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村の設定が「役職希望無視」のため、全ての役職希望が無視されます。
集会場は不信と不安がない交ぜになった奇妙な空気に満たされていた。
人狼なんて本当にいるのだろうか。
もしいるとすれば、あの旅のよそ者か。まさか、以前からの住人であるあいつが……
どうやらこの中には、村人が5人、人狼が2人、占い師が1人、霊能者が1人、守護者が1人含まれているようだ。
あー、諸君、聞いてくれ。もう噂になっているようだが、まずいことになった。
この間の旅人が殺された件、やはり人狼の仕業のようだ。
当日、現場に出入り出来たのは今ここにいる者で全部だ。
とにかく十分に注意してくれ。
自警団長 アーヴァインが「時間を進める」を選択しました
[船の小窓から見える 昏い海、――刹那、光る、雷]
ッ……
[ワンテンポ遅れで、雷鳴が鳴り響く]
いつの間にこんなに海が時化て――
[ドサリ。少年は最後の麻袋を船倉に入れ、重い扉をグっと閉めた。]
船長、荷物運び終わりました。
・・・船長ー!?
あれ?おかしいな・・・。
[少年はさっきまで傍にいた筈の船長の姿を探す。]
どうも。人狼希望を蹴られて、気付いたら霊能者で、今日の今日まで村のことをすっかりんこ忘れていた直樹です。
縁故関係がgdgdで、本当に申し訳ない(ノ∀`)
なんかもう、いろいろダメだ。頭の中がグルグル回ってる>ラチェクラのやりすぎ
中「守護者が来ました」
キ「守護者ね」
中「わりと美味しい立ち位置w守護者うめぇww」
キ「美味しいのかな、かな」
中「こんな時に限って早期に死ぬことはないように」
キ「出来るだけ頑張る」
[男は、すっかりキャロルの演技に見入っていた。ショウが終わり・・・]
ふぅ。キャロルは相変わらず綺麗だな・・・
[男は立ち上がった。]
[霧はゆっくりと、全てを飲み込んでいく。ランプの光も霧に阻まれ、ほの昏くなった部屋で男はゆらりと立ち上がった]
……。
あァ…。
ン、ンん・・・
[猫背を伸ばし、ぎょろりと眼球を動かした男は、感じた違和感に目を細めた]
…これで…終わる、はず。
だったんだけど、な…
[ボソボソと低い声で呟き、最後に、付け足した]
――面倒臭い。
[ぐらり。大きく揺れる船。]
わ、わぁ!!
[船倉からの階段から転げそうになりながら、デッキへと繋がる階段を駆け上る。]
・・・嵐、なのか!?
[ショウを見に来ていた客人も大方が姿を消し、
残るのはぽつぽつと見知った顔幾つか。
広いだけのホールも、少人数では寒々しさを思わせる]
こんな嵐に入ることなんて、今まで無かったのに……
アーヴァインさんは、どうしたのかな。
さて…
[気だるげに伸びきった髪を振り、呻く]
同胞…同胞、そう、同胞か。
フ、フフ、私に同胞!
フフフフフ…
[不気味に、哂う。然も可笑しげに。くつくつ、と喉を鳴らす]
…君と私は今理の外にいる。
ゆるりと黄昏を感じよう…そして未だ抵抗する彼らもその黄昏に誘ってしまおう…。
ひとつ、よろしく頼む…。
[父の服の裾に捉まって、
不安げに外の様子を伺う。
悲鳴と不安げなざわめき。]
雷、怖い……。
[船長のアーヴァインが神妙な顔をしていたけれど]
きゃ!!
[雷光に眼を閉じ、それもすぐ見えなくなってしまう]
[ザブンザブンとデッキに波がうねっている。
さっきまでは、あんなに穏やかだった海が、
黒々とした口を開けて、船を飲み込もうとしているかのように。]
なんでこんな時に、誰もデッキにいないんだ!!
船長!!船長ぉ!!!
[少年はデッキから操舵室へと駆け上がっていく。]
今この船には何の抵抗力も持たない無力の住民所謂村人が5名、占い師と霊能者、守護者がそれぞれ1名、そして我々2名。
我々は自身2名の他に味方がいない。
占い師に対抗を出すべきかそれとも出さざるべきか。
それから考慮すべきではあるな。
私は…表向き倦厭されるような人物であることに間違いない…。
私に目が向くようなら私が騙りに出たほうがいいだろう、な。
何れにせよ表向き私は彼らに非協力的を貫こうと思っている。
面倒臭いし。
要望があれば…今のうちに、お願いしたい…
私は、だれとも縁もゆかりもない、翻弄される小娘になろう。
でもそうね。必要そうなら騙りに出ないと。
そこのところは、先に気付いた方が騙ろうか。どうかな?
……さて。そろそろ人間になってこよう。
聊かえげつない手を使うならば、だ。
ホンモノが表に出ていようが吊られそうになるまでは黙って沈黙を保ち云々、という手も使えない訳ではない。
逆に我々は、3日目までにホンモノが占われて白、と確定する事態はかなり困る話になる、な。
占われたがりが居るなら黒出で早期に出て行く必要があるな。
なに、3、ないしは4逃げ切ればいい。
片方の犠牲も規定事項だろうな。
そうだね。急いで抗うことはない。
それに、むしろこちらから攻めて出る方がいいかもしれない。
わたしたちは、ちいさな人間達とは違うんだ……
ふふ。
[「甲板に居る方は早く船の中へ!」
誰かがそう誘導している]
外に誰かいらっしゃるのかしら……
危ないわ、こんなに波が高いのに。
[不安げに呟いた。]
[操舵室の扉を乱暴に開ける。]
せんちょ・・・・う??
な、なんで!?
何で誰もいないんだよ!!
[ぐるり、ぐるり。航海士の手にしっかりと握られているはずの舵が揺れるたび、船は大きく傾く。]
なんで!? なんでなんだよ!!
俺、こんな船、操縦したことないよ!!
[そう叫びながらも、船を安定させるため、必死に舵にしがみつき、少年はなんとか船を立て直そうとする。]
[船体が軋み、大きく揺れる。暗転した空、荒れ狂う波、遠雷が奔る姿を、男は血走った眼差しで見詰めていた]
――ふ、ふ。
[ぎょろり。眼球が細動する。長い船の生活でも久しく見られなかった程の嵐に、男は奇妙な高揚感を覚えていた]
ふ、ふふフフフフフフ…
[遠くで小さな悲鳴が聞こえる。怒号が聞こえたような気もした。モノが散乱した部屋は更なる混沌の体を見せ、棚から新たに何かがぶちまけられる。先ほどまで鳴っていた筈のオルゴールも、激しい音を立てて床に叩き付けられる]
フフフフフフフフ!
[くつくつ、と喉を鳴らし、乱暴に引き出しから紙を取り出す。適当に何処かに放られたはずの筆記具を乱雑に引っ張り出し、がりがりと何かを描き連ねる。嵐の中にも拘らず辺りに満ちだした霧には、全く興味の欠片も見せない]
[窓から外を見て]
むむ・・・
この天気じゃ外に出るのは危険だな。
嵐がひと段落つくまで、ここに留まることにしよう。
[男はそういうと、ショウを見ていた席に一旦戻った。]
ああ……そうか。
意識が甘かった。白となってはほんとうにまずいんだね。
なればこそ、我らにこそ、見極めの力が必要。
そうさ。黒を出そう。ふふ。
[不安げなエッタに歩み寄って、仄かな笑みを浮かべる]
大丈夫よ、エッタ。
大人が何とかしてくれる。
この船には凄腕の船乗りさん、沢山乗ってるんだから。
すぐ安定すると思うわ――
[或いはそうであってほしい、願望でもあった。]
くそぅ・・・。
誰か、誰か来てくれ・・・。
そうだ!
[少年は館内放送用の管の蓋を開けると、大声で叫んだ。]
乗組員に告ぐ!乗組員は、ただちに操舵室へ!!
船内のお客様!危ないですから、今すぐ船内へお戻りください!
くそぅ、なんで俺がこんなことまで・・・。
[少年は泣きそうになりながらも、力の限り舵にしがみついていた。]
うあっ……痛た
だれかー。だれか、助けて。たすけてっ
ごほっ、ごほ。みずのんだ。
///
波に蹴飛ばされ、甲板をどう転がったか。気がつくと船の扉をどんどん叩いては、助けを求めていた。あまり大きな声は出なかったが。
[貴女はいつも踊って――人を楽しませて――幸せにするんだよ――人々の笑顔を“見届ける”んだよ――]
……私は、
みなの笑顔を守る者。
何から――?
それは、
笑顔を、奪う者から。
[感覚的に識っている、無意識に心の中で呟く言葉。]
わたしは、
見届ける者。
[男は館内放送を聞いて]
む。やはり何かが起きているようだな・・・
こうしてはおれん。
私も操縦室へ行こう!
[男はホールを扉を開け、嵐の甲板へ出て行った。]
逆に言うなれば…
初回に黒を出したい、というのが我々の思考だな。
つまり…初回の黒出しは幾分かの信用の下落を生むことになる、な…。
少し練ろうか…。
[甲板は大嵐。いくら大人の男とは言え、自由に歩くことはできない。]
これは・・・酷いな・・・
[男は操縦室に向かう途中、波を被り惨めな姿になって扉を叩いている少女を見つけた。男ははうはう少女に近寄り]
君、どうしたのかね!?
大丈夫か!?
それに、初回では、嘘を見抜かれるだろうし。
……そういう邪魔な智恵を、人間もつけているらしいよ?
2日目。だね。
願わくば、誰か1人の正体を観察するなんて、はっきりと判ったりはしませぬように。そうだね。カミサマにオイノリしてみようか?
ははははは……
人間をひとり教えて、安心させて次に黒。が最高だと思うんだ。
もちろん、正体を見抜いてくるあいつに黒と言えれば最高。
誰なのやらねえ。
た、助けっ…
たすけて。
///
嵐の中、近づいてきた人影が涙が出るほどありがたくて、掌がまっしろになるくらいきつく握って取り縋る。
吹き付ける風に冷えた身体ががくがく震えて、抑えられなかった。
え、わ、私は?
[放送に乗って聞こえた声に、聞こえるはずもないのに問い返す。客ではないけれど、嵐に挑めるような強靭な海の女でもない。
それよりも客人しか残っていないこのホール、小さな少女も不安に駆られている。暫しは此処に留まろう、と。]
個室の皆様は、大丈夫かしら……
[伝声管から届く聞き慣れない声。助けを求める悲鳴のような怒号も、男には蟲の羽音と同義。男の筆は止まらない]
―――。
[男の姿からは考えられないほど緻密に、素早く動く筆。血走った眼を見開き、瞬きもしない侭に黒いインクはざら紙を埋め尽くす。さながら混沌。筆は進む、進む。ねっとりとした霧の渦。絡みつく雫。無意識に垂れる涎。ヨクワカラナイ異形は忽ちにカタチを―――、が、男の筆は、唐突にぴたり、と止まった]
守護騙り、とか考えましたが微妙ですかね。
占われ→黒出→守護騙り
守護に対抗を募ればいい感じなんですけど脊髄反射じゃない限り守護対抗は募れない→占い師は守護される、本人は襲われない、は不自然か。
口手八丁でなんとか…厳しい(笑)
[男は少女の返事がないことに気付いた・・・]
まずいな・・・
早急に医務室に連れていかねば・・・!
[男は意識を失った少女をおぶって、医務室を目指した。]
[男の眼に鈍い光が戻る。茫洋とした眼で暫くざら紙を見詰めていたものの、髪をかき上げて、無為に背もたれに身体を預ける。筆記具のペン先は無駄な力が込められたのか、どこかに弾け飛んでいった。描かれた何がしかの異形は、男の手で綺麗にバラバラにされた]
――――。
[どろり、とコールタールが動くほどの鈍重さで窓の外を見やる。薄靄を時折切り裂く閃光を見ても、男には、もう、何の感慨も、何の興奮も浮かばなかった]
占占灰白白白白守霊
守霊に当たる確率は7分の2。
こうなった場合真占を襲うか霊を襲うか。守護はほぼ確実に生きているので…守りはかなり守護次第ですね。
ちと分が悪いような。
[男は嵐に歩くのを邪魔され、船の揺れに何度も足を取られながらやっとの思いで医務室にたどり着いた。]
ふぅ・・・
やっと着いた・・・
[男は医務室に入ると少女をベッドに寝かせ、容態を確かめた。]
意識を失っている・・・
大分衰弱しているな。
[男は少女を横たわらせると、少女は水を吐き出した。]
これはいかん。
水を飲んでしまったのか・・・
[男は容器を取ってくると、意識を失っている少女に何とか水だけは吐き出させようとした。]
[事態はいつ収束するだろうか。この嵐が止むまで。それまでじっとしていれば、きっとまた楽しい航海の時が訪れる。それまでは不安でも――]
……
[舞台脇に転がっている有線のマイクを拾う。
思えば、どうしてショウの片付けもしないままに、乗務員達は姿を消したのだろう。電源の入っていないマイクを緩く握って、この不安な状況に、表情を曇らせずには居られなかった]
[力を失った瞳は中空を見上げる。瞳は何も映さない]
―――。
[ひゅう、ひゅう。男の細い、枯れ果てそうな呼吸と共に、ぼそりぼそり。細々と、細切れに。喉から音を出ている]
―――くだらない…あぁ…くだらない…
煩わしい…面倒臭い…いや、違う…不快。
そう、不快、だ。この気持ちは不快。快くないという情動。
気持ちが悪い。そう、これ、が――気持ちが悪いという感覚――
[ふつりふつりと音を途切れさせながら、ぼろぼろと言葉を零す。男の眼は、何を映しているのか…鈍い光が明滅した]
これが狂気を宿していない厳しさか……――
何か知った素振りをすれば、「何故知っているのか」と
此処は何もない、唯、船が嵐に巻き込まれたという不安だけ。
私はそれ以上に何かに怖れることはない。
けれど違う。此れは前触れ―――
[暫くして、男は何とかして少女にひとしきり水を吐き出させた。]
ふぅ・・・
これでひとまずは安心だろう。
あとは・・・
[男は、少女が甲板を転がった時にした怪我の手当てを始めた。]
[ホールから外に続く扉へ、歩んで
軋ませる。いつもより重い。外からの風の所為か。
長い廊下へゆるりと目を向け、
ふっと、視界に掠めた人影は何だっただろう。記憶が確かなら]
――アーヴァイン、さん?
アーヴァインさん!
[呼び掛けたが、廊下の角を曲がり消えた人影は遠い。
追い掛けるように、衣装を靡かせ駆けた]
なんていうか、独り言が中身発言コーナーになってる気がする。
それにしてもログ伸びるののんびりだなぁ。
みんなRPの動きを考えてるのかな?
主体は2人までしかいないわけだし。
…不快。不愉…快。
[途切れ途切れに。確実に。何かを組み立てて。低い音は部屋に堆積していく]
気持ちが悪い…この、感覚…
いつも感じているこの、感覚が…。
ふ、ふふ、ふ
これが…わ、たしの…否。チガウ。そうでは…。
いや、否定は、しまい。
[いつの間にか、辺りは静かに。閉じ切った室内には壁も見えないほどに霧が立ち込めており、男が視線だけ動かしても窓の外には薄靄しか映らなかった]
え?
[曲がり角の先に、アーヴァインの姿は無かった。
忽然と姿を消したように、煙のように消えてしまった。]
どうして……?
[代わりに、アーヴァインが消えた曲がり角に落ちていたのは、古ぼけた一枚の地図。すっと目を細め、それを拾い上げては、滲んだ黒に息を呑む。――おそらくは古いもの、だが、血液を滲ませたような染み。
地図に目を向けながら、ホールへと戻っていく。地図――正確には海図。だが黒い染みでその機能は果たしていない。何気なく裏返してみた、其処には、血の模りで綴られた、何かの、文字]
[男は、少女の怪我の手当ても一通りすませた。]
ふぅ・・・
応急処置はこんなものかな・・・
船の様子がおかしいことだし、操縦室へ行ったほうが良いのかもしれないが、私は医者。病人を診ることはできるが、船の操縦はできん。
彼女をこのままにしておくわけにもいかないし、ここは他の乗組員に任せることにしよう。
私も、緊急時のために簡単な船の操縦ぐらいは覚えておいたほうがよかったのかもな・・・
[男は、ため息をつくと机に向かい、少女のカルテを*書き始めた。*]
[晴れない視界には然して興味も抱かず、机上に視線を戻す。背もたれに掛かった体重に椅子はぎぎ、と軋む音を立てて僅かに後ろに下がった]
―――。
[ペン先を失った筆を茫洋とした瞳で見詰めて]
―――何かを。
―――何かを、表現する、と。
いう、こと。
ソレ、が――
[そこまで音を出した男は、目蓋を落とした。薄ぼんやりとした視界は、光の滲んだ闇になる]
――占い師、霊能者、守護者、……
[地図に綴られた文字を内心で呟く。
全てを読むことが出来る。全てを識っている。
何故己がそのようなことが解るのか、
それは論理的に説明することは難しい。
とても 感覚的に]
やっぱり、予定調和……
アーッ!
編成とか見るのにこぎつけねええええええ
メイが起きて、キャロルのところへ戻れることを期待しよう。いざというときは、後から編成を聞いちゃえばいいんだ☆
今夜は眠いし、明日は早いのでもう寝ます。
おやすみなさい。
[ショーが終われば、次第に人はまばらになっていき。
自身も良い頃合いだと知れば、バーへと向かおうかと考えていた。
しかし、予約までして取っていた席に着かせて貰っていた分、立ち上がるのは少し、いや、かなり辛いモノがあった]
ん?
[雷鳴。小さな悲鳴にようやく気付く。
外は時化ていた。
何か、慌ただしく。そして、何か、閑散としている。
ぞく。
背筋に奇妙な感覚が広がる。
嗚呼、何だか。嫌な予感がする]
うん。
[唸る。
嫌な予感。募り募って気持ち悪くなってくる]
外から聞こえる声も変なのよね。
[一人呟く。
表情は崩さずに、ただ、唇を小さく動かし]
すぐに時化るなんて。
どんなコース取りしてるんだか。
いくら何でも、対応が遅すぎる。
外に人が居ないかくらい確認するでしょうが。
そこまでこの客船の乗務員に新米が多いとは思えなかったんだけど。
[止めどなく出てくる言葉は不安の裏返し]
[嗚呼。嗚呼、嗚呼。
何だか、ムカツク]
失礼。
[立ち上がる。
無礼?知ったことか。
そのままホールの隅まで行くと、抑えていたシガレットを口に加えた。
マッチで火を付ければ、その燃え滓は金属製の入れ物の中に入れる]
五月蠅い。
[船内放送。声が切羽詰まっていた]
本当に、どういう操船をして居るんだか。
これで豪華客船と名を募らせるのかしらね。
私じゃなくても不満をもってる人は多いでしょうに。
こ、困ったな……
何て書いてあるかわからない……
[地図を手に、助け舟を求めるような視線を辺りに投げかける。]
あの人ならわかるかな……
[聡明そうな女性、煙草の紫煙がホールの隅で踊る。
自分よりは、知識があるかもしれない、と。]
[紫煙をくゆらす。
その臭いは落ち着かせると共に、更に感情を加速させる]
嗚呼、もう。
今の運勢で言うなら最悪なんでしょうね。
惹きつけられて堕ちた気分だわ。
[手にシガレットを持てば、大きく息を吐く。
灰は金属製の小さな箱の中に]
全く、生きた心地がしないわ。
大きな船舶が不注意で沈んだって事故、あったかしらね。
確か、日付は。
まぁ、良いわ。思い出しても意味がない。
原因は今だ分からない、だったかしら。
でも、救出された人の話に寄れば、天候は良くないとか言ってたし。
[思い出すのは自社の新聞の内容。
たまたま目に付いた記事]
新聞記者が、事故に巻き込まれるとか。
編集長は喜びそうだけど、実際に会うかもしれないとなると、洒落にならないわね。
[もう一度、シガレットを口へと持っていく]
すぐに天候が変わったのだから、それなりに対処をするモノだと思ってたんだけど。
その割には船、揺れるのね。
[視線を窓の外に向ける。
まだ、天候は荒れていた]
キ「ソフィーさんは怖い人、かな」
中「それよりキャロルさん、喋り方が幼児化してます」
キ「ぇぅ、怖い時はこうなっちゃうんだもん」
中「背伸びしてるだけですか」
キ「ぅぅ、そんなこと言わないで欲しいかな、かな」
中。o(なんというレナ……)
―――……あ、あの
[声を出すまでに暫く時間が掛かった。
目が合ったその女性へ、おずおずと手にした地図を差し出す]
これ。アーヴァインさんが落として行ったんです。
よくわからないことが書いてあって――私には読めない。
貴女なら、読めるかな、って。
[踊り子。先ほどまで舞台上に立っていた女性。
何処か怯えている様に見えるのは気のせいか。
それとも。
また、やってしまっていたのだろうか]
悪い癖、ってヤツなのかしら。
[シガレットを口から離すと頭を掻き。
金属製の箱の中でもみ消し、入れると、声をかけられ]
はい、何でしょう。
[差し出された地図に視線を移す。
受けとってみれば、ソレは]
…血?
[嫌な予感が具現化してやってきた。
今度は心の中で愚痴る]
[血――その問いには小さく頷く]
アーヴァインさんが落とした時からついていた。
でも、アーヴァインさんのものじゃないと思うんです、だってほら、こんなに乾いて黒く……
[そんなことは見れば解る。言葉半ばに、示すのは地図の裏側。
自分には理解出来ない文字の羅列。]
あー、と。見たことはあるのもあるんだけど…
[確か、どれかの記事で書いてあったはず。
しかし、多くは思い出せず]
私もほとんど読めないけど。
コレに書いてあるのを信じるなら、占い師が一人居るって事になるわね。
この、二人居る、っていうのを探す為の。
[そのまま、書いてあることを言えば、その言葉に自分で眉をひそめる]
でも、コレ。
コレに書いてるのを全部足しても、10人しか居ない計算になるんだけど。
アーヴァイン。
確か、この船の船長だったかしら?
[少し考えるが]
その人が落としたって分かるなら、聞いた方が早いんじゃないのかしら。
この血、っぽいのも、気になるし。
[地図の臭いを嗅げば、古くさい臭いと共に微かな固まった血の臭いがする。
やっぱり、血なのか。そう思いつつ]
うら、……?
二人居る?一体何が?
[彼女の説明にも理解がついていかない。
もっとも、彼女もそう多く理解が及んでいる訳ではないようだ]
……10人?
何の10人かな――この船に関係しているにしても、定員の人数からは到底少なすぎるし、実際この船には大勢が……――
[大勢が、居たのは、先程のショウの刻。
今は先程の賑やかさが嘘のような静寂。]
それが、アーヴァインさんは、
この地図を落として、何処かに消えちゃった。
[船長アーヴァインの消失。
自分が妙な方向に考え過ぎているのかもしれない]
見失っただけ、よね。
気まぐれな人だからひょっこり現れるかもしれない。
中「ちょwソフィーさんが二段階発狂に入りましたw」
キ「狂え、さすれば知識が与えられん」
中「ワクテカですね」
キ「もっと怖い人になっちゃうのかな」
中「狂いっ子マンセー」
キ「……」
医師 ヴィンセントが「時間を進める」を選択しました
占い師。
[もう一度言うと、軽く考え]
この二人を見つけられる、っていうのは、巷の占いとは違うみたいよね。
運勢とか占うモノだとばかり思ってたんだけど。
[キャロルの言葉に小さく頷くと]
そうよねぇ。
どう考えても、乗組員だけで10人は軽く越えるわよね。
こんな大きな船だと。
消えた?
[意味が分からないわ。と頭を掻き]
まぁ。いきなり天候が悪くなったから、忙しいのかも知れないけど…
[いつの間にか閑散としたホールに、また嫌な予感を*感じつつ*]
/中/
村人か狼がよかったのー!
主体がよかったのー!
まぁこんなマゾ編成(=一人一人が重い)中で私が主体などやろうものなら足を引っ張っていたことは確実だがな。
二人を見つける……何のことかわからない、な。
[幾ら考えても、思索の霧が晴れることはない。]
ラッセルくんの声もしたし、ヴィンセント先生もさっきまで此処に居た。後は――……あれ
[それ以上が思い当たらない。もっと多く居た筈なのに。
地図を見つめて表情を曇らせる]
一体何が……
[起こっているのか。今は未だ、*知る由もない*]
占い師、か。
一体誰がその宿命を宿しているのか。
少なくとも――ソフィーさん以外。
真実を告げることが役目である占い師、
その言葉を遅らせてまで狂気を宿すなど考え辛い。
“二人”はもう、この船の何処かに潜んでいる。
もしかしたら、すぐ傍に。
……一体、誰が。
[静かだ。静寂だ。 船がギシギシとほんの少し軋む音を自分の客室でシャーロットは聞いていたが、それ以外の音を聞くことはなかった。
元来、静けさに慣れすぎている、というものもあるのだが。]
静かね… いいえ。少し静かすぎやしないかしら。
[よくよく考えると、最後に人の姿を見てからかなりの時間が経過していた事に気づいたシャーロットは、少し心配になり、自室のドアを開き、廊下を歩きだした。]
どうしたのかしら…
[進めども進めども、人影に当たらない。
突如、激しい雷の音がシャーロットの頭上で鳴り響いた。]
こんな深い場所にまでこんな音…お外はどうなっているのかしら。
たすけて!たすけ・・・
──ゆめ?
じゃ、ないよね。揺れてる。
そうだ、わたし、だれかに助けてもらって
///
ひどく冷たく、荒々しい海。青黒く濁ったうねりの恐ろしさが思い返される。
白く血色を失った掌をじっと見つめ、ぎゅ、と握りしめる。
[甲板の側、扉の所までやってきたが、
右手で左手の手首を取り、左手で胸をおさえた。]
これ…この天気、普通じゃないわ…とても開けられない…
いいえ、そもそも誰もいないのはおかしすぎる。誰かいないのかしら。
服、どうしたんだっけ。
むぅ・・・。
わたしの部屋よりか上等だ。
///
乾いた暖かい布団に身を投げ出すと、ぽふりと受け止められた。知らない天井を見つめてむぅ、と唸ると、布団をかぶって暖まることにした。
[シャーロットは客室がどうなっているのか、ひとつひとつ目だけで調べていたが、不審な部分はなさそうだ、と感じた。人気がない事を覗いて。]
どうして…誰もいないのかしら。あら…?
[明かりの漏れている部屋を見つけた。まるでかぶと虫のようにシャーロットは*釣られていった*]
[ゆらゆら、ぎしぎし。
わずかではあるものの、船体はゆっくりと揺れ動いていた。立ち止まり、廊下を見回す]
……ふむ。また、はぐれてしまったか?
あの後どこをどう歩いたのやら。
こう薄暗くては、今ひとつはっきりせんな。
[両手を腰に当てる。と、帯に差した刀に気づいた]
……ん? 何故、腰のものが。
……変じゃな。部屋に戻った憶えはないというのに。
……いつの間にか差しておったのか?
[自問しても記憶は曖昧。エッタに招かれた席で、彼女の父親から酒杯を向けられていた事だけが思い出された]
……ふむ。だとしたら一応の理屈は付くか。
まぁ、良い。いつまでも丸腰では落ち着かぬ。
しかし……ここは何処なんじゃろか。船客ひとり、船員ひとり、通りかからぬとは……。
[困り顔で*嘆息した*]
おや?
誰か、居るのう。
[明かりの筋が廊下に伸び、また消えた。その扉へと近寄っていく]
……誰か、居るな。
見た感じでは若い娘のようだったが。
[コツコツ、と扉を叩いた]
すまぬ、己はマンジローという。
道に迷ってしもうたんじゃが。
失礼しても宜しいか?
/中/
普通のガチ村なら、もう占い師のCOが始まっていることだろう。
それはおろか、我々はまだ編成さえも把握していないな・・・
はっ・・・
これがTMMIの恐ろしさか!
これゆえに「村側有利編成」なのか。
推理になかなか入れない・・・!
医師 ヴィンセントは、学生 メイ を能力(占う)の対象に選びました。
ん…
[薄く眼を開けた。
ぐらぐら、ゆらゆら、船は揺れている]
お父様……?
[ソファから恐る恐る]
お母様……?
[足を下ろして靴を履く。
きょろりと見回して]
様子を見に行くって云って、
それから。
[中に入ると人影があった。人。何時間振りに見るであろう、人だ。布団を被っているようにも見える。シャーロットは背中から何かで撃たれたかのような衝撃を受けると、そのまま胸の高鳴りを覚えた。]
あの…どなたかいらっしゃいますでしょうか?
[どことなく、むぅむぅと聞こえるような気も受け、少し億劫がってしまう。
その時後ろから、がちゃりと音がして長髪の男性が入ってきた。左手の側の腰には、何やら重たそうなものが下がっている。 シャーロットには見たことのないお召し物を纏っており、身なりがよいのか判別つかなかったが、少なくとも腕っぷしはよさそうだ。]
あら…この船には誰も彼もがいなくなった、というわけではなかったのですね。
静か……。
[静寂。]
ひとが、居ないみたいな……
[昔本で読んで
怖くて泣いたあの船のお話。
おとうまさがこまったように笑っていた。]
違いますわ……
お話とは違うもの。
失礼ですが…この船にはつい先刻から誰も見かけないのです。皆さんどこへ行ったかご存じですか?
[シャーロットは異国の男性にいろいろ尋ねてみた。さらに男性の名などを知った。シャーロットも自分の名を名乗った。]
……
[廊下の明かりが揺れていた。
影は尚濃く波に合わせてゆらりゆら。]
どなたか……
いらっしゃいませんか?
[小さな声だったはずなのに、
遮るものなく通った]
え、はーい。
いまーす!
・・・・・・
、誰?
///
女の人だ、そう思って返事すると、あおいかみの綺麗な人。・・・に、続いて、オトコが入ってきて、あわてて毛布を引き寄せる。
顔だけ出して、不躾な乱入者をきつく睨みつけてやった。
え、わわっ。だっ誰…って、誰!? あなたこそ…
[目の前の短髪の若い女の子が突如大声を出したので、考えもせずに、ただ反射的に『誰』とつぶやいてしまった。]
キ「あうあう、皆がバラバラでお話が出来ない」
中「SOS団並の統率の無さですね」
キ「むしろ私がSOSよー」
中「そうでした。だがまだ唯の嵐」
キ「明日になれば、」
中「そこでハルヒを倣って解決編無しかよ!展開希望」
キ「ええええええ」
へ、変な事を言ってごめんなさい。驚いたでしょう?
でもね…いま外は雨で…少し変な感じなの。
[シャーロットは目の前の健康そうな女の子に問いかけた。]
それにしても。
[表情を曇らせる踊り子の姿は、先ほどの舞台の上とは違って見えて。
良い気分もせず、周りを見渡した]
いつの間にか、此処にいるの私達だけになってるみたいね。
[頭を掻くと視線をキャロルに戻し]
他に、人が集まるところ、って、ある?
[客も居ない。その様子に何かに乗り遅れただろうか。
そういう疑問も湧いたが。
どちらかというと、嫌な予感からでた疑問である]
/中/
TMMI的に推理材料にするならば!するならば!
プロロ期間は理由に入れないにしても、一日目中も【別の場所に居て意見が聞けなかった皆様は必然的に怪しくなってしまいます】。
でも医務室設定はわりとなし崩し的なので誰とは言えない。
いかにキャラを振舞いつつ主体を炙り出すかなので、村側はRPでも多少の統率は持たないと、主体にRPステルス逃げされる。
逆に言えば、主体はRPを利用する立場にある。RPで(実感的な)距離を取ることによって、相手にRPで距離を縮めた上で問いかけを投げさせるという「手間」を掛けさせることが可能である。
編成、隔離、COといった限られた要素から、RPで表現出来る範囲でいかに考えを思考に乗せ、問いかけられるかが要となる。というわけでTMMIでの早期占い師COは、その話題の種となるので【凄く村側的には助かります☆】
うん、難しいなTMMI。この奥深さにはまる。
狂うの大変だった。
ブツブツ言う人って怖いよね。
んで、しなっとブルジョアジーな感じも出してみたつもり。
つまり、嫌なヤツ、と。
まぁ、狂えば良いンだ。Lv2まで狂えばある程度何でも出来るさ。
多分?
[少年は嵐と戦っていた。
戦う術など何も知らないはずなのに。
ただ、船を真っ直ぐに保つために。沈ませないために。
海の魔物に、飲み込まれないために。]
ちくしょう。
なんで誰も来ないんだ!!
誰でもいい!今すぐここに来てくれ!!
[少年の叫びは、管制管を通り、館内へ流れ出ていた。]
もしかして、俺・・・ひとり・・・!?
そんな馬鹿な!
こんな海の上で、どこに隠れられるっていうんだ。
もうすぐ、みんな帰ってくる。
船長も。乗組員の人たちも。
きっと、この舵を取る航海士だって、すぐ来るはずだ。
何で・・・。
なんでなんだよ!!!
[鼻をぐずぐず言わせながら、涙声になっていた。]
私達――……えっ、私達?
[きょとんとして地図から顔を上げる。
女性からの言葉に暫し瞬いて、くるりと辺りを見回した]
他に集まる場所と言ったら、……
デッキとかテラスかしら。
でもこの天気でそんな場所に人がいるとも思えない。
他のお客様――
[思案した所で不意に、少年の声に遮られる。
慣れ親しんだ、けれど今は焦燥を滲ませる声
其処に居るのは客人ではなく、乗務員だけれど]
操舵室、だ
行こう、行ってみよう、誰も居ないよりましなはず。
/中/
ラッセル君から、というかラッセル君の台詞に滲み出る中の人の意思から「皆此処に集まって推理しようぜ!」というのを凄く感じた><
私はホールだとばかり思って根付いてましたwwwサーセンwww
でしょうね。
よほど、冒険家気取りの方が多くない限り、ね。
[まぁ、無いでしょうけど。
小さく肩をすくめてみせると、急に聞こえた声。
キャロルの言葉を聞けば、少し考え]
若いわね、声。
そんなに人手不足だったのかしら。
まぁ。今なら船客が行っても怒られないかしらね。
エッタ……ヘンリエッタ!
[呼びかけた先は小さな友人。
廊下に佇むか弱げな姿。]
今の声、聞こえた?
きっとラッセル君――操舵室で待っているんだわ。
今は少しでも人が多い方がいい。エッタも一緒に行きましょう。
[部屋に渦巻く霧の中、ぼんやりと中空を見上げる男。伝声管から聞こえる悲鳴とも怒号ともつかぬ声は、思索にふける間も続いていたようだ。時折船体が軋む音が、響く]
……誰、でも、いい。
今、すぐ。
ここに…
[聞こえた音を辿って、男は低く呻く。音を言葉として認識して――くつくつ、と喉を鳴らした]
――煩わしい。
[手を引かれながら、廊下を進んでいけば。
不意に、前にいたキャロルが声を出した]
あら。ヘンリエッタちゃん?
[不思議と静かな船内。
良く聞こえたか細い声]
ヘンリエッタちゃんも、気付いたら、周りに誰も居なかったの?
お父さんとか、お母さんは、一緒じゃなかったの?
[流石に、親が子供を放って行くのはどうかと思うんだけど。
否。一見、放っておく様な、希薄な家族関係には見えなかったのだが]
[短髪の少女が睨んでくる視線に、どこかズレた答えを返す。むしろほっとしたような表情で、つるりと頬を撫でた]
……ふむ。困ったな。いや応えはあったのだから困る事はないか。だがそちらの娘御はずっと寝ていたのかな、騒々しく闖入してしまって申し訳なかった。
ううむ。
にしても、他の者か……己も見ていないのだ。先刻から言えば、シャーロット殿が一人目だな。ふむ……
で、そちらのそなたが二人目と云う訳だ。
おかしなものよの。これほど大きな船だというのに、まるで誰にも行き当たらんというのは。
こうも気配がせんのでは、船の中には三人しか居らんのか、と思えてくる程だ。
[はぁ、と小さく溜め息を吐いた]
己の事はま、ともかくとして……他の者がどうなったか、ちと不安に感じて居るのだ。
どうも己は船内の作りに不案内での。
探しに行くにも難儀しそうなのだ。
ちょっと、なにそれ……。
もういーからあっち向いて!
///
おろおろしている女性と、
髪を結い上げた若い男。
笑ってるのがなんか癪に障って、しっしと追い払うしぐさをかえしてやった。
/中/
不幸ってね、連鎖するものだと思うの。一度始まるとなかなか抜け出せない。そこから抜け出すには、本当の本当に精一杯。そこまでするのかっていうくらい努力して、やっと掴める。それが幸せってものじゃないかなってレナは思うの。でもだからって、皆にも皆にも受け容れてもらおうって甘えるつもりはないかな……
「レナ!」
じゃあ(惨劇)はじまるザマスよ
(惨劇)いくでガンスー
まともに(惨劇)始めなさいよっ!
曖昧さんせんっ☆
……誰だ?
[訝しむように眉を寄せつつ耳を澄ませた]
……子供……いや、少年か青年か、だな。
誰かは分からぬが、ここへ来てくれ、と?
[眼前の娘二人にそう言いつつ首をひねった]
……しかし、ここ……と、云われても。
何処なのか分からん。
困った事だの。ふむぅ。
人付き合いがニガテな2人組みが主体っぽい(笑)
遅滞戦術みたいになってーr(ry
全く意図してないとは言いませんが。
ええと…マンジローさん、この船は何十人、あるいはそれ以上の方々がついこの間までは確実にいたはずなのですが…やはりマンジローさんも見たことがないのですか?
[ヘンリエッタと女性に目を向け]
ラッセルくんの声、焦ってたわね。
一先ず私は、同じ場所に集結することが第一だと思うの。ラッセルくんが呼んだのもそうなんじゃないかって。こんな船内じゃ、きっと皆不安だから……
あぅ、
あ。キャロル様……
ソフィー様……
ふえ……
[安心したような声が漏れる。]
よかった、よかったですわ。
やっと人に逢えました……。
お母様も、お父様も、
ちょっと様子を見てくるって……
直ぐに戻ってくるっていったのに、
ちょっとうとうとして、眼が覚めても居なかったんです……。
[駆け寄って、見上げながら言う。
近くの客室から、
何かぼそぼそと声がしたような気がして。]
……あら?
[そちらを向く。]
向こうを向くのは良いが、追い出されるのは、困る。
[背を向けたまま、背後の娘へと声を掛けた]
何しろ己は、誠に遺憾ながら、今居る此処が何処なのかも分かっておらんのだ。
案内人が居てくれなくてはの。
それと……どうしているか、気がかりな者が居て、の。
[シャーロットは目の前の快活そうな女の子に答えた。]
私はシャーロット・ド・メシエと言います。20歳ですわ。お父様やお母様と共に外の国を見て回っていたのですが、私だけもう少し回りたくて。 今こうして帰りの船旅の途中なのですが。
エッタ……ヘンリエッタ、と云う娘を知らぬか?
そなたらよりも幾つか年若な娘なのじゃが。
ま、両親と一緒には居るだろうが……どうにも、胸騒ぎがしての。
おおよそこんな外見なのだが、
[と、ヘンリエッタの容姿を説明し]
そなたら、見覚えは無いじゃろか?
[と問いかけた]
わかんないのか……船の中なのに。そうだよね?
てことは、ここ誰の部屋なんだろ。なんかやな予感ぴりぴりしてきた。
じゃあ、ちょっとだけ待ってね。
……ごめんなさいっ。
マンジローさん。あの…実は私もここが何処なのかはっきり分からないのです。
ヘンリエッタという人ですか?
[シャーロットは少し考えたが、思い当たるような人はいなかった。]
ううん…そのような女の子は2〜3人ぐらい当てはまりそうな感じなのですけど、ちょっと分からないですわ。
[ヘンリエッタが向いた方向の部屋を見て
漏れる明かりにぱちりと瞬く。]
此処は医務室ね。
操舵室はこのすぐ向こう。
[ちら、と廊下の奥を見遣っては、明かりへ目を移し
部屋の前まで歩んだ]
ヴィンセント先生。いらっしゃいますか?
む?
己の名はマンジローと云うが。
メイ殿か。宜しく頼む。
しかし、メイ殿もこの部屋が何処なのか分からぬのか。
困った事だの。つまり、知らぬ内に運び込まれてきたと云う事か?
ちいさい女の子?
うーん、わたし船酔いでぐったりしてたから。言われてみれば、いたのかもしれないけ、ど、……と、できた。
ありがと、もうこっち向いてもいいよ。
だったらさ、探しに行かなきゃ。
マンジローは心配なんでしょ?ちいさなお花みたいな、可憐なヘンリエッタちゃん。
な、何かしておるのか!?
もしや、怪我でも?
手当てが必要なら船医……確か、ヴィンセント殿と云ったか、を呼んでくるが?
[少々焦った様子で、メイに向けて声を発した]
[涙を拭いながら、必死に平行を保つ。
なんとか、緩やかながらゆっくりと。
次第に船は落ち着き、酷い揺れも収まりつつある。
それは、嵐の終わりなのか。少年の操船が上達したのか。]
ちくしょう!ちくしょう!
[目をこらしてみても、真っ黒な空には稲光。
少年は心の中で願っていた。この嵐が、止んでくれることを。]
ええ、ヘンリエッタちゃんですね。私も探すの手伝います。
[シャーロットは頷いた。 そして改めてメイを見る。背は並んだら自分のほうが少しだけ低いだろうか。]
医師 ヴィンセントは、村長の娘 シャーロット を能力(占う)の対象に選びました。
キ「ユージーンさんも人々同様、煙に消えられたかしら」
中「居ます居ます居ます」
キ「えっ。もしかしてずっとお部屋に?」
中「部屋に篭ったままだと、RP的に吊りも出来ず
ずっとユージーンのターン!!」
ううん。大丈夫。着替えてただけよ。
怪我……してるみたいだけど、なんか手当てして貰ってるんだよね。
すごくおなかすいてるけど気分はそんなに悪くないし。なにされたんだわたし……不覚だ。
……ん、もう良いのか。
達者そうな声だの。
怪我ではな……って!
なんじゃあその恰好は!
[健康的に伸びたメイの四肢が目に入る。
途端に顔を赤くして、くるっと背を向けた]
ず、ずいぶん、げ、元気な様、だの。
な、なら、心配は、いるまい、にゃ。
[医務室の内側からの返答に、少し安堵の表情を見せ]
キャロルです。
いらっしゃるのはヴィンセント先生と、
他にも誰か……?
―――ともかく、人が居て良かった。
[ふっと弱い笑みでヘンリエッタと金の髪の女性に向き直り]
私はラッセルくんの様子を見に、操舵室まで行ってくる。
すぐ戻るか呼ぶから、医務室の方々と少し待っていて。
おぉ!
かたじけない、シャーロット殿。
有難く、御助力頂戴致すとしよう。
[メイから視線を反らし、シャーロットに深く礼をした。
と、男性の声が聞こえ]
む、何奴!?
[反射的に、刀の柄に手を掛けた]
[程無い距離、けれど嵐の中では音を打ち消される。
操舵室の前まで赴けば静寂が待ち受けた。
刹那の寒気に息を呑むけれど、中から聞こえる軋むような音。それが舵を取るものと気づけばふっと息を吐いて。]
ラッセルくん?他にも誰かいる?
[問いかけながら、操舵室の扉をノックした]
ヴィンセント先生……?
[小さく頭を下げて]
あの、お1人で……
大丈夫ですか?わ、私も…
[後を追おうとするも駆けていく背中は軽やかに廊下の向こうへと]
[不意にノックの音。
少年は安堵する。自分だけではなかった、ということに。]
誰!?
[振り向きたくても振り向けない。ドアの向こうが気になってならない。]
[男は、医務室に人が増えているのに気付いて]
おおっと、すまない!
ぼーっとしていたようだ!
おほん。
[男は、慌てて席につくと、咳払いをした。]
……あぁ。
まったく、誰かと思えば。
ヴィンセント殿ではないか。
いつも卿がお世話になって居るの。
ま、ここ暫くは卿の持病も治まっている様じゃが、それも先生のお陰様と云う奴じゃろ……、っと。
今はそういう挨拶の場合ではなかったの。
うむ。
あっ!あなた!ヘンリエッタ!
///
ヴィンセントの背後を、とことことついてくる赤い少女。
ふわふわの髪とドレスとに彩られた姿は、マンジローの言っていた姿そのままだった。
[シャーロットにとって、姿だけは見たことのあるような気もする人達が何人か入ってきた。 誰誰誰という言葉につられて自分もうっかり『誰』と意味もなく呟いてしまう。]
ヴィンセント先生?
あ、あ、えっと、キャロル……キャロル・クリスティーナ
[操舵室にノックして、室内の者が扉を開け迎えてくれるはずもない。返って来た短い応えに名乗りを返し、扉を開く。室内には一人で舵に奮闘する少年の姿があった。]
良かった、君も無事だった……
でも、どうして操舵室にラッセルくん一人しかいない、の?
―――アーヴァインさんは。
[こんな非常時に、船長だと言うのに――]
医師 ヴィンセントは、異国人 マンジロー を能力(占う)の対象に選びました。
あいや、すまぬ、失敬した!
[刀の柄頭を手で押さえ、苦笑した]
変事には即応せよ、と厳しく言われての。
身についた癖みたいなものじゃ。
いや、済まぬ事だの。
むむぅ。
なにやら綺麗なお嬢さんに囲まれて気分が・・・
と言っている場合でもなさそうだな。
ええっと、私はヴィンセント。ヴィンセント・スチュアート。この船で船医として働いている。
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