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踊り子 キャロル は 村長の娘 シャーロット に投票した
牧童 トビー は 新米記者 ソフィー に投票した
新米記者 ソフィー は 冒険家 ナサニエル に投票した
書生 ハーヴェイ は 牧童 トビー に投票した
村長の娘 シャーロット は 新米記者 ソフィー に投票した
お尋ね者 クインジー は 牧童 トビー に投票した
冒険家 ナサニエル は 新米記者 ソフィー に投票した
学生 ラッセル は 村長の娘 シャーロット に投票した
双子 ウェンディ は 新米記者 ソフィー に投票した
新米記者 ソフィー は村人の手により処刑された……
双子 ウェンディ は、書生 ハーヴェイ を守っている。
次の日の朝、お尋ね者 クインジー が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、踊り子 キャロル、牧童 トビー、書生 ハーヴェイ、村長の娘 シャーロット、冒険家 ナサニエル、学生 ラッセル、双子 ウェンディの7名。
あ。やっぱりか。
うん、でも仕方ない。
物語はかくして繰り返されるのです。
※鳩じゃなかったらここからRPモードって考えてたのにー!(つд`)
おかしいじゃない・・・。
撮影?監督?
そもそもそんなのがいたらこの惨劇を止めるんじゃないの?
人が殺されてるのよ?
それを黙って見てるの?
もし本当なら全部嘘なの?
嘘なんでしょ?
じゃぁロージーは生きてるよね?
そうでしょ?
ねぇ、誰か答えてよ。
[親しき友の亡骸に振り向く]
ねぇ、そうでしょ?
こんなの嘘よね?
ロージー?聞いてる?
ホントは寝てるだけなんでしょ?聞こえてるよね?
私の声聞こえてるよね?
もう…クインジーお兄ちゃん…
ハーヴェイお兄ちゃんは既に…―――
[そう言いながら視線を投げ]
…、…?
あれ?いな、い…?
[先程までそこにいたはずだった]
[怪我を負った隻眼の男]
――――……ヒッ……ぁっ!!
[隻眼の男、だった…もの。]
ごめんよ。どうしても、言葉にできなかったけど、昨日はセシリアさんが黒く感じたもので。
//* 中 *//
TMMIはおろか、人狼は本家でがちでしかやったことないです。ガチと言ってもかなりRP入ってましたが。
[彼女の顔を覗き込む]
起きて・・・、起きてよ。
もう良いのよ。目を覚まして。目を開けて。
もしかしてロージーも監督の協力者?
それならもうこんな酷い事するのやめてって言ってくれない?
ここから出て一緒に帰ろう?ねぇ?ロージー?
[また、赤が、増えた。
泣きそうなほど、鮮やかな、赤。
隻眼の、赤毛の、男性だった、もの。]
あ…あ、あ…
[怯え、眼をそむければ
自分が殺意を向けた相手の、変わり果てた、姿。
美しかった、あの方の、姿。]
[紅く染まる部屋。
紅いドレスはまた少し紅い部屋と調和する。狂気と共に。]
もうやめようよこんな事。
こんな事したって誰も得しないよ。
ねぇ、何か言ってよ。
私を見てよ。また私に微笑んでよ。
どうして…どうして。
霊の声が聞こえるなどと、偽られたのですか。
どうして私を殺そうとなさらなかったのですか。
あなたのように聡明な方が…どうして…
どうし…て…
何故、私達がこんな所に入れられなければならなかったの…!
[そっと彼女の瞼を開ける。そっと彼女の手を握る]
また一緒に買い物行こうよ。
いつも行ってるお店で新しい服が入荷されたじゃない。
[彼女の目は虚ろ、それを見る瞳もまた虚ろ。]
一緒に・・・一緒にまた行こうよ。
何か言ってよ。私一人で喋ってちゃバカみたいじゃない。
[刃を握る手に力が入る]
[小さな手が白くなっている]
…こんなの…ありえ、ないよ。
ふ、 あはは。
あははははは。
[狂気を帯びた笑い]
さっきまで、そこにいたのに。
こんな事って…。ああ、あああああっ!
[座り込んでいた男の姿]
[頭を垂れたかのように見えた]
[しかし][それは見えただけで]
[―――ゴロリ]
い、あ―――
[ぱしゃり。 隻眼の男、赤い髪は広がり、
血の海は広がって行く、広がっていく、足元まで]
―――ひ、あ
[花のように。]
何故、
何故―――あ、
[赤と金と赤と金と赤に沈む赤黒い金の狭間に揺れる残酷な風景画]
マドモワゼル―――!!
クイン、ジ
[少女が差し出していた銀の剣、
抱くように握り締め震えた。
そんな莫迦な。]
こんなちから…ほしくなかった!
こんな力があるから、こんな目に合って…
こんな力があるから、こんな思いをして…!
どうして!
私は悪いことなんてしてない、ただ他の人には聞こえない声が聞けるだけ。
ただ、それだけなのに…!
[友の手は彼女の手をすり抜け、パタリ]
う、ぁ・・・。
もうイヤヨォォォォォォ!!!
[現実と狂気が彼女を逃避させる事は、ない。]
[白い床に広がる]
[緋――そして金]
[大輪の花が狂い咲いて]
――っははははははははは!!
皆死んでいくよ、兄さん!!
次はぼくの番かな?
せっかく心臓を。
兄さんから心臓を。
ぼくが独り占めしたのに。
[ざくり]
[握ったナイフは足を抉り]
こんな体っ!!いらないっ!!
こんな世界いらないよ……っ!!
[呆然と見る、琥珀の眼は霞んでいる]
どうして……
どうしてその様なところで眠っておられるのか。
どうして、その様に赤を広げて斃れ臥しているのか。
このようなところで寝ては風邪をひく。
体を冷やしてしまう。
ほら、
そんなところに寝ていないで。
[ふらふらと歩み寄り、傍に斃れるように跪く。
染み込んでいく生温い赤黒い液体が]
脚は痛まないのか、
そうやって、
斃れて。
[血塗れの上着、クインジーの脚に括りつけられていたソレ。
解いて]
[涙に濡れた頬を、更に涙が伝う]
[眼に映るのは、目映い白]
[そして、痛いくらいに鮮やかな、赤]
[金の髪が、あんなに綺麗だった金の髪が]
[たおやかな方だった]
[何故、偽られたの]
[私の事が、憎かったの]
[ならば、何故、私を殺さなかった…!]
[自分の身をかき抱き、ただ涙を流した]
みんな…いなくなってしまうの…?
わたしがしねば、よかったのに…
なぜ、ひとをころして…
ころして、ころして…
いきのこる、ため…?
あかいせかいで、いきるため…?
[鈍い音が響いた]
――……ぅわぁぁぁああああっ!!!
[悲痛な悲鳴]
[分離]
くび、が…!
いやっ……やぁぁっ…!!
う、あぁぁあああっ!ああああああっ!!!
こわい、こわいよ!
だれだよ…クインジーお兄ちゃんを…こんな…。
…ぅくっ…。…ひぅっ…。
[瞳から泪が溢れる]
[液体だ] [ふと気付く]
[彼から血が一滴も流れていない、と]
・・・みんな死んでちょうだい。
私が占われていようがなんだろうが・・・。
ソフィーが一人ぼっちで可哀想じゃない・・・。
[わたしの目の前には、震える彼の姿。何か怖いものを見てしまったのかしら]
……だいじょうぶですか、にいさま?
[手には大事なものを持っているのに。あしきゆめを祓う、銀の剣を。諭すように、私は口を開く]
だめですよ、其れを持っているだけでは。
剣を手にしたのなら、抜かなくては。
力を手にしたのなら、使わなくては。ね?
そうだ……そうだよ。
君はぼくを裏切った!!
[ざくり][ざくり]
[緋い飛沫がガウンに散って]
違う、兄さんがぼくを裏切った!
ぼくはいつまでも裏切られた!
ひとつだって約束したのに!
[明滅する明かりを反射する]
[新しい血花]
君が、殺した!!
兄さんが、殺した!!
[けれど、にいさまには私の言葉が聞こえていないみたいだった。ふらふらと歩いて行き、膝をついてしまった。重症だ]
駄目、ですよ……それに触っては。汚れて、しまいます。
[血を吸った布きれを男性の遺体から取ろうとする背に、私はしがみつく]
……駄目、ですよ。ひとのものを、取ったりしちゃあ。
[まるで体内から血を抜かれたような]
[赤い青年は][まるで…青ざめたかのような][青]
[ごろり、 ごろり。]
[転がる頭]
[ぴたり] [止まる]
―――……ひっぅ。
く、くいんじー…おにぃ…。
[目が、合った――― その、顔と]
ざまぁ見ろ、いけ好かない金持ち女!
[鋭い小剣を両手に持ち]
人を塵でも見るみたいな目で見やがって!
[刺す形で何度も女の柔肌に突き立てる]
俺は人間だ!俺はニンゲンだ!犯人でもねぇ!
[美しかったソフィーの胸から夥しい血が流れて、白い肌も、金色の髪も、こんな時でさえ常に整っていた服も――全て、赤く染まる]
[祈りを捧げるように剣を持ったまま]
何故眠っているのだ
そこで寝ていてはいけない。
ムッシュウ。
マドモワゼル。
貴女は花を見たといった。
何処にも花など無いではないか。
ああ、
貴女が花なのか?
そうやって、
花を散らしているから?
兄上が謂っていたよ、硝子の花。
貴女は硝子の花だと。
ふ、ふふふ。
[いろのない笑みを浮かべて、
少女の声に、ゆらりと振り向いた]
そうして黙ってりゃ、感情の無い眼だって悪くはねぇ。
ふふ、なるほど……あんたはきれいだよ。
[返り血を浴びながらもはや何も映さないその瞳を覗きこみ、彼女を貫く剣を物から引き抜く無造作さでそうしながら、ナサニエルは今初めて、ソフィーに心からの笑顔を向けた]
永遠の世界で花と蝶と戯れてりゃいい。
――お休み、ソフィー。
踊り子 キャロルは、村長の娘 シャーロット を投票先に選びました。
踊り子 キャロルは、冒険家 ナサニエル を能力(襲う)の対象に選びました。
[血塗れ、首の無い男。
花を見た女。
剣を片腕に抱いたまま]
マドモワゼル、そんなところで寝ていてはいけない。
ムッシュウ、そんなところで寝ていてはいけない。
立って、
さあ。
[紳士が淑女にそうするように、
最早物言わぬ物体と化した二人の手をとって。
片や青ざめた青年
片や血塗れの女王]
ああ、
駄目だ、ナサニエル。
丁重に扱わないと―――硝子は壊れてしまう。
[眼を細めている]
[白い世界を 赤に染めて]
[骸をいくつも増やして]
[何がしたいというの]
[こんな事にならなければ]
[きっと笑っていられたのに]
[きっと、今よりは、マシだったのに]
[たとえ、忌み嫌われる力を持っていようとも]
嗚呼…けれど。
けれど、貴女は…どんな姿でも美しいのですね…
[その美しさだけは…とても、素晴らしいと思った]
[涙に濡れながらも、無意識ながら、鮮やかに微笑んだ]
兄上が、ずっと
彼女のことを話していたよ。
硝子の花。
ああ、砕けた欠片だけでも持って帰れば、
兄上は喜ぶだろうか。
隻眼のムッシュウは、これで追っ手から永遠に逃げおおせたのだ。
ああ、喜ばしいことだよ。
きっとそうだ。
白い柩から永遠にさようなら。
……さようなら?
[血に塗れた手、ずるりと滑り落ちて水音を立てた]
[紅く染まった足]
[痛みに気が遠くなる]
……兄さん。
やっぱり兄さんが生きるべきだったんだ。
違う。
ぼくが死ぬべきだった。
やり直そう、兄さん。
ぼくの心臓を、兄さんに。
やり直せばいい、おまえが。
この心臓は、おまえに。
[歩くことが出来ない]
[這うように]
[床に一条の痕をつけながら]
[箱へと向かって]
[にやり、と笑みを浮かべたような顔]
[けれど、生気なんてなく]
[首から下もなく][離れた身体]
[だらしなく垂れた舌が焼きつく]
い、や……!こないで…!
怖い…こわい、こわいこわいこわいよっ!!!!
[かちり、と傍に常に置いてあったものを手に取る]
[それは、石でもナイフでもなく]
[―――狩猟銃。]
来ないで…こっちに、来ないでぇええええええ!!!!
ぼくを、見るなぁあぁぁあああっ!!!
[――ガゥン!!][轟く銃声]
[額を貫くも、その表情は変わらず][こわい]
[見つめる視線に恐怖を覚える][こわい]
[泪で視界がぼやけ始める][こわい]
[かくん、とその場に座り込んで、虚空を見つめたまま、其処にいる存在に話しかけた]
ソフィー…様は…此処にいらっしゃる…
ソフィー様ご自身が、私達を此処に集められたのだと、仰っています…
…ソフィー様が、監督だったのだと…
どうして、
[至極不思議そうにずり落ちた手を見つめて]
ああ、もう踊れないのか
其の脚では。
もう笑えないのか、
赤色では。
ムッシュウ、
どうしてこちらを見ないのか。
頚が無いから?
ああ、そうか。
それは道理。
頚が無ければ仕方が無いな。
[微笑んだ]
[緋く染まった女]
[蒼く変化した男]
[そのどちらも]
[目に入らない]
……またチェスをしよう?
目覚めたときに1手ずつ差して。
ぼくはナイトをe3に。
せっかちな手だな。
[白い箱]
[手を掛ける]
[中に溢れる狂気]
[キャロルの呟きに、小さく頷いた]
えぇ…これで、私の役目も…終わり…
トビー様が偽者である可能性は有りますが…
あと一人の監督は、トビー様以外のどなたかである可能性が高い…
駄目だよ、さようならは。
もう、行っちゃ嫌なんだよ。
[私は繰り返す。ずっと昔にも、繰り返したような言葉。それは――生まれる前の、記憶]
私がにいさまを守るから、にいさまは私を守るんだよ。
そう約束してくれたでしょう? 私が……私だけが、生まれてきた時に。ねえ、忘れて、しま……った、の?
[不意に襲った恐怖。それは私の心を突き動かし、呼吸を失わせた。変調する鼓動、明滅する視界。まるで星の揺らぎのように]
硝子?ははァ、ハーヴェイ。さすがにうまいもんだ。
見た目はこうも美しくとも…
[ソフィーの側から身を離す、ついでとばかりにその胴を足の先で軽く小突き]
鋭く人を傷つけてくれたもんだよ。
鉄の女さ。だが手にかけてみれば…こうも脆かった。
簡単に壊れてくれた。
はは…ハ!なるほどな、硝子だよ。
せいぜい丁重に扱ってやればいい、麗しの女優様はお前が相手だろうが、兄上様が相手だろうが、その紳士な扱いを気に入るだろうぜ!
……さようなら、さようなら。
死ねばもう二度と帰らない
割れた硝子は二度と元には戻らない。
[剣を手に、ゆらりと立ち上がって]
ふ、ふふふ。
良いだろう。
そうやって殺すのならば、
私も殺めなければなるまい。
死体は5つ。
残りは6人。
其の罪、身を持って贖わせてやろう。
兄上は哀しむな、
きっと哀しむ。
―――それだけが気がかりだ。
[額を撃ったはずなのに]
[やはり血は流れない]
[巧妙に抜き取られた血液]
[もはや人のなせる業なのか]
ふふふ、ははははははっ。
おにいちゃんが、こっちを見るからいけないんだよ。
[既に正気など][どこにもない]
[手がしびれていた]
[左手の傷が再び開いた]
[血が、どくりと流れた]
…これは、ぼくの、…血。
[こくり][喉を潤すように][飲み込む]
[唇が朱に染まる]
[舌に鉄のような味が伝わる]
クイーンを犠牲にして
7手後にチェックメイトだ。
……なんだ。
ぼくの負けだね。
じゃあやっぱり、この身体は兄さんが――
[幾らか減った箱の中身]
[刃物を次々と]
[出刃包丁][草刈鎌][カッターナイフ]
……どれを使えば兄さんに心臓をあげられる?
どれを使えば、お前は生きられる?
やだ……やだよ……!
そんなの、イヤ……!
ねえ、戻ってきてよ、行ってしまったあの場所から、帰ってきてよ!
[涙が両目から流れ頬を伝い落ちる。私は天を仰ぐ。この空間を白く閉ざす堅牢な壁。その中心で光る塊を見つめた]
・・・そっかー。
シャーロットが本物ならソフィー監督で決まりだもんね。
監督が二人も名乗り出てたらおかしいもんね。
そうだよね?私の言ってる事間違ってないよね?
ね、ロージー?
[最後の言葉はシャーロットではなく、
大切な友に優しく語りかけている。]
―――……殺してくれる。
[徐々に、瞳に理性の光が戻る。
だが其処には確かな狂気が]
……兄……?
[振り向いて]
ウェンディ、
どうしたのだ……?
でも叶うならば。
ぼくは。
ぼくは。
君と。
兄さんと。
一緒に。
<ぼくたちを引き裂かないで>
[きぃん]
[堕ちた刃]
[甲高い音]
[ふ、と。
記憶の隅に残る言葉]
―――マドモワゼル・ソフィーが監督の1人……?
ああ、そうか。
霊能者。
死者を見る力。
其の声を聞いたのか。
どうして理解できなかったのだろうな。
成る程、
真実はいつも表裏一体か……
近すぎて気付かない。
此れで、どちらが本物の霊能者だとしても、
1人は確実に葬った。
そういうことになるな。
だれかの心臓を貰ってしまおうか。
動いたままの心臓を兄さんに。
監督の心臓を貰おうか。
それなら誰も文句を言わない。
殺さなきゃ。
殺さなきゃ。
殺さなきゃ。
[流れ続ける血]
[手の平に掬って]
[頬を撫でる]
[頬に描かれる緋い筋]
[そうして人を手にかけた興奮が収まれば、今まで目に映らなかったものも意識に入り込んでくる。
ゴロリと転がった丸いもの、あれは。
――あれは]
…クインジー!
[血のあじ][血がある]
[生を感じた]
[生きている]
ぼくは、いきている。
いきて、いる。
[目の前には死体][首が切れた人][だったもの]
ふ…ふ。あはは…。
ああ、もしかしたら元に戻したら…生き返る?
[持ち上げる][想像よりも軽量の生首]
[くちゃり]
[音を立てながら][首を身体へと戻そうと]
ああそんな…
お前だけが、お前だけが、唯一完全に信用してもいい人間だったんじゃないか!
脚の怪我くらい何だって言うんだ…
あんたがその強面で気合を入れて一睨みしてやれば、クソの犯人共だって手は出せない…そう信じてた。
あんたでも…
[胴と首とが引き離されて、それでも一滴の血も出ない奇妙な死体。目を離したくても金縛りにあったかのように、動けない]
あんたでも、殺されてしまうのか…
――――…ゴロリ。
[バランスを崩し]
[再び転げ落ちる後頭部]
だめ、だった。
クインジーお兄ちゃん…しんじゃった、んだ。
[流れていた泪][塩気を口内へ運ぶ]
[虚ろな瞳で、それを見つめたまま]
[カラン、と銃を手放した…――]
ソフィーが本物なら名乗り出た人達に一人。
シャーロットが本物なら私達の中に一人。
もしかしたら監督が二人とも名乗り出てた。
なんて事はないよね、そうよね?
[語りかける。返事は、ない]
そうだよね。それじゃーどっちが嘘ついてるのかな。
そういえばロージーは本物なの?偽物なの?
教えてくれたって良いじゃない。
誰が怪しいか?そっか、監督見つける事が一番よね。
―――……はっ……
[狂気に浮かされていた間は分からなかった。
もう、此処の空気は
汚濁と血に塗れた――毒]
く、…ふっ
[剣。
ああ、それでも剣だけは離さないで。
ぶつぶつと呟く少年。
兄さん、兄さん。
嘆く少女。
頚、
頚を]
新しい心臓があれば。
おまえが起きているときに。
兄さんが眠っていないときに。
チェスが出来る。
もう分たれなくてもいい。
この歪んだ世界を。
早く出よう。
[狂気に彩られる笑み]
[求めるのはただ一つ]
[自分の半身]
[トビーの狩猟銃がクインジーの額を貫く音に、びくりと身を震わす。
動くようになった腕で寒さから、――恐怖から、自分を守って抱きしめる]
じゃあどうして俺たちが助かるだろう…!
死んでしまう…死んでしまう…
あんたでさえ駄目なら、この俺も!
――誰か!
[傷ついた足]
誰の心臓を貰おう。
あと7人しか生きていない。
[刃を]
[両手に握り締めて]
[品定めするように]
[――めぐらせていた視線は、中空で止まる]
[ぐいっと、服の袖で泪を拭う]
[やらなければいけない事があったではないか]
[使命感に駆りたてられるかのように]
[ぽたぽたと掌から落ちる赤い雫]
[胸に手を当てて、呟く]
また、ぼくに力をかして。
[視線の先には…―――踊り子の姿]
[ぶわりと、赤と混じり][光を発する]
また…違った。
キャロルお姉ちゃんは、犯人では
……監督では……ない。
[固く閉じた目の奥で、何かが見える。
白い肌も、金色の髪も、身奇麗に整えられた服も全て赤に染めて、優しく微笑む美しい女]
あ…ア、アア!
アアアア!
見える…ソフィーだ、あいつがっ――!
[恐ろしさに引き攣る顔で暗闇から逃れ目を見開いて、あまりの息苦しさに自分が息を忘れていると気付いた]
呼んでる…おまえもこっちに来いって手を振って。
ああ…居るんだな?
居るんだ、死んでからも、ここで俺たちを見てる…
なら霊能者だっていたっておかしくはない…
霊がここにいるのなら!
――ああ、誰か、誰か!!
[ずきずきと掌が痛む][そして襲う倦怠感]
[奪われているのは][――果たして体力だけなのか]
…どうして、キャロルお姉ちゃんに力を使ったのか…
疑問に思う人がいるだろうから、先に言っておくよ。
正直ぼくが真偽を知りたかったのがあるんだけれど。
キャロルお姉ちゃんが、希望を出した時には
僕の中で既に決めてたから…ウェンディちゃんを
占えなかったんだ。ごめんね。
数で言ったら同じになっていたんだけれど。
それに、ウェンディちゃんが、監督のように
ぼくから見えなかったってのもあったからね。
[気付く][周囲が…狂気に満ちている事を]
守ってくれ俺を…!
ヤツらから!
ソフィーから!
誰でもいい…守ってくれ!
守ってくれ俺を……守護者、守護する者!
居たっていいはずだ…
こんな地獄のような場所で、俺たちを殺す者だけがいていいはずがない。
守る者だ。必ずいる…いるとも!!
[どれほど力を入れても止まらない震えに、縋るような声を出して蹲った]
けど困ったなー。
[続く言葉はやはり、彼女へ]
結局ロージーが私を占ってないから
他の人達からどう見られてるのかハッキリできないよね。
私もトビーが何者なのかわからないもん。
いっそ私を犯人と言ってくれたほうが
私から見ればハッキリと仇を討つ相手がわかるんだけど。
[くらりとする身体]
[壁を求める][体重を委ねながら]
[霊能結果を聞き、確かめるように]
ソフィーお姉ちゃんが、監督、と。
真偽は…結局わからない。
唯、言える事は、残る監督は1人って事。
そして、ローズお姉ちゃんは、監督に味方する存在
…狂人だったって事だ、 ね。
[そこまで言うとずるずると座り込んでしまった]
あはは、足に力…入らない。
――thus,now I'm knockin' on heaven's door.
[斯くして我は天の扉を叩く]
Burnigly,Cunningly,Lively,I wish.
[燃え立つように 狡猾に 鮮やかに 我は冀う]
There's nothing else than Mind's Desire.
[其より他に我が心に望みは無く]
……キャロルは、監督とやらではない、か。
……ふむ
[血に塗れたままで]
偽者だとしても誰かを告発すれば、仕事は終わったとばかりに狙われる。
彼女のように。
[ソフィーを見遣り]
本物であるならば、
本当のことを謂っているだけなのだがな。
……信じたいが…………
占いの力……御伽噺でもなんでもない。
確かに其処に在るのだな……。
犯人たちが恐れるわけだ。
故にマドモワゼル・ローズマリーは。
確定した情報が得られないのは、雲を掴むが如きだな。
今確実なのは、確かに1人は葬ったということだけか。
にいさま――ごめんなさい。
[光を見つめた視界は蒼く]
[染まり行く中]
[掛けられた声に瞳を閉じた]
[何処ともしれない壁の外から]
[呼ぶような声が聞こえた]
[そう、思った]
――あいしています。
だから大丈夫…大丈夫…俺は死なない、大丈夫だ…
さぁ言わねぇと…誰を殺すべきか、誰を疑うべきか。
[殺さなきゃ殺さなきゃ、誰かがくり返す呟きの中で、自分は死なないと言い聞かせてまともに声を出せるようになった頃、それでも上げた顔の中の瞳は狂気が深まった事を示していた]
……トビー。
[気遣わしげに見遣り]
体を休めておけ。
……占いの力というのは疲弊するもののようだな……。
[ナサニエルが叫んでいる。声を絞り出している]
ナサニエル。もう、彼女は壊れてしまった。
永遠に花園の向こう側へ去ってしまった。
[頚を横に振る]
守る者……トビーの言っていた守護者。
ああ、居るのだろう、一方的な虐殺など冗談ではない。
見るもの、守る者、殺す者。出来すぎたシナリオだ。
監督だか何だか知らないが、悪趣味にも程がある。
[幾度目か、低く低く呟いた]
トビーは私達の仲間。
私を人間としてくれた。
ソフィー、貴女も身を挺して名乗ってくれた。
素敵な作品を、綺麗な赤い花を咲かせないとね。
でも、私はこの作品を完成させなきゃいけない。
どうしたら綺麗な大輪の赤い花を咲かせられるのか、
考えなきゃいけない。
お願い、私のことずっと見守ってて、ソフィー・・・。
踊り子 キャロルは、おまかせ を能力(襲う)の対象に選びました。
双子 ウェンディは、書生 ハーヴェイ を能力(守る)の対象に選びました。
双子 ウェンディは、学生 ラッセル を投票先に選びました。
/中/
あああああ
私のバカああああああああああああああ
やりたいことは昨日やりつくしたからいいけどおおおお
キャロルぅぅぅぅうううう
ごめん。本当ごめん。
ていうかトビー狂人ktkr
・・・ロージー、貴女は白い世界では最高の友達だった。
私は悲劇のヒロインを演じられる事ができるんだから。
ソフィーがしてくれた磔の姿、綺麗だったよ。
ああ…そうだ。そうだなハーヴェイ。
[彼の静かな声は、自分で言い聞かせる以上の落ち着きを与えてくれる気がする。ナサニエルはどうにか、息を深く吐いた]
ソフィーがここに居るとして…壊れた奴に、何ができるものか…
…お前の言うとおりさ。
もう何もできないあいつと違って俺は生きる為に、物を考え意見だって言える。
こんな風に…
[キャロルを疑い占ったと言うトビーを、血に濡れた体のまま壁際からちらりと見る]
そうか、キャロルをね。
ウェンディは――何?ああ、ヤツらのことを…ソフィーもそう呼んでいたな。ウェンディはヤツらしくないと思ってるわけか。
ローズマリーのいない今、お前の発言力ってやつをその他の力が無い奴と俺は同列に見ちゃいるが、仮にも占い師として名乗りを挙げた奴なんだ。
あるいは自由占いを任せられる、これからの占い師としての活動に、差し障り無いと判断した時だけでいいが…
ウェンディをヤツらと疑って、今回も占いの希望に挙げるだろう俺としちゃ、真贋のわからねぇお前の心の内を尋ねる意味でも聞いてみたいね、トビー。
お前はキャロルのどういう所をヤツと疑ったか。
どういう所がありゃ、それがヤツだろうと思うのか。
さっき言った通りに、占いの希望が必要ならウェンディ。
誰を殺すか…処刑するかは…
[シャーロットを見るナサニエルの目に、正気の色が戻ったようにも見える。苦しげに顔を顰めるが、それも一瞬だった]
…シャーロット。
都合の良いことに霊能者どもは二人とも、既に一人、ヤツらが死んだと言った。
あの忌々しい女…ソフィーが本物なら、残りシャーロットかトビーにヤツらがいるのさ。
シャーロットが本物でも、既に一人ヤツらが死んでるから、…俺達が数の上でヤツらに劣る事態になることもない。
生き残ったトビーが本物かわからなくても、もうやることすらなくなった自称霊能者達…もう今は一人だが、彼女よりは殺すのは先延ばしにしたい人物。
当然、まず殺したいのは…シャーロットというわけ。
出来すぎたシナリオ…
[その言葉に薄く笑う]
登場させられてる側には、たまったもんじゃねぇ。
ああ…悪趣味だね。
たとえろくでもない話だとしても、ひたすら美味いものを食い、美味い酒を浴び、いい女を抱くだけの物語の登場人物の方が…よほど幸せ。守る者が居てくれる事だけが、唯一の…
[乾いて掠れてくる声に、長く物を口にしていない事に気づきの中の果実を思う。
しかしそれが今の自分の手を染める血と同じ色をしている事に思い至れば、抜けがけて食す気も失せただ*俯くばかり*]
[ひらり、はらり。
蝶よ花よと生きた人生。
没落するのもほんの一瞬。
されど思い残すこともない。
ナサニエルの言葉が白い世界に響いている。
生きている時はとても怖かった。
聞こえない振りをしていた。興味の無い振りを。
今は唯。彼の言の葉に、微笑む。]
その憎しみを糧に
もっと多くを殺しなさい。
監督の最期を、彩って御覧なさい。
冒険家 ナサニエルは、村長の娘 シャーロット を投票先に選びました。
シャーロットさま……トビーさま……
一体誰が、メガホンを取っているのでしょうか……
[ふわり。白というよりは灰色に近い世界で、
地に足をつけぬまま、スカートの裾を揺らす。
菫色の少女。彼女の姿に目を細め]
鮮やかなViolet。
傍らにはHortensia。
双児の人形。――とすれば絵になる。
トビーさまが最後の監督だとしたら
シャーロットさまは狂人。
先ずはシャーロットさまを利用し、民衆に彼女を殺させる。
そしてその骸の傍ら。
トビーさまは「黒」は出せない。
其の時点で五人。逃れるべきは二手。
最後の一手を行使させる人物に黒を出すか
或いは行使させる人物以外の者に白を出し、
信頼勝負に持ち込む――か。
充分有り得るケースですが、
だとすればトビーさまは既に窮地に追い込まれていることとなる。
次にシャーロットさまが監督のパターン。
この場合、トビーさま以上に窮地と言わざるを得ない。
私に黒を出し、もう一人の監督は灰の中。
私に白を出して狂人扱いをした方が、
よりトビーさまに疑いの目を向けられそうですのに。
又、以前から霊能者を道連れなどといった、自らを省みぬ言動。
狂人に見られたいが為?
狂人かて吊られるリスクは高いでしょうに。
可能性が残っている以上はシャーロットさまは処刑。
それで終わるならばこの喜劇も終わり。
シャーロットさまで終わらなければトビーさま。
確実に幕は下りる。
……こんなに単純に物事が進む筈は、
無いのですけれど、ね。
[とん。背中に灰色の壁。
感情の無い人形の微笑。]
/メモ/
【狂気レベル4】(生きていたら)
【シャーロット:Hortensia―蒼の微笑は仮面】
【故・セシリア:Violet―貴女の音色はどんな色?】
【ナサニエル:Hiver―其処にロマンは在るのだろうか】
【:】
灰色の世界って退屈ですわー。
誰が犯人かなんて考えても殺せませんものー。
[何処からか扇子を取り出してひらひら。
そんな折、何処かから声が聞こえた。
いつかの伝統。]
……お仕事ですのね。
【On Air】
[テーブル――マイク――ヘッドセット――BGM――
カメラに向かって笑む。]
皆様、御機嫌麗しゅう。
深窓の令嬢ソフィー・タリスがお送りする新時代テレビ、
「叩け、天国への扉」のお時間がやって参りました。
この番組は、白い部屋に閉じ込められた12人の人々の模様を実況中継すると同時に、彼らに関するエピソードなどをご紹介するノンフィクション番組です。
12人と申しましたが、只今入手している情報によると、内5名は既に死亡、えー、私も含めて、ですね。既に霊魂となった5名は全面的に番組に協力してくださると、……え?何?了解は取っていない?そんなのお金で脅せば良いでしょう。
コホン、失礼致しました、霊魂の私達はスタッフとなり皆様に情報を提供して参る次第です。
【On Air】
それでは現場の声をお聞きしましょう。
[画面は白い部屋の光景へと変わる。]
「ぼくを、見るなぁあぁぁあああっ!!!」
「君が、殺した!!」
「あかいせかいで、いきるため…?」
「ほら、そんなところに寝ていないで」
「ロージー眠ってるんだから、静かにしてよ」
「駄目だよ、さようならは」
「――ああ、誰か、誰か!!」
【On Air】
ご覧の通り、部屋の中は大変混沌としております。
狂気に支配されていると申しても過言ではないかと。
見るだけならば絵画と変わりないかもしれませんが、
実際は血の匂い、感触、空気など。
あらゆる感覚を死が支配します。
更に、彼らは長い時間――
それがどのくらいなのかは此方でもわかりませんが、
長時間食事を一切摂っていないとのこと。
人間が精神的に追い詰められるとどのようにおかしくなるか、
今後もお伝えしていこうと思う所存であります。
【On Air】
唯、単に人々を監禁しているのではなく、
この状況を作り出した犯人が二人居るとのこと。
私の知り得る言葉で言い換えるならば「監督」です。
そして其れに協力する者、
或いは対抗する力として占い、霊能、守護。
これらが存在して現場は更なるドラマを見せようとしています。
視聴者の皆様には、一体誰が監督かお解りでしょうか。
解った方は、当番組に情報をお寄せ下さい。
正解した中の方から抽選で一名に1000ドルを差し上げます。
応募は此方のあて先へ。
【On Air】
えー、正直、当番組、余りに突発的企画だったため
既にネタ切れしております。
番組に関わる全ての者の代理として謝罪いたしますわ。
申し訳ありません。
白い部屋の人々、そして視聴者の皆様と共に作っていく番組を目指し今後も尽力してゆく次第でございます。つきましては何でも構いません、情報、ネタ、寄付、寄付、寄付等、どんどんお寄せ下さいませ。
あなたのその1ドルが!
この番組をより面白く!
そして出演者の我々が美味しい思いを!
コホン。
【On Air】
それでは新たな情報が入るまで
音楽番組に切り替えます。
番組の趣旨に伴い、この殺戮の饗宴に相応しき曲をご用意致しました。アーティストのPVと共にお楽しみ下さい。
まず最初は、日本のホラーアニメの主題歌として御馴染みのこの曲。その懐かしくも何処か斬新な旋律は聴く者を魅了致します。優しい歌声とは相反して狂気めいた歌詞が話題となり、日本では大ブレイク。アーティストは元々は成年向けゲームの主題歌で人気を――あ、此処はカットですか、そうですか。はい。
ということで一曲目、
――死魔みやえい子の「ひぐらしのなく頃に」
【On Air】
逸話ですが、ひぐらしのなく頃に、という曲につきましては、当番組のディレクター・オランゲが「番組のイメージソングに!」と一押しした曲であります。
続きまして、……え、何、もうネタがない?仕方ありませんわね、それでは私が自ら持参した此方の音楽をば。PVではなくライブ映像ですが、アーティスト本人が登場人物に扮し、余りに大袈裟に……じゃなくて、非常に原曲に副うた形で映像化が実現した、楽園パレード。
修道服、眼鏡、仮面、仮面、仮面とコスプレファンにも大人気。
そうでもないですか?そうですね、コアなファンにも大人気。
鎖運怒 穂雷存による「Elysion〜楽園パレードへようこそ〜」をお楽しみ下さい。
【On Air】
この、何の下準備もしていない24時間テレビみたいなノリは一体何でしょうか。そして私、そろそろ休みたくなってきました。
ああっと、速報です!
只今、24時間耐久マラソンが遂にスタートとのこと!
アーヴァイン氏は一体何処まで走り抜くのか!
それ以前に彼は何か喋るのか!
その果てに感動を求めて、今スタートです!
……ふぅ。
暫しアーヴァイン氏のマラソン中継を*お楽しみ下さい。*
学生 ラッセルは、村長の娘 シャーロット を投票先に選びました。
踊り子 キャロルは、双子 ウェンディ を能力(襲う)の対象に選びました。
其れは芸術のようなものでしょうか……
[緋い髪の男の言葉に、ぽつりと呟く。
あの白い部屋も最早、白い部屋とは言えぬ気がする。
白と赤のコントラストに、目を細めた]
[長い眠りから覚めたような感覚だった。でも、普段のそれとは異なって、とても晴ればれとした気分。思考停止から脱け出し、私は論理を積み重ねる]
名乗り出た4人の中に、本物は2人。偽物は監督と、その協力者だとすれば、組み合わせは5パターン。
どちらの霊能者が本物か、を軸に考えると……
ソフィーさんの場合が3通り。
シャーロットさんの場合が2通り。
ソフィーさんはセシリアを監督だと言ってるから……彼女が本物なら、トビーが何者であろうと、私たちの中に容疑者はいないことになるね。トビーかシャーロットさんがもう一人の監督。
シャーロットさんが本物なら、トビーは占い師か協力者よね。ローズさんについても同様。そして、トビーが偽物なら……にいさまもキャロルさんも、監督だという可能性は残ってる。
[そこで少しだけ間を空けた。
二人に視線を束の間、*向けた*]
(中)
しかし、これでセシリア監督なら本気で切ない。
……うーん。ローズを食べる気だったら
わざわざ霊能者に名乗り出ないと思うんだ。
占われやすいとこにいたって殺せばいいだけなんだから。
そうなると、やっぱりシャロ真で考えるのがベストだよね。
ソフィーのセシリア狼判定は
ぼくもローラーの中に入れさせる為と考える方がしっくりくる。
そのために、どちらが狂人がわからない占い師を殺した。
行動を考えると、そうなるだけれど。。
明日エピなら、本気でせつないね。
……でもね。私は、にいさまもキャロルさんも、さほど疑いを向けるには当たらないと思ってる。
[なぜなら――と推理を紡ぐ思考に割り込んで、キャロルの問いかけが思い出された]
私がキャロルさんをどう思ってるか……情報が増えた後だから、答えるには遅いかもしれないけど、言っておくね。
占い希望に上げたのは、これもまたトビーが……なんだけど、最初に占う希望に挙げてた相手に対してどんな結果を伝えてくるか、知りたかったから。
私自身からは、他の人に色々尋ねてるとことか、脅えたり怒ったりしながらもこの悪い夢を何とかしようってしているところにすごく人間味を感じたよ。人間味、って単語の使い方、おかしいかもしれないけどね。
でも、この状況が「監督」の望み、作り出したものだとしたら……。
それはどう考えても、非人間的な感性の持ち主だと思うんだ。
[それで――と、視線を戻した。誰よりも私を惹き付けるひとへと]
でね、それはにいさまにも言えることだと思うの。身内びいきだと思うし、にいさまも確かに時々へんだけど……でも、私は信じてるんだよ。
[だって――と続けてしまいそうになって、私は心の手綱を引き締める。話を戻さなくちゃ]
それで、えぇっと。
シャーロットさんがソフィーさんを監督だ、と言った件について指摘するね。
もし彼女が監督だったら――それはソフィーさんが本物で、あの二人を処刑すればおしまいってことだけど――、ソフィーさんを監督だという嘘はつき難いと思う。
監督じゃなかったけれど偽物だ、って言いそうに思うの。そうすればトビーは監督だってことになるし、占いの信憑性も下げられるしね。さらに、処刑候補の筆頭に来ちゃうのも明らか。
監督にとってはデメリットばかりだと思うんだ。
一方、協力者ならソフィーさんはあれで妥当だけど。でも、それなら監督はトビー。ローズさんとの比較で考えると、その可能性はあまり高いとは考えにくいんだ、私には。
ただ、少し前のウェンディちゃんと
シャーロットお姉ちゃんへの問いかけとかを見ていたら
ウェンディちゃんも、監督ではないように、見えてしまったんだ。
あと、キャロルお姉ちゃんの占い先が
最初は、クインジーお兄ちゃん
次は、ハーヴェイお兄ちゃん、と
両方監督ではない人をあげているんだ。
そこも気になったんだよね。
牧童 トビーは、村長の娘 シャーロット を投票先に選びました。
[心をを落ち着かせて][冷静に][思考を止めるな]
[自分へと言い聞かせるように]
ローズお姉ちゃんは狂人で霊能者の1人が監督だ。
つまりは、ソフィーお姉ちゃんが真の霊能力者なら
シャーロットお姉ちゃんがいなくなれば…
ぼく達はここから出れるって事になるよね。
それなら、ぼくは……
[悲しい表情][小さく、謝罪の言葉] [ごめんね。と]
シャーロットお姉ちゃんを…殺す。
そして、もしも、このシナリオに終止符が打たれないのならば……見つけてみせるよ。
どこかに隠れている、監督をさ。
白と赤のコントラストの中に、5つの動かない肢体、7つの動く狂気。
それがあたかも万華鏡のように燦めく舞台。
創造主も粋な計らいをしてくれるモノだぜ。
[亡骸からトビーへと視線を移す、その瞳、虚ろ]
私は確かにそう言った。
逆に聞くけど協力する人が名乗り出ない事ってあるの?
それって協力してる事にはならないんじゃない?
協力してるんだから嘘をついた、
そう考えるなら嘘をついているのは二人、
そして犯人は一人。違う?
[その瞳はトビーを捕らえているのか、虚空を見ているのか]
両方監督ではない人を、あげて、いる?
意味がわからない・・・。
それはトビーが思う監督だと思う人を私は指名していない、
そういう、事?
[小首を傾げている]
……シャーロット嬢が監督やらだとは
私はあまり思えないのだが。
自らを処刑せよと言う発言、
事実彼女は危うく殺されるところであった。
潔白である、犯人ではないという証明のつもりで発言したとは到底思えん。
まことに死を願っていたとしか思えんのだが。
そして、彼女はマドモワゼル・ソフィーを犯人だと告発。
占い師に犯人が居ると見ている者がいる中、
霊能者に犯人が居るとシャーロット嬢は言った。
彼女が犯人なら勇気の要る発言だとは思わんか。
[其処まで謂って、剣でこつ、と床を叩いた。]
ナサニエルお兄ちゃんに聞かれたから、疑っていた理由を言っただけで今は、キャロルお姉ちゃんを疑ってはいないんだけどなぁ。
[ちかちか][裸電球の点滅][一寸訪れる闇]
そう、話に対しての対応の様子もすこし気になっていたんだったな。なんだか過剰な気がしちゃって。
ただ単に疑問を残さないようにしているのかもしれないけれど。
[ふぅ、と息を吐き]
…お姉ちゃん、協力する者は名乗らない可能性は
ゼロ、ではないとぼくは思う。
けれど、あの状況ならそれはないだろうね。
お姉ちゃんの言っていた事は、理解できるよ。
ただ、あの時のお姉ちゃんが、あそこまで
はっきりと言い切る所に違和感を覚えたって事。
ああ、わかりにくかったかな。
ぼくの視点から見ると両方監督ではない人をあげている事になるよね、って事だよ。
[もう一度、こつ、と床をたたいた]
まあ、それでも。
守る者が名乗り出ていないものの中に
まだ生き残っているとして。
守る者を護る為に、処刑を能力者
―――この場合、既にやるべき事をなくしてしまったシャーロット嬢―――へと執行するのは、
悪い話ではない、のかな。
[生き残り7人、この中に1人犯人。]
早く奴らをしとめなければならないが―――
さて、どうすべきか。
さーって、いきなりだけど
ここでこのペンダントの解説だ。
実は、このペンダントの透明な石は
水晶!!
ではなくって、唯のガラスだよー☆
中にフィラメントが仕込んであるんだ。
そして、ぼくがこっそりスイッチを押すと
2種類の色の光を出す事ができるんだ。
小道具さんの力作さー☆あははー☆
(中の人は真面目RPに飽きたわけではありません)
ゼロでは、ないわ。
けど犯人が二人共名乗りでたら
余程の事が無い限り生き残れないわ。
最初はほとんどの人が
占い師や霊能者の存在を認めなかったんですもの。
私がそうだったように。
だから協力者は名乗り出た方が良い。
そう思うわ。
[その虚ろな瞳はトビーを捕らえる]
残りは…――3人。
ナサニエルお兄ちゃん。
ラッセルお兄ちゃん。
ウェンディちゃん。
シャーロットお姉ちゃんが真霊能者なら
この中に…あと1人、監督がいるんだね。
[よろりと][壁に背を委ねながら]
[ゆっくりと立ち上がる][確かめるように]
まだ…使える。
力を使うことができる…。
誰に…?誰に使うべきだ…?
[赤][青][黄][視線を投げながら…思案する]
[乾き始めた緋]
[自ら抉った傷に]
[ぐちゃり]
[指を沈める]
シャーロットさんを処刑して終わらない場合、
トビーが監督、もしくはソフィーさんが偽であることが判明。
トビー監督ならばトビーを処刑すれば終わり。
怖いのはソフィーさんが偽者のときか……
トビーの真偽も判断つかないし、占われてる2人も疑惑の対象に戻る。
[緋く染まった指先]
[触れたポーンも紅く]
・・・占い師に犯人が居ると見ている者がいる中、
霊能者に犯人がいるとシャーロットは言った・・・。
[ハーヴェイの言葉にカタリ、カタリ、回路は動く]
シャーロットが監督じゃなかったら、本物か協力者。
本物なら言ってる事は本当。私達の中にまだ犯人が一人。
協力者ならトビーが犯人かしら。
監督なら霊能者としてやる事は終えている。
そのまま生き残るなら私達を説得してもおかしくない。
それなら本物か、協力者。
どちらでも、ありえる・・・。
[誰を処刑するか――繰り返し膨張する疑惑と殺意。次にそれが目指すのは誰なのだろう]
えと、ね。何にせよ、この事件を監督してるのはあと一人だけ、なんだよね。
だったら、次に考えるべきなのは処刑される人にどれだけ監督である可能性があるか、ということ。
私からは、その対象は――
[4枚のカードから2枚を捨てる。その先の言葉を口に出すには、少しだけ勇気が必要だった。だから、私はにいさまの顔に視線を一瞬、そよがせた]
……実質的に、二人だけ。
ラッセルさんとナサニエルさん。トビーとシャーロットは、きっと、違うと思う。確信ではないけど、自信はある、よ。
シャーロットさんが偽物なら、ソフィーさんが本物。この点の方が重要だと思う。
その場合、名乗り出ていない中には監督候補はいなくなるし、ね……。
でも、ソフィーさんが本物だったら、もっとその部分を強調したんじゃないかな?
黙ってても私たちで何とかするだろうなんて、あの人が考えそうには思えないの。
[その手の中は空、何かを捨てる動作をする少女。
少女の行動に疑問を持つ程の思考まではなく。]
ウェンディはラッセルかナサニエルが犯人かもしれない、
と言ってるの?
[こくり、と頷いて口を開く。あのポーンが捉えるのは、どの駒だろうと思いながら]
かもしれない、ではなくて、だと考えてる、っていう意味だよ……。
ソフィーさんは本物の霊能者じゃないと考えてるって意味も同時に持つね……。
しかしシャーロットさんを真と捕らえたとき。
どうしても真に見えないのも確か。
質問に対しての答えがいまいち要領を得ていなかったし……
ソフィーさんに比べてどうにも犯人を捜そうという
意識が低いと思う。
シャーロットさんが真なら、名乗り出なかった人間の中に
監督がまだ1人いるはずなのに。
トビーとシャーロットさんが死んでも終わらなかったら、
残った人たちにはもう後がないのに。
この点においてぼくはシャーロットさんを信じられないな……
[駒を血の海に沈める]
ラッセルももうすぐこっちの世界の住民になりそうだな。
[赤と白の狂気の世界。]
犯人は此の視点でも見つけられそうもない。
ソフィーさんは本物の霊能者じゃないと考えてる・・・。
[ウェンディの言葉に首がメトロノームのように揺れる。
ゆらり、ゆらり、回路は再び思考する。]
ソフィーが偽物なら。犯人で決まり。
じゃぁソフィーはなんで名乗りでたのかしら。
ソフィーが犯人なら占い師は本物と協力する人。
もしかしたら、本物と犯人かもしれない。
[されど]
そうなると協力者がわからない。
占い師は本物と協力者だとすると。
[ふと首が止まる]
え?ロージー?何?占う相手?
犯人の仲間が危険な場所にいたら?
それならおかしいよロージー。
占い師に協力者がいると考えるなら、
仲間と一緒に隠れてた方が良いと思うよ?
[首は再びゆらり、ゆらり]
[唐突な数字に面食らったけれど、心の中で少し目を見開いた。殺意の交錯――そう、何故だったんだろう?]
うん、ナサニエルさんが……まるで、選ばれかのように。彼女に殺意を向けたのは、彼と私とトビーとシャーロットさん。私はあらかじめそう動いていたけど……ナサニエルさんって、どう、だったっけ……
[胸中に沸き起こる疑惑の雲。少しの間、記憶を辿った]
[記号の羅列、数字の羅列、首を傾げつつ]
―――……チェスの手のようなものか?
まあ、いい。
……何故マドモワゼル・ソフィーは殺意をナサニエルに向けたのだろうな。解せないところだ。
彼女は蝶を追う余り、見誤ってしまったのかもしれんが。
[本気か冗談か分からない口調で呟く]
霊能者は、死者を見る。
あと1人なら、自分の力は要らない。
では私を殺せ、という考えなのかも知れんな。
此ればかりは聞いて見ねば分からんが。
真実を語っているなら語っていると訴え、
生き残ろうとしてほしいという思いも確かにある。
彼女が本物なら、彼女を処刑することはただの時間の浪費にしかならないのだから。
うん、そうよね。おかしいよね。
[誰に言ってるのか]
もしソフィーが本物ならなんで何も喋ってくれなかったの?
セシリアは犯人と言った後、一言も。
どうしてナサニエルを狙ったの?
本物なら犯人と言った後も頑張ってると思うわ。
私達を取り仕切ろうとしてたじゃない。
まるで一仕事終えたから良いみたいな。
生への執着。
[ぽつり、と]
それは、確かにシャーロットお姉ちゃんは欠けていた。
そこが、狂人を彷彿させるようだった。
だけど、狂人はローズお姉ちゃんだから、そうじゃない。
となると、どちらが監督か、となると…
それはソフィーお姉ちゃんの可能性の方が高いと思った。
だって、監督から見たら狂人が占い師にCOしているのが
わかっているのに、どうしてわざわざ後から霊能者を騙るんだろう。
ソフィーお姉ちゃんの行動は、真霊能者をおびき出そうとしているように見えるからね。
[話に耳を傾ける][殺意の方向……]
…なんで、ハーヴェイお兄ちゃん…ぼくに…。
[思いっきりしょぼんと、頭を垂れて]
蝶を追うあまり、ね……
彼女なら有り得ない話ではないと思ってしまうよ。
[緋を纏う駒]
[倒れたいくつもの死体のように]
……そういえばどうしてハーヴェイさんはトビーに……
[言いかけて]
[頭を垂れた少年が目に入り]
[口を噤む]
[視線をスライドさせる]
[青]
ナサニエルお兄ちゃん…
ずっと、揺れない。
そんな印象。
ウェンディちゃんをそこまで
疑っている理由を聞きたいくらいだね。
[黄]
ウェンディちゃん…
常に思考を巡らせている。
監督を探す姿勢。
確率…殺意の方向…
やっぱり、あまり疑えないなぁ。
[赤]
ラッセルお兄ちゃん…。
思考がぼくと違ったりしてるからなのか
あまりつかめない…そんな感じがする…。
中「素直に間違えたというべきでしょうか」
書「中発言が出来ないしな」
中「エピローグまで待つか」
書「処刑されたら吹く」
中「自業自得」
書「お前のな」
中「orz」
[ふと、気付く]
ねぇウェンディ?
どうして前の占いの時私を指定したの?
トビーが気になってるからと言ったけど、
ウェンディ自身は私の事どう思ってたの?
前に言ってたなら改めて言わなくて良いよ。
お姉ちゃん記憶を辿るから。
私の希望、今のうちに言っておくね。
ナサニエルさんを処刑して、トビーにはラッセルさんを占ってほしい。
そうすれば、私の視点でほぼ全てが明らかになるもの。トビーにとっても、それは同様でしょう?
ラッセルさんはシャーロットさんを疑うのに固執してる感じがあるんだけど……。
ナサニエルさんは脅威を受け止めてるだけで、何か解決策を出そうとしてるように見えないから、ね。
――にいさま。
――にいさまは、どうするつもりなの?
[未だ汚れなき銀の剣]
[それが血を吸うありさまは――美しいのだろうか、それとも悼ましいのだろうか]
[heaven's door――私は囁き掛ける。魂の奥底に。浮かび上がってくるイメージは、私の半身。生まれていたら斯くあるだろう、双子の姿]
(書き込んで)
(にいさまは襲われないと)
(私たちが生きているかぎり決して)
(にいさまは死なない、と)
[少年――リックと名付けられる筈だった彼は、半透明の非実体として現れる。私のすぐ傍ら。誰も気づかない――同じ力を持たない人には見えないのだ]
(にいさまに願うのはそれだけ)
(私を愛して、なんて願わない)
(でも、望めるのなら)
(せめて、一筋の涙を)
[ペンを持つような指先が動き、私は見た。にいさまの魂のかたちと、それを包む淡い輝き。ありがとう、と囁くと、少年の姿は薄れて消えた]
シャーロットは嘘をついてるのかしら。
ついてないのかしら。かしら。かしら。
もしも偽物なら?協力する人なら?
一番イヤなのは最後に生き残ってるが
協力する人と犯人と、私達の誰か一人。
こんな事にはなりたくないよね、ロージー。
本物なら
[シャーロットを力なき瞳で]
なんとか言って?
[微笑んでいるのか、否か、表情に覇気がない]
双子 ウェンディは、冒険家 ナサニエル を投票先に選びました。
……
[兄と呼ばれ、ウェンディに視線を向ける。
霞のかかった瞳。
―――私は、兄――だった、ろうか?]
……私は。
トビーにはまた、残りの人を占ってもらうべきであろうと思う。
シャーロット嬢はどうだろうな……
話を聞きたい。
そうでなければ、処刑をするか、否か決められぬ。
守る者が残っているかどうか分からぬが、
保護する観点よりシャーロット嬢を処刑するのはありである、と思っている。
が、未だ名乗りでも占いも無い者を処刑し狭めるのも
……あり、か。
ならば誰か。
今日…シャーロットお姉ちゃんを…生かす。
それは…すこしぼくは怖いよ。ウェンディちゃん。
確かに…言い分はわかるんだ。
だけど…それはみんなにとっては危険な橋ではないのかな。
[heaven's door――開くのは、誰?]
トビー、でもね。どこかで決断しないといけないの。
誰を信じるか、誰を生かすか。
シャーロットさんを処刑するというのは、ただある種の作業だと思うんだよ。
にいさまも言っていたけど、彼女が本物ならただ時間の浪費。監督の協力者だった場合も、事態の本質的な解決にはならない。
そう考えて、より有効な手を打とうという姿勢は……危険、なのかな。
書生 ハーヴェイは、村長の娘 シャーロット を投票先に選びました。
ウェンディはよく人の話を聞いてると思うよ。
それだけに、一番怖いかもしれないけどね。
もしもトビーもシャーロットさんも処刑しても終わらなかったら。
彼女に対して疑う材料が無い。
[視線を天井へ向ける]
[明滅する明かり]
[目がおかしくなりそうな]
……トビーが偽者なら。
占われた2人も疑わなくてはいけないのか。
地獄だね……兄さん。
[何も無い虚空]
[見つめては哂う]
私はラッセルを占って欲しい。
ウェンディから私を選んだ理由を聞いてないけど、
そこは記憶を辿ってみるから。
言葉を選ぶように喋ってるのが気になるの。
それとソフィーを犯人と考えるなら、
占われてない中で仲間として
当てはまりやすそうなのはラッセルだと思うから。
信じる…。
[とくん、と][胸が鼓動を。]
確かに、そうだね。ウェンディちゃん、強いんだね。
ぼくは力でみた人は信じられる。
だけど、そうじゃない人は…やっぱりどこか疑ってしまう。
ウェンディちゃんから見たら
ぼくが本物かどうかもわからないはずなのに…
そう、信じようと…――
決断、か。……それは、今なのかな。
[殺意の方向を][見極めるべき時なのか]
そして、そんな提案をできるのは
ぼくは、監督だとは…やはり思えない。
ラッセルお兄ちゃんが心配しているけれど…
ソフィーお姉ちゃんが偽と仮定すると、こんな自分の場所を狭めるような行動を監督がするとは思えないよ。
……引き続いて、ラッセル占いを希望だな。
ウェンディはよく語っている。
リスクのある提案を持ちかけてくる。
犯人ではそうそう謂える事ではなかろう。
私はそう判断した。
ナサニエルは―――どうだろうな。
あまり犯人っぽくないとも思うが、
そうでない決め手があるかというとそうでもない。
ただシャーロット嬢を殺意のこもった眼で見て、
それっきりなのが気になるといえば気になるが。
【――それは闇を払う銀の剣】
[剣尖を躍らせるにいさまを、私は祈るように見つめた]
どきどき、する……。
きっと、あれは――呪(まじな)いなんだ。
自分を守護者だと思わせて、襲撃を惹き付けようとする儀式魔術。
私はそう信じるよ。
にいさまが、私のことを信じてくれたんだって、そう信じるよ。
[都合の良い願いかもしれない。
勝手な解釈かもしれない。
そんな風にうまくいくように、世の中は出来てない]
それでも……
[私は祈った。飛び石を踏んで数えた小さな子供の頃のように、純粋に、心の奥底から]
[あれ、という気持ちが困り笑いになって浮かんできた。昔はそんなこと、なかったのに]
キャロルさん、私自身が貴女をどう見ていたかは、占いに上げた理由に続けて言ってるよ。
[閉じていた瞳を開いて、ぽつり]
ウェンディちゃんは、私を残してトビー君が占っていない人を潰していくという考えなのですね。
トビー君が本当に占い師であるかどうかは解りませんが…
私もトビー君にはまだ占いを続けて頂きたいと思っています。
もしも私を残してトビー君が襲われたら、その時私を殺せば良い。
ううん、ラッセルさん。
「監督」はあと一人だもの。
疑うのは一人でいい。
増やさないといけないのは、信じられる人、よ。
誰かを信じるより、疑うことの方が簡単だもの。それに飲み込まれないようにしなくちゃいけないの。
だから、信じられる人を探すんだよ。
[そう――私にとっての、にいさまのように]
・・・私が昔犯した罪の重さがわかったわ。
殺せば良い、そう言い続けるのはこの世界にそぐわないわね。
生にすがる事でこの世界は成り立つのに。
・・・世界の根底を覆すような事を言われたら、興が醒めるわね。
殺せば良い、じゃダメなのよ、シャーロット。
私はアナタの事を協力する人か本物だと考えてる。
その事で何か思う事はある?
この事以外の事でも良いの。
ロージーもアナタが何者なのか気になるから。
[困惑の表情]
[殺意の方向…]
信じる…。
人を信じるって
こんなにも難しいことなんだね。
ぼくは、ナサニエルお兄ちゃんも
ウェンディちゃんも…監督には思えなくって…
ラッセルお兄ちゃんを…消してしまうよりも
やっぱり……――
[蒼い髪の女性]
[人を信じられない事は]
[罪を重ねるみたいだった]
……そうではない。シャーロット嬢。
貴女は死にたがっているのか。
此処で無駄手を使い、
全員餌食にされる可能性を高めるおつもりか?
考えるのをやめては奴らの思う壺だと
貴女は思わないのか……?
ええと、そんな事態は起きないと思うの。
もし、監督であるシャーロットさんがそうするとすたら、それはものすごい賭けだと思うし、私からはシャーロットさんはそういう事しない人に見える。他の人がどう考えるかは分からないけどね。
だから、その場合は名乗り出てない人の中に最後の監督が居るんじゃないか、って考えるだろうと思うな。
書生 ハーヴェイは、冒険家 ナサニエル を投票先に選びました。
書生 ハーヴェイは、村長の娘 シャーロット を投票先に選びました。
[――白の世界には。]
キャロル……
[静かに目元を覆う。
感情なんて無くしたはずなのに。
隠さなくてはいけないのに。
笑ったり泣いたりしていいのは
キャロルと二人だけの緋い世界だけ]
……ッ、キャロル――
死とは苦痛でしょうか。
死とは快楽でしょうか。
私にはそれすらわからない。
シャーロットさま。
貴女は一体、何を望んでいらっしゃる――?
…私が生きていては、皆様の判断の妨げになります。
そして、トビー君が本物であれ偽者であれ、その占いは必要なもの。
仮に偽者であったとしても、監督である可能性は低い。
…クインジー様、セシリア様が護る者だったとは考え難い。
護る者を殺してしまわぬよう、私を殺すのは…間違った判断ではないと思いますが。
[彼女の声はキャロルさんに向けられていたけれど、私は頷いた]
私も、そうだよ。
シャーロットさんが監督だとしたら最後の一人で、あまりにリスクが大きすぎる。
人は、自分の行いに何かの見返りを求めるものだもの。
本物か協力者なら、それを期待しやすい。けれど監督だとそうはいかないわ。
特に、もう一方の霊能者が生きている時点とあっては、ね。
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