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村は数十年来の大事件に騒然としていた。
夜な夜な人を襲うという人狼が、人間の振りをしてこの村にも潜んでいるという噂が流れ始めたからだ。
そして今日、村にいた全ての人々が集会場に集められた……。
自警団長 アーヴァインは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
崖にかかる吊り橋を渡った先に、小ぢんまりとした雪山の宿屋。
アーヴァインという主人が一人で、細々と営んでいます。
さすがにサービスは行き届かず自分でやるべきことは多いけれど、そもそも山を越える者には唯一の宿であり、色んな人たちが身体を休めに来るのです。
あなたは、様々な理由でその宿に泊まる客達の一人。
金持ちも貧乏人も、旅人も滞在者も、紳士も見るからに怪しい者さえ、全ての客がアーヴァインによって受け入れられます。
しかしそれが不幸を呼んだのでしょうか。
二日目の朝アーヴァインは無残な姿を晒し、閉じ込められたその宿内で人々の疑心暗鬼が始まります。
プロローグ
一日目
気の良い宿の主人アーヴァインは、まだ生存中。
NPCとして自由に使用可能です。
集った旅人達の間にも、まだ人狼に怯えるという意味での逼迫した空気はありません。
互いに知り合ったり、親交を深めたり、あるいは馬が合わないと喧嘩したり、危なそうな人物だと警戒し合ったりの、人間関係構築の時間と思って下さい。
●一日目に入って、リアル時間22時程度を目処に、そう広くない食堂での夕食会があります。
アーヴァインの誘いかけによるものです。
客のうち誘いに乗って夕食会に参加した者(時間が合わない等のリアル事情、群れるのを好かない等のRP上理由などから不参加もありえます。顔を合わせるための機会とでも思って下さい、義務ではありません)は、そこで人狼の噂でも耳にするかもしれません。
一日目の夜も更ける頃、降っていた雪が吹雪になり始めます。
二日目
アーヴァインが無残な姿で発見されます。
(描写は、第一発見者の白ログでのものに準拠します)
吹雪は止まず、宿にたどり着く前渡って来たはずの吊り橋も、落とされているのが窓からも見えます。
宿に閉じ込められてしまった事をあなた方は知り、この日から助けを待ちながらも、人を食らう人狼がいる中で互いに互いを疑う辛い時間が始まるのです。
処刑襲撃は
特に動きが無い日
→0時を目処に、各々アクションで[[ fortune ]]。
数字の最も低かった人に、吊り襲撃を合わせます。
RP上は、人狼による襲撃ということになるでしょうか。
死体描写は第一発見者のものに準拠(人狼が事後でなく、正体バレしてでもその日のうちに、リアルタイムで殺害RPをしたい場合はそれで)
動き(殺害RP)があった日
→吊り襲撃はその対象者に。
一方的でなくやり合い、決着が着かない場合は、[[ fortune ]]で数字が低かった方が負けなどの勝負をどうぞ。
その場合RP上は(機会が無かったなどで)人狼の襲撃はなし、人間同士の殺し合いによる死者のみということになるでしょうか。
描写権はもちろん殺害者に。
殺害者が複数の場合は早い者勝ちで。
どちらにしろ、一日に死者は一人です。
表の人数の移り変わりは
一日目(8人)
二日目(アーヴァンが死んで7人)
三日目(6人)
四日目(5人)
・
・
こんな感じで進みます。
言い換え
人狼→人狼
(ただし、生まれながら/感染して/根っからの快楽殺戮者/衝動が抑えきれず仕方なく/自覚あり/自覚なしなど、その他の設定は自由です)
占い師→自由(設定も、COするしないも)
霊能者→自由(設定も、COするしないも)
墓下→自由(先に墓下にたどり着いた人の特権で決められますが、特に無ければ死後の世界)
注意
・参加者全員で物語を作っていくことが目的な、完全RP村です。
どなたでも参加できます。
・グロエロ百合薔薇何でもありなので、参加閲覧の際にはご注意下さい。
・人と会話する表白ログ/裏赤ログでは例えメモでも、中の人発言は極力無しをお願いします。
・ただしプロローグや一日目など人間関係構築の際に必要とあらば、その限りではありません。
・独り言(墓下にも独り言機能はあるのでご心配なく)ではどうぞ自由に、中の人発言を。
(墓下の設定は先にたどり着いた人の特権で決められますが、死後の世界などでもしどうにもやる事が無ければ、楽屋トーク解禁でも構いません。
何か特殊な設定があればそれに従い、中の人発言に関するルールも、表白ログ等と同じになります)
・更新時間に居る必要はありません。
・参加時間の問題/RPの方向性などで、モノローグで物語を綴っていくのもありです。
でもちょっと寂しいので、できれば絡みましょう。
・エピローグは話に決着が着いてから、楽屋トーク解禁です。
死者の方々は少々お待ちください。
生者の方々、あまりにもお待たせし過ぎるということは無いよう、お気をつけ下さい。
・世界観は、「人狼審問セットキャラクター一覧の肩書きが存在する」程度の、適当なファンタジー世界。
パソコンや携帯電話などの現代的なものが無ければ、宿内の設備なども合わせて言ったもの勝ちです。自由にどうぞ。
・村の宣伝や人集めと言ったものも、許可を得ることなくご自由にどうぞ。
交易商 ベンジャミン が参加しました。
交易商 ベンジャミンは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
――山道――
[驢馬の轡を引いて、一人の男が雪の積もった道を登ってくる]
ひぃ、ふぅ……。
三十年来、通り慣れた道、とはいえ……さすが、に。
この歳、だと、なかなか、堪える、な……。
[彼が背負ってきたのはなかなかの大荷物らしく、ブーツの足跡は雪道に深く沈みこんでいた。背の両側に荷包みを振り分けたロバもまた同様。視界が開けた所で男は立ち止まった]
……お。
おい、ロッシー、見えたぞ。
――吊り橋――
[目の前には一本の吊り橋。
渡りきった向こう側は少し開けており、広場のようになっている。その奥に目的の建物が見えた。赤い煉瓦で葺かれた急な三角屋根。煙突からはうっすらと白い煙が上がっている。彼にとっては今まで何年も目にしてきた、馴染み深い光景だった]
あの吊り橋を渡りゃあ、すぐそこだ。
……と言ったって分かんねぇか。
まぁ、お前も知ってるよな。そうだな、考えてみりゃお前とも長い付き合いだもんな。足元には気ぃつけろよ、踏み外すんじゃねぇぞっ。
[傍らのロバに声を掛け、慎重な足取りで吊り橋を渡っていく。
麓の村を出て以来ずっと、小降りながらも続いていた雪はしかし踏み板には積もっていない。宿の主人、アーヴァインが雪かきをしている様子をふと思い浮かべた]
まったく、あいつも。いつもながら几帳面な奴だなぁ。
こんな時季に山越えしてくる人間なんて、そう毎日いるもんじゃないだろうに。まあ、それが奴の良い所でもあるんだろうけど。
……よっ、とっ、……と。
――宿前の広場――
[開けた場所に降り立ち、男は辺りを見回した。
この山もまた随分と変わったものだ、などと心の中でふと思う。昔は狭くて急な山道がこちら側にあったのだ。木々の間を縫うようにして登り、ようやくちょっと平坦な場所に出るのがこの場所だった。アーヴァインの宿は、そんな休息地点に設けられた憩いの場所であった]
……奴ぁ、中にいるのんかねぇ。
……ま、行ってみればわかることか。
[しばらく休んでいた男は轡をふたたび取り、並木の奥に見える宿に向かって呼びかけながら向かって行った]
おおい、アーヴァイン!
ベンジャミンがやって来たぞー!
――宿の前→宿の裏手――
[ロバのロッシーを馬止めに繋ぎ、ザックを下ろして男は建物を回りっていく。といっても小さな宿のこと、パカンパカンと軽快な音をさせていた人物の姿はすぐに見つける事が出来た]
よぉ、アーヴァイン、久しぶり。
薪割りに精が出てるみたいだな、元気か?
[手を止めてこちらを向いた男の顔はベンジャミンより四、五歳ほど若いくらいだろうか。ややいかつい印象も与える彫りの深い顔に少し驚いたような色を浮かべたものの、その表情はすぐににこやかな笑みに変わった]
「やあ、ベンジャミン。お久しぶり。
見てのとおり元気だとも。あんたも元気そうで何よりだな」
「しかし一体どうしたんだ、こんな季節に。
春と秋とに通って、冬場は南方回りなんじゃなかったのか?」
あはは、どうしたんだじゃねぇよ、まったく。
今度の冬は一度こっちに寄るぜって、去年言ってたろうが。
ほら、今年で、さ。
……アンナが亡くなってから、ちょうど二十年目だろう。
この前に命日を弔ってやったのは五年も前の事だからな……。
仲人としてはちょっと引け目もあったってものさ。
幾ら忙しかったとは言ってもね。
/PL/
あああしまったー!
>>7 「アンナが亡くなってから」
×二十年
○十年
でお願いしますっ。ついでにキャラ設定をざっと。
/PL/
■名前:ベンジャミン・クロートス
■年齢:40代後半
■経歴:10代前半の頃から行商で稼いできた商売人。現在ではこの地域一帯を圏内とする交易商として、それなりの成功を収めている。既婚ではあるが、最初の妻は病で亡くなっており、後に結婚した現在の妻との間にしか子はいない。ちなみに双子。
■PLより:中の人が不在の間はNPCとして、アーヴァイン同様に動かして貰ってOKです。セリフを喋らせる場合は 「 」 で示して貰えるとわかりやすいかと。[ ] の中に話した内容を書くというのも良いと思います。
>>7
――宿の裏手――
「そうか。なるほどね、有難うよ、ベンジャミン。
まあ、ゆっくりしていってくれ。アンナもきっと喜ぶと思う。
扉は開いてるし、暖炉の火は残ってる筈だ。
ああ……部屋はどこを使うんだ?
どうせあんたの事だし、勝手知ったる何とやらってものだけど」
[温和な笑みを浮かべたアーヴァインに頷いた。
登山で疲れた身体をほぐすように伸びをする]
んー、……っと。ああ、ゆっくりしていくさ。
アンナの墓にも参っていかなくちゃいけないし。だがその前に、とりあえず荷解きと、ロシナンテを小屋に入れてやらんとな。
……じゃ、また後で。
はい、ということで独り言のコーナーです。
村立て人のように見えて実はふつーに飛び入り参加だという私、yumaでございます。
つい昨日まで別のRP村(この鯖の42村)に入ってたのにこう、つい。なんとなく。癖で。発作的に? 入ってしまいました(笑)
■今回のテーマ
【RP村でベンジャミン】
この一語に尽きますw
一遍やってみたかったんだよねー。
というかベンジャミン使うの自体初めてですがっ。
アーヴァインが気の良い人物という事で、彼と長い付き合いのあるキャラ設定にしてみました。年齢は40前後くらいでも良いかもしんない。変更の可能性アリとして憶えておこう。
しかしあれやね。
ベンジャミンの顔グラフィックがえんえん並んでるというのは他の人からするとええーって思うかも知れない。
私は割と好きですがベンジャミン。ゴードンとかダニエルとかも。魅力的なキャラである事が大事だけどね!
うん、そんな訳で今回のテーマをちゃんと言うなら、
【RP村で(魅力的な)ベンジャミン】という事で。
魅力的といっても恋愛RPは流石に無理な気がするけどね!
奥さんもいる設定だし!しかも双子生まれてるとか。
※リック/ウェンディ出現時の会話ネタ仕込みです(笑)
※或いはそのまま息子/娘でも嬉しいんだけどね!
ちなみに。
中の人が最近(又は主に)使ってたのはハーヴェイ、ニーナ、ネリー、ギルバートといった辺りで。
格好良い系か可愛い系という偏りが明らかにあるのです。一般的に見ても出現頻度は高いと思うけどね、この辺のキャラ。っていうかこの頃、ゴードン(前回の42村で同村)はともかくダニエルを全然見ない気がするんだけど!
ああ、いろんなキャラ使いたいなー。
場合によっちゃ二キャラ使いとかもやってみたい気がするの。
大変だろうとは思うけどねぇ……。
と、そんな事まで思ってみたりしているyuma@ベンジャミンでしたっ☆(←ベンジャミンが☆使うのはどうみてもネタだ)
書生 ハーヴェイ が参加しました。
書生 ハーヴェイは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
――山道――
[雪の積もる山道を、どことなしに慣れた様子で歩く青年。
背負った荷物はやはり山に慣れているのか最小限で、それでもさすがに疲れたか立ち止まり空を仰ぐ]
…まーったく、教授もこんな時期にわざわざ用事思い出さなくても良いのになぁ。
じゃなきゃ自分で来れば良いのに…忙しいのはわかるんだけど、人遣い荒過ぎ。
まぁ、単位落としかけた俺が悪いんだけど。
しかし今年は雪が深いな……慣れてないと迷いそうだ。
[そう半ば愚痴の様に呟いて、再び歩き出す。
暫く行けば視界が開け、目的の場所は目の前に]
――吊り橋→宿の前――
[その目的地の前にある吊り橋は、この時期には難所とも言える場所で青年は暫し足を止める]
……滑ったら、終わり、だよな。
ただでさえこの橋は苦手なのに…ま、しょうがないか。
ここまで人が来た跡があるし、俺以外にも客が居るのかな?今回は。
[そう考えて、一歩ずつ慎重に橋を渡っていく。
無事に渡り終えれば目的の宿は目の前で]
…こんにちはー、っと……
[気がつけば物音は裏手から聞こえるようで、玄関に入らずそのまま裏へと向かう]
――宿の裏手――
[裏へと回れば、宿の主が薪割りの最中で、邪魔をしないように離れた場所から声を掛ける]
アーヴァインさん、お久しぶりです。
ハーヴェイです。
[その声に顔を上げて此方を見て、あぁ、と言うように笑って]
「や、また来たね。あいつの差し金かい?そんな心配しなくても良いのになぁ?」
[と軽く肩を竦める。
今回ここに来た目的はちゃんとしたもので、それをとりあえず伝えようと]
いえ、今回は…確かにロックウェル教授の用ですけど…。
奥さんの…えっと、亡くなって10年と聞いて。教授…忙しくて来られないから、俺が代わりを頼まれたんですよ。
あ、そだ、酒預かってます。アーヴァインさんがお好きだって言ってた奴。あとで渡しますね。
/中/
■名前:ハーヴェイ・マクミラン(Harvey=Macmillan)
■年齢:22歳
■経歴:麓の町の大学に通う学生。いつも本を手放さず一見頼りなさげだが、子供の頃より山に親しんでいる為体力・腕力共にそれなりにある。
ここには大学の教授の勧めでやってきて以来時々訪れている。教授とアーヴァインは学生時代同期だったらしい(山で一人で暮らす知人の様子を教え子に見に行かせているとかいないとか)
人付き合いは不得手だが人当たりは良いほう。
/補足/
麓の町在住+宿によく訪れているという事で、知り合い設定などは歓迎します。
>ベンジャミン
アーヴァインの年齢については俺としては異論ないです。そのつもりで教授の設定はしました。
[青年の言葉に、ほんの少し真面目な顔で礼を言うと、酒の話には目を輝かせて]
「お、そいつはありがたい。少し前に切らしていたんで丁度良かった。
あんたも、今夜一緒にどうだい?」
[その誘いには軽く首を振って、断りの意を示して]
俺が酒に弱いの知ってるでしょう?
数日は滞在予定ですから、酔い潰れても良いなら付き合いますけど…あとが大変ですよ?
あ、あまり仕事の邪魔をしてもあれなんで、もう中に入らせてもらおうかな。
部屋、空いてるところで構いませんよね?
[そう訊ねて、アーヴァインが頷くのを見届けて、荷物を軽く背負い直す]
それじゃ、また後で。
――客室――
[空いていた部屋…大体いつも利用する部屋だったけれど…に入り、荷物を下ろしてやっと一息ついて]
やっぱ雪道の山はきついなぁ…もうちょっと鍛えないと、俺。
…っと、まずは荷物の整理から、だな。
[そう呟き荷を解き始め。
やがてそれも終わると、体を休めるようにベッドに腰掛け体を預けて。
いつしかそのまま転寝を*始めるだろう*]
/中/
独り言は中解禁との事なので、思い切り活用させていただきます(まて)
…いや、RPもするかもだけど。
ごめんなさい、GW中予定がないのと完全RP村であった事でつい飛び込んでしまいました。
丁度言い換えなしRP村やりたかったので…。
足を引っ張らないよう頑張ります。
……3村連続でハーヴェイとかそんな(苦笑)
/中/
>・グロエロ百合薔薇何でもありなので、参加閲覧の際にはご注意下さい。
この一文で参加決めたとか何とか。グロ注意アイコン付いてたしね。
……でも、村人希望(ぁ)まだ人狼役やる自信ないし、人狼希望って居そうじゃない?こういう村なら。
もし、弾かれて人狼になった場合の設定もしてるけども…グロく出来るかは不明(ぇ)
あ、ささやかに今回の努力目標…
【口説かない・自分から恋愛に持ち込まない】
相手がいなければこんな心配は無用だけど。
冒険家 ナサニエル が参加しました。
冒険家 ナサニエルは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
――獣道――
はぁ…はぁ…
こんな山…軽く越えてやるとか思ってたのに…
中々…辛い!
[道無き山の向こうからやって来たらしい男が、ついに積もった雪の中に膝をつく]
う…ちっくしょうこんな所で…
死んでたまるかって…動け…
…動けってば足!
[空からは雪が降っているが、大した雪でもない。
仰向けの状態でそれを見る]
くそっ…こんな薄らとした降りようの癖して。
どうしてこんなに積もってんだ…?
雪山を甘く見た…
ただの山ならこの程度、一晩で越えてやるのに…
[身体が雪に沈んでいく気がする]
ああ…もう三日もまともに食ってねぇ…
[身体が雪に沈んでいく気がする]
人知れず雪に埋まって迎える最期か…
[身体が雪に沈んでいく気がしたが、斜面だったので転がり始めていた]
げっほ…げほっ
[...は雪の中から身を起こした]
いッてぇえ…
死ぬかと思った!
[全身雪塗れで辺りを見回すとそこは、崖直前。
吊り橋の杭に激突していた]
……マジでもう少しで死ぬとこだった。
…こいつぁ運が良い。
まともな飯に、暖かな寝床に、空気以外の話相手に、ありつけるかもな…!
[...は途端に元気を取り戻して――
しかしやはりふらつきながら、吊り橋を渡って行く。
そこが宿だと知れば、そして親切な主人の出迎えを受ければ、*ますます喜ぶことだろう*]
定員に達しなかったため、村の更新日時が24時間延長されました。
――厨房――
[ロビーの片隅に荷物を置き、ベンジャミンは何を思ってか厨房に入っていた。厨房といってもそう広いスペースではない。普通の家の台所よりは一回り大きいかどうか、程度だ。仕舞われている道具や瓶、缶の所在にも慣れた様子でかまどに火を熾す]
んー、まったく。
茶でも淹れようかと思って保温湯差しを覗いてみたら案の定で空だもんなぁ。しゃあねえっちゃしゃあねえけども。
えーっと蛇口の水は……お、出た出た。
[これだけは街中とも変わらず、水道設備は整っていた。湧き水を大桶に引き込んで貯める方式で設備されているのだ。いつも新鮮な水が飲めるという意味では、街のものよりも優れてさえいるとベンジャミンは思っていた。冬場は凍りつく事も多いのは確かに欠点だったが、それを言っては始まらない]
――食堂――
[まるで自分の家のような気安さで食器を戸棚から引き出して、紅茶の缶を開けてみる。饐えた匂いとは異なった、だが馴染みの無い匂いが鼻をついた]
なんだ、こりゃ。
……紅茶じゃねえなぁ。うーん。俺のにすっか。
[そう言ってロビーに戻ろうとした時、穏やかな声が響いた]
「そいつは俺が作ったハーブティだよ。この辺で生えてる薬草や何やらを調合したんだ。山裾の婆さん居るだろ、魔女ばばあ。
あの人に教えて貰ってさ」
[アーヴァインの声だった。どうやら客人が来た所を伴って来たようである。見たところまだ若い青年で、ふんふんと頷きながらもベンジャミンはザックから紅茶の缶を取り出した]
――ロビー――
なるほど、そういう事か。
またえらく古い缶が残ってるなと思ったんだが。
とりあえずは俺の持ってきた奴を使わせて貰うぜ。俺はまだしもそっちの兄さんにいきなり変なモン飲ませちゃ、客足も減っちまうってものだ。
[それはひどい、と言いつつもアーヴァインは客人と雑談などしている様子で、その間に紅茶を淹れる。三人分の用意をして戻り、青年に自己紹介をして茶を勧めた]
……とまあ、そんな訳でさ。なかなか大変だったろう?
春から秋まではそう大した事も無いが、雪が積もると途端にこうだからなぁ。それでも昔よりゃマシになったのさあ。俺がガキん頃ぁ荷車も通れない旧道しか無かったんだからね。
……ハインリヒ様が国王になってから、色々と変わったもんさ。お陰で街道も整備されたし、街に入るたんびにやれ通行税だの物品税だの付け届けだのとうるさく言われることも少なくなって。
[自分で淹れた茶に一口だけ口をつけ、饒舌に話し始めた]
……そういや街の塾が大学になったのも、王様が小さい頃から学問好きだったからとか言ってたよなあ。
誰だっけ、あの。ほら、アーヴァイン、お前の学友の。
「ロックウェルか?」
おぉ、そうそうその先生よ。
まぁ俺は二、三遍ほど会っただけだがありゃなかなか頭が切れるね。最近の相場がどうで、とか言ったらすぐに答えてきやがんの。いやいや大した事情通だ。ありゃ近づきになっといて損は無いねえ。
「その教え子ならつい先刻、やって来たぞ。
顔、見なかったのか?」
んー? いや、厨房に居たからなぁ。
というか俺の知ってる顔かい? いやそこまでは知らんか。
お前、まるで山を下りやしねぇんだもんなぁ。
だよなぁ、アンナだって眠ってることだしなぁ。
[と言った辺りで言葉を止め、苦笑しつつ禿げた頭に手をやった]
……おっと!
いけねぇ、ついつい俺ばっかり話しこんじまった。悪い癖だな、ほっとくと一人でどんどこ喋ってっちまうんだ。
んで、兄さんは旅の人かい? それともこの近在の?
[青年に話を向け、ふんふんと興味深げに聞きながらカップに手を伸ばし、紅茶を一口*啜りこんだ*]
/中/
宿の広さイメージですが、>>#0
「小ぢんまりとした」「細々と営んでいる」という事で、殆どが相部屋(2〜4人用)で個室(1〜2人用)は2,3部屋というのを想定しています。あと隊商向けの大部屋とか。全体でも6〜10室くらい、二階建て(+地下室?)の印象です。
この辺はすり合わせた方が良いかと思うのですがどうでしょう。
皆様のイメージも聞いてみたいところ。
/中/
んと、現在俺以外の3人ともロビーでお茶してるんだな?
ナサニエルをどこまで動かして良いのか悩むところ。
ちょっと展開考えよう…
ナサニエル、自称20歳って事は年下もありえるのか…いや、むしろそのパターンだろうな。
…やっベー、雷鳴ってるし。
――客室――
[いつの間にか転寝をしていた事に気付き、苦笑して頭を掻く]
あ…やっべ、寝てた…。
っても大した時間じゃないか。良かった。
[そう一人呟くと大きく伸びをして]
下に行ってお茶でも貰おうかな…自分で入れるんだろうけど。
あ、そうそう、これも渡さないと。
[思い出したように荷物の中から預かった酒瓶を取り出して]
これが余計に重かったんだよね、今回は。
帰ったら教授に文句言ってやろ。
[ぼそ、っと不穏な事をこぼして、軽く身支度を直すと階下へと向かう]
――ロビー――
[階段を下り、そのまま厨房に向かおうとしたところでロビーからよく知った人物の名が聞こえ、その声にも聞き覚えがあるような気がしてロビーを覗き込む]
あ…れ?もしかしてベンジャミンさん?俺、以前一度ご一緒しましたよね?ロックウェル教授に世話になってるハーヴェイですよ。
って言っても覚えてないかなぁ…。
[そこまで言って、あぁ、と思い出したように彼は頷き]
「そうか、いや、教え子って言うから誰だろうって思っててな」
あぁ、気にしないでくださいよ。あの時いろいろと行商で訪ねた町の話をしてくれたでしょう?それで覚えてるんですよ、俺。
それにしても珍しいですね。いつもは夏に来ると聞いていましたけど?
[その問いにアーヴァインの亡き奥方の…と返るのを聞いて納得したように一つ頷き]
俺が来た理由と同じですね。えぇ、教授に頼まれて…
あ、そうだアーヴァインさん、これ…さっき言ってた奴。
[そういって手にした酒瓶をアーヴァインに渡す]
[そこまで来て、もう一人若い男がそのやり取りを珍しげに見ているのに気付いて]
あ、悪い。他のお客さんも居たんだ?
聞いてたから知ってるかもだけど、俺の名前はハーヴェイ、な。適当に縮めてかまわないよ。
旅の人かな?……ずいぶん疲れてるみたいだけど…雪山では油断しない方がいいよ?余計なお世話かもだけどね。
[見たところ自分と同じくらいの、だけど旅慣れていない様子のその彼に苦笑混じりにそう言って。
それは自分が山好きの父親に言われた言葉でもあったけれど。
その言葉にぼそ、と返る言葉に驚いて]
三日も迷ってたって?よくこの雪の中無事で……まぁ良いか、とりあえず無理はしない方が良いよ。俺も何日か居る予定だしさ。
そうそう…君の名前は?
[話している間に目の前に置かれたお茶を啜りながら、目の前の男の話を*聞こうと*]
/中/
まぁ、参加者がアーヴ除いて7人なので、無理矢理一人一部屋使用も可能だとは思うのですが。
その辺りは他の方の意見に合わせます。
/中/
誰も来ないなぁ…RP村でこれはちょい寂しいかも。
GW過ぎるとちょい時間的にきついんだよね。昼参加不可だし。
更新時間が早朝だし、吊り襲撃先決定が0時ならRPの余裕はあるけど…。
[お茶を淹れて勧めてくれた人はどうやら従業員でも何でもなく、客の一人らしかった]
はあーベンジャミンさん、交易の仕事をなさってんですか。
あ、俺はナサニエル・ドーソンです。
冒険家志望ってやつで…
…冒険家って言や、パトロンが必要不可欠、なんですよね?
え?こっちが聞いてんのも変な話か。はは。
どうです、ひとつサポートしてみる気は…
おれが本格的な冒険に出た暁には、新大陸の一つや二つ、かる〜く見付けて見せま……おお、ウマい。
紅茶かあ。
……ははー、まあ大変つっても、こちとらが無計画に雪山なんぞ入ったのが発端ですからねぇ。
とりあえず、都会に向かってみようって思ってたんです。
いやいや、おれの村じゃあガキん頃どころか今だってその程度の道事情っすよ。
ほお通行税、物品税、付け届け?
そいつぁ初耳…何か賊が金品巻き上げる時の口上みたいですね……っと。
国王様に告げ口しないで下さいよ?ははは。
はァ〜大学ですか、やっぱ田舎たぁ随分な違いだ。
お偉い学者先生とか居るわけでしょ。
うちの田舎なんぞ、牧師様が村のガキ共に簡単な読み書き教える程度で、それも親の仕事の手伝いの時間削るってんで、疎まれてたふしが…
それ以前におれの場合、ほとんど真面目に授業受けた覚えがありませんけど…あ、読めますよ?
書けますけどね。へへ。
ん…アンナ?アンナさんってのは一体…
[ベンジャミンとアーヴァインと名乗った宿主との会話で簡単な事情を知ると、さすがにへらりとした口も噤み]
お亡くなりになった奥さん?
そうでしたか…そりゃ失礼を。
…エ、嫌だなぁ最初に言ったと思ったけどなあ。
さては聞き逃しましたね?
はっは、いんやぁおれだってベンジャミンさんの話、ちゃあんと全部聞けてたか怪しいもんです。
口を開くと止まらないのは、どうやらお互い様だ。
改めて、おれはナサニエルっつう冒険者志望で、故郷は山向こうのずうっと先、そうっすね休み無しの大人の足で一週間ほどの名も無き貧乏村ってやつで…
/中/
>ベンジャミンさん
「二階建て(+地下室?)」の印象は、ほとんど想像と同じでした。
「殆どが相部屋(2〜4人用)で個室(1〜2人用)は2,3部屋というのを想定しています。あと隊商向けの大部屋とか。全体でも6〜10室くらい、」の想定は、ハーヴェイさんと似たようなもんです。
その気になれば、一人一部屋も可能そうだなと思ってました。
RP上、色々やりたいことがあって不都合って場合は一人一部屋描写でも良いんじゃないでしょうか。
自分は別に相部屋でも問題ないです。
ン。
[新たに降りてきた男に目を向けて、ベンジャミンと親しく話す様子に]
ベンジャミンさんとお知り合いで?
お…噂のロックウェル教授先生の教え子さん、と。
へぇ〜じゃ、学者先生の卵かぁ。
[珍しい生き物でも見る目半分、尊敬の眼差し半分で無遠慮に眺めたかもしれない]
やー縮めるなんてとんでもない。
ハーヴェイ先生様とお呼び……嫌すか?
じゃ、ハーヴェイさんでは?
おれは冒険者志望です。
どうすか、お偉い学者先生になった暁には「時代は冒険だ」って王様に進言してみませんか?はは。
えっ?
そう言や…宿なんて見つかった嬉しさで忘れてたけど、おれ疲れてんだった。
三日ほど迷ったからなぁ…。
余計なお世話だなんてそんな。
…見た目によらず、雪山にお詳しい?
おお忘れてた。
おれはナサニエル・ドーソン。
何なら適当に縮めて…、「そこのナ!」って呼ばれても返事するっすよ。
[名乗り終わると、とにもかくにも腹ごしらえとアーヴァインに「質より量」「スピード重視」な食事を頼み、出てきたそれを*無心で食べている*]
[お茶を飲みながら、目の前の男が話すのを聞いて]
あぁ、さっきの話?そ、俺がその教え子ってとこ。
学者…っつーより先生になりたいんだよね、俺。ちっちゃい子のさ。
[男が此方を見る視線に軽く笑って]
ん?そんな改まった呼び方はしなくて良いよ。呼び捨てで充分。
そんなに歳も違わないみたいだし、堅苦しいの嫌いだからさ。
[そういってもう一口お茶を口に含んで]
冒険者、かぁ…俺も子供の頃は憧れたっけなー。
それじゃ、俺が先生になったら子供たちには「冒険心を忘れるな」とでも教えようかな。
でも、冒険の前に体力とか付けた方が良いかも。何があるか分からないしね。
[見た目によらず、と言われて苦笑して]
あぁ、山は趣味…っていうか、親父が山好きだったから子供の頃からつき合わされたんだ。さっきのは親父の請け売り。
だから体力はちょっと自信あるよ。
…ナサニエル、か。此方こそよろしくな。
って、犬じゃないんだからさ。普通に呼ばせてもらうよ。
[そして彼が運ばれてきた料理を黙々と制覇していくのを眺めながら]
食欲があるうちはまだ大丈夫だな、うん。
でも、今度旅に出る時は食料は多めに用意しておいた方が良いね。食事が出来なくなると、それだけで体力が低下するから。
[そういった後で自分も空腹を思い出し、軽い食事を頼んで]
あぁ、そうそうアーヴァインさん。
もし手が足りないとかあったら、出来る事は手伝うから言ってくださいね?料理もちょっとは覚えたし…あ、お客さんに出すんじゃなくて、自分が食べる分は、ってことですよ?
[などと軽く冗句を挟みつつ、目の前の食事を*口に運んで*]
/中/
中バレしそうな漢字表記を(苦笑)
「冗句」って割と普通の表記だと思うんですが…あまり使う人居ないんですねー。
それ以前に、キャラの口調、文章の組み方、何より【ハーヴェイ】と言う時点で知人にはばれそうですが。
そういえば、マクミラン姓を名乗るの二回目だ、ハーヴ。
へぇ…ちっちゃい子の先生になんのに、そんなに勉強が必要なもんかね?
おお、了解ハーヴェイ。
んじゃ、ざっくばらんでいかしてもらうわ。
…冒険者に憧れたって?
だよなぁ!
やっぱ良いだろ、冒険。
子供を冒険者にしたかったらな、「冒険心を忘れるな」なんて説教臭いことかまさなくたってさ。
有名どころの冒険譚でも話すなり、読んで聞かせるなりすりゃ一発よ。
俺もその時間だけは、真面目に先生の話聞いてたからね。
体力?
村じゃ一番だったけどね…やっぱまともに食わずに雪山越えはキッツイんだなァ。
ほうお、学士様っていっても本の虫じゃないんだ。
案外偉そうにもしないし……って、失礼。
何かそういうイメージがあったもんでさ。
はは、そう?普通に呼んでくれる?
名前は立派だろ、こう、大事を成しそうなさあ。
気に入ってんだ。
んー食欲?
食欲ばかりは、ついぞ無くなったことがないよ。
もうちっと少ない量で満足できる方が楽そうだね。
ああ…食料と言や、野宿前に罠とか作ってみたんだけど。
さすがに一晩じゃかかってくれなかった。
荷物もほとんど無くなっちまったな…転がった時に崖に落としたか……あいや、こっちの話。
ここに来る前の吊り橋凄いよな。
さすがにおれも、足を踏み外して崖の底を冒険しようなんて気にはならなかったぜ。
うん、どうにも珍しいくらい親切なご主人だし、暫くは滞在してシッカリ体力を戻すよ。
おぉ、そうそうアーヴァインさん。
さっき金だけじゃなく、代は現物支給でも良いって言ってくれてたね。
獣肉なんてどう。
ちょいと罠でも仕掛けて、捕まえて見せるさ。
こんな人が中々足を踏み入れないような山なら、豊富にいるだろうしね。
[すっかり平らげた食事を前にして、大事に啜っていた紅茶の残りをゆっくり口にしている]
[軽食を片付け、此方へと顔を向けるナサニエルに目を向け]
勉強が、って言うよりさ、学校出てないと雇ってもらえないからさ。
やっぱり一度は憧れるよなー。
うちさ、親父が山で怪我したもんで無茶できなくて。趣味なら良いけど…って。
あぁ、確かに冒険の話は子供が喜びそうだ。
それじゃ、俺が子供に話せる様な冒険をしてもらわないとね。
[期待してる、と付け加えて笑う]
見た感じ、体力には問題ないと思うけど、雪山を越えるならそれなりの準備は必要だよ。
山の天気は変わりやすいし、ね。
本を読むのも好きだけど、そうやって得たもんを実際確かめてみたくもあるんだよね。
ま、実際お堅い奴も多いしね。俺はちょっと変わってるほう?
[名前の事を自慢げに話すのには頷いて。
その後の話には少し考えるように]
確かにすぐ腹が減ってちゃ冒険どころじゃないかもな。でも最初から上手くは行かないだろ。
一晩で掛かったら凄いと思うよ、俺。
…荷物?
[少し引っかかって口にするも、濁すように言葉を切られてその先は聞けず]
あぁ、あの吊り橋は普通でもちょっと面倒だからね。そういう無茶は避けたほうが良い。
[そういって、最後に残ったお茶を飲み干し]
あ、俺部屋に戻りますね?荷物整理途中だった…。
定員に達しなかったため、村の更新日時が24時間延長されました。
――客室――
[漸く荷物の整理を終えて、やれやれといった様子で溜息を吐く。
着替えと数冊の本とレポート用紙、それに身の回り用の小物程度しかなかったのだけれど]
教授もなぁ…こんな時でもしっかり課題出すんだもんなー。
まぁ、どうせここに居る間はする事もないから良いんだけど…。
とりあえず資料読まないとなぁ。
[ぽりぽりと頭を掻き、少し考えた後本を一冊取ってロビーへと]
――ロビー――
[ロビーへと顔を出せば三人は先程と同様に談笑を続けていて。
三人に軽く手を上げ挨拶をすると、傍のソファに座って皆の話を聞きながら本を*読み始める*]
/中/
このまま人が来ないで、あと二人が無発言で消えたらどうするかなぁ。
そうなったら俺も落ちるかな、ただ待っていても寂しいし。
定員に達しなかったため、村の更新日時が24時間延長されました。
/中/
あ、ほんとマジで人来ないや。
このまま放置して落ちるかなー。
忙しいのかもだけど、RP村でここまで放置だと続けるの難しいし、入るに入れないと思うんだよね。
表に顔出すのもなぁ…自分ばかりじゃ切ないだけだし。
以降様子見。誰も発言がなければこのまま落ちる。
――ロビー――
[ハーヴェイの顔を見て知った顔だったな、と頷き、ナサニエルの言葉にはふむ、と考えるような表情を見せた]
冒険家か。
とはいえ、大成するまでは大変だぞ。それこそあんたの言うように、いいパトロンを見つけなきゃあな。その為にはそれなりの実績なり、売り込みの元になるネタなり、手にしとかなきゃならんだろうて。
見込みがどうとも知れない相手に金を出すほど、物好きな道楽者がそうそう居る訳でもないだろうしねぇ。
ふむ、まあ、頑張んな、ナサニエルよ。
[そう答え、酒瓶を受け取ったアーヴァインへと目を向ける。若者二人で話が弾んでいる様子を見守った]
定員に達しなかったため、村の更新日時が24時間延長されました。
――ロビー――
[本に目を遣りながら、他の人々の話を聞く。
時折掛けられる言葉に答を返して。
穏やかな冬の一日、こうして過ごすのも悪くは無いと思いながら]
……この時期は流石にお客さんも少ない、かな?
[夏場であれば部屋が足りず相部屋となる事もあるのだけど。
そうぽつりと呟いて、再び本へと目を落とす。
暖炉の火が爆ぜる音を耳に*捉えて*]
――宿を出て再び吊り橋を渡った先――
んん…。
やっぱ荷物、落ちてない。
親父さんが山で怪我して…か。
おれも無茶できないな。
子供に語って聞かされるほど英雄視されるくらいの冒険家になる前には、くたばってらんないよ。
ま、当面はベンジャミンさんの言う通り、いいパトロンが見つかる程度の実績を手にするまでは、くたばってらんないってとこかな…。
[呟いてしまってからパチリと頬を叩いて]
…いやいや。
夢はでっかく。頑張れナサニエル!
あ……やばい。
やっぱ、ちゃんと休まないとな。
美味いもん飲み食いさせて貰って、あったかい所で話に花を咲かせてる程度じゃ、体力は完全には回復しないか。
しかし、ずいぶん居心地良い所だよなァ。
ご主人は親切だし…着いたばっかで、早速気に入っちまった。
住み着きたいくらいだ……っと。
そんな訳にはいかないか。
不便な所もあるしな…。
…吊り橋渡った宿側からじゃ、どこにも行けないってのはどうにも…驚くほど景色は良いけどさ。
あの吊り橋が切れちまったら、終わりってことだもんな…ふふ。
さて……いや、戻る前についでだ。
こう、こう、こうして…
修道女 ステラ が参加しました。
修道女 ステラは、ランダム を希望しました(他の人には見えません)。
―吊り橋付近―
――キュッ、キュッ。
[白銀に染まった世界の中。雪を踏み鳴らしながら歩いて来る人影。全身を漆黒に染め、何処か憂いの面影を漂わせながら歩いてくる――。
彼女の名前はステラ・アルマトゥーイ。山の麓にある小さな教会のシスター。年齢は不明だが20代前半かと。]
「……ふぅ。」
[1度、立ち止まり息を吐き、口先から白い煙り。...は引っ張って来たソリの上に置いてある鞄を一瞥した。]
「先程とは打って変わった青空ですね。お空のご機嫌が変わる前に宿に着かなければ…。」
定員に達しなかったため、村の更新日時が24時間延長されました。
「…此処から落ちたら終わりですね。」
[...はゆっくりと視線を戻すと蒼髪の男性を見付け、会釈をした。]
(さて、この橋を渡らなければ隣町どころかあの宿には着けませんね…)
[...はゆっくり、ゆっくりと橋を渡り始めた。...が歩く度に橋は軋み揺れる――]
―宿前→ロビー―
「…何とか無事に渡りきれました。えーっと、ここの宿主さんは?」
――トントン。
[ドアをノックすると中から宿主らしき人が現れ...を中に案内する。...は言われるが侭にソリを宿前の木に結わえ付け、雪を払い落としてから中に入る]
「ありがとうございます。では、お部屋を一室お借りしますね。」
[...は宿主と先に宿泊していた面々に会釈をし、部屋の中に*消えて行った*
学生 ラッセル が参加しました。
学生 ラッセルは、人狼 を希望しました(他の人には見えません)。
―雪山の中―
[白の中に赤がちらつく。
吐き出す息は雪より白く、しかしすぐに風に溶けた。
小柄な体は疲れていよう。
熱を持っているからか、白いシャツは肌蹴られ、胸元に白の包帯が覗いていた。]
……やっぱりみえないね
[左の目を左手で押さえ、焦点を結ばない右の黒ずんだ目が瞬く。
手をおろし、そばにある木の根本に座り込んだ。
古びた皮袋が、雪に沈む。
*疲れを少し取ってから進もうと、今は静かに目を閉じた*]
/中/
わ、人が増えてる。
あと二人…だよね?始まりそう?
でも、村建てさん居るのかな?
この村の設定上、村建てさんが時間とか指示しないと難しいと思うんだけど…。
ちょっと不安。
/中/
そしてラッセルが行き倒れそうな件…。
ナサニエルが外に居る筈だから、発見してくれるとありがたいんだけど…。
あぁ、でも助けに行きたーい!(怪我人を放置できない中の人の性分)
―雪山の中―
[目を覚ましたのはいつ頃か、少し寒さを感じたようだった。
崩されていた襟元に手をやって、しっかりと着る。
包帯はもう見えない]
急ごう。
山の天気は移ろいやすい
[皮袋を持つと、道を歩きはじめた。
少し先に屋根を見つけ、足の運びは早くなった。]
一晩の宿をお借りしたいんですが。
[少年のような格好。しかしその声は少女であってもおかしくはない。
どこか性を感じさせない赤を、アーヴァインは受け入れた。
感謝の言葉を述べて、その中に*足を踏み入れる*]
――ロビー――
[暫し俯き本に浸ってはいたが、来客の気配に主が立ち上がるのを目で追い、来客は恐らくは女性の声で、軽く此方に会釈を残しすぐに部屋へと消えた。]
……あの服装は…シスターか?珍しいな。
[そう呟き、再び本へと。
暫くして、またドアを叩く音]
……?
また?
この時期には珍しい事もあるもんだな。
[そう呟き、ドアへと目を向ける]
[ドアより現れたのは赤い髪。
見たところ...よりもかなり年下のようで、少年とも少女ともつかぬその容姿と声に僅か首を傾げ]
新しい客人かな?アーヴァインさん。
[元より他人の事情に口を挟む趣味などなく、軽く会釈をすれば視線は本へと落とされて。
それでも、聴覚は伺うように周りの会話を拾うだろうが]
/中/
とりあえずラッセルが自分から動いてくれてほっとすると共に、やっぱ動けばよかったかなぁと思う気持ちも。
時間が、ね……後は状況。
/中/
そういえば、今まで一度も発言が『会話』になっていない。
始まれば時間には顔を出すようになるとは思うけど、絡みが成立するのかが些か疑問。
――宿のロビーへ――
ふーっ、寒。
まあこれでしばらく待って、運が良けりゃ、ご馳走がひっかかってくれているという訳よ…。
はいちょっと、ごめんよ。
[冷えた身体を温めるべく、ロビーの暖炉の前に直行する。
身を屈めて手を翳すと、よみがえりの声がする]
あぁ…生き返る。
[傍のソファーの男に気付いて]
…あれハーヴェイ、まだ本読んでたの?
よく持つよなぁ集中力…。
おれならこんな暖かい所で本の3ページほど読み進める頃には、とっくに夢の中だね。
―宿の一室―
[案内された先に幾人かの姿。
赤は軽く頭を下げて、一度、部屋にあがった。
もしかしたら相部屋になるかもしれない、と、主人は言ったろう。
それでもかまわないと、赤は答えた。]
…ぼくが泊めてもらう側なのだから、何なら何か作るよ。
ああ、でも今日は無理かな。ごめんね。
[少し疲れているという言葉に、ゆっくりするといいと言われ。
部屋を出て行ったアーヴァインを見送ると、しばらくの間はベッドにいた。
それからやがて、ふらりと、階下へとおりてゆく]
――ロビー――
[声をかけられて、ふ、と顔を上げる。
いつの間に外に出ていたのか、ナサニエルが暖炉に手を翳しながら此方を見ているのに気付いて]
あれ?外に居たんだ?気がつかなかった。
[どうにも集中すると周りが見えなくなるようで、軽く苦笑して。
ふと見れば、先程の少年がやはり此方を伺い頭を下げるのに気付く]
やぁ、君もここに泊まるのかな?
[どことなくおとなしそうな様子に、それだけ言葉を掛けて]
あ…、こりゃどうも。
[立ち上がって帽子を取り、軽い会釈を返す。
それから自分が、暖炉を占領していることに気が付いて]
おっとこりゃ失礼…。
きっと同じく寒い外からお客がおいでだったってのに、おれ一人暖炉の奴を独り占めしちゃまずかったね。
[それでも暖炉の傍から離れることはせずに、身をずらして真正面から熱量を吸収し続けることは止めたようだ。
恐らくナサニエルの隙間から、暖炉の暖かい空気はロビーを満たすだろう…と、本人は思っている]
え…と。
[赤い髪の人物は少年に見えるが、少女でもおかしくない。
あんたと言うべきかお嬢さんと言うべきか、暫しの逡巡の後]
おれはナサニエル・ドーソンって言うんだ。
この宿には初めて来たんだけど、良い所みたいで割かし気に入ったから、気が済むまでいようと思ってるのさ。ここには常連さんが多いみたいだけど。
あん…あなた…
[ハーヴェイもその人物へ話しかけており、君と呼びかけている。
なるほど良いなと真似をした]
…君も常連だったりするの?
[先に答えのあったナサニエルには、その困惑は気づかぬふり。]
ナサニエルさん。
宿で一緒になるのも、きっと何かの縁だろうし、どうぞよろしく。
でも残念ながら、ぼくは常連ではないよ。
常連が多いの?
[暖炉の前に近寄りはしないまま、質問を返す]
[その少年の声は年齢のわりに高く感じたが、その話し方は少年のもので。
やはり客であると言われて一つ頷き、その後の言葉に軽く眉を顰める]
足を?転んだのかい?それとも……
腫れたりはしていない?
……あ、そうだ、まだ名前を言っていなかった。
俺はハーヴェイ・マクミラン。堅苦しいのは嫌いだから呼び捨てで良いよ。
おいおい危ねえなぁ。
集中力は、誇るべきことだろうが…。
周りにも目がいくようにしてないと、もし雪崩か何か起きて「逃げろー!」って大騒ぎしてる時、聞こえなかったらどうするよ?
[ニヤリと笑って、ハーヴェイ>>65に付け足して言う事には]
ま、そんときゃおれが颯爽と担いで救出してやらないでもないけどな。
そうそう、外に罠仕掛けてきたから、うまくいきゃ兎肉でもご馳走できるかもよ。
[ラッセルと名乗った、どうやら少年からの答に頷いて>>67]
足を捻った…。
そりゃ、すげぇ疲れたどころじゃないな…大丈夫か?
ああ、ここのご主人はずいぶん親切だし、代だって金だけでなくて現物で払えたりするんだ。
怪我人とあれば、もしかしたらタダにしてもらえるかも。
まぁ風呂にでも浸かって、のんびり癒しなよ。
ああ、うん。大丈夫。
足は、平気だよ。
鎮痛剤もあるし
[と、声を潜めて、いたずらのように]
木の根っこにつまずいちゃったんだ。
わかった。ぼくのことも、呼び捨ててほしい。
よろしく、ハーヴェイ。
そうだね。
でもこういうところにあるなら、これくらいの大きさでちょうどいいんだと思うよ
[ナサニエルの嬉しそうな様子に、何が嬉しかったのかな、なんて赤は疑問に思うけれど、
それを問いかけることはなく。]
そっか。常連さんがいるなら、とても良い場所なんだろうね。
暖かく迎え入れてくれたことだけでもわかるけど。
って、そんなに笑うのはひどいよ、ナサニエルさん。
ぼくだって好きで躓いたわけじゃないんだよ。
って、罠なんてしかけてたの?
……危なかった。
[心底ほっとしたように]
[ナサニエルの話に、彼自身がここに来た時の事を思い出し少し笑って。
罠を、と言う言葉に彼が外に居た理由を見つけ]
それで外に?
上手く掛かると良いね。
[それは本当に期待をしながら。
ラッセル、と名乗った少年に顔を向けて]
そう?なら良いんだけど、捻挫は軽く見ると癖になるからね。
無理せずちゃんと治さないといけないよ?
木の根、かぁ…雪に埋もれてると解り難いからな、あれ。
>>72
痛くないなら良かっ…
…良いのかな?
[鎮痛剤ということは、体に対して痛みを誤魔化しているだけなのではなかろうかと、良いのか悪いのか分からなかった。
しかし当の本人はにこにこと笑っているので、とりあえずそれ以上の心配そうな顔は止めて]
タダは悪いから、怪我は内緒?
偉いなラッセルは。
おれならそりゃもう激しくアピールして、タダにして貰えるもんはタダにしてもらう。
[悪い事を企むような顔で、神妙に呟いた後]
…お金はたくさん持つと重いばかり。
はは、いいねェ君。どっかのお坊ちゃんか何か?
一度でいいからおれも、重くて困るくらい金を持ってみたい!
そうだね。
ちゃんと治すように、無理はしないようにする。
[ハーヴェイの言葉に神妙に頷いて、赤は自分の右足を見やる]
うん、とてもわからなかった。
ハーヴェイも、躓いたこと、ある?
>>74
ま…それもそうか。
デカ過ぎて維持しようとするだけで金がかかって大変で潰れちまうとか、馬鹿みたいだもんな。
[人から敬意を払った態度を取られる事も少なく、さん付けで呼ばれる事も同様で、だからこそ嬉しかったと見えるが、だからと言って「さん付けなんて滅多にされねえからさァ」などとは説明しない。
彼にもプライド的なものはあるようだ]
ははは、かからないように、まあ気をつけてくれ。
…ってか、吊り橋渡ってくるこれからの客のが危ないか?
立て札立てとくべきか…しかし獣の奴にまでバレたりしたら…
[獣に文字は読めないだろうが冗談でも無さそうな顔で言って、学者様に助言をお願い申し上げる]
な、ハーヴェイ…上手くかかってもらうためのコツとか知らない?
[二人の会話を聞きつつくすくすと笑って]
そうだね、ベンジャミンさんはアーヴァインさんと古くからの知り合いみたいだし、俺も年に何回かは顔を出してるし。
でも、折角こうしてあったのも何かの縁だし、そういうのは気にしなくていいと思うよ?
[その後で、ふと気になったことをラッセルに問う]
鎮痛剤、持ち歩いてるの?
いや、用心に越したことはないんだけど……。
[躓いた事があるか、と聞かれて、大きく頷き]
そりゃもう何度も。
うちの親父がわざとそんな所ばかり歩かせたからね、実地訓練、とか言って。
そのうちわかる様にはなってきたけど、今でも転ぶ時は転ぶし。
鎮痛剤は、昔、怪我すること多かったし、たまに古傷が痛んだりするから持ってるんだ
[ハーヴェイには笑ってそう答える]
って、その実地訓練はひどいなぁ。
よく、無事だったね。
罠を仕掛けるコツ…?
俺は仕掛けたことがないからなぁ…
ただ、人が通りそうな所より、ちょっと外れたところに仕掛けたほうが良いとは思うけど。
[厳しい親父、との言葉には苦笑して]
でも、それ以外じゃ優しかったしね。
身をもって知るのが一番、って俺も思ってるし。
頭でわかってても経験がないと、ね。
…古傷?
[そう聞いて、少し悪い事を聞いたかと思ったが、ラッセルの様子が変わらないので安心して]
親父も冷えると痛むとか言ってるもんなぁ…。
でも、今では役に立ってるしね、実地訓練。
その親父が山で怪我してるんだから、ちょっと困るんだけどさ。
―部屋→ロビー―
…くしゅんっ。あ、あれ…?
[...は窓を見遣ると夜の帳に月がぽっかりと浮かんでいる。どうやらいつの間にか眠ってしまった様だった。
暫く外を眺めていると1階から談笑の声が聞こえて来た]
ちょっとお邪魔してみようかしら?
[...は下りていくとロビーには吊り橋手前で見掛けた蒼髪の方、ロビーで本を読み耽っていた方、赤髪の新しい客人の方が楽しそうに会話を弾ませている]
こんばんは。お邪魔していいかしら?
[...は3人に会釈をし、空いている席に腰を下ろした]
私の名前はステラ。
よろしくね。
[優しく微笑んだ]
…何もならないってことは無いだろ?
[ラッセルに抗議の目で言って、指折り数えていく]
美味いもん食える、いいもん着られる、広くて清潔な暖炉付きの家に住める、召使とか雇えちまう、何でも買える、きっとモテる…
なっ。
[おれはそうなりたいと、同意を求める]
怪我したり古傷が痛んだって…鎮痛剤で誤魔化さずに、医者にだってかかれるんだぜ。
[つい肩を竦めて言ってしまいながら、ハーヴェイにも口を尖らす]
だってよハーヴェイ、人が通りそうな所に兎の足跡があったんだ。
ほら野兎って同じ道をわりとよく歩くから、そこに仕掛けといた方が効率が…
でもやっぱ新たな怪我人なんて作らないように、立て札くらいは立てとくかなぁ…。
…身をもって痛い思いで知らせちまわない前に。
[先ほど入ってきた扉に向かってまた歩き出す]
さすがにそれに対して、「良い経験になったな」なんて笑えねえもんな。
おれも獣に厳しく人に優しくあるべく行って来るよ。
またなハーヴェイ、ラッセル!
罠にコツなんてあるの?
…うわぁ、やだなぁ。
[絶対ひっかかる。そう呟いて。
ハーヴェイの言葉に頷いた。]
そう、古傷は寒かったり雨が降ったりすると痛むんだよ。
って、怪我をしてるの?
大丈夫?
あ、こんばんは。
[やってきた修道女に頭を下げて、名乗られたから名乗りを返す]
ぼくは、ラッセルっていうんだ。どうぞよろしく。
[それからナサニエルの指折り数えられた選択肢に苦笑]
お金を巻き上げられてしまうのがオチだよ。
けっこう、やられたんだ
[くすくすと、なんでもないことのように笑って。
しかし医者という単語に、ふると首を横に振った。]
医者は嫌い。
うん、またね、ナサニエルさん
[笑顔で軽く手を振って]
[罠についてなにやら考えたらしく、ナサニエルが外へと向かっていくのを見送り。
それと入れ違うように先程の女性がロビーの現れたのを見つける]
こんばんは。
どうぞ、話し相手は多いほうが良いし。
[そういって、相手が名乗るのを聞き此方も改めて会釈をして]
俺はハーヴェイです。
えっと…ステラさんは何故ここに?
[ラッセルの大丈夫、との声に笑って]
ん、俺じゃなくて親父が、ね。
おかげで一緒に山に登れなくなっちゃってさ。
普段の生活に問題はないんだけどね。寒いと辛いんだってさ。
ラッセルさんとハーヴェイさん…ですね。よろしくお願いします。
[ハーヴェイの質問に]
牧師様の言い付けで隣町に行かなくてはならないのですが…、何もこんな時期に女性をお使いに出すなんて非人道的だと思いませんか?
ああ、普段に問題ないなら良かった。
[にこ、と笑って]
薬湯とか飲むととても良いと思うよ。
効くものを探すのも大変かもしれないけど。
隣町まで?山を越えて?しかもステラさん一人で?
[そこまで言って、うーん、と軽く顔を顰めて]
余程緊急な用ならともかく…この時期に山越えは慣れていても大変なのに。
でも、本人はきっと「神の与えた試練」とか言うんだろうなぁ…
あ、すみません。悪く言うつもりはないんですけどね。
神の試練かぁ。
[ハーヴェイの言葉を聴きながら、ステラを見る]
大変だね。
ちゃんと、寒い中でも、あったかくしとかなきゃダメだよ。
[それから、ため息をついたハーヴェイに、うーんと首を傾げて]
甘くするのとかは無理かなぁ?
…ふぁ。
ラッセルさん、酷いでしょう。牧師様自ら行けばいいのに…と、思った事は内緒。
[人差し指を唇にあてる]
ハーヴェイさん、残念ながら一人なんですね…。
ふふ、確かにあの方ならそう言い兼ねないですね。
しかし、此処で皆様に出会えたのは神の導きなのかもしれませんね。
山道も大変でしたがあの吊り橋が今にも落ちそうな感じで怖かったです
一応「飲め」っていえば飲むんだけどね。
甘くしたら…どうだろう?
[試してみる価値はあるかと少し考え、少し眠そうな様子に気付いて]
ん?疲れてるのか、ラッセル?
怪我してるんだし、無理はしないほうが良いよ?
うん、とってもひどいと思うよ、ステラさん。
本当に本人がいけばいいのにね。
[赤は何度も頷いて]
…ひどい、おねむとか。そんなこともじゃないよ、ぼく。
[憮然とした様子になったが、またあくび。]
[内緒、と言うステラの様子に軽く笑いながら]
一人で、と言うのはやはりきついなぁ。
でも、ここのアーヴァインさんは良い人だし、安心して休めると思うよ。
…あの吊り橋かぁ…相当古そうだもんな、あれ。
俺も渡るの苦手なんだ、実は。
薬のせいかなぁ。
[ハーヴェイにはそういいながら、頷いて。]
…うん、無理はしないけど。
甘くしたり、スープみたいにしちゃったりしても、飲めるんじゃないかなぁ。
…ん、ごめん。やっぱり眠いから、ぼく、寝にいくよ。
[右の足に気をつけながら、]
それじゃあ、おやすみなさい。
ハーヴェイさんも、ステラさんも、無理しないでね。
[*頭を下げて、階段を上っていった*]
[薬のせい、と聞いて鎮痛剤の影響を思い出し]
眠い、って言うのは体が休みたがってるのと同じだからな。
スープ、か…前に聞いた「薬膳」って言うのがそんな感じだったな…。
確か東洋の話だと思ったけど……。
[その辺についても調べてみるか、とまた少し考えて]
[再び欠伸をするラッセルを見て]
ふふ、ごめんなさいね。
気に障ったかしら?
つい教会で面倒見てる子供達に似てたので。
[知らず子供扱いになっているが悪気があるわけではなく]
えぇ、本当に良い人ですね。アーヴァインさんは。
[...は微笑んだ]
春になったらまた訪れたいですがあの橋が少し困り者ですね。取り敢えずは雪の重みに潰れなければいいのですが…。
[ふと、時計を見遣る]
[ラッセルを見送るステラの声に]
あれくらいの年頃って一番子ども扱いを嫌がるからね。
俺もそうだったけど。
うん、良い人だよ。山に篭りっぱなしな所は変わってるとは思うけど、事情があるみたいだしね。
[そう笑って、吊り橋の話には真剣に頷いて]
雪についてはアーヴァインさんがマメに片付けているみたいなんだけど、数日雪が続いたらそうも行かないだろうしね。
あと、強風とか……吹雪になったらと思うと、ちょっと怖いね。
[そういって、時計を見るのにつられて此方も目を向け]
あ、こんな時間。
ラッセルが眠くなるはずだよ……。
男の方は難しい年頃なのですね…。
[ラッセルが居た場所を眺めた]
アーヴァインさんは篭りっきりなんですか?
…また、どうして。
[余計な詮索は止めようと口を噤む]
それでは、私もお暇しようかしら?
ハーヴェイさん、失礼しますね。
[...は会釈をし、冷えた身体を温める為に湯殿に*向かった*]
まぁ「一人前に見られたい」って言うのが強いからね。
[難しい、といっていいのかは自分には解らないけど。
その後に言いかけて止められた言葉は]
俺も詳しくは知らないんです。
[と流すように答えて。
やはりロビーを後にするステラに会釈を返して、その後で大きく欠伸と伸びをして]
…っと、俺も部屋に引っ込むかな。
明日は晴れると良いけど…。
[そう呟いて、読みかけの本を手に二階へと*上がっていく*]
酒場の看板娘 ローズマリー が参加しました。
酒場の看板娘 ローズマリーは、ランダム を希望しました(他の人には見えません)。
[一人の女が外套に身を包み、今にも切れそうなつり橋をゆっくりと渡る。
手には使い込まれたランタンと縄が握られており、その先に結び付けられた雪そりには、様々な生活用品と酒類が積み上げられている。
すべてはアーヴァインに頼まれた物で。女は時折、麓からの雑貨運送を行っていた。]
はぁ…さすがに雪道は辛いわね…。いつも以上に身体に負担が掛かるわ…。それにレベッカさんから頼まれた物とかを積んでいたら、すっかり出発が遅くなっちゃって…。
これはアーヴァインさんに頼んで泊まって行かないと…。
[息を切らしながらようやく辿り着いた宿舎を見上げるように眺めて。女は静かに入り口のドアをノックし]
こんばんは。ローズマリーです。遅くなりましたけど頼まれていた品をお届けに参りました。
[静かに中へと足を踏み入れた。]
/中/
発言数が一人だけ多いです(汗)
まぁ、単発で発言とかしてたからなー。
でも、やっぱり話すタイミングとか様子伺ってたんだな。
この中に村建てさん居るのかなぁ…ちょっと不安だったりして。
あと二人来ないかなぁ……。
――ロビー――
[いつの間にかベンジャミンは暖炉そばのカウチで眠ってしまっていた。次第に集まるように増えていく者達に気づくこともなく――だが、焚き木の爆ぜるパチッという音に、彼はふと目を覚ました]
……ん、んっ?
……おや。眠っちまってたか……。
ありゃ。誰だい?
[少しばかり雪に降られたのだろうか、入ってきた女性の美しい翠髪には水滴が光っているように見えた]
[夜遅くなったとはいえ、アーヴァインはすぐさま顔を出し、そりから荷物を降ろす作業に加担する。
そして全ての荷物を降ろし終えると、全て見透かしたように柔らかな笑みを浮かべ、客室を一つ、ローズマリーへと宛がう。
チャラリ――
音を立てて手に納まった鍵を見てローズマリーはにっこりと微笑み、一緒に手渡された利用票をさらさらと細いペン先で丁寧に埋めていった。]
[必要事項に記入し、その紙をアーヴァインへと手渡していると気付いた視線に、ローズマリーはゆっくりと振り返る。そして視界に入った中年の男の姿に、小さく微笑み軽く会釈をした]
こんばんは。夜分遅くに失礼――。もしかして安眠を妨害してしまったかしら?
ん? いや、居眠りしてただけだからなぁ。ふむ――にしても、そうか、もうこんな時間になっちまってたのか。
[暖炉脇の窓から外を見遣ればもう真っ暗になっていた。だがそれもどこか白く見えるのは積もった雪のせいだろうと思った。パチパチと燃え続ける暖炉の火は暖かく、雪の降り積もった外の様子を忘れさせる程だった]
姉さんは確か、麓の――ローズマリー、だったかな?
えぇ、そうよ。よくご存知で…。おじ様は…もしかしてベンジャミンさん?
[安眠を妨害しなかった事に、ほっと胸を撫で下ろし。小さく息を吐きながら、自らの名前を言い当てられると、不思議そうに首を傾げていたが、男の顔に見覚えがあったのか。
ふと浮かんだ名を唇に上げていた。]
ああ、そうさ。
この辺は俺の商売の出発点みたいなもんだからなぁ。
アペニン周りで何十回と往復したもんさ。
そうそう。フレディのオッサンは元気なのかい?
この前寄ってみた時にゃ、なんだか臨時休業みたいな事が書いてあったけどよ。旅行か何かにでも行ってたのかねえ。それともまさか恋人に会いに行ってたとかいうんじゃないだろうな!?
[麓の街に幾つかある酒場。そのひとつの主人の名と顔を思い出しつつ、まだ少し眠気の残る思考をはっきりさせようと頭を振った]
[ローズマリーの向こう側に外から戻ってきたらしきアーヴァインの姿を認め、呆れたように声を掛けた]
おいおい、アーヴァイン。
こんな時間に娘さんを荷運びに来させるなんて、どういう料簡してるんだ一体。そんなにどうしても必要な物でもあったのか?
まったく、それだったら手紙の一つも寄越してくれりゃあよ。何だろうと調達してきてやった、ってのに。
[友達甲斐のない奴だ、と口の中でぶつくさ云うと、アーヴァインは軽く苦笑してまあまあ、と宥める声を掛けてきた。もっとも、そんな程度だったのはぼやきが本気のものでは無いと判っていたからだろう]
そうなの…。この辺はベンジャミンさんにとって出発点のような場所なのね。
マスター?元気よ。えぇ相変らず。
この前…あぁ、あの時はちょっとした小旅行に出掛けていた筈よ?…恋人に会いにいったかどうかは、わたしには判らないけどね?
[くすくすと笑みを零す口許を手で隠すと、先ほど手渡された鍵が小さく音を立てて存在をアピールする。
と、ローズマリーは少しバツの悪そうな表情を浮かべて]
ごめんなさい、ベンジャミンさん。わたしお部屋に行ってもいいかしら?思いの外ここに来るのに時間掛かっちゃったから今日は疲れちゃって…。
また昼間にでも、お話の続きを聞かせてくださいね?
では、おやすみなさい。
[小さく会釈をして。客室のある二階へと*上って行った*]
[うーん、と伸びをする。暖炉の火で身体は温かかったものの、やはり疲労からかどこか重さがあった]
こりゃあ、ゆっくり休まないと明日には筋肉痛でえらい目に遭っちまいそうだな、お互いに。
それじゃあ、ローズマリー、おやすみ。またな。
[ローズマリーを見送った後、アーヴァインに振り向く]
ああ、そうだ。風呂場は空いてるか?
先客が居ないんだったら使いたいんだが、湯沸かし頼んで良いか? 薪代ならじゅうぶん持ってきた事だしさ。
[薪代と言いつつ、酒を瓶から注ぐ手つきでその意味を示す。アーヴァインは頷いて笑い、ただし、と付け加えた。どうやら既に湯を使っている誰かが居るそうだった]
――ロビー→中部屋――
ああ、だったら別に後でも構わんぞ。
半年も山に篭ってたクマのような大男だ、とか言うんじゃなけりゃあな。
[むしろその正反対だ、と軽口を返した友人を残し、ベンジャミンは自分の荷物を置いてある部屋へと階段を*上がっていった*]
定員に達しなかったため、村の更新日時が24時間延長されました。
流れ者 ギルバート が参加しました。
流れ者 ギルバートは、人狼 を希望しました(他の人には見えません)。
[珍しく比較的晴れた雪山を登る男性一人。
身なりは比較的軽装で、長旅のようでもなく。
偶々山を越えるためによったのか。
ふぅ、と溜息をついてから、目の前に山小屋を見止め]
やれ、ありがたいね。一寸だけよらせてもらおうかな。
お邪魔する、誰かいるかな?
[主人は人好きのする笑顔で...を向かえ、腹が減ってるでしょうと軽食を。中々に美味いもので、食後のコーヒーに人心地]
ありがとさん。
こんな山の中なのに中々のものを食わせてくれるよナ。
どうやって物の運搬してるんだろうねぇ。
と、これ書くの?了解だけどちょ〜っと未記入ッぽいの所あってもいいかな?いや別にかきたくないとかじゃないけどさ。
[出された用紙を見つめてアーヴァインの一応の了解を取り付ける]
――吊り橋の向こう、罠の辺り――
ステラさん…か、ふふ。
荷物探しに行ってた時は必死で…
確かに遠目に見た気がしてたけど結局…雪女あたりの幻でも見たのかと思ってた。
…実際の泊り客だったんだな。
優しそうな人だった。
金を巻き上げられるのがオチ…ね。
ラッセルもおおらかに見えて…案外苦労してんのかな。
ま、今んとこあの宿に居る人たちは皆良い人そうだし…安心してのんびりできるってもんだよな。
[...は汚い字で書かれた「この辺にわなあり 人間の方はご注意あれ」の立て札を立てかけた]
…これでよしっと!
肝心の罠には……
………。
……ま、そのうちかかるんじゃねぇかな。
運がよければさ。
…戻るか。
名前 ギルバート・カーター
年齢 20代前半
経歴 麓の村在住。暫く野暮用でこの付近の別村へ。今回は数ヶ月ぶりに地元にかえる途中にこの宿へ到着。
比較的山に登るが上ったとしても宿があるルートは通らず、また泊まるようなことはなかったのでこの宿は知らない。手先が器用なので大抵のことをこなすスキルあり。
そこまで人付き合いは好まないが最低限の社交性はあり。
※ハーヴェイさんへ:知り合い設定とか勝手にいいですか??幼馴染や高校とかの同級生といった腐れ縁だと気兼ねなくできていいかなと。
――宿――
[宿へ戻ると良い匂いが鼻をくすぐって、思わず食堂を覗く]
やあアーヴァインさん、飯の準備してくれたんすか?
…っと。
[そこに宿へ泊まる際の用紙に記入中の男の姿を見とめ、帽子を持ち上げ会釈する]
こりゃどうも、あんたも新たなお客さんで?
おれもちょっと前からこの宿の世話になってる、ナサニエル・ドーソンって者です。
結構いいとこですよね。
しばらく滞在するんなら、どうぞよろしく。
[用紙へ記入している最中に突然掛かる声に頭を巡らせて主を見る。蒼い髪が印象的な、年近そうな青年。
会釈されればとりあえず返し]
あぁ、これはどうも、はじめましてだ。
俺はギルバート。
「あんた『も』」、ってことは他にも誰かいるのかな?
そうなんだよ。
小さな…
[何の悪気も無く言いかけて、はっとアーヴァインの存在に気が付き、やや申し訳なさそうに目を伏せる]
…失礼。
えーとつまり、あまり大きくはない宿の割に、結構繁盛してるみたいでね。
貿易商さんに常連さんにシスターに怪我人くん。
とりあえずおれが会ったのは、その4人だな。
あ、ちなみにおれは冒険家志望でしてね。
田舎村から出てきて、都会に向かおうとしてる所だったんだ。
まぁしばらくは居ようと思ってんです。
景色も良いしね。
ギルバートさんは何やってる人なんすか?
まぁ宿がここしかないなら泊まるしかないしな。
雪山だろうが上る必要があるなら尚更ってやつか。
隅々まで手入れ行き届いてるから、結構人の出入りがあるんだろうって思ったよ。
4人…なるほどな。って怪我人?そいつ大丈夫なのかこんな所にいて。雪でこけたってやつか?
俺は…別に何やってるってわけでもないんだけどね。
一応この周りに野暮用があって暫く滞在してた。
地元はこの麓のあたりだから、久しぶりに帰る途中にここに寄った。山には良く登るがこんな宿があるとはしらなかったから少し驚いたよ。
で、冒険家か。いいね、男はロマンをおいかけてこそだ。俺も本で憧れたことがあったよ。
へえ…良く気がつくんだなぁ。
おれなんてここが宿ってことにも、最初気付かなかったよ。
民家か何かでさ…泊まらせてもらえれば、御の字ってね。
[結構人の出入りがあるんだろうと思っていたと言う、ギルバートの観察眼に唸りつつ。
怪我人を心配する様子には]
…あ、ちょっと大げさだったかな。
足を捻ったとか言ってたけど、それほど心配無さそうでしたよ。
しばらく休めば、きっとすぐ良くなる。
へぇ…ギルバートさんは麓の人。
じゃあ知り合いが居たりするかもしれないっすね。
[冒険家という職について肯定的な意見を言われると、嬉しそうに]
へへ、そうでしょう?話が分かる!
パトロンにサポーター、ただ今絶賛受付中っすよ。
…まァ、まだ特に何をしたって実績があるわけでも無いんだけど。
ふんふん…じゃ、この宿には初めて?
そっかぁ、良い穴場見つけられて良かったっすね!
>>125
知り合いか…。居たら居たでそれもまた歓迎できないな。俺のこと覚えてるかって感じだけど。
怪我人がいるっつーんなら後で見てやるよ。
一応応急処置とかの心得はある。もし会ったら伝えといてくれや。迷惑なら言ってくれればいい。
[嬉しそうに笑う顔を見るとつられて少し砕けた笑顔を見せ]
俺も金持ちって訳じゃないからな。支援は難しいな。
本当の冒険家ってのは自給自足で行くんじゃねぇのか?
まぁ応援くらいならしてやれるさ。
穴場見つけたとしてもそうちょくちょく泊まるようなことはないと思いたいねぇ…メシは美味いしオーナーもいい人だがやっぱ雪山をそう何度も登るのは勘弁してほしいぜ。
歓迎できないって?…ははぁ。
[分かったような目でクスリと笑う]
さてはあれでしょう、ガキの頃は悪ガキとか…故郷じゃやんちゃで名が通ってるとか。
すっかり更正した今となっては、ずいぶん見た目も変わって、会っても覚えてるかどうかって。
…当たり?
お…、応急処置の心得まで?そりゃ凄い。
参ったなぁ、あんたおれなんかよりよっぽど冒険家向きなんじゃない?
[首の後ろに手をやって肩を竦める]
ああ、その怪我人の名前はラッセルです。
赤い髪の坊やだよ。すぐ分かると思うな。
[金持ちではないからとの言葉に、そいつぁ意外と笑い]
残念!いや何、応援だけで十分嬉しいですとも。
本当の冒険家は自給自足で……ま、ね。
でも自給自足じゃ、金儲けにはなんねえよなァ。
…あ、最後のには同感。
雪山ってのは辛いね…おれも危うく、ここで人生終わるかと思った。
―宿前―
今日は穏やかな天気で何よりですね。
[...は澄み渡った青空を眺める]
…寒いのは相変わらずですけど。
さてと。
[...は鼻歌を歌いながら雪を集め始めた]
[ナサニエルの言い草にまた小さく笑い]
会ったばっかりでそこまで推理されるとなんて返していいのやら。
そこらへんは想像に任せるよ
お前さんは小さい頃から一途に冒険ってイメージだね。
ただ結構勢いで冒険やりたがってる気がしないでもないし?
[意外、という言葉に肩をすくませ]
俺がどう見たら金持ちに見えるんだ。
冒険で金儲け?できんのかそんなこと。
まぁ頑張れよ。やる気があるなら出来ないこたぁない。
冒険家志望なら応急処置くらいできるようにしとけよ。
一人で事故った時どうすんだ。
本当に全くできんのだったら最低限のことなら教えてやれるぜ?
少なくとも雪山で遭難しない方法とか、な(苦笑)
…ん?
[佇んでいる食堂の窓の外に、ちらちら人影が見えて、目を向けてみると]
あれ…シスター。
噂をすればだなぁ。
ほらギルバートさん、あの人がお客の一人、ステラさんっすよ。
[何やら楽しそうに作業をしているステラを、指差して示す]
…何やってんだろ。
雪…転がし?
[窓を開けると、彼女の鼻歌も聞こえてくる]
おぉーいステラさん、何やってらっしゃるので?
♪ふふんふ〜
[1つは大きめの、もう1つは自分で持てるくらいの丸い雪の塊を]
よいしょ。
これを上に乗せてっと。
あとは…?
[辺りをキョロキョロ]
ちょっとこれを拝借して。
[雪の塊に嵌め込んでゆく]
これでよしっ。
…んまー、バケツがないのが残念ですが。
[声のする方を見ると蒼髪の方と見知らぬ方が目に入って来た]
こんにちは。
えぇっと、ナサニエルさん…でしたよね?
何となく雪だるまを作ってみたくなったもので。
[...は、ふふと笑った]
[窓の外のステラには軽く手をあげ]
あぁ、ギルバートだ。よろしく。
[最低限の挨拶だけを]
…俺はそろそろ部屋に戻るわ。
荷物置きに行きたいし。
さて冒険家の卵。
応急処置の最初の勉強としてステラとかいう奴の手がしもやけにならんように見といてやれば?
――客室――
[自然と浮上する意識に逆らう事無く目を覚ます。
視界に映し出された、見慣れない景色に一瞬だけ戸惑いを覚えるが、昨夜の記憶を辿りここがアーヴァインの運営する宿舎で、自分はその一角を借りている事に行き当たりほっと胸を撫で下ろす。]
[怠慢な動作でベッドから這い出し、身体を解すかのようにゆっくりと伸びをする。新鮮な空気を欲しがる脳は口を開かせ、欠伸に変える。
窓の外を眺めようとしてカーテンを開けると、階下に広がる白い世界に黒い人影。どうやら修道女らしき女性が雪と戯れているらしい。
その微笑ましい光景に、ローズマリーはくすりと笑みを一つ零し、昨夜の汗を流すべく階下の浴室へと向かった。]
ははすんません、馴れ馴れしかったかな。田舎じゃ住人皆知り合いみたいなもんだったから…つい、親しく声をかける癖が抜けないんだ。
お?しかしかく言うギルバートさんも、中々どうして推理家だね。まったく…ふふ、仰るとおりだ。
ガキの頃の憧れをそのまんま叶えようとしてるってやつ…いや、でもどうかな。
特に教育も受けてなきゃ、冒険家になるための勉強もしちゃいない…勢いだけでやりたがってるようなもんだな。
だってさ支援者からガバッと金頂いちゃって、うんと節約すりゃ残りの金…、それともいっそ失敗しましたってことにして丸々頂くとか。
おっと…聞かなかった事にして下さいよ。
[冗談めかして人差し指を唇に当てた]
[肩をすくませる姿には]
ハッハ!…真に受けました?それはほら、いわゆる一つの…社交辞令ってやつで。
まさか、おれと同じで金無さそうだなあんた、なんて言えない…っとと。
[正直な口を急ぎ押さえる]
一人で事故った時?
そりゃ…何つうか、根性と勢いと忍耐で!だめ?
…って、何でおれが雪山で遭難しかけたって知ってんすか。言ったっけ…?
[―雪山で”人生終わるかと思った”と言えば、容易く想像されることなのだろうが…驚く]
[だんだんとステラによって、作られていくものを目にすれば]
あ…はははっ
[ギルバートの呟きに頷いて]
なるほどそうだ、あれ雪だるまだ。
楽しそうにまぁ。
しっかりした大人の女の人に見えたのに、作っちゃうんだなあ、ああいうの。
[ステラの声にも首を縦に振って]
ええそうです、ナサニエルですよ!
うまいもんだ。
あとバケツとかありゃ完璧っすねー!
…ん!
[先生からの指令にはびしりと手を頭の横に当て、敬礼風に]
了解、先生!
シスターの御手が痛々しいことにならないよう、しっかり見張っているであります。
別にかまわねぇよ。
俺があんまり人と喋るのに慣れてないだけだ。
とりあえずお前は金と夢どっちが目的なんだとは言わないでおいてやる。
そして忍耐と根性で乗り越えられるなら応急処置やら救急方法なんていう技術存在しないってことも俺の独り言にしておこう。
[呆れたようにまた苦笑しながら背中を思い切り叩き]
それじゃな。また夜かそこらへんで*
――浴室――
[女の行動を見透かしていたのか。はたまたサービスの一環なのか。
果たして浴室のお湯は適温に保たれており、明るい室内にはゆらゆらと湯気が立ち昇っていた。
アーヴァインのささやかな心遣いに感謝をして、髪を梳き汗を流す。心地良い水の流れる音が響き渡る。
湯船に浸かる際、高い位置に設けられた窓を僅かに開けて青い空と混じる雪景色を眺める。
未だ日の高いうちから、雪化粧を名我部手の入浴は贅沢な一時だと思う。
この贅沢を味わいたいが為に、女は麓からの荷物運搬の仕事を嫌な顔一つせず承諾する。
本来なら危険が伴う道のり。重さも重い荷物を引くなど、男に任せておけば良いものをという声をいつも遮断する。]
何をもって幸せなのか…。人それぞれでいいじゃない…。
[その言葉は自分に対して呟いたのか。それとも山にこもりきりのアーヴァインに向けて述べたものなのか。
答えは明かされないまま、しばらくの間、雫はは天然の音響に響き渡り。
やがて湯上りの甘い匂いを漂わせながら身支度を整えたローズマリーは、空腹を満たす為に食堂へと*向かうのだろう*]
[ギルバートから、人と喋るのに慣れていないだけと聞くと今度は社交辞令ではない顔で]
そうなんすか?
意外だな、普通に気さくな兄さんに見えるよ。
[続く盛大な独り言には]
…ちょっとちょっとギルバートさん。
独り言にしちゃデカいし、言わないでおいてる割におれの耳に届いてくんのは何でだろうね?
ま…ごもっともではある。
[腕組みをしたところで、思い切り背中を叩かれて咳き込みながら]
エホッ…いやぁギルバート先生様は、観察眼に推理力、応急処置の技術のみならず、腕力もおありで…。
ええ、そんじゃまた。
[見送ると、しもやけ見張り任務を果たすためというわけではないだろうが、椅子を寄せ窓際に頬杖をつきながら雪だるま製作を見ている。
思案顔のステラに、「バケツが見つからないのならおれの帽子貸そうか?」等と*言いながら*]
そういえば。
このままギルが何してたかもいわないでおくと困るのはハーヴェイさんですね。
やべ。設定考えてなかったw
ふふ、ありがとうございます。
でも風でナサニエルさんの帽子飛んでしまったら大変なので気持ちだけいただいておきますね。
[...はナサニエルに微笑んだ後、衣類に付いた粉雪を払い落とし宿の中に戻る]
流石に長時間外で遊んでいると手がかじかんで指先の感覚が鈍くなりますね…。
[「はぁ〜」っと赤くなった手に息を掛け、パチパチと音を鳴らす暖炉の前に座り込む。
勢いよく燃え上がる赫色を見詰めていると
――コトン。
アーヴァインがホットココアを入れたマグカップを近くのテーブルに置く]
あ、ありがとうございます。
酒場の看板娘 ローズマリーがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(酒場の看板娘 ローズマリーは村を出ました)
酒場の看板娘 ローズマリー が参加しました。
酒場の看板娘 ローズマリーは、霊能者 を希望しました(他の人には見えません)。
――食堂――
[湯上りの上気した頬をそのままに、ローズマリーは食堂へと足を踏み入れる。
長テーブルの空いている席に腰掛けると、修道女へココアを出した宿の主が、続いて軽食を運んでくる。
その姿に小さく礼を述べ、食事を口許へと運んだ。]
おいしい…。
[一口口に含み、咀嚼を繰り返しながら率直な感想を述べる。
忙しく歩き回るアーヴァインは、彼女の言葉を耳にし、顔を綻ばせる。そんな宿主の表情を見て、ローズマリーも微笑む。
幸せな一時。自分は本当の所は荷物運搬ではなく、癒される為に足を運んでいるのではないかと思うほどに、ローズマリーは心が休まる思いに浸っていた。]
[やがて、空腹を満たす作業を終えると、ローズマリーは食後の紅茶を啜りながら、ぼんやりと暖炉の燃え盛る炎を見つめている修道女を眺めた。
こんな時期、こんな場所で彼女は何処へ行くの
だろう。女の一人旅は危険が伴う。それは麓からここまでの距離でも変わらないのに。
彼女の姿を自分と重ね合わせてしまい、ふと溜息が出た。
思い切って声を掛けようかと思った。が、イスから腰を上げようとして、止めた。
ローズマリーにはここに来たもう一つの理由があったのを思い出したから。]
アメリカンサイズの朝食って奴を食べてきた。
…でかすぎますがどうしましょうか…。
日本人の夕飯以上に朝食べてるんですか欧米人ってww
見事なサンドイッチのでかさに唖然としてます。
ご馳走様でした。
[誰に言うわけでもなく礼を述べ、キッチンへと食器を運び、皿を洗う。
何度も訪れた場所、勝手知ったる他人の家状態で、ローズマリーはテキパキと後片付けを行っていく。
と、全てに置いてタイミングを見計らったかのように、アーヴァインが姿を現し女に耳打ちをする。
女は小さく頷き、男の後をなぞって一階の管理人部屋へと足を踏み入れた。]
[部屋に荷物を置いてから暫く、どうやら寝入ってしまっていたらしい。すっかり日の沈んだ外を見ると同時に腹から時間の経過を知らせる音が]
…そういやここって一泊幾らだったかな?
手持ち、足りるといいなぁ。
――アーヴァインの部屋――
[室内へ足を踏み入れると、主はドアに鍵をかけ、カーテンを引く。あっという間にそこは密室へと代わり、二人だけの空間になる。
遮断された空間を合図に、女は着衣を僅かに乱し主へと身を預ける。それを合図に互いの唇は重なり合い、淫靡な音が室内へと滲んでいく。]
[温められた部屋、冷たいシーツに素肌を晒し、ローズマリーは嬌声と共に、麓で味わった罪の味への懺悔を漏らしていく。
それは誰にも打ち明けられない苦しみを吐き出す行為であって、お互いの欲情をただ満たすだけではなかった。]
ねぇ、アーヴァインさん…あなたはこんなわたしを、何処かで軽蔑しているのかしら?
男の肌の上でしか、心も晒す事のできないわたしを…。
[優しい指使いに息を色濃く染め上げながら、ローズマリーは問い掛ける。しかし彼女は答えを求めている訳ではなく、またアーヴァインもその事を解っているのか、二人の肌の上には、ただ疑問符だけが転がり続けていく。
予定調和に進められる関係。今日も変わりなく過ぎ行く一時に女は熱いため息を漏らし、波が穏やかに過ぎ去っていくのをじっと待つのだった。]
[過ぎ去った熱を名残惜しむように余韻に浸るように、肌とシーツの狭間でまどろむ。
そして日が傾き掛けた頃、女は先にベッドを抜け出し、再び浴室で汗を流し身支度を整える。
濡れた髪をタオルで丁寧に拭き取りながら、鏡に映る自分の顔を覗き込む。]
少しは楽になったかしら?
[そっと唇に指を這わせ、微笑む。余韻が体の芯を疼かせるが、抱えていた重荷は確かに今、ここにはない。きちんと荷降ろし出来たことに安堵して、服に身を通し。
女はゆっくりと浴室を後にした。]
[そのまま食堂へ。
誰も姿を見せないのに少し訝しい表情を浮べ]
晩飯時ってのに、誰もいないってのも不思議だね。
客どころか管理人の姿も見えないのかね。
自給自足?勝手に作っていいなら作るぞ?
/中/
っと、ローズ…(汗)
RP村のローズってそういう人が多いのかなぁ?
さて、ギルバートの設定をどう活かそうかな?
[ふと外を見ればシスターの作った雪だるま。帽子は見付からなかったのか、丸い頭はそのままで。
まだ2人しか会っていないが、(あれでも)人と長く話しこんだのか、少し思い出し笑いを]
…まぁ、狭いし、付き合うくらい、いいか。
[一人ごちながら、湯の入った薬缶とその辺にあった紅茶葉を拝借、勝手に淹れる。几帳面なのか、ゴールデンルールを守りながら]
――食堂――
[足を踏み入れると、そこは女が席を外した時とほぼ変わらない景色が広がっていた。
暖炉の薪は少し品薄で、それだけがローズマリーが少しの間主を独占した為の代償として残されていたが。]
夜になってきたから、少し多めにくべないと、ね。
[誰に言う訳でもなく呟き、保管庫から薪を持ち出し、火に添える。暫くしてパチパチと音を立てながら、炎は勢いを得て、室内の暖かみは緩やかに増していった。]
[燃え盛る炎をぼんやりと見つめていると人の気配が。
顔は動かさず眼だけで人の動きを追う――]
…新たな客人?
[その客人が去って行くのを最後まで見る事なく...は、また炎を見つめ冷めてしまったココアを口にした]
――二階・客室――
[じっと読み続けていた本から顔を上げて、大きく伸びをする]
……っと、ちょっと夢中になりすぎたかな?
[見れば外はとうに暗く。
昼間、軽食と飲み物を取りに行ったきり部屋に篭ったままで居た事に今更気付く]
そういえば、今日はまだ誰とも顔合わせてなかったな…。
下に行けば誰か居るかな?腹も減ってるし。
[そう一人呟いて、階下へと向かう]
――ロビー→食堂――
[ロビーへと顔を出し、軽くそこに居る者に会釈をしてそのまま食堂へ。
と、そこに昨夜は見なかった姿を見つけ声を掛ける]
こんばんは…って、あれ?
[とてもよく知っている姿を見つけ、ほんの一瞬驚く]
もしかして、ギルバート?
どうしてここに?
[キッチンからカタリと音がしたような気がして、ローズマリーは視線だけをその場へと泳がす。
と、見慣れない青年の姿が目に入り、珍しいものもあるものだと、小さく口の中で独り言を漏らす。]
こんな冬道に泊り客が居るだなんて…。珍しいわね。
[棒で巻きの位置を整えながら、苦笑する。この時期泊り客が居ても、精々二人が限度だったはず。それが少なくても三人は居る訳なのだから、これはもう、大繁盛の域だろう。]
忙しい筈なのに。それでも懺悔に付き合ってくれるなんて…。優しい人ね。アーヴァインさんって…。
[漏れた言葉は誰の耳にも届かず、薪の弾ける音に*掻き消されていった*]
[突然声を掛けられてきょとんと。まじまじとこちらを見てくる青年はあの腐れ縁。]
あ。
[暫し沈黙]
……え〜っと……
悪い……顔は覚えてるんだが…
[名前と顔が一致しないらしい]
[此方を見つめ返し口篭る様子に、ほんの少し拗ねた口調で]
あ、俺のこと忘れたのかよー?
[と言った後でくすくすと笑い出し]
ハーヴェイだよ、ハーヴェイ・マクミラン。
まったく、忙しかったんだろうけど、昔なじみの名前を忘れるほどとは、ね。
……えっと、数ヶ月ぶり、だっけ?
[拗ねられて流石に反省]
…すまん。
数ヶ月ぶり。暫く結構な人と会ってたんでね。
一瞬名前が出てこなかった。申し訳ない。
脳細胞は肝心な所で働いてくれないらしい
[昔馴染みと話す時は流石に砕けたような表情で]
そちらは?なんでこんな雪山に?
[謝る様子に笑いかけ]
良いって、謝らなくても。
それだけ忙しかったんだろうし、仕事が上手く行ってる証拠だろ?
[ここに居る理由を問われて、軽く肩を竦め苦笑して]
あぁ、うちの教授の頼みでさ。アーヴァインさんに届け物に来たんだ。
まったく、自分で来れば良いのにさ。
まだヒヨっ子だよ。
教えることで学ぶこともあるってことで外に出してもらった。
仕事って言っていいのか…先生が忙しいから俺もやらせてもらってる程度さ。
大学も早く復帰したいけど当分無理だな。
教授…あぁ、確かロック…なんだっけ?お前が良く話してる教授ね。ありゃ自分じゃ動かないだろうよ。
課題免除の代わりにいってこいとか、そんなのか?
習うより慣れろ、って?
確かに技術とかはやって覚えたほうが早いかも知れないね。
今はそっちに専念、で良いんじゃないか?
うん、そうロックウェル教授。
あの人も自分が興味あることしかしないからね、仕方がないか。
いや…うっかり単位を落としかけて、その代わりに。
自業自得って奴だな、うん。
慣れだな。勉強しても実際に使えないんじゃ意味がない。当分はこっち。
お前成績悪かったっけ?あの本の虫が。
少なくとも俺よりはよかった気がしたのにな。
お。砂時計落ちた。ほれ、これ。飲んどけ。
[淹れた紅茶を前に差し出し]
それにしても腹減ったね。マスターは…いるのかな?
/中/
役職別設定。
人狼であった場合。
生まれついてのものではなく、後天的なもの。
父親と共に山に登った際、夜、人狼に襲われ咬まれて人狼と言う呪いを背負うが、本人はそれを知らない。
まだ覚醒前で本人には自覚はなく、多少力が強いこと、体力が勝る事、夜目が利く事は体質、と思っている。
父の怪我はその際ハーヴェイを助ける為に負った物で、父はそれの正体を知っているが、ハーヴェイを庇う為周りには「野犬」とだけ言っている。人狼に咬まれた、と知れたら殺されてしまうから。
ハーヴェイが堅実な道を選んだのは、何より父親を安心させる為。
この宿で同じ運命を持つもの(人狼)と出会い覚醒。赤人格は狂気に走ることに。
――ロビー――
おっ…それ何、ステラさん。
[暖炉の前のステラが口にしているカップから、良い香りがしてナサニエルは尋ねてみた]
へぇ、ココア。
甘くてあったかい?
いいなあ…。
おれも飲みたい。
[慣れ、との言葉に頷いて。
差し出された紅茶を受け取り]
あ、ありがとう。
[と言って一口啜る]
結局、知識は経験に敵わないっていうからね。
いや、今回はちょっと油断した。ていうか、教授の問題に引っかかった。
そのあとすぐにここに行けって言われたから、狙ってたのかも。
[そういってもう一口紅茶を飲んで]
居ると思う…けど、自分で作ったほうが早いよ、多分。
俺なんかいつもそうだし、自分で作っても怒られないからさ。
あ、俺も食事に来たんだった。
[今更思い出したようにそう呟く]
――食堂――
ココアあるかア〜♪
…ん。
[ココアあるかなの歌を歌いながら食堂へとたどり着くと、既に三人の人影があった]
ハーヴェイにギルバートさん。
それに…
[見慣れない女性の姿。
物思いに耽っているような様子に、軽く会釈をするに留めておく]
お話中すか?
…あ、飲み中?
[ギルバートがハーヴェイに差し出しているカップを見詰め]
それってココア?
ほんじゃ何か適当に。
[勝手にキッチンをあさり始め。こんな孤立した山小屋の割に案外色々なものがそろっている]
何か食いたいモンとか、ある?
名前忘れた詫びにリクエストOKだ
[歌いながら現れたナサニエルに顔を向けて、飲んでいるものについて訊かれて]
え?あぁ、これは紅茶。
ココアは…どこだっけ?探せばあると思うんだけど…。
甘い物が好きなのか?
って、ナサ…ニ…なんだっけか?お前も飯食い損ねた口?
[ナサニエルの視線に初めてそこにある人に気付き]
そこに誰かいたのか?
[ハーヴェイと話しこんでいたせいか、ローズマリーには気がつかず。そして入ってきたナサニエルも一蹴した後にご挨拶。]
湯か…。
まさかハーヴェイに、おれのため胃から紅茶を吐き出せなどと言えるはずも無し。
[腕組みをして暫し悩んだ挙句]
…なあに砂糖入れりゃ、甘くてあったかいさ。
湯くれるかい、ギルバートさん。
[キッチンを漁り始めている男に声をかける。
尋ねられているのはハーヴェイと知りつつ、ちゃっかりリクエストも]
おれぁ肉食いたい!
アーヴァインさんもマメだから、いろいろあることはあるんだよね、ここ。
[だから道具も食材も充実はしてる、と。
そして名前を忘れた詫びに、と言われ、少し考え]
え?いいの?
んー…任せるよ。一番得意な奴、ってことで。
―朝 部屋―
[明け方、陽の昇るその光に目を覚ます。
寝乱れた胸元を戻し、白を隠した。
起き上がった拍子に痛むか、右の足を見下ろす。]
…薬、飲んでおこうかな。
やっぱり無理みたいだね。今日も泊めてもらえるのかな。
[近くにあった皮の袋を引き寄せて、うちより白の粒を取り出した。
それを一つ、指先でつまんで口に入れる。赤い舌が、ちろと離れた指先を撫ぜた。
奥歯でがりと噛み砕く。]
――苦い。
[呟いた顔は、声をしっかり反映していた。]
―現在 部屋―
[赤が目を開けると、そこは暗闇。]
ちがう。
見えないだけだね。
[寝台の上、左を下にいつの間にか寝ていたようだった。赤は気づいて、ゆると体を起こす。
薬は効いているのか。
右足は今は痛くない。]
……何か、食べようかな。
作ってもいいんだっけ?
[皮袋を肩にかける。何かのかちりとぶつかる音。]
外れちゃったかな。
[袋を開けて、中を確かめる。それを見つけてしっかりと布を巻き付けなおした。
立ち上がっても音はもうない]
[いきなり肉とのたまう無礼モンへ一瞥くれてやり]
生肉ならそこに結構あるから勝手に取って食え。
冒険家なら内臓も鍛えとかないといけないしな。
下痢しても死にはしねぇよ。
[階段を下りる音は小さいか。]
―…→ロビー―
こんばんは。
甘いにおい?
ココアなの?
ステラさんは子供っぽいね
[昨日の意趣返しにそんなことを言って、自分も何か飲もうかな。
赤はそう呟くように、食堂へと向かう。]
[何でもいいというハーヴェイへは笑いながら肩をすくめ]
やれ、尋ねると必ず何でもいいなんていいやがる。
それが一番困るってのはいい加減人類共通知っておくべきだな。
わかったよ、適当にな。
[雑談を挟みながらてきぱきと、下ごしらえを始めるがそれは流石に手馴れたもの]
――食堂――
[気付けば随分と賑やかになっているキッチンに視線を投げ掛け。そう言えば宿主の拘束時間は、食事の準備すら奪ってしまった事に気付き、青年達の声に小さく謝罪する。
そして何か思い立ったようにすっと立ち上がり、声の鳴るほうへと足を運び]
――こんばんは。随分賑やかね。何か食べる物なら…良かったらわたしが作りましょうか?
[僅かに身を引きながら声を掛けた。]
/中/
占い師&霊能
まず来ないとは思うんだけど…。
やはり事件が発生してから覚醒、と言う形になると思う。
何れの力もまだ未発、と。
村人
そのまま、現状維持。
怪我については本当にただの野犬、と言うこと。
流れや状況により、臨機応変に対応を
[ナサニエルには相変わらずしれっとした態度を変えないのは多分わざと]
あぁ、俺の脳細胞は記憶力を使う所を選ぶんだよ。
悪いな。それじゃナの字とでもいうかね。
飯は俺が食いたいから作るの。
お前も食べるならお願いしますの一言でも先に言ってみろ?
[眠っていたようなその人物、騒がしくして起してしまったか。作ろうかと言う申し出には]
おや…こんなとこにも女性が居る訳ね。
この宿の人?
こんな野郎ばっかの所で一人…もう一人いた…っけ。
初めましてだ。俺はギルバート。
今日はいいよ。折角下準備も終わってるしついでだ。
休んでなよ。
>>174
…嫌だなギルバートさん、おれ一応文明人だよ。
ま、生肉食ったくらいじゃ下痢しないけどさぁ。
[――もしかしたら原始人かもしれなかった。
ココアよりはお茶が良いというハーヴェイには]
へえ、そう?
…ならハーヴェイ、茶が出たらおれの分やる。
その分、ココアが出たらおれにくれ。
[ギルバートが何か作り始めたらしいと知り]
お、文明人の食事作ってくれてる?
なら、生肉は止めとこう。
大人しく楽しみに待ってますぜ旦那!
[ココアが見つかったら見つかったで…
…食事を待つまでに、それ以上食べられなくなるくらい飲んでしまいそうでもあった。
なので探すのを止め、座って待とうと椅子をひく。
立ち上がったローズマリーや、マグカップを手にしたステラ、なぜか入り口で立ち止まっているラッセルにも気が付いた]
お、まさに楽しい食事時ってヤツ?
―食堂―
あら、みなさん今日はお揃いで。
こんばんは。
[会釈をすると中に入り辺りを見回す]
えっとー…?
[碧髪の女性に]
…はじめましてですよね?
私、ステラといいます。
[ラッセルに向き直り]
あとでの方が良いみたいですね。
それから、ココアはアーヴァインさんが入れてくれたのですよ。
疲れた時には甘い物をと。
[肩を竦める様子に、悪い、と苦笑して]
でも、君の嫌いなものを頼むわけにも行かないだろう?
自分が食べたい物を作れば良いのさ。
[と返す。
ナサニエルがぼやくのと、ギルバートの「応援」との言葉を比べて、くすりと笑い]
立派な冒険者になるって言うのは、思った以上に大変そうだな?
[と励ますような言葉を掛ける。
食堂に入ってきたステラに目を向けると、僅かに赤い物が目に入り]
…あれ?ラッセルも居るの?
居るなら入って来いよ。
[とだけ声を掛けてみる]
随分賑やかな宿。こんなに人が居るなんて…何時以来かしら?
[くすりと笑みを零しながらやり取りに目を奪われて。食堂に顔を見せた者には、人当たりのいい笑顔で会釈をして。
そして、宿の人との問いには緩く首を振り――]
いいえ、わたしは麓の人間よ?ギルバートさん。初めまして。
あら、もう下準備まで終っているの?他の方もいらっしゃるみたいだから…わたしはおじゃまかしらね…。
ちなみにわたしはローズマリーと言うわ。他の方もよしなに。
[小さく会釈をして――]
食事時なの?
[ナサニエルの言葉に、ひょこっと食堂を覗いて]
疲れたときには甘いもの、かぁ。
アーヴァインさんは本当に良い人だね。
宿に泊めてくれるだけじゃなくて、そういうサービスもしてくれるんだから。
[ステラの言葉に、そんな感想を持ったようだった。
続いて、ハーヴェイに声をかけられて、食堂の中に入る。]
いたよ。いっぱいいたから、キッチンは使えないかなって思ったんだ。
今、もしかして料理中?
[首をかしげて]
/中/
本当は中発言しないはずだったのだけれど。
赤崖にかぶるなぁw
中の人は笑い死にしそうだった。
うん、これでローズが占い師とかなら笑ってやる。
でもローズの人は本国のどこかの村でロムしてた人みたいなような気が…気のせいかな
>>180
…ええい、素直に名前覚えるの苦手なんだって言えっての。
[ノウサイボウがキオクリョクを使うところを選ぶとかいう言い方が、賢さを演出していてむっときたらしい]
ナの字…おれそんな呼ばれ方するの、初めてだ。
[面白いなあと笑い、それからやや表情を強張らせ]
…ぐ、お、お願いします。
[それからギルバートの声で、その女性に名乗ってもいなかったと気が付いて]
…そう言えば「わたしが作りましょうか」ってことは、宿の人なのかな。
いや…でも、アーヴァインさんは一人でやってるみたいなこと言ってたっけな?
つまりは、親切なお客さんってわけなんだろか。
どちみち、初めまして。
おれはナサニエル・ドーソンです。
ナサニエルが長けりゃ、ナでもナサでもナの字でも!
なんだよ、こんなにいやがるのか。
[だったら先に言え、とぶつくさ言いながらも]
ほらよ。できたぜ。
いきなり人数増えたから簡単なもんばっかだ。
文句いうなよ
[卵の白身と野菜のオムレットとソーセージ添え]
[シーザーサラダ]
[ポークジンジャー]
[ポテトとサラミのスープ]
ありあわせ。米は炊く時間なかったから簡単にパンみたいなもん作った。
[背後から声を掛けられ、ゆっくりと振り返ると修道服に身を包んだ女性。昼間声を掛け損ねた人物に、くるりと向き合い、親しみを込めた笑みを浮かべて]
初めましてね、シスター・ステラ。わたしはローズマリーと言います。どうぞよしなに。
そして…そちらの方は何方かしら?
[入り口で立ち止まる赤い髪の――少年とも少女ともつかない人物にも微笑を浮かべ訊ねた。]
席とかじゃなくて、本当はキッチン使いたかったんだよ。
[ナサニエルにそんなことを言って、椅子を引く。
その使おうと思っていた場所から届いた声に、赤はふわりと笑った。]
ぼくはラッセル。
よろしく。
[挨拶をされて、それが誰か、に漸く気付く]
あ…ローズマリーさん、ってもしかして酒場の?
[自分は酒場には行かないが、その名前は時々話に聞いてはいた]
[ナサニエルと名乗る青年の言葉に、女は可笑しそうにくすくすと笑い]
いいえ、わたしも一応お客よ?ナサニエルさん?
ローズマリーと言うわ。よろしく。
[小さく会釈をした。]
[座るつもりで引いた椅子に腰は下ろされず、できあがったという声にそちらを見る。
視界にそれを入れると、すごいなぁ、と笑顔になった。]
本業は、料理人さん?
とってもおいしそう。
[空いている席に座り出てきた品物に目を奪われ]
ギルバートさんって器用ですね。
お仕事はコックさんとかですか?
では、いただきます。
[...は胸の前で手を組み合わせる]
[ギルバートの愚痴のような言葉に笑いながら]
本当にみんなタイミングが良いよね。
[匂いにつられた、とか?とくすくす笑ったまま、出来上がった料理には驚いたように]
わ、美味しそうだね。
この時間でこれだけできるのって凄いな。
うん、じゃさっそく…いただきますっ。
[そういって、さっそく席に着きなおし食事を始め。
食堂に入ってきたラッセルに]
あ、自分で作る気だった、とか?
[サラダを口に運びながら問いかける]
あ。挨拶してなかったや。
こんばんは
[それはこの場の皆に向けて。]
…?
あ、名前?
ぼくはラッセルです。どうぞよろしく
[自分へと向いた視線に気づいて、首を傾げたけれどすぐに挨拶をした。]
うん、そう。作ろうかと思ってたんだ。
[にこにことハーヴェイに答える]
まあ、こんなにすごいもの、作れないんだけどね。
あと、飲み物も少し確保しておきたかったし。
>>183
気ィ遣うたちだね、ハーヴェイ。
自分の希望はハッキリ言った方がいいぜ、ギルバートさんが食べたいものが、とんでもなく苦いとか辛いとか痛いとかだったらどうするよ。
[くすりと笑われると軽く片目を瞑り]
そうみたいだ。
…大学卒業すんのと、どっちが大変かな?
[ローズマリーの名を知り、会釈を目にすると、なるべく丁寧にそれを返してから]
ローズマリーさんか、はは、やっぱ客?よろしく!
女の人がこの山登って来んのって…
[ステラさんもだけどと目をやって]
大変だったろうなぁ。
[ラッセルに頷いて]
おう、食事時。おれらは待つ側、ギルバートさんが今日のコックってわけだ。
…そうだ、怪我が酷そうなら手当てして貰いなよ。
この人は人の名前を覚えるのは駄目でも、料理だけでなくて応急手当とかできるらしいからさ…って、キッチン使いたかったって何で?
…あっと、もうできてたのか。スッゲ…。
[出来上がったギルバートの料理に目が丸くなる]
[「ラッセル」という男性名と「僕」という一人称で何とか彼が男性と見分けがついたが顔中に疑問符を浮べ]
あ、あぁ、ラッセルね。よろし…く。
俺はギルバート。
昼くらいにそこのナの字から怪我人いるっていってたが君か?
怪我の…具合は?
[なんとなく言葉に勢いがないのは、彼を男性と未だに認められないからか、それとも別の要因があってか]
あ、やっぱり?確か昨日そんな事言ってたかな、って。
[にこにことした様子には昨日の疲れは感じられず]
それでも作れるのは凄いと思うよ。
俺も作る気でいたけど…せいぜいパンに適当にハムやら野菜やらを挟むだけ、とか、肉焼いてそのまま、くらいしか考えてなかったし。
[ナサニエルに向き直って、うん、とうなずいた。]
って、楽しみにしちゃだめだよ。
ぼくはこんなにうまく作れないし。
怪我。
ああ。大丈夫、今は本当に痛くないし。
でも、心配してくれてありがとう。
[それから、話題の主の男に目をやって]
…? よろしくお願いします、ギルバートさん。
ええと。
どうか?
[少し、不思議に思った声]
怪我は、今もいったけど、大丈夫。
ギルバートさんの方が大丈夫か、ぼくはなんだか心配だな?
すごいかなぁ。
でもハーヴェイのその選択肢もすごいと思うよ
[くすくす笑って、赤が言う。]
あ、もらってもいいの、かな?
[いまさらながら食事を見て、そんなことをたずねてみる。]
ここでもひとつ。
ラッシーはギルの亡くなった初恋の人にクリソツなのです。技師の勉強を後押ししてくれた人で、ハーヴェイは知りません。年も違うしなくなってることは知っているのですがそれでもやっぱりびっくりなのです。
でも薔薇に行く予定はありませんw
[酒場の?と訊ねられて、不思議に思いながらもこくりと頷き]
えぇ、そうよ。よくご存知ね?――お客さんで…来たことは無さそうよね?小さい村ですもの。来たお客の顔は自然と覚えてしまうから…。
[くすりくすりと笑みを零し。
不思議そうに首を傾げる彼の人には、こくりと頷き]
ラッセル――ね。よろしく。わたしはローズマリーと言うわ。
[口許に笑みを浮かべた。
そうこうしている間にテーブルにはギルバートが作った料理が並べられ。
女は小さく感謝と謝罪の念を述べ、席に着き食事をし始めた。]
[気を遣う、と言われて首を傾げ]
そうかぁ?あまり考えてないけどな、俺。
ギルバートとは結構昔からの付き合いだから、ある程度何が好きかとかは聞いてるしね。
その辺は心配してないよ。
冒険者の方が大変かもね。
大学は卒業すれば、ある程度安定した暮らしが出来るからさ。
[そしてギルバートのさっさと食って片付けろ、には苦笑しながら]
言われなくても、こんな美味しいんだもん、残すわけないって。
あ、食器は洗っとくから、さ。
[出された品物に口を付け]
美味しいですね。
[自然と笑みが浮かび上がる。
ナサニエルの「大変だった」と言う言葉が耳に入り]
確かに楽では…無かったですね。
けど美味しい料理、楽しい会話に出会えたので良しとはしていますが。
ローズマリーさんは辛くはなかったですか?山道。
ん?
[ギルバートのラッセルを見る目につられてまじまじ見てみても、ラッセルの顔には目と鼻と口と眉しか付いていなかった]
なんだなんだ…って、はいはい、わかりましたよ。
頂きます!
[世辞は良いからさっさと食べて片付けろという声が飛んできて、いや、飛んでくるまでもなくいそいそと、ソーセージにフォークを突き立てている]
…うま〜♪
はははハーヴェイ、パンにハムやら野菜やらを挟んだり、肉焼いてそのままでも立派な料理だよ。
つうか皿に盛れば、もうそれは料理だろ。
[軽口を叩きながらも、料理を口に運ぶ手は止めない]
いやいや…楽しみは多い方がいい。
もしラッセルが作ってビックリするほど不味かったら、そん時怒ればいいんだしさ。
[笑いながら言って、今は本当に痛くないとの言葉に、それなら良いけどと頷く]
[食事を前に戸惑うラッセルに]
いいと思うよ、食べても。
本人が「食え」って言ってるしね。
[食べて体力を付けたほうが良いよ、と付け加えて、ローズマリーの問いに頷き]
俺は酒場には行った事がないですね。
酒には弱いんですよ、残念だけど。
[ラッセルへの疑問符はとりあえず引っ込め]
あぁ、痛くないならよかったな。
雪山で足の怪我ってのは生死にかかわるし。
[賑やかになった食堂を見回し]
俺はあんまり大勢で食べるの苦手なんだよね。
席も無いようだし、少し失礼する。
部屋で食べてからまた来るよ。
[自分の分を手に取ると、そのまま自室まで]
[とりあえず、あまり足に負担はかけたくないと、引いた椅子に腰を下ろす。]
さすがにお皿に盛ったら料理なんてことはないと思うけどなぁ。
[ナサニエルにちょっと反論して]
えー、それはひどいよ。
そうなったら食料がもったいないから、全員分作るのはやだって言ってるのに。
[それからギルバートではなくハーヴェイからの答えに、きょとんとして]
うん、じゃあ。食べる。いただきます。
[自分の分を取り分けているときに、ギルバートは食堂を出てゆく。見送って、赤は、小さくうなずいた。
薬が効いているから痛くないなんて、誰に言う必要もないだろう。]
[黙々と食事をしているとステラから声を掛けられ。あっと思い顔を上げて笑みを作り]
え…えぇ、わたしは定期的に訪れている場所だから然程でも…。
でもステラ…さんは大変でしたでしょう?寒い雪道を一人で…。何処かに向かう途中だったのですか?
[楽しい会話と美味しい料理にという言葉には、同意するように頷き]
[酒が苦手だというハーヴェイに、少しだけ気の毒そうな笑みを浮かべ]
あらあら。お酒が弱くても食事だけでも宜しいのに…。
酒場はこの食堂のように人が集まる場所。賑やかな場所が苦痛でなければ、お酒を嗜まなくても充分楽しめる場所よ?
よかったら今度いらして見てはいかが?
[自分の働く酒場をさり気なくアピールした。]
[自分の分を持って自室へと戻るギルバートを見送って]
…相変わらず人が多いのは苦手、かぁ。
ちゃんと付き合うと良いやつなんだけどな。
[彼の様子を見て、他の人達が誤解をしないかと少しだけ心配になって、呟く]
[ギルバートとは、結構昔からの付き合いと聞いて]
おっ…そうだったんだハーヴェイ。麓の街繋がり?
やっぱ、ちらほら知り合い同士が居るみたいだな。
[酒場の人かとハーヴェイに問われて、頷いたローズマリーとのやり取りも見ながら]
…金がありゃ、安定した暮らしができる。
安定した暮らしのためには学校へ。
学校へ行くためには金が要る。
やれやれ…やっぱ無一文から良い生活望むんなら、一発ドカンと成功するっきゃ無いじゃん。
[肩を竦めて言うものの]
あ。金が要る以前に頭が要るだな、おれの場合。
おお、食器洗いくらいならおれにもできる。
[やってやりましょうともと頷いていたが、確かに楽では無かったと呟くステラにちょっと思う]
…何しろその格好で雪山登りじゃなァ。
[…人のことは言えないが]
へぇ?一人で食べるのが好きなのかギルバートさんは。
せっかく皆、あんたが作った料理美味しい美味しいって食べてんのに…。
[大勢で食べるのって楽しくないか?と、変わってるなぁなどと零しながら見送った]
定期的に訪れているのですか?
お仕事お疲れ様です。
[同意を得て...はにっこりと笑う]
牧師様の言いつけで私は隣町まで御遣いに。
そう言えば、牧師様が「巷で狼が村を荒らし回っているから道中気を付けなさい」と……。
[...は、はっとして口を噤んだ――]
[ローズマリーの説明に少し驚いたように]
食事だけでも良いんですか?
酒場、って言うから飲めないとダメなのかな、ってずっと思ってたんですよ。
それじゃ、戻ったら寄らせてもらおうかな。
[ナイフとフォークを丁寧に使う。
その様子はとても手馴れているようにも見えたろうか。]
おいしい。
[ふわり、顔をほころばせて。
それからハーヴェイの言葉を聴いて、少し、首を傾げる。]
もしかして、お知り合い?
[自室にて。荷物の中の本を読みながら食事をつつき]
…まぁ性別年齢身長髪の色からして全部違うし…他人の空似とは言え恐ろしいもんだな。
[ぶつぶつと一人ごち、一息入れ。暫くは自室でごろりとしている*だろう*]
ばっかラッセル、トマトにドレッシングかけたらもうそれはサラダだろ?
じゃあ、食材を皿に盛ったらもうそれは料理なんだよ。
[よく分からない理屈で、反論に対してむきになるも、次にはよく分からないフォローも]
まァそんなに心配するなって。
おれってばよほどのことが無いと、出された料理をまずいなんて思わねえし。
他の全員がまずいつって食べなくても、その分まで平らげるだけの丈夫な胃は持ってるぜ。
[だからやっぱり楽しみにしてるよと言って笑った。
ラッセルのナイフとフォークの扱い方は、あまり優雅な身のこなしとは言えないナサニエルにも上品なものに見え、きれいに食うなぁと思わず眺める。
しかしふいに、席に着くことで近く見えるようになったその相手の目をじっと覗き]
あれ…ラッセルさ、右…いや、おまえから言うと左?
左の目…なんか変になってねぇ?
ん?あぁ、ギルバートとは昔からの…所謂『腐れ縁』ってやつ?
大学まで一緒で…って言っても、あいつは休学中だけど。
[その後のナサニエルの言葉は、少し真剣に聞きながら]
そう、だね…結局さ、勉強するにもお金、なんだよね。今は。
俺はさ、先生になれたら…そういうの抜きにして、勉強したいって言う子には平等に教えたいって、そう思ってるんだ。
[理想論だけど、と苦笑して。
ふと、ステラが零した言葉が耳に入って]
……狼、ですか?
[そう問いかける]
[一人料理を携えて自室へ戻るギルバートを視線で追いながら、自分の存在が何か不快を与えたのだろうかとぼんやりと思いつつも、思考は会話に流されて――]
ステラさんは牧師様に頼まれてお遣いにですか。
お疲れ様ですね。
[と、続く言葉に密やかに眉を顰めるものの、何事も無かったかのように食事を進め、ハーヴェイの言葉には]
酒場というと、どうしてもお酒だけのイメージが付き纏っちゃうけどね。うちのマスターの料理は美味しいわよ?
じゃぁ、麓に帰ったときには是非立ち寄って。安くしておくわ。
[悪戯っぽく微笑んで。
サラダとスープで急いで空腹を満たすと、すっと立ち上がって]
では皆さんごゆっくりと――
わたしは先にお暇いたしますわ。
[食器を片すと、軽く会釈をして自室のある二階へと足早に*上がっていった*]
[ステラの言葉にそちらを見ていたが、赤は次のナサニエルの言葉に苦笑する。]
トマト切らないと駄目だよ。
丸ごとだと大変じゃない。
…って、絶対作らせるつもりなんだね。
まあ、そう言ってもらえて、嬉しいけど。
[少しずつ皿の上から料理は減っていって。
質問には、ナイフとフォークを一度、置いてから、自分の左目を覆った。]
こっち、見えてないんだ。
だから、ちょっと反応が鈍いかもしれない、かな。
[右の目は相手を捉えずに、硝子珠のような目がその姿を跳ね返す。]
[向けられた視線に]
ふふ、きっと牧師様が言いたかったのは「女の1人歩きは危ないから気をつけなさい」って事なんでしょうね。
[スープを静かに掬う]
[それから手をはずして、再び食事に取り掛かる。
一口の量は少なく。]
腐れ縁かぁ。
じゃあ休学、なら、残念だね。
[二人の理想の話は、なんともいえない顔で聞くだけにとどめ。
ローズマリーを、会釈で見送った。]
狼が村を…?
牧師様が仰るくらいなら、マジなのかな…。
狼が村を…か。
[ふっと真剣な目になり]
…食えるかな、狼って。
[冗談…では無さそうだが、でもここらへんまで登って来れそうにないよなと呟いて、それほど不安そうでもなく、ハーヴェイの言葉には]
ギルバートさんも同じ大学の?
道理で。色々物知りな感じの謎が解けたよ。
見た目はおれと似たような感じなのに、休学中とはいえ…インテリジェンスってやつだったのかぁ。
[将来の夢を語る声には感じ入ったように]
…そりゃいい。
そんな事考えてたんだなハーヴェイ…思った以上にあんた、いい人そうだ。
おれだって理想は大好きさ。応援するぜ!
[せいぜい声援が良い所だけどと拳を振り上げつつ言い、ローズマリーが二階へと上がっていくのが見えてそのまま手を振り見送った]
ああ、ローズマリーさんお疲れさん。
[食事を終えて立ち去るローズマリーに会釈をして。
ナサニエルの問い掛けと、それに答えるラッセルの言葉に軽く動揺]
って、右目、見えてないのか?
怪我でも…って、ごめん、余計な詮索だった。
[そう謝罪を口にして。
ステラの先程の言葉への返答は至極真っ当な物で]
そう…ですよね。
……狼は、このあたりには居ないはずですから。
[どこか、安心したように呟く。
手は左肩を押さえたままで]
/中/
と言うわけで、ネタ振り。
咬まれたのは「左肩」です。
俺自身は「野犬に咬まれた」と信じてますが。
スルーされても、後から「あ、そうか」と思ってもらえたら嬉しいかな。
確かに、危ないよね。
いろいろと変な人もいるし。
[ステラにうなずいて、そう言った後、ハーヴェイの驚きの声を聞く]
うん、見えないよ。
大丈夫だよ、そんなに気を使ってくれなくても。
ちょっと、どじしちゃっただけだから。
左は見えるし、大丈夫。
良く熟れたトマトを丸ごとで、丸齧りするのが美味いんじゃねぇか。
[サラダの話をしていたはずなのに、もはやサラダでも何でもないそんな食べ方について言いながら]
見えてない…?
[確かにじっと見るこちらの姿を捉えない右目が、ラッセルの顔にあった。
硝子珠のようなそれは少年の白い顔の中にあると、人形を思わせる容貌をますます強調して一瞬、身震いしそうになる。
傷つけるだろうとそれを押さえて]
そうだったのか。
片目が見えずに雪山越え…そりゃ、つまずきもするわな。
[童謡に出てくる兎かと笑ってしまった事を後悔し、やや神妙な顔になると]
大丈夫なのか?
体が癒えて宿出たら、また雪山を一人で。
目的地はどこなんだ。
…それとも、「狼=男性」なのかしら?
よく、牧師様に「シスターはそそっかしい」っていつも言われているので。
[首を傾げた]
ご馳走様でした。
[食べ終えた食器を片付ける]
では、皆様ごゆっくりと。
[残っている者達に会釈をすると*湯殿に向かった*]
[二人から同じような言葉を掛けられて、小さく頷き]
うん、ほんと何かって言うと一緒なんだよね、俺達。
特別仲が良い、とかでもないけど…。
休学って言っても、ギルバートにはやりたい事があるみたいだからさ。
辞めるとは言ってないからその辺は心配してないんだ。
/中/
ナサニエルは全部の発言に反応する気かなー?
その調子だとptいくらあっても足りないぞ?
自分に係わりそうな所だけ、で充分。
まあおいしいのは否定しないよ。
[ナサニエルに真顔でうなずいた。]
でも料理とは別。
うん、見えてないよ。わかったと思うけど。
気味が、悪いでしょ?
[にこりと笑って]
うん、まあ。山を越えて反対側かな。
大丈夫大丈夫、もうだいぶ慣れてはいるから。
あんまり心配しなくても、本当に大丈夫だよ。
…本当に見えていないのか…。
[さらりと、それが普通の事であるかのような口調に]
ずっと見えてなかったのか?
それとも……
俺が聞いても、あんま意味がないか…。
[こくり、とうなずいた。]
ずっと、ってわけじゃないけど。
けっこう前には、見えなくなってたかな。
まだ慣れきってはないんだけどね。
…うん、ありがとう
[ふわ、と笑って]
言わないようにするね。
そそっかしいシスターか…。
修道女様っていうと中には、厳しいとか怖いって印象もあるからなぁ。
…そそっかしくて、子供みたいに雪だるまを作るシスターとか、そういうのよりずっといいじゃん。
[湯殿へ向かったらしいシスターに手を振って]
ああ、ステラさんもごゆっくり!
[ギルバートについて、その辺は心配していないというハーヴェイに]
はは…色んなこと心配して抱え込みそうな面してるもんなァ、ハーヴェイ。
そんなだから、若い身空で肩凝りなんぞに悩まされるんじゃねぇの?
[ハーヴェイが左肩を押さえるのをそんな風に思い込んで、気遣わしげに笑い]
気楽にいけよお。
おれに子供じみた態度取るとしても、ギルバートさんももうオトナなんだろうし…今だって普通に生き生きしてるみたいだし。
ハーヴェイは自分の夢に向かってひたすら邁進!
[適当に食事も終え、軽く一眠りしてから食器を片付けついでに水でも飲もうと食堂へ。扉の前で力説しているナサニエルの声を聞き溜息一つ]
うるせ〜な…。
[だるそうに食堂へ顔を出し、食器類をシンクへ放り込む]
誰が洗うかは知らんが俺の分も頼むわ。
鍋とかはもう片付けてあるから。
[適当に薬缶を火にかけ、茶でも飲もうと]
いやいや、ラッセル…
[気味が悪いでしょうと言いながらもにこりと笑われると、逆に申し訳なさをかき立てられた。
覗き込んだりして悪かったなと思い目を逸らしたが、それが気味が悪いと思っているからだと思われたくないと、再びしっかり目を見て話す]
全然。
それっくらいで、おまえのお人形さんのようにお整いなさってるお顔様が、気味悪くなったりしないよ。
[目に気付く前と同じ態度で笑いながら]
ぶっちゃけるとおれ、最初見たときラッセルが男か女か迷ったくらいだからな。
ああ、もう道行きの心配は止める。
それよりか、おまえがもうちょっと育ったら、色男ぶりでおれのライバルになりやしないか…そっちを心配しとく。
[それは真剣な表情で言ってから…
結局、最後には自分で自分の冗談に*吹きだしている*]
[頷いて笑うその表情は、知らなければ見えないとは気付かないほどで]
うん、あまり気にしない方がいいと思うよ。
言われないとわからないくらいだし、そうやって笑っていればみんな変には思わないだろうな。
[励ましとは言えないような言葉をかけて]
肩こり?
[言われて、自分が無意識に肩を抑えていたことに気付き、あわてて手を離す]
…まぁ、苦労性、とは言われてるからね、俺。
お節介、とも言われるけど。
[その手の行方を不自然に思われなかったことに、心の中では安堵しながら]
もうちょっと気楽に、かぁ。
お手本が居るみたいだから、見習おうかな。
[ナサニエルを見て、くすりと笑って]
[ようやく自分の分の食事を食べ終わって、食器をかたかたと重ねる。
話しながらだからか、それとも、普段からか、そのペースはとても遅かったらしい。
ギルバートが食器を入れるのを見て]
あ、ぼくが洗うよ。
食事、おいしかった。ありがとう
[にこっと笑って。]
[食器を片付けに来たギルバートはどこか不機嫌で]
あ、煩かったか?悪い。
食器は置いといてくれれば俺が洗っておくよ。
[そういって、自分が使った食器も手早くまとめて]
みんなのも、良かったら俺が洗うけど?
[三人残ってるのを見]
後はもう戻ったのか。飯は随分綺麗に食べてくれたようだな。口に合うようでよかった。
明日は是非誰か別の奴が作ってくれ。
流石に大人数はめんどくせぇ。
[言葉はぶっきらぼうでも礼を言われれば]
…全部食ったなら礼はいらない。
[ハーヴェイの様子に、自分が不機嫌な顔をしているかと気がつき]
ちと寝起きだったんでな。
食堂の前に来たらやったらでかい声が聞こえたが。
部屋にいれば大丈夫だ。
別に不機嫌じゃねぇよ。
うん、こうしてるね。
[ハーヴェイにはにっこりと笑いかけて、ギルバートの言葉に、それじゃあと言い直す。]
ご馳走様でした。
それじゃあ、明日は、ぼくが作るよ。
それともアーヴァインさんとか、作ってくれるのかな?
[わかんないな、と首を傾げて。]
[洗い物はナサニエルに任せて、席に着きなおし。
ナサニエルの言葉にきょとんとするラッセルを眺め]
自分じゃ気付いてないかも知れないが、顔立ちは整ってる方だと思うぞ?
[それが褒め言葉になるかは知らないが。
それに続くギルバートの言葉には苦笑しつつ]
今日はたまたま、だと思うけど?
明日は時間があれば俺が…止めたほうが良いかな…うん。
不機嫌じゃないなら良いんだけどさ。
相変わらず人が多いのは苦手なんだな、って思って。
[ラッセルの顔について議論でもしてるのかと]
顔なんぞ付いていればいいだろうが。
[極論]
[ハーヴェイへの問いかけには]
…悪い。まだ苦手だ。
いつもそれでお前さんにはフォローさせてるし。
そこはいつも申し訳ないよ。
[湯が沸いたか、また勝手に茶を淹れ]
飲むなら、ほらよ。
[3人分、其々の前へ]
ええと、そうなの?
…ありがとう
[よくわからない顔で、一応、頭を下げてハーヴェイに礼を言う。
洗い場はナサニエルに任せてしまった。]
確かに、ついてればいいよね。
うん。
でもギルバートさんは、かっこいいと思うよ。
ハーヴェイも。
[にこっと笑って、わぁ、と言って紅茶を見る。]
ありがとう。いただきます。
[顔なんぞ付いてればいい、との言葉に]
相変わらず…他人に対して無頓着?
[少し呆れたように笑って]
別に謝る事じゃないだろ?
俺が好きで世話やいてるようなもんだし。
苦労性は自覚してる。さっきも言われたしさ。
[さりげなく入れられたお茶に、礼を言うのも忘れずに]
俺?あんまり鏡見ないから知らん。
ハーヴェイはよく女子から言い寄られてたな。
あんな本の虫のどこがいいのか未だにわかんねぇ。
茶を飲むのは好きでね。淹れ方は勉強したんだよ。
何を作るにしても、作った後に喜んでもらえるのが一番いいよ
[ラッセルの笑顔に幾分硬さの溶けた表情を見せながら]
かっこいい?俺がぁ?
[ラッセルに言われた言葉に、一瞬茶を噴きかけ軽く咽ながら]
って、ギルバート…
俺だってそんなに言い寄られてないって。
それに、俺の知る限りで、お前に惚れてた女子は何人か居るぞ?
[ギルバートの言葉に、額に手をあて溜息]
…そんなんだから女子が最初から諦めて声掛けないんじゃないか。
まぁ、昔っからだけどさ。
二人ともかっこいいと思うけどなぁ。
[二人それぞれの反応を見つつ、赤も紅茶に口をつける。
やさしい香りが広がって、微笑みは深くなった。]
いいにおい。
…あつ。
[一口飲んで、ちょっと熱かったらしく、呟くと。
ふーっと息を吐いて、ちょっとずつ飲む。]
俺が興味ないなら無駄に期待させるだけ可愛そうだろう?
それに最初から諦めるくらいならその程度ってことさ。
[くるりとラッセルへ目をむけ]
ラッセルはそゆとこ、興味ありそうな年頃だよな。
お前さん、学校とか今どうしてんの?
…いや、だから俺は言い寄られてないってば。
[もう一回溜息]
それはそうなんだけどさ…。
ギルバートの場合、人そのものに興味無さそうだし、俺が今更言っても…だよなぁ。
[そういって、紅茶を口に運んで。
ラッセルに向かうのを珍しい、と眺めながら]
[ハーヴェイの溜息を面白そうに聞きながら]
俺とお前も傍からみればへんなコンビだったんだろうな。
ハーヴェイあての手紙とか、結構頼まれてたんだが
(全部断ったんだけどな。面倒だし。んなもん自分で渡せ)
ラッセルは学校いってないとな?カテキョ?
ふ〜ん…先生とマンツーマンって全部の問題は自分が答えないといけないってやつか。
ストレス溜まりそうだな。
学校は他の奴が色々身代わりになってくれる分まだ好きだ。
[なんとなく、論点がずれてることは気にしていない]
[ラッセルの話を聞きながら]
学校に行ってない、って…あぁ、家庭教師って奴か?
やっぱり良いとこの…なのかな?
それとも体が弱い、とか……
って、また余計な詮索しちゃたか。ごめんな。
そう、家庭教師。
[ギルバートとハーヴェイの言葉にこくりとうなずいた。
少し冷めてきた紅茶を、一口。]
え、一人でやるものじゃないの?
身代わりって…
そんなことできるんだ。
[ギルバートの言葉にはとても驚いたようだったが、ハーヴェイの言葉には首を横に振る。]
体とかは別に大丈夫だよ。
いろいろとね。なんだか、体裁ってのがあるみたいで、ぼくは学校に行くなって言われてたんだ
[「一人でやるもんじゃないの?」という言葉へ苦笑しながら]
面倒くせぇことはしないんだよ。
やらんでいいことまでやる必要はないだろ。
?体裁?
あぁ、なるほどな。
お前、随分いいとこから来たみたいだな。
なるほど、生活を顕わしたような面してやがる訳だ。
[くつくつと笑いながら]
変なコンビって…まぁ、確かにそんな事も言われたけどね。
俺はそう思ってないし?
[その後で呟かれた声に、あぁ、気付いたように]
それでお前のこと「冷たい」だの言う子がいたのか!
そういう子は断ったけどな。
他力本願の上に、上手く行かないと人のせいにするんじゃ後々苦労しそうだし。
それに、よく知りもしないで他人を判断する奴は嫌だからね、俺は。
[そしてラッセルの返事に]
体が、ってわけじゃないんだ…なら良いけど。
体裁…って?
でも勉強はしておいても損はないと思うけどなぁ。
[ギルバートの言葉に、そんなことを言って]
…うん、そうだね。
いいとこだったね。
[にこっと笑う。]
うん、体は…
昔はちょっと弱かったみたいだけど、だんだん大丈夫になったんだ。
今はもう、ぜんぜん、なんともないよ。
体裁は、体裁だね。
…ほんの半年も離れてない兄弟なんておかしいし、それに。
[紅茶を飲み干して、それ以上の言葉はつながずに]
ええと、ごちそうさまでした。おいしかった。
少し、先に休むね。
おやすみなさい。
…やっぱり…似てる…。
でも血縁者とかそういうわけではないだろうな。
性格は、似てないし。
こんな俺が好きになった人だったんだ。
本当に良い人だったぜ、彼女は。
[微笑むままに頭を下げて、とことこと食堂を出てゆく。
ゆっくりと階段を上って、部屋に入って。
ベッドの上に身を投げ出すと、*かすかに震えた手がシャツを掴んだ*]
[ラッセルの細かい言葉への返答はあえてせず]
あぁ、…お休み。
[...が人へ挨拶するのは珍しいかもしれない]
さて、こんな時間だ。
俺もそろそろ戻ろうかな。
ハーヴェイ、お前どうする?まだいるなら付き合うぜ?
[なにやら不可思議な言葉を口にして、それきり立ち去るラッセルに声を掛ける間もなくそのまま見送る]
……半年?
……どうやら思ってるよりも深いわけがあるみたいだなぁ。
家出、とかじゃなきゃ良いんだけど。
[ふと、ギルバートがラッセルに声を掛けるのを聞き]
気になる?彼の事。
あぁ、俺もそろそろ休むよ。流石に夜更かししすぎた。
お茶、美味しかったよ。ありがとう。
…気になるといえばね。
見たとき、驚いた。
昔の知り合いにそっくりだからさ。
多分、お前も知らない人なんだが。
[きっと、ハーヴェイと2人だからこそいう話。
恐らく誰かがいれば今後はおくびにも出さないだろう]
ほんじゃ、お互いもう寝るか。
カップはここにおいてけばいいだろ。
いい加減マスターにも仕事をさせないとな。
/中/
うわぁ、なんだかんだであと一時間ちょいで開始だよ。
このまま起きてて更新確認してから寝ようかなぁ。
でもって、誰がどこに向かう気なのかがわかりません、先生!
今回は自分からは動かないつもりだし、俺は。
昔の知り合いに?そんなに似てるんだ?
[自分の記憶を辿っても思い当たる姿はなく]
うーん、俺もそっちの知り合いをみんな知ってるわけじゃないしな。
でも、そういうことなら納得した。
[そういう話をする彼を、珍しいと思いつつ]
そうだね、少しくらい仕事を残しておいてあげないと。
[そういって子供のように笑って立ち上がり]
それじゃ、休もうか。
久しぶりに話せて楽しかった。
また明日。
[そういって*自分の部屋へと*]
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