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修道女 ステラ の役職希望が 人狼 に自動決定されました。
集会場は不信と不安がない交ぜになった奇妙な空気に満たされていた。
人狼なんて本当にいるのだろうか。
もしいるとすれば、あの旅のよそ者か。まさか、以前からの住人であるあいつが……
どうやらこの中には、村人が4人、人狼が2人、占い師が1人、霊能者が1人含まれているようだ。
あー、諸君、聞いてくれ。もう噂になっているようだが、まずいことになった。
この間の旅人が殺された件、やはり人狼の仕業のようだ。
当日、現場に出入り出来たのは今ここにいる者で全部だ。
とにかく十分に注意してくれ。
自警団長 アーヴァインが「時間を進める」を選択しました
――客室――
[遅い朝日の到来に、女は静かに目を覚ます。見慣れない天井に、もう戸惑うことはなくベッドから這い出し、冷えた床に爪先を降ろす。
部屋は、暖かい。それは昨日の暖炉の残り火がとろとろと燃えている所為か、それとも――
何はともあれゆっくりと起き出し、身支度を整えて食堂へと足を運んだ。]
――食堂――
[ローズマリーが一人食堂に顔を出すと、キッチンからは鼻腔を擽る匂いと湯気が立ち昇っている。
その空腹を満たすような香りに誘われキッチンへ顔を覗かせると、柔らかな笑みが出迎えてくれた。]
おはようございます、アーヴァインさん。昨日は…ごめんなさい。わたし…
[謝罪を言いかけた言葉を、アーヴァインは静かに制止する。そして子供をあやすかのようにローズマリーの頭を撫ぜた。]
――もぅ、いつも子供扱いして…。酷い人。
[僅かに乱される髪に唇を軽く尖らせるも、そんな拗ねた表情すら目の前の男には見通されており、彼から苦笑を誘う。]
昨日はギルバートさんって方が夕食を作ってくださいましたわ。とっても美味しかったけど――
わたしはやっぱりあなたの食事が食べたいわ…。だからお腹がすいているの。貰っていってもいいかしら?
[自らの唇に指を当て、とんとんと軽く叩き小さく笑む。
そして許可が下りると同時に、彼の唇を食むように奪い――]
……ご馳走様。そっちも美味しそうだからついでに頂いて行くわね。
[丁度出来上がった料理を指差し、微笑んで。
未だ少し呆然としている主を尻目に器に盛り付け、食堂のテーブルに着き料理を口に運んだ。]
[真夜中に、喉の乾きで目を覚ます。
右の目はやっぱりただあるだけで、対する左は黒猫のそれより黄金色。
喉の乾きに、かすかにそこが鳴った。]
…困ったな
おあつらえむきなんだけど
[元々食事量が少ない為か。女が食堂に滞在して居た時間は短く、あっという間に食べ上げると再びキッチンへ顔を出し]
ご馳走様でした。美味しかったわ。
[何事も無かったかのように食器を片し、その場を後にする。
そして外套を羽織り、朝日を反射する雪の中へと無言で足を踏み入れていった。]
[飢えも乾きも、なくす方法はわかっている。
赤は苦笑して頭を振った]
ぼくはなにを考えて居るんだ
あいつらとは違って、良い人たちじゃない
[舌先に思い出す味に、小さな口唇を紅い舌が舐めた。
覚えている、覚えている。
血潮が吹き上がり、食んだ肉は、腐ったやつらだというのにうまかった]
――外・宿の裏側――
[外に出たローズマリーは、宿から少し離れた場所に足を運んでいた。
何もない敷地にぽつりと白銀に覆われた小さな雪山に辿り着くと、躊躇う事無くその白い指を伸ばし、雪山の雪を払い始めた。
白さを拭い去られた場所には、間も無く岩肌のような色彩が現れ、次第にその身を露にしていく。
その姿が半分位露になった所で女は手を休め、岩肌に刻まれた文字を丁寧になぞっては微笑を浮かべる。]
お久し振りね、アンナさん…。この宿には来る事は多いけど、貴女の所までは足を運ぶ事は滅多に無いから…。
でも、招かれざる客だったかしら…?
[くすくすと音を立てて笑みは零れていき、女はなぞる指を止める事無く言葉を紡いでいく。]
あなたは今でも恨んでいるのかしら?約束を守らなかったわたしを――
[と、そこまで呟いてふっと息を吐き出し]
ここは随分と冷えるわね。折角温めてもらった身体が凍えちゃうわ。
[肩を竦め自身を抱きしめるように腕を回して]
じゃぁね、アンナさん。また機会があったらお邪魔するわ。
[悪戯っぽく微笑みを一つ浮かべ。女は足早に宿へと戻ると、そのまま浴室へと足を踏み入れた。]
[兎に角、赤は皮袋を引き寄せた。
うちに入るは着替えと包帯。
あとは、旅の道具ばかり。
右足首が鈍く痛むのは、気づかないふり]
――浴室――
[凍えた身体を温めるべく衣服を剥ぎ、湯気の立ち昇る湯船に身を沈め、ローズマリーは長く息を吐き出す。]
…死者に逢うと…身体が冷えるわね…。
[小さな水音を立てながら肌を撫ぜ、目に付いた小さく残る朱い所有の印に苦笑を漏らす。]
どんなに足掻いても、やっぱり男の性には逆らえないのかしら…。それとも、わたしにあの人の面影を重ねているの?
[壁を隔てて向こう側、動く気配に尋ねる風でもなく呟いて。刻まれた印にそっと唇を這わし、女は浴室を後にする。
そして身支度を整え終えると、ロビーへと足を運び。
薪のはじける音に耳を傾けながら、ゆっくりとイスに身を預け本に意識を*傾けるのだろう*]
―自室―
…んっ…
[部屋に差し込む日差しに起こされ...はゆっくりと起き上がりベッドの端に座り脚を下ろす。頭(こうべ)はうなだれ、長い漆黒の髪が垂れ落ちる。
夜更けまで眠れなかったせいなのかその表情は寝ぼけ眼。
しかし、お腹は正常に動き音が鳴る]
…あっ…何か食べ物を…
…ちっ…
忌ま忌ましい。
[カーテンの隙間から入り込む光りに視線を遣り、眉を顰る]
ボクは朝日が苦手なんだよ、ったく。
[音が鳴った腹部を触り]
…そう言えば、アレを喰ったのはいつ以来だ?
早くご馳走にありつきたい。
喰っていいなら此処の奴ら全て喰い尽くしたい。
ふふふふ…。
[鏡に写る自分を見ながらニヤリ――と、笑みを浮かべる]
[...は静かに下りていく。ローズマリーを見掛けると挨拶し、食堂に向かう。
そこにはご機嫌な顔で動き回るアーヴァインの姿が]
おはようございます、アーヴァインさん。随分とご機嫌なのですね?
[「そんな事ないよ」と、はにかみながら「何か食べるかい?」の問い掛けに...は座りながら]
簡単な物をお願いしたいのですが…
[欠伸一つ]
「寝不足?」
…はい、ちょっと考え事をしていたもので。
「どうりで珍しい恰好しているわけだ?」
[アーヴァインは苦笑しながら出来上がった品物を差し出す]
ありがとうございます。
珍しい恰好って…。
…あっ。
[...は寝起きの恰好―髪は結わえず、修道着ではなくブラウス1枚とロングスカート―で居た事に今気が付き顔を赤く染めた]
あーもー…。
此処までそそっかしいなんて…
[出来上がった品物を持ち...は慌てて部屋に*戻った*]
…ん?
[さっきは気が付かなかったが微かに感じる気配と、懐かしく芳(かぐわ)しい血の匂い――]
…誰か居るのか?
[辺りを見回すが姿はなく]
まー、いい。いずれ顔を合わせるだろう。
[――パタン。
と、ドアを*閉める*]
[一度、起き上がったはずなのに、また眠ってしまっていたらしい。
意識の端に何かが転がってゆく。]
……だれ?
[人には聞こえぬ声を耳が捉え、赤は小さく呟いた。
それでもそれ以上の言葉はなく]
――客室――
……ん…
[寝返りを一つ打って、ふと意識を外に向ければ日はとうに高く]
あ…寝過ごした、か?
昨夜遅かったもんなぁ……。
[もそりと起き上がり、くしゃりと髪を掻き揚げて]
何か、色んな話したような気がするけど……
[ナサニエルの話、シスターの話、ラッセルとギルバートの話、を軽く思い返して、もう一度髪を掻いて]
ま、いっか。
そういうこと気にすっから「苦労性」って言われるんだよな、俺。
[ぽつりと呟いて、そして空腹に気付くと立ち上がり、軽く身繕いをして階下へと]
[階下に下り、まずは洗面所に向かい所用を済ませ、髪を整える。
タオルを首に掛けたまま食堂に向かうと、今日はある程度の準備が整っていて、そこに佇む主の姿に軽く挨拶を]
おはよう…にはちょっと遅いかな、アーヴァインさん。
何か、ブランチになりそうなもの、ある?
[そう訊ねると主は頷き、手早く用意すると...に渡した]
「昨夜はすまなかったね」
[と言う言葉にすぐには理由がわからず、食事の事と知れば笑って]
いや、大丈夫だったよ。ギルバートが作ってくれたし、元々アーヴァインさんの手が回らない時は自分で、って事になってるんだし。
[それだけ言うと席について食事を*摂り始める*]
―自室―
[寝台の上で寝転んだまま、幾度か、瞬き。
それから身を起こすと、近くにあった皮袋を掴んで、床に下りる。
両足はしっかりと力を受けて、右足がわずかに痛んだ。]
…お風呂、借りよう。
今なら、誰もいないだろうし…
[ドアを開けて、ゆっくりと階段を下りる]
[薬を飲めば平気だということくらいわかっていた。
それでもそうしなかったのは、薬の量を見たからか。
多くはない。
ここで手に入れるのは無理だろう。
口の中がかさかさに乾いていた。]
―…→1F―
[食堂の方から声が聞こえた。
赤はちらりと顔を覗かせる。ハーヴェイの姿がそこにあった。
挨拶をしようかとも思ったけれど、今のうちに風呂に入ってしまったほうが良いかと考え直す。
そのまま浴室へと直行し。]
―浴室―
[脱ぎ捨てた服、白く長い包帯。しっかりと隠してから、小柄な細身の体がそこへと入る。
白のタオルに隠されて、赤の体はよくは見えない。
体を洗う音が終わったなら、湯に入る音。
頭をもたれかからせて、少し*目を閉じた*]
[窓から入る光に、自然に意識は覚醒し。
太陽の昇り具合からして既に時間は昼間際か]
…寝すぎたか…?
[髪をわしゃりと、大きく一つ伸びをして、とりあえず下に向かおうと]
[アーヴァインと他愛もない話をしながら食事をしていると、ちら、と覗く赤い髪]
…ラッセル?
[だけどその姿は食堂に入ることなく消えて]
変わってるよな、あいつも…
[昨夜の言葉といい、どこか人を避ける様な態度といいほんの少し気にはなって]
人には事情ってもんがあるだろうし、あんまり詮索しても悪いよな。
[そういって残った食事を口に放り込む]
[あくびを噛み殺しながら食堂へ。漂う香りから、食堂に人が居るかと察し入り口手前で少し躊躇して]
誰か居るのか?また大人数とか、ないだろうな?
[少し顔を覗かせればいるのはあの腐れ縁]
よ。お前だけ?
―浴室―
[湯からあがると、細い体をしずくが伝う。少し膨らんだように見えなくもない胸元、細い腰を通って。
しかし赤の体にはそれだけではない。
小さな体は男でもあり女でもあった。
不完全な体を、タオルで軽く隠す。]
/中/
ラセメモみてどうしたもんかと思いつつ、ギルバートが動きそうだから見守り中。
ギルはラセを気にしてるから、動くと思うんだよねー。
[声を掛けられて顔を向ければ、友人の姿を見つけて]
あ、ギルバート、おはよう?
うん、今は俺だけだよ。
さっき、ラッセルが覗いてたみたいだけど。
/中/
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%8A%E9%99%B0%E9%99%BD
男女両性の特質を中途半端に兼ね備えるか全く無性の場合、あるいは遺伝子上の性別と肉体的それが全く正反対の場合もある。両性の特質を兼ね備えたものを真性半陰陽、遺伝子と外見とで性別の異なるものを、仮性半陰陽と呼び、後者は遺伝子上の性別によって、男性仮性半陰陽、女性仮性半陰陽として区別される。
おはよ。俺も腹減ったな。
[友人とマスターに軽く挨拶を交わし、自分もブランチを頼む]
さっき浴場の近く通ったら誰か入ってたな。
あれかね?
俺も風呂入りたいんだが(苦笑)
[体を拭いて、それから包帯を手に取る。
新しい白を胸にあて、くるくる、幾重にも巻いてゆく。]
…本当に厭になる
[しっかり留めたら、胸はわからない。
背の跡だけは、隠れきらない。
手馴れた様子で不完全な体を隠して、衣類を手に取った。]
/中/
身体的には、女性仮性半陰陽の場合、膣が塞がっている場合が多く、また陰核が通常よりも肥大し、これが男性器(ペニス)と間違われることがある。 男性仮性半陰陽では、尿道下裂や停留睾丸を併せ持った状態のこともある。
クラインフェルター症候群:外性器・内性器など通常の男性形をとる。精子の減少、乳房発達や男性更年期障害、骨粗鬆症、軽度の言語障害などが見られることがある。 XXY
XX男性:外陰部は正常男性を示すが、尿道下裂
―宿、厨房の裏口付近―
[バタバタと厨房の裏口から中に入り込んで来たらしい音がして、主人に話しかけるナサニエルの声が洩れてくる]
や、アーヴァインさんこれどうよ!
まるまる太ってるだろ?
今朝見に行ったら、しっかり野ウサギがかかってたんだ。
真っ白でさ…雪に紛れて遠目にはわかんなかったけど、近寄ってみたらこれだもんなァ。
[自慢げに胸を逸らせているだろうことが良く分かる、弾んだ声]
キモから心臓に至るまで、またウマいんだ。
8人で分けたってそれなりの量になるんじゃねぇ?
へへ、遠慮なく飯に使ってくれよ。
[やがて着替えを終えたなら、すべて変わらぬまま。
髪をタオルで押さえて、軽くしずくを飛ばす。
一度、鏡の前で、包帯が隠れているかの確認をして、あたためてしまった右足を見下ろす。]
…ま、いいか。
[わざわざ包帯を巻くこともない。
そう結論付けて、袋を持って、そこを出る。
向かう先は、食堂。]
…へぇ、今晩ちょっとした夕食会を?
じゃ、その時のメニューに使ってくれるってわけですか。
嬉しいな。
ご馳走も楽しみだ!
しかし…準備が大変そうっすね、アーヴァインさん。
何だったら、おれらにも声かけて下さいよ?
昨日の夕飯はギルバートさんが作ってくれたし…
ローズマリーさんやラッセルだって、手伝おうとしてた。
ハーヴェイもちったぁ作れる感じ。
おれも言われりゃ、何でもやってみます。
だから、けっこう手伝えると思うんだ。
ふんふん…22時からなんだな。
わかった。
他の客と顔合わせたら、適当に声かけとくっすよ。
/中/
二次性徴
その根本的な原因により、二次性徴の表れ方は様々である。 性腺の働きが正常で遺伝子的な異常の無い、単純な外性器の発達不全の場合には、二次性徴期に通常に性ホルモンが分泌され、(外見とは逆の)本来の二次性徴が発現するといわれ、この場合にはこの肉体的変化で気付くことが多い。また、男性仮性半陰陽の中で、睾丸が女性ホルモンのみを分泌する場合には、女性としては十分とはいえないまでも乳房の発達が起こるとされ、この様な場合には男性ホルモンが働かないために陰毛などが発生しないともいわれる。
/中/
XX型男性
性染色体はXX型であるが、変異したY染色体のかけらが他の染色体に結合し、その上のSRY遺伝子が働いている。発生率は数十万〜数百万人に1人と見積もられている。
外性器はほぼ男性であるが、尿道下裂が見られることもある。生殖能力はない。
思春期には女性としての二次性徴をすることもある。性ホルモン投与により男性化を促さなければ、次第に女性化していく。
どれなのかわからn
あ?俺が嫌なんだよ。
風呂くらい一人で入らせろっていうかな。
俺は飯と風呂は極力一人で静かにいきたいの。
[かなり本音らしい]
/中/
最初はXXYのつもりだったんだけど。
それとも
真性半陰陽
真性半陰陽では、その性器の状態は人それぞれであり、またその要因は未だ解明されていない。人体に2つある性腺のどちらか一方が睾丸、もう一方が卵巣である場合と、睾丸または卵巣が左右揃い、さらにそれらとは逆の第三の性腺を持つ場合とがあるとされる。
染色体構造は46,XXについで46,XYが多く、46,XX/46,XYモザイクも多い 男性型では尿道下裂、女性型では陰核肥大、陰唇癒合
性腺異形成症:外陰部は女性型となる。
混合性性腺異形成症:染色体分析で45,XO/46,XYなどのモザイクを示す外性器が男女中間型を示す
/中/
思春期早発症
8歳以前に二次性徴を生ずるもの。脳腫瘍や生殖腺腫瘍が原因の場合もあるので注意が必要である。
思春期遅発症
思春期を過ぎても二次性徴を生じないもの。ターナー症候群・クラインフェルター症候群によるもの、腫瘍が原因のもの、他がある。
/中/
うーん
やっぱり真性だろうか。
男女両性の特質を中途半端に兼ね備えるか全く無性の場合、あるいは遺伝子上の性別と肉体的それが全く正反対の場合もある。両性の特質を兼ね備えたものを真性半陰陽
[ラッセルが入ってきたのには軽く目をやり手を上げる程度で挨拶らしい言葉は返さずに。それが普段と同じ態度]
…あぁ、入る予定。
飯食ったら勝手に入る。
[外から聞こえる鼻歌にはまたげんなりした態で]
…うるせ〜のも来るようだし、早くした方がいいかもな。
[厨房の裏手から聞き覚えのある声が届く。
かなり興奮しているのか声音は隠さぬ大声]
あの声はナサニエル、だよな?
獲物が掛かった、と見たね。これで一つコツってモンを覚えるだろうし、一歩前進、かな?
[そうして返ってきた返事には笑って]
ま、風呂くらいはゆっくりって気持ちはわかるよ。
そういう所は本当に変わらないね。
[そういっていると噂の主が顔を出し]
こんにちは、ラッセル。
やっぱりお風呂に居たのは君だったんだ?
―食堂―
[食堂へ顔を出すと、二人の人影]
おっ、ハーヴェイにギルバートさん。
あんたらも飯か?
…いや、ギルバートお坊ちゃまは、ご自分のお部屋で、お一人でお食事をおなさりにおなるのが、お好みでいらしゃった?
[くすりと笑いつつ、持ってきたパン籠を給仕風に掲げて、恭しく頭を下げる。
そんな冗談をしながら席に着いて]
ああそうそう、夕食会の話もう聞いた?
今晩なんだってさ。
ご馳走なんだろうなァ。
[入って来たラッセルにも手を振って]
よっラッセルも飯?ん…。
[髪が湿っているのを目にして]
何だラッセルもステラさんみたく、朝っぱらから雪遊びでもしてきたのか?
ちゃーんと乾かさないと、風邪ひくぜ。
ええと、お先に失礼しました。
[ギルバートにはそう言って、ぺこりと頭を下げた]
とてもあったかくって気持ちよかったよ。
ハーヴェイも、入ったらいいと思うんだ。
[にこにこと笑って]
雪遊びなんてしてないよ。
ぼくはお風呂に入ってきたんだ。
[ナサニエルの言葉に少し憤慨したような様子でそう言う。
それから自分の赤い髪を、指で絡めて]
風邪は大丈夫だと思うよ。
ここ、あったかいし。
…それもデカい独り言かな?
それとも言わなかったことにした言葉かな?
[ギルバートの「うるせ〜の」の単語を耳聡く耳にすると、細めた目で軽く睨み]
どっちにしろ、「うるせ〜」本人の耳には届いてるけどね。
まったく…今晩のご馳走の一つを、うまいこと捕獲してきたおれに対してその言い草。
夕食会に兎の肉が出ても、ギルバートさんにゃ分けてやんねぇからな。
[ついでに持ってきたパンも分けてやらないとばかりに、大きな丸パンを両手に持って齧り付く]
[パンを差し晩飯を話し出す様子には表情も変えず]
…あそ。出るか出ないかはまた後でな。
せめてお前がもう少し静かにしてくれるなら行くよ。
[頭を下げるラッセルへもやはり表情を変えず]
髪くらい、乾かしとけよ。
……うるせーの?
[呟く声に、あぁ、と納得して]
本当に変わらない、な。
[そういてる傍から声の源が顔を出し]
こんにちは…と、あまり人を揶揄するもんじゃないよ。ナサニエル。
…夕食会?ふーん…
[傍に座る友人をちら、と見て]
全員参加、なのかな?
夕食…?
[少し首を傾げて]
今日、夕食会なんてあるんだ。知らなかった。
そういえばまだ宿代もはらってないなぁ…
[それからギルバートにも言われて]
…やっぱり乾かしたほうがいい?
[少し考えるように、言った。]
ん?ん?
コツとか何とか聞こえたぞ。
[ニヤリとハーヴェイを見て]
…教えてしんぜようか。
うまく獣…や、獣は大げさだけど…
ともかく、うまくとっ捕まえるコツはだなぁ。
獲物は寝て待て、だ!
[親指を立て自信満々に。
何しろ宿でゆっくりと眠り、起きて、見に行ったらかかっていたのだ。
ラッセルの少し憤慨したような様子には、その勢いもややそがれて]
え…あれ、外れ?
今外、ちょっと降ってたもんだからつい。
[僅かに自分の髪に付いた雪が、室内の温かさで小さな水滴になったのを、帽子と一緒に払いながらぼそぼそ呟く]
そっか暖かいだけじゃなくて、温かい湯にも朝から浸かり放題ってわけだなこの宿は。
ほんと良いとこだー。
[若干剣呑な気配を纏う友人に、軽く溜息をついて]
本当に変わらないなぁ…無意識なのはわかってるんだけど。
ナサニエルも気を悪くしないでくれよな?
ギルバートも悪気があって言うんじゃないんだしさ。
うん、はずれ。
[ナサニエルにはにっこり笑う。]
あ、降ってたの?
それはいいなぁ…雪は綺麗だし。
…でも今のまま行ったら、髪の毛、白くなっちゃうかなぁ。
[やっぱりちゃんと乾かそう、と、暖炉のそばに近寄った。]
いいところだよね。
もうちょっと休ませてもらっちゃおうって、思っちゃった。
[軽く、右の足をあたたかさから遠ざけて。]
風邪引きたくないならね。
自己判断、自己責任。
[溜息つくハーヴェイには少しジト目をくれ]
怒るってことは図星さされてるからだろ。
別に俺の悪気とかは関係なくないか?
俺はうるせーから静かにしろといっているだけだ。
[あくまで、自己中、友人のフォローは意にも介さず]
ギルバートさんとナサニエルさんは、仲が悪い?
[ふと首を傾げてそんなことを言ってみる。
仲裁しているようなハーヴェイに、目を向けた。]
仕方ないから、髪は乾かすよ。
…雪も見たいし。
[お前がもう少し静かにしてくれるなら、と言うギルバートに]
何だよ、よっぽど騒がしいのが嫌いなんだな。
…悪かったよ。
[もごもごと齧ったパンを咀嚼することに集中するから、飲み込むまでの僅かな間だけは静かかもしれない。
飲み込み終わると、案の定]
そうは言うけどさ、ハーヴェイ。
ギルバートさんのおれへの辛辣な態度ときたら…
[「聞こえるように言っていることに気がつけ」の言葉に、八つ当たりのようにもう一口パンを齧ってから]
他には割と親切なのにな。
[彼にむくれても仕方が無いだろうが、ハーヴェイに愚痴を零すが如くそう言って]
ん?どうだろ、宿の夕食会が義務とも思えないし、
自由参加じゃないかな。
おれに言わせりゃ、せっかくのいかにもご馳走が出そうなそれをすっぽかす奴の気が知れねぇけど。
…あ。
すっぽかしてくれた方が、その分一人当たりの飯の量が増えるか…?
[割と真剣な表情で]
/中/
真性半陰陽
真性半陰陽では、その性器の状態は人それぞれであり、またその要因は未だ解明されていない。人体に2つある性腺のどちらか一方が睾丸、もう一方が卵巣である場合と、睾丸または卵巣が左右揃い、さらにそれらとは逆の第三の性腺を持つ場合とがあるとされる。
染色体構造は46,XXについで46,XYが多く、46,XX/46,XYモザイクも多い 男性型では尿道下裂、女性型では陰核肥大、陰唇癒合
性腺異形成症:外陰部は女性型となる。
混合性性腺異形成症:染色体分析で45,XO/46,XYなどのモザイクを示す外性器が男女中間型を示す
[右足を庇うようなラッセルの仕草に目を止めて]
足、大丈夫なのか?
湿布くらい張っておけば?確か常備されてたと思うけど。
[此方を見るジト目には半ば諦めたように]
うん、分かってる、それも。
伊達に付き合いは長くないからね。
[あまり言うのも逆効果と思い、それ以上は言えず]
……やっぱ俺って苦労性かなぁ。
湿布、冷たいから嫌いなんだ…
[とっても重大なことを言うような顔で、赤はそう言ってハーヴェイに笑う。]
それにほうっておけば治るって。今日は痛み止め、のんでないだけだから。
[愚痴るナサニエルには少し苦笑しながら]
俺は誰に対してもこうだよ。
お前は人一倍声がでかいしな。
夕飯、俺の分も食いたいなら勝手に食っとけ。
そこまで俺は大食いじゃねぇよ。
[食事を終え、立ち上がろうとしたがラッセルが暖炉から足を遠ざけている様子と包帯を巻いていない両足を見て]
…お前、足まだ痛むんじゃないのか?
[まだ宿代も払っていないと言うラッセルに]
宿代…おれなんか、今んとこ罠にかかった獲物で払っちゃってんだぜ。
そんなんでも悪い顔はしないのが、ここのご主人の良い所さ。
[ギルバートの剣呑さを謝るハーヴェイの様子に、ふっと息を吐き]
…ハーヴェイの苦労の原因ってさあ、ギルバートさんみたいな人のせいな気がしないでもない。
人の分まで謝って、フォローしてやるなんて。
無理言わないでくれよ、悪気があるとしか思えないっすよ。
でも大丈夫!
おれ、三歩歩きゃ嫌なことも全部忘れちまうから。
[気にするなと言うように笑って]
でも…よく友達やってられるよなぁ。
性格真逆に見えるのに。
こんにちは。賑やかですね。
今の時間ですとランチかしら?
[ふふ、と笑い持って来た食器を片付けにキッチンに向かう。
暖炉の傍で暖まっているラッセルをちらりと見遣り、しかし声は掛けず]
…ナサニエルも、そうやって相手の神経を逆撫でない。
[口調はどことなく学校の教師めいて。
その後で溜息をつきながら]
……よりによって…ギルバートが一番苦手にしてるタイプなんだよなぁ、ナサニエルって。
喧嘩にならなきゃ良いけど……
[ぼそぼそと呟いた]
微かに感じた気配の主は、矢張りアナタでしたか?
[奴らには聞こえない声で赤に囁く]
アナタの事は何と呼べば良いですかね?
あ。えーと、薬飲めば大丈夫だから、大丈夫だよ
心配かけてしまってごめんなさい
[ギルバートに、もう一度、ぺこっと頭を小さく下げてから、ナサニエルの言葉に、えーと抗議の声]
獲物でもいいなんてずるい。
うーん。
でも食事がおいしいんだろうからいいのかなぁ。
…あとで会いにいかないとなぁ。
[ステラがやってきて、キッチンにいくのを、こんにちはと声をかけるだけで見送った。]
…あ。
あなたが、さっきの聲の。
本当に、血が近いと…人狼の血を持ってると、聲が聞こえるんだね。
聞いてたとおり。
[少し嬉しそうな聲]
なんと…?
ぼくは、ぼくだけど。
何か、特別なものが必要なのかな。
おかあさんは何もいってなかったけれど。
[雪が降ってきたのかと問うハーヴェイに頷く]
そうみたい。
ま、ハーヴェイもご存知のとおり、山の天気なんて変わりやすいもんよ。
[にっこり笑ってはずれと答えるラッセルに]
…おまえも案外、イイ性格してるかも。
[雪は綺麗と言う言葉には同意して]
だな。
暖かい部屋の窓から雪を見ながら食事とか…優雅なもんだぁ。
ははっ、髪が白くなったら頭の上で雪だるまでも作れよ。
まあちゃんと乾かすに越した事は無いぜ。
[細身の身体を見てそう思うのか]
何か風邪とか、すぐひいちゃいそうだしなラッセルって。
んー、もういい加減出てけって言われるまで、ここに居るのも良いかも。
[痛み止め飲んでないだけと言う言葉には]
でもおれ…薬のこと良く分かんないから口出しすんのもあれだけど、痛み止めってさあ…
痛み、感じなくするだけじゃねぇの?
それ飲んでるだけで治るのかね。
さぁね。
一応これでもナの字の冒険家への道を応援してやってるんだが悪意があるとは心外だね。
確かにうるさいのは嫌いなんでな。騒ぐなら場所を考えて騒いでくれ。
少なくとも室内では静かにしろ。
俺がお前を嫌ってるんじゃなくてお前が俺に嫌がられる態度とってるんだろうが。
[言い切ってからハーヴェイの心労の原因の指摘をされ]
だからハーヴェイの愚痴は全部俺が聞いてるんだよ。
持ちつ持たれつ。
[キッチンに向かえばまだアーヴァインが忙しく動き回っていた]
朝から忙しいですね。
[シンクに溜まった洗い物をテキパキと...は片付けていく。]
冷たいのはいや、か。
でもちゃんと治さないと後が大変なんだからな?
[そうラッセルに告げて、ナサニエルの言葉には少し真顔で]
苦労、とは思ってないけどさ。思ってたら付き合えない。
それに、こんな性格だから誤解されやすいけど、ちゃんと付き合えば良いやつなんだよ、彼は。
[それだけ、伝えて。
新たに顔を出したステラに挨拶をして]
こんにちは、そうですね、ランチタイムってところです。
[空気は若干重いけど……とまではいえないが]
[ステラが入ってきたことにはまた手を上げて返すのみ。ラッセルから平気と返答を受け取れば少し顔を険しくし]
…マスター、薬箱借りれるか?
[直に取り出された薬箱、受け取ってからラッセルの近くへ]
…足、見せてみろ。包帯くらいは巻いとけ。
お前が平気でも何かあった時面倒を見るこっちの身にもなれ。
うん、イイ性格でしょ?
[嬉しそうににっこりとナサニエルに笑う。]
ああ、それもいいなぁ。でもやっぱり雪は、直接感じたいな。
冷たくて気持ちいいから。
って、頭の上で雪だるまとか、そんなの作れるわけないじゃない。
まあ、うん。乾かします。
…別にそんなに風邪引いてないよ。今までだって熱とかほとんどだしてないし?
[少し考えるような顔になった。]
って、それは営業妨害だよ。
…痛くなければそのうち治るよ、ほうっておいても。
[最後には真剣だった。]
[溜息でもついているかのようなハーヴェイに笑って]
…苦労性でも、意地悪なよりはずっといいんじゃねぇ?
[湿布は冷たいから嫌と言うラッセルに、目を丸くする]
おーいー、冷たいのと痛いのとどっちが嫌よ?
冷たいほうがマシじゃん。
[苦笑するギルバートの方を向くと]
へいへい、実のところそんなに意地悪でも無いのは何となく分からないでも無いっすよ。
[ラッセルの足を示して]
今こそ親切な応急処置人の出番では?
…いや、応急処置ってか…手当て、かな。
[新たにやって来たステラに軽く会釈する]
どうも、ステラさん!
今の時間はランチだけど、夜になると夕食会があるらしいっすよ。
おれが捕まえた兎も楽しみにしてて。
…山の天気は変わりやすい、うん、確かにね。
晴れてると油断していきなり吹雪に遭って、って事もあるからね。
[そう頷いて、聞こえてきたギルバートの言葉に顔を向け]
苦労はしてないってば。
うん、そういう所は感謝してるよ、おれ。
[そういってラッセルの足を気にする様子を見て]
…ね、本当は優しいんだよ。ただ不器用なだけなんだ。
[小さな声でぽつり、と]
……はーい。
[どことなく教師めいたハーヴェイのその物言いには、反射でか素直に返事をする]
…あ、ちょっと失礼な。
おれが誰彼構わず、喧嘩を売ったり買ったりするようなタイプに見える?
そんなガキじゃないっすからね。心配ご無用。
[言っている傍から、ラッセルの「ずるい」という声に反応して]
ずるくねえよ〜!
当の宿のご主人がそれで良いって、言ってくれてんだから…
ま…おれの財布の中身見せてから、諦めた感じでそう言ってくれた気がしないでもないけど…。
…ともかく、アーヴァインさんがいいっつってんだからいいの!ずるくない。
…うー、わかりました。
[と、ハーヴェイにちょっとすねたような答えを返したところで、ギルバートが近づいてきて]
あ、えと。
包帯なら、やれるよ…?
[慌ててそんなことを言うけれど、続いた言葉に、しゅんとした。]
…わかりました。
ごめんなさい。
[おとなしく、足首を隠していた裾を持ち上げる。
細い足首は少し腫れているようだ]
ううん、何か名前があるのかなって思って。
ぼくは、人狼、の血について、あんまり詳しくないんだ。
[そう言って]
特別な名前が、あるのが普通だったら、考える。
そうじゃなくていいなら、ラッセルでいいよ。
…それとも、ルーかな…?
[ふと、母である人狼の女の言葉を思い出すように]
[片付け終わると皆が居る場所に向かう]
夕食会と兎ですか?
[嬉しそうに声を掛けてきたナサニエルに首を傾げ]
はい、楽しみにしていますね。
罠に獲物が捕まったみたいで良かったですね。
…ところで、ソレは誰が捌くのですか?
[ラッセルの足首を見つつ]
痛いのは、すぐなれるけど。
冷たいのは違うから。
[真剣な顔でナサニエルに言う。
ハーヴェイの声は聞こえたが、何も言うことはしなかった。]
…本当にいいひとだなぁ。
アーヴァインさん。
うーん…ギルバートはね、多分本気で心配してるんだと思う。冒険については。だから厳しい言葉になるんだと思うな。
それに、静かなのが好きなのは彼の性格だし、それについては悪く言う事じゃないだろう?
[何とか場を収めようと。無駄かもしれないが]
………。
[一応これでも冒険家への道を応援してやってるとギルバートに言われると、確かにそうであることを思い出す。
それで複雑な表情となると、続く言葉に言い返す言葉も思いつかずに、せめてむくれがちな表情を見せずに済むようそっぽを向いておいた]
どうせおれは、場所を考えずに騒ぎますよ。
…でも声がデカい方が、色々便利じゃん。
遠くまで届くしさ…賑やかな方が寂しくなくて良いしさ。
[ブツブツ言ってはいるが]
あ…。
朝から遊ぶような人と思いきや、手伝い事もテキパキこなすなぁ。
[そっぽを向いた目に洗い物を片付けるステラの姿が映り、思わず感心して呟く]
[腫れた足を見てまた眉間を潜め]
湿布、貼っておいたほうがいい。
それと、風呂はシャワー程度にしとけ。
湯に足はつけるなよ。
[手際よく湿布を貼り、足を固定するように包帯を巻きつけると]
さいしょから素直にやってもらえ。
皆普通に心配してるんだから。な?
良い連中だ、心配かけさせるな。
[しゅんとした様子に少しだけ柔らかい笑みを向け、頭をぽん、と宥める様に]
[もうお風呂にしっかり入ってましたなんて、赤は思ったけれど口にはしなかった。]
はい。
[手際の良いギルバートに、頭に手を置かれるとき、少し、目を閉じて]
…うん。
心配かけて、本当にごめんなさい。
…ありがとう。
[感謝の気持ちは微笑みに乗せた。]
兎は丸ごと噛み付くのが1番美味しいと思うんだが。
[ナサニエルの捕まえてきた兎を考えながら]
実はボクも詳しくはないんだ。
いつの間にかこうなってしまってたんでね。
ルー…か?
それで良いんじゃないのか?
[何かを思い出したルーを見つめ]
ウサギ…生じゃ食べたことないや。
いつのまにかって。
おかあさんとかは、違ったの?
ぼくも、こういう風になったのは、つい最近のことだったけど…
はじめて肉をたべたのも、つい最近のことだったけれど
[それから、少し照れくさそうに]
お母さんはいつもそうやって呼んでいたんだ。この聲で話してくれた。
殺されてしまったけど。
…ぼくは、あなたをなんて呼べばいい?
[てきぱきと手当てをする様子を眺め]
やっぱり手際が良いし、器用だよね。
[そうして手当ての済んだラッセルを見て]
暫くは無理はするなよ?
[とは念を押すように]
[ハーヴェイのやや真剣な様子には静かに頷き]
…ん。
ハーヴェイの友達の悪口みたいなこと言って、悪かったね。
良い人そうだなってことはちゃんと、わかっ…て…
[まだ意地になっている部分でもあるのか言いにくそうだったが、ぶっきらぼうな言い方でもラッセルの手当てをしようとしている様子を目にすると]
わかってるよ、…うん。
[イイ性格の言に嬉しそうに笑ったラッセルにしっかり突っ込んでから、冷たくて気持ちいいから雪を直接感じたいと言う言葉には、一度頷きかけて]
うおーい、それ褒めてないから。
…んん?おいちょっとそれ、ムジュンしてるぜ。
湿布は冷たいから嫌、雪は冷たいから気持ちいい。ふふ、どっちなんだか。
[頭の上で雪だるまは冗談だよと笑い、痛くなければ放っておいても治るという真剣な顔には、何も言えなかった。
ただ熱とかほとんど出していないという言葉へ]
まあ…見た目よりは病弱ってわけでも無いんなら、それは良かった。
良い子だ。
足はあまり動かさないように気をつけろよ。
自分でできるなら後は自分で包帯まけな。
やれないなら俺でも他の奴でも普通に頼め。
[感謝の言葉を呟くラッセルへ珍しく優しい笑顔を向けたが、きっと他の誰にも見えていない。
皆の方へ向き直ると]
それじゃ、俺はそろそろ戻るよ。
夜…一応、顔は出す。
ナの字は食える量が増えなくて残念だったな。
とてもすごいなって思うよ
[ハーヴェイに、こくりとうなずいて。]
無理、しない。
[それからナサニエルに、にこっと笑って]
うん、わかってるわかってる。ナサニエルさんは素直だね。
だって湿布って変な冷たさなんだもん。雪はあったかいけど冷たいからいいんだ。
…見た目、病弱そうかなぁ
[自分の手足を見下ろす。少し細身で小さい。
赤い口唇が、小さく何かを呟いた。]
誰が捌くか?
え、それは…
[ステラの言葉に腕を組み]
あれ、おれがやった方が良いのかな。
でも腕によりをかけるとか、言っていたような気がするし…。
アーヴァインさん、かな?
[痛いのはすぐ慣れるけどというラッセルには、眉を寄せて]
…そうかな。
少なくともおれは…全然慣れねぇけど。
[腫れて見えるその足首に顔を顰めて]
ほら例えば…そんなん見るだけで、こっちまで痛くなってくる。
だいたい痛いってのは、体が助けを求めてんだろうから…
…慣れちゃ駄目だろ?
母親は居ない。
生まれた頃から教会に住んでいたから顔も覚えてないんだ。
…こうなったのは愛した人にばれてしまってどうしたらいいか迷っていたら、いつの間にか愛しき人に襲い掛かって…
[1度言葉を区切る]
此処まで逃げてきたんだ…。
ボクの事は「ウラル」…とでも呼んでもらえるかな?
[それから、ギルバートの言葉にも、真剣にこくこくとうなずいた。]
気をつける。あんまり使わないようにします。
包帯巻けるときは、自分で巻くね。
[その優しい笑みを向けられて、とても嬉しくなった。
さっき、何かを呟いたのはきっと、口の中だけで消えているから、ギルバートにも聞こえなかっただろうけれど]
また、夜に。
本当に、ありがとう。
[ナサニエルの謝罪めいた言葉には苦笑して首を振る]
あぁ、気にしてないよ。よくある事だからさ。
フォローするのにももう慣れた、っていうか。うん。
世の中には自分に合う人ばかりじゃないって事。それを忘れない方が良いとは思うよ。
[ギルバートが他人を気に掛ける様子に珍しいと思いながら、しかしその表情までは見えず。
戻るとの言葉には頷いて]
あぁ、お疲れ様…
うん、できれば顔を出してくれると俺も嬉しいかな。
…何だよ、本気にしたのか?
[食える量が増えなくて、残念だったな等と言ってくるギルバートに笑って]
冗談だよあんなの。
たくさんの人と、賑やかに食べた方が楽しい。
ギルバートさんも来るんなら嬉しいって。
[そろそろ戻るとの言葉に手を振って]
ああ、じゃあまた。
…夕食会じゃ、多少うるさくても…大目に見てくれよな。
[こっそり付け足して、見送る]
[何事にもそつなくこなすギルバートの手付きを関心の目で見つめる]
……凄いですね。私は。
[そこで言葉を区切り立ち去るギルバートに軽く会釈をし、ナサニエルを向く]
今晩の料理はアーヴァインさんが?
忙しいのに頑張っていますね。
……痛みにはすぐに慣れる、とか……
どういう暮らししてたんだろ、あいつ。
[周りの声を聞きながら、でも流石に聞くわけにも、と心の中にとどめて]
そ、っか。ごめんなさい。
[ステラ――ラウルの聲に、目を伏せて謝罪をする]
…痛かった?
痛かったよね。…今は、ちょっとやすもう?
ぼくも、にげてきたんだ。
一緒だね。
…あいしたひとなんて、いないけど。
確かに湿布の冷たさと雪の冷たさって感覚が違いますよね。
私も良く湿布しますけど、どうしても剥がしてしまいますわ。
[ラッセルに同意を求め]
[ラッセルが何かを呟く様子は気に留めず、もう一度頭をぽんと撫ぜ、ハーヴェイの頷きへ]
あぁ、とりあえず夜は参加な。
お前にこれ以上フォローさせると本気で申し訳ない。
俺ももう少し社交性ってもんを磨こうと思ってるし。
この性格で世の中渡っていけるとも思ってないよ。
それじゃ、な。
[自室に戻り、読みかけの本を引っ張り出す。
先程のハーヴェイの一連のフォローを思い出し、心中で詫びながら、意識は本へ*没頭していく*]
……痛みに慣れた方が楽、って……
ラッセル、君、いつもそんな痛い思いして……
あ、ごめん。
[いえない事情があるかと言葉を飲み込む]
素直…。
…褒められてるのか、けなされてるのか。
[にこっと笑って軽くいなしてくるラッセルの様子に、こちらが子供を扱うように話しておきながら、どちらがそうなのだか分からなくなってきて、首の後ろに手をやり嘆く]
雪はあったいけど冷たい、か。
面白いこと言うなァ、ちょっと詩人じみてるじゃん。
[手足を見下ろす様子には]
ははっ、毎日しこたま食ってりゃすぐ育つさ。
[それからフォローするのにももう慣れたと答えるハーヴェイのことを、こっそり笑う]
ふふ、やっぱり…苦労性だな。
そう。湿布、ぴとってして嫌なんだ。
なんかぞわーってする感じ。あれ、嫌だよね。
[ステラに、しっかりと同意の言葉。]
でもいっつも貼られてたけどね。もしかしたらだから嫌いなのかなぁ…?
ステラさんも、よく怪我を?
確かに湿布はあまり気持ちよくはないけど…張っておいたほうが治りは早いですよ?
[そういって、立ち去る友人に目を向けて]
そう、じゃぁ夜に。
それは気にしなくって良いって、俺も好きでやってるんだし。
そう急には変わらないんじゃないか?
あぁ、また後で。
[そういって見送った]
ふふふ、ありがとう。ルー。
ルーは優しいんだね。
…でも、ボクは大丈夫だよ。
「愛しき人」はボクの中にいるからね。
[ウラルは胸の辺りを押さえる]
[最後はひとりごちるようにそう言った後、ギルバートを見送る。
そのあとのハーヴェイの言葉に、小さく首をかしげた。]
別に、そういうことじゃないよ?
大丈夫、大丈夫。痛くないから。
[にこにこと笑って、そう言って。]
別に何もないから、大丈夫だよ。
いや…
[別に謝らせるつもりは無かったんだけどと、小さくごめんなさいと言うラッセルから目を逸らし]
そりゃ、そりゃ本当に慣れられるもんならな。
でも、どうかな。
痛み止めの薬使って痛みを感じなくしてるみたいに、慣れると言うよりは感じる力を死なせて、鈍くして…
慣れたんだって思いこんでるだけってことは?
…ウラルは全部たべたの?
[疑問に思ってそう聞いてみる。]
確かに、食べると、渇きはなくなるけど。
食べるといつもと違って、だいぶ体が回復したけど。
でも、…人、おいしい?
ほめてるよ、ナサニエルさん
[くすくすと笑ってそう言う。どうにも子ども扱いに見られているかもしれないが、赤にそのつもりはなく。]
え? おもしろいかなぁ。
ふわふわしてるし、気持ちいいとおもうんだ。
…いっぱい食べてもそんなに変わらないんだけど、どうすればいいのかなぁ
[真剣な様子で小さな手を、ぎゅっと握って。]
[ラッセルの同意に頷き]
そう、なんですよね。
何か変な感じで。
[ハーヴェイの質問に]
……そそっかしいですからよく、階段から落ちたり何も無いところで転んだりと。
湿布貼ると痒くなってしまって取ってしまうんですよね。
違う意味で赤くるって言うか。
[...は苦笑する]
[ナサニエルがなにやら呟いて笑うのに苦笑して]
やっぱり?ま、これが俺の性格だからさ。
[と肩を竦め。
ラッセルが笑いながら返すのに軽く首を傾げ]
そう?考えすぎたか、俺。
しょっちゅうドジって転んでるのかと思ってた。
[浮かんだ事を誤魔化すように、思っている事とは違う言葉で返して]
[それから痛みに関してのことには、困ったような顔をして]
毎日飲んでたら薬だって効かなくなるし。
だから慣れちゃうのが一番いいんだと思うんだ。
…あ、毎日痛いってわけじゃないからねっ
[慌てたようにそう言って]
[アーヴァインを褒めるステラの言に頷く]
ほんと、そうだよなぁ。
だから、おれらに手伝えることがあれば何でも言ってくれって、アーヴァインさんに伝えておきました。
ステラさんも早速、手際よく洗い物手伝ってたっすね。
…大丈夫、大丈夫。痛くない。
[にこにことハーヴェイに笑って言う、ラッセルの言葉を何となくくり返す]
何かおまえって…そればっかり。
[手当てされた足を見て]
それで全然、痛くないってことも無いだろうに。
ちょっとでも痛かったり辛かったりしたら、大げさなくらい周りに助けを求めたって…神様だって怒りゃしないだろうに。
[そうですよね、などとステラに同意を求めつつ]
そそっかしいんですか?
[一見そうは見えないステラの告白に驚き]
赤くなったり痒くなったり、ですか?
それは湿布が合わないのかな?皮膚が弱い、とか。
だとしたら張らないほうが良いかもしれないな。
そうそう、すっごい変な感じ
[ステラにしっかりとうなずいて]
それに貼るの失敗すると、くっつくしさぁ。
…ってそんなドジじゃないよ。多分。
[隠された言葉には気づいていないのか、ちょっと怒ったような声をして、ハーヴェイに言う。]
山道はしかたないじゃない。
あぁ、全部…ね。
[目を細めて嗤う]
美味しかった時もあるがイマイチな時もあったかもな。
衝動的にの方が多いから覚えてない時もある。
飢えや渇きを潤す為に。
ルーは「人」を食べるのは嫌なのか?
褒めてる?
ん、ならいいけどさ。
[今度はやや照れたように頭をかいて、ラッセルの真剣な様子には]
あ、いや…。
でかけりゃ空に近いし、小さけりゃ地面に近いし…
どっちにもそれぞれ良い所があるってもんだよな。
別に無理してでかくなる必要も無かった、うん。
[ステラがそそっかしいと自らを表現するのはともかく、階段から落ちるとの言葉には一瞬絶句して]
そっ、それは…。
[この宿の階段の下に、柔らかいマットでも敷いておくべきなのかな等と思案しつつ]
気をつけて下さいよステラさん?危ないなァ…
あ、ごめん。そんなつもりじゃなかったんだけど。
[少し怒った様な声に慌てて謝罪する]
確かに慣れない山道じゃ仕方がないよな。まして…
[ラッセルの目の事を思い出したが、口には出さずに]
うん、本当にごめんな。
そうかなぁ?
そればっかりってつもりじゃないけど。
[ナサニエルの言葉に、困った顔になった。]
本当に、大丈夫だよ。それに今は、手当てもしてもらったし。
…それに、ちょっと自分で転んで、いたいいたいっていったら、なんか子供みたいじゃない。
そうなんだ。
[驚いたようにそう言って]
ぼくは、お父さんとか、兄弟とかしか食べたことがないから。
すごくおいしくなかった。
気持ち悪くて、食べ終わらなかった。
…あいつらを喰うのが、とても嫌だったんだ。
…食べるのは嫌じゃないよ。
だって、今も、食べたいもん。
でも…おいしくないならいやだなぁって。
うん、ほめてるほめてる。
素直っていいことだよ。
[にこにことナサニエルに笑いかけて]
でも大きくなったほうがいろいろ便利だし。
うーん…
[悩みは途中で止まる。ハーヴェイの声にそちらを見て、笑う。]
でも思われても仕方ないかなぁ。って思うし。
謝らなくていいよ。
転んだのは本当のことだしね
…そうかい。
[ハーヴェイの気遣いに気が付いて、自身も倣う]
ラッセル、おまえもステラさんみたくそそっかしいのかね?
階段から落ちたりしないようにな。
ディナーが毎日薬だなんて、味気ないったら。
[またしても本当に大丈夫と答えるラッセルの声に、ふっと思わし気に笑い]
いいだろ別に。
痛かったり辛かったりする時くらい、子供みたいでもさ。
…本当に、大丈夫じゃなかったらその時は、慣れようとか思わず、我慢もせずに、周りに助けを求めろよな。
おれに言ったっていいんだ。
……うるさい大声で、ギルバートさん呼んでやる。
[最後には悪戯っぽくニヤリとした]
そういえば…
[先程のギルバートの様子を思い出す]
珍しい、よな。あいつが他人に対してああ積極的なのって。
知人に似てる、って言ってたっけ?
あいつの知人関係って大体把握してた筈なんだけどなー。
[元より付き合いの少ない彼の知り合いは、自分と知り合いと言う事も多く、思い当たる事と言えば]
……昔の恋人、とか?…は聞いたことないしなぁ…第一その気無さそうだし……。
確かにラッセルは女の子みたいだけど……
なんにしても、他人とかかわる事は良いことだと思うけど……。
[なんていうことを、一人心の中で考えて]
みんな、何かと手伝っていたから自分もやらなくてはと思ってね。
ナサニエルさんも兎を取ってきたりしてますし。
作るのは苦手なんですが片付けは…何とか出来ますし。
[...は微笑んだ]
そうですよ、ここの皆さんは優しいから時には頼ったりしてもいいんじゃないでしょうか。
誰かも言っていましたけど「持ちつ持たれつ」で。
[と、ナサニエルの同意求めに返事]
階段からは落ちないよ…
…多分
[ちょっと自信がなさそうに言って]
…でもさ、もう一応大人だよ。
小さな子供じゃないし。
…うん、本当に駄目だったらそうするね。
って、大声だしたら、ギルバートさんに怒られちゃうよ?
[くすくすと笑う。
赤の様子はいつものように。]
? [内心、よくわからなくて首を傾げる]
ぼくはぼくだけど。
…ウラルは、ステラさんじゃないの?
[少し不安に思うような。]
…ええと…どういうことだろう。
まぁ、あれだな。
ラッセルもステラさんも、湿布のお世話にならないように、ってことで。
[軽く冗句でも言うように笑い。
ナサニエルの様子にもくすくすと笑って]
ギルバートを呼ぶ、って…治療の前に一騒ぎありそうだから止めておいた方が良いんじゃ?
[と、半ば本気で心配しつつ]
あ、俺もそろそろ一度部屋に戻ろうかな。
雪が酷くなるようなら、もうちょっとちゃんとした服を着ないと…
それじゃ、また、食事の時に。
[そういって立ち上がると皆に頭を下げて*二階の部屋へ*]
[驚いた顔のハーヴェイを見つつ]
…かなりそそっかしいです。
実は此処に来る途中であの吊り橋で足を滑らせ擦り傷作ってしまったし。
まぁ、色々と。
痒くなるなら貼らない方がいいですか。
その方が助かったりしますね。
痛いのも嫌ですが痒くなるのも酷いですから。
[絶句顔のナサニエルにはくすくす笑い]
心配ありがとうございます。
大丈夫ですよ。
この服が長すぎるのがいけないんですから。
裾短くしようかしら…?
[と、呟く]
そんなステラさん。
[皆何かと手伝っていたから、自分もと言うステラに軽く手を振り]
シスターが山に居てくれるだけで、この宿への神さまのご加護も3割は増すでしょ。
どうぞのんびりして下さいよ……って、おれが言うのも変か。
[同意の言葉には、感謝して笑む]
…階段から落ちてる最中でも、一応助けを呼んでみろ。
間に合ったら、階段の下でキャッチしてやるわ。
[ラッセルの自信無さそうな反論にそう返して]
ふふん、大人は自分で自分を大人って言いません〜。
[勝ち誇ったように笑ってから、駄目だったらそうするとの言葉には満足そうに頷いた]
よし。
へへ、ギルバートさんのうるさ嫌いこそ、このおれの力で慣れさせて治したる。
ああ、ハーヴェイもまた!
[半ば本気で心配している様子のハーヴェイに対しても、凝りもせずそんなこと言い見送る。
発声練習のような声を出して喉をさすると、*水の入ったグラスを呷った*]
はーい。
湿布のお世話にならないように、気をつけます。
また夜に!
[にこっと笑ってハーヴェイを見送る。
それからナサニエルにきょとんとして]
ええと。
落ちてくる人をキャッチするのは難しいと思うよ。
[すごく、真剣。]
…むー。
だって子供だっていうじゃないか。
以前、仲間同士で喰い争った…と、言う事を聞いた事があったから、つい訊いてしまったんだ。
悪かったね。気にするな。
[ウラルは信頼の目で*ルーを見た*]
そんなことをするひとがいたの?
[驚いたような顔で]
ぼくはこういうふうに聲を使うのも、お母さん以外だとウラルがはじめてだから、何も知らないんだ。
…うん。
ウラル、ありがとう
[にこっと*微笑んだ*]
/中/
みんな話を切るタイミングを伺っていたな?(苦笑)
声がー喉が、枯れるよー。
発言数の多いラッセルと、長文のナサニエルに飴持っていかれそう(汗)
多弁揃いの少人数村はサバイバル状態だな。うん。
…多弁設定だよな、この村(遠い目)
/設定/
父親:人間 / 母親:人狼
父が母を強姦して作られた子供。とはいえ母は子を愛してはいたようだ。
しかし母が衝動に負けたとき、父はためらいなく母を殺した。
それを見ていたラッセル。母が人狼だというのは知っていたが、父たちがよってたかって辱める姿も見ていた。
母は父にラッセルの体のことをなるべく隠していたが、そうなってからすべてが明るみに出て、それ以降は母の代わり。
未発達な体が玩具となった。それは半年先にうまれた兄からもされている。
抵抗してもしなくても、その体は殴られた痕、切られた痕、そんなものに絶えず。
/続き/
不完全な体と、半分の人狼の血。
やがて夜が訪れ、ラッセルの覚醒。
痛みを与え続けるその手が口に入ったとき、それを噛み切った。
体のうちに入り込み苦痛を与えるそれをつめできった。
殺すための攻撃を仕掛けられる前に、すべて終わらせた。
体は狼のものにはならず、人でありながらにして鋭いつめと牙を持った。
血の香りにそれを喰うと思ったけれど、体が受け付けず、なら他の屋敷の誰かを、と思ったのだが、やはり殺しても駄目だった。
それでも女のものはまだましだったから、少したべて、体を洗って、そこから逃げた。
――ロビー――
[本を読み耽っている内に、いつの間にか眠りに落ちていたらしい。
手から滑り落ちた重さが、床で鈍い音を立てたのを合図に、ローズマリーは目を覚ます。
あたりを見渡せば既に暗く、一体自分は何時間眠っていたのだろうと頭を抱えた。
とりあえずアーヴァインが掛けてくれたらしいショールを肘掛に置きキッチンへと顔を出すと、夕飯の準備に精を出す主の姿が目に入る。]
何か…手伝いましょうか?
[僅かに戸惑いつつ声を掛けると、君もお客なのだからゆっくり休んで居ればいいとの声が返ってくる。]
――忙しいのに…手伝うって約束したのに…、寝過ごしちゃったから…怒ってるの?
[拗ねたような声色で見上げるように訊ねると、アーヴァインはふっと顔を緩めて否定の言葉を口にする。
「本当にお客だと思っているから、休んでいて欲しいんだよ」と。]
それじゃぁまるで…『他人』みたいじゃない…。わたしは、あなたの役に立ちたいのに…。
[唇を尖らせて瞳を伏せると、主は困ったように頬を掻き。やがて何か良い案が思いついたのか。手をぽんと叩いてローズマリーを手招きして呼び寄せる。]
[素直に近寄ると、アーヴァインはその姿に目を細めて、そっと唇を寄せ耳打ちをする。
と、与えられた仕事にローズマリーはふわりと笑みを零し]
お安い御用だわ。アーヴァインさん。じゃぁ、わたし食堂の準備をしてくるね。
[長いフレアのスカートを翻し。夕食会の準備へと没頭し始めた。]
――客室――
[部屋に戻りごろりと横になればいつの間にか眠っていたようで]
……あ、時間……
[時計を確認して、まだ早いことに気付いて起き上がると浴室へ。
手早く入浴を済ませると、再び部屋に戻り窓の外を見遣る]
わ…結構降って来てるな、雪……
積もる…だろうなー。吹雪かないと良いけど……。
[そう言いながら荷物を漁り、しっかりと服を着込む。
まだ乾ききっていない髪を無造作に手櫛で整えて]
……夕食会、ってまだ時間あるよな?
って言ってもここで本読んでるとそのまま忘れそうだし。
[少し考えて、本を一冊手に取るとそのまま階下へ]
[階下に下り、食堂を覗けば先程の面子がそこに居て、どうやら思い思いに過ごしているようで。
その傍で、恐らくはアーヴァインに頼まれたか、ローズマリーが食卓の準備をしている]
うーん…邪魔しちゃ悪いよね、やっぱり。
[そう呟くとロビーへと戻り、ソファに座り込んで本を読み始める]
――→ロビー――
/中/
初めのころからかなり口調が変わってしまっている件についてー。
あぁ、どんどんいつものハーヴェイになりつつ……。
でもっていつの間にか苦労性キャラに……(苦笑)
ギルがラセに行きそうなんで、静観しようかなーとか。
仕掛けられても動く気ないし、今回♪
[眠っていた。
赤の火のそばで。
ゆるりと目を覚ましたのは、おそらくローズマリーの動く音に。]
…
[炎の色を見て、血の赤を思い出した。口唇を舐めとる。]
ウラルは、今、食べたい…?
[そうたずねたのは何でだったのか、赤はわからない。
それでもたずねておこうと思ったのだった
何を、とは言わず。]
…ぼくは、やっぱり、わからないや。
おいしいのかなぁ…
あんなにまずいものだったら、あんまり、食べたくない…
――暖炉前――
[ふと、気が付けば外は暗くなり穏やかだった天気は雪が降り積もっていた。
...は窓辺に寄り白く曇った窓を手で擦り外を眺める]
嫌な天気ですわね…。
[誰に言うわけではなく1人呟く]
/中/
ところで、ベンジャミンさんが顔を出していませんね。
大丈夫なんでしょうか?村建てさん…だと思うんだけど。
でも、だとしたら、始まったことの確認はするだろうし、設定(1日目22時からイベント)は忘れないだろうし…
ここに触れたのがナサニエルだけど…ナサが村建てさん?
[背後から聞こえて来た声に振り向きルーを見つめる。
トラウマなのか食す事を躊躇っている様に見えなくは無い。しかし、アレを食べなければ彼は衰えてしまうのでは無いのだろうか――。]
あぁ、ボクは喰いたいよ。
ボクが生きる為にはね。
[彼を見つめウラルは優しいく*囁く*]
/中/
っていうか人が居ないんですがー。
ローズはあれきりだし…ステラさんが居るけど、1対1では話したくないのですよ。ptの都合上、ある程度話が動いてから出たいのです。
ごめんね、ステラさん。
[時計を見遣ると夕食会までにはまだ時間がある。...は1度自室に戻り湯殿の仕度を整え向かう]
……誰も居ませんよね?
[静かに覗くと明かりは点いておらず、ほっと胸を撫で下ろす。
籠に荷物を置き中に。しかし、先に誰かが入っていてのか浴室内が仄かに暖かった。
...はお湯を掬うと身体に静かに掛けていく。
次第にお湯の温かさに慣れると口許が隠れるくらいまで*沈み込んだ*]
――食堂――
[指示通りにテーブルに食器等を並べ、彩を添えていっていると、暖炉でうとうとしていたステラがいつの間にか目覚めたらしい。
誰に言うわけでもなく呟いた言葉に、ローズマリーは準備する手を休め、視線を上げ窓の外を見遣る。]
雪…。随分急に冷え込んだと思ったら…。
今夜は積りそうかしら…。
[ふるりと肩を震わせ。再び準備に取り掛かる。]
やっぱり、食べたいのは、普通のことなのかな。
[その聲が普通であるように。
赤はそう思って、小さく首を傾げる]
ウラル。
ぼくも、食べたいっておもうんだ。
でもおいしくないのはいらないって思うんだ。
…でも、食べないといけないんだよね。
生きるためには。
おいしくなくても、もっと食べてしまえばよかったのかなぁ…
―食堂―
[暖かさにいつのまにか眠ってしまっていたのだろう。
赤が目を開けると、暖炉の炎、ローズマリーの姿。]
…ん、おはよう?
こんばんは。
[ふわりと笑って、目をこする。
時間は何時なのだろうと首をかしげた。]
[ふ、と読んでいた本から顔を上げて時計を見る]
ん?そろそろ時間かな?
[食堂の様子に聞き耳を立てれば、まだ中は静かなようで]
……みんな遅刻、かな?
[そういえば、と友人の事を思い出し]
あれでも約束は守る奴なんだけど…来てない、か?
[少し気になり、立ち上がってギルバートが使っている部屋へ。
軽くノックするも返事はなく、聞こえるのは寝息]
……また本でも読みながら寝ちゃってるのかな?
[自分の経験からそう結論付けて、再び階下へ。
気がつけば自分で下りてくるだろう、と思いながら]
[そろそろ準備も整ってきたのだろう。先程までコンロの前にいたアーヴァインがテキパキと動き出すのを見て、ローズマリーはキッチンの近くでその様子を見守っていた。
と、背後から聞こえる声にゆるりと振り向く。聞き覚えのある声。確か名は――]
おはよう、ラッセル…君で良いのかしら?
[柔らかく微笑み目を擦る姿が愛らしくて、つい目を細めて見つめてしまう。首を傾げている姿を見て、時間が気になるかと察し]
もうすぐ夕飯よ。今日は食事会みたいね。落ち着いたら席に着いてね。
[口許を緩めて促した。]
――食堂――
[もう一度時間を確認して食堂に向かう]
こんばんは、遅くなった……かな?
[見ればそこにはまだ人は揃って居なくて。
とりあえずそこに居た面子には軽く会釈をしてから席に着く]
…あ、ギルバートはね、遅くなる…と思う。
……多分。
うん、おはようございます。
ええと。
ローズマリー、さん?
…わかりました。
[と、うなずいて、手を下ろす。
用意された机。
椅子を引いて、そこに座って。
そのとき、やってきたハーヴェイに、にこっと笑いかけて]
こんばんは。
ギルバートさんは、遅くなるんだ。
やっぱりあんまりいっぱいの人が一緒なのは好きじゃないの?
[盛り付けられた料理を、ローズマリーは次々とテーブルに運んでいく。
未だ人は集まっていないが、予定は皆の耳に入っている筈。その内集まってくるだろう。]
……美味しそう。本当に料理が上手ね、アーヴァインさんって。
[見た目の鮮やかさに、つい目を奪われる。味もきっと良いのだろう。鼻腔を擽るように立ち昇る匂いに、ローズマリーの胃袋も素直に反応する。
小さく存在をアピールする腹の虫に、少し赤くなりながら、慣れた手つきで料理をテーブルに並べていった。]
[ローズマリーとラッセルの会話を聞きながら、ラッセルの問いに半ば苦笑して]
いや、彼は約束した事は守るよ?
ただ…遅くなるっていうか…寝てるみたいなんだよね、今。
起こすのも悪いし…
[寝起きは不機嫌な事が多い、と言うのは伏せて]
うん、そうだよね。
約束は守ると思うけど。
嫌いだったら無理することはないと思うんだ。
[ハーヴェイににこっと笑って]
…寝てるんじゃ、起こしちゃかわいそうだね。
そういえば、ローズマリーさんは、アーヴァインさんと親しいの?
あ、ぼくも手伝います
[手伝っている様子にそう思っただけで。
しかし慌てて、自分もたちあがろうとし、そのままの体勢で止まる。
右足の包帯を思えば、動くことはできず。]
[ラッセルとハーヴェイのやり取りを耳にして]
あら…ギルバートさんが少し遅れるのなら、彼の分の食事は熱い物だけでもあとから用意して貰った方が良いのかしら?
折角の料理ですもの。美味しい温度で召し上がった方が良いに決まっているだろうし…。
[僅かに考え込む様子を見せていたが、キッチンへと足を運び、遅れる人が居る旨を伝え。食堂へと戻ると、自らも空いている席へと*腰を下ろした*]
ん…。
[...は、浴槽からゆっくりと出るとバスタオルで綺麗に水気を拭き取り修道着に袖を通す]
…のんびりし過ぎたかしら。
[慌てて食堂に向かうとお腹を刺激するようないい香りがしてくる。しかし、まだ全員は揃っておらず]
…スミマセン、遅くなりました。
[ローズマリー、ラッセル、ハーヴェイに挨拶をして空いている端の方の席に腰を下ろす]
[声を掛けてきたラッセルをやんわりと手で制して――]
あ、良いわよ。あなたは座っていて?それにあとはアーヴァインさんが運んでくると思うし。
彼とは…親しいといえば親しいかも。定期的にね、麓から日用品を運ぶ為にここを訪れているから、それなりには…ね?
[ふわりと口許に笑みを乗せて、ラッセルの疑問への*答えに変えた*]
うん、でも彼も努力する、って言ってたし。
本当に嫌なら最初っから断るからね。
[ラッセルにはそういって、ローズマリーに]
あ、そうしてもらえますか?
いつ起きてくるかわかんないし…すみません。
[と頼んで。
食堂に姿を現したステラに会釈をして]
こんばんは。
大丈夫ですよ、まだ来てない人も居ますから。
おかえりなさい、ステラさん
[にこっと微笑んで、彼女も共に食事の席に。
ローズマリーの静止に、赤は小さくうなずいて]
ごめんなさい。今度はお手伝いします。
へぇ。ローズマリーさんが運んでるんだ。
山道、大変じゃありませんか?
[そう尋ねて、首をかしげた。]
嫌いなら残してもいいのかもしれない。
ただ、必要最低限は食べなくては。
ルーのお母さんが悲しむと思うし。
…ところで、ルーのお母さんは「人間」に殺されたのかい?
そうだよね。
ギルバートさん、すごくしっかりしてると思うし。
[にこにこ笑って。
その視界にナサニエルの姿も移るか。]
あ。夕食会、はじまる?
[笑顔になった。]
…母さん、は、覚醒がどう訪れるのか、教えてくれてなくて。
だから、食べることは大切、ってそれだけ。
[少し考えて、そう告げて]
…うん。母さんは。
何があったのか、詳しくは覚えてないんだけど。
父さんたちに向かっていって、殺されたんだ。
父さんは人間だよ。だから、人間が殺したんだね。
笑ってたと、思った。
…まだ揃ってないけど、食べ始めても良いのかな?
[そう訊ねて]
「いつ揃うかわからないだろ?冷めないうちに食べた方が良い」
[とアーヴァインに返されれば料理へと向き直り]
よっし、それじゃいただきます、っと。
[そういって食事を始めて]
ローズマリーさんが運んでたんですか?
俺、男の人がやってるんだと思ってた。
[と、料理を口に運びながら]
あ、これもしかしてナサニエルが捕ってきた兎?
良い味ー。ナサニエルに感謝しとこう。
[戸惑う様子のステラに目を向けて]
いいと思いますよ?
ギルバートはいつ起きるかわからないし、ベンジャミンさんは何処に居るんだろ…来るのかもわからないし。
あ、もしかして肉とか食べちゃいけない、とか?
わー、ぼくも、いただきます
[嬉しそうな笑顔になって、その食事に手をつけはじめる]
ナサニエルさんの、とってきた、ウサギ?
すごいなぁ。
[はふはふしながら食べて。]
そうなんだ。
嫌な奴らだね。
自分達はこうやって生き物の肉を喰うってのにボク達が奴らを喰うと怒り狂って殺しにくる…。
奴らとボク等の違いって何なんだよ。
お母さんの事は残念だけどボクはルーに出会えて嬉しいよ。
[ふわりと微笑む]
[嬉しそうに食事を始めるラッセルと、獲物への褒め言葉に気恥ずかしそうにしているナサニエルに]
喜ばれるのって気持ち良いだろ?
[といって笑って。ナサニエルが頷くのを見れば満足げに食事を続ける]
ベンジャミン…さん?
そう言えばその方とは1度もお会いしていない気が…。
[首を傾げ考え込む]
え?いえいえ、そこまで厳しい宗派ではないので。
…うん、食べるから。なのかな。
わかんないけど、ひどいよ。
だから、殺しちゃった。
[にこっと微笑みかけて]
ぼくも、ウラルにあえてうれしい。
こうやって会話できるのがウラルでよかった。
[ベンジャミンの名に首を傾げるのに気付いて]
あ、そういえばステラさんが来た時は居なかったっけ?
行商をやってる方なんですよ。アーヴァインさんの昔なじみとか。
俺も殆ど顔合わせてませんけどね。
あぁ、宗派によっても違うんですね。
食べられるのなら良かった。
ぼくも、ベンジャミンさんって、…ちゃんと話してないなぁ。
[首を傾げて]
ああ。でも本当においしい。
でももうおなかいっぱい。
[量は昨日より少し少ないか。
それでも本当に満足したようで、にっこりと笑う]
[ナサニエルが捕ってきた兎を食しながら]
美味しいですね。
料理を作ってくれたアーヴァインさん、仕度を手伝ったローズマリーさん、食料を捕まえてきたナサニエルさん、命の糧になる兎に感謝しなくては。
[食べる手を1度止め、ハーヴェイを見る]
アーヴァインさんの馴染みの方ですか。
此処は結構馴染みの方達が訪れるのですね。
はい、こんな美味しい物を禁欲にしてしまうなんて勿体無い気がします。
…それとも私が食い意地はっているのかしら?
[少ししか手をつけないラッセルに]
もう、お腹いっぱいなんですか?
何処か具合でも?
[心配そうに顔色を窺う]
/中/
ふと思ったのだけど…ローズさぁん、そのまま落ちる可能性があるなら、ラッセルに飴投げて欲しかったよぅ(めそり)
[新しい食事に手を伸ばして、もう少し食べているところに]
…うん。えと。
……つまみ食いしちゃって?
[こっそりいただいていたことを暴露して、赤は照れたように笑う。]
馴染みが多いって言うより、アーヴァインさんの人柄に引かれて馴染みになる人が多いんじゃないかな?
食欲は人間の三大欲求らしいですから。
美味しい物を美味しいって思えるんだから良いんじゃないですか?
つまみ食いですか?
ラッセルさん、意外と子供染みていますね。
[ふふ、と笑うが悪気があるわけではなく]
アーヴァインさんの人柄。
確かにいい方ですよね。
[三大欲求の言葉に]
えーと確か、食欲と睡眠欲と…あっ…。
[...は顔を赤く染め俯く]
[つまみ食いの言い訳に優しく笑い]
ラッセルくらいの歳ならそれくらいは普通だよなー。
[うんうんと頷いて]
良い人だよ。
だからこんな山にあっても宿が成り立つんだと思う。
[その後で何か呟いて赤くなってしまうのを見て、三大欲求を思い出し]
…あ。シスターには禁句だったかな?
[と、ぽりぽりと頭を掻いて]
ステラで「ボク」って言っちゃったよ。
性別誤解されなきゃいいんですが…。
今回は性別騙ってませんからねー。
…知っている人が居ませんように(遠い目
…そんなにぼくは幼くないよ。
[ハーヴェイをじっと見て]
…?
三大欲求?
食欲、睡眠欲、性欲だよね
[何があったのかな、と、小さな口唇はそうかたどった。]
――食堂――
そっか。
山の上なのに、ずいぶん物があるなと思ってた。
ローズマリーさんが運んで来てくれてたんだなァ。
こりゃ、日々の便利さを思い出すにつけて感謝しなきゃ。
[定期的にね、麓から日用品を運ぶ為にここを訪れていると漏れ聞けば、そのように感謝の笑みをローズマリーに向けたりしながら、食事を進めて]
…だろ?
ああ、喜ばれるだけで何だか胸いっぱいだ…へへ。
[褒められると、照れながらも嬉しそうに笑む。
それでもお腹いっぱいとはならず、料理を運ぶ手は止めずに、自画自賛も忘れない]
ほんっと最高だよこのウサギ!
だけどこりゃあ、おれの捕獲腕だけでなく、料理人達の腕も相当なもんだよな。
アーヴァインさんとローズマリーさん、ついでに…や、ついでじゃないけど。
[ステラを見て慌てて付け加え]
兎君にも感謝いたします…と。
まったく、ギルバートさんも来るって言ってたのに、結局は自室に篭もりきり?
気の良さそうなベンジャミンさんも、せっかくのアツアツのご馳走にありつかないのかな。
…ま、ローズマリーさんの言う通り、熱い分は後で用意してもらうなり、取って置いて温めるなりすりゃいっか。
幼くないのはわかってるって。
人間の成長期は二回あって、子供の頃と、丁度今のラッセルくらいの頃なんだよ。
[そういいながら、三大欲求を上げるのを聞き]
そう、その三つ。
あー…ステラさんは教会の人だから……性欲、ってのは一つの禁忌なんだよね、確か。
[褒められて饒舌なナサニエルに笑いかけ]
君が捕ってきてくれたから、ね。
あぁ、ギルバートは寝てるみたい。
疲れてるのかもしれないからそっとしておこうかな、って。
…うーん
聞いたことあるけどさぁ
[じぃっとハーヴェイを見て、それからフォークとナイフを置いた。]
そうなんだ?
教会は、ああ、神さまの場所だもんね。
でも…
[しかしそれ以上は口にせず、にっこりと笑って]
んー、今度こそおなかいっぱい
[くすくすと*笑った*]
ねえ、ウラル。
あなたは、ええと、食べたいの?
…誰か食べるなら、僕も呼んでもらっていい?
……僕も、食べたいから。
[真剣な声がそうささやいた]
あ、邪魔だったらいいよ?
一緒に連れてってくれたら嬉しいなって思っただけだから
[にこと笑って*それからまた歓談に戻る*]
今晩は食欲はたっぷり満たされた。
こんな寒い夜は…
[勢いが強くなってきた雪の降り様を、窓越しに眺めて]
例えそうすればそれはそれはしっかり眠れそうだとしても、外で永遠の眠りにつかなくて済む事を感謝しなくちゃっすね。
…一番最後のはともかく。
[三大欲求についての話題に、最後の一つにステラは赤くなり、ラッセルは案外堂々としていることに、小さく笑んだ]
禁忌か。
[ラッセルがでもの先に続けるのを、恐らく同じ意見なのだろうと思い込みながら待ったが、彼がそれ以上口にしなかった代わりのつもりで]
どうだろなハーヴェイ、ちゃんと肉もしっかり口にできる宗派みたいだし…
興味があるなら、直接尋ねてみろよ。
[悪戯っぽく目を細め、ステラがこの場に居なければ小突いていたろう勢いで]
ギルバートさんは疲れてる、か。思いやりだなァ。
おれなら三年寝太郎なんて呼んでやるかな。
…ふふ、まあこれは冗談。
[ラッセルが此方を見るのを怪訝に思い]
…どうした?
あぁ、うん神に使えるものは清く、って事らしいしね。
[その後、何かを言いかけて止めるのにまた首を傾げ]
何か気になる事でもあった?
[それには答えず笑うだけで、此方もそれ以上は聞く事もなく]
……はぁ?
[三大欲求の話からいきなり水を向けられ、間の抜けた声を]
な、なんで俺に言うんだよー。
残念だけど、俺はそういうのには興味なし。
……浮気したら怒られるし。
[最後の一言は、ぼそ、っと呟いて]
昨夜遅くまで話し込んじゃったからさぁ。
責任感じてんの、俺は。
/中/
the彼女もち設定ー(苦笑)
こうすれば自分から行かなくて済むからねっ(姑息)
この設定でそれでも来た場合には考えましょう。
>>152
ははっ、聞きたそうにしてたからさ。
[ただハーヴェイが「教会の人だから、一つの禁忌なんだよね」と零していたのを耳にしただけだったが、大げさに言って笑う。
…これでは同時にステラのことまでも、笑っているように聞こえるかなと思い至ると、ちらり彼女を見て咳払いで誤魔化した]
…失礼。
興味なしい?
何だいハーヴェイ、教会学校の教師向きなんじゃ…お。
[浮気云々が小さく耳に届くと見直したような目で]
やるなぁ。
麓の街には、彼女さんがハーヴェイの帰りをお待ちなの?
…いや、それじゃ興味が無いってのとムジュンするか。
[どっちなんだろうと首を傾げて、昨夜遅くまで話し込んでいたと聞くと]
へえ、遅くまで何話してたんすか。
…ギルバートさんを怒らせずに長会話するコツを、ぜひ未来の先生にお教え頂きたいな。
宗派によって、とは言うけど、これはどこでも一緒じゃないか?
[そういって、その後に不思議そうな顔をするのには苦笑して]
興味ないっていうか…うん…「彼女以外には」興味なし、って感じ?
本当は連れて来たかったんだけどね。
[半ば惚気のように照れながら。
昨夜の会話については少し考えて]
ん?いろいろ…暫く会ってなかったからね。
ギルバートと会話するコツ…?さぁ?俺は普通に話してるだけだし…。
[昨夜のギルバートの言葉は言う事ではないな、と口には出さずに]
そんなもん?
でもステラさんが異性交友教なあんて、宗教のシスターだったりしたら……ああ。
[つい調子に乗って、三大欲求の一つを口にしようとするのにも顔を赤くする人の前で、軽口が過ぎるなと自分の手で押さえる]
とまァそれは、おれが勝手に考えた宗教でして…言わなくても分かるか。
…だな、そんなんじゃなくて実在の、大抵の宗派はそんなもんかも。
[ステラさんだって美人なのにもったいない等と言う言葉はそれでも気を遣い、小さく呟いた]
「彼女以外には」…本当は連れて来たかったとか…この雪山を?
おいおい、本格的に惚気話になってきたなぁ。
[別段不快そうでは無く笑い]
いいよ、ギルバートさんとの会話は意識せずスムーズにいくからコツも何も無いって言うなら、代わりに彼女さんとのなれそめでも伺ってみようか、ハーヴェイ先生?
[デザートを刺したフォークを向けてくるくる回してハーヴェイを指した後、あんぐり大口で食べている]
[欲求の話に盛り上がっている男性陣俯き加減で見ながら]
……宗派によっては避妊したりおろす事が禁忌だったりします。
[ぼそりと]
[うぶと見えたシスターにしては、少しは生々しく思えるそのステラの一言に、飲み込もうとしていたデザートをぐっと詰まらせかけるも]
…はは。
そうなんだ…そいつぁ、子だくさん一家の多そうな宗派だなあ。
勉強になったっす。
あぁ、早く喰いたいよ。
[そう言うと周りに気が付かれない様にペロリと舌なめずり]
嗚呼、あの紅い滴りが欲しい…。
今宵の獲物は誰にしようか?ふふ。
[ゆっくりと口端を上げる]
邪魔なんてとんでもない。
勿論、ルーも連れて行くさ。
[ナサニエルが語る「宗教」にちら、とステラを眺めて]
殆どそうだろうねー。
でも、一部の…キリスト教じゃないけど…そういうのを認めるのもあるらしい、けど。
[そういう話は苦手だ、と零して。恋人の話には少し赤くなり]
うん…連れて来たかったけど嫌がられた。寒い、って。
……って、馴れ初め、ってそんな大した事はないよ?
幼馴染だし…付き合い始めたのは最近なんだけど。
って、そんなこと聞いてどうすんだよー!
[ステラやラッセルが此方を見ている事に気付き、更に赤くなってお茶を飲み干す]
[漸くやってきた友人に]
あ、やっと起きて来た。
起こそうかと思ったけど、無理に起こすと機嫌悪くなるから起こさなかった。
…起こした方が良かったか?
[デザートを詰まらせかけるナサニエルに]
ご、ごめんなさい。大丈夫ですか?
[慌ててナサニエルの背中を摩る。
子沢山と言う言葉には]
…私はあまり好みませんね。
出来ちゃった分だけの子供が生まれたとしても結局は養えず子供を捨てていく親が絶えない現状で…って、此処で力説しても意味がありませんね。スミマセン。
[遅れながら入って来たギルバートに]
こんばんは。
いや、別に起してくれなくてもいい。
自分で起きるべきだっだ。
約束してたのに悪いな。
[素直に謝罪を口にするとくるりと食卓を見回し、胃に重そうなものが並んでいると少し肩をすくめ]
寝起きだし、料理はいいよ。
明日の昼飯とかにするからさ。
この後マスターに面倒かけるのも申し訳ない。
茶の一杯程度で十分だ。
[マスター、お茶もらえる?軽く尋ね]
ああ、おれの故郷の村の先生は…
[一部は認めているのもあるらしいと言う、ハーヴェイの言葉に頷いて]
…って言っても、簡単な読み書きを教えてくれる牧師様なんだけどさ。
それかもしれない。奥さんがいらっしゃったから。
[赤くなるハーヴェイの、寒いと、同行は彼女に嫌がられたという話には笑って]
…あっは、そりゃそうだろ!
こんな所まで登ってきたがる女の人は…
…いや、ローズマリーさんにせよステラさんにせよ、おれなんぞよりよっぽどしっかりした足取りで、いらっしゃったってものなんだろうけど…。
ま、滅多に居るもんでもないだろうさァ。
そりゃあ雪と絶景と静けさと美味いもんっつう見事なものは揃ってるけど、デートに誘うにしたってもうちっと楽に足を運べる所にしろよな。
[いつになく取り乱してお茶を飲み干す様子には、ますますおかしそうに笑いを堪えている]
[子沢山、についてのステラの反応に「教会で世話をしている」と言う言葉を思い出し。
ギルバートが謝罪を口にするのには軽く頭を振り]
昨日遅くまで話しこんだせいかな、って。
疲れてるならしょうがないし。
[そして笑うナサニエルには少し拗ねて]
だってさぁ、恋人を紹介したいって思ったしさぁ…。
夏だったら良かったのかなぁ…。
[若干考えがずれているが気にしていないらしい]
[ステラへは軽く目だけで挨拶を。
差し出された茶を一口飲むと笑いを堪えるナサニエルと赤くなるハーヴェイへ何やら視線を向け]
ナの字。あんまりそいつをからかうなよ。
[食堂へ入って来た、ギルバートの寝ぼけ眼を目にして]
よっ、来たか。眠そうな顔してんなぁ。
そのままおネムしてても良かったんだぜ。
ギルバートさんは夢の中でご馳走、おれは人の二倍の量のご馳走を得られて、めでたしめでたしって…
[からかい言葉は、ステラの謝罪の言葉と共に背を磨る手で止まり]
いやいや、果物の丸呑みくらいおれ、よくするんだ。
大丈夫っすよ、ステラさん。
ん…捨てるくらいなら生まないで欲しいな、確かに。
[真面目に目を伏せ頷いて]
おお、確かにハーヴェイさんの言う通り…細かい気遣いをしないでもないんだ。
[マスターに面倒をかけるのも申し訳ないと、料理を昼飯にでもと今は遠慮する、ギルバートの姿にそう見直して]
うんうん、そりゃさぞ豪華な昼飯になるぜ。
今は料理は冷めてるし…もしかしたら茶も温いかもしんないけど。
[しかし結局は悪戯っぽく笑み]
心配しなくて良いよ。少なくとも場は、ハーヴェイの彼女との惚気話でアツアツなんだ。
[ちらりハーヴェイを見やってから、怒られる前に目線を果物に戻して、ぱくりとまた*一口*]
[ぽりぽりと頭を掻きながら]
……余計なことを言うんじゃなかったなぁ。
[と溜息をついて]
いや、ナサニエルの前でうっかり口走った俺が悪い。
ハーヴェイの惚気話ねぇ…。
知らんかったよ。
お前もやっぱりやることはやってたんだな。結構奥手なタイプと思ってたんだが。
[友人の恋話には流石に少し興味をもったか、かなりストレートに。実際、ハーヴェイが以前に話していたといしても忘れているのだろう]
[ギルバートに話を振られて誤魔化す事も出来ず]
あ…ギルバートが居なくなってからだから。俺が付き合い出したのって。
…覚えてるかな、セシリア…。あの子とね、うん、ちょっと……
[流石に恥ずかしいのかぼそぼそと]
セシリア…
あ〜。あの本好き娘か。
納得。なるほどね。
よかったな、良い彼女ができて。
上手くやってけそうだ。
[素直に、友人に恋人ができたことを喜ぶように。
勿論からかいの色はない]
勿論。
結構これでも心配してた。
お前そういうの興味なさそうだったからさ。
いいんじゃね?
からかわれるのは覚悟の上で存分に惚気てろ。
[笑いながらまた茶を一口]
まぁ少し、俺も寂しくはなるな。
興味はなかった…けどさ。
好きになったら関係ないんだな、って。
[寂しそうな言葉に顔を上げて]
ギルバートが友達だって事は変わらないよ?
俺のことはどーでもいいが彼女の方、大事にしてやれよ。
もし友達と天びんにかけるなら大事な人をとっとけ。
俺だっていつか…そういう人ができたら多分そっちを取るさ。
[少し自嘲気味に。「いつか」という言葉に少しアクセントがついたのは無意識か]
正直、R12、15、18の違いがわかりません…orz
さっきの話しの続き。
「前戯」で論争があったりするんだってよー…。
…どっちも大事だけどな。俺には。
[そう呟いて、続けられたギルバートの言葉を聞いて]
ギルバートだっていつかきっと…
その気になってないから気づいてないだけで、案外すぐそばに居るかも知れないよ?
さぁね。気がつかないってことは興味がないだけだ。
それに…「いつか」って言葉の意味、知ってるか?
[つい話に没頭していたが、ここにはまだ他の連中もいることを思い出し、つい口をつぐむ]
…その気になったらまた2人の時にでも話すよ。
「いつか」の意味?
[言いかけて、周りを伺うのに気付いて]
そう?じゃ、今度…気が向いたらその時に聞かせて?
あ、もうこんな時間だ…ごめん、もう休むね。
[そういって立ち上がって部屋へと*戻って行った*]
流れ者 ギルバートは、冒険家 ナサニエル を能力(占う)の対象に選びました。
[席を離れるハーヴェイへは軽く手を振り]
おう。今日は俺がつき合わせたな。悪い。おやすみ。
[周りには聞こえないような一言をぽつり]
…「いつか」ってのは「いつまでたってもこない」って意味なんだよ。
/中/
表のpt使いきりっ(泣)
…もし二人きりだったらどうなってたんだろう?
「いつか」……俺のことじゃないよ、な?
いつか話す気だった、とか言われたら泣く。うん。
まぁ、この後村には帰れなくなるから、彼女とはサヨナラ…になるんだろうなぁ。
/中/
ふむ、成程ー。
恐らくはラッセルに似た人=過去の想い人(故人)=思いは二度と届かない
なんだろうか?
この村の恋愛事情がどうなるやら、なのです。
自分から「彼女もち」にしてその可能性潰してるけど、橋が落ちる→戻れないって事でその後は展開次第、なんだよー?
/中/
そして本当にベンジャミンが突然死しそうな件について…。
後一時間半で来るんだろうか……。
自分の不在中に他の面子で話が進んで入りにくくなった、とか?
[残った茶を一口で飲み干し、一つ溜息をつくと、まだ残っている人には軽く挨拶を]
俺も戻る。お前らも程ほどで寝ろよ。
[そのまま、部屋へ。外のぼんやりとした光は月明かりを反射した雪のそれ]
…いつまでたっても、とは…違うな。
当に過ぎてしまっていると言った方が…いいか。
[窓から雪をみながら、先程の友人の顔を思い出す。
からかわれながらも、嬉しそうな表情]
悪い、ハーヴェイ。
お前に大事な奴ができたのは素直に嬉しいが…
俺は少しだけ、お前が嫉ましいよ。
幸せになって欲しいのは本当だけどな。
[そのまま、ポツリと口にしたのは]
…レイ…
/*
イメージは欧州キャラの研究員レイと思ってください。
髪型比較的ラッセルに似てるんで。
あっちは黒髪。ラッセルは赤髪。
あの勝気グラでも大人しいと普通に可愛いと思うんですよネ。
レイはギルの初恋の人であり、それなりの男女関係も持っています。高校卒業くらいから微妙に付き合い始め、それは勿論ハーヴェイはしらないし、ギルからも教えてもおらず。
ギルが技師になったのは、もともと機械が好きだったのと、ギルからレイへ贈った大事な時計を直し、その時の嬉しい顔がまた見たかったからです。いつでもその時計が直せるように。
進路に迷ったギルの後押しをしてくれたのもレイ。
物怖じしない男性的な面と、優しい女性的な面を持ってる感じでそこがギルの惚れポイント。
レイさんは研究中の不慮の事故でお亡くなり。
大学は別なのでハーヴェイは最後まで知ることなく。
ラッセル、顔は似てるけど勝気じゃないからストレートに一目ぼれしないのはそこらへん。
今は弟感覚。
さぁ、ルー。
食事の時間だよ。
[ウラルは静かに囁く]
今日は「彼」にしようか?
「彼」が居なくなった後の「彼女」は一体どう反応してくれるのだろうか?
ボクは愉しみで仕方がないよ。
此処に奴らが居なければ大声で嗤いたいよ。
[ウラルは高鳴る狂喜を抑え獲物をルーと狩りに*行くだろう*]
[...は静かに食堂を後にし、2階へ。
思い詰めたギルバートに...は感化されたのか、ふと愛しき人を思い出した]
……さん。
[頬を伝う雫はポタリ――と胸を抑える手の甲に。
窓から見える雪景色は穏やかな物ではなく吹き荒れていた。まるで何かが*起きるかの様に――*]
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にしても皆さん各人思い人っているんスね。
いいな〜と思いつつ。(勝手に死んでる設定にして浸ってる馬鹿はほっておくと吉。
流れ者 ギルバートは、書生 ハーヴェイ を能力(占う)の対象に選びました。
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