情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
学生 ラッセルは医師 ヴィンセントに投票を委任しています。
お嬢様 ヘンリエッタ は 村長の娘 シャーロット に投票した
墓守 ユージーン は 村長の娘 シャーロット に投票した
村長の娘 シャーロット は 墓守 ユージーン に投票した
新米記者 ソフィー は 墓守 ユージーン に投票した
医師 ヴィンセント は お嬢様 ヘンリエッタ に投票した
学生 メイ は 村長の娘 シャーロット に投票した
学生 ラッセル は お嬢様 ヘンリエッタ に投票した
村長の娘 シャーロット は村人の手により処刑された……
医師 ヴィンセント は、お嬢様 ヘンリエッタ を占った。
次の日の朝、学生 ラッセル が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、お嬢様 ヘンリエッタ、墓守 ユージーン、新米記者 ソフィー、医師 ヴィンセント、学生 メイの5名。
フォッグ[I:物怪]
「深い霧」の意味を持つ、宝物を強奪された無数の海賊の魂が幽霊船に憑依した物だと言われている。
んー。
[煙草を銜えた女の疑いの目、そして、青い髪の少女の、怯えの中の決然とした瞳。それを受けて、男は低く喉を鳴らした]
……くく。こう、なるか。
まぁ、こんな、話もある、だろう。
[ゆったりとした空気の流れ。霧が再び深くなっていき、男の肢体に絡みつく]
…そう。全てを。全てを。
甘受して。何もかもを。肯定して。
――。
[違和感。2つの視線を受けても、霧はそれ以上向かって来はしなかった。逆に。青い髪の少女に急速に絡み付いていく]
―――何。
[か細い悲鳴すらもあっという間に呑み込み、少女の口にも、耳にも霧が入り込み。男に確認出来たのはそれまでだった]
―――。
[ゆっくりと霧が流れていく。そして、今度こそ、何も、なかった――]
[隻眼の男。
否、隻眼かどうかは分からない。
その男を殺してと願う。が]
ん?
[おかしい。おかしい、おかしい、おかしい…]
また…か。
[殺して欲しいと願った相手は消えず。
また、ソイツが残った。
いら、いら…
なんで、こうも上手く行かないのだ。
どういう原理で動いているかは知らないが、ソレにすら私は邪魔されるらしい]
嗚呼…
[ギリ。
歯ぎしり。嗚呼、抑えなくては。
そう、抑えなくては。
マッチを取り出す。
無造作に中身を取りだし、横薬で擦る。
ぱきっ]
っ。
[マッチが折れた。
嗚呼。まただ。コレもまた、私の邪魔をするのか。
ムカツク、ムカツク、ムカツク…!
視界がぼやける。
その中で、マッチを一本取れば、横薬で擦る。
視界がオレンジで染まれば、シガレットに火を点ける。
クソ、クソ、クソッ…!]
アル晴れた〜日〜のこと〜♪
普通以上の狂気が〜限りなく〜降り注ぐ〜♪
ソフィーが狂う〜♪
明日またあるかな?レベル5まで狂おう♪
主体もね、決まっちゃうし♪
偶然なんだよ こ・ん・な・の♪
大きな主体&主体 wktk♪
―――。
[眼を細め、ゆるりと眼球を蠢かして室内を観察する]
―――。
[違う。あの男では有り得ない。では。他に。赤毛の少女に瞳を移し]
――。
[特に大きく疑問を持たなかったのか、素通りする。そして]
―――友愛も、思慕も。全ては。儚い。
そういう、こと、か。
[ぼそり、ぼそり、と音を出し、興味をなくしたように眼を閉じた]
ダム、ダム…
[奥歯を噛みしめる。
煙が口の中に入ってきても、いつもの様に気分が落ち着かない。
手で目を覆う。
何故?何故なの?何故なのよぉっ!!
…嗚呼、そうだ。
多分、また、アイツが、あんな目で見てるからだ…
涙を拭えば、若い船員の方へと目を向ける。
否。
そんな生優しいモンじゃない。
睨みつけた]
…
[やっぱり]
――。
[苛立たしげにマッチを擦る女を見やる。どろりとした濁った視線。それは先ほどと全く変わることのなかった]
――。
やはり、違う。
[ぴくり、と男の身体が違和感に蠢く。伸び切った髪に邪魔されて、微かに顰められた眉を確認することは、出来なかった]
構成がなんとなく解ってきたような気がする…
はあいお墓新参者ですよお。ウェイトレスなキャロちゃんにラッセルさんお疲れさまー。
此方に身体を向けてその赤い髪を軽く垂らし眼球の動きは見えないが此方の方を見ている絶対に見ているだってそんな感じがするんだもん嗚呼ムカツクムカツクムカツク何よ嵐の中で一人頑張りましたみたいな顔してさアンタはこの船の船員なんだから当たり前でしょうが巫山戯るなこちとら金出してこの船に乗ったんだしかもその金は決して安くなど無い記者の仕事だったらコツコツ地道に稼いで何年かかればいいか分からないぐらいの額親が金持ちじゃなかったら乗れなかったというのになんでソレでこんなに悪い目に会わなくちゃいけないのよそう思っている矢先何でか知らないけどこの男は私のことを犯人だと言い出して巫山戯るな私だって被害者だそれなのにそれなのにそれなのに冷静だから怪しい?嗚呼笑っちゃうわ私は新聞記者よ?明るいニュースだけをモットーにお届けしまーっすとか言ってる馬鹿女じゃないのよもうねアホかと馬鹿かとこちとら何件も死体の写真を撮って死体を記事にして警察にうざがられて下げずんだ目で見られてそんな中で記事を書いていたら同僚はもっと面白く書けばいいのにとか上司はそんな風に書くなとか嗚呼嗚呼どっちなのかハッキリして欲しいわ。
全く思い出したら腹が立ってきたなんでこんな目に会ってるのに更に旅行でもこんな目に会わなくちゃいけないのよ?あんたがどんな理由で此処の船員になったかは分からないけど少なくとも理由無しで疑っちゃうぞなんてできる立場じゃないでしょうが嗚呼もうその目を辞めたら?何で私の方見てンのよ青髪の子が消えちゃったじゃない早くみんなに教えて上げなさいよ何?まだ私の方を見るってわけ?巫山戯るんじゃないわよさっさと言えって言うのが分からないのか。
[呪詛。唇がシガレットによって微かに持ち上げられている闇の向こうから聞こえてくる。
その声はとても小さい。しかし、止めどなく流れた]
しかし今日の吊り先がシャロちゃんとは意外な。
もっと主体っぽい人いるような気がするっ。
メイとかメイとかメイとかめいとかメイとか名とかめ(ry
シャロちゃんは、私が地上に居た頃はRPで手一杯で推理までまだ手が回っていなかった感があったけど、メイちゃんはRPの傍らで推理も出来そうなのに、推理をしなかったのが黒い。エッタちゃんも似たようなことは言えるわね。
[しかし。
若い船員は聞こえていない様で。
ずっと此方の方を向いて佇んでいる]
っ!!
[ギリッ。
シガレットを強く噛む]
何よ、そんなに私を見て面白いわけ!?
[今度は、大きな声が出た]
いけない。ぼさっとしてたらラッセル殺し終わってる。
うーん。さてと。どうしようかしらね。
シャロに殺意向けちゃった……。
彼女が急にまじめになった感じを怪しんだってことでいいか。うん。そうしよう。
女王様、で思い出したのだけど。
2日目メモにも書いたけど、自分の名字を設定したらとんでもない構造になっていて凹んだ…orz
[ゆら、微かに揺らぐ船員の身体。
しかし、そんな事はおかまいなしに…
否、気付かずにまくし立てる]
そんなに犯人だと思ってるから先生に占って、って言ったんでしょ?
なら、さっさとアンタの霊能者の仕事しなさいよ!
[ぐらっ。
大きな、高い声に耐えきれなくなったのか。
それとも、船が揺れたからか。
若い船員の身体はがくん、と崩れ落ちた。
手で押さえたりせずに。受け身も取らずに。
膝が大きな音を立てる。
胸の辺りが強かに打ちつけられる。
頭で軽い様な重い様な音を床で奏でる。
そして、地《血》は赤い赤い大輪の花を咲かせる]
ああ、戻ってきたのか。
ランダムでも。何とかなるようなものであるし。
つまらぬミスだが。
どうとでもなる。
まぁ、一芝居打ち給え。
くつくつ。
ソフィーいいキャラしてるなぁ。
キャロルも余り殺したくなかったんですが、状況に応じたということで勘弁して下さい。
というか、ランダムで僕が死んでもどうとでもなりましたよね。
どうせエッタとヴィンに矛先が行くでしょうし。
まぁ、それはそれとして、いいや。
マンジロさんおかえりなっさーい☆
本当に早いものね。今日はなんとしてでも主体を吊ってもらわないと。地上の戦士、ふぁいっ☆
[ゴンッ。ドンッ。ゴッ。ビシャッ…
その血は跳ねて。靴に付いた]
…
[其処でようやく。
女は一気に冷めた]
は?は、何、それ。
なんで、私の靴汚してるのよ、アンタ。
[ゆる、と背中を壁に付けると、ずるずるとへたり込んだ]
そっか。アンタ、殺されたんだ。
『霧』に。
[一人、ぽつり、ぽつりと呟き出す。
じゅ。
シガレットの灰は血溜まりの中に落ち、小さな音を立てた]
なんで、地図に、『霧』なんて単語、書いてあるのかと思ったら。
そう言うことか。そっか。
海の上で彷徨う亡霊。
昔から今まで非業の死を遂げた人々。
それらが集い集って『霧』となる。
死は安定を求めて命を求むる。
怨嗟と共に、命を喰らう…
そっか。ただの小説かと思ったら。本当だったんだ。
[項垂れながら、ゆっくりと身体を小刻みに震わせた。
怖い。怖い。怖い…
得体の知れないモノは怖い。
殺人者なら、未だ人だった。刑務所でインタビューさせられたこともあった。
でも。亡霊なら、話は別なのだ…]
恐怖の主体は「霧ちゃん」に決定!
悪い子は霧ちゃんに連れて行かれちゃうよっ。
霧ちゃんは見た目は子供、碧い目に銀色の髪。
霧ちゃん「悪い猫さんなのです、連れて行くのです。にゃあ」
萌 え キ ャ ラ !
[※そんなことは一言も書いてありまs(ガッ]
もうしばらく不在アピールして、するっと降り立とう。
わたしたちは霧。いつでも、どんな姿にでも思いのままに成れるのだから――
[崩れ落ちた少年、広がる血痕]
ラッセル!!!!
[男は、その場に崩れ落ちた]
ああ、なんてことだ・・・
アーヴァイン、キャロルに続いてラッセルまで・・・
一人ずつ船員が消されていく・・・
そうだ。
「船員」が「一人ずつ」 消されていくんだ・・・
残っている船員はもはや私だけ・・・
私も、最後には消されてしまうんだ・・・
まだ、33年しか生きていないっていうのに・・・
まだ、結婚もしてないっていうのに・・・
[ため息をついて]
はぁ・・・
折角勉強して医者になったというのにな。
/中/
いかーんいかーん。
テンション上げたいのに上がらねーーーーーorz
ぐたーりしてるなぅ。
やっぱ休み必要だよなぁ……。
[リアルお仕事の話。]
……いつの間にかヘンリエッタではなく雛姉上の話になっていたな。
いや、そういう系の狂気RPを考えていたので、つい。
決して己がその、エッタによこしまな感情を抱いているわけではないぞ! 決して!
[先程と同じ否定法なのに気づいていない]
医師 ヴィンセントは、墓守 ユージーン を投票先に選びました。
ふっふっふ・・・
7年前だっけ。
大学を卒業して、病院で働くようになって2年。
毎日毎日、臭い薬のにおいをかいで、院内のドロドロとした人間関係に悩まされ・・・
順調ではあるけど、退屈な医師としての人生。
嗚呼、其処にロマンはあるのだろうか?
そう考え、私は病院を飛び出したな。
そして、ある港町でこの船に出会い、気がついた頃には船医として働くことになっていたな。
幸せだったよ。
たまに、病人の面倒を見たり、けが人の手当てをする以外は、のんびりと豪華客船のこんな豪華な部屋で各地を旅するだけなんだもの。
ここの医務室は私の楽園だった。
人間関係の悩みもなければ、様々な面倒から解放されて暮らしてきた。
それで、こんな奇妙な連続殺人事件に巻き込まれて・・・
一体、私がどんな悪いことをしたというのだ。
占い師?殺人鬼とそうでない者を見分ける?
全く。
そんな能力を持ったりするから、やれ本物だ偽者だとか言われて。
こっちだって好きでやってるんじゃないわ!
大人しく病人の診察だけやってればよかったらどんなに楽だったことだか!
占い師?守護者?霊能者?
全く。
どうして私が命をかけてこんなゲームみたいなことをしなければならないのか。
しかもよりによって私に与えられた役割は占い師。
発言の一つ一つが本物のものかどうかをつぶさにチェックされて・・・
何が悲しくて喋るのに神経張り詰めなければいけないんだろう!
霧?殺人鬼?
何だかしらんが、こんなつまらん能力のせいで殺されたりしたらたまったもんじゃない。
私は、必ずアーヴァインやマンジロー、キャロルやシャーロットを殺したものを見つけ出してやる・・・
こんなところで殺されてたまるもんですか・・・!
ちくしょう。よりによって俺と同じ占いの能力を持っているとか嘘をつくまで現れて・・・
こんなの・・・
もう沢山だ・・・!
この船から逃げたい・・・
また新たに医師として人生をやり直したい・・・!
何処でも、どんな国でもいいから・・・ 陸に・・・ たどり着きたい・・・
こんなところで、肉親にも、友人にも知られずに一人、ひっそり死んでいくなんて厭だ・・・
いい加減に殺人鬼の正体を突き止めなければならない。
とりあえず鑑定結果を言おう。【ヘンリエッタは無実だ。】
何故彼女を占ったのかというと、さっきみたいに正体を突き止めたらいなくなったとかいうことのないように、その場で消えそうにない者の中から占った。
霊能者が確定している状況で殺人鬼が潜伏している仲間を売るとは考え辛い。というわけで、奴が庇っていたヘンリエッタが少々気になったのだ。
シャロは、ユージーンとやらが執拗に消そうとしていた。
霊能判定がないのではっきりとはいえないが、これだけ執拗に消そうとしていたとなれば仲間ではないだろう。
だとすると、私視点ではユージーンの仲間候補はメイが有力だな。
とはいえ、まだソフィーも完全に白とは言いきれない。何より、シャロ白と考えるとまだ殺人鬼は2人残っている。
今日こそは奴を・・・ この薄気味悪い殺人鬼を消さなければならない・・・!
私としては、今日ユージーンを消し、メイを占いたい。
もしソフィーが犯人だったとしても、ある程度は占いで対応することができる。
今日、能力者に手をつけない場合、外してしまったら全てが終わるんだ・・・!
ねえ、シャロ、あなたはどう思う?
――シャロ?
ねえってば、
///
物思いに耽る彼女の肩を、とん、と叩いた。それだけの気軽な所作。
びっくりした彼女は一寸飛び跳ねて、そして、
霧に包まれて、消えた。
え?
なにこれ。
ちょっとシャロ、あたしに捕まって!シャーロット!
シャーロット!!
――手を、とって……
///
霧の中、シャーロットの手がちらりと覗いたような気がして、手を伸ばした。そこにはもう、なにもない。
シャーロ、ット。
嘘……なんで?
シャロ、わたしの手を取ろうとしてた。あとすこしで届いたのに。あとほんの1フィート。ううん。半フィートでもよかった……
あたし、シャロを助けようとしなかった。手をもっと伸ばさなかった。
それに、それだけじゃなくて、シャロはあたしが肩を叩いて、だから、霧の中に。
だから、シャロは……。
あたしが、ころした?
///
膝が震えた。船酔いの時よりずっとふらふらして、顔が上げられなかった。
絨毯にじわりと血痕が広がってきて、その先には、少年が倒れている。
マンジローさん。
あなたの正義を貸して。わたし……シャロの仇を討ちたいんだ。
だから。ソードを貸して。
///
血痕の先にいるのは、マンジローも同じだった。腰の刀は鞘に収まったまま。ぐっと引くと、ぎらりと輝く白刃が現れた。
ソフィーさん、その地図貸して。
占い師……それはたった1人で、10人からこんなことをした誰かを捜し出す。
もう、5人だね。
そうなんだ。なのに、ヴィンセントさんと、こっちの、胡散臭い男と、2人がそうだと言っている。だから。たったひとつの手掛かりだから、困るだろうなんて嘯いてたのね。
そしてヴィンセントさんは、ソフィーさんやヘンリエッタの潔白を、そっちのあなたは、わたしの潔白を、それぞれ主張してるんだ。
そうなんですよね?占い師の皆さん?
それだと、ヴィンセントさん。わたしにとってはあなたが偽物。
まさか、シャロがこの事件を企てたなんて、云わせませんから。
///
刃は正義の色に輝き、屹立していた。その切っ先をヴィンセントに向ける。重たいが、振り回せないことはない。
……さっき、ついさっき、なんて云いました?
ソフィーが犯人だったとしても?
じゃあ、すこしまえの、ソフィーは犯人ではないと思うってなんです?
それから、そっちのあなた。
ヴィンセントさんほど多くを語ってはくれていませんよね。
ヘンリエッタは犯人じゃなさそうって云っているのは、それを知ったからなんですか?
学生 メイは、医師 ヴィンセント を投票先に選びました。
さて、最期に誰を刺そうか?
霧に包むのはヴィンセントでいいと思ってるんだ。
そして、刺し殺すのは、これは誰でもいいよね。誰も襲わなくても構わない。
あなたに任せるよ。せっかくだから、ソフィーにする?
なんとなーく、エッタには最期まで絶望を見ていて欲しい。
小さな瞳が闇色に染まるのを、ゆっくり眺めたいな……。ふふふ
ああ、戻ったよ。
霧は医者、刺すのはソフィーで構わないだろう。
ふ、ふふ。
彼女に最期を見せてみたい、という言葉には同意出来るな。
[突然に囀りだした翠色の少女に煩わしそうに]
――君は。今まで何を、していたのか――。
あの眼鏡ほども情報を与えていない、ともされるのは、不本意、極まりない、な。
ふ、ふ。
――同じことを、繰り返す。煩わしい――面倒臭い。
そこの、少女は。
[どろり、と呆然と佇む可憐な少女に瞳を移し]
唯、独り。単独で、私を、呼びに来た…。
その、事実。
犯人――そこのヒステリーに言わせれば、霧、か。
ふ、ふ。魔性たる霧としては。
消しやすい方から、消すだろうその行動に、反する。
結論から言えば――推論は、誤っていた訳だが。
――わざわざ、自ら行動を起こし、手を差し伸べたという状況を――プラスに、判断した。
――その少女。そして、先、消えたあの青毛。
彼女ら以外の潔白は既に判明している――。
ふたりを、比べた際に、どちらが。
なれば。君が、どう思おうと。
あの青髪が、頗る、疑わしい。
唯、それだけの、話――。
[血走った瞳を、鈍く光らせ]
万が一。
あの、眼鏡が消失しても――
先に、続くならば。
答えは、ひとつ、だな。
[くつくつ、と喉を鳴らした]
墓守 ユージーンは、新米記者 ソフィー を能力(襲う)の対象に選びました。
そこの少女……。ヘンリエッタ?
こんな、小さな……ううん。そういうこと、関係ないんだとは思うけど。
でも、エッタは、ないてたよ?
マンジローが亡くなって……ないてたんだ。
///
ヘンリエッタの涙、ユージーンの告発。わたしは……なぜか、目を逸らしていた。刀の切っ先が、こつりと床に触れた。
[自己紹介を軽く無視し、煩わしそうに息を吐く。ぺき、と関節が鳴る高い音が響いた]
―――。
彼女が、犯人だと、思っている訳では、ない。
凡そ、行動が、逸脱している。
そも。彼女が、霧――魔性たる、霧だというのならば。
私の考えに共感する必要性自体が、感じられない。
眼鏡が消失しても――終末が訪れぬなら。
そう。可能性の――話。
……ソフィーさんは?
ふたりもでてきた占い師。どっちが本物だろう。それに、だれがこんな事件をしかけたんだろう。
ソフィーさんは、なにかわかりませんか?
……ヘンリエッタは、どうかな?
あのふたりの占い師、どっちか偽物よ。
それに、ひょっとしたらもうひとり、悪いやつがいるかもしれないよ。
誰……だと思う?
[転がった地図、拾い上げて
消えた青い髪の女性を思う]
消えた―――シャーロット様。
キャロル様も、あんなふうに、
消えてしまったの……。
[最早疑いようもない事実に眼を伏せて]
[死んだ魚のような濁った眼。木目の床をぼんやりと眺めながら]
―――あの、女。
――ヒステリックな。ヤニ臭く。ニコチンに塗れた。
あの、女。
―――。
[靄の掛かった脳みそを空回りさせる。ぼそり、ぼそり、と言葉が零れ落ちた]
――消失した、あの、女に。
視線を向けたことが、おかしいこと、か?
居なかった人間に。
安易な疑いを向ける、扇動者――そのはしり。
そこに、向けた――
[それ以上の言葉は、掠れて、空気に溶けた]
……考えないといけない。
自分が、自分が考えないといけない。
先生は。
キャロル様と、マンジロー様と、
そして今、私を見て、
皆無実だという。
先生から見れば後残るは
ユージーン様が確実に犯人
残る1人はソフィー様、メイ様の二択。
ユージーン様は
メイ様と、キャロル様と、
そしてソフィー様を見て、
皆無実だという。
ユージーン様から見れば
もう、ヴィンセント様と私が犯人……となりますわね?
[上目遣いに]
お嬢様 ヘンリエッタは、墓守 ユージーン を投票先に選びました。
[不安げに。然し決意を秘めた上目遣いで。そんな少女の言葉に小さく反応し]
――違う。
医者と、あの青髪。
ないしは――
医者と、君、だ。
なれば、私の取る道は1つです。
先生を信じますわ。
ねえ、そうでしょう、メイ様……
[首を傾げて]
私から見れば
間違いなくユージーン様は犯人ですわ。
生き残る為に
敢えて仄めかして
騙って、そうして、殺したんでしょう!!
[立ち上がり、叫ぶ]
霊能者たるラッセル様は殺されてしまいましたわ。
確固たる証拠を残すのが嫌だったのでしょう!
占い師のどちらかは確実に犯人ですわ!!
ならば私は貴方を殺す!
嘘をついて、
欺いて、
奪っていった貴方を!!
[灰が床に落ちる。
ソレをぼんやりと見つめていたが、やがて顔を上げると頭を掻いた]
そう、先生はヘンリエッタを見たのね…
そして、そっちの…人は…誰見たのかしら。私?
[シガレットを口から離すと息をつく]
そうなると、か…ぁー。うん。
やっぱり、ここであの若い船員が殺されたのは、少なからずあの人を皆が殺しそうだと考えたからかしらね。
まぁ、そこで分からないのは…先生よね。
なんで、ヘンリエッタちゃんの方に視線がいってたのかしらね…ロリコン?
私、シャーロットさん?が消える前、そこの人に言ったばかりなんだけどな。
なんで、見ようと思った人を殺そうと思ったのかー、って。
[はっとして]
……殺された人―――
霧に飲まれた人
そうだったかも、しれな―――
[泣きそうなのを必死で抑えて]
犯人が嘘の告発をしたなら
その場で用済み―――
なら犯人ではないと言い続けるしかなくて……
あ、ぅ
新米記者 ソフィーは、医師 ヴィンセント を投票先に選びました。
なんといううっかりさん。
ガチ!ガチで頑張らないと!
人数少ないですよ先生。
でも今日どっちか決めうつか何かしないと
いけないんじゃないか。
守護者COだめですか。ダメだね。そうだね。
妙に引っかかるわよね。ここ。
[こめかみを指で、とんとん、と叩きつつ]
一度、それでまさか死ぬとは思わなかったって言った前例が在るのよね。対抗の方に。
ソレをわざわざ繰り返そうとする?
というか、ヴィンセント先生から見れば、あの人は完璧に犯人だって分かるだからさっさと殺して良かったんじゃないのかしら。
あのときなら、あの若い船員も先生を信頼してたようだし、一緒に殺そうと考えてくれたんじゃないかしら、ね。
私達にとっては、占い師の真贋が分かれば大きく、進んだかも知れないと言うのに。
そうよ。今ならわたしにも判る。
占い師2人は、どちらかが、ぜったいに、偽物。
この男を信じないと、辻褄が合わない……。
そして、ソフィーさんは、どちらにしても、手を染めていない。
……そうですよね?
///
いまいち煮え切らないヴィンセントをちらりと見て、探るように決めつける。
[男は、翠髪の少女の言葉を聴いて]
辻褄が合わない?
では仮に私が犯人だとして、もう一人は誰だと思うのかな?
ヘンリエッタ?それともソフィー?
落ち着いて、もう一度考え直してみなさい。
真贋が見極められれば何より。
けれども、
犯人は占い師を殺そうとはしないでしょう。
護られている可能性もある、
そして何より自分が偽者だと分かってしまいますもの。
だから殺すようには動かない。
最悪の事態は、
未だ2人の犯人が残っていること……。
殺された、消えたひとたちのなかに
犯人が居なければ……
誤ってしまえば、きっと一気に犯人は
私たちを、消しー―ますわ……。
占い師のどちらかが犯人なのです。
今日どちらかを決め打ち、
かけてしまうのも1つの手、
二分の一、今までの行動から判断して……。
というのは、いかが、ですかしら。
用が済めば。
―――ふ、ふふ。
幼さは。相応の残酷性を、秘めている、か。
ならばこそ。
用済みになってはならない。
理由が有り得るのは。
ふ。ふ。
[投げ出した腕で伸び切った髪をかく。ぽろぽろと何かが落ちた]
―――。
[唐突な翠色の髪の少女の言葉に僅かにみじろき]
本気、か?否。
――認められぬ。のか。
彼女が。霧であると言う可能性、を。
そして、わたしは、ヘンリエッタは、
すでに心を決めている。
けれども、
本当の真実はひとつでしょう。
ならば、その真実は、
ソフィーさん、あなたが決めて。
///
歌うようなエッタの言葉。その余韻が響くうちに引き継いで。
刃をかえした刀の柄を、ソフィーに差し出した。
[男は、少し考えて]
やはり今の私には、この真相しか思い浮かばないな。
2時間前(2日目)の時点で、事件が発覚したことを把握しているものはごく一握り。
発言などから誰が犯人かを推理するのはまず不可能だった。
そして時間がたっても、多くを語る者は現れない。
わずかな殺意の強さが、生死を分ける。
犯人はこの薄気味の悪い男とメイ、君だろう。
この薄気味の悪い男は、占い師を名乗りメイが無実だと主張した。
殆ど手がかりがないこの状況で2人居る占い師候補の片方からでも「無実」といわれればむやみに殺意を向けられることはなくなるはず。
この男は彼女を安全な場所へ逃がそうとしたんだ。
どうしてソフィー様が無実と決まったと?
ソフィー様を見たのは
ユージーン様だけではありませんの?
先生も、何処かでソフィー様を見たの?
[記憶違いか?
おもいだしながら]
え、そうくるんですかメイにゃん。
メイにゃあーん。
ぶっちゃけエッタが決断者だと思ってたんですがソフィーが迷ってくれたおかげでキュンキュン!!
違う、違う、ちがう!
だって、シャーロットは……シャロは……
ともだち……だ……。
///
言い募るユージーン。ヘンリエッタの悲鳴。
けれど、我が身を抱きしめる身体を包むのは、シャーロットが遺した衣服。
メイが私を疑う根拠も、どうもつかみ辛い。
「私が犯人でないとつじつまが合わない」の一点張り。
まだ君の視点ではこの薄気味の悪い男と、ソフィーが犯人である可能性も残されているはずなのに。
私はソフィーを信じている。
だが、君が彼女を信じるのは何故だ?
私はこう考える。
君たち犯人グループとしては、私は必ず殺さなければならない。
きっと「結論ありき」で論理を組み立てているのだろう。
え、服残ってたんですか!
な、なんというえろす・・・
僕はシャロのあんなところやこんなところまでその霧の身体でやらしく包み込んでゲフンゴフン。
まだ、私の視点ではソフィーが無実と 決まったわけではない。占っていないからな。
だが、これまでの話を聞く限りでは、やはりソフィーがやったとは考え辛い。
彼女は双方の占い師を注意深く見極めようとしている。私は彼女が真実を見極めようとしている、普通の旅人な気がしてならないのだ。
だって、見たなんて、
一言も言っていないんじゃありませんの?
先生が見た上で確かに無実だと述べたのは、
マンジロー様、
キャロル様、
そして、私――ヘンリエッタだけですわ。
ヴィンセント先生は、もうヘンリエッタも、ソフィーさんも、見たのだと。そう主張しているんだとばかり思ってた。
それらしいことは、確かに云っていましたから。
///
憮然とする。
ごめん、少し考えさせて。
それでも、ヴィンセント先生か、そっちのひとか、どちらか偽物の占い師を退治しないと、いけないと思う。
///
廊下の端にしゃがみこんだ。
私が「占ったのは」マンジロー、キャロル、そしてヘンリエッタの3人だ。この3人はいずれも無実だ。
そして、この薄気味悪い男の相方候補はシャロ、ソフィー、君の3人になるのだが
わずかな殺意が大きな影響力を持つであろうこの状況の中で、この薄気味の悪い男が仲間を売ろうとしたとは思えない。仮に霊能者が生残ってる状態で仲間を売ってしまったのなら、それこそ一貫の終わりだからな。
ソフィーは私が名乗り出た時点で対抗しなかったのを私は不自然と考えているし、今もこうして一生懸命真実を見極めようとしている。
そして、君の論理の飛躍っぷり。
これを見て、奴の相方は君しか考えられないと言っているのだ。
やれ、やれ――
前半はまともだったが――後半は。
まぁ、そう、だな。
眼鏡――彼としては。
私と。彼女。
[つい、と翠色の髪の少女に視線だけ向け]
ふたりを繋げて。
残りのふたりを。どうにか、味方につけるしか。
ない、から。な。
成、程。
時間をかけ――ヘンリエッタを。
占った、としたのは。
前半の言い訳を。
作るため、か。
[男は、メイの肩を叩いた。]
そうか、今までの説明がわかりにくくて、すまなかった。
もし、君が無実だというのなら、一緒に、犯人を見つけ出そうじゃないか。
大切な仲間を消した、忌まわしき犯人を・・・
医師 ヴィンセントは、学生 メイ を能力(占う)の対象に選びました。
名乗り出た時点で、対抗しなかった。
その、事実を。
彼女を信ずる言い訳としているが。
彼女が仮想犯人唯その場合。
仲間であるはずの。私は、何をするのだね?
結論ありき。
自らを棚に上げる所業。
真。ご立派な遊説。
くつくつ。
お嬢様 ヘンリエッタは、医師 ヴィンセント を投票先に選びました。
ソフィーさんと、そこの男か、
ヴィンセント先生と、ヘンリエッタか、
それとも……ああ。それとも、
シャーロットと、ヴィンセント先生か。
シャーロットと、そこの男なのか。
でも、もう決めないといけないんだ。
――煩わしい。くだらない。面倒臭い。
いい加減。茶番も伸び過ぎた。
文学も。音楽も。美術も。
あらゆる芸術。のみならず。
全ての事象に、結論を。
君が、最後なのだろう?
幻想たる、夢想たる、悪意たる、害意たる、霧。そしてその担い手。
あの小さな少女が仲間だとは。
考え辛いのでね。
そろそろ。結びたい。
[鈍い光を絶え間なく取る瞳を、ゆっくり閉じる。もう厭いたとでも言うように]
――終わらなければ。
くつくつ。
御笑い種だった。
それだけ。唯。それだけの、話。
あえて沈んでおいた、
狼ならばリスクが高い?
ユージーンの為すことは村にメリットがある、
最初に出てきておいて引きずり出す?
ヴィンセント先生の占い先は
皆襲われている。
うーん。
考えて考えて、考え抜いているはずのソフィーさんは、なんで顔を上げないの?
いつ次の犯行があるか、わからないっていうのに。
だから、決めた。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新