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集会場は不信と不安がない交ぜになった奇妙な空気に満たされていた。
人狼なんて本当にいるのだろうか。
もしいるとすれば、あの旅のよそ者か。まさか、以前からの住人であるあいつが……
どうやらこの中には、村人が6人、人狼が2人含まれているようだ。
あー、諸君、聞いてくれ。もう噂になっているようだが、まずいことになった。
この間の旅人が殺された件、やはり人狼の仕業のようだ。
当日、現場に出入り出来たのは今ここにいる者で全部だ。
とにかく十分に注意してくれ。
自警団長 アーヴァインが「時間を進める」を選択しました
絶望を知ってるから何?
それってすごいこと?
希望の価値は、絶望を知っているのと知らないのとではそうかもしれない。だから、絶望を知って、そこから這い上がり乗り越え、希望の重みを知ったのなら私は尊敬するわ。
でも、そういうことを軽々しく口に出来るってことは、あなたは乗り越えてなく、私にそう言う視線を向ける権利はないわね。
[冷笑するかのようなネリーの視線を、静かに受け止め答えた]
[軽い衝撃にも、あるいは感動にも似た感覚。
勿論それは錯覚。
反射的に生まれた自我の防衛反応だった。
めまいを覚えながら私はなんとか口にする]
……すごいですね。
……そんなことばをいえるなんて。
……絶望している相手に対して。
……絶望していると分からないのかしら。
無知は罪って、言葉の意味。
いまとてもよくわかりました。
ありがとうございました。
―自室―
>>0:1319
[ざわめきにも似た重い分子が肌に付着したと感じる。けれどその感覚よりも、私の胸のうちに生まれた暗渠は深く、昏く、虚ろで――それ以上の言葉を私に続けさせることを阻んだ]
…………有難うございました。
【他人が理解できないのなら、それこそが絶望なのだ。】
[絶望とは、きわめて個人的な経験でしかない――その事実に私は思い至った。嘆息も出ないまま、ただ無言でソフィーの胸元辺りを見つめる。昨夜と同じシャツ。もう一人の教官の漂わせる香りまでが感じられそうな錯覚に陥った]
【この世界は私を必要としていないのだ。】
[その想念は、彼女が部屋を出て行った後も消える事は*無かった*]
というか。
普通にソフィー、教官として失格だと思うんだけど。
独り言で何を言ってるかとか、関係なくね。
自己弁護ばかりに思えるもの。
[ネリーに感じたものは、頑なな鎧。でも確かに彼女は最後に悲鳴をあげたのだ。しかしそれを知るまでに、なんと時間のかかったことか]
だってネリー。
あなたが絶望と感じるほどの何かがあるのなら、それを言ってくれなきゃ、伝わらないわ。確かに肩書きは立派だけど、ね。それだけしかないもの。先生だから察しろなんて、無理なのよ。
[ただただ嘆息。]
でも私、ちゃんと訊いたわよ?
あなたはどうしたいの? どう感じてるの?って。
【日誌】
……ネリーは大丈夫だったわ。体調は大丈夫よ。食欲有り。
ただ、精神的にはかなり弱ってるみたい。
……どうやら、助けてあげられなかったどころか、大失敗したみたい。単純に、観念的なことを問われているだけだと思ったのよ、最初はね。
ネリーは、ちょっと要注意だわ。とっても不安定だと思うの。
/中/
>>0:1323に表でリアクションする機会はほぼ放棄してしまったので、独り言で。
>平行線
>>0:1321で「“候補生”の私」と言ったのは、議論が平行線を辿っているなら、それを修正すべきなのは“教官”であるソフィーだ、と言う意味づけ。
たとえば>>0:1312を
「これじゃネリーと同じ論法で、平行線かな。だから〜〜」という形で新たな視座を提示することが出来たのでは?
>理解
相手と話すだけではなく、“相手の思考を自分の思考とする”ことが可能となってようやく理解の端緒についたとするのが私の認識。
>絶望
>>0:1313「暗澹とした気持ち」「それでもどうにか口を開く」
>>0:1317「醜い顔をしている」
>>0:1321「私の中の深淵(アビス)」
何度も繰り返した溜息と併せて、全て絶望の中にある人間の演出。
“ソフィーが”認識できてないだけだとしたら、“プレイヤーとしては”認識できていると地の文章で書くべき部分。
【日誌】
……で、例の件。どうしよう?
何の選考基準も示されてないなんて、冗談にもほどがあるわ。……ほんとに、みんな自分の好みで選んでたのね。真面目に取り組んでた私が滑稽よ。
シェルター側がどんな人材を求めているか、もしくは現状どんな人材が集まっているのかくらい、判ればいいのにね。
/中/
>>4
だから絶望とはきわめて個人的な経験なのです。
その属性自体が、絶望の絶望たるゆえん。
訊いたからどうにかなる、話したら軽くなる、そんな程度のものでは真の絶望とは呼べないのですよ。
絶望とは、死に至る病なのですから。
無知は罪ね……。ふふ、笑っちゃうわね……。私が感じる絶望も、ネリーが感じる絶望も違うのにね。希望も幸せもまた同じ。私が今感じていることを知ったら、彼女どうするのかしら。
[日誌を書く手を休め、悲しげに呟く]
【日誌】
私の今までの選考基準で真面目に選べば、教養基礎らしく、基本的な知識レベルをクリアし、”心”の出来た子ってことになるんですが。……本来なら、”心技体”なのよね、きっと。
それとも、今後の過酷な環境に耐えられることを優先かしら??
テストは3回。心技体を割り振ってテストするのもいいわね。……真面目にやるならね。とりあえず私は真面目にやろうと思うの。最後くらい。
そうじゃないと彼らだって、納得いかないでしょ、きっと……。
そうそう、心技体に拘るのは、ナサニエルがあなたと一騎打ちしたくて仕方がなさそうっていうのもあるのよ。
だから、体というか……武は外せないと思うわ。
とりあえず、今日は最終選抜の告知ね。
[...はそこまで書いて、ふと手を休め]
………汗臭い。
[そういえば、着ている服も昨日と一緒だ]
………。
[...はそそくさと自室に戻った]
中/
すみません、調子に乗って表で喋るとあっという間にptなくなりそうなので、ヒューバートに個人的に話しかけるときも、最低限以外はこちらを使おうと思います。
個人的には、赤ログは、【教員専用の連絡手段】【職員室及び会議室】【日誌】と考えております。
/中/
ああ、あともう一つ言っておくと。
ネリーにとって感情とは皮膚感覚で伝わるものなので。
自分が他人の感情を即座に知覚できるようには、他人がそうできるわけではない、と言うのが完全には分かってない節もあったりして。
共感能力の故に逆に閉じこもった、という理由の一つだね。
他には、人格的に善良で落ち着いた人間が居ないと壊れ易い、という欠点を持っている事も上げられます。多分この環境はネリーにとって非常に厳しいなと苦笑。
/中/
そして唐突な思考のワープ機関を駆使して
『 あいイコールりかい
愛 = 理 解 ! 』
を連想してしまった私。
突飛すぎる繋がり方にちょっと吹いた。
※『愛=理解(あいイコールりかい)!』:荒木比呂彦の漫画「ストーンオーシャン」の連載時に付けられたユニークな(ユニークすぎる)アオリ文のひとつ。でも私は個人的に大好き。
/中/
ていうか6時……うわあ○| ̄|_
ソフィーPLさんもお疲れさま。
予定より2時間長く寝たから私は少しは楽だ。今日からがアレだけど(リアル引越し)。
/中/
あ、これはツッコンでおかないと……。
>>4「先生だから察しろなんて、無理なのよ。」
……ソフィーは確か心理学で博士号を持っていたと思うんですが。
いや現実問題として心理学でPh.Dだからといって人の気持ちが判る訳じゃありませんが。RP村ならその辺誇張すべきでしょーとw
どうしよう私。
どうしたらいいんだろう。
とりあえず寝とくか……じゃなくってお風呂。朝風呂だ!
/中/
あとそういえばログ見返してて思ったのは。
もーちょっと感情的に縋りつくキャラの方が引き込めたかなと。
いみじくもソフィー自身がト書きしたように、ネリーは論理の生き物なのです。そしてソフィーは感情の生き物。
ナサニエルに対するのとはまた違う意味で水と油。
でも特性上、感情タイプになるのは拒絶してるからねー私は。敗北するべくして敗北しにきた感も、無きにしも非ずかも。
/中/
ちなみに感情タイプだと、こんな感じ。
『だったら私のことをわかってよ! 理解できないの?理解できないんでしょう? それはそうだよね、一方的な共感能力なんて持ってたって何の役にも立たないもの。
それでも考えてみてよ、自分は相手の気持ちがわかるけれど相手はわかってくれない、気づいてもいないって。それがどれだけ孤独で淋しいことか、想像してみてよ。
誰も他の誰かと同じじゃない。それでもその溝を、言葉や行動で埋めたり気づかなかったりすることで同じなのかもしれないって思うことができる。私にはそれができないんだよ?
言葉なんて不確かなもので伝わるなんて思えない。私が信じるのは唯この感覚だけ。
だから――そう、あなたが私と同じ絶望に気づいてくれたなら、その時きっと私を理解してくれたことになる。
どう? わからないでしょう? わからないよね。
何十億の断絶と孤独が、この世界にはあるというのに。
世界は、悲しすぎる――』
/中/
うわ、長っ!(笑)
さてと、お仕事いってこよーっと。
当分は突然死を心配させるくらい寡黙になっておく。
独り言ptがもう500台だよー。・゚・(ノД`)・゚・。
/中/
ちょ!
今とんでもない事に気づいた!
【>>0:1301がスルーされてる件】
一番直接的にこのシーンの主題を問いかけてる発言なんだけど。
3分後の>>0:1304がその解答だとは思えないし、仮にそうだとしたら不足すぎる。
『ソフィーならどう感じ/考え/行動するか』が聞きたいのであって、一般論や喜劇がどうのといった話を聞きたい訳では決して無い。
もしかすると最後の部分?
とすればまるで――砂の中に自分の首を突っ込んで視野から敵の姿が消えた、と安心するダチョウだわね。
/中/
んー。これだけ言葉を重ねても伝わらないのだろうなぁ。
正にそれこそが私の【絶望】なんだけどね。
端的に言ってみようかしら。
私やネリーからすると、ソフィーは『絶望を直視しないために幸福へと逃げている』のよ。
人としてはそれが自然なのかもしれないけど、そのままでネリーを理解しようとか癒そうとしても拒絶されるだけだねー。
/中/
あ、そもそもの違和感。
>>1でも象徴的に現れてるよね。
ソフィーはネリーの>>0:1321「絶望を知らない者に希望の価値なんてわからない」を、軽々しく口にしたと捉えた。
ネリー及び中の人にとっては、言いたくなかったのに言わなくちゃいけなくなってしまった台詞なのに。
深淵、と書いたのもその表れで。ネリーの中の闇が少しだけざわめいたニュアンスなんだよ。他にも語りたい事はあるけどptが尽きる!!!
[彼に宛がわれた、彼の部屋。
彼の正面には壁に掛けられたブリッスルボード。
中心から地面まで173cm。スローイングラインまで237cm]
……終端の王(Endia)。
[スティールチップのダーツ。握れば先端に僅か重み。
二本の指で支え、緩やかに顔を上げれば揺れる髪の赤]
継ぎ接ぎされて、調整されて、改竄されていく可能性。
其の中に在るのが、僕等――か。
[アドレス、テイクバック、リリース、フォロースルー。
一連の、流れる様なスローイング。然し何処か機械的に]
[放たれた矢は狙い違わず。ヒット。IN-BULL]
[――“希望の子”。
其れは自ずから希望を抱く子ではなく。
託されし人類の希望を抱かされる子ではないか。
少なくとも彼には、絶望も希望も有りはしない]
[作られた子供達。選ばれた者だけが生き残る。
年月を経る毎に一人一人と消えていく収容者、去る教官達]
[ 好んだ者も厭った者も、
何の感情を抱こうが、
居なくなった。]
[未来の為に、残されるべき存在では無かったから。
彼に生命科学の基礎を教えて呉れた先生も、もう居ない。
あれは誰だったろうか――朧に霞む記憶。不要なのだから]
[二投目。真っ直ぐ中心を射抜く。IN-BULL]
[君は残る為にならば、何でもするのかな]
[昨晩、問い掛けた言葉。
彼等だけではなく、
世界にも、
そして自らにも、
同様に。
然し、結局辿る道は二つに一つ。
変わる事など、有りはしない]
[三投目、――僅かに逸れる。OUT-BULL。
Three In The Blackには届かない。完璧には遠い]
/中/
使わないかものメモ
[試験後の数日、規定の授業は無い。希望して講義を受けるものもいるが、自分はもちろんそんなタイプでは無かった。
いつものよう朝寝坊してゆっくりと朝食を取り、第一工房へ向かう。
試験の終了により、10数人は使える工房は自分1人のものとなった。責任者である教官さえももういない。
机の上に広げられたままの都市モデルに視線を落とし、中央に置かれた建物を指でつつく。
自分が設計したそれは、植物までも可能な限り実物と同じ素材を用意し作られている]
[試験後の数日、規定の授業は無い。希望して講義を受けるものもいるが、自分はもちろんそんなタイプでは無かった。
いつものよう朝寝坊してゆっくりと朝食を取り、室内運動場へと向かう。
トレーニングウェアに着替えると、訓練器機を使いゆっくりと体を動かした。
腕に重力をかけながら押し上げると、昨日の争いが頭を過る。
重みを押し返す腕に力がこもった。
喧嘩の最中によそ見をしたのは失敗だったし、体勢を立て直す事をしなかった事も失敗だ。
何よりも、手を出した事、引かなかった事が失敗だ]
全くどうかしてるわ……。
[吐息と共に呟いて、重力の設定を元に戻すと腕の力を抜く。
感情を押さえる事。
いつも教師達から注意されてきた事だ。
彼らの言葉を正直に聞くつもりは無いけれど、感情を爆発させる度、困るのは自分である事も最近は理解している。
それが出来なかったのはやはり、去って行った少女の件で苛々していたからだ。
何故、残ってるのか。彼らにぶつけた問いは自分に向けられたものでもあり]
あたしは、ここにいたいのかな。
[呟いて、床にごろりと*寝そべった*]
……ふう。
[小気味いい音と共に、生命工学の教科書が閉じられる。]
やはり『足りない』か。
[時間だけではない。モノも、知識も、経験も。]
……やるしかない、か。
『試験』を。
[刻一刻と、期限は迫っていた。
どうしたものか。
残った収容者達のカルテをファイルから取り出し、*考える。*]
【日誌】
了解しました。
ネリーさんの状態は逐一観察しなければいけませんね。
肉体的な疲労、損傷よりも精神的なそれの方が深刻です。
例の相談、概要だけでも構いませんのでここに書いていただけないでしょうか。
【日誌】
試験の内容についてですが。
心技体に割り振ったテスト内容にするのはいい案だと思います。
ただ、技の試験をどうするかは悩みどころですね。
追伸
一回目の試験なのですが、変則的な案を考えていました。
ナサニエル君、ラッセル君、キャロルさんとコーネリアス君、
ネリーさんの組に分けてそれぞれ別の試験にしてはどうかと思っていたのですが。
[日誌を書き終え、デスクに突っ伏す。]
……問題が山積みですね、全く。
[そのままの姿勢で、いつの間にかうたた寝を。]
……お疲れ様でした。
[最後の教官を見送る。これで、とうとう残っているのは自分とヒューバートだけになった。それに伴い、最終選抜に残った収容者も決まった。]
いよいよね。
[とうとうこの日が来たか。
...が収容者に願っていることは唯一つ。悔いのないように生きて欲しい。明日をも知れないからこそ。それだけだった。
昨夜、ネリーに言えなかった本心。ソフィ自身が感じている絶望感や悲哀。しかし、それを言ってどうなるというのだろう?
...の願いはただ、たとえネリーにどんな結末が待っていようと、ネリーにも少しはいい人生だったと思って欲しいだけであるのだから、彼女に言った以外のことを、...は言えただろうか。]
[...は、職員室に戻ってきて、一度扉のところで立ち止まり中を見渡した。着任当初は、人で溢れ騒がしかったここも、なんと閑散としていることだろう]
……しずかねぇ。
[そして、机に突っ伏しうたた寝しているヒューバートを見つけ、顔を綻ばせた]
[...は、ヒューバートに近づくと、彼のデスクの上の、何か書き込んだらしい日誌に気づき、それを手に取り読み出した]
【日誌】
ネリーからの相談について。
『絶望』について問われる。
[ネリーとの会話内容の要点をまとめた後]
以上から、どうやら『絶望』についての私自身が考えている概念が訊きたかったのではなく、『絶望』についての対処法が知りたかったようだ。
過去、収容者であるということ以外に、彼女に希望を失わせる何かがあった?
酷く絶望感・孤独感を感じている様子。
しかし、それに反して彼女自身は人に頼らず生きられる自信、また人に頼ることを否定しているところがある。しかし、これは彼女のポーズ、強がりに過ぎないと思われる。彼女の内面を彼女自身が否定している現われか。
彼女には一人で生きているのではないということを伝える必要がある。要注意。
【日誌】
テスト内容についてちょっと考えてみました。
1日目は『心』で。
それぞれチーム分けし、違うテーマを与えて行動させる? 協調性も見れていいと思うわ。適正もあると思うし、別の試験というのは良いと思います。
その案だと、1チームだけ1人ということになるわね。トリオとペアのチーム分けではどうかしら?
ネリーにだけ『希望』というテーマで論文を提出させるというのなら、それも面白いかと思うけれど、これだと公平性が保てるかしら?
それに関連してちょっと考えていたのは、『希望』『美』『誠実』といったポジティヴな精神的概念についてテーマを与え、回答方法は自由にするというものだったのだけど。
2日目は『技』で。
ちょうどペアが2組になるし、これも団体戦の方がベターかしら。これも技術面に加え協調性が試せるわ。
試験内容は、それぞれの得意分野を突き詰めてもらう形になるんだろうけど、確かに悩みどころだわ。ここから多少戦闘要素も入れた方がいいかしら?
これはもうちょっと相談しましょう。
3日目は『体』で。
ヒューバートvs収容者の形で、収容者同士は協力し合うもよし、個人的にお互い戦いあうもよし、と考えていたわ。これも要相談ね。
【日誌】
そうそう、ネリーのケアについてなんだけど。
おそらく彼女は私の言葉はもう聞かないだろうから、コーネリアスに依頼しようと思っているのだけど、どうかしら。
彼には人を癒す力があると思うし、彼にとっても訓練になるのじゃないかしら。
【日誌】
1日目の『心』のテストについて。
まだ人数も多いし、もし3チームに分けるならなおさら時間がかかると思うの。
今日の最終選抜宣言とともに、試験内容の予告を行っておくと良いんじゃないかな?
今は、こんなところかしら?
あとは相談して決めるべきね。
……一人で残されるんじゃなくてほんと良かったわ。
[...は日誌を閉じ、職員室を*後にした*]
(…どうしよう。…どうしようかなぁ。
なんか今テンションがシリアスじゃないんだ…ッ
しかし、スライディング=滑ってころんだところで
偶然キャッチ、はやりたいんだ…。)
[昨日の話。
ライスボールがとれたのには驚いたが…実はこれは幸ある事故だったのだが…それ以上に、ありがとうと言われた事に驚いた。そして嬉しくて、照れて笑ってしまっていた。
ナサニエルに差し出された手をとって立ち上がればお礼を言って、すぐに書き途中の絵があると部屋へ戻った。]
…がんばんなきゃ。
[書き途中の絵なんて、
あとはニスを塗るだけのとっておきの一枚以外なくて。
そしてそのとっておきはまだ描き終えるつもりでない。
ベッドの下から引っ張りだしたのは1キロのダンベル2つ。
ちょっとでも強くなるのだ。
始めたのは少し遅かったけれど。
結局すぐにバテて、すぐに眠ってしまったらしいが。]
[ちなみに、幸事故というのは恥ずかしいものだ。
転んで滑って、手を投げ出した先に袋が落ちた。
ただそれだけのこと。]
/中/
>>13
>それを言ってどうなると言うのだろう?
ネリーの問いかけに対して、誠実かつ真摯に答えた事になるよ?
これってどうなってるのかなぁ。
スプリングってバネっていうよね。
んー。ん〜。…ん〜〜。
バネって潰れるんじゃなかったっけ?
…んんんーっ
[過去に於いて、ヒトがヒトを作る事は禁忌だった。
――生命(いのち)とは尊いもの。
神の与え給うたものなのだ。
人の手で弄ぶ事は赦されない。
文明は進めどもヒトの手の及ばない、聖域。
然し人類滅亡の危機が迫った時、容易に破られる。
ヒトは遺伝子を操作して新たな命を生み出そうとした。
完全なる人間を、完璧なる人間を、種を存続させる為に]
[だが、其れは叶わなかった。
遺伝子レベルでの問題が無くとも、
実際に“稼動”させてみると欠損(エラー)が生じた。
データ的な問題は無いのにと科学者達は頭を悩ませた。
刻一刻と、近付くタイムリミット。
軈て、彼等は立ち返る。
ヒトがヒトを育むという、至って原始的な方法に。
然うして作られたのが彼等であり、此処の様な収容所。
其れが彼が“誰か”から聞いた話。真実か否かは知らないが]
[...は自室で個人端末を開く]
【日誌】
1日目のテストの件。
ネリーの精神的ケアのこともあるから、もし組み分けするならネリーとコーネリアスを同じ組に入れたいわ。
[ダンベル2個を乗せたベッドの上で飛び跳ねるが
特に問題がない様子にうんと頷き]
…あー!!
[ベッドの下に絵を入れていた事を今思い出した。
引っ張りだせばとくに問題はない様子で、
ほっとしてまた元の位置に戻しておいた。]
…。
[静かだった。
ばたんと部屋の扉を開ければ、
あたりをキョロキョロと見回しながら休憩室へ向かう。]
誰か居ないかな
[図書室。特有の香り。
ぱたりと本を閉じて書棚に戻す。
此処も昔は収容者や教師が大勢居たが、今は静か]
……ふむ。
[会議中。暇な時間帯。
からりと扉を閉じて廊下に出る。
其処も今は人は居ないかと思われたが、人影一つ]
[人の声に、はっと振り向けばラッセルが見えて、
嬉しそうにぶんぶんと手を振った。
ぱたぱたと駆け寄ればふるふると首を振って]
何も探してないよ。
…強いて言ったら人を捜してたよ。
ラスがいてよかった!
[そう言えば嬉しそうに両手を合わせた]
…なんか、また減ったような気がする…。
[しーんとした廊下を見渡して]
――自室――
[ソフィーが部屋を出て行ってから、どれくらいの時間が経ったのか。私の中からははっきりとした時間感覚が失われていた。
端末で再生されるのはBrahmsの"Zwei Motetten op.74"。
12分程度の無伴奏混声四部合唱曲。
何回目のリピートになるかももう定かではなかった]
Warum ist das Licht gegeben dem Museligen,
und das Leben dem betrubten Herzen?
(何ゆえ心悩ませるものに命を与え、苦しむものに光を与えたのか)
[旧約聖書、ヨブ記。
サタンによって試錬を与えられたヨブの悲痛な苦悩と絶望。
合唱団は"Warum?(何ゆえ?)"の不響和音が二度繰り返す。
一度目は魂の奥底から叫ぶように
二度目は不遜な問いに畏れて声を潜めたように]
……Warum.
[私はただ、ぽつりと呟いた]
[やたらと嬉しそうなコーネリアス。
確か犬の様と言うのだったか、などと思いつ]
ふむ、そうだったのか。
やけに辺りを見ていたものだから。
[後半の言葉に同意して、一度首肯]
試験の後は仕方が無い。
収容者の数は片手で足りる。
教官も幾人か去ったようだ。
[ふ、と視線は一瞬、遠くに向けられるか]
>>21
[ええ!と今更驚いたようにして。]
片手で足りるって事は…5人かぁ…。
…せんせ達もどっか行っちゃったんだ…。
人が居ないわけだよね。
[悲しそうな顔をしてちょっと俯く。]
どうせならひとつの部屋に皆集めれば良いのにね?
…不安になるし…。
[この広い収容所の中でたったの5人と数人の教官。
そりゃあ、人と会えない筈だ。何となく頷く。]
【携帯端末】
ヒューバート。
試験内容の予告をするかどうかはともかくとして、そろそろ皆を召集して最終選抜テストの宣言をしたほうがいいと思うの。
でも、ナサニエルがまだみたいだから、もう少し猶予はあるかしら。
【携帯端末】
食堂に召集した方が良いかも。
ただ、そうするとまだナサニエルが来ていないのよね。
誰かが伝えてくれるかしら。
中/
収容者の行動を監視(秘密の漏洩を防止する目的も含め)するために、いろいろ盗聴とか監視カメラ等有りそう……と思ったんですが。
そう、五人。
恐らくは、そろそろ。
最終選考が行われるのだろう。
[続く呟きは心の内に仕舞われるか]
……僕は共同部屋は御免だが。
ゆっくりと休めやしないだろう。
[例の騒ぎを思い出してか、然う呟く]
孤独に耐えられなければ、生き残れなかろうに。
【携帯端末】
ああ、それからネリーさんのケアについてですが。
コーネリアス君に頼むのはいい案だと思います。
頑ななネリーさんも、彼の言葉なら聞いてくれそうですからね。
【携帯端末】
ありがとう。
じゃあ、彼にはなるだけネリーを気にかけるようお願いすることにします。そのあたりも含めて、後で1日目の選考について話し合いましょう。
とりあえずは告知ね。お願いして良いかしら。
【携帯端末】
了解、告知は僕がやりましょう。
しかし、ナサニエル君はどこをほっつき歩いているのやら。
心当たりはありますか、ソフィー?
>>23
最終選考…。
[重たく感じる言葉につま先を見つめ、
駄々をこねる子供の様に体を揺らした。
…まだ減るんだ。共同部屋はごめんだと言う言葉には
ん?と顔を上げて]
ラスは寂しがりじゃないから大丈夫なのかな。
…うーん…。
[少し上を見上げて考えてみる。
昨日の時点で残っていたメンツが、大きなひとつの部屋で眠る事になったら…。まず、ナサニエルとキャロルが喧嘩をしそう。ラッセルはすみの方で1人で何かをしてそうだ。そして自分はネリーと話をしようとして失敗して、重たーい空気が辺りに流れるのかもしれない。]
…。そうだねー…。皆同じ部屋は大変かも。
[ラッセルの判断は正しい等と大きく頷いた。孤独に耐えられなければ生き残れないという言葉には、うううんと首を横に振って]
そんな事ないよ、絶対1人になる事はないと思う。
だってノアの箱船もペアで乗ったみたいですし。
【携帯端末】
お願いします。立場・身分的にヒューバートがするほうが良いと思うしね。形式上。
ナサニエルはGPSに反応なし。また雑木林でナサ流修行か、川流れ中かしら……
[端末から聴こえる...の声は、何かを思い出したのか笑っている]
うーん、ソフィーは、トレーニングルームから動かないわね。この二人は召集に間に合わなければ、後からメールで改めて告知するべきかしら。
中/GPSって使い方間違ってるかも。他に思いつかなかったけど何かあったかな(汗
【携帯端末】
ああ、キャロルさんも動きそうにありませんか。
そうですね、彼らには後程改めて伝える形になるかもしれません。
中/
一応、室外でもGPSは反応しますが。
ナサはGPSを自室にでも置いているのか?!(笑)
……ありうる。まあ、水が入ってしょっちゅう壊しているケースもアリですが。
何を今更。
何度も繰り返して来た事だろう。
[カツ、と一度靴を鳴らして腕を組めば、
コーネリアスの様相を見つつ呆れ混じりの声]
[頷かれるのには頷きを返すも、首を振られて瞬きを。
片手を口許に当てれば視線は緩やかに周囲を巡りゆく]
ふむ。
種を残すという本来の目的から考えれば男女二人には成るか。
其の二名が此の収容所から選抜されるとは限らない訳だが。
とは言えども、孤独に成る覚悟は常にして置くべきとは思う。
【携帯端末】
では、そろそろ僕から召集指令をかけてもよろしいでしょうか?
……彼らも、薄々感づいてはいるでしょうけど、ね。
>>25
でもでも[なにやら言い訳があるらしい]
…5人だよ?
ここみたいな収容所がいくつあるかわかんないけど…。
もし10あっても50人。100あったら…うーん、500人は多いのかな、少ないのかな…。でも、シェルターだって収容所ぐらい大きいでしょ?…あれ?違うのかな…。
[与えられていない仮定を元に話を組み立てていたらしい。それに自分で気がついて、がくっと肩を落とした。続く言葉にはうーんと首をかしげて]
ノアの箱船はお話だし、大洪水ってだけだから2人居れば十分だったけど…。今度は、星が落ちてきて全部無くなった後の話だから、沢山居なきゃ!
病気とかあるかも…しれな…
…うーん
[生き残って、シェルターに入ってから。病気が流行って人が死んでしまう?なんというかその考え方は自分でも嫌で、ふるふると首を振って]
…うん、がんばる。
[とりあえずは1人になる覚悟を、に頷いた。]
[一人百面相を繰り広げる少年と、
其れとは対照的に無表情な少年。
傍から見れば奇妙な光景だろうか]
……努力は認めるが、論理性が見えない。
[はっきりしないコーネリアスの言葉。
手をずらしトン、と指先で己の蟀谷を叩く]
仮令、選ばれてシェルターに入ったとしても、
其の先、生き続けられるという保証は確かに無いな。
試験が終わったとて、其処はスタート地点にしか過ぎない。
[カツリ、再び靴を鳴らし歩み始めようか。
とは言えども、往く宛てがある訳でも無いが]
僕等は――生き残った者は、人類の未来を担うのだから。
[デスクから顔を上げる。
突っ伏して寝ていたものだから、身体のあちこちに書類の痕が。
おもむろに、保健室にかけられている時計を見やる。
どうやら、かなり長い時間眠っていたらしい。]
……よく寝た、と言うべきか惰眠を貪ってしまった。と言うべきか。
[ひとりごちてから、デスクの端末を通してメーラーを起動。
送信先は現在残っている収容者全員と、ソフィー。]
『重要なお知らせがあります。
至急、食堂まで集まってください。
ヒューバート・ブリッグス』
[メールの送信を確認。保健室を閉めて、食堂へ。]
[...は、無線から流れるラッセルの発言を聴いている。悪趣味だと今まで使いもしなかったのだが]
……これで彼にコミュニケーション能力があればねぇ。
人類の未来を担う…ペアの一単位となる二人がこの収容所から選抜されるかはともかくとして、この収容所から男の中の男を選ぶなら、俺しかいないよなー。
そうは思わんかね、キミタチ。
[背後から足音を響かせてだから神出鬼没とは言い難いが、ガッと両腕を二人の肩にのせつつ登場だ]
コーネはなんつうか、優男を絵に描いたような奴だし。
ラッセルは言うまでも無く、まだまだ坊やだし。
うんうん、俺だ。間違いない。
[一人満足そうに頷いて]
…で、女の中の女は、誰だと思う?
あ、ソフィ先は別格よ。
[もうネリーとキャロルの二人しかいないのに、女の中の女もあったものではないが。
そんな話で、更に寂しくなった収容所の中気分を浮上させたいようだ]
ネリーは時々、暗ぁく沈んでる時がねぇ?
ずーっと笑ってりゃ、もっと可愛いんだろうけどなー。
キャロルは大体明るいけど、止める奴がいないとどえらい暴れっぷりを見せたりするよな、昨日みたいに。
うーん俺の結論としてはー…
やっぱソフィ先が一番だな!
[意味がわからない]
[自室。電子音とともにちかちかと点滅してメールの到着を知らせる携帯端末。
それを手に取り、ぽつりと]
………いよいよね。
[身体が震えた。気を静めようと大きく深呼吸をしてから、表情を引き締め食堂へ。]
[収容者達の前でも通信できるように、コードレスタイプのイヤホンを耳に]
【携帯端末】
お疲れ様です。私も今向かっているところです。
[そこへ、ナサニエルの暢気な発言が聞こえ]
………。
[脱力]
[無線を通じて、ナサニエルの発言を聞いている。
思わず、苦笑せざるを得ない。]
……ペアで選ばれるなんて話、しましたっけ。
まあいいか。……いいのか?
[ぼそりと呟いて。]
何にせよ、クセのある子達が残ってしまったようで。
[微苦笑。]
僕は別に、誰が残ろうが興味が無い。
[携帯端末に届いたメールをチェック。
深緑の瞳は眇められ、足は食堂へと向く]
行くとしようか。
男女で2人残すなんて話は聞いてないわ。あくまで1人、例外的に2名だったはず。
んー、自室でちらほらと休憩室の会話を拾っていたけれど。
ラッセルの種の保存からそういう話に発展したような。
たしかにね。
それに、みんな一長一短だわ。……苦労しそう。
>>27
[努力は認めるという言葉を喜んで良い物か悪い物か。うん、と曖昧に頷いたりし。どこかへ行ってしまいそうな様子には慌てて]
ま、まってまって
[追いかけようとして、最後の言葉には背筋を伸ばした。]
>>29
ひゃあっ!
[唐突の現れにびっくりしながら、その話を聞いて、
男性については苦笑しながらもうんうんと納得した。]
女の人は…私はちょっとわからないかも。
>>28
[…ふと、無いようで有るポケットから音楽が流れる。アーモンドチョコレートのワルツは、メール受信の音。慌ててチェックして。]
重要な…。
[もうテストなのかな、と口をとがらせた。]
[面倒なので、腕を払い退けられてもめげることなく、ラッセルが確認しているのを後ろから覗く]
じゅうようなお知らせがありま、す。
しきゅう、食堂まであつまってください……と。
ふぅん…
[送信主はヒューバート。
ナサニエルはヒューバートを冗談の上手い奴だと思っていない。
これまで彼がこういうメールを送ったときは大抵、始まりを意味していた]
「皆さん、美味しいケーキができましたよ」
…なんてぇのじゃ無いんだろうな。
[は、と空を仰ぐ]
もう随分減ったんだぜ…
今からここの全員でシェルターに入る準備をしますってのだといいんだけどな。
【携帯端末】
まったくです。
まあ、クセがあるならあるなりに対処のしようもあるでしょう。
そろそろ僕の方は食堂に到着します。
……多人数を相手にしたスピーチは、やったことがないのですが、ね。
[どうしたものかとため息をつき。]
【携帯端末】
……ああ。
昨日作っておいたベリーのタルト。
出しておいてもいいかもしれませんね。
[端末を入れっぱなしにしたまま、呟いて。
確か厨房の冷蔵庫にあったはずだ……
ナサニエルに食べられていなければ、だが。]
(…明日早いから1時に寝ようかと思ってたんだけど。
無理かし、ら。無理よ、ね。
栄養ドリンクと目覚まし時計三つ。)
【携帯端末】
私はもう少しかかりそう。
みんな集まっているようなら、はじめてしまって下さい。
……まあ、今回は最終選抜の告知ですし、要点のみでも構わないような。ブリッグス先生がみんなに激励の言葉を贈りたいなら止めないけど。
[悩める様子にくすくす笑い]
[トレーニングを終え、自室で着替えていると携帯端末がメールの着信を知らせた。
シャワーで濡れた髪を乾かしながら、至急とチェックの入った内容を確認する]
大事な話、ね。
[まだ濡れた髪を強引に結って、キャロルは部屋を出た。
食堂へ]
[無線端末は繋げたままポツリと]
……ナサニエル、そうしたいのは山々なのよ。
[気を取り直したように努めて明るく]
タルト!
それは楽しみだわ。
……さしずめ激励会ってところね。
【携帯端末】
その手の語彙が不足しているのはご存知でしょう?
ううん、気が重い。
せめてもう一人、口の達者な方を残しておいてくれれば。
[ぶつくさ言いつつも、覚悟は決めつつあるのだが。]
【携帯端末】
押し付けちゃってごめんなさい。
フォローしますから。
さて、私も食堂が近づいてきました。
[彼がまだ食堂に到着していないのならば、入り口で出会うだろうか]
――自室――
[ドアがノックされ、向こうから馴染んだ声が掛けられた。入るよ? という言葉とIDカードの認証音が連続して、私は押しとどめるタイミングを失った]
『大丈、ぶ……って。大丈夫じゃないみたいだね、ネリー?』
[声の主は隣室のメイだった。彼女はほんの小さく溜息をつくと、つかつかと私の方に歩み寄ってきた。少し怒ったような、心配したような表情とともに]
『……ひどい顔、してるよ?
もう、そんなん……と。
どうしたのかな。なにがあったんだろ?』
…………。
[足元に屈みこんで見上げてくる瞳には純粋ないたわりと心配の色。悟られたくなくて私は目を逸らした]
『話したくないなら、聞かないんだけどさ。でもね――』
[そう言ってメイはカーペットの床に座る。三角座りにした背を私の脚に持たせかけた様子はまるで私の意など介さないよう。けれど膝を抱えて壁を見つめた彼女から放散される感じ(フィール)は、紛れもなく私を気づかうものだった]
『――あたし、さ。
ここ、出ることになったみたい。
だから、あたしが話すよ。
聞いててね、お別れになるんだし』
[声も言葉もはっきりとしていた。疑問符の余地など入らないくらい。
そして、彼女は語り始めた。これまでの記憶や、思い出の数々を]
――自室――
『――最初にネリーと話したのって、10年以上前のことだよね。
遊戯室で。あの時居たのはステラ先生じゃなかったかな』
[頷いて、思い起こした――
「あなたたちに個人名は“与えられて”いるけれど、家族名は無い。けれど、だからこそ逆に、自分の好きなものを選んで付ければ良いのだ」――と。
初めて自分で手に入れたもの。それが名字だった]
『うん、そう。先生が言って。
あたしは花が好きだったから【Flower】の単語札を選んでさ。
他の子たちも思い思いに選んでたっけ』
『ネリーはずっと単語札、探してたよね。手伝ったの憶えてる?
ないないないー、って言って、ネリー、泣きそうになってた』
[そうだったろうか? と私は改めて記憶を辿る。
確かに、メイが手伝ってくれたのは記憶にあるけれど。
そんな憶えは無くて、む、とした視線で彼女の背を見つめた]
『……なってたんだよ。
怒ったようなふくれっ面でステラ先生のとこにいってたけど、
あたしには分かったんだ。
ああ、この子はもしかすると全部気づいてるのかもって。
だって、ね?』
[小さな身じろぎが私の脚に伝わる。頭を上げて振り返ったメイと、私の視線とが交錯した]
『だって、あの時、ネリーは――
【Hope】がない、って言ってたんだもの。』
[メイは小さく微笑した。どこか哀しげな、清澄な表情だった]
[気を引き締めつつ食堂へ向かうのだが、急ごうとすればするほど両足が重く感じられる]
もうみんな集まったかしらね?
[やがて見えてくる食堂の入り口。人気はあるようだ]
>>35
[う。と息をつまらせ]
>>36
あ、あはー…。
[3人の中から誰が一番女の中の女か!
それは残り2人に対して失礼なのではないかと思ったが、あえて言わなかった。そしてわからない事が3人全員に対して失礼だったのかと思い、うーんと頭をたれ。
行こうと促されれば素直に食堂へ向かう。]
[ベリーのタルトを持って、厨房から出てくる。
どうやら、昨日の作り置きを取りに行っていたようだが。]
全員集まったわけではないようですね。
もう少々お待ちください。
ああ、タルトも。まだ食べちゃだめですよ?
[タルトを食堂のテーブルに置き、上座に着席。]
[いつもの席に座り、食堂に訪れる人たちを横目で確認する。
ラッセル、ナサニエル、コーネリアス……残っているのはもうこれだけなのか。
その少なさに驚いた。
確かに収容者はどんどん減っていた。
けれど、いつの間にこんなに少なくなってしまったのだろう。
椅子にもたれて、人数には不似合いな大きさの食堂をぐるりと見回した]
失礼します。
[共に来た二人の様子も気にせず、扉の傍らで一礼。
ヒューバートが着席したのを見、自らも椅子に腰掛ける。
無駄な言葉は何一つとして発する事無く。其の時を待つ]
……っと、ああ。
取り皿とシルバーを持ってきていなかった。
ちょいと失礼。取りに戻ってきます。
[一時厨房に引っ込んでから、取り皿とシルバーを持って
戻ってくる。]
遅れて申し訳有りません。
[...も遅れて食堂に到着。既に着席しているヒューバートに一礼してから、全員の表情が見える位置に座る]
>>44
はは…わかったわかった、いいよ、お前なら誰とでも仲良くやれるさ。
[何やら煩悶する様子に笑って軽く背を叩いた。
なにしろコーネリアスを嫌う人間がいた試しは…いや、優柔不断な所が腹立たしいのかキャロルを始めてとしてちらほら居るには居たが、少数派だ。
その少数派の存在は黙殺し、話を打ち切る]
[心なし沈んだソフィーの顔に、良い知らせは無しだなと分かる。それでも明るく]
…よ、ソフィ先!
>>45
お…?
[だが作り物の明るさが一瞬にして、本物になる]
もしかして、マジで
『皆さん、重要なお知らせです。
僕のばかうまデザートができましたよっ
まずはタルトね!!』!?
[遅れて入って来たソフィーをちらりと見る。
彼女がまだここに居た事に、多少の驚きを感じながら。
教養基礎なんて、ここにいる者たちにはもうそれほど必要なものとは思えなかった。
次々と去って行った教官の中には、キャロルがまだ教えを受けていたいと願った者もいた。
彼らと違い、ソフィーにはこの収容所でまだやる事があると言うのだろうか。
厨房に行った体術教官の方を見やり、窓際の席を立つと、タルトの置かれたテーブルについた]
……と。そろそろ始めましょうか。
まだネリーさんが来ていませんが、これ以上知らせを遅らせるのも良くないでしょう。
[ソフィーが席を立つ前に言うべきだっただろうか、と思いながら。]
[トン。机を指先で叩く音は、静かな室内に妙に響くか。
トン。時を刻むかの如くにゆっくりと、然し一つ一つ確かに。
――始めましょうか。
其の言葉に手の動きは止む。軽く握られる拳]
[どうやら、重要なお知らせとやらはまだ始まらないらしい。
暇を持て余し、携帯端末から自分のデータファイルにアクセスした。
他のものには見えないように保護された画面に、いくつかのファイルを広げる。
彼女が趣味で集めた古い都市の地質データに目を通そうとした時、体術教官の声に顔を上げた。
綺麗にネイルの塗られた指先で、ぱちんとデータファイルを閉じ、顔をあげる]
ネリーもまだいたの?
……とは言っても、今すぐ始めるわけではありません。
試験内容をじっくり吟味する時間が必要ですので。
[未だ、笑みは浮かべられたまま。]
[ナサニエルの隣に座ろうとし、
ひょっとするとソフィーを座らせたいかな?と躊躇。
しかし多分ヒューバートの隣に座るだろうと思い直し、
隣に座らせてもらう。]
[ヒューバートの始めるという言葉には、
タルトでしょ?お菓子だよね?だよね?と
心の中で念じながら、しかしつばを飲んだ。]
最終……。
[頭の中に教え込むように、その言葉を反復した。
笑みを浮かべているのに、真意の読めない男を見つめ、確認するように呟く]
これに合格すれば、終わるのね。
[タルトだけを見つめ続けて、ラッセルの視線にもコーネリアスの拍手にも気付かず、ソフィーの微笑みすら見逃していたのから、顔を上げる]
始める…
[ごくり生唾を飲み込んだのは、一足先に想像上のベリーの味が口の中に広がりかけていたからばかりでは無いようだ。ヒューバートの顔を眺める。
いつもと同じ笑顔を浮かべたままで、彼はさらりと言ってのけた]
…はぁ。
[さきほどまでは甘かった口の中に、急に苦いものが広がる]
またかよ。もう十分過ぎるほど減ったのによ…
一体何人になるまで続けやがるんだ。
[...は、温かいダージリンを淹れたポットと、7人分のティカップをトレイに載せ食堂へ戻ってくる。
ヒューバートが試験の説明をする横で紅茶をティカップに注いでいくその様子は、いつもとまったく変わらない。
...にすれば、重々しい空気を作って、収容者達を無駄に緊張させたくないという思いからなのだが、ネリーからにしてみれば、この当たりも『逃避』に見えるのだろう]
[此方を振り向くキャロル。
何か、という様に僅か首を傾げるも、]
了解しました。
[ヒューバートの言葉に、小さく首肯。
分けられたタルトもティカップも見ずに]
……うん、おやつ時にする会話ではありませんでしたね。
食べ終わってからするべきだったか。
[困ったように笑ってから、タルトを一口。]
あら、じゃあ4引く3てことか。
[選ばれるのはたった1名。集まった面々を確認し、計算した]
あ、ネリーもいるんだっけ?
じゃあ5引く4?
もう、残ってるのは5人なのね。
[ラッセルの言葉にえっと声を上げて、続くナサニエルの、十分減ったという言葉にはうんうんと頷き、同意した。
トドメを刺したのはヒューバートの…
教官直々の、嘘偽りは無いのであろう明言。]
一名…。
[体から力が抜けてつっぷした。
ずっと、残るのならば誰かと一緒に残れるのだと。
そうとばかり思っていたから。]
ひとり…。
[言い方を変えようが人数が増えるわけでもなく。]
>>58
……やれやれ、テストを出す方は気楽なもんだよ。
[内容をじっくり吟味するから発表はまだという意味らしいヒューバートの発言。
笑みを浮かべたままなのが腹立たしい]
そうだぜ、ネリーもまだいるよ。
テストが始まっちまったら…誰がどうなるかなんて分かんねぇけど。
[ここにはまだ来ていない少女の存在を問うキャロルに答えながら、隣に座るコーネリアスを見る目も自然と真剣みを帯びてくる。
そう、テストが始まってしまったら誰がどうなるかなんて分からない。自分も、幸い今まで共に居ることのできた、この友さえも]
………。
[思えばキャロルが失い、前回ので失うことになるネリーの親友たちのように、自分はまだそれほどの仲の者と別れてはいなかったのだ。
生きながら離れ離れになって二度と会えないというのはどういう気持ちなんだろう。
>>60
[深い所に沈んでいきそうになる思考が、キャロルの呟きでぱっと引き上げられる。
どうやら一番大事なところを聞き逃していた]
あ…、最終…テスト?
[目の前にティカップが置かれ、紅茶の香りが立ち上る。
用意されたカップは七つ。二つは教官、五つは受験者か。
コーネリアスが何故、テーブルに突っ伏したのかわからず、不思議そうに一瞥するが、すぐに視線を体術教官に戻し、尋ねた]
テストの内容は?
何方でも変わらないかと思います。
[笑顔の教官に返すのは抑揚の無い声。
相変わらず何を感じているか解らない。
視界の端で突っ伏すコーネリアスの姿が見える]
何を今更。
[呟かれたのは、先程と同じ言葉。
女教官の問い掛けに視線を移す]
此のメンバーが残された理由を御訊ねしたいですが、
其れは御答え願えないと思うので。
/中/
>>26 コーネリアス
ここは『第703』収容所なんだが。
最低でも21ヶ所(101〜703)はあると考えられるだろ。
ノアの箱舟に乗ったのはノアの一家だ。男女二人じゃない。エデンと混じってないか。
/中/
あは。酷い話だよね。
シェルターに入れる為に育てられたはずなら、ちゃんと計算して私達を作れと、政府に言いたい。
きっと、計画に途中で齟齬が生じたんだろうな。
シェルターの生産が追い付かないとかそんなんかな?
テストは3回行われます。
正式に決めてはいませんが、全て異なるジャンルのテストを
予定しています。
そうですね。
残りは全部脱落、という事に。
このメンバーが残された理由については、流石にノーコメントですよ。
[キャロル、ナサニエル、ラッセルの質問に対し淡々と回答を返す。]
【無線通信】
全部教えてあげられたらいいのにね。
こちらもそのほうが楽だわ。
……生き残らせるために選別するなんて、これ以上の喜劇なんてないわ。
>>69
は、はいせんせ…っあー!あーあーあー
[がばっと顔を上げた時にカップを倒してしまい、
だーっと食卓の上に広がる紅茶。]
あ、あはは、はー。
[慌てて台拭きを厨房から持ってきて拭き取るも、
既に頭の中は外に出た後どう生きていくかでいっぱい。
馬鹿だな、コーネリアス。
お前が残れるわけがないじゃないか。]
外に出た時って、荷物置いてくんですか?
[持っていくなら今からまとめないと。]
[残された理由を問うたラッセルが意外で、思わず視線を向けた。
何故、自分がここにいるのか。
それはいつからかずっと思っていた疑問。
しかし、彼はそんな事に興味を持っているようには思えなかったから。
彼はいつもただ淡々と自分のやる事だけをこなし、選ばれる事にも興味が無さそうに見えた]
[教官二人、其々の答え――
と言うよりは回答拒否に、再び首肯]
随分と愉快な選び方をされたと思いましたので、つい。
[其れは真意か否か、皮肉めいた口調]
[零れる紅茶、広がる液体。拭き取られていくのを眺める。
キャロルに気付くのは些か遅れたか、顔を動かせば合う視線]
何か。
ああ、その心配はいりません。
荷物のまとめくらいはお手伝いしますよ。
一人で全部纏めきれないケースも多々ありますので。
[コーネリアスには、少しだけ和らいだ笑みを向けつつ答えを返す。]
[胸に抱いて来た疑問は、もう一つ在る。
此処を出た後、自分達は何処へ“往く”のか。
本当に外の世界で生きていく事が出来るのか]
【無線通信】
ネリーはとうとう来ないようね。
ケアの件とあわせて、コーネリアスにタルトを持たせてついでに伝言させようかしら。
【無線通信】
ええ、どうやらそのようで。伝言をお願いしても宜しいですか?
お辛いようなら、僕がやっておきますが。
[こちらを見、問いかけたラッセルに答えようとしたがテーブルに紅茶をまき散らしたコーネリアスによって邪魔された。
自分の服に紅茶がかからないように慌てて身を引く。
ヒューバートからの答えには頷いて]
では、試験はいつから?
もう始まっているの?
[まだこの前の試験が終わったばかりだと言うのに。早いなとふと思った。
戻ってきて机を拭きはじめたコーネリアスの言葉に不快そうに眉をしかめる]
>>77
[好きに持っていっていい。その言葉にほうほうと頷くが、
選出されなかったときに考えようという言葉には]
だってー…。いえ、だってじゃないです。
[残れるのは1名。それを聞いた時点で、彼の頭の中での選出される可能性はほとんど消えたのだから。人数を知らされた時点で、選出されなかったも同然だと言わんばかり。
…いや、気が弱くて言えないわけだが。
ソフィーの微笑みは、
残れるのが1名ではなく沢山居るというのに
1名だと言ってやる気を出させるつもりなのかな…
などと思ってしまいそうになるぐらい優しくて、
嘆息して座り、また嘆息する。]
[そうね、ほんとに愉快な選出結果だわと思った。
皮肉屋のラッセルの言葉が胸に刺さった。
私たちが残されたのは、アーヴァイン達が気を利かせたのではなく、私たちが一番、『医学的な見地から見ても精神状態がまとも』だったからだろう]
正式に始まったわけではありません。
が、心構えはしておいて下さい。
抜き打ちでやる可能性も否定できませんので。
[涼しい顔で紅茶を飲み、タルトを片付ける。]
…ふざけんなって!
[へらへらと笑いながら零した紅茶を拭き取って、外に出た後のことを尋ねるコーネリアスに、何故か腹が立って声を荒げる]
しっかりしろよ…もう、試験が始まるのに。
しゃきっとして、ちゃんとテストに残って…
[――残って、何だろう?ヒューバートは肯定した。
コーネリアスが最後まで残れば自分は脱落者。
そして自分が最後まで残ってもコーネリアスが脱落。
仮に二人して落ちれば、落とされたもう二人と共に残された日々、安穏と遊び暮らせるだろうか?]
………。
[馬鹿な。
それでは彼の18年間は何だったんだ。
俺の17年間は?
今平気で教官の言葉を受け入れる誰も彼も、生きてきた時間の全てを無駄にして嬉しいはずがない。
…混乱しているのかもしれない。
質問はと尋ねるソフィーに無意味と知りつつ尋ねる]
やたら倍率高いのな。教官からしてもさ、すげぇ…無駄な労力かけ過ぎと思わん?馬鹿みたいだよな…
[変わらぬ表情の儘に、其の場に居る者をちらり眺め遣る。
嗚呼、此れはカロリーの補給が必要だろうか]
倍率が高い。
人類の種を存続させる為なら、当然だろうに。
[タルトを一口。甘過ぎず、口当たりが好い]
[ニ度めの問いにもたらされた答えにも頷き、自分のカップを手にとった]
じゃあ、もう今日こちらに話す事は無いのね?
了解よ。
[カップに口をつけ、ちょうど良い温かさの紅茶を口に含む]
ねえ、教官はもうあんた達しか残って無いの?
[ふと思い出したように、三つめの問いを]
>>83
[ナサニエルの声に、びくっと体を震わせる。]
ご…ごめんなさ…
[すんと鼻をすすって、泣き出さないようにこらえる。
しっかりしろ、しゃきっとしろと言ってくれる友人と、
一緒にシェルターに入る事はできないのだ。]
…
[頑張る事は相手を落とす事に繋がる。
…頑張る、とも言えない。深呼吸をして俯いた。]
>>84
[種の保存ならば沢山残せば良いのに。
そう思うが、言う事に意味は感じられない。]
>>86
…すみませんー…
[理解していなかったのはごく少数だったのだろうか。
キャロルと、ラッセルの様子にそんな事を思う。
そういえば、ネリーは何と言うだろう。
どこか冷たくなってしまった彼女は、
黙って受け入れるのだろうか。]
[相変わらず真意の見えない笑顔を見せる体術教官にあっそ、と軽く答えて]
あたしも、なんであんた達二人なんだろって思っただけ。
あたし達が残されたように、あんた達が残された事にわけはあるのかしらね?
[言って、皿にタルトを取るとフォークを突き刺した]
[下手に希望を持たせて落胆させるよりも、この方がいい。
僕はただ、決定事項を述べるだけ。あとは彼らの解釈次第。]
>>91
んんん…
[最善を尽くしてという言葉に目の前が滲む。最善を尽くしてうまくいったら。結果友人が外に出されるのか。
…しかしこの状況、最善を尽くす事が
イコールで気を紛らわす事になるかもしれない。
放り出されようが、知らない。うん、と小さく頷いた。]
…お願い?
[なんだろう、こんな事しないでと怒られるのかな。
少し不安げにソフィーの事を見た。]
生憎、ワタクシ達二人が残された理由は聞いていません。
おそらく、フィジカルとメンタルのケアを担当する者として
選ばれたのではないかと?
試験が終わるまで、キミ達に潰れてもらうわけにはいきませんからね。
[ま、政府の考えはわかりませんよ。とばかりに肩を竦める。]
[まるで偽善者だ。
自分が言っていることは、彼らになんの意味をもたらすのだろう。
きっとほんの少しも、彼らの心を救いすらしないだろう]
(人狼の前でRPで泣いたのは初めてかもしれない。
やばい!
ちなみにガチ村で悔しくて泣いた事は
多分5〜6回あります。)
[元々、そういうものだから。
政府が決めたことだから]
ああ…。
…そういうものなんだろうな。
今までだって、選択権はいつも向こうにあった。
俺たちはいっつも、選ばれる側。
そしてあんたら教官も、結局は似たような境遇、か。
[カチャとカップを手にとって、味のしない紅茶を啜る。
教官二人が残された事について問うキャロルの質問に同調し、答を待つように黙って目をやった]
フィジカルとメンタルケア…はは。
[テストで大怪我をする者もいる。
テスト前の今、こんなにも心はかき乱された]
なるほど一番必要な能力ってやつだな。
/中/
>>92
キャロル、素敵なツッコミです。確かその前にも基礎教養に関して触れてたよね。
>>95
いや、メンタルケアしに向かいながら(しかも求められて行ったのに)その相手をキレさせたのが君の相方なんだけど。
そういや報告もしてないのか、ソフィーは。
[ナサニエルの、ため息と共にこぼされた言葉に少しだけ目を見開き嘆息する。
何を今更。
友達であろうとライバルに代わりは無い。幼い頃から、去って行った友人達はキャロルを責めた。
責めない者もいたけれど、それを蹴落とし、自分が残ってきたのは事実だ。
その事にずっと、後悔は無かった。それが自分がここにいる意味だと考えていたから。
けれど、それならば何故、先の試験で自分は手を抜いてしまったのだろう?
自分が手を引く理由など何も無かったと言うのに。
口に入れたタルトの甘さを噛み締める。
足りないなと思った。もっと甘さが欲しい]
ええ。話は以上です。
おそらく、次回以降はメールで連絡を取る事になるはずです。
毎度毎度召集をかけられたくはないでしょう?
[この場にいる全員の顔を見やった後、云った。]
ああ、メンタルね。
[ヒューバートの言葉に、ソフィーの基礎教養以外の担当を思い出す]
あたし、カウンセリングとか行った事無いんで忘れてたわ。
[言いつつほおづえをつきながら横目で見れば、コーネリアスやナサニエルに言葉をかける様は確かにメンタル面担当の教官らしい]
でも、潰れちゃ困るのはむしろ試験が終わってからじゃないかしら?
[にこりと笑って、ヒューバートを見上げた。
彼ら教官はシェルターには入れない]
[コーネリアスの耳元で、内緒話をするように口元を手で覆い、口の動きを誰にも見られないようにして]
……ネリーを、気にかけてあげて欲しいの。
彼女は人に壁を作るから、話しかけにくいかもしれないけれど、頑張ってたくさんお話してあげて? 天気の話でも、ご飯の話でもなんでもいいから。
彼女が、寂しくないようにね。
何があったのか私にはわからないけれど、ネリーは何かに絶望していて、元気を無くしちゃっているのね。だから、ネリーは一人じゃなくて、ネリーの元気がないのを気にしてる人が居るってことを、ネリーにわかってもらいたいのよ。
コーネリアスだって、ネリーが落ち込んでいたら、悲しいでしょう?
そうですね。時間の無駄です。
[後どれだけ、此処に居られるか。
残された時間は少ないのだから、と。
続く言葉を口にしはしなかったけれども]
御馳走様でした。
[一礼。椅子から立ち上がる]
>>96
馬鹿言ってくれるよソフィ先…
[紅茶のカップの中で、薄く笑っている自分を見る]
あんたらは今、その財産を蹴落とせって言ってんだから
二度と会えなくなる奴と、心を通じさせる必要がどこにあった?辛いだけじゃねぇか。
自分一人世界が滅びた後も生き残る為に、残りを脱落させるんだぜ。信頼なんてどこに残る?
…最初から、お前らは一人なんだって言ってくれりゃ良かったよ。
>>97
……うるせぇよ。
俺がらしかったら、何て言ったってんだ?
[ラッセル苛立ちの証以上に強くカップを机に叩きつけ]
そうだよ、必要な存在だったしこれからもと思ってた。
たった一人でなく複数残れる希望があるんなら、まだ良かったさ。
…否定したくてしてんじゃないぞ。
だいたい何だ、お前に分かるのか?平気な面しやがって。いないもんなラッセル、お前には。
心を許せるほどの親しい仲の奴!
試験が終わったら困るって?
むしろ早く終わって欲しいくらいですね。
その後は悠々自適の生活を送らせていただきますので、ええ。
[しれっとした顔で返す。相変わらず感情は読めない。]
我々が困る理由は、何一つありません。
中/
ネリー……
キャラが憶測で想像するのは確かにOKだけど、キャロルさんは既知事項として扱ってるんだけど……orz
中/
ああ、それは確かに。
ただこの場合、間違ってメタ発言しちゃったぽいかなと。
(前に参加した村で私もやらかしちゃったし、あんまり強く言えない)
中/
そうですね。
私も今度からRPで注意を促すよう気をつけます。
もうプロローグじゃないし、せめてメモで言うべきでした。
【無線通信】
この収容所からは1人だけど、シェルターには他の収容所や外からも選出されてくるはずだって、伝えるべきかしら。
僕の気持ちは君には解らない。
君の気持ちは僕には解らない。
誰も、互いを真に理解出来はしない。
自分自身の事すら、解りはしないのだから。
[青から目を離せば、二人の教官へと顔を向け]
失礼します。
[がらり、扉を空けて食堂を出て行く。響く靴音]
>>104
[話を全部聞いて。ふいに立ち上がるとソフィーを見て、彼なりに、力強く頷いた。]
…頑張ります。
[先ほど、言えないと思っていた言葉が口から出た。
ネリーが落ち込んでいたら、悲しい。
…そうだ、自分は誰かが落ち込んでれば悲しい。
今、友達なんて居なくても良かったとまで言われたけど、それはナサニエルが悲しいからだ。それが悲しい。どうにかしたい。どうにかするんだ。…彼の目に何らかの意志が現れる。]
…頑張る。頑張る!
[知らず声が大きくなる。心が震えていた。恐怖?悲しみ?いや違う。何だろう。]
…私は頑張る!シェルターに入れようが入れまいが!
エンディア?そんなもの来ないかもしれない。昔、たくさん予言をした人の大きな予言は?外れた!できると言ってやっていた人工生命の制作は?できなかったじゃない!
それに、ここの、あともっと別の収容所の皆。
皆はせんせの言う偉い人達より、ずっとずっと優れた力を持ってるんだから、集まれば、きっとどうにかできる。出た事がおしまいじゃない!
【無線通信】
そうですね。今は無用な情報ですね。
[言ってから、コーネリアスの言葉に笑い]
……コーネリアスは、自分の『強さ』に早く気づいてほしいわ。
ネリーの件、やはり彼が適任かも。上手くいくといいな……
[あまりにも周りと違う希望的な考えだが、気にしないで。
…気がつけば一所懸命喋っていた言葉。
ふと黙れば思っていた以上に大きな声だったと気付き、
ふるふると息を吐き、吸い、また吐いた。]
…私はこれからそれを信じる。信じて頑張る。
離れたって…シェルターが要らない事になったら、
また会えるんだって。
だから…だから…
[最後の一言は小さく、自信が無さそうに]
…みんなでがんばろうよ…。
[受け入れられるかどうかはわからないけれど。
でも、この空気のままでしばらく凄く?
…気が狂いそう!]
[――何も無い。
そう、自分には何も無いのだ。
彼の名前は、其の色彩を表すに過ぎず。
彼の苗字は、家族の居ない彼には存在しない。
違う。選んだ筈なのに、棄ててしまった。
其れは不要だと判断したから。
在ったものも、
無かったものも、
求めるのを止めたから]
>>110
…あんたの言う事はいっつも正しいよ、ソフィ先。
[耐え切れず目を逸らす]
でもそれが時々人を傷つける。
>>111
変な話だよな…
最初は俺、他が落とされて自分が残されるのが、ただ純粋に嬉しかった。
[ま、トモダチなんて名ばかりで、たかる相手ストレス解消で殴る相手ばかりだったからかもしれないけどと自嘲する]
でもだんだん、一人で過ごすには長くなりすぎた。
そしたら希望だって欲しくなってくるってもんさ。
[静かに自分を映す深緑の瞳が羨ましく、同時に恐ろしくもある]
…お前には必要ないってことか、希望さえも?
そんな奴に…
[勝てる気がしない。
心の中だけで呟いて、幻想の中に甘い夢を見ず、究極の孤独までもただあるものとして受け入れるラッセルの背を見送る]
[コーネリアスの様子を見ながら、コーネリアスへの”依頼”は、ネリーにとっては的外れで鬱陶しいだけかもしれないけれど、それでも、少しでも彼女の心が解れれば良いと願った]
[もう、忘れてしまったけれども。
彼に生命科学の基礎を教えた教官の苗字。
――其れを真似た物を、抱いていた筈だった]
[然し其れはいとも容易く、失われた]
【無線通信】
ああ、それから。
脱落者の『処理』の件。
慣例では即座に業者が来る事になっていますが、
ここまで人数が減っていると彼らの動きが目立ってしまいます。
上に連絡して、試験終了までは来ないようにと伝えておく予定です。
異論はありますか?
[机に叩き付けられるカップの音に、反射でヒューバートからナサニエルに視線を移す。
投げられたタルトに嫌がらせかと一瞬眉を顰めたが、聞こえてくる言葉の意味を理解すれば、ため息が溢れた]
ねえ、アンタは友達以外は死んでいいって今まで思ってた?
終端の王が落ちてきたら、シェルターに入れない人は死ぬの。
それだけ。
自分も、友達も、死ぬの。
自分が生きたいか死にたいか選べばいい。
あたしはずっとそうやってきた。
[そうやってきたはずだ。ならば何故、あの時自分は]
どうやってやり過ごしたかなんて知らないわ。
ここに来た時からずっと、やってきたことよ。
[途方にくれたように語尾は小さくなった]
【無線通信】
いえ、何も。確認しただけ。
不審な業者が来れば確かに目立つでしょうし、それで良いと思います。
[いろいろ感じるところはあったが、自身の感傷に過ぎないのでそれは声には出さず。]
[ブリッスルボードの正面に立つ。少し斜めにして。
ダーツを手に持ち、浅く呼吸を吐いて身体から力を抜く。
狙いを定めてから投げるまで。
放たれた矢が的に到達するまで。
彼の表情も動作も何もかも、普段と変わらない筈なのに。
OUT-BULL、OUT-BULL、OUT-BULL ―― 完璧には程遠い]
[そのまま呆気に取られて聞いていたが――]
昔たくさん予言をした人の大きな予言も外れた。
だからエンディア、そんなもの来ないかもしれない?
収容所を出されたって、皆優れた力を持ってるんだから集まればどうにかできるかも?
出された事がおしまいじゃない?
は…
はは…!
[最後には笑い出した]
「頑張る…信じて頑張る。
離れても、シェルターが要らない事になったらまた会える。だからみんなで頑張ろう」!
…コーネリアス!
【無線通信】
それからもう一つ。
この集まりが解散した後、個人レッスンとして射撃訓練を行います。
お嫌でしょうが、辛抱してください。
身を守る手段を持っておくに越した事はないのですから。
[ふと。周りの反応を聞くのが怖くなった。
死ぬとかなんだとか言う言葉が飛んでいる中。
自分の発言はいったいどのように取られたのだろう。]
…ま、またねっ!
[全てふっきれてしまった今、シェルターどうのこうのは、もうなにも怖くない。だから、日々人が減るのであろう今この時「またね」と言った。残ろうが、残れまいが。誰かが去ってしまおうが。別れの時に泣く事はあるだろうが、絶対にまた会えるんだと確信を持った。
しかし、シェルターどうのこうの言う前に呆れられると…。ちょっとそれは彼もどうしようもない。
パッとネリーの分のタルトを手に取り、逃げるように食堂を出ようと思ったが、行動に移す前に呼ばれた。]
>>124
な、なぁに?
[心配になってきた。主に対人面。]
【無線通信】
[息をのむ音は聞こえなかっただろうが、長い長い沈黙が、...の身体が強張ったことを十分に物語っただろう]
………わかりました。
そう思うんなら、天文学や機械工学とかもっと真面目にやりなさいよ……。
そう言ってここを出ていった奴、結構いるわよ。
今更そんなこと言ってるからアンタはとろいのよ。
[立ち上がったコーネリアスの演説に耳を傾けた後、ため息をついた]
試験は皆では頑張れないの。
あんたが外に出たいなら、手を抜けば?
[言った後、と言っても受かる基準なんて分からないから落ちる基準も分からないけどね、と付け足した。
結局のところ、自分達に選択肢はないのだ。与えられた環境でただ生き、選ばれるのを待つだけ。
選ばれる為に何かする事さえできやしない]
>>127
[キャロルの声にがっくりと肩を落とす。
が、それはさっきまでと同じ凹みかたではなかった。]
…だよね!これから頑張る。気付くまで遅すぎた。
[ぐっと両手を握って、頷いた。
少し気持ちが浮ついた彼に取っては、キャロルのその言葉でさえも叱咤激励にしかならない。]
皆それぞれが頑張って…って、あれ?
手を抜けば良いのかな…?
[しかし早くも方向性を見失っている]
>>125
[弱々しいはずのコーネリアスの言葉に今どれほどの力を貰ったか、彼自身はわかっているだろうか?
…たぶん、わかっていない。
おどおどと聞き返す姿を見れば一目瞭然だ]
お前って奴は…滅茶苦茶言ってるよ。
[悪戯心で咎める顔をして、しかしすぐに、大きく名前を呼んで向けた顔が笑った]
…最高だ!
全くどいつもこいつも…お前までそう来たか。
これだからな……勝てる気しねぇよ。
参ったな?
[言いながらも表情はどことなく嬉しそうだ]
うん、そうだ。…頑張ろう。
俺らってば存在自体が希望なんだし…
一番良い希望が一つだけ選ばれることになったからって、残りが絶望になるわけでなし。
…外で頑張りゃいい。
ベリーを保険にしながらも、タルト生地達も中で培った事を利用して外で頑張ってる、二重戦線。
二つの作戦が同時進行中。そんなようなもんさ…なぁ?
【無線通信】
では、後程。
銃は得手ではないのですが、貴方に教えるレベルまでならば、
なんとか。
射撃訓練室は職員室の隠し扉からしか入れません。
防音も完璧です。
他の方に気付かれる事はありませんので、ご安心ください。
[淡々と。感情の色が全く見られない。]
[辛い、辛い、―――辛い!
ナサニエルとコーネリアスのやり取りが見ていられない。
彼らにはとても真実を伝えられない。
しかし、どの道彼らのうちどちらかがシェルターに行くことに決まれば、向こうで真実を知るだろう。
やはり、裏切られたと思うだろうか。私の言葉は全て偽善だったと感じるだろうか]
/中/
>>130
ふむふむ。
とするとナサは落差をつける為にそうしてるのかな、と。>>124はどっちのニュアンスなのか判らなかったんだけどね。
あくまで馬鹿正直な希望を持ってるキャラか。そういうのは嫌いじゃないよ。
【無線通信】
[デスクワーク中心の...に、そんなものの存在があったなどと知るはずもなく。普通に考えればあっても不思議ではないのだが]
……そんなものが。
了解です。
個人的には、訓練中の音漏れよりも、万が一の場合の音漏れのほうが問題だと思いますけどね。
[努めて平静を装って]
>>130
[滅茶苦茶言っていると言われ、駄目だったのかな、と少し困ったように顎を引いて、しかしすぐに笑みに変わるナサニエルの表情につられて彼もパッと顔を明るくする。]
ね!ね!
[なにが、ね、なのかはわからないが、気持ちは高揚しているようで。勝てる気がしないという言葉にはお互い様だよ等と言ってみたり。存在自体が希望という言葉には、自分だけの事でないと知りながらも恥ずかしそうに笑む。]
うん。…うん!外でも頑張れば良い!
[そしてナサニエルのタルトを元にした例えには、おー、と感心して、皿の中のタルトを見る。]
…美味しそうな作戦だね。…うん!
ちょっとタルト生地が大きすぎるかもしれないけど、
つまり保険が少なくていいってことになるかな。
[いやならない。が、そんな事は今の彼には関係ない。
ただ嬉しげににっこりと笑っていう。]
[自分では上手い事を言ったつもりの謎の例え話に使ったタルトを一口で半分食べ、もう半分をキャロルから取り返しつつ]
>>119
似てるんなら大して違いはねぇ。
希望を持って叶えてやるさ、願望だろうが何だろうが!
>>120
ああ…悔いも残さない、無駄にもしない。
見てなよ先生、俺は出された奴も何とかしてくれると信じながら、最後の一人にも選ばれてみせるから。
[それは決して引き上げられないと絶望した後に垂らされた糸を見つけ、安易に縋っているだけかもしれないが。それでも二人の教官に返す声に勢いが戻っている]
>>121
そうか…キャロル。
正直に言うよ…友達以外は死んでいいって今まで思ってたよ、俺はね。
ここで生まれ育ってねぇ外の大したことない奴らも、ここで生まれ育っても友達でも何でもない奴らも、どうでもいい。自分と、大事な奴だけ生き延びればそれでってさ。
でも…コーネの言う通りだ。シェルターに入れない奴は絶対100%間違いなく死ぬなんてまだ決まっちゃいない。
選ばれても、選ばれなくてもできる事はあるはずだ。
だったら俺らはただ頑張りゃいい。誰が一番か…俺が最後まで選ばれるに値する一番だって証明してみせるぜ。
[拳を握りしめ元気良く言っていて、続いた言葉に>>127にやや勢いを失う]
ま…ま…マジで?
[コーネリアスに言われるまで気付かなかった事に気付かれたら、どう言われるだろう]
…いや、だよな。だよなぁ。とろいぞコーネ!
ばか、試験はたとえ皆が頑張ったって、俺は残っちゃうよ?俺はね。お前と違って。ほら凄いから。
>>129
いや頑張れよ!
ライバルが強くなきゃ甲斐がない。燃えないだろ!?
……さて、と。
[席を立つ。]
申し訳ありませんが、ワタクシはそろそろお暇致します。
残っている仕事も多いので、ね。
それでは、また。
[ちらりとソフィーの方を見てから、*食堂を出て行った。*]
[落ち込むかと思えば、すぐに浮上してきたコーネリアスに目を瞬かせる。
あれ?と、困った様子に吹き出した。
すぐにいつもの意地悪な笑みに代わられたそれは、何の悪意もない自然な笑み]
知らないわ。
あんたがやりたい事を頑張ればいいんじゃないの?
どうせあんたにできる事なんて対してないじゃない。
[言って、タルトを食べ終えると席を立つ。ナサニエルとコーネリアスを交互に見て]
ねえ、なんであんた達は今更、お互いがシェルターに入れない事に驚いてるの?
自分達分の席数があれば、それでいいと思ってた?
[心から不思議そうに、問いかけた]
>>134
[ナサニエルにまでとろいと言われ、しかし笑顔でうんうんと頷く。お前と違ってほら凄いからというセリフがなんだか妙におかしくて。それは少し通常と違う心持ちになってしまっているのだろうかと思うが。
それがなんだ!]
うん、頑張るよ。
テストの内容わかんないけど…負けないよ!
[ぐっと意気込んで。さっきまでとは偉い違いだ。]
【無線通信】
では、後程。
一回目の試験も、二人で考えなければいけませんから、ね。
[微かに、笑みを含んだ言葉。やはりその真意は読めず。]
>>136
[ナサニエルの頭の中では、とにかく今は色んな事が解決した気になっているらしい。コーネリアスのくすくす笑いの意味もわからないまま、にこにこ笑っている。
珍しくキャロルまで吹き出していて、その後笑んでいる。
食堂を出たヒューバートにひらり手を振ってから]
お?やっぱお前、中々いい顔してんじゃん。
どんな鬼ババも笑えば可愛いんだなぁ。
[キャロルの問いに、何を不思議に思っているのかわからない様子で頷く]
そりゃそうだぜ?
一番大事なのは俺の席さ。
二番目以降に親友、友達、話す奴、知ってる奴…
順にそんな感じで、まぁ席が有り余ってりゃムカつく奴もいれてやっていい。
最高なのは中外あわせて全員分の席があること。
…まぁそれならそもそも、俺ら生み出されてねぇか。
そんな感じだったけど…お前はどうよ?
【無線通信】
ええ、忘れてません。すぐに追いかけます。
[なにやら含み笑いを感じさせる口調には、『狸めー』と心の中で悪態]
>>136
[はっ。有頂天となっていた気持ちがぐっと下げられた。
…そういえばそうだ。どうして今更?人が一人二人と減って、毎回泣く事にはすでに疲れていたから?でもそしたら今回急に沈んだり、浮かれたりする事も無かった筈。
…どうして今更?]
…。
[首をかしげる。…確かにナサニエルは特に仲が良い友達だった。親友は居るかと聞かれたら即座に名前に上げたくなるだろうくらい。…しかし、そしたら他の芸術クラスの人を自分はどう思ってたんだろう。
気付いた。自分は今、何かに酔っている。
…思い出せない。]
うううん、ナサに拘らなくても、
キャロルだってラッセルだってネリーだって。
ヘレナちゃんもヘレナせんせもアルベせんせも。
誰とも一緒になれないって思ってなかった。から、
1人だけって聞いてがっくりきたんじゃないか、な。
…心理学選択してないから何とも言えないけど…。
>>137
おう!
[ソフィーの微笑みと応援の言葉に、素直に力瘤を作って頷いている]
思いついたらまたするかもしんねぇけど、今俺からは特に無いぜ。
だな、早寝が美容には肝心なんだろ?せっかくの玉の肌だ。大事にして罰は当たらねぇな。
[負けないよというコーネリアスの言葉を受けて、先刻の自分の勝てる気がしない発言も顧みず、俺に勝てると思ってんのかとニヤついたりもしている。
偽りの微笑みには当然――気付かない]
>>139
今?はは、突き詰めりゃ今だって変わってねぇけど。
さっき言ったことと被るけどな、お前や俺がとっくに気付いてて、更にさっきコーネが言った通りに、シェルターに入れない奴は絶対100%間違いなく死ぬなんてまだ決まっちゃいないからには……ま、その他の奴らの為にもできることはやってやるのもいいかなって感じだよ。
一番を証明するのがまずありきだけどな、俺の場合。
[うーんとまた考え込み始めそうになるが、
ふるふると首を振った。大丈夫だから。大丈夫!]
…そしたら、元気づけにいってきます!
[ナサニエルにびしーっと子供の遊びのような敬礼をし、
キャロルにはふるふると手を振った。
そしてネリーの分のタルトを再び手に取れば、食堂を後に]
……はい。
[覚悟を決めたかのように、小さく頷いた。
手を引かれて射撃訓練場へ。
……どう足掻いてももう逃げられないのだと*悟った*]
別にあんたに可愛いとか言われても嬉しくないわ。
[彼らしい無神経な言葉にじろりと睨むことで返す]
[自分の問いに対する二人の答えには何も言わず。
ナサニエルに逆に問いかけられて、同じ瞳の色の少年をまじまじと見つめた。
少し考えて、口を開く]
あたしはずっと、いつ終わるんだろうって思ってた。
人がどんどんいなくなって、何人になったらこれは終わるんだろうって思ってたわ。
誰と一緒になんて……思いつかなかった。
[最後の言葉は嘘。
もうここにいない人の名前を告げても意味はない]
中/
明日は何時ごろ来られますか??
私は昼間以降なら覗けると思いますが、夕方〜23時近くまでは積極的な発言は難しいです。
反応が鈍くてもOKならその時間帯でも試験内容について相談等可能です。
中/
基本的に昼間は鳩を用いてこまめに覗いています。
ただ、明日は22時くらいまで積極的な発言は難しいかな。
こちらも鈍い反応でよければ試験内容について相談可能。
中/
了解いたしました。
『心』のテストはソフィの専門分野だとおもうので頑張って内容考えます。思いついたら適当にRP発言しますので、アドバイスお願いします。
ヒューバト先生は射撃訓練後は保健室に戻るのかな??
中/
ああ、普段からこんなもんだから問題なし。
(22時ごろまで仮眠取ってるケースがほとんどなので)
アドバイスの件は了解。
射撃訓練後は保健室に戻ります。
拳銃の件は後々(22時以降?)RPで説明しますので。
中/
なるほど、そうなんですね。
(私は普通に7時半には起きて〜な生活なので、平日は結構眠いっていうか辛い! みんな宵っ張りだね)
保健室戻り、拳銃RPの件了解いたしました。
特に拳銃の件よろしくおねがいします。
(こちらは中の人も知識0なので/汗)
[そのまま自室に戻ろうとしていた足は、何故か建築工房へと向かった。
先日の試験の終了により、10数人は使えた工房は自分1人のものとなった。責任者である担当教官さえももういない。
机の上に広げられたままの都市モデルに視線を落とし、中央に置かれた建物を指でつつく。
自分が設計したそれは、植物までも可能な限り実物と同じ素材を用意し作られている。
作ってくれたのは、ここにはもういない友達だ。
素材加工に詳しかった彼は今どうしているのだろう。
椅子に膝を抱えて座ると、顔を俯かせた]
希望なんて、あるのかしら……?
[外に出たところで、終端の王を止める手立てはあるのだろうか。
分からないけれど、これを作った少年はそれを信じて外に出た。
そう、信じなければ生きていけないから]
>>145
だからって、可愛くないつったら怒るくせによ。
[わかんねぇ女心と、こっそり呟く]
いつになったら、何人になったら終わるんだろうってか…今回で終わりだし、一人になったらって、わかったな。
[無論良かったなと言えることでもない。
言葉の真偽を確かめるように青い目を見返して]
どうかねそりゃ…
お前気ぃ強いし、一人で平気ダワって顔してっけどさ…誰とも一緒でない未来思い描いてたほど、薄い人間付き合いしてるわけでもなかったろ。
[例えばそのお前のいつもの口紅調達してくれる奴と言いかけ、言葉を引っ込めるだけの思慮はあった。
その彼女の顔を見ない。もう居ないのだろう。
だからこその、その物言いかと]
どちみち…これからでも探してみれば?
もうちっと性格を可愛くすりゃ、誰か一人くらいお前と一緒の未来思い描いてくれる奴いるかもよ。
[けらけらと軽い調子で言って続いた言葉に呟きで返す]
悪いけど俺…死ぬかもしれないってその可能性ばっかり見ながら生きていけるくらいに、強くもない。
…俺だって!
[負けたくない、その言葉には背に軽く叫んでキャロルを*見送った*]
――数時間前・自室――
>>42
[それからも彼女は幾つかの事柄を懐かしそうに語り、私は耳を傾けた。やがてメイは話す事も無くなったのか、天井を見上げて一つ、息を吐いた]
『……ふぅ。
いっぱい話して、満足したよ。
ネリー、聞いてくれて、ありがと。
それじゃあ、あたしは逝くね。
【Flower】は枯れても、種子に【Hope】を託すのだ。バイバイ』
[そう言ってメイは床を立った。
私の頬に軽いキスを残し、扉へと歩いていく。
逝く――? 一瞬、単語のアクセントが奇妙に聞こえた。
尋ねようとしたけれどどう聞けば良いか分からず戸惑う内に、彼女の姿はドアの向こうに消えていった]
……なに、よ……もう。
一人だけで、喋って、いっちゃって。
私は――私だって、話したかった、のに――
[呟きの後に残ったのは沈黙と静寂。
それはそのまま、数時間を経て端末がメールの受信を合成音声で告げるまで*続いた*]
――自室――
[メールを開こうとする。それだけの行為にも随分と時間を要した。鉛のような心と身体を動かそうと、すこしずつイメージを整える。
動きだすための力を蓄えようと。けれどそのエネルギーは何度も、何度も、何度も、私の中の空虚と絶望に飲み込まれていった]
意味が無い。私が残る必要なんて無かった。
メイでよかったのに。あの子ならこんな深淵(アビス)を抱えることも無いのに。ううん、ちがう、メイだったらきちんと深淵を覗き込んで、ちゃんと還って来れるんだ。
それでもメイは――いなくなってしまった。
……Warum?(何ゆえ?)
[きっとその答えは何処にも無い。
仮令、二人の教官の脳を捌いて洗い出したとしても、どの細胞にも情報は残っていないだろう。その思考と反した無意識に近い部分で、私の手がのろのろと動く。開かれたメールの文面には召集の告知。受信時刻からは既にかなりの時間が経過していた]
……今更、私がこれ以上――。
中/
携帯端末は通信媒体(移動体通信)、無線通信は通信手段と考えています。
携帯端末イコール携帯電話、モバイルやトランシーバーといったところでしょうか。
携帯電話やモバイルなら、チャットやメールでの会話も可能と。
[自室。...は、個人端末から顔を上げ、大きなため息をついた]
……嫌な設問ね。協力して解答しろ、だなんて。
協力し合った片方が落ちるかもしれないのに。
[自ら考案したテスト内容に顔を顰める]
[メーラーを立ち上げる。アドレスはヒューバートを選択し。テスト案を入力した暗号化したファイルを添付する。]
【メール】
昨夜は訓練してくださりありがとうございました。
さて、早速ですが1日目のテスト内容を考えてみました。協力して行わせるか、個人個人に課題を与えるかちょっと悩んでしまったので、アドバイスをお願いします。
【案1】
次に挙げる単語の中から1つを選び、それについて答えなさい。但し、課題についての考察は協力して行い、解答の提出はグループ単位で行うこと。なお、解答の表現方法は自由とする。
【未来】【世界】【信頼】【誕生】【経験】
この課題に伴い、5名の最終選抜者を2グループに分ける。メンバーの変更は認めない。
Aグループ:ナサニエル、キャロル
Bグループ:コーネリアス、ラッセル、ネリー
――自室――
[控えめなノックが聞こえた、気がした。
――錯覚だろうか。
私は床に座ったまま動かない。
やっぱり気のせいだ――そう片付けた頃、また同じ音。ドアの向こうから、コーネリアスの声がした]
…………。
[私は答えない。
受け入れる必要性を感じなかった。更にしばらくの間、逡巡するらしき気配が漂った。
私はそれを無視する。普段の彼なら、それで諦めたろうから。けれど――]
[はっきりとした三度目のノック。IDの認識音。タルトの載った皿を手にしたコーネリアスの姿に、私は視線だけを向けた]
……あぁ。
……呼びに来たの。それとも、もう終わった?
[無感動な声で尋ね、私は再び床に目を*落とした*]
【案2】
次に挙げる単語の中から1つを選び、それについて答えなさい。課題についての解答は個人で提出しても良いし、他の収容者と協力して行っても構わない。なお、解答の表現方法は自由とする。
【未来】【世界】【信頼】【誕生】【経験】
【案3】
次に指定する単語から、あなたが何を感じ、何を考えたか答えなさい。
【経験】… ナサニエル
【世界】… キャロル
【信頼】… ラッセル
【未来】… ネリー
【誕生】… コーネリアス
なお、解答の表現方法は自由とするが、単語の変更は認めない。
[保健室。
調べ物をしている最中にメールが届く。
仕方なく調べ物を中断し、返信する事にした。]
【メール】
案2が良いと思います。個人で取り組むも協力しあうも彼らの判断次第、ということで。
追伸
射撃訓練、お疲れ様でした。
お渡しした拳銃は、肌身離さず持ち歩いて下さい。
[モニターを眺めてぼんやりしていると、程なくヒューバートから返信が来る。それに目を通し、またさらに彼にメールを]
【メール】
ありがとうございます。
案2については、私も意外と面白い結果になるのではないかと思ってます。案1はコミュニケーション能力にも重点をおいたものになってますが、2日目の『技』のテストで、ペアを組ませることによって判断できると思うし。
それでは案2で進めていきますが、なにかお気づきの点等あります?
採点基準は、【着眼点や発想】【生きたいと思う意思(潜在顕在問わず】にしようかと。
それから提出方法は私宛ではなく、順番に私たちの前で発表していただく形にしようと思ってます。
なにか、他に案があればお願いします。
追伸
拳銃について、了解です。
使う事態にならないことを祈るばかりですが。
[再び、メールが届いた。
仕事熱心で結構。
なにかと手抜きしがちな僕とバランスがとれて調度良い。
また、キーボードの上で指が動く。]
【メール】
そうですね。
グループでの発表になった場合は、それぞれの発言量が偏らないように注意を促すと良いでしょう。
追伸
技のテスト、どうしましょうか。
気が早いと思われるかもしれませんが、なるべく概要だけでも決めておきたいところです。
どうしたものでしょうかね。
全員、専門分野はばらばらですし。
[拳銃についての話題には触れず、返信。]
[頑張ろうと心に決めてすぐではあったものの、ネリーの部屋はとても遠く感じて。その間に悩みが出たかというとそういうわけではないが]
…ネリー?
[ノック2回で返事が無ければ、さすがに戸惑う。さて、どうしようか。タルトの乗った皿を見て考える。
「ネリーは何かに絶望してる。」そう言ったソフィーの言葉を思い出せば、こつこつと少し高い音をたててノックした。]
…はいるよー?
[IDカードをしっかり認識させ、ちょっとネリーの様子を見る。着替えでもしてたら怒られるかな、なんてのんきな事を考えていたようだ。しかしそんな事はなく、彼女は膝を抱えていた。視線だけを向けて言った言葉にとりあえず頷いて、ネリーの隣で体育座りをしてその間にタルトを置いた。]
…ええっと…。
[何から話せばいいんだろう?最終選考が始まる事?残れるのは1人であるという事?いや、残らなくてもきっと生きられるという事?考えた物の、結局は]
…砂糖かけてあげようか?
[ネリーの顔を覗き込むようにして聞いた]
(…あれ、昼だったかな?昼だ。
12時に確認して2時までボーっとしようとして
ほかのことしてた!ごめーんごめーんよーorz)
[意外とマメに返信してくれるんですね、などと言ったらまた意地悪されるだろうか? 律儀に届いた返信に微笑みながらふと思った。]
【メール】
アドバイスありがとう。
予め収容者からされそうな質問を想定した注意事項に、加えておこうと思います。
技のテストですが、早めに動いて問題はないと思います。
2対2の対抗戦にしますか。
課題を与え、それぞれの技術を有効に使い、有形無形を問わず何か創意工夫……作らせるとか? 漠然としすぎかしら……。ここはもうちょっと煮詰める必要が有るわね。
でも、内容としてはお互いの能力を有効に活用しあうことになるし、良いと思うのだけど、どうかしら。
…………は?
[思わず間抜けな声が洩れた。
あまりに意味不明な質問だった。
何をどうやったらそんな言葉が出てくるのか。
理解不能だった]
……いらない。
>>156
[だよねぇ、と自分で聞いた割にはうんうんと頷き。
もってきたタルトの先の方を、同じく持ってきたフォークで一口大に切り取って、また置いておく。
ネリーが持ちやすいようにフォークの位置を変えれば、
つまりは食べるといいという事になるのだろう。]
…あのね、先生から話があったんだけど。
[ぼそぼそと、しかし近くに居るネリーには聞こえるように、とりあえず今日知らせねばいけない事を話し始める。]
…うんと、なんっていうんだろう…。
とりあえず、今の5人…あ、私とネリーと、ナサとラスとキャロの5人ね。この5人で選抜が終わりじゃないんだって。
またテストがあるんだって。
[1人になるまで続く事を…。果たして話すべきなのだろうか。返事を待つついでに、言葉を切って考えた。
いや、知らせなくても良いかもしれない。
最後までのこって初めてわかった方が
ひょっとしたら良いかもしれない。
その場合は、自分がここを出る時に、出ても生きていくんだとネリーに伝えよう。そう思った。]
[コーネリアスの手を見れば、何本ものスティックシュガー。まるで東洋の占い師が持つという筮竹のようだった。唐突に憤りが湧き上がる]
だいたいそのタルトは甘酸っぱさを味わうものだし、デコレーションで振るにしてもグラニュー糖じゃなく粉砂糖。
そして私に掛けるつもりだったら実力で阻止するわよ。
[そう言う間にコーネリアスは一口大にしたタルトを私の方に向けて話し出した]
[何気なくフォークの柄を取ってしまった。
何も口には入れたくなかったのに。
今更戻すのも変で、とりあえず問いを返した]
そ。
残るのは何人?
一人? 二人?
>>158
えっと、甘い物って疲れに聞くって言うよ?
…ネリー疲れてるかなって思って。
[いや違う、絶望してるのだとソフィーには聞かされた。でもソフィーには内緒だと言われたし、言われなければ、多分自分では気付けなかっただろうし。]
ネリーにはかけないよ〜。
[はははと誤摩化すように笑って…さてどうした物だろう。思っていたよりも手強いと思った。本当にリーなのかなと、またちらりと見るが、まあ、顔立ちは大人っぽくなったけどリーだ。
ううん、ネリーか。]
…それで…ええと。テストの内容は、まだ決まってないんだって。とりあえずそれだけかな…?
[と、必要最低限の事は伝えた気になり。
が、しかしハッとして]
違う違う違う!そんなことじゃなくてえーっとなんだっけ。そう、そのタルトヒューバトせんせが作ったんだよ。美味しかったから食べてって。それが本題。危うく忘れる所だった。
[なるべく、話を明るい方向へ持っていきたいと思った]
/中/
>>157
>知らせなくても良いかもしれない
んな訳ねー!ヽ(`□´)ノ
そんな重要情報でも、口にしたくないから聞かれないと黙ってるとか超ウザいwwwww
(怒ってません)
(むしろ面白がってます)
>>159
[んぐ、と言葉に詰まった。
そして思い出してみれば、5人で残れるのだなんて甘い事を考えたのは自分とナサニエルだけだったわけで、リーが自分達と同じ事を考えるのかというと…。
正直今の、ネリーだと微妙。そしてやっぱり違っていた。]
んん…。1人…。だって。
[ここで嘘をつく必要は無いだろうと、しょうがないとばかりに真実を伝えた。ネリーの選択肢が1人か2人だったのだから、1人だと伝えても何ら問題はないだろう。それに]
あのねリー、そこで私は考えたんだ。考えました。
外に出た人が皆集まれば、エンディアなんて怖くないって。私達は普通の人よりすごいって言うじゃない!
それに、科学だっけ天文学だっけ忘れたけど、結局予想は当てにならないんだよ。
天気予報だって外れるし、ノストラなんとかだって外したし、なんて言ったっけあの星…。そうだジュピター。あれに彗星が衝突するって時だって、お偉いさん達はわーわー騒いで星が消滅するとか大爆発が起きるとか言ってた割に、スッて中に消えるだけで終わったっていうじゃない。
だからね?皆で。…皆でだよ?1人だけと言ってもがっくりしないで、気にしないで頑張らない?って。
……なんでそんなのが本題になるわけ。
選抜試験で『おいしいタルトの作り方』でもやるつもり?
本題になるとしたら最終選抜の関連事項でしょ。以後の伝達はメール?
次の召集も決まって無いのね?
[質問というより確認の口調。他に言い洩らしも無いだろうと、コーネリアスの長口舌を聞き流した]
[メールを送信してから数分。
再びメールが返ってきた。]
【メール】
おおまかなところはそれで。
課題のテーマは今のところ僕も思い付かない。
アイデアが出次第、またメールするよ。
…………あのね。
怖い怖くないの問題じゃないし。
[無駄な楽観発言にうんざりしながら、私は答えを返した]
『終端の王(エンディア)』に対する物理手段は過去にも山ほど検討されて来たんだけど?
それこそスペースシャトルから核兵器まで何でも使おうとね。
地球外――衛星軌道への脱出(エクソダス)計画なんてのまであったかしら。国際紛争の火種にしかならなかったけど。
歴史や物理で習ってないの?
今じゃ、あの隕石を神の使いだって崇める新興宗教まであるっていうじゃない。
何にせよ、終端の王が衝突することは物理学上計算ずみの事項だわ。
コーネリアスには何かいい思いつきでもあるの?
>>162
[あっさりと流され、かくっと首を横に倒した。]
うーん、やったらいいなぁ…とか…だめ?
あ、以後の伝達はメール。
…そうそうそう!よくわかったねー!
私も忘れてたよ。思い出させてくれてありがとう。
次の召集はえーっと…聞いてない、から決まって無いよ。
[ジュピターの件は、たしか誰かから聞いて天文学の教官に話し、大笑いされたのだった。それを思い出して真っ赤になりながら、聞き流されてよかったと少し思う。]
…えーっと。
[さて、何か話せる事は無いかな。]
>>163
[具体的な事は何も考えていなかった。が、それをそのまま言うわけにもいかない。その場で何か浮かばないかと考えてみた。]
例えば…
[何か無いか。昔流れ星に興味を持って本の少しだけ勉強した天文学。…本当に本当に本の少しだったが。]
えっと…何か重力を作る機械を作って…エンディアを点対称にして地球と反対方向にそれをのっけるとか…うーん非現実的かなぁ。
[どう考えても3流SF小説にもならない筋書きに頭をかいて]
ごめん、あんまり…まじめに考えてない…かも。
[素直に白状した]
でもでも、ここを出た皆が、エンディアが来るのをただ黙ってみてるだなんて思えないよ。
全部投げるってわけじゃないけど…。
[むぐむぐと誤摩化すように語尾がちいさくなる。はぁとため息をついて、今晩から考えてみるなんて言ってみたり。]
私が「考えた」のは、
エンディアを反らす方法じゃなかったかも。
どうやったら皆が納得してここに居られるか、
出た後屋って行けるか、だったかもしれない…。
[しばらく考えて、私は思いつきを口にしてみる事にした。ちょっとしたテストのつもりで]
じゃあさ、私が貴方に提案してあげる。
それなら、コーネリアスが外に出て、今までにこの収容所を出た子たちを集めて知恵を絞れば良いんだわ。
[コーネリアスを見つめ、私はにっこり微笑んだ]
そうでしょう?
自分で言い出したことなんだから。
別に選抜がどうのなんて気にする必要も無い。
だって、自分から“外でやりたい事がある”という人間を、無理矢理入れるような無駄な事、論理的に考えて有り得ないもの。
適材適所、って言葉の通り。モチベーションの問題だってあるしね?
[私にはそんなの、頼まれたって出来ないけど。それは多分、客観的に見ても明らかだろうと私は思った]
人工重力が実現してたら、今ごろ人類は宇宙時代に突入してるわね。
思いつきとしては楽しいんだけど。
それは【hope】どころか【wish】にも届くかどうか怪しい所よ?
[そうは言ったものの、怒りや苛立ちは何故か生まれなかった。
くだらないほどに達した荒唐無稽さは、逆に精神を緩和する作用があるのかもしれなかった]
[自室。
1日目のテスト内容をまとめている。無線から聴こえてくるのは、ネリーとコーネリアスの会話。
内容が気になり、手を休めてしまう]
>>166
[ネリーが簡単に、自分が外に出て人を集めればいいと言った事に、すこし面食らった。しかし本気かもしれないから、冗談が言える様なら大丈夫だというわけにもいかない。]
…そっか、自分から外に出て集めて考える…。
[良いかもしれない。そう簡単に言ってしまいそうになるが、でもなにか引っかかってしまう。言っちゃいけないのだとだれかが言うような気がしたが、それが天使なのか悪魔なのかはわからない。]
…そっか、せんせに言ったら多分
そのまま出してくれる…のかな?
[そう首をかしげた所で、ふと、教官達が政府の命で外に出す人を決めているという事を思い出した。
そしたら、試しにソフィーに聞いてみようかな?外に出ても良いかと。外に出て何かをしても良いかと。多分駄目だと言われるだろう。
…しかしそれはあまりにも卑怯だ。]
…私が、集めたりとかできるかな?
[逆に聞いてみた。実際に外に出て集めるのだとしても、自分に果たしてそれができるのか。正直自身はまるでなかった。]
>>167
そ、そうなの!?えー。
[意外と遅れてるんだなぁ人類、なんて言ったりする。
そしてなんとなく、歴史も天文学もさらり無視しているらしい自分にがくっと肩を落とした。]
…ついてこなさそー…
[不意に浮かんだのは、小さな頃。泣く自分を追いかけ回して遊んでいた子供達の顔。なんで追いかける側でなくて追いかけられる側が残ってるんだか。そう思って乾いた笑いを零す。]
なんというか、優れた人が出されてるのかなって思うぐらい、私個人は駄目駄目なんだよねー…。
[ネリーの表情が和らいだ事に、無意識に気付いたのかもしれない。彼自身意識せずに、とても気楽な喋りかたをしていた。]
[後押しするような言葉を考え、紡いだ]
できるかな?じゃなくて、
できるんだ!って気持ちでやらなきゃ無理でしょうね。
最後の1人になるにしても、外に出て何かするにしても。応援はするわよ?
手伝うかは別にして。
まるで本心から話してないわ、私。
まぁ、その程度で会話していけるから好ましいんだけどね。
彼と話すのは。
ピントのボケたコーネリアスの言葉に私が突っ込んで、それにまたどこかズレた答えが返って来て、更に指摘を重ねて。
多少の錯覚では埋まらない溝を、当然だとして気軽に理解できるからなのかもね。
[相変わらず、日が十分に高くなってから目を覚ました。
シャワーで目を覚ますと、洗った髪をいつものように結い上げる。きつく、高く。
引っ張られるように背筋がのび、顎が逸らされると、鏡の中の少女は笑みを浮かべた]
笑えば可愛い、ね。
……本当に今更。
[自分の外見を誉めてくれた人は沢山いた。
小さい頃から、笑えばたいていの大人はキャロルに甘かった。
自分の外見だって才能だ。
その才能によって、無駄な敵意を受ける事もあるのだから、その分利益を得ようとして悪い事はない。
そう言ってくれたのは、先日去った彼女であったことを思い出し、肩を竦める]
嘘つき。
[鏡の中の笑顔が崩れた]
>>170
[ネリーの言葉に、ふむふむと頷き…。
困った事にその気になり始めてしまっているかもしれない。
ふいに、膝をパンと叩いてぱっと立ち上がった。]
…うん。そしたらせんせ達に、
現在の住所とか書いてある名簿が無いか聞いてくる!
[テンションは、「頑張れば皆生きていける説」
を持ち出した時と全く同じ物だ。
根拠の無い自信と、よくわからないやる気。]
応援してくれるんだよね!
[ネリーに念を押して、善は急げとばかりに部屋の扉へ。…と、そこで振り返り]
タルト食べてね…って、あ!食べてる!やった!
[にこーと嬉しそうに笑って、ネリーに手を振った。
そして、ウィリアムなんて知らない!などと言いながら…なにやら嫌な思い出があるらしい…部屋を出ようとして扉にぶつかり、あははと笑いながらIDカードを通した。]
/中/
どうしよ……これ入れる前にもう一文入れたいかな?
[身支度を整えると、食堂へ。
新たな連絡事項はないか、端末を確認しながら朝食を取った。
人気の無い食堂で、まだ暖かいパンをかじり、昨日のことを反芻する]
何やるつもりかしらね?
[今までの試験の内容は、それこそ担当教官によってまちまちだった。
オーソドックスにペーパーテストを行なう者もいれば、じゃんけんで決めさせたと言う逸話も聞いたことがある]
あの髭オヤジの考える事とか、予想できない……。
ソフィーは……何となく常識の範囲内な気がするけど。
[鏡から視線を外し、窓辺のエアプランツに水をやる。
身支度を整えると、食堂へ。
新たな連絡事項はないか、端末を確認しながら朝食を取った。
人気の無い食堂で、まだ暖かいパンをかじり、昨日のことを反芻する]
何やるつもりかしらね?
[今までの試験の内容は、それこそ担当教官によってまちまちだった。
オーソドックスにペーパーテストを行なう者もいれば、じゃんけんで決めさせたと言う逸話も聞いたことがある]
あの髭オヤジの考える事とか、予想できない……。
ソフィーは……何となく常識の範囲内な気がするけど。
>>172
応援はするわよ。
手伝わないけど。
それにしても、コーネリアスの頭の中ではどれだけの脳内麻薬が分泌されてるのかしらね。
ちょっと興味が沸いてきたわ。
ラッセルにでも話、振ってみようかしら。
[彼以外には人影の見当たらない屋上。
未だ閉じられた儘の蕾の一つを濡らす雫。
高き天から降り注ぐ、柔らかな陽光を受け煌めく。
もう少し――温かくなれば、軈ては花が開くのだろうか]
/中/
軈て やがて、か。
よめないかんじがいっぱいのあたしは、RPむらにはきけんなにんげんだとおもいました まる
言葉の意味とか、確認しなきゃ使えないとかアホいよね……!
/中/
とりあえず理解したこと。
コーネリアスはコーネリアスだと思うんじゃなくて、しゅるねいさんだと思っていれば問題ないんだ。うん。
中/
内容が決まり次第、メール扱いで通達して良いと思います。
以降、メール連絡と伝えていますし。
(更新時間に縛られる必要はないはず)
[二つ目のパンには甘いジャムをたっぷりとつける。
このジャムは施設の菜園で作られたものだろうか。
手入れをしていた生徒がいなくなった菜園はどうなるのだろう。
パンを片手で頬張り、片手で端末を操作する。
読みかけの資料はまだまだあった]
[食後のデザートを口にする頃には、ひととおり目を通し、ため息をつく。
自分と違う専門分野の人間が作ったデータには、自分では分からない事がいくつもある。
その答えを探そうと思考をめぐらせて、苛立たしげに眉を寄せた]
誰に聞けばいいって言うのよ……?
[この資料を作った人間はもうここを去った。専攻の教官も。
まだ聞きたい事はいっぱいああったのに。
ため息をつくと、端末を操作しメールをうつ]
『植物学ゼミの土地別植生頒布データをもしお持ちの方いましたら、私にも送ってくれませんか?
ゼミの他のデータもあったら送って欲しいです』
[用件のみを、生徒達専用のメーリングリストに送信する。
メーラーのアイコンが送信済みになった時、リストには自分を含めても5人しかいない事に気づき、望み薄いかなとため息をついた]
[植物の世話。其れも農学の一環だと、彼がして来た事。
真白の蕾を撫ぜようかとした指先は、途中で止まり、離れた。
肥料の量を間違えたり水を遣るのを怠ったり、些細な事で花は枯れる。
一番大切なものはなんだと、此の地を去った教官は言っていただろうか]
[携帯端末がメールの着信を告げる。
手に付いた土を払い、ポケットから取り出して確認。
其の名前と用件とを見れば、眇められる深緑の双瞳]
/中/
自分内の情報整理
ネリーの話から察するに、ある程度の期間を過ぎた過去の事実は歴史として公開されている模様。
さすがに、外で速報されているニュースはここには流れていないだろうけれど、自分達が生まれた当時くらいまでの情報はあると思っていいかな。>>163
で、一番気になるのは、終端の王はいつこちらに到着するかなんですががが……!
そこは収容者には伏せられてるのか……?
今まで設定されて来た文明レベルで、到達時間を計算できないとかはあり得ない。
が、私がかってに作っちゃって良いのかなぁ。
多分、収容所の子供達が大人になる直前だと思ってる。繁殖の問題を考えると少なくとも、20代になる前に終端の王が訪れるのではないかと。
赤で出てないといいなぁ。
/中/
すがめ……?
お、合ってる。眇め。
そして、便利なものを今更発見しますた。
http://dictionary.www.infoseek.co.jp/?gr=kj
これがあれば、読めない漢字も大丈夫……!
[階層に分けて整理したファイルの中から目的の物を見付け出す。
> To: キャロル
> Subject: 植物学ゼミ・土地別植生頒布データ
どうぞ。
素っ気の無いメールに、添付するのは該当データファイル。
御丁寧に個々の植物情報も書かれている為、大層な量は多かったか]
[送信を終えれば、くるり、回転式の椅子を回す。
窓の外から見える景色も、何時もと変わらない]
[携帯端末を閉じると、ヨーグルトの最後のひとくちを味わう。
温くなった紅茶を咽に流し込み、日の当たる席をたった。
今のところ、教官からの連絡はない。外から強制されたやるべき事もない。
テストに時間を取られる前に、自分の好きな事をやっておくべきだろう]
中/
脱落者の協議と殺害RPの時間が必要と思います。そこで、解答提出締め切りを、3/20のコアタイム前21:00とし脱落者発表を23:00(全員に誰が落ちたか発表するしないに関わらず)にしようと考えています。
そしてこの時間だと、解答提出のためのRPが、時間的に皆さんの都合もあると思いますし、生徒役と教官役の両方が揃っていない可能性大です。
解答方法として、私たちのキャラクターに直接見せることを選んだ収容者のために、私たちが「彼らの前に居る」ということを収容者側RPの中に入れもよいという許可を出したいと思いますが、どうでしょうか?
[今までに学んだ事が詰め込まれたファイル。
もう直ぐ其の成果が認められるのか、其れとも無益に終わるか。
何方にせよ、彼には然したる問題では無い様に感じられた]
[椅子に座った儘、無造作に放った矢は途中で床に落ちる]
[自室。
個人端末のキーボードを熱心に叩いていたが、やがて疲れたのか手を休め、大きく伸びをした]
………はぁ。気、おも。
[...は絶望を感じたことがない。概ね前向きな性格のためかもしれないし、可もなく不可もない人生を歩んできたからかもしれない。
そもそも『望みを絶たれる』ということは、あらゆる手段を尽くしてなお、何も希望が見出せなかったという悲劇的人生の終末だと思っており、だから、立ち直ることができるのなら、それは単にとても不運・不幸であっただけで、絶望ではないと考えているのだ。]
でも。
[人生で絶望を味わうのは、もうすぐかもしれないな、とふと思ったりもして、慌てて首を横に振った]
[陽の燦々と降り注ぐ庭は柔らかな芝に被われている。
少し強さを増した陽を遮る常緑樹を探すと、仰向けに寝転がり、足だけを日光浴させた。
木々の隙間からのぞく空は青く、この先に終端の王がいて、今もこちらに向かってくる事が嘘のようだ。
暫くぼんやりとそれを見つめていると、傍らに置いていた端末がメールの着信を知らせた。
本文を確認し、添付ファイルを開こうとしてその重さに辟易する]
これは……携帯じゃ見れないかな?
[ともかく、データが簡単に手に入った事に安堵し、返信を返すと携帯を閉じる]
『>Subject: Re:植物学ゼミ・土地別植生頒布データ
ありがと(* '-^) ⌒☆
助かった!』
[すぐ部屋に戻り、中身を確認するべきか少し迷い、結局起き上がらずに目を閉じる。
強すぎない風が気持ち良かった]
[部屋を出て気分転換でもしようと思い、作成していたデータを、携帯端末に転送する]
どこいこうかな。
でも特におなかはすいてないしなー。
[廊下を歩む。変わらない。見える景色。変わらない。
何一つとして変わらない、狭い――もう直ぐ終わる世界]
[再び着信を告げる携帯。無機質な電子音が数度。
ぱたりと開いて、返信内容に瞬き。足が止まった]
[...は、ちらっと保健室へ行くことも考えたが、最近ヒューバートもなにやら熱心に調べていることを知っていたので、邪魔しては悪いと考えた]
ほら、ここで保健室行くでしょ、そしたらきっとヒューバーとのことだからお菓子くれるでしょ。そしたら……まるで子供がおやつを催促にいくというか、餌付けというかさ……
[ぶつぶつと理由付け]
[それは昨日。
先生に、外に出た人の住所録があるか聞こうとして、結局偶然見かけてしまった草に気を取られて、顔を上げれば真っ暗闇だった。突然押し掛けるのにはあまりにも遅すぎる時間に、仕方なく自室に戻って睡眠を取ったのだった。]
…んん…
[相当遅い時間に寝てしまっていたのか、ずいぶん長い事眠っていたが、静かで不思議なワルツに起こされる。
眠い目をこすりこすり端末を見れば、キャロルから。
しかし残念ながら資料はなにも持っていなくて、
「ごめんー私はないです。勉強頑張ってね。」
とだけ打って送信した。]
…今何時だろう…。
[ほどなく音楽室に到着すると、携帯端末をピアノの楽譜台の上に置き、それから準備室へ向かって楽譜を物色する。クラシックが多いが、その他のジャンルもそれなりに揃っており、曲には困らない]
クラシックって気分じゃないわね。
[――然う言えば、未だ食事をしていなかったと気付く。
先程メールを返信したのも、今の事も、彼にしては珍しい事。
変わらない日々の筈なのに、何かしら変化が起こっているのか。
茫と其の様な事を考えながら食堂に辿り着けば遅めの朝食を取る。
すっかりと冷めたパンにバターを塗れば、口の中に放り込んだ]
メモリー 仰ぎ見て月を
思い出を辿り 歩いてゆけば
出逢えるわ 幸せの姿に
新しい命に
メモリー 月明かりの中
美しく去った過ぎし日を思う
忘れない その幸せの日々
思い出よ 還れ
[誰も居ないのだから好いかと窓を開いて組んだ腕を置く。
柔らかく吹き込む風は緑の香りを運び、鼻腔を擽った。パンを一齧り。
視線を真っ青な空から地へと落せば、芝生に広がる黄金色が見えるか]
……光合成か?
[思わずぽつりと呟きはしたものの、
其れなら緑髪のネリーの方が似合いだろうかと思う]
[遠くから、ピアノの音が聞こえてくる。
キャロルの知らない曲だ。
少しだけ肌寒さを感じて目をあければ、太陽は既に頂点を過ぎていた。
傍らの携帯に目をやり、メールの着信がある事に気づく。
寝転んだまま確認し、返信を送った]
『>To:コーネリアス
あ!ごめんね!
他から貰えたので大丈夫(*^_^*)』
[持ってないのにいちいち返信を送ってくる辺りがコーネリアスらしいと少し呆れながら、もう1通のメールを確認する。
彼から返信が来るとは思っていなかったので、何かあったのかと本文を開けば素っ気ない言葉。
わざわざ律儀に返信を返して来たのが不思議で、寝転んだまま首を傾げた]
[流れて来る旋律にも、関心は寄らない。
寝転んでいた少女が身を起こすのが視界の端に映った。
腕を解くと手に付いたパン屑を払い落とす。軽い音が数度]
[ピアノの音が止まったのに気づき、建物の方に顔を向ける。
ピアノとは違う摩擦音に食堂の方に顔を向ければ、先ほどメールを受信した相手がそこにいて]
あら、おはよ。
[通る声で、挨拶を投げる]
[...のピアノの腕前は可もなく不可もなく。幼少の頃に親に情操教育の一環として習わされ、そのまま惰性で続けているのだから、それほど上達しなかったとしても無理はない。
それでも細々とは弾き続けているのだから、結局は好きなのだろう]
あー、すっきりした。
[弾くだけ弾いて、満足したらしい]
[少し風を冷たく感じて、建物に近付けばラッセルの声。
一瞬、相手が何を言いたいのか分からずに首を傾げた。
言われるままに自分の髪を見て、そこに絡まる草に気づく]
やだ、洗ったばかりなのに!
[思わず小さく悲鳴を上げて、髪を払った。
いくつも散らばる細い芝に、顔を顰め]
[頬杖を突き直して顔を斜めに。やや呆れた風]
寝転がっていれば、当たり前だろうに。
[頬を撫ぜていく風を感じながら、目を細める]
態々、他者にデータを求めるとは感心、
……と思えば、暢気だな。
最終選考前なのに。
[彼も他者の事は余り言えないのだろうが]
…何あいつ、土じりでも始めたの?
[メールを受信していた携帯端末をぱちりと閉じる]
ああ…空間を作る素材としての植物研究に興味があるの、とかなんとか言ってったっけなキャロルの奴?
まァ植物学ゼミの土地別植生頒布データぁ、な〜んて、俺が持ってるわけねぇし。
[ついでに時間までも見えてぎょっとした]
うお。もうこんな時間か…
ほんのお遊びのつもりだったのにな。
[室内運動場のエルゴメーター。
景色は全く変わらなくとも自転車に乗っているつもりでがしゃがしゃやっているうち、何だか興がのってきて…
つい、熱中してしまった]
天気もいいんだし。どうせ運動するなら外だよな。
[見える範囲で髪の芝を落としきり、ついでに衣服にも散った芝を払う。
窓の向うの相手の指摘にはつんと顎を逸らした]
忘れてたのよ。
[少し首を傾げて思い出したようにありがとうと付け加える]
データ、重過ぎてまだ目を通して無いんだけどね。
暢気、かしらね?
だって他にやる事無いもの。
最終選考前だからこそ、やりたい事をやっておくべきでしょ?
Subject: 最終選考第1回目
次に挙げる単語の中から1つ以上を選び、選んだ単語ついて、あなたの思うところ、感じたこと等を答えなさい。課題についての解答は個人で提出しても良いし、他の収容者と協力して行っても構わない。また解答の表現方法は自由とする。
【未来】【世界】【信頼】【誕生】【経験】
【解答期限】 3/20 20:00
【注意点】
(1)他の収容者とグループを組む場合:
人数は問わないが、内容は、発言量や意見に偏りがないよう、メンバー全員で十分に議論されたものであること。
(2)課題の提出方法:
期限を守ればどのタイミングの提出でも構わないが、採点はブリッグスとスチュアートの合議によるので、データによる提出が困難の場合でも、必ず両名に提出すること。
[二度寝の後、ベッドの中でぼーっとしていたが、あ、と思いついた。先生にメールして、あるかないかだけでも聞いて。無かったらその後考えれば良い。
『ソフィー先生
あのあとネリーと話しました。
タルトは食べてくれました。よかった。
それとは関係なく質問なのですが、
今までここから抜けた人の、抜けた後の住所録って
保存されていますか?
もしあるなら見てみたいです。』]
送信ー。
[そしてまたもぞもぞと布団に潜って、枕元にスケッチブックを置いた。夢の中で見た風景を書き起こすのだ。
ふと、ワルツの音にもう?と首をかしげたがそれはキャロルからで]
あ、よかったー
[思わず呟いて、しかしそれ以上返すのもどうかと思って、携帯端末をしまう。]
質問等はメールにてスチュアートまで。
あなたは、去っていった人達のために何が出来るのか。
去っていった人達は、あなたに何を残してくれたのか。
それでは、悔いのないように。
Sophie Stuart
/中/
←ツンデレ……?
ツンばかりですが。
で、態々(わざわざ)がさっきのリンクからは変換出来ませんでしたよ……orz
態の読み、わざと、から当てずっぽうに読んでみました(T-T)
なんか、この読めない漢字に苦しめられる感は覚えがあるのですが……。ひしょーさんとこで同村した誰かだ!と思う。
どう致しまして。
あの文字にはどう反応したら好いものか、迷った。
[キャロルの感謝に返すのは、矢張りメールと同じ台詞。
あの文字、とは添えられていた顔文字の事を指すのだろう]
重かったか。
其れは済まない。考えていなかった。
……やりたい事、ね。
[視線を彷徨わすのと同時に、無機質な電子音が響く]
中/
>>*115
解答提出の締め切り、および脱落者発表(これはメモかな?)について了解。
解答提出の為のRP〜についても了解だよ。
特に僕は出てくる時間が不定期だからね。
僕を待つことにしたら大変だ。
[がくがくと、足が震える。壁に手をつき体を支えた]
だし、ちゃっ……た。
[もう後戻りは出来ない。無意識に、保健室へ向かう]
[見れば、ソフィーからのメール。ええ!?と驚きながら見て、はっとした。…テスト内容だ!]
…表現方法が自由…。
[目に入ったのは、丁度触れていたスケッチブック。
これでもいいんだろうか。絵でも。
でも、そしたら協力ってなんだろう…?]
…ナサ、大丈夫かなこれ…。
[そう首をかしげてみた。未来、世界、信頼、誕生、経験。
どれか一つでいいとは言っても、文章でまとめるには難しすぎる。「経験」を行動で示す事が友人にはできるかもしれないが、はたしてその発表法は可能なのだろうか。]
…ちょっと提案してみようかなぁ…。
あの文字……?
あたし何か変な文字送ったっけ?
[またもや首を傾げ、ようやく彼の指す文字に思い当たった]
え?なにか変だった?
あたしありがとうとひとまとめで単語登録してるから、いつも使ってるんだけど……。
[自分のものとは明らかに違う電子音に、目をやればラッセルもまた、携帯を開いている。
それを横目に一瞥し、自分もまたメールを確認し、呟いた]
あら……やりたい事をやる時間が無くなっちゃったわ。
最終選考前だからこそ、やりたい事をか…
お前もたまには良い事言うな、キャロル。
[わざわざちゃんとした扉や出入り口からの出入りが面倒だとばかりに、窓から芝生い茂る庭へと降り立ち、そこで窓越しにラッセルと会話するキャロルを発見。
歩み寄りながら声をかけた]
なんちゃらのデータはもう手に入ったか?
[――と、そこへ更なるメールが送られてくる]
…げ。収容所300周とかじゃないんだな。
さ、作文とかかこれ…?
[あからさまに悩み始めた]
[保健室。
端末から離れ、コーヒーブレイク中。
デスクの上には、様々な資料が端末の周りで山積みにされ。
設計図の上に、空のマグカップやクッキーの入った袋が
置かれているといった惨状。]
……建築クラスの方が見たら嘆かれますねぇ。
[マグカップを片手に、のんびりと休憩中。
とその時、端末にメールが届く。]
……いよいよか。
[メールの内容を確認して。]
[恐らくメールに対してだろうラッセルの感想には笑って]
今までだって、そんな課題はあったわ。
コーネあたりはこの手の曖昧なの得意なんじゃない?
[言いながら、昨日、選考理由について気にしていた彼を思い出す]
でも、協力ね……。
[複数で協力しても、合格するのはひとりだと言うのに]
いや、なんというか。
可愛らしいとでも言うべきか。
意外だった。
[先の顔文字の件は短く終わらせて閉じた携帯見詰めていたが、
横合いから入るナサニエルの声。深緑の瞳を向ける]
なんだ。復活したのか?
表現方法は自由、と書いてあるだろうに。
[Closedの札など気にせず、保健室の扉を開け――閉めた。扉を背に、そこで大きく深呼吸]
賽は投げられた、ね。
[マグカップを手に休憩中らしいヒューバートに、弱々しく笑い]
[突然かけられた声に、顔をあげればどこから出て来たのかナサニエルがいて。
相変わらずサル見たいと思いながら、顰め面で返した]
たまには、じゃなくていつもよ。
ああ、データは手に入ったわ。
まあ、もともとあんたには期待してなかったけど……ありがと。
それは、そうだが。
こういったのは得手ではない。
[笑う少女とは対照的に、
目を伏せて溜息を零す少年。
指先で蟀谷を叩く、其れも癖だ]
協力――信頼とやらに通じそうだな。
[何か思い出したらしい。
おもむろに携帯端末からメールを送信。]
【メール】
訓練時にお渡しした銃について説明しておきます。
あれの正式名称はベレッタM950。
ポケットにすっぽり入る大きさで……というのはご存知ですね。
(既にポケットの中にしまわれているでしょうから)
主に護身用に使われた銃です。
軽量化も図られており、それほど重みは感じないと思います。
ただしシングルアクション(弾丸を一発撃つごとに手で撃鉄を起こす必要がある)
の銃ですので、もしもの時に一瞬を争う護身用としては少々心もとないところなのですが。
他の銃が見つからなかったのでしばらくの間はそれで我慢してください。
追伸
ダブルアクション(撃鉄を手動で動かさなくても次が撃てるタイプ)の銃は探しておきます。
お疲れ様。大変だったでしょう?
[端末から顔を上げ、微笑みかける。]
ん、ちょっと待ってて。
今用意するから。
[冷蔵庫からミネラルウォーター、冷凍庫から作り置きしてあった
冷凍苺のようなものを取り出し。]
どうぞ。ちょっとポットのお湯が切れていてお茶は出せないんだ。
すまないね。
[それらを保健室中央のテーブル上に。
よく見ると苺の真ん中はくり抜かれ、何か白いものが詰められている。]
[可愛らしいの言葉に少しだけ目を丸くするも、なんとなく困る心境が理解されて少しだけ意地の悪い笑みを浮かべた]
そ、あたしは返事が帰って来た事の方が意外だったけど。
[それ以上は追求せず、試験の話題にため息をつく姿をどこか楽しげに見て]
正しい答えが常に用意されてるテストの方が好きそうね?
あたしも、あんたの回答には興味あるわ。
あ、ナサニエルの回答にもね。
グラウンド百周でもして経験とか?
[やはり、意地の悪い笑みをナサニエルに見せる]
>>213
復活したのかって、どういう意味だよ。
んん?俺はいつだって、こんな感じだろ。
[昨日随分なことを言ったのに、普通に接してきてくれるラッセルの態度がありがたい。
逆に自身の言動をほんの少しは恥じる気持ちも生まれ、そんなふうに誤魔化す]
そりゃ自由って書いてあるけどよ…
見よこれが俺の【世界】だ!
とかって、朝から晩までスクワットする俺を見せても合格しそうにねぇじゃん…。
[やや力無い声で答え、礼を言ってくるキャロルに]
どういたしまして。
…あれ?期待してなかったってどういう意……
[またメールだ。文句は中断]
コーネからか…
[今日は多いな、呟きながら端末を開き返信する]
『おい空を見ろ、とっくに太陽は真上だぞ。
つうわけで、こんにちはー。
試験内容見たか?天気は良くても俺の心は曇ってる。
…ま、今庭に居るぜ。ラッセルとキャロルもいる』
[僕は再び仮面を被る。
……今はまだ、真意を悟られてはいけない。
敵を欺き、味方も欺き。
試験が終了するまで、気付かれないようにしなくては。]
大変だったって言うかなんて言うか……はぁ。
[苦笑して答えるも、出されたミネラルウォーターと冷凍苺に顔を輝かせる]
ありがとう。
ううん、気にしないでっていうか、こちらこそごめんなさい。
[そういってからミネラルウォーターをこくこくと喉を鳴らして飲み]
……ふぅ。
[やっと気が静まったらしい]
[そして冷凍苺を一粒つまみ]
あれ、何か入ってる。
[これなに?と問うような目でヒューバートを見つつ、それを口に放り込んだ]
[冗談で口にしたグラウンド百周が、ナサニエルの【世界】と同レベルであった事に自分でも恥ずかしくなったのか一瞬嫌そうに眉を潜める。
しかし、その点に関しては何も言わずに、少しだけ皮肉な笑みを浮かべた]
そうね、意外とそれでも合格するかも知れないわよ?
テストに、明確な基準なんて無いんだから。
[気が静まり、そこでやっと点滅する自分の携帯端末に気づく。着信は2通。ヒューバートとコーネリアスからだ。
ヒューバートのメールには少し渋面になり、『了解しました、ありがとうございます。よろしくおねがいします』と極めて簡潔な返信を]
ええっと、まず撃鉄を起こすんだっけ。
[簡潔な返信をしながらも、メールを見ながらぶつぶつと訓練時を思い出し、復習するあたりけっこう素直だ。
続いてコーネリアスのメールに目を通し、どう返事したものかと天井を見る]
[ヒューバートの解説とともに、口の中で広がる濃厚な甘さ。大きな苺で口が塞がっているので]
んーんー
(そんなことない、とてもおいしい)
[飲み込んでから感想を言いましょう。
そして、水と糖分でやっと気が静まったのか、ちかちか点滅する自分の携帯にやっと気づいた]
[二人と会話しながら、思い出したように、ソフィーのメールに了解と返して、携帯を閉じた]
さて、と。
やりたい事をやる時間も無くなっちゃったみたいだし、やるべき事をやるわ。
じゃ、またね。
[言って、食堂に続く扉から*室内へと*]
限られているとしても。
出来る事が有るならば、結構な事じゃないか。
其れは充分、君の経験を示すものだろう――
と。
余計な事を言ったか。
[去って行くキャロルを見送る言葉は独り言めいて]
いや。
苺を頬張ったまま感想を言うとは思わなくて。
[くすくす笑いながらも、再びデスクへ戻り。
収容所のマップを広げ、精読し始める。]
はー…やりたい事ね。
そう言や俺にもあったんだわ。
ラッセル、お前の言う通り、そんな暇あったら自分の事考えた方がいいのかもしんねぇけどさ。
…でも何もやりたい事が無いってのも、寂しいと思うわけよ。お前、なんか無いわけ?
本当に何も無いの?
[太陽の下伸びをしながら、尋ねる目で声をかける]
ああ、その時は作業をしていてながら聞きでしたからね。
ちょっと聞き直してみましょうか。
[端末から該当する音声データを抜き出し、イヤホンで聞く。]
……うん、どうなんだろう。
彼らの動きは気になりますが。
会話を聞く限り、けしかけているといったニュアンスはあまりないように思えますが?
どちらかと言うと、コーネリアス君がネリーさんの言う事を真に受けて暴走しかけているだけというか。
[何気に酷い事を言っているような。]
>>234
[振り向きざま尋ねていると、ラッセルも窓枠を乗り越えて外へと出て来ていた]
お…珍し。
[赤い髪が風に靡いていた。
いつもは自分が人に言われるように、猿みたいだなと笑ってやるのは止めて置いた]
気持ちいいだろ、土踏みしめんのも。
[にっと笑って、靴を放り投げ側転などして遊び始める。
僻むな、という声が聞こえて]
…まぁな!俺には出来てもお前には中々、できないだろうしなこういう事!
[やや距離ある場所から叫ぶように。
逆立ちしたまま庭を歩き回っているかと思えば、たまにそのまま飛び跳ねたりしているのだった。
だから最終選考に残るのが一人と言う事を指す言葉は、聞こえたかどうか]
……さあ。
在ったのかも知れないが、忘れた。
[短く答え片手で打つのはソフィーへの返信。
> Subject: Re:最終選考第1回目
了解致しました。
先生方に置かれましては、其の本分を御忘れ無きよう。
皮肉めいた言葉の真意は定かではないが。送信]
コーネリアスが暴走……。
[そういわれれば、そっちのほうが合ってるかもと思ってしまい苦笑。]
とりあえず、外に出たいという希望を抑える方向で返事しないと、いろいろ困るね。
[ヒューバートがちょっとおどけて秘密という様子には、ちぇ。と小さく返し]
……まあ、結局は一名か二名になるまで脱落させていかなければならないのですけど、ね。
[マグカップのコーヒーを飲み干し、呟く。]
/中/
>>181
いや、さ。
ソフィーばっかり目の敵にしちゃってるみたいで悪いなって思うんだけど、それでも言わなきゃ……。
21歳で博士号を取得、各方面から引く手あまただったんでしょう?
それはどう考えても、『可もなく不可もない』人生じゃあない。
『望みを絶たれる』という絶望への認識はあまりに浅い。
『立ち直ることができるなら〜〜』の部分は>>1と致命的な矛盾を引き起こしているのだけど、ソフィーの中の人は気づいてないの?
・立ち直れるなら絶望ではない>>181
・絶望を乗り越えた人なら尊敬する>>1
結論:論理的に矛盾。ソフィーの定義内では『絶望から立ち直る』ことはそもそも不可能。立ち直れないものが絶望なのだから。
[ヒューバートの背後で、行儀良く苺を食べる。メールを見たらしい収容者から返信が来る]
………!!
[ラッセルからの返信を読んで、テーブルに突っ伏した。
肩が小刻みに震えている。
どうやら笑っているようだ]
>>238
忘れたぁ?
[非難するような声を出し顔を向けて、バランスを失う。
倒れると分かりせめて、うつ伏せでなく仰向けに倒れるように重心を移動させた。そのまま芝へ大の字になる。
空が青い]
…いい天気だ。
な、思い出さないか。
もっとガキの頃、低い方の裏山の頂上でピクニック許されたろ。ラッセルも参加してなかった?
俺が崖の上の花取ろうとして一歩目でずり落ちたりさ…
お前だってあの頃はもっと、よく笑ってなかったっけか。
[何れは自分が眠る場所だというラッセルの言葉に、どういう意味?と、寝転がったまま顔を向ける]
喋ろうが、はしゃごうが、やりたきゃ俺は全部やるの。
ラッセルもそうしろよ。そんで、もっと明るい顔しな。
お前と会えなくなったら…
[真剣な顔になりかけ、俺がテストに残りお前が脱落し追い出されるという形で会えなくなるんだ勿論、と笑う]
思い出す時の顔は、笑顔がいいだろ。
/中/
>>203 コーネリアス
>『タルトは食べてくれました。よかった』
うわぁ……。
その具体的じゃなさが
【 あ ま り に も 彼 ら し い 】
ちょっとワロタ。
望んでも手に入らないものだったのだろう、恐らくは。
[大地に寝そべるナサニエル。
其の髪もまた蒼穹の色を思い起こさせるか]
取り敢えず。昔から君が莫迦だったのは、憶えている。
[其の傍らに拾い上げた靴を落として、天を仰ぐ。
恰も、少年の浮かべる笑顔から顔を背けるかの如くに]
何れは人は死んで、土に還るという事さ。
生きとし生けるものは、自然から生まれ自然に還る。
……とは言え、僕等もまたそうなのかは解らない、が。
[すいと視線だけを地面に落とす]
思い出す必要も無い。忘れる。
ふうん?
僕にはよくわからないな。
[携帯端末の文章を見ても、狐につままれたような表情のまま。]
……あ。
すみませんが、用事を思い出しました。
保健室も一時閉めますので、そろそろお暇願えませんか?
[テーブルの上にある、溶けかけの苺を食べ終えて。]
ソフィーの性格:
・基本的にポジティブ。
・どちらかというと博愛主義者。
・収容所に来て、論じることと実際に体験することの差を痛感している。
(研究一辺倒だったことを後悔している)
・その結果自分はカウンセラーには向いていないと思っている
わからないなら、そのほうが良いかも。
[くすくす笑う。
そしてごちそうさまでした、とヒューバートに礼を言い]
おっと、すみません。
いつもお邪魔して。
[申し訳なさそうな表情をし、食器を片付ける]
いずれ人は死んで、土に還る。
生きとし生けるものは、自然から生まれ自然に還る――か。
ロマンチストじゃねぇか。
死んだら終わり、全て無になるだけ…なんて言うと思ってたね。ラッセルのことだから。
[ラッセルは天を仰ぎ、ナサニエルは腕を頭の下で組んで傍らに落ちてきた靴を見た。
じきラッセルも、視線だけを地面に落とす]
…お前は忘れるんだ。
俺は覚えてると思うけどね。ずっと。
昔はくそ生意気なラッセルにだって、もうちょっとは可愛げってものがあったってことも含めて。
[昔から莫迦だったとの言葉の仕返しにはそう言って、望んでも手に入らないものって何だろうとは聞かない]
ごちそうさまでした。いつもありがとう。
それでは、また。
[微笑み、携帯端末を手に、一礼。そして保健室を後にする。
コーネリアスへの返答を考えながら*自室へ戻る*]
いえいえ、どういたしまして。
……さて、と。
[空のマグカップや苺を入れていた皿を片付けて、『Closed』の札を確認。
保健室に鍵をかけ、ふらりと生物工学の*実験室へ。*]
いいよ、貴方に甘えられるのは嫌いじゃない。
……まあ、いなくなった教官の事についてはコメントを避けておくよ。
ロマンチスト。
[些か意外そうに。鸚鵡返しに呟く]
単に、事実を述べただけだ。
無から生まれるものは何もない。
生まれた場所が在る以上、還る場所も在るのだろう。
[ポケットから取り出したコインを親指に乗せ、弾く。
狙いを違える事無く手の上に戻る其れをまた弾く。繰り返し]
僕に可愛げがあったというのなら、
其れは恐らく記憶が美化されているに違いない。
[自分の事にも関わらずそう言い遣るのは彼らしいと言えるか]
君にとって必要なら、覚えていればいい。
僕にとって不要だから、忘れるに過ぎない。
そう言ってくれてありがとう。
あー…さすがに失礼だったわね。反省します。
[しかしどちらに失礼だと思ったのかは言わない]
[生物工学の実験室。
薄暗い部屋の中、三つの培養層だけが青白い光を放ち。]
……。
カタチだけでも完成すれば、いいのだがね。
[ぽつりと。]
[でも、あの要領の良さで、奇跡的に生きててくれたらいいなと、少し感傷的な気分になりながら、自室の端末を*立ち上げる*]
[繰り返し弾かれるコインの動き。
宙に放たれたそれが、ラッセルの手の上に戻る前に素早く掴み取る。
それをごく強く弾き高く放りあがるコインを見上げながら]
じゃあお前にとって必要なものって、何だ?
覚えてるに値するほどの、必要なものってさ。
[コインが手の上に落ちてくる。
それを答えなければ返さないとでもいうかのように、ぐっと握った]
俺らがどこで生まれて、どこに還っていくにしてもだよ。
荒廃する未来で生き延びるだけの知識だけ詰め込んだ頭で生きていかなきゃならないとしたら、俺はちっと嫌だね、それ。
…つまんねぇじゃん。
色々楽しかった思い出とか、抱えてたっていいだろ。
あるはずだよ俺らにも。人生ってやつが。
|ヽ
| `\ ___
l `''-,, , ―‐''" /
l `ヽ {i} / /
l {lli}/iヽ/ /
ヽ |/ ハ 丶 /
,―――-k, / トー-r┴―-、_
/ `''ー/ / | | ヽ、
`―――-、 { ! l ,―ー-―'
 ̄`'ヽ,,| ,レ / ,,-
ヽ ィ ̄ ̄ _/
ヽ 小/ /
゙ケヒ゜ , ‐''
|タ / / /
||, r' ,,_,,-‐'゛
lヒ/''" ̄ ̄
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[幾度目にか弾かれた煌めきは、彼ではなくナサニエルの手の中に。
長剣に巻き付く二匹の蛇――カドゥケウスの杖を模した図柄のコイン。
其れは即ち生命の樹を表わすのだと、教えて呉れたのは誰だったか]
幾ら、詰まらないとしても。
其れが僕等の生まれて来た意味だろう。
其れが僕等の人生という奴だ。
[暗に、必要なものは知識だけだと言う答えを。
外の世界を知らず、此の世界だけで生きてきた自分達が、人類の未来を背負う。莫迦げた話だと思う――其れを口にする事は無いが]
君は君の思う儘に生きれば好い。
唯、思い出を抱え続けて自重で潰れないよう。
[ポケットに片手を入れれば、其の場を立ち去ろうか。
手の届かない場所に行ったコインすら不要というように]
…そりゃ、そうかもしれないけど。
[ラッセルは自分がつまらないと言った意味や人生を、あっさりと肯定する。
思う儘に生きれば良いし、思い出を抱え続けて自重で潰れないようにと助言する彼に迷いは見えない。
小さく溜息にも似た息を吐き、拳に目を落とした。
指を閉じていてもわかるざらざらとした感触。
手の中のコインには、長剣に巻き付く二匹の蛇が描かれている。
格好良い、こんなのが欲しいと長剣にばかり目にいく自分に、意味のある図柄なのだと教えてくれたのが誰かはもう忘れてしまった。
ただその意味を覚えてる。生命の樹を表すのだと]
でも例えば、お前がこれを大事に持ってるのだって、何か意味がさ…
[握り込む手から目を離して顔を上げれば、もうラッセルは立ち去る途中]
僕が正しいのか、君が正しいのか。
正解なんて、有りはしないのかも知れない。
其れでも、判断が下される日が遣って来る。
[最終選考――最後の一人が選ばれる。
自分が生き残って来たのは、正しいからなのだろうと漠然と考えて来た。然し同時に残される者を見ると、何が正しいのかは解らなくなった。其れももう直ぐ、終わる]
僕が落され、君が残る時。
僕が考えを改めるとしたら、其の時だろう。
期待はしていないが。
[顔を上げるナサニエルに向ける眼は酷く冷めた色をして]
……さあね。
在ったのだろう。でも、今はもう、無いのだろう。
[視線を逸らして興味を失った様に*室内へと足を向けた*]
おい、これ!
[開いて突き出した手も顧みられることはなく、まるで手の届かない場所に行ったそれにもう、興味を失っているかのようだ]
要らない……のか?
[虚しく行き場の無い手を引っ込めて、どこか寂しい気持ちで手の中の置き去りコインを見やる]
やれやれ…ご主人はお前の事必要じゃないってかね。
手元から無くなったら、そのまま忘れちまうんだろうか。
[ふるふる首を横に振る]
どうだか。
わからねえけどまぁ、戻してやるとも。
俺は義理堅く思い出を捨てない男よ。
[無論扉など使おうはずもなく。
外壁をよじ登り窓からの出入りで寮に向かい、ラッセルの部屋の扉の前にコインをそっと置くと、ナサニエルは自室に戻る]
[人の心。人の想い。人の生き方。
其れはコインの表裏の様に単純に割り切れるものでは無い。
然う教えて呉れた教官は、――居なくなってしまった]
[何故、今になって。
こんな事ばかり思い出すのだろう。
漸く終わりが近付いたからだろうか。
漸く終わりに近付けるからだろうか。
自分が、
正しいのか、
間違っているのか。
解る時が来るのだろうか]
[寮の自室で一人、呟く]
…もちろん、残るのは俺さ。
でもつまんねぇな、ラッセルが考えを改めるのが最終選考の結果がはっきりした時じゃ…
変わったラッセルをろくに見れねぇじゃん。
[去り際のラッセルの冷めた色をした眼を思い出し、その記憶を薄れさせるように髪をかき乱す]
ふぅ。
思い出させてみたいもんだ、あのコインを大事にしてた意味。楽しい思いでも、覚えさせておきたいもんだし…
…ま、思い出を忘れない俺は、やりたいことは全部やるし、欲しいものは全部得るのだ。
[自室を漁って、登山ロープを取り出す]
あの崖の上の花だって…もう取れてもいい頃だ。
俺だって色々、経験を積んできたわけよ。
崖だって余裕さ。もう一歩目でずり落ちたりしない。
そうとも、あの花を課題への捧げ物といたしましょう!
[ロープを肩に担ぐと、いそいそと裏山へ向かう]
[登山ロープのみを担いで裏山を登る。
楽なものだ。時間制限も食料調達のノルマも無く、放たれた獣もいない。
そして同じ条件でも、ピクニックをした幼いあの頃半日かかって登った山の頂上へは、ほどなく辿り着くことができた。しかし]
驚いたな…
ガキだったからこの崖は、高くそびえ立つように見えたものとばかり思ってたのに。
今見ても…、中々だ。
[下手をすると直立どころか、反り返ってすら見える崖。
その中ほどで今も変わらず咲き続ける花は、下から見上げても、収容所では他に見られないほどに白く輝いて見える。雲よりも白いと、あの日思ったものだ。
ごくり唾を飲む]
よし。
…やってやる。
[僅かな突起に手をかけ足をかけ、時に指だけで体重を支え、また、一人で張ったロープに身を救われる]
……やれやれ。
[髪の間から滴り落ちた汗が顎を伝って、遠い地面に吸い込まれていく]
暑くもないのに俺に汗をかかせるなんぞ…大したもんだよ全く。…せめてビレヤー欲しかった。
[しかし崖登りで、リードしてくれるパートナー役はもういない。数々の無謀とも言える辛い訓練を乗り越えた同じクラスの者達も次々と姿を消し、今はもう自分一人だ。
彼らはあれほど優秀で、頑張っていたのに。
一人になってしまった。
このまま手こずれば日も暮れてしまうだろう。
高い崖の中腹、今ここに自分が居ることも誰も知らず、助けもなく、暗い闇の中たった一人?
そんな想像による戦慄にも似た震えを、爪の剥がれかけた指が現実に引き戻してくれる。
今見るべきは目の前の崖だけでいい。
自分に言い聞かせる]
大丈夫…いける。
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