

サイドテーブルの上の観葉植物の葉を指の腹で撫でる。
肉厚で、縁に棘のような突起を持ったその植物は、コミカルな姿を面白がった母が名前をつけて可愛がっていたものだった。]

聞いて、アロエリーナ。
私のお父さんが居なくなってしまったの。
ねぇ、何処に消えてしまったんだと思う──?

[細い注ぎ口から水を注ぎながら、問う。
母がかつてそうしていたように。]

………。

[当たり前だが、返事はない。
しかし何故かふっと、張り詰めていた気持ちが緩んだ。
口の端に笑みが浮かぶ。]

(113) 2007/08/30(Thu) 00:21:53

【赤】 見習いメイド ネリー

[何が言いたいのか正確には分からない。が――
サカリのついた猫が本能のままに走り出すような高揚感――]

(*18) 2007/08/30(Thu) 00:22:40

【赤】 流れ者 ギルバート

感じられないのならそれでいい。

[強い「口調」で言い放った後、一方的に「会話」を断ち切った。]

(*19) 2007/08/30(Thu) 00:25:57

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 00:28:13

【赤】 見習いメイド ネリー

あっ――

[何かが途切れた。
私は今、剥き出しの感情だった。たったこれだけでも、これほど攻撃的になった覚えはなかった。私にも、内側に何かを秘めているのかも知れない。

状況は変わっていない。]

(*20) 2007/08/30(Thu) 00:32:08

冒険家 ナサニエル、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 00:32:47

冒険家 ナサニエルは、酒場の看板娘 ローズマリー を投票先に選びました。


【赤】 見習いメイド ネリー

そうよ。歯を食いしばってでも何とかしないと駄目。
食いしばってでも。

[と言いつつも食いしばる事に「馬鹿らしいわ」とも思った。]

(*21) 2007/08/30(Thu) 00:35:52

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 00:36:17

新米記者 ソフィー

[少し眠ろうと思った。
疲れているのだ、今は。
一人では冗談を言うゆとりも無いほどに。

薬は飲んだが、未だだるさと微熱は消えない。
家を飛び出した処で探す当ても無い。
これでは到底いい結果など望むべくもない。

心を決めたソフィーは、毎日シーツを取り替えている清潔なベッドに、そっとその身を横たえ、瞳を閉じた。

朝になったら焼きたてのトーストにポーチドエッグを乗せ、ホットミルクと一緒に食べよう。
そして体力を回復したら、*改めて父を探しに──*。]

(114) 2007/08/30(Thu) 00:38:27

【赤】 書生 ハーヴェイ

>>*6
何故…?

彼女は俺の過去を知った。だから…殺した。

俺の過去を知るものは殺してやる。

お前に望んだことと同じ……違うか?

[そう呟く表情はまるで別人のように歪んでいただろう]

(*22) 2007/08/30(Thu) 00:39:15

新米記者 ソフィー、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 00:40:28

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 00:42:30

【赤】 流れ者 ギルバート

>>*22
なるほど…
「過去を消し去りたい」と言うお前の願いとはそういうことか。

[静かな声。]

(*23) 2007/08/30(Thu) 00:44:12

【赤】 見習いメイド ネリー

[本来彼女――ネリーはヘイヴンに生まれ、ヘイヴンに育ってきた。
多分に漏れず、人狼の能力を開花させる者、あるいは人狼を残す者としての因子をふんだんに蓄えていた。

しかし彼女は成長する過程でノーマンの拷問により、歯を全損してしまった。
そのショックなのか。或いは人狼の象徴を失ったからなのか。「先祖帰り」の特徴が未だ中途半端にしか発揮されない。
今の歯はデボラが誂えた仮初めに過ぎない。

人狼を残す能力はまだまだ有していても、本人はギルバートやハーヴェイの持つ力までに至らなかった可能性があるのだ。無論、本人の意思をよそに。]

(*24) 2007/08/30(Thu) 00:44:29

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 00:48:29

【赤】 見習いメイド ネリー

[私はひとりごちていた。]

望み…力…どうしてだろう。こんなに欲した事は初めてだわ…
力は欲しい。でも…力よりも大切なものがある。
それはなんだろう。人としてのプライドとか、清楚とか、協力とか、うわべっつらを並べたものじゃない…

どう言えばいいのだろう…それは自由?いえ少し違う…

(*25) 2007/08/30(Thu) 00:53:07

流れ者 ギルバートは、見習い看護婦 ニーナ を能力(襲う)の対象に選びました。


【赤】 見習いメイド ネリー

ヘイヴンの人々が本能おもむくままに、心の底からクラリとする極上の麻薬に酔いながら、成したい事を成す――そして掟を伝えていく――
それがヘイヴンの教えを守ること――ではないかしら。

[私は歩きながら思考を続けていた。]

(*26) 2007/08/30(Thu) 00:57:23

【赤】 書生 ハーヴェイ

…あぁ、消したい…

お前は俺に約束するといった…

…せいぜい…楽しみにさせてもらう…

[ギルバートの思念を受ければ受けるだけ、フィルタを失った理性は崩れていく。ピアスが紅の光を維持するに、もう太陽は殆ど必要としなくなっていた。]

(*27) 2007/08/30(Thu) 00:57:30

【独】 冒険家 ナサニエル

――――――――――――――――

《ナサニエル・オリバー・メラーズの手記より》

【ニーナ・オルステッド】
197X/XX/XX

彼女を見ていると、私は人間における或るひとつの「無防備な本能」を悟る。

彼女の依頼は、「亡くした兄の代償」――かつて肉体関係を持っていたという兄――を演じるというものだ。

普段は不器用で、おおよそ愛想が良いとは言い切れぬ彼女は、その中に眠る「本能」を押さえ切れなくなった時、私の元を訪ねてはその欲求を満たしてゆく。

「兄」の前で、彼女はその表層からはおおよそ想像もできぬ生身の感情と欲望をさらけ出す。兄に対する純粋なる思慕。それを満たす為の性的行為と快楽。彼女の言動のベクトルは全て「兄」へと向かっているのが、手にとるように分かる(いや、事実「手にとって」いるのだが)。

(-1) 2007/08/30(Thu) 00:58:20

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 00:59:15

【独】 冒険家 ナサニエル

しかし同時に、私は彼女に対して、「無防備であることの恐ろしさ」をも感じている。

彼女は、自分の胎内に兄の精液を流し込むことを赦していたという(私が「兄」を演じる上で、唯一本物の「兄」とは異なる点である)。子宮に精液が侵入することは、彼女の子宮に兄の子を宿す危険性を(文字通り)孕んでいるというわけだ。なんという無責任な性行為だろう。――否、それを超える程、彼らの「欲望」(決して「愛情」とは同義ではない)は深いものであると、私は思う。

『人間は、近親者同士での性行為はしない』というルールは、実はそれほど堅固な理ではないのだろう、と実感する。目の前に居る相手に欲情したら最後、ひたすらに相手を求め、やがて手に入れる――人間は、そのような類いの努力だけは怠らぬ。(そして、人間はそのような相手を、驚くほど最短距離で探そうとするのだ。なんと怠惰なことだろう。)

人間は、等しく「獣」だ。
無邪気に、無防備に――後先などまるで構わず、「欲しいものを狩る」という目標に向かって、愚直なまでに突き進んでゆく。

(-2) 2007/08/30(Thu) 00:59:53

美術商 ヒューバート

――――――

 眩いばかりの陽光が世界を澄明な色彩で浮かび上がらせる夏の日に。まっすぐ伸びる道路を真っ白なロメッシュが風のように疾走する。

 鮮やかな碧空は天頂に向かう程に色味を増し、誘い込まれるように深かった。道の片側には広壮とした皙い砂浜が広がり、白磁の欠片を鏤めたように陽光を照り返す。

 今より少しあどけなさを帯びたシャーロットの唇が綻び、歌声を口ずさんでいた。私は肩でリズムをとりながら、耳を傾けていた。
 夏のケープコッドへのバケーション。彼女は十四だった。

 空冷軽量スポーツカーのその車は、一つ一つの操作に息吹を感じるような確実な手応えをかえしてくれた。アクセルをゆっくり踏みこんでゆき、エンジンの回転数が上がったのを確認してギアをシフトさせる。エンジンの回転音が変化し、伸びやかな加速が私たちを彼方へと導く。
 シャーロットは歓声を上げた。

「綺麗な海――」

 広漠とした砂浜の彼方から青々とした滄海が迫った。陽射しを照り返し、瑠璃を鏤めたようにキラキラと光る。

「最高だ」 私も浮かれていた。

(115) 2007/08/30(Thu) 01:03:16

美術商 ヒューバート

「知ってるかい? スポーツカーの隣に絶世の美女を乗せて走ることは間違いなく男の最高の夢の一つなんだ。」

 そうなの? と笑い声が聞こえる。

「そして、もう一つの最高の夢は、愛する娘とドライブできることだ。だから――」

――同時に二つも夢が叶う私は世界一幸せだ

 シャーロットはクスクスと咲って私の肩を軽く叩いた。
 私は彼女の歌声にあわせて歌いだした。

 遥か遠く、どこまでも続く空に吸い込まれるように、車は走り続けた。


――――

(116) 2007/08/30(Thu) 01:03:39

【赤】 流れ者 ギルバート

>>*27
[その「声」には答えず、やはり唐突に繋がりは絶たれた。]

[だがその直前に、深い疲労が滲んだ溜息に酷似したイメージが、ちらりと掠めていったのは気のせいだろうか。]

(*28) 2007/08/30(Thu) 01:04:25

美術商 ヒューバート

―車内―

[そっと頭を傾け触れたガラスの柩は、凛冽と冷えていた。眠りに落ちたままのシャーロットの瞼は開かない。

 静けさに耐えられずスイッチを入れたカーラジオからは、歌声が漏れていた]

(117) 2007/08/30(Thu) 01:04:37

美術商 ヒューバート

――Why does the sun go on shining?
  なぜ太陽は輝いてるの?

――Why does the sea rush to shore?
  なぜ波は砂浜に打ち寄せるの?


――Why do the birds go on singing?
  なぜ鳥たちは唄っているの?



――Don't they know it's the end of the world
  知らないの? 世界がもう終ってしまったことを



 スキータ・デイビスは暗い『世界の終わり』を
 明るい歌声で歌っていた

(118) 2007/08/30(Thu) 01:06:01

冒険家 ナサニエル、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 01:06:59

美術商 ヒューバート

世界の終わりか……

[私は呟く]

……さながらここは世界の果てだ…

[鬱蒼とした木々の間から墓所が見えてきた。私は安置所そばで車を停めた]

(119) 2007/08/30(Thu) 01:07:00

冒険家 ナサニエル、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 01:07:09

美術商 ヒューバート、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 01:08:54

天のお告げ(村建て人)

──墓地・安置所──

[墓地の片隅にひっそりと佇むようにその安置所は建っている。町役場、図書館等の建物と共通の意匠を持つ、その建物は15年前に拡張工事がなされたため、まだ新しい。灰味掛かった外壁もまだくすんだ印象は与えないだろう。

 避難所になっている学校体育館に仮安置されていた新しい遺体を回収するその直前に、例の山崩れが起きてしまったため、安置所の内部にはそれほど多くの遺体が収容されている訳ではなかった。

 この付近での事故死者のものが1体、それにルーサーの遺体と今日運び込まれたばかりのアーヴァイン。それ以前の遺体は安置期限が切れ、ユージーン・アンダーソンの手によって既に埋葬された後だった。誰かが墓地をぐるりと廻ったならば、それらの真新しい墓を簡単に発見する事が出来ただろう。]

(#11) 2007/08/30(Thu) 01:09:03

天のお告げ(村建て人)

[安置所の内部には、やや高い天井付近に小さな窓が有り、僅かな光が上方のざらざらとした壁面のみを浮かび上がらせている。遺体や柩を横たえるための台座付近は暗い闇の領域となっている。一定の低温に保たれた空気は下に行くほどヒヤリとして淀んでおり、まるで時の流れが停止しているかのように思わせた。

 ユージーンが鍵を開き、新たな遺体を運び入れる僅かな時間を除いて、音も無い世界…──。三名の死者たちは沈黙を破る事無く、ただ、壁面に刻まれたバイロンの言葉が彼等を*見つめているように見える*。]

(#12) 2007/08/30(Thu) 01:11:28

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 01:11:38

【墓】 村長の娘 シャーロット

冷たい墓石の上の
誰かの名前が過ぎ行く人の眼を捉えるように
貴方がひとりでこのページを見る時には
私の名が貴方の愁いに満ちた瞳を捉えんことを。

そして何年かが過ぎた後に偶然に
貴方によってその名が読まれるその時には
私は死んだものと思って欲しい。
私の心はこのなかに埋められているのだから。

  ──ジョージ・ゴードン・バイロン

(+0) 2007/08/30(Thu) 01:12:36

冒険家 ナサニエル、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 01:12:57

冒険家 ナサニエル、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 01:14:58

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 01:15:03

見習いメイド ネリー、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 01:16:26

冒険家 ナサニエル、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 01:17:04

新米記者 ソフィー、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 01:18:58

冒険家 ナサニエル

―翌日/自宅2階・寝室―

[一糸纏わぬ無防備な姿のまま、まだ2人の男の汗のにおいが残っているベッドの中でまどろんでいる。]

[ギルバートがこの家を去ってから、どれだけの時間が経過していただろう――ほんの数分だけ寝て居たような心地もするし、何十年も寝て居たような心地もする――]

………ん、あ………

[男は、むくりと上体を起こす。]

………朝、か………。

(120) 2007/08/30(Thu) 01:22:20

冒険家 ナサニエル、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 01:27:33

書生 ハーヴェイ

[夜、家を抜け出し自分は何をしていたのだろうか。
それを知るものは誰もいない。
自分でも理由がわからないのだから。

ただ、あの家に居たくなかった。あの二人を、これ以上見ていたくなかった。

それだけは確かだった]

…先生……。…シャロ……

[一度だけ、ぽつりとうわ言のように名を呟く。

ヒューバートに付き合った酒は、以前のブランデーほどではないが、それなりの二日酔いをもたらしていた]

(121) 2007/08/30(Thu) 01:31:06

美術商 ヒューバート

―安置所前―

[ユージーンとの約束の時間の10分前だった。だが、彼は既にその場に居た。墓守という職業に忠実で熱心な男だった。

 彼はなにか弔詞の言葉らしきものを呟いたように思う。その表情は顔を覆い隠すほどの髪に遮られ、窺い知ることはできなかったが。
 私は謝意を述べた後、上を向いて少しだけ瞑目した。

 彼のことを、仕事熱心なのはよいが正体の知れぬ男だと私自身は感じていた。
 彼が管理するこの場所に本当に娘を託しても大丈夫なのだろうか。なにか、根本的な間違いをおかしているのではないか――束の間疑念が過ぎる。

 だが、ひとまずはこの道を選ぶ他ないのだ、と自分自身に言い聞かせた。どうしようもなかったなら、また別の道を模索する他ない。]

(122) 2007/08/30(Thu) 01:34:40

美術商 ヒューバート

もちろん、鍵は忘れてないだろうね。

[当然だ、というように彼は肯く。私は彼から鍵を受け取った。グッと握りしめる。その鍵は死そのものを司るように重く感じられた。安置所の錠に鍵を差し込む。微かに金属の擦過音が響き、錠が開いた。
 私はユージーンに鍵を返した。

 娘一人なら抱きかかえて運び入れるのに私一人でも不足はなかったが、彼女は透明の柩に横たえられている。トランクの台車を用いるよりは手伝ってもらった方が話が早かった。
 ユージーンにその旨を頼むと、快く片側に手を携えてくれた。]

(123) 2007/08/30(Thu) 01:39:11

冒険家 ナサニエル、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 01:40:32

書生 ハーヴェイ

[どうしてここに来てしまったのだろうか。
あんな人間に興味などはないのに]

ここ……

[見上げた古臭い二階建ての─ナサニエルの─家。

つきん、と軽い頭痛が走ったが、それ以上に二日酔いの頭痛にかき消され、それは感じることはなかった。

自分は何故ここがナサニエルの家だと知っているのだろう。
何よりどうしてここに来てしまったのだろう。

本来ならば気が付く疑問だったが、今脳はその機能の半分を放棄していた]

(124) 2007/08/30(Thu) 01:44:03

見習いメイド ネリー、ぽつぽつと*歩いている*

2007/08/30(Thu) 01:45:48

冒険家 ナサニエル

[彼にしては珍しく、肉欲の宴に後ろ髪を引かれる思いを引摺っていた。もし可能ならば、このままもう一度、あの夜を思い出し、自身の手で――とも思ったのだが、虚しくなるだけだと感じ、止めた。]

[彼が後ろ髪を引かれた理由は、単純にギルバートの肉体の魅力というだけではない。あの夜、ギルバートに触れただけで鋭敏になった五感。そして、幻覚や幻聴――アルコールとアスピリンだけでは絶対に見られるはずもないそれを、ギルバートの身体に触れ、交わるだけで、いとも容易く「視る」ことができたのだ。しかも、クスリよりも遥かに極上のそれを。]

[シャワーを浴びる。
 水滴の動きが、いつもよりスローモーションに見える。もしかしたら、ギルバートが彼に与えた「幻覚」はまだ残っているのかもしれない。]

[服を着込み、寝室を片付けると、ナサニエルは再び書斎へと戻っていった。]

(125) 2007/08/30(Thu) 01:51:11

書生 ハーヴェイ

……?

[知っている。この家を。何故?分からない。
記憶のもやが邪魔をしている。
何か、見たくないものだったのだろうか?

別に大した接点もなかったナサニエル。

近づいたものの、どうすることもなく通り過ぎようと振り向きかける。

その瞬間、目の端に何かが写った]

(126) 2007/08/30(Thu) 01:55:42

【独】 書生 ハーヴェイ

[これ以上過去の扉を自分からあけるような真似はいけない。脳は必死に警鐘を鳴らしていた。

わずかに残った理性が総動員して止めていたのだ]

(-3) 2007/08/30(Thu) 02:01:50

冒険家 ナサニエル

[書斎の簡易ベッドの上に座り、いつものようにメンソールの煙草を咥える。紫煙の向こう側を覗き込むように、男の瞳孔はぼんやりと開いている。]

[煙の中には、鏡の前に立つ金髪の少年が居た。鏡の中に手を伸ばし、優しく触れ、鏡像の身体を撫で回している。

 ――が、次の瞬間、鏡の中の人間が突如「獣」に変化し、金髪の少年の身体に牙を突き立てる。背中から、腹から、血を噴き出して悶える生身の少年。服はみるみる血の色に染まり、四肢は何かを掴もうとして空中を虚しく動いている。]

[鏡の向こう側の「少年」は、恍惚の笑みを浮かべながら少年の肉を食らい、血を啜っている。口許を真っ赤に染め、ニヤリと笑うそれは、化け物と言う以外には無いだろう――]

[ナサニエルは、鏡の中の「少年」に食われる少年の顔を注視した。苦悶するような、極上の笑みのような――とてもではないが、区別はつきそうに無かった。

 やがて鏡は少年を飲み込み、極彩色の光を放って何処かへと消えていった。]

…………………。

[ナサニエルはぼんやりとした表情で、幻覚に魅入られている。いつの間にか彼の男性器からは、白濁した液体が静かに流れ落ちて居た。]

(127) 2007/08/30(Thu) 02:11:23

冒険家 ナサニエル

[白濁した液体をズボンの中にだらしなく零しながら、ナサニエルは焦点の合わぬ目を窓の外に向ける。]

…………………?

[視界に、栗色の髪をした青年の姿が入ってきた。]

(128) 2007/08/30(Thu) 02:17:14

【赤】 見習いメイド ネリー

とにかく、街へ戻らないと――
確かめなければいけないものが数多くあるわ。

[私はしっかりとした足取りになっていた。アンゼリカのソフィー、ローズ。ブランダーのアルバム。ニーナ。
そして『ハーヴェイ』そして『ギルバート』。]

(*29) 2007/08/30(Thu) 02:18:33

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 02:19:09

美術商 ヒューバート

―安置所・内部―

[闇に慣れぬ私の目に、中の様子は判然とはしなかった。勝手の知らぬ私にはどこが安置すべき場所なのかも定かではない。
 躊躇いを察したかのようにユージーンが柩の向きを示し、彼の導きによって柩を置くべき場所を察した。

 そこに新たな神像を据え置くように、恭しく柩は所定の場所に安置された。
 私は、上蓋を仮留めしてあったテープを叮嚀に剥がした。]

(129) 2007/08/30(Thu) 02:22:38

書生 ハーヴェイ

…っ!

[視界に入るのはナサニエル。見てもすぐに見なかったことにすればよかったのに、何故か目が離せなかった。
彼の行為に見入ってたのではない。
当然、まさか人目に付くような所でそんな行為をするとは思わなかったという驚きもあったが

─以前にも同じようなものを見たことがある─

デジャヴュが目の前に閃いた。]

(130) 2007/08/30(Thu) 02:23:13

冒険家 ナサニエル、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 02:24:26

美術商 ヒューバート

ユージーン。
頼みがある。

しばらくこの場所に居させてくれないか。


[ユージーンの瞳が揺れた。あまり例のない要請だったに違いない。

 長く渋っていた彼だったが、懇願に近い語勢の強さに、漸く肯いた。ただし、いくつか手順を守るようにと言い置いて。

 まず、鍵は貸すことができないこと。そして、私がここに残る間も外側から鍵はかけていくということ。

 気が済むだけ別れを済ませたなら、扉を開け呼ぶように。その時近くに居るなら、戻ってきて元のように鍵をかける。
 扉の開け方がわからない場合、長い時間がかかった場合、いずれも一定の時間が経てばこの場所に戻ってきて私の所在と鍵の状態を確認する。]

(131) 2007/08/30(Thu) 02:24:35

美術商 ヒューバート

[私はユージーンに礼を言った。

 彼はその場に残る私から遠ざかり、扉の方へと向かってゆく。


 やがて扉が閉まり、錠が下りる金属音が響いた。

 私は闇の中に取り残された。]

(132) 2007/08/30(Thu) 02:24:53

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 02:25:32

冒険家 ナサニエル、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 02:26:39

冒険家 ナサニエル

[窓の外からこちらを見ている青年は、ひどく怯えた様子で居た。他人の家を覗き見しながら怯えるとは珍妙な話だが、ナサニエル自身もカーテンを開け放したままでそのような「行為」に耽ってしまったのだから、致し方の無い話である(つまり、彼はあの夜から続いている余韻を振り切ることができなかったのだ)。]

………誰だ?

[ナサニエルは窓を開け、目を細めて外にいる青年を見やった。上から下まで、舐めるような視線を這わせる。]

お前……は………!

[姿形に見覚えがあるな…と思いながら、ナサニエルは頭の中の記憶の引き出しを*漁り始めた*]

(133) 2007/08/30(Thu) 02:33:53

冒険家 ナサニエル、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 02:35:01

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 02:37:24

美術商 ヒューバート

―安置所内―

ロティ……

[ガラスの柩に横たわる眠り姫を王はゆっくりと抱き起こす。


 各地に伝播する眠り姫の類型譚を思い浮かべた。

 老婆の紡錘に刺され眠りの呪いに落ちた眠り姫。彼女を再び目覚めさせるのは、男の深い情愛と婚姻の証だった。

 ニーベルンゲンの指輪――父ヴォータンに炎の垣に閉ざされ眠りの呪いに囚われたブリュンヒルデ。ジークフリートは彼女の桎梏となる甲冑を脱がせ、口吻で眠りより目覚めさせる。

 父親としてシャーロットを守ることができなかった私だった。父親としての枷を越えて、一人の男、一個の魂として彼女を求めていた。]

(134) 2007/08/30(Thu) 05:21:19

美術商 ヒューバート

[柩を床に置き、抱き上げたシャーロットをゆっくりと台座に横たわらせる]

ロティ……目を……
目を開けてくれ――

[再生の祈りと共に、唇を重ねた。

 どれほどの思いをこの一瞬までに重ねてきたことだろう。
 永劫とも思えるほどの日々を経て幾層も積み重ねられた、胸苦しいほどの愛情がその口吻に注ぎ込まれた。]

(135) 2007/08/30(Thu) 05:21:48

美術商 ヒューバート

私を置いて行ってはいけない。
君が居なければ生きていけないんだ。

ロティ……
そばに…

いつまでもそばに居てくれ――

[いつしか双眸からは泪が滾々と溢れていた。頬に、額に、唇に。口吻を重ねてゆく。熱い泪の伝う頬がシャーロットの肌に触れた。

 唇は奇跡のように美しくカーブを描く耳朶を辿り、儚く撓る首筋を舌が伝った。]

(136) 2007/08/30(Thu) 05:22:03

美術商 ヒューバート

[指先は探るようにブラウスの釦を辿り、一つずつゆっくりと外してゆく。鳩尾がくっきりと窪み、臍にかけて柔らかな溝となって落ち行く腹部が曝け出された。

 ピンと張り詰め弾力のある手触りを愛おしむように掌が辿る。
 脇腹からなぞった指がレースのブラジャーに触れると、隙間から滑り込むように柔らかな双球を揉みしだいた。ずり上がったブラから瑞々しい果実が零れ落ちた。淡く色づく先端を唇が吸い寄せ、味わい尽くすように舌が這う。]


美味しいよ。ロティ

ああ……綺麗だ……

[闇に微かに順応した瞳には、彼女の肌がぬらぬらとぬめりを帯び淫らな輝きを帯びて映った。]

(137) 2007/08/30(Thu) 05:23:16

美術商 ヒューバート

[いくつもの襞となり折り重なったスカートは、前人未踏の密林のように行く手を阻んでいる。

 愛おしむように膝の内側に口づけると、指で優しく撫でさすりながら奥へと目指した。サラリとしたシルクのストッキング越しに、きゅっと締まり張り詰めながらも柔らかな曲線を描く腿の感触を堪能する。
 ストッキングの縁に辿り着き、しっとりと吸い付くような柔肌に触れた刹那、戦慄と高揚が背筋を突き抜けた。

 シャーロットの神秘の泉を秘めやかに覆う薄いレースのショーツを静かに下ろしてゆく。そっと片足から抜き取ると、もう片側にかかったままに跪き、谷間に咲く花弁に唇を這わせた。]

(138) 2007/08/30(Thu) 05:23:41

美術商 ヒューバート

ぴちゃ……
……くちゅ……

[粘りを帯びた水音が深閑とした晦冥の中に響いてゆく。
 謎めいたリドルを一つ一つ解き明かしていくように、舌先は密やかな花片の襞の一つ一つを丹念に辿った。
 怺えきれずに零れた熱い吐息が花冠をそよがせ、鼻先は襞の重なりの収斂する包皮を押し上げる。外気に触れた小さな宝玉を唇が吸い、舌先がふるふると震わせた。

 私の昂ぶりはというと限界にまで張り詰めていた。ジッパーを引き下ろしボクサーパンツの開放部から引き出すと、トラウザーズの中で出口を求め喘いでいたそれは勢いよく外に飛び出した。]

(139) 2007/08/30(Thu) 05:24:01

美術商 ヒューバート

[ポケットから先程バックの化粧ポーチから出しておいた香油を取りだし、脈打つ屹立に塗り広げる。彼女の鼠蹊部に導かれた淫欲の哮りの先端は妖美を湛え吸い付くような秘唇を割り開いた。]

ロティ。ひどく痛かったら済まない。

[むしろ、シャーロットが痛みを感じてくれれば、目を開けてくれればと願いさえしながら。ゆっくりと強張りを沈めてゆく。先端に触れた純潔の証の抵抗に背筋が震え唇が戦慄く。
 目を閉じ、両腕の中にしっかりとシャーロットを抱きしめるとゆっくりと押し進めた。]

(140) 2007/08/30(Thu) 05:24:21

美術商 ヒューバート

[シャーロットの中に熱を収めながら、私はしばらくの間動かぬままでいた。何度も彼女の唇に口付け、腕の中の彼女を撫でさすった。

 そうすれば私の持つ熱が伝わるとでもいうように。]

愛してる。ロティ……
目を醒ましてくれ。

私の元に戻ってきてくれよ

[言の葉が零れると耐えきれなくなり、私は嗚咽を漏らしていた。泪が溢れ、慟哭が喉から迸る。

 私はシャーロットに縋り付き、大声で泣いていた。]

(141) 2007/08/30(Thu) 05:24:37

美術商 ヒューバート

[ひとしきり泣き終え悲歎の波が遠のくと、ゆっくり腰を動かした。

 髪を優しく撫で、抱き寄せる腕が背中をなぞる。
 何度も訪れた波のような欲情の昂ぶりが一際高く登り詰めた頃。シャーロットの首筋に噛みつくようなキスをしながら、深い泉の内奥へと生命の息吹を注ぎ込んでいた。]

(142) 2007/08/30(Thu) 05:24:57

美術商 ヒューバート

―安置所・その後―

[一度では到底昂ぶりを収めることができず、幾度目かの震えをシャーロットの中で感じた後。溢れ出していた淫欲の雫を清潔な布で拭い、それ以上零れ落ちて衣類を穢さぬよう陰部に小さな綿を差し入れた。

 衣類を整え下着を元のようにつけさせると、ガラスの柩を元の位置に戻し彼女の身を横たえる。

 一時の別れすらも身を切るように辛かったが、最後に口づけると身を引きはがすように離れた。
 蓋はすぐに開くよう、ただ重ねておいた。

 これ以上の未練があっては、ここから出ることはできない。

 探るような足取りで、扉の方へと向かっていった]

(143) 2007/08/30(Thu) 05:25:14

美術商 ヒューバート、安置所の重々しい扉を開き、外へ出る。

2007/08/30(Thu) 05:25:32

美術商 ヒューバート

―安置所前―

[どれほどの時間が経っていただろうか。闇に慣れた目に外は酷く眩しく、しばし手で目を遮りながら順応するのを待った。

 大きな声でユージーンを呼ぶと、墓石の群れの中から身を擡げこちらに向かってくるのが目に入った。

 彼が鍵をかけるのを確認すると*その場を後にした*]

(144) 2007/08/30(Thu) 05:31:35

天のお告げ(村建て人)

──アーヴァイン自宅前(回想)──

「…オーライ、オーライ。よしそこだ。」
ゴワゴワとした癖のある色褪せた褐色の長髪、無精髭を生やし草臥れた男が腕を振り、トラックに向かって停車位置を示している。プーップーッと間抜けな音を鳴らしながらバックして来る車を運転しているのは、白髪まじりのガッチリした体格の男。二人ともいかにも肉体労働者らしい風体だ。

二人は、山崩れのこちら側に取り残された、ヘイヴン唯一の電気工事屋の親子だった。彼等の家は崩れた道の向う側にあった為、昼間は電線、電話線の復旧、壊れた水道管の交換作業をして働き、夜はアーヴァイン邸の隅っこに厄介になりながら、アーヴァインが「無線で確保した」と言っていた救援部隊の到着を待っていたのだった。

(#13) 2007/08/30(Thu) 07:22:21

天のお告げ(村建て人)

例のギルバートが放った小火を消し止めたのも、アーヴァインを尋ねて来た町民と仕事から戻った彼等だった。二階の窓からあがる火の手を発見したのは町民だったが、働いたのは主に彼等親子かもしれない。そして、今まさに彼等はアーヴァインの遺体を、アーヴァインの持ち物だったフォードのピックアップトラックに積み込み、墓守の手で安置所に放り込んでもらうべく、墓地へ向かわんとしている所だった。

…と語ると、彼等が随分と親切な人間の様に思える。が、実のところ彼等は、焼け爛れしかも何者かに食い荒らされた形跡のあるアーヴァインバラバラ全裸死体と同じ屋敷で、夜をすごしたくなかっただけだった。

(#14) 2007/08/30(Thu) 07:22:41

天のお告げ(村建て人)

「結局大した火事にならなくて良かったよ。だが、こりゃあ放火だぁな。なんだか、薄気味の悪りぃ…。」
「なんで放火だってわかるんだ?」
「お前も「あの部屋」の有様をその目玉で見たンだろう、馬鹿だなぁ…。」
「いや、焼け残った写真に気ィ取られて覚えちゃ居ねえよ。酷ぇ写真ばっかりだったじゃねえか。男のケツとか、肛門とか、×××とか。アーヴァインの旦那ァ、いい年こいて独身だと思ったら隠れホモ野郎だったとはなァ。」

無精髭の息子が乾いた笑い声を上げながら、積み終えた毛布で包んだアーヴァインの遺体を確認し、トラックの荷台の後ろを閉じた。ドアを開けトラックに乗り込んで来る息子の手には燃え残ったアーヴァインのコレクションの一部をポケットから出し、運転席の父親に好奇心丸出しの様子で見せつけるように、差し出す。父親は息子の頭の悪さに舌打ちをし、「捨てろ」と吐き捨てる様に言って、ハンドルを片手で回しながら火を付けたばかりの煙草を揉み消した。

(#15) 2007/08/30(Thu) 07:22:56

天のお告げ(村建て人)

「相変わらず頭の回転の鈍い野郎だ、てめえはよォ。アーヴァインさんの隠れた趣味なんざどうでもいい。それより、あの「牧師」がリンチにあって殺されたんだぜ。こっち側にアブねえヤツが居るって事は、俺たちも何時なにに巻き込まれるか分からねえってことだぜ。」
「…んん。マァ、救助が来れば終わりだろ。それよりさっさと糞ホモ野郎の遺体を運んじまおうぜ。あの立派な墓守様がどうにかしてくれるだろ。」
「それに俺はさっき見たんだよ。お前が小便のために車を降りてた間、金髪の小僧が同い年くらいの女のガキに軽々と持ち上げられて、連れ去られるのを。」
「アァ? 親父の方がラリってるんじゃねぇの。ンな事出来るわけねぇだろ。ヘッ!」
「ウルせえ、振り返ったあの女のガキの顔……異様だったんだぜ。」
あり得ねえよ、と言う息子の返答に、父親はハンドルを握ったまま窓の外に唾を吐き捨て、もう一度煙草に火を着けた。
「だからお前は頭が悪ィんだよ。」

頭が悪いと言われた息子は父親の言葉がわかったのかわからないのか、ガムをクチャクチャと噛みながら、ラジオのチューナーを合わせ鼻歌を歌い始めた。

(#16) 2007/08/30(Thu) 07:23:24

天のお告げ(村建て人)

…ike a virgin Touched for the very first time
 Like a virgin When your heart beats Next to mine

アーヴァインの遺体を乗せたトラックは墓地へ*向かって行く*。

(#17) 2007/08/30(Thu) 07:24:39

流れ者 ギルバートは、書生 ハーヴェイ を投票先に選びました。


流れ者 ギルバート

─回想・ナサニエルの家2階寝室─

[彼は一方的に「会話」を打ち切ると、万が一にも未熟な忌み子たちに洩れ聞こえないように念入りに自分の「声」を遮断した。
変化したての「先祖帰り」に、「口を閉ざした」自分の独り言が聞き取れるとは思えなかったが、用心するに越したことはない。]


[椅子を窓辺に置き、開いた窓からぼんやりと雨の止んだ空を見る。雲は多かったが明日には晴れるだろう。
この家の鏡台から失敬した、甘い匂いのするリトルシガーを咥え、火をつける。
勿論彼に紙巻煙草とリトルシガーの区別などついていない。大体喫煙習慣自体、ごく最近知り合った男からこのスタットソン──カウボーイハットと共に貰ったものなのだ。
そのまま吸い込んで……噎せた。]


……甘い。

[顔を顰める。]

(145) 2007/08/30(Thu) 08:52:53

流れ者 ギルバート

[ナサニエルはまだベッドの上で眠っている。身体を丸めて横たわる彼の表情は、意外に安らかだったが、何となく普通の情事の余韻とは違うものに浸っているような気もしなくもない。
その上に屈み込み、汗で顔に張り付いた髪を指で梳き、少し開いた口の端に口接けた。]

[身支度はとうに終えている。テーブルから置いてあった帽子とレインコートを取ると、部屋を出た。]

(146) 2007/08/30(Thu) 10:29:02

酒場の看板娘 ローズマリー

[ローズマリーは慈しむようにステラを攻め立てた]

[彼女の奥の奥まで探り、引っ掻き、掻き混ぜ、こすりあげた]

気持ち良さそうね、ステラ。

[ローズマリーは片手でステラを嫐りながら、もう一方の手で自らの中心に刺激を与えていた]

(147) 2007/08/30(Thu) 12:00:13

【独】 冒険家 ナサニエル

――我々は、「それ」を愛という名の柔らかな毛布で包んではいけない。


我々は等しく「獣」である、という事実を――

(-4) 2007/08/30(Thu) 12:42:52

冒険家 ナサニエルは、見習い看護婦 ニーナ を投票先に選びました。


冒険家 ナサニエル

―ナサニエル自宅・1階書斎―

[男は目を見開き、窓の外にいる青年を見つめている。]

まさか、ユーイン………

[彼が口にしたのは、かつての「契約」相手の名前。いや、だがおかしい。確か彼は3年前に自殺したはずだ――多分、3年前あたりに。ならば、昨晩からの幻覚が未だ残っているのかと思い、男は『今日は忙しいものだ』と思った。]

『いや………待て。待てよ。
 もし目の前にいるのがユーインの幻覚なら、俺がひとりでこんなことヤッてんのを見て怯えたりするか?むしろ、弱み見つけたとか言って喜んだり、或いは自分がヤッてやるとか言って、俺の都合なんざお構いなしに部屋に入ってくるはずだ……』

[ましてや、この書斎にはユーインはおろか誰も招き入れたことがないからなぁ…と、余計なことまで頭を過ぎった男の口から、言葉が零れ落ちた。]

ユーイン………


…………………じゃ、ねぇよな?

(148) 2007/08/30(Thu) 12:52:37

冒険家 ナサニエル、服の乱れを直すことすら忘れ、目の前の青年を*見つめている*

2007/08/30(Thu) 12:54:13

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 13:08:52

流れ者 ギルバート

─回想─

[この町にどれほどの「血族」が居たか定かではないが、彼らの上げる思念のノイズが消えゆく速度から、忌み子達が町にもたらした災禍の大きさが分かる。
たった一人の「先祖帰り」でも、備えのない人間が対峙すればその帰趨は明らかだ。]


『──見つけ出して、』


[「口」を閉ざしたのはこの決意を知られぬため。]

(149) 2007/08/30(Thu) 13:16:20

【独】 流れ者 ギルバート


──殺す。

(-5) 2007/08/30(Thu) 13:22:07

書生 ハーヴェイ、美術商 ヒューバートに話の続きを促した。

2007/08/30(Thu) 13:22:36

流れ者 ギルバート

[やらねばならない。]

[彼は、種の撒き手であり、
 収穫者であり、
  狩猟者でもあるのだから──。]

(150) 2007/08/30(Thu) 13:25:29

見習い看護婦 ニーナ、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 14:15:11

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 14:49:42

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 15:03:50

見習いメイド ネリー、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 15:09:01

冒険家 ナサニエル、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 17:30:34

【墓】 村長の娘 シャーロット

[目覚めた時、私はつめたい暗闇の中にいた。
 此処が何処かはわからない。
  
   遠くで五月蝿いほどに鐘が鳴る音、続いて悲鳴と火の付いたような赤児の泣声が聞こえた。

      話し声が聞こえる。 

        聞き慣れた言葉では無い。
            ふだん私が話すのとは違うイントネーションの英語。
 
       車輪が軋む様な音。

    私は何処にいるの? 夢を見ているの?

 其処にだれか居ますか?

 私は声を上げようとして口が聞けない事に気付く。

   指の一本すら持ち上がらない。
   私は恐慌状態に陥り叫び声をあげたい衝動に駆られる。]

(+1) 2007/08/30(Thu) 17:42:11

【墓】 村長の娘 シャーロット


    [────そして、喧噪は潮がひくように遠ざかっていった。]




                         […──暗転]

(+2) 2007/08/30(Thu) 17:42:56

【墓】 村長の娘 シャーロット

[それからどれ程の時間が経過したのかは分からない。
 私は夢を見ていたような気がする。
 空高く舞い上がり、見慣れたヘイヴンの町を俯瞰するように望む夢。世界は夜だった。何故か町にはひとつのあかりもなかった。]

(+3) 2007/08/30(Thu) 17:45:17

【墓】 村長の娘 シャーロット

[空を舞っていて、其処がヘイヴンであると言うのは錯覚なのかもしれない。私が浮遊感を味わっているが故にそう感じているだけで、結局はずっと暗闇のままなのだ。

 泣きたいと思ったが当然のように涙は出なかった。
 そして私の意識は其処で途切れた。]

(+4) 2007/08/30(Thu) 17:50:04

【墓】 村長の娘 シャーロット

[         「………………………。」   「           」 「  ……── 」]

[今度は、誰か低い声の男性が、囁くように祈る声で目が醒めた。]


[闇の中に青い燐光が浮かんでいる。
 何か台座のようなもの。その上に黒く大きな塊があり、丸く小さな燐光は塊の上に漂っているのだ。光の向う側には、石造りの灰色掛かった壁面。

 私はようやく、視界が出来た事に安堵する。]

(+5) 2007/08/30(Thu) 17:51:14

【墓】 村長の娘 シャーロット

            […此処は何処なのだろう。]
                       […あの光はなあに?]

[その光のいろは青であるにも関わらず、何処か懐かしく温かい。
 私は手を差し伸べようとして、黒い塊が台座に横たえられた良く見知った人の身体であると気が付いた。

 ──…ルーサーさん…牧師さま。


 声をあげようとするけれど、やはり私の口はこわばったまま言の葉を紡ぐ事は無く。けれども、青い燐光は私に答えるようにユラユラと揺れ、      冷たい台座に横たわるルーサー・ラング牧師その人の身体を仄かに照らし出すのだった。       

             <ソサイエティ>

 と言う聞き慣れない言葉が聞こえた気がした途端、私の視界はまた完全な闇に包まれた。]

(+6) 2007/08/30(Thu) 17:51:55

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 17:57:04

流れ者 ギルバート

[と。思いに耽った後、]


あ、こうやってふかすと意外と……

[大分吸うコツが分かってきたのか、紫煙をくゆらし、闇に沈んだ町を*歩き出した。*]

(151) 2007/08/30(Thu) 18:02:12

見習いメイド ネリー、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 18:02:18

【墓】 村長の娘 シャーロット

[…夢を見ていた。
 今度は明確にそれを私は夢だと自覚する事が出来た。
 何故なら、夢の中の私はまだ14歳だったから。

 父と海へドライブへ出掛けた懐かしい記憶。

 果てしない水平線を純白のロメッシュで永遠に追うかのように駆け抜けた。夢の中で14歳の私はずっと歌い続け、そして顔を見合わせては笑い声をあげる父と私はあまりにも幸福で、鮮やかな水面の反射と輝く陽光のキラメキの中で、今にも消えてしまいそうだった。



          ああ、世界が終ろうとしている──。]

(+7) 2007/08/30(Thu) 18:06:38

【墓】 村長の娘 シャーロット

[暗く冷たい石造りの室内。
 天井にある小窓から二つの青い光が舞い上がり、空へと向かおうとしている。
 それらは青と言っても、 ルーサー・リチャード・ラング牧師の遺体の上で揺れている光よりも随分と白い。すでに何かが変質してしまった後──である事を示しているかのように。



 ──…行ってしまうのね?


 私は理解する。おそらくあの二つも見知った<誰か>なのだろうと。そして、彼等とは永遠に再会する事は無いのだと。]

(+8) 2007/08/30(Thu) 18:17:39

【独】 流れ者 ギルバート

ハーヴェイ……だったか?
あの「声」の主の名は。

声を遮断した以上、こっちも向こうの居場所が分からないということだ。
まず居所を掴むのが先……となると。

[あの雑貨屋がパッと頭に浮かんだ。]

(-6) 2007/08/30(Thu) 18:21:25

【独】 流れ者 ギルバート

あそこなら、得意先の住所か電話番号は控えてそうだな。
それに結構馴染みのようだった。狭い町だからか。

しかし、時間が時間か……
それにあの店番の子は俺を警戒しているようだったしな。
余所者の俺が尋ねて素直に教えてくれるかどうか。

(-7) 2007/08/30(Thu) 18:26:47

【独】 流れ者 ギルバート

そう言えば……あのニーナという娘。
何か俺に思うところがあるようだった。
あの娘を突付いてみるか……。

(-8) 2007/08/30(Thu) 18:28:20

流れ者 ギルバートは、酒場の看板娘 ローズマリー を投票先に選びました。


流れ者 ギルバートは、旅芸人 ボブ を投票先に選びました。


【墓】 村長の娘 シャーロット

[重い扉が開く音が聞こえた。
 石段を下る硬いふたつの不規則な靴音。何か重い物が台座の上に運び込まれようとしている。

 扉の向う側の世界には光があるらしい。
 分厚く大きな四角いガラスの箱の向う側に反射してわずかに緑色が映っている。]

(+9) 2007/08/30(Thu) 18:34:02

【墓】 村長の娘 シャーロット

──…パパ。

(+10) 2007/08/30(Thu) 18:34:37

【墓】 村長の娘 シャーロット

[私は漸く吐き出す事の出来たその言葉に、胸が締め付けられるような*心地がした*。]

(+11) 2007/08/30(Thu) 18:35:43

酒場の看板娘 ローズマリー

[ローズマリーの息があがる]

はぁ、はぁ、ステラ…。

気持ちいい?
わたし、そろそろ…。

[ローズマリーの指使いが激しくなり、ステラの身体も震える]

ステラ、ステラ!

(152) 2007/08/30(Thu) 18:59:26

修道女 ステラ

――酒場アンゼリカ 地下――

[羞恥を煽るような艶かしい音と言葉がわたしの耳許を舐め上げる。その言葉を聞きながらわたしは、突如与えられた視覚の交差にとある一つの答えを導き出していた。]

[導き出された答え。それはわたしの人生の歯車が狂い出す原因となった"あの人"との刹那であり、わたしが初めて愛した同性の…"あの人"との蜜会だった。]

[当時わたしは神に使える身でありながら、不徳にも礼拝に訪れる一人の年上の女性に心を奪われていた。それが恋という感情の一つであった事は、後に彼女自身から教えられることになるのだが。

しかしその時のわたしは湧き上がる感情を持て余し、どう解消して良いのか解らず、ただただため息に色を滲ませ日々をやり過ごしている子供で、彼女―シンシア―の姿を見る度に胸を痛める自分は、何処か病気なのだろうかとさえ思っていた。]

(153) 2007/08/30(Thu) 19:50:09

修道女 ステラ

[あまりの胸の痛みに耐え兼ねて、ある日わたしはシンシアに自分の症状を包み隠さず打ち明けた。その頃にはわたしとシンシアは淡い秘密の共有をする仲にまで発展しており、誰よりも近しい関係になっていた。]

「ねぇ。わたし、あなたの事を考えただけで胸が痛くて祈りにも集中できないの。これって何かの病気かしら…」

[わたしの告白に、果たしてシンシアはどういう表情を浮かべていただろうか?
今となっては忘却の彼方、思い出すことも出来ないが、それでも彼女は確かに苦く苦しそうな表情を浮かべていたかもしれない。少なくてもわたしが彼女の命を奪った際に見せた、あの妖艶な笑みは浮かべていなかったように思える。]

[しかしどのような表情を見せたとしても、その後彼女と過ごした日々は紛れもなく性欲に裏付けされた行為であり、その赦しによってわたしは屈辱を受け、奈落の底へと落とされたのだから、今思えばそれは全てシンシアの罠だったように思える。出会いから全て彼女が仕組んだ大掛かりな退屈凌ぎの…。]

(154) 2007/08/30(Thu) 19:50:32

修道女 ステラ

[今わたしが感じている二つの映像。それはシンシア自身がわたしとの目合わいの中で実際に感じていた物ではないだろうか。わたしは徐々に昂りへと昇っていく自分の躰に息を弾ませながら思う。
彼女は確かにわたしを愛し、わたしを求めていた。しかし彼女もまた今のわたしのように女を愛しながら同時に男を愛していた。

手練を施しているのは一人。でも二人の手によって溶かされる感覚。何もかも二倍に感じる快楽。一度味わってしまえばもっと求めてしまう。禁断の味――
その味を覚えてしまったシンシアは、いつからかわたしに抱かれながら別な人の夢を見るようになっていたのだろう。今のわたしがそうであるかのように]

(155) 2007/08/30(Thu) 19:51:03

修道女 ステラ

あ…うん…気持ち良いの…っ…そこっ…そこが気持ち良…んっ…

[内壁を擦り上げられる気持ちよさに、わたしは頭を左右に振りながら上り詰め酔うとする様を堪える。
もっと欲しい――
貪欲さは声を上げる。でも何が欲しいのか何て言わない。言ってしまったら最後、最悪な結末が訪れる事はわたし自身、身に刻んでいる事だから――]

[わたしと別方向から聞こえる水音に、手を伸ばしてしまいたい衝動が込上げてくる。わたしは知っている。今誰に抱かれているのかを。右目のビジョンは相変らずバートのよく動く腕や肩甲骨を映し出しているが、躰はローズに抱かれている事は理解っている。ただ精神だけが。それを認めようとはしないだけ。ローズの太腿に伸ばそうとした左手は、脳によってその行き場を失い宙を舞う。精神的快楽がその行く手を阻むから。]

(156) 2007/08/30(Thu) 19:51:41

修道女 ステラ

[荒い息遣いに相手の絶頂が近い事をわたしは悟る。歪む視界。ローズとバート、二人の愛しい姿がぐにゃりと変形し、マーブル状に溶け合っている。]

嗚呼…だめっ…私ももう…果てそうよ…?だから来て…わたしの中に…一緒に果てましょう…――

[ぐるぐると回るマーブル状の二つの顔。と、撹拌する渦がぴたりと止む。そして中から何かが浮かび上がってくる。それは人の顔に形取られて――]

『…っシンシア?!』

[わたしは思わず亡き人の名前を叫びそうになる。反射的に左手の蛇はわたしの口許を押さえてくれた。救われたと思った。何故そう思ったのかは解らないけれど。少なくても身に刻んだ子供達に救われたような気がした。
尤も、彼らにしてみれば親元が死すれば自らの死にも直結するという懸念から、自己防衛を計ったかのように思えるのだけれども。]

[しかし左手のお陰で、わたしの両目は達する直前に現実へと引き戻された。
今、わたしの両目に映っているのは豊かな碧髪の美しい女性。そう、わたしがヘイヴンに着てから恋して止まないローズその人の姿――]

(157) 2007/08/30(Thu) 20:04:19

修道女 ステラ

[わたしは戻った意識で素早く右手を彼女の太腿へと伸ばし、彼女と自身の指との交換を図った。それは少し乱暴な動作だったかも知れないが、今の私に出来ることはこれ位しかないと思った。]

[ぬめりと引き出されたローズの指は、甘い芳香を漂わせていた。わたしはその指を嘗め尽くしたい衝動を押さえて、代わりに自分の指を宛がい、知っている限りの動きを彼女の中に与えた。]

(158) 2007/08/30(Thu) 20:07:06

修道女 ステラ

んっ…ローズぅ…気持ち良いの…だから一緒に――

[わたしはそっと彼女に微笑みかけた。今迄で一番美しくも残酷な笑みで――]

果てましょう…?

[恍惚の扉へと手を掛ける。]

(159) 2007/08/30(Thu) 20:09:53

修道女 ステラ、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 20:14:35

修道女 ステラ、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 20:46:27

新米記者 ソフィー

──自宅──

[あれ程疲れていたのに、朝日と共に自然と目は覚めた。
顔を洗い、寝る前に考えた通りの朝食を摂りながら、身体にだるさが残っていない事に気付く。念のため体温計で熱を測ってみたが、細いガラス管の中の水銀は平熱を示す地点で止まっていた。]

『良かった。これなら少しくらい遠出しても平気ね…。』

[一晩休息をとり落ち着きを取り戻したソフィーは、父の捜索には、闇雲に町を探し回るより誰かに協力を仰いだ方が賢明と判断し、品物の納品も兼ねてバンクロフト家を訪ねてみようと考えていた。
先に在宅確認も兼ねて連絡を入れたかったが、電話は相変わらず不通のままであり、いつ直るともわからぬものを悠長に待っている程の余裕は無かった。]

(160) 2007/08/30(Thu) 20:50:29

新米記者 ソフィー

[食事を終えると、自室のクローゼットから取り出した半袖の白いシャツワンピに着替え、襟元の第一釦まできっちりと留める。
釦切り替えに沿ってギャザーの寄った、ジャガード織の清楚なワンピースは、裾が広がっている為動きやすく、余所行きにも適した上品なデザインのものだった。]

──…。

[クローゼットの内側に備えた鏡でおかしな所がないか確認したソフィーは、少し考えてから洗面所に向かい、めったにつける機会のない淡いピンクの口紅を唇に乗せた。]

(161) 2007/08/30(Thu) 20:51:02

新米記者 ソフィー、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 20:53:23

酒場の看板娘 ローズマリー、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 21:20:51

流れ者 ギルバート

─道路─

[閑散とした夜更けの道路を独り歩く。
真っ暗な中にぽつりぽつりと家の灯りが浮かぶが、それには夜闇を駆逐する力は無い。まるで今にも飲み込まれそうに心細く燈るのみだ。
こんな時間に通りを歩く人間は(自分の他には)居らず、通る車とて無い。
周囲の草叢から、虫の鳴き交わす音が聞こえるばかりだ。]

[その時前方の視界に、道路を横切って走っていく小さな人影が飛び込んできた。]

(162) 2007/08/30(Thu) 21:45:24

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 21:46:23

酒場の看板娘 ローズマリー

[ローズマリーは突然積極的になったステラの動きに驚きを覚えたが、自らステラの与える快楽に身を任せた。]

ステラ、いいわ、そこ、もっと!

[ローズマリーはステラの指使いに喜びの叫びをあげた]

(163) 2007/08/30(Thu) 21:49:42

流れ者 ギルバート

[人にあらざる速度で駆け抜けていく、その姿は、]

(164) 2007/08/30(Thu) 21:51:57

【独】 流れ者 ギルバート

まさか、

(-9) 2007/08/30(Thu) 21:53:50

流れ者 ギルバート

[──長い髪をなびかせ疾駆する、その人影を追ってギルバートは奔った。]

(165) 2007/08/30(Thu) 21:54:07

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 21:55:21

修道女 ステラ

[ローズの声が聞こえる。わたしはそっと彼女に隠れて舌舐め擦りをする。]

ここがいいの?ローズ?じゃぁもっと与えてあげる…

[指の関節を器用に曲げて、わたしは刺激を与え続ける。
扉が開き、眩い光が辺りを照らす。絶頂は近い。早く彼女も導かなければ…]

(166) 2007/08/30(Thu) 21:57:52

【墓】 村長の娘 シャーロット

[──…ひとつ思い出す事が出来た。
 私は泣きながら昨夜父のベットで眠ったのだった。

 それはケープコッドへヴァケーションへ出掛けた14歳よりももっと幼い子ども時代に還ったかのように。

 ……いいえ。

 私はけして幼子ではなかった。
 
 私は確かに混乱していて、父の傍で過ごさなくては永遠に訪れないかとも思える夜明けまでの時間を過ごす事には、耐えられそうになかったけれども。それだけが理由ではなかったのだ。]

(+12) 2007/08/30(Thu) 22:04:39

【墓】 村長の娘 シャーロット

[シャーロットは重く身体にのしかかる密度を持った闇の中でゆっくりと瞬きをし、わずかにひらいた口唇の隙間からかすかに息を零す。昨夜の出来事を吐息でなぞるように。]

(+13) 2007/08/30(Thu) 22:04:50

【墓】 村長の娘 シャーロット

[私は──…。
 あることを確かめるため、そして彼を「試す」ために。
 私と一緒に眠って欲しいと泣きながら懇願したのだ。]


…パパ。

[眠りに落ちた彼の厚い胸にほほを寄せ心臓の鼓動を聞きながら、私は言いようのない幸福を感じていた。

 私は彼の背に回した私自身の腕をそっと解き、手のひらを彼の鍛えられた胸筋から贅肉のひとつもない脇腹に向けて静かに滑らせた。手のひらが腰骨に触れたあたりで、パパがわずかに身じろいだ瞬間、私はなんておそれを知らないことを試そうとしているのだろうと、背筋に震えが走るのを感じた。]

(+14) 2007/08/30(Thu) 22:05:00

【墓】 村長の娘 シャーロット

[私は小さく首を振り、私の長い髪が彼の肌をくすぐらないように、片手で髪を押さえながら、ゆっくりと彼の下半身に覆い被さるようにして覗き込んだ。

 私は胸が甘い苦しさで満たされるのを感じていた。]

パパ、愛してるわ。

[髪を注意深く脇に流し、左手をシーツの上に降ろして身体を支える。
 そして、最初は右手の甲でボクサーショーツの上から彼自身を下から撫で上げた。すでに熱く硬くなり掛かっているそれ。私は返す手の内側で今度は上から撫で下ろした。

 そのまま、私は痺れたようにしばらく静止していたように思う。]

(+15) 2007/08/30(Thu) 22:05:17

【墓】 村長の娘 シャーロット

[指先で何度も彼自身を布越しに撫で上げた。
 兎の鼻のような先端のくびれから先の感触が面白くて、軽く指で輪を作り締め上げるようにして上下に動かし、また指の腹で僅かに液体が滲み始めたその周囲を円を描くように撫でさすった。

 いつまでも触れていたいような気持ちだった。
 それで居て、反り上がって来る彼自身に戸惑い、彼を起こして何時ものように「ねえ、この後はどうなるの? どうすればいい、パパ。」と私は聞きたい衝動に駆られた。

 私は隆起したボクサーショーツに頬を寄せ、彼自身の匂いで肺を満たした。そして目を閉じて、ショーツの隙間から指を這わせその先端に軽く一度だけキスをした。]

(+16) 2007/08/30(Thu) 22:05:32

【墓】 村長の娘 シャーロット

[私はそれ以上どうしていいか分からず、眠っている父親に覆い被さるように抱きつき、首筋に顔を埋めた。
 パパは苦しそうな呼吸を繰り返しながらも、私を守るように私の背中を優しく抱きしめてくれた。やさしく力強い腕だった。私はまた深い幸福感をおぼえ、私もまたどうやって呼吸をしていいのかが分からずに天井を見上げて喘ぐような息を漏らした。

 ママの日記はきっと嘘ではないのだ。嘘では無いけれど間違っている。
 パパは私自身を望んでいる。
 けれども、私を傷つける様な事は天地が反転したとしてもあり得ない…──。

 ねえ、ママ。
 私は、パパ以上に愛せる人をこの世に見つけ出す事が出来ないような気がするの。だから苦しくて堪らない。私はその為に、永遠にヴァージンで居続けなくてはならないのかもしれない。]

(+17) 2007/08/30(Thu) 22:06:13

冒険家 ナサニエル

―回想―

[ナサニエルとの「契約」における約束事

 1.「契約」に付随する行為の前には、必ず事前にアポイントメントを取ること。

 2.「契約」を結んだ当人が、ナサニエル以外の者と性的接触を持つ場面に遭遇しても、ナサニエルは当人の行為には一切干渉しない。

 3.ナサニエルが、「契約」を結んだ当人以外の者と性的接触を持つ場面に遭遇しても、その場面におけるナサニエルの行為に一切干渉してはいけない。]


[ユーイン・ドナヒューは、1.以外の項目に対してはたいへんに忠実な人間であった。アポイントメントのタイミングはいつも気紛れであり、時に「今から来て」という電話を寄越してくる人間であったが――ナサニエルが誰と交わろうと、自身が誰と交わろうと、それを心から愉快そうにナサニエルに話すような、そんな奔放な人間であったのだ。]

(167) 2007/08/30(Thu) 22:07:36

【墓】 村長の娘 シャーロット

[パパに抱きついた姿勢のまま、彼の下着と私のネグリジェ、それに私の下着、幾重にも重なった布越しに熱に触れているだけで、どうにかなってしまいそうだった──。]



   [──シャーロットの記憶は*其処で途切れる*。]

(+18) 2007/08/30(Thu) 22:10:18

見習い看護婦 ニーナ

[低い唸り声は獣の如く、荒い息は獣そのもの。
アルバムにかかった指先はその低い唸り声に怯えて、その中身を見るはおろかそれを取り出すことも叶わず]

…何…?

[唸りに怯えて振り向けばだらしなく涎を垂らす犬の存在に背筋はぞくりとふるえ]

(168) 2007/08/30(Thu) 22:12:50

見習いメイド ネリーは、書生 ハーヴェイ を投票先に選びました。


見習いメイド ネリーは、酒場の看板娘 ローズマリー を投票先に選びました。


旅芸人 ボブ

―自宅/自室―

[犬や猫に囲まれて、高笑い。]

ハーハッハッハッハッハッハッハッハ!!

[つまらない空気は、殺すに限るとでも言わんばかり。]

あの子相手じゃあ、死ぬまで至らないでも
ひと噛み。そのひと噛みを避けることもできないんじゃあないか。
非力な女の子と、私のタイガー……クククク。
ひと噛みでも、十分。いや、十分過ぎるよ。

[動物たちを、ご満悦の表情で撫でまわしている。]

(169) 2007/08/30(Thu) 22:14:57

見習い看護婦 ニーナ、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 22:17:13

見習いメイド ネリー

[ぽつりぽつりと歩くネリー。見たこともない場所だったが、それでも水害の跡が生々しく残り見慣れない景色、見慣れない穀倉地帯を彼女に映す。しかしネリーはそのような余裕はなかった。]

あ……この看板…こっちへ向かったら帰れるかも…

[ネリーはヘイヴンを指す矢印の向きへ歩き出した。]

(170) 2007/08/30(Thu) 22:19:23

新米記者 ソフィーは、見習い看護婦 ニーナ を投票先に選びました。


旅芸人 ボブ

[水を怖がる症状。それは、狂犬病の典型であった。
潜伏期間は3週間。この状況では適切な
予防行為を行えないと踏んでいた。]

災害時の、不幸な不幸な事故なんだって。
野犬に噛まれて……そんなバッドニュース。

[ましてや、タイガーは躁期であった。
まるで狼のように、猛り狂っていた。
あの犬は、何のためらいもなく襲いかかるであろう。]

(171) 2007/08/30(Thu) 22:20:14

旅芸人 ボブ、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 22:20:51

流れ者 ギルバート

[疾走するその人影が、いかに常人離れした速度で走ろうと、人ならざる彼に敵うはずはない。
追いつき、その走路の前方に回りこんだギルバートは、眼前のほっそりとした人影を見た。]

[急に現れた彼の姿に途惑い、足を止めて立ち止まる『それ』は、長い金色の髪を背に垂らした少女。]


[──あの、雑貨屋で店番をしていた双子の片割れ、ウェンディであった。]

(172) 2007/08/30(Thu) 22:22:17

見習いメイド ネリー、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 22:22:48

【独】 見習いメイド ネリー

ネリーは追いつけなくて
ギルバートは追いつけるマジック。

(-10) 2007/08/30(Thu) 22:23:46

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 22:27:07

冒険家 ナサニエル

[ユーインは、人目につくかつかないかの場所で性行為するのを好んでいた。

 彼が一番気に入っていたのは、ドナヒュー家の敷地内にある倉庫の中。昼夜問わずそこに侵入しては、ユーインの身体が満足するまで貪り尽くすような性行為を繰り返すのが常だった。

 それから一度だけ、広いだけが取り柄の、真夜中のジュニアハイの校庭のど真ん中。さすがにこれは互いに辟易したものだったが。

 「いつ誰に見られるかが分からないスリルが楽しいんだよ、ナサニエル?」……と、ナサニエルに身体の芯を貫かれながら屈託の無い笑顔でそう主張するユーイン。

 奔放で、世の中の全てが彼の「おもちゃ」に見えるような笑顔。――近所では異常なまでに評判が良かったユーインの、もうひとつの顔であった。]

(173) 2007/08/30(Thu) 22:28:37

流れ者 ギルバート

[だが、今目の前に居る少女は、あの時の清楚でか弱げな面影は無くなっていた。

少女は血塗れだった。
血濡れで膚に張り付いた衣服はその細いボディラインを露わにし、余計に可憐に頼りなげに見せ、汚れていない部分の白い膚は光を放つが如く白く。

少女は、ギルバートの姿を認め、いっそ妖艶と言ってもよい笑みを浮かべた。]

(174) 2007/08/30(Thu) 22:30:06

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 22:31:02

冒険家 ナサニエル

『ああ……そうそう。そういえば……』

[たった一度だけ、ナサニエルはユーインの勉強部屋に侵入して性行為を持つように指定されたことがあったのを思い出した。

 家族がリビングでテレビと共に家族団欒を楽しんでいる声が聞こえる中、ナサニエルは木を伝ってユーインの勉強部屋に忍び込んだ。

 「天使なのに、空飛んで来ないんだ?」
 木の葉まみれのナサニエルを見て、心から可笑しそうに笑い転げるユーインは、まるで家族に見つかるかもしれないという危険性を、さらに自分から広げて遊ぶ子どものようだった。

 栗色の髪、上品でありながらもどこか悪戯な赤い光が宿る瞳、そして彼の家族に見つからぬよう、声を潜めて耽る行為――彼の「幻影」らしきものを見たナサニエルに、その記憶が濁流のように流れ込んできた。]

(175) 2007/08/30(Thu) 22:37:59

流れ者 ギルバート

「ギルバート? 良かった、やっと会えた。ずっと呼んでたのよ。」

[だが、その妖精じみた美貌の両の瞳は、身体を染める鮮血と同じ、血濡れの赤に染まっていた。
鮮やかな赤で縁取られた唇をふっくらと開いて微笑む少女に向かい、ギルバートもまた、薄い笑みを浮かべた。]


こんばんは、ウェンディ。

(176) 2007/08/30(Thu) 22:38:30

見習い看護婦 ニーナ

[犬。
それは、ともすればただの犬だった。

しかし、その犬はどう見ても平常ではなく異常であった]

…なんで、こんなところに犬が。

[だらしなく口から涎を垂らすその犬の瞳の焦点が合っているとは思えなくて。
けれどその理由を考える前に既にその犬と自分が対峙していると言うその状況が既に絶望的なものであった]

(177) 2007/08/30(Thu) 22:38:50

見習い看護婦 ニーナ、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 22:39:58

見習い看護婦 ニーナ、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 22:39:58

流れ者 ギルバート

[チリチリと膚に感じる感覚が伝える、これは「血族」。
しかも、]

『血に狂っている……』

[忌み子、だ。それもかなり血の濃い。]

(178) 2007/08/30(Thu) 22:40:46

冒険家 ナサニエル、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 22:41:46

見習いメイド ネリー

[体力は底をつきそうだ、と思っていたのだが意外と身体が軽い。街へ戻れる目処がついたためなのか。表情は明るくなかったがネリーはしっかりとした足取りになっていた。]

あ…ら…?

[目の前に何かが見える。まだ200メートルはあるだろう。人と人が対峙しているように見える。
悪寒がネリーの中を走った。あの空気は危険だ。直感が教えている。近づくべきではない。しかし真実もあの中にある気がしてならない。 咄嗟に身を隠せるものはないかと辺りを見回していた。]

(179) 2007/08/30(Thu) 22:43:57

書生 ハーヴェイ、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 22:44:14

見習いメイド ネリー

[きっぱりと自分の中で断言できるものがある。どちらかでも見つかったらかなり危険だ。逃げ切る自信はない。
後ろを向かって走るだけでも感づかれてしまいそうだ。
ネリーは後ろを向かず、少しずつ距離を拡げ始めた。]

(180) 2007/08/30(Thu) 22:46:11

流れ者 ギルバート

「リックと一緒に待っていたの。でもリックはね……」

[妖精じみた血塗れの少女は、壊れたラジオのように一方的にギルバートに向かってまくし立てた。
瞳孔の開いた赤い瞳に宿るは、まさしく血の陶酔と高揚。」


──そうか。すまなかったね、ウェンディ。

[彼は蜜のように甘い声で語り掛け、近付き……腰から抜き放ったナイフでウェンディに切りつけた。]

(181) 2007/08/30(Thu) 22:50:12

美術商 ヒューバート

―安置所前―

[試みに、ユージーンにどれほど時間が経っていたか訊ねた。
 ユージーンは、待つのは苦にはならないよ、と云った。ここでの仕事は楽しいからね、と。その口ぶりから、私が随分長い間彼を待たせたことが察せられた。
 私は少々赤面しながら礼と詫びを告げ、心付けを渡した。

 ユージーンの姿が遠ざかり、ロメッシュのシートに身を預けた。少しの間瞑目し、躰全体をいまだうっすらと帯びる熱が滑り落ちていくのを待つ。
 だが、目を閉じれば、闇の中から甦ってくるのはシャーロットの蒼白く輝く絖肌と淫らにうねる柔肉の感触だった。意識を遠ざけようとするほどに、埋火が熱を帯び始めるのを感じる。

 私は諦め、別のことに意識を向けようと上着のポケットから慎重に油粘土を取り出した。安置所に入る前、私の掌の中に包まれていたそれには安置所の鍵のかたちがくっきりと写し取られている。

 直感像資質を持つ私は、鍵を凝視することさえできるならそのような方法に頼る必要などなかったのだが、念には念を入れたのだった。
 油粘土を金属のケースに移し替え、イグニッション・キーを回した。]

(182) 2007/08/30(Thu) 22:50:42

【赤】 見習いメイド ネリー

痛(つ)っ――

きっと、彼らは激しい意志を交わしあっている…

(*30) 2007/08/30(Thu) 22:50:48

美術商 ヒューバート

[しかし、アクセルを踏みこもうとする私の足は固まったままだった。
 そこから去ることができない。

 シャーロットはいつも私のそばにいたのだ。
 これからの毎日、彼女の温もりの感じられない家で眠りにつかなければならないことなど、想像もつかない。身を引き裂くほとの絶望が襲ってきた。

 苦悶の呻きを上げ、ハンドルに額を押しつける。
 私はほとんど叫び出しそうになっていた。

 安置所から彼女を略奪し、そのままどこかへ走り去っていきたい衝動に駆られる。
 どこへ? その自問に答えはない。

 ――何処へ――?


 ――――どこ……へ………  ]

(183) 2007/08/30(Thu) 22:51:12

美術商 ヒューバート

――――――

「……パパ」

 不意に幻聴が耳に響いた。

 ハッとして隣を見る。助手席でシャーロットが微笑んでいる。
 眩い陽光に肌は蜂蜜色に輝き、青味を帯び艶めく髪は風に流れそよいでいた。

 眠りを誘うほどにゆったりとした白い波濤が、寄せては返しさざめく波音とともに優しく手を差し招いている。柔らかに頬を愛撫する海からの微風は、夏の息吹を含みながら潮の薫りを運ぶ。


 ――違う。

 ――これは、“今”ではない――


 目を閉じ、あまりに鮮明な記憶が視界から消え去るのを待った。

――

(184) 2007/08/30(Thu) 22:51:29

美術商 ヒューバート

―車中―

[私自身が自暴自棄になるわけにも、逃避に身を委ねるわけにもいかなかった。ただ一縷の希望があるならば。

 やがて意を決し、アクセルを踏み込んだ。]

ロティ。いつか――

[そう願うしかなかった。]

(185) 2007/08/30(Thu) 22:51:55

美術商 ヒューバート、純白のロメッシュを注意深く運転している。

2007/08/30(Thu) 22:52:58

書生 ハーヴェイ

[ナサニエルが回想に思考を傾けている最中。
こちらを見つめてくる目から顔をそらせない。
何故だろう、殆ど接点のない人だったのに。

どこかで、どこかで共に行動したことでもあっただろうか?]

………

[見られたことによる羞恥を少しも感じさせないその男に、無意識に足は近づいていく]

(186) 2007/08/30(Thu) 22:53:27

酒場の看板娘 ローズマリー

あぁん、ステラ、イク、いきそう!
そこ、もっと!

[ローズマリーは快楽を与える立場と与えられる立場とを自在に行き来し互いが頂点に達することができるよう、ステラを攻め立てた]

(187) 2007/08/30(Thu) 22:54:15

流れ者 ギルバート

[甲高い絶叫が夜闇に響き渡った。
しかし、]

『浅い』

[彼はチッと舌打ちした。首を薙ぐ筈の刃は、ウェンディが腕で庇ったことで、彼女の前腕を切り飛ばすに留まっていた。]

(188) 2007/08/30(Thu) 22:56:47

美術商 ヒューバート、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 22:57:39

流れ者 ギルバート

[ウェンディは悲鳴を上げ、身を翻して逃亡を図った。
ギルバートは再びそれを追おうとして、]

(189) 2007/08/30(Thu) 22:58:46

新米記者 ソフィー

[普段しない化粧をしたのは、病み上がりの顔色の悪さを誤魔化すためでもあったが、これから向かうバンクロフト家を礼節を持って訪れる場と感じている証拠でもあった。]

[イアンが頻繁に心を閉ざすようになってからは、店に立てぬ父の代わりに娘のソフィーが仕事を引き継ぐ事となったが、3年間彼に師事し仕立てを学んだとは言え、まだ若く、所々未熟さの残る彼女では、すぐに満足な収入が得られる程の注文をとる事は難しかった。

そのため、仕方なく近隣の少し大きな町からの下請けで糊口を凌いでいたが、そんな中、昔と変わらず店に通ってくれたのがバンクロフト家の当主ヒューバートだった。]

(190) 2007/08/30(Thu) 22:59:29

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 22:59:32

見習いメイド ネリー

[何やら取っ組み合いになったように見える。
しかし遠すぎて趨勢は分からない。もし普段のネリーであれば止めに入っていたかもしれない。だが保身の直感がそれを許さなかった。]

(191) 2007/08/30(Thu) 22:59:50

見習いメイド ネリー、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 23:01:03

冒険家 ナサニエル

ユーイン……ではないのだとしたら。

[近付いてくる人影から目を離さぬまま、男は書斎の窓を開け、人影に話しかける。]

………あんたは、誰だ?

(192) 2007/08/30(Thu) 23:01:21

見習い看護婦 ニーナ

[ぽた、ぽた、と。
実際そんな音は耳には届かないはずなのに、そんな不快な音が鼓膜を震わせ、そしてニーナ自身に恐怖を与える。
後ろへとおびえたようにずり下がったけれど、間もなく背中に当たる棚の硬さに眉をひそめ、そしてうめく]

何、で。
なんで、こんなところに、犬が。

[別に犬が苦手と言うわけではない。
しかし、犬の異様さは恐怖を与えるに十分な存在で]

(193) 2007/08/30(Thu) 23:01:53

新米記者 ソフィー

[始めの内は複雑なデザインを避け、シンプルなスーツばかりを注文するなど、未熟なソフィーの成長を待つかのように根気強く付き合いを続けてくれ、時には芸術家としてアドバイスをくれさえした。

ソフィーが独学で婦人もののドレスデザインを始めると、娘のシャーロットを伴って店を訪れるようになった。
シャーロットは美しい容姿に見合った素直で人懐こい性格をしており、人見知りがちなソフィーともすぐに打ち解け、ソフィーは彼女からもまた、多くのインスピレーションを授かった。
結果、彼と彼の娘の存在は、金銭面のみならず精神両でも密かにソフィーを支えてくれる事となった。

恐らく彼がいなければ店と自宅を維持する事も難しかったであろうから、父子二人の面倒を見る言ってくれた叔父の申し出を断ってこの家に留まったソフィーは、ヒューバートには感謝してもしきれない恩を感じているのだった。]

(194) 2007/08/30(Thu) 23:02:30

新米記者 ソフィー、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 23:04:11

修道女 ステラ

[体内で蠢くローズの指先をきつくきつく咥えて。
わたしは恍惚の扉を押し広げる。

広がる眩しい光。その先に居るのは――]

あ…ローズ…わたし…もう…――

[指が甘く痺れる。流れ出る彼女の体液で蕩けてしまいそうに。お願い、達して?恍惚の海に二人で溺れましょうよ…
私の愛しい…――]

(195) 2007/08/30(Thu) 23:04:53

書生 ハーヴェイ

…ハーヴェイ。

…ハーヴェイ…ドナヒュー…。

[問いかけられれば答える。短く名だけを告げた。
苗字は聞こえたか聞こえなかったか、かすれたような小さい声。

最近の生活不安定さと疲労、そして今も殆ど眠っていない頭で、彼に近づくのが危険なのかどうなのか、まるで判断がつかない]

…ナサニエル、さんでしょう?

(196) 2007/08/30(Thu) 23:06:04

流れ者 ギルバート、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 23:08:44

美術商 ヒューバート、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 23:09:43

修道女 ステラ


[その直後、わたしの躰はオーガズムに包まれる。
幸せな一時。脳裏に浮かんだのは…一体誰の姿だった?]
  

(197) 2007/08/30(Thu) 23:12:24

新米記者 ソフィー

[念の為もう一度家中を見て回った後、サイドに編み込みのあるチョコレートブラウンのハーフブーツを履いて玄関を出る。
父が戻って来る可能性を考え、鍵は掛けないでおいた。

それから工房に入り、ハンガーからプレス済みの古典的なデザインのスーツとドレスを一着ずつ降ろすと、丁寧に畳んで、水を弾く大きなエナメルバッグに入れて、肩に担いだ。]

(198) 2007/08/30(Thu) 23:12:47

見習い看護婦 ニーナ

[じりじりと、まるでその犬は女を追い詰めることを楽しむかのようにゆっくりゆっくり、一歩ずつ間を縮める。
所詮は犬の一歩。
けれど、その小さな歩みはニーナの神経をじわじわと確かに蝕んでいた。
強姦されたあとのそのあしでは、逃げ切れないとそんな予感がしていた]

…いや、こないで…。

[別に犬は苦手と言うわけではなかった。
けれど、それが狂った犬であるなら話は別だった。
かたかたと歯の根が不協和音を奏でる。
やがて犬は涎をたらか裾の口元をニイと緩めれば間合いを一度につめようと四肢の回転数を一気に上げた]

いやぁぁぁぁ………っ!

[その悲鳴は、黒い肌の男に犯されたその瞬間に似て]

(199) 2007/08/30(Thu) 23:14:48

冒険家 ナサニエル

ハーヴェイ………?

[不意に脳の片隅を刺激する言葉のリズム。「あの」ユーインと同じ姿形をした、分身のような青年。「ヒュー…」という独特の音が、さらにナサニエルの脳を刺激する。

 だが、その雰囲気はユーインとは明らかに違う――ユーインが「赤い光」ならば、この青年の放つ雰囲気は「青白い影」といったところか――

 青年の目はひどく虚ろで、全身が疲労感の縄に縛られているようだった。その姿を見て、ナサニエルは眉をしかめた。]

ああ。確かに俺はナサニエル……ナサニエル・メラーズだが……

あんた、大丈夫か……?

(200) 2007/08/30(Thu) 23:15:27

美術商 ヒューバート

―車内―

今日はソフィーは家にいるだろうか。
誕生日だったな……

[鞄の中には、ささやかではあったが彼女へのプレゼントを忍ばせてあった。娘を“送った”帰りにそろそろ仕立て屋に挨拶に伺いたいと考えていたのだ]

(201) 2007/08/30(Thu) 23:15:34

流れ者 ギルバートは、旅芸人 ボブ を能力(襲う)の対象に選びました。


流れ者 ギルバートは、新米記者 ソフィー を投票先に選びました。


美術商 ヒューバート、新米記者 ソフィーの仕立て屋に至る通りに自動車を滑り込ませた。

2007/08/30(Thu) 23:17:30

旅芸人 ボブ

Joshua fit the battle of Jericho, Jericho, Jericho,
Joshua fit the battle of Jericho
and the walls came tumbling down.

[ご満悦の表情で、黒人の中で有名かつ
意味のある歌を、熱唱する。]

You may talk about your king of Gideon,
you may talk about your man of Saul,
there's none like good old Joshua
at the battle of Jericho.

ハーハッハッハッハッハッハッハッハ!!

[ぐっすりと。今日は、ぐっすりと眠れると思った。]

(202) 2007/08/30(Thu) 23:18:06

新米記者 ソフィー

[工房に鍵を掛け、空を見上げる。
風は雨の香りを残し、消えきらない灰色の雲が視界に移った。]

……今は晴れているけど、また降るかしら…?

[小さく呟き、一旦玄関に戻る。
空色の傘を手に取ると、バンクロフト家を目指して歩き出した。]


──自宅→バンクロフト家──

(203) 2007/08/30(Thu) 23:18:32

新米記者 ソフィーは、酒場の看板娘 ローズマリー を投票先に選びました。


新米記者 ソフィー、メモを貼った。

2007/08/30(Thu) 23:20:34

流れ者 ギルバート

[……女の悲鳴が激しく耳を打った。]


[それは、すぐ近くで……と言っても「彼の感覚で」の話ではあるが……響き渡った。
一瞬彼はそちらに気を取られ、振り向いた隙にウェンディは闇の中を走り去った。]

(204) 2007/08/30(Thu) 23:21:44

書生 ハーヴェイ

…何が…?

[大丈夫か、と問われ、初めて自分の不調を自覚する。
気が付けば酷い頭痛が蘇った]

……多分……駄目かも……。

[眩暈がする。何故?
何か、それもとんでもなく嫌なことを思い出しそうな、そんな予感がした。けれども]

…ごめんなさい…水……貰っていいですか?

それか…少しだけ…休ませて…

(205) 2007/08/30(Thu) 23:22:12

美術商 ヒューバート

[ちょうどすれ違ったものか、仕立て屋には人の気配がなかった。

 私は、一旦自宅へと車を向け、意外にもそこに至る途上で彼女を見いだしていた。]

やあ。ソフィー。
ちょうどよかった。

君に会いに店を訪れたとこだったんだ。

[そう云って声をかけた]

(206) 2007/08/30(Thu) 23:22:36

流れ者 ギルバート

[遠ざかっていくウェンディのほっそりとした背に舌打ちして、彼は悲鳴の上がった方へと走った。]

[ウェンディの目指していたのはおそらくは自分の家、そしてここは彼女の家に程近い。]

(207) 2007/08/30(Thu) 23:24:29

【赤】 見習いメイド ネリー

っ――

[見られた訳でもない筈だ。確証がないだけ。
だが音にならない音、引きつった音を僅かに出してしまった。気づかれてないはず。]

(*31) 2007/08/30(Thu) 23:24:48

見習いメイド ネリー、流れ者 ギルバートの行動を遠くから見ている。

2007/08/30(Thu) 23:26:10

流れ者 ギルバート、その悲鳴の主を知っていた。

2007/08/30(Thu) 23:26:34

見習い看護婦 ニーナ

[たすけて、と誰かの名前に縋る声はただの空気になって消える。
部屋の外に一瞬なりともウェンディの毛倍が、そしてギルバートの気配があることも気づかずにただ強く強く目を閉じた]

(208) 2007/08/30(Thu) 23:27:03

見習い看護婦 ニーナは、旅芸人 ボブ を投票先に選びました。


美術商 ヒューバート


[イアンは熟練した腕前の仕立て職人だった。その仕事ぶりはどの部分をとっても一切の妥協はなく、彼から受け取る皺や偏りの一片たりとも見あたらず仕上がったスーツは彼の仕事に対する姿勢そのままに凛とした佇まいさえあった。

 イアンの陥った心の疾恙を痛惜する気持ちが強かったのは、そうした他に得難い技倆を惜しんでの気持ちが強かった。

 もう一つは、云うまでもなくソフィーのことだ。

 ソフィーはひたむきな姿勢で仕事を身につけ、働けなくなったイアンの代わりに店をよく支えていた。父に似て仕事に完璧さを求めるところがあった故か、彼女に問うといつも彼女の自分自身の仕事ぶりに対する自己評価は控えめだった。
 しかし、彼女の仕事ぶりにはイアンにはまたない秀でた美点があった。]

(209) 2007/08/30(Thu) 23:27:39

冒険家 ナサニエル

……………おい。

いや、分かった。少し待ってろ。

[そこでようやく、男は自分の性器をズボンの中にしまいこむ。書斎の窓を閉め、外に出る。

 ハーヴェイと名乗る青年の身体を背負うと、再び家の中に入る。そして数時間前にギルバートとの「戦い」を繰り広げた2階の寝室へと青年を運んだ。]

(210) 2007/08/30(Thu) 23:28:09

旅芸人 ボブ

ハーハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!
ハピネス感じてるよ。あの子、グルーヴ生んでるだろうね。

[ニタニタしながら、犬の顔を舐める。]

よーしよしよしよしよし…。
No music, no life.ニーナちゃんの悲鳴は、
今宵最高の音楽。想像するだけで、ハピネス感じる。

最高だ。今の生活は、最高に最高にハッピーだぁぁぁ!

(211) 2007/08/30(Thu) 23:28:41

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □ フィルタ

生存者 (3)

ギルバート
214回 残2967pt
ナサニエル
143回 残4254pt
ネリー
153回 残4596pt

犠牲者 (4)

アーヴァイン(2d)
0回 残9000pt
シャーロット(4d)
137回 残3989pt
ニーナ(6d)
43回 残7847pt
ソフィー(8d)
42回 残7777pt

処刑者 (7)

ルーサー(3d)
11回 残8426pt
リック(4d)
17回 残8496pt
ボブ(5d)
54回 残7546pt
ローズマリー(6d)
1回 残8973pt
ステラ(7d)
174回 残2513pt
ハーヴェイ(8d)
151回 残4722pt
ヒューバート(9d)
119回 残4879pt

突然死者 (0)

発言種別

通常発言
独り言
囁き/共鳴/念話
死者のうめき

一括操作




SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby
人狼物語画像 by Momoko Takatori
人狼審問画像 by kiku2rou
人狼審問α2.5画像 by juna
QB画像 by TSUBASA IWASAKI
トロイカ画像セット by Asakura
フリーダム画像セット by Kandori
図書室のネヴァジスタセット by ちくわ