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村は数十年来の大事件に騒然としていた。
夜な夜な人を襲うという人狼が、人間の振りをしてこの村にも潜んでいるという噂が流れ始めたからだ。
そして今日、村にいた全ての人々が集会場に集められた……。
自警団長 アーヴァインは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
※この村は、24hコミット制の村です。48h更新村ではありません。
※この村は電脳空間におけるバトル村です。
バトルが出来ないキャラクターは入らないで下さい。
※場合により、18禁的な描写が入るかもしれません。
※PCは、戦う為のプログラムを実装しておいて下さい。
※11日正午には、鍵をなくして自由に入村可能にします。
※11日23時半には自動的に開始します。
●舞台設定
遠い未来の話。
電脳世界で、人間やプログラムの破壊が為され、その残滓には正体不明の情報の断片が残される事件が起こっている。
それは時を経るに従い、「memento mori」と呼ばれ始めた。
新種のウィルスか、それとも複数人によるものの犯行か。電脳最下層アンダーで幾多の噂は囁かれるが不明だ。
運良く「memento mori」に侵食された人間の補足やプログラムの破壊が出来、同系統に効き目のあるアンチプログラムを開発しても…
…同じ事件は繰り返される…
ある日、各々のPCに一通のメールが届く。
電脳一般層パブリックでは決して開かれる事はない、最下層アンダーで人間やプログラム同士が互いに死ぬまで戦い合う刺激的なゲームの一種の招待状だ。
キャラクターを操るのではなく、自分が本当に一度死ぬのだ。
常時back-upで直ぐ再生はなされるが、安全である擬似的な死と恐怖感と痛みは生き甲斐を与え、ゲームに嵌るものは多い。
そんなゲームは電脳最下層アンダーに数多くあり、今回のメールもその一つだろう。
PC達は理由はどうあれ参加をする。
だが、ややあってゲームに参加したPC達は現実世界と完全に切り離された事を知り、常時back-upが不可能となる。また、PC達はゲーム自体がmemento moriに侵されている事も知る。
memento moriを破壊しない限り、現実世界に戻る事は出来ない。
●世界観:現実世界
人間の情報化が可能となりつつあり、魂の半永久化が実現しつつある世界。人類の大半は、生身の体だけでなく機械の体と電脳に拠る恩恵を受けており、常時back-upという手段で電脳社会/現実社会で急に死を迎えるという事がなくなりつつある。
世界観のイメージは、スピリチュアルな側面を保有しておいてもよい。
現実世界は、聖俗が現代よりも更に混在/混合し合い、各々の民族・各々の宗教があるに関わらず、地球全体で見た場合一つの宗教を思わせるかもしれない。
が、
現実世界の描写は、早いもの勝ちです。
個人的には、
映画「イノセント」辺りのイメージでも、
地上に汚くへばりつき電脳世界に没頭しているような人々がいてもよいと思っています。
或いは、「地上の環境は綺麗になった反面」「聖俗は全て電脳世界へと移された」かたちでも。
現実世界の描写をする機会は少ないと思いますが、皆さんのしたいようにやっちゃって下さい。
※「memini mori」は喪われつつある。
●世界観:電脳世界(電子界)
広大すぎる海を思わせる。
大規模なサイバーテロであったとしても、電脳世界全てに影響する事はない。
電脳世界の見え方は、それぞれのPCによって違っていて構いません。
それは知覚システムの差であり、場合によっては、そういったフィルターを被せられていても構いません。
プログラムPCにフィルターを被せる場合は、製作者の趣味であったり、バグであったり、変にウィルスを取り込んだ為である事が考えられたりするでしょう。
人間PCの場合は、自由設定。
感覚的には、PL達が普段ブラウザでネット社会を見るような差が、肥大化したものと考えてくれて構いません。
→ある程度、共通の視え方も推奨します。バランスは肝心です。
人間の情報化が可能になりつつあるのと同様に、
プログラムに人格を持たせる事が可能となり、
人類の良き友として扱われています。
ただし、性格の融通性は人間に比べ効かない場合が多いです。
最初から犯罪目的で制作されたプログラムもいます。
●PCは、プログラムか人間をRP出来ます。
○人間:
電脳社会に降りる目的は人それぞれ。
精神を電脳世界(電子界)にダイブさせ、手持ちのプログラムを行使してHacking/Cracking行為を行うもの達です。自分の製作したプログラムを育てる為や、ウィルス収集、研究目的の為に降りてきていてもいいでしょう。
戦闘中にプログラムを組む事が可能ですが、【数分で複雑すぎるもの】を作り上げるのは止して下さい。
(例えば絶対防御壁など。話の流れとして熱ければ、ありですが。)
考慮事項:
未完成ではなく、完成した人格を持ったプログラムの保有。
(→PCvsPCの構図にならない場合は、使用を控えて下さい。PCを引き立てる為のRPの為ならば可能。)
※人間PCは電脳世界での長距離転移は、ソフトを使用しなければ基本的にはプログラムPCより遅い。
※2回までback-upによる再生を可能しても構いませんが、吊り襲撃が可能な設定にして下さい。
○プログラム:Reason of being/レゾン・デートルを保有する。
防御や攻撃プログラムを元として人格をくわえたプログラムPCと、そうでないプログラムPCがいます。
前者の場合は、「元とされたプログラムを本質」とし、人格プログラムによって動きの自由度はありますが、 本質と著しく違う行動をとる場合、齟齬によってバランスを崩すかもしれません。
(例をあげるならば、元が「料理する(本質)」プログラムに「掃除」が出来ても、本質とは違う為にストレスを感じたり、最初に断ったりする場合があるという事です。)
(また「攻撃プログラム」を元にしたものでも、相手を撤退させる為か破壊する為かに作られたかで、本質は変わります。人格は、本質と無関係で構いません。)
後者の場合は、人格が本質となるかもしれません。その辺りは自由に設定して下さい。
※電脳世界を自由に闊歩する事が出来、基本的に自律しています。
※特別なソフトがない限り、back-upは持っていません。
back-upを持っている場合、回数は人間PCと同じです。
●役職
○人狼:
memento moriに侵食されたPC。自覚があるか無自覚かはどちらでもよいが、他PCを一撃で破壊する事が可能。
○狂人:
侵食されつつあるPC。memento moriに破壊された情報の残滓や、memento moriの軌跡に接触の度合いが増える程、本来の思考は失われる。
○占い師:
memento moriにおかされたPCを見分ける事が出来る。
○霊能者:
プログラムや人間の情報の残滓より、memento moriに侵食されていたかどうかが分かる。
○守護者:
前verのmemento moriのアンチプログラムを保有する。直接memento moriを破壊する事は出来ない。
○村人:
ゲームの参加者だ。
●吊り襲撃は
PLでの吊り襲撃を心がけて下さい。PCが好感情・悪感情を持っているだけでの投票よりは、見たい展開や、パッションで。
敵陣営だから入れる、ではなく、PL自身が、このような物語の展開がいいのではないか?
という事を念頭にいれて、投票・襲撃して下さい。
また、単なる役職COは禁止します。
●記号:
○場所
──place/under── 等。
○離席・ト書き
* * [ ]
○独り言
【 】
○その他
直接PCに話しかける場合や、NPCが話す場合は自由に作って下さい。
(この辺りは参考無駄知識程度に)
●電脳世界:階層
電脳世界は、現実世界を一番上とすると以下のように分かれています。
○現実世界
人間PCが住んでいる世界です。
プログラムPCは、機械の体を持たない場合はホログラムとして現れる事が可能です。専用プロジェクターがなければ、立体的に現れる事は無理でしょう。
○(上位専用回線空間)
RP不可。
○クローズド
個人や企業、研究機関の専用空間です。
特定のアクセスキーがなければ入る事は出来ず、セキュリティは上位専用回線空間を別にすれば一番優れています。
場合によってはガーディアンがいる場合もいます。
○アパー
パブリックより一つ上の空間で、パブリックよりセキュリティが優れています。ここにいる人間やプログラムは安穏としています。突発的な事故が起こった場合、対処は出来ますが、大規模な事故に対しては対処しきれない場合もあります。
○パブリック
一般的な電脳空間です。
セキュリティはある程度ありますが、自衛をしなければ簡単に踏み込まれる事でしょう。
突発的な事故、大規模な事故に対処しきれませんが、アパーの介入で適当に元通りになったりもします。
○アンダーネット
裏の世界。ウィルスは徘徊し、廃棄されたプログラム等の残滓も見えます。
混沌とした世界であり、一見綺麗な花畑のようなもの、があったかと思えば、暗黒街を思わせる場所もあります。
アクセスする為には、人間PCの場合はテクニックが必要です。廃棄されたプログラムやウィルス等、危険度は底に行く程上がりますが、一番底に辿りついたものは居ません。
(テンプレ例。これに乗っ取らなくても構いませんし、持ちプログラムの情報非公開も場合によってはありです。)
Entry Name:(例)Irvine/pass cord:***************/
──────────────────────
※Main Program:
──────────────────────
補足事項
──────────────────────
Sub1:
──────────────────────
Sub2:
──────────────────────
Sub3:
──────────────────────
note:
──────────────────────
※※プログラムPCで元のプログラムがある場合、元の「Program Name:」をここにどうぞ。
村の設定が変更されました。
見習い看護婦 ニーナ が参加しました。
見習い看護婦 ニーナは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
―――――――――――――――――――――
【Immortality, Inc.】
―――――――――――――――――――――
[その社屋に掲げられた名称は、数世紀前では只の冗談としか捉えられなかっただろう。重厚なマホガニーの机に頬杖を突き、彼女は夢想する。
死が絶対の終焉であり、人生がただ一回きりのものだった時代。今でも世界のどこかには、そういった生活を営んでいる人々が居るとは知っている。だが、彼女にはその実感が沸かない。生まれる以前からあり続け、そしてこれからも当然のように歩んでいく組織――『不死販売株式会社』の中枢たる、彼女には]
──Mundane/orbit (現実世界/軌道) ──
『……この時代、個人の人格を形成する諸要素――思考、感情、記憶、更には肉体に基づく様々な感覚――それらの大半を科学は掌中に収めた。少なくとも、研究者たちはそう自負するまでに至った。
意識の情報化、それは同時に人間存在の情報化をも意味する。クローニングとサイバネティクスが肉体面での不老性を提供し、デジタル化された人格データはニューラルウェアの発達と相俟って望んだ外形にインストールされることが可能となった。
ハードウェアとしての肉体と、ソフトウェアとしての意識。技術の進歩が人類に齎したのは、随時保存可能で入れ換えの利く「私自身」――永遠の夢と考えられていた「不老不死」であった。……』
……つまらない。
ねえ執事(バトラー)、こんなもの私に読ませてどうしようというの?
[本を閉じ、口を尖らせて問いかける先には初老の男性。
慇懃な表情と口調にはどんな感情も伺えず、少女は溜息を吐いた]
こーーーーんな、報告書だか教科書だかさっぱり分からないような文章を読まされたって何も感想は出てこないもの。
あなたも分かってるんでしょう?
私が欲してるのは無味乾燥なレポートじゃなくって、直接肌と肌で触れ合うような実感だってこと。
ねえ、もう「再生(リロード)」から2880時間も経過してるのよ?
前の私だってその前だって、2500時間経った頃には降りてたわ。
一体いつになったら「降下(ディセンション)」の許可が下りるわけ?
[心なしか肩を落として答える執事の言葉を聞いて、少女は落胆の表情を浮かべる。身体よりも大きな椅子の背に身を凭せ、感情のやり場を見失って横を向いた]
地上は危険です、会長のきつい命令でございます、ね……たしか、前回も聞いた気がするよ、その言葉。だったら、どうして毎回、私を選んで「再生」するのかって言いたいよ……あなたとこんなやり取りを繰り返すのもお決まりになってるし。
ねえ、もしかして私の反応も前もって予想してた?
[いえ、と男性は静かに首を振る。
見れば判る事なのに、と思い、さらに奥の論理を認識して嘆息した。求められるのは一切の無駄を行わない実利主義なのだ、と。会話も思考も感情も。
彼の否定は幾つかの価値基準が適用され演算された結果の嘘。
そう気づいて落胆することも不必要。なぜなら彼はAIで制御されたドロイドで、自分専用に調整された応答パターンを持っているのだから]
……何の為に呼ばれたのかな、私ー―
[その声は誰の耳にも届くことはなく。
アダマンタイト・ガラスを隔てた真空に吸い込まれ――
暗闇の彼方へと*消えていった*]
牧師 ルーサー が参加しました。
牧師 ルーサーは、人狼 を希望しました(他の人には見えません)。
[静謐なる電脳の海。
電脳(ユゥトピア)の最下層、押し寄せる濃密な情報の中に潜む危険分子をTwinsは目敏く灼き掃う。
演算処理はクピドを蒼褪めた色から温かみのある色へ変化させる。]
In nomine Patris, et Filii, et Spiritus Sancti.
──Amen.
[Dusk Cityに聳え立つ建物の姿は、人間用視覚ソフト及び音声変換ソフトを持たないために常に情報が流れている塔として見えていた。
街のあちらこちらの隅には、かつて人間でありプログラムであったdateの残滓が塵のように積もっている。]
お尋ね者 クインジー が参加しました。
お尋ね者 クインジーは、ランダム を希望しました(他の人には見えません)。
「ザ…ザザ…損害修復完了、自己チェック…オールグリーン。
Eyes Of Fukt機能停止」
[補助プログラムからの報告を受け、クインジー、という名を持つペルソナを立ち上がらせた。
この行為自体には何の意味もないが製作者の趣味か、後付された人格形成プログラムはこういった事を好んだ」
[先ほど倒したプログラムの解析はすでに済んでいる。
特に得るものがない若いプログラムだった。
自らの存在目的…『より高度なプログラムや電子人格を撃破、吸収する事』を達成すべく最深部へ進む。
電脳世界でただ破壊の為にのみ存在した一個のプログラムは必要に迫られて様々な機能―情報収集の為の人格など―が付加されて現在に至る。
そして新たな戦闘力を持ったプログラム人格を認識するとその前に転移し、どこで得たのかも記録に残っていない前口上を述べた]
「恨みなんかがあるわけじゃないが…さぁ、始めようか…」
[IgnisとFuria群がるウィルスを灼き掃うと、絶える事なく流れ続ける情報の中に未開封の手紙を見つけた。白い手袋に覆われた手が拾い上げ、中身が開封される。
金糸の文字が手紙から離れて、洒落た装飾文が存在を誇示した。]
ゲーム?
[片頬を緩ませ、独白する]
無目的にばら撒かれている類のものでしょうか。
[──Entry Name:Luther.]
[一文は金糸の羅列に滑り込むように加えられる]
[──自己プログラムとシリーズ以外の殆ど全て対象への破壊を本質として持っているLuther/NIGREDは、製作者の意図通りにつくられ人格を与えられた。完成されたLutherは電脳世界に放たれ、クローズドの個人空間を二つと守護者を一体、アパーとパブリックの一部をダウンさせた後、アンダーに降り、今に至る。自己プログラムの破壊は、本質の断絶を意味していたからだ。
追撃の手を逃れ、電脳最下層に降り立った。この場所は破壊する相手に事欠かない為に、自然アンダーを闊歩する事になる。]
現在参加者は100名前後ですか。
界隈のものにしては少ないが、募集中か、新規に出来たものでしょう。
[相手を破壊しゲーム除去が行われる事で勝利と敗北が決まる簡単なルールだった。]
美術商 ヒューバート が参加しました。
美術商 ヒューバートは、ランダム を希望しました(他の人には見えません)。
んー、やれやれ。
[頭を掻きながら、手紙を読む。
表情は曇っているというよりも、単純に
面倒事に接したときのそれである。]
はぁ……アンダーねぇ。
もう相当昔のことだな、思い出せない。
[この世界は、空間的にも時間的にも広い。
それ故、様々なプログラムが作られ、
そして、廃棄されてきた。その繰り返し。
用途は数知れないが、使い方によっては
本来以上の脅威を発揮する。
Hubertは、そんなプログラムの1つ。
製作者が意図的に埋め込んだイースターエッグ。
予測不可能なバグ。それらの要因で、
本来動作が期待されたクローズドを追放。
その後は、アンダーを彷徨っていたとされるが、
詳細は不明。現在はパブリックに存在。]
〔ビスクドールのやうな顏にクッキリとした化粧を施した道化師が一人、闇の中に立つてゐる。眞つ白い手袋を嵌めて、ニヤリと獸の笑みを似つかはしくなく浮かべた。〕
本日はおいでになりまして、誠にありがとうございます。
我々が主催致します、 The Cult War に参加されました事を心より悦んでおります。
このThe Cult Warは、電脳最下層アンダーを基点にある範囲の縦空間でバトルを行う事が赦されております。基本的にはアンダーで戦われます事が一番宜しいでしょう。
そして、日に一度はこの縦空間へアクセスが行われないと、即座にone-outとなってしまいますのでご注意下さい。
ええ?何ですって?
縦空間には、上位の空間が含まれるのかですって?はは、あなたが、上位空間で争い、危険に晒されて捕まったり捕まらなかったり捕まったり捕まらなかったり……、我々には全ぁったく関係あぁりません。我々はアンダーが一番宜しいともう言いましたよぉぉ。
〔ケラケラと不自然に甲高く、道化師は嗤う〕
ははは。ははは。ははは。
〔道化師が笛を吹くと、向けられた刄の群れは音色に彈かれた〕
〔ニタリ嗤ゐ、道化師は一禮をする。
それから、大袈裟な動きで耳に手をあてて、體を前に倒した。〕
…皆様は、back-upをお持ちになっていますから、殺されても平気でしょう?なぁに一度死ねば必ず愛しき家にお帰りになれます。
気だるい生に飽いているのでしょう?
さあ、廻れ廻れ…
〔http://crimson.s15.xrea.com/x/jinro/corpse/〕
これは、我々からの贈り物。
御健闘を願っております───…。
〔一禮の後、闇が再び訪れる。〕
──Under/?──
Kyrie, eleison.
[Lutherの睛が瞬く。
色彩豊かな情報群を掻き分け(アンダーだからといって色彩がない訳ではない)、Twinsは危険分子を灼き、Lutherは情報を半自動的に読み取りながら移動している]
──Mundane/orbit (現実世界/軌道) ──
[高雅な香りと湯気の漂う浴室で、小さな水音が上がった。
真円よりほんの僅か扁平な青い惑星を眺めながら、少女は浴槽の縁に腕を掛け無意識に脚を上下させる。湯面に浮かべられた白い花弁が翻弄され、同時にセンサーが作動する。ジェット噴流と超音波によって発生した気泡が身体を包みこみ、撫で上げた]
ふぁ……ぁー……。
[気づかぬ内に瞼はとろりと重さを増していく。
組んだ腕は脆弱な防壁のように解けていく。
支えを失って水中に落ち込む瞬間の失墜感にびくりと反応した]
――んっ、!
眠ってた、のかな……出よう、っと……。
[朦朧とした意識のまま浴室を出れば、そこで控えていたのは先刻の執事。裸身に恥らう様子も無く自らの身体を扱うままにさせる。
純白のガウンを肩から掛け、背を押されて自室へと歩き出した]
[敷き詰められた絨毯は深々と足裏を沈み込ませる。さして必要があるとも思えない、贅を凝らした寝台へと向かおうとし、眼前に佇む幻影に眼を留めた]
……あら?
……あなたは、だあれ?
[ぼんやりとした口調で尋ねた相手は濃鼠のチョッキを着た白兎。
ホログラフであると示すように、かすかに姿を揺らめかせた]
『――招待状でございます。』
[立体映像が恭しく差し出したのは一通の封書。
古風にも捺された真紅の封蝋は彼女の主――【Inc.】の長たる人物が差し出したことを示していた]
…………。
[兎の手から受け取る動作もただ無言のまま。
先ほどまでの眠気とたった今生まれた緊張とがせめぎ合い、不快げに眉根が寄せられた]
…………こんな時間に、届けなくたっていいじゃない……。
──Under/Crumbling Shrine(朽ちかけた神社)──
[唐突に視界がひらけ、傾いだ鳥居の空間に出た。周囲には彼岸の花が咲いている。空中を漂っているdateは音声だろう。
揺れている。
海の底にいるように空間が歪み、掻き乱れている。空間管理機能が壊れていた]
貴方は参加者ですね。
[頭の斜め上に浮かんでいるIgnisは内から赤く発光し始めた。モノクロゥムのクピドの睛は、体から発する光に照らされ、ゆらゆらと炎を宿す]
学生 ラッセル が参加しました。
学生 ラッセルは、守護者 を希望しました(他の人には見えません)。
──Mundane/dawntown (現実世界/地上) ──
[朽ちかけのプレハブ小屋が俺たちの巣。
隣のショーパブの下品な音楽がぶっちゃけウザい。
ガラクタの寄せ集めでも、俺のデッキは一級品。ま、俺にかかっちゃこんなもんな訳で。
首筋に埋められた電極は、アッチへの玄関口。
まー、つながってるのは勝手に掘り起こした電話線にだけどな。
性能差?んなもん腕でカバーだカバー。]
文学少女 セシリア が参加しました。
文学少女 セシリアは、霊能者 を希望しました(他の人には見えません)。
─EmptyRoom (現実世界)─
[──其処は何も無い無菌の白い部屋。
光がやって来る。光がやって来る。
backup_dataが立ち上がり覚醒する瞬間、いつもぼくは後悔する。 凍り付く死の余韻、仮想世界での擬似的なの死の余韻。安全圏で怠惰に眠り続けていた僕の身体─…。眠り続けていたことへの罪悪感が、さらに身体のけだるさを助長する。
生身の身体は重く不格好だ。
仮想死の後必ず運び込まれるこの──現実世界の見慣れた部屋は、三次元に固定されており、当然の様に構成物質に重量感があり、それは酷く退屈で、ぼくの身体同様につまならないものだ。
ぼくは市民_Femaleとしては劣等のレッテルを貼られかねない不健康に痩せた手足を(規定量の栄養を摂取しない所為だ、それは当然の様に。)動かし、目蓋を開こうとして、どちらもまったく機能しない事に気が付いた──。]
文学少女 セシリアがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(文学少女 セシリアは村を出ました)
[電極をつなぎ、パスコードを打ち込めば、意識は電子の広大な海へとダイブ。
そりゃまぁ、俺のデッキは流石に最新型に反応速度じゃかなわねぇ。
だから、武器は先に用意しとくわけ。
必死で練習して慣れたんだぜ?
ダイブ中でもちゃんと指はショートカットを操れる。
ボタン一発でドカン!さ。それなら奴らより多少は早い。]
墓守 ユージーン が参加しました。
墓守 ユージーンは、霊能者 を希望しました(他の人には見えません)。
─EmptyRoom (現実世界/*Ceciliaが居た部屋と同一)─
_____Mam? .
....___Jack? .. . .
[ぼくは電脳世界に居る時の様に、唇を動かさず、脳内だけで言語を反芻してみる。
顳かみの辺りがジンと痺れる──感覚。
白かった見えない視界が真っ赤に染まる様な衝撃が来て、続いて聞き慣れた流暢な何時ものHDDのアナウンスの声が聞こえた。MamとJackが声を揃えて。二人ともお冠なのだ。
視界の無いぼくには見えないぼくの身体は海老反りになった──と後からJackが教えてくれた。]
[黒猫の姿で俺は駆ける。
スペックたりねぇから、表示はほとんどワイヤフレームのまま。
ま、勘と気合でなんとかなるっしょ。]
いっくぜーぃ!!
[黒猫は、マンホールに飛び込み、*下層へと*]
──J@懲りない子ども。スクール一の劣等生。
──M@何度繰り返せば気が済むって言うの。
──J@今度と言う今度はMamが許さないらしい。
──M@そう、許さない。許さない。
私があげた綺麗な紫色の髪を返しなさい。
可愛い女の子の身体を返しなさい。
──J@今更Mamだって、校則で禁止されてる危険なダイビング遊びを繰り返すななんて言わないわけだね。母の愛は美しい。
──M@あなたがあまりに不格好だから、特別に綺麗な夜明け色の髪をあげたのに、灰色になって帰って来た。(>五月蝿いこの虫けら、Jack!! ケツから首を突っ込んで死んじまいな。)ねえ、gene……、
──J@(>おお怖い。母の怒りはおそろしいねぇ。)……gene、君が口を聞けない理由は分かるだろう。仮想世界でのオイタがすぎて、生身の身体機能、脳機能が色々とイカれちまうところまで、君はイッたのさ。戻って来た君を、現実に戻そうとした途端、拾って来たプログラムが逆走して、君の身体は……、
[どこからともなく声だけが響く空っぽの部屋に、人1人の身体がギリギリ乗るミニマムな透明の台が一台。
その上にアナログな緑色の迷彩服を来た人体──で元はあったはずの襤褸襤褸の灰色の塊が1つ。衣服は幾千の刃に切り裂かれた様に毛羽立ち、隙間から衣服同様に裂けた皮膚、抉れて露出したあばら骨、赤黒い肉が見える。
目蓋は白く丈夫そうな糸で縫い付けられており、手足とおぼしきやせ細ったパーツは、透明な台の上に同じく透明な拘束布(分厚いサランラップの様に見えるだろう)厳重に押さえ付けられている。]
....... . 、Mam, ぼ く は 謝れない。
[geneが金属質なMamの声を遮ろうと。]
ぼくは元々、精神=肉体の回路が鋭敏な方だ。
今回のダイビングはとても…悦かったから、Jackなら悪質と呼ぶ、何かに引っ掛かった所為かもしれない。
...... . memento mori . . . . .には
──J@残念ながら君は【memento mori】には、引っ掛かってない。
──J@マゾヒスティックな君は寧ろ、闇から闇へと(実に陳腐な言い回しを使わせてもらおう)囁かれるmemento moriが何かを知りたいと、望んで死を持ってでも知りたいと言うんだろう。貧困層の子どもなら兎も角、劣等生とは言えスクールの生徒、Mamの子どもが暗い願望を持つのはあり得ないのだけど、自殺願望はタブーだから、マインドコントロールされてしまうか、ダストボックス行きのはずなんだが。
まあ君はMamに特別に溺愛されている…貴重なサンプルだから仕方が無いとは言え[ブツブツと音声に雑音が混じる。生身らしさを表現するかの様に]
──Mundane/orbit (現実世界/軌道) ──
『――それでは、拙は之にて。』
[深々と辞儀をし、伝令の姿は消滅した。
投げられた封筒が着地すると共に、空間を切り取ってレーザー表示のディスプレイが出現する。その方形を浮き立たせるように、室内は薄暮の色に包まれていった]
>>#12>>#13>>#14
[青白い光の中から道化師が一人、歩み出てくる。
全身が現れると同時にディスプレイは消失、その姿だけが闇の中に浮かび上がった。よどみなく紡がれる口上を聞き流し、少女は寝台に腰掛けた]
……あなたが私の居る理由?
[道化は彼女の呟きに答えることなく誘いの言葉を謳い続ける。大仰な一礼を残して消えた後には、紅い珠のアイコンが浮かんでいた]
……そうよね。
……でなければ、この部屋に届く筈もないものね。
[呟きに自答で返し、静かに歩み寄って手を伸ばす。
執事のドロイドはただ見守るかのように、身動きもしない。
外部データの侵入に対応して感知防壁が瞬時に識別と検索、無害性を確認して脳内クラスタに展開。定められた使用領域(フィールド)と交戦規定(RoE)を理解する]
……といっても、無きに等しい、ということだけれど。
……何時ものように、ね。
[室内の照明が回復し、最前までの有様を空間は取り戻す。
少女の口元には愉しげな笑み。
夜会か旅行にでも出かける前のような、愉しげな*微笑み*]
──M@【【memento mori】】
………………………………………………………
………………………………………………………
………………………………………………………
本気で死にたいのなら、私が殺してあげましょう。私の可愛い女の子。UnderWorldに行くのはもう止めて。
──M@お黙りなさい。
──J@Ceciliaの身体は罰として取り上げられる。かわりに劣等ラベリングをダブルで貰った元の身体でこのまま拘束されたまま、box内で別のプラグをさして、更生プログラムに接続される。…わかるね?
──M@駄目な子。私のスクールにあなたみたいに醜くて、あなたみたいに危険思想を持って、私に逆らう様な子は居ない。清潔な子どもはmemento moriについてなんて知ろうとしない。
──J@学校に復帰したら憐れみの目で見られるだろう。なにせ、その今使用中の身体を君が破棄する事になった時のままの、襤褸襤褸の姿だからね。
[MとJの声がやがて消えて行き、一筋の光と共に冷気がgeneの身体に吹き付けた。細いレインボーカラーの光は、彼女と呼ぶには随分と醜くガリガリに痩せた灰色の塊の、乳房が元はあったのであろう抉れた部分に当たる。]
──M@奇麗なのは胸の形だけ…。
[胸元だけを復元して光はMamの声と共に掻き消えた。]
書生 ハーヴェイ が参加しました。
書生 ハーヴェイは、人狼 を希望しました(他の人には見えません)。
-privateroom(現実世界/自室・研究室)-
・・・・・・ ふう。
[この時代に置いて、彼は非常識な存在となっていた。電脳の研究をしている故に現実世界にこだわり、その体の電脳化を最低限しか許していない。だが彼にとってはそれは当然のことであった。
手元にあるコーヒーを口元に持っていく。その苦みは第三者がプログラミングした味覚ではない。この現実の肉体が刺激により獲得した情報である。もっとも、自分はそれを極限まで再現する研究をしている。これほど皮肉なことはない。
その苦みをかみしめ、一つため息をついて見せた]
ようやく独り言なのです。
ひさびさの完全RP村ー♪
しかも審問(1851)で本編参加できなかった電脳世界もの!
ということで何か妙にキアイ入ってます(笑)
変だなあ、もうとっくにダイブして何度か戦闘してるはずなのに。まあ良いかー。
>>45
ウェット志向の電脳技術者!
そういうこだわりは良いね!
たぶんハーヴェイが一番好みになりそう。
最初はAIが多くてしかも年嵩キャラばっかで、どうしようかと思ったよーほんとー。何をだっていうのは無しね!
――Closed/orbit (専用領域/軌道) ――
[姿勢に応じて形を変えた椅子から身を起こせば、其処は既に電脳空間だった。とはいえ外見に変化はなく、絨毯は先程と同じ感触で素足を包む。深々と一礼した執事へと口を開いた]
今度の「降下(ディセンション)」は意識体になるんだねー。ちょっと、残念だな。どうせなら没入(ダイヴ)じゃなくて実体で降りたかったよ……。
『――そう仰られる割に、感情波形は高揚域に在られるようですが』
[論理回路を疾る電位の揺らぎ。認識と同時に脳裏で言語が結実。答える声は現実界とは比較にならない速度で伝わってくる]
そりゃそうだよ。実動演習や電脳補佐とは違うもの。
使用領域も交戦規定も“何でもあり(free-for-all)”でしょう?
会長から直接私に来た、っていうことは第一種武装貸与、っていう意味なんだし。そりゃ、少しくらい心が浮き立つのも当然じゃない?
[存在しない筈の胸の高鳴りを抑えるように両手を胸に当て、銀髪の男性を見上げて笑った。新しい玩具を与えられた子供のように]
『――了解しました。では――』
うん!
[――"The Door into Summer" is opened.]
[室内から調度が消え失せ、無色の地平が四方に広がった。中空に表示された発光文字を取り囲むように扉が形成され、徐々に開いていく]
≪斯くて始まるは鼠と竜の遊戯(The Game of Rat and Dragon)≫
≪鳴り響け伴奏無き奏鳴曲(Unaccompanied Sonata)≫
≪奏でられよ鮮血の楽曲(Blood Music)≫
[暗証詩句(パスフレーズ)の詠唱と共に、扉の向こう側が空間に現出し始める。無数の色彩が幾重にも重なって光り輝くその座標(アドレス)は、屈折を繰り返す万華鏡の中にも似た幾何学図形で構成されていた]
≪故に我は歌おう、
感電するほどの喜びを!(I Sing the Body Electric)≫
[扉が閉じ、消える――否、扉の「こちら側」に到達したと同時に、扉が消失したのだ。しかしその現象に気づかぬまま少女は立ち尽くしていた]
……光の渦。凄いね……
[攻性、防壁、探索、捕獲、移動。多種多様なデバイス群が結晶の形を作り、宝石箱の如くちりばめられた空間に一時、我を忘れて見惚れた]
……【Inc.】の保管庫(データベース)って、こうなってたんだ……
村の設定が変更されました。
村の設定が変更されました。
――Closed/Database (専用領域/保管庫) ――
[肩に手を置かれ、はっとして目瞬きを繰り返した。この領域に設定された"呆然"防壁の影響が、知らず及ぼされていたと気づく]
『――そんな事では困ります。ここは最上位機密ですから、防壁が解除される瞬間など有り得ません。それに対汚染シールド程度は常時実行を――』
むー。いいじゃない、あなたが居るんだから。
どうせ、この後だって付いてくるんでしょう?
[ですが、と続ける執事の言葉が届いていないかのように、少女はしゃがみ込んだ。煌く青色の結晶を手に取っては持ち比べ、矯めつ眇めつした]
……ねえ、"Zen-Gun"と"Coup de Grace"。どっちが良いと思う?
……二つともは持って行けないよね?
遠隔攻性デバイスだけで二つスロットを使うのは……
『――重すぎます。解凍展開に要する待機(ウェイト)が気に入らない、と過去に使用された時仰られました。それ以前に、構成主体(メイン)はどうされるのですか?』
あっ、それはもう決まってるの。えっ、と……。
[問いかける言葉に振り向いて、頭上に両手をかざした。背伸びして掴み取ったのは長方形の枠組み。表層部には、不可思議な微笑を湛えた女性の肖像]
これにするよ。"Mona Lisa"……まだ未解読な所があるけど。でも、気に入ってたの。前に試した時から、ずっと使いたいな、って。
『――さほど速くはありませんが?"Ephemera"や"C'mell"の方がお気に入りだったのでは。外装投影(シェルテクスチャ)も好みだ、と――』
そういう気分じゃないの!
生身で降りられないなら、投影変更なんて出来なくていいもん。
『――でしたら、そのように』
[それで――と、準備するプログラム結晶を探して辺りを見回す]
あった、"Solitaire Trap"。
無力化と捕獲――きっと必要になるだろうし。
使用率、67.25%。私自身、一番馴染みのあるデバイスだしね。
[彼女の髪と同じ色の濃い青色をした球体を両手で包むと、そっと胸に引き寄せた。真円の輪郭が接触した点から、球体が融けて体内へと吸い込まれていく]
……ん、……ぁ……はぁ、……っ。
[かすかな喘ぎにも似た声を洩らし、少女は自らの内部に満ちていくコード群を確認する。それはシンプルで堅牢な論理の構造体。それでいて抜け出しがたい陥穽を備えた、独り遊びの罠だった]
……次は、どれにしようかな。
……あまり重くなくて、速くて、強くて。
……ええっと。
[呟きに対し、唐突に差し出されたのは小ぶりな涙形をした真紅の結晶。膝に手を当てた姿勢で少女は執事を見上げた]
『――"Mona Lisa"でしたら、これを。実行基盤が構成主体に依らず独立――つまり速度が使用者依存ですから、近接攻性デバイスとはいえ有効でしょう』
えぇぇ。私ががんばらないといけないの?
しかもこの表記、前バージョンじゃない。"La Danza Macabra"って。
確かに軽いし、使い勝手は良さそうだけど。
……他には何か無いの?
『――私は不要ですか? でしたらこの場でこのまま消滅致しますが。その代わり、此処からは出られなくなりますけれど――』
もう! 分かってるよ!
言ってみただけだよ!
私のスロットは3つであなたは私の相棒(バディ)なんだから、2つ選んだら残りはあなただけでしょう!? 何回も言わせないでよね!
[ふくれっ面になって言い返しながら、ふと思った。何度こんな会話を繰り返してきたのだろう、と。それでも飽きずに繰り返すルーティン反応、ならばこれは安定作用を生んでいるのだろうか、と]
[真紅の結晶が粉々の細片に砕け散り、降り注がれた彼女の表層部から吸収されていく。ちりちりと肌を刺すような感触。分解された幾千の刃]
……さ。それじゃあ、準備はあと一つだよね? 変換するよ?
[無言で頷いた執事に目を閉じ、短い詠唱を空間に紡いだ]
――Follow me,
and
Stand by me.
――Now you'll be
――"The Right-hand of Darkness".
[命令詩句が実行され、片膝をついた男性はつま先から0と1の値に変換されていく。肩に置かれた少女の右手へと数字の帯が纏わりつき、吸収されていった]
……ふぅ、っと。やっぱり、馴染むには少しかかるね……。
[黒い革手袋の質感で覆われた右手を開閉し、その反応を確かめる。ややあって納得したか、五指を開く。目には見えない何かを押し退けるような動作をゆっくりと行うと、空中にぽっかりと虹色の円盤が現われた]
それじゃあ、行ってきます。
[少女が円盤に飛びこんだ後、誰も居なくなった室内にはその言葉だけがつかの間、小さな残響として*木霊した*]
なんだこれおかしい私w
この時点で一人だけ32発言とか、いったい何考えてるのっていう。
そもそも出発シークエンスだけで描写使いすぎなんだよー。
念入りにやりすぎてる感がひしひしと。
そして連投で埋め尽くし成功!なんて言ってみる。
私おかしい。えっへん。
とりあえずアレだよ、SF作品名を投下できたので満足。
でもメモの300バイト制限が心配だなー。
『モナリザ・オーヴァドライブ』できるのかしら。
ああっそうだ、何よりも一番最初のネタを解説しておかないと!忘れてた!
【Immortality,Inc.】『不死販売株式会社』もSFの題名です。随分昔の、たぶんマイナーな作品。内容的にはおおむねこんな感じ(ネット世界じゃなくて現実世界だけど)の舞台で、復活できるから殺し合いしようぜーって勢いで殺人ゲームが行われてる未来のお話です。
半分以上はたぶん嘘。
映画原作になった時に再販されたそうなので、amazonとかでは見つかるかも。自分でも探してみようかな(昔読んだのは多分、子供向けの縮約版だったので)。
あああ忘れてた、この村の独り言が中の人発言OKかどうか確認してないや。とりあえずプロローグだけはアリって自分ルールを適用しよう。そう多くもないだろうし、人の発言に挟まったりもしなさそうだし。
独り言RPに挟まる可能性? 知らないっ。
[何体かを破壊したLutherは、underでは珍しいblunk spaceに辿りつく。date残滓は溜っているが、それ以外は何も見当たらない。]
[ワイヤフレームの町並みを、弾丸のように黒猫は走る。
俺はストレィキャット。
誰だよ、泥棒猫とか呼ぶ奴ぁ!
気配に足を止め振り向けば、炎を纏った黒い木馬。
そいつの目が俺を見て哂う。]
ん?やるっての?
[たかが子猫と侮って、木馬は鼻先でせせら笑うと前足で踏みつけようとする。
足元を駆け抜けついでに、生身の指はキーボードのF1を!
色とりどりの金平糖のようなオブジェクトが、瞬時にその場にばら撒かれる!]
[駆け抜けたその背後で広がる、極彩色の爆風。]
ま、こんなもんっしょ。
[木っ端微塵になった木馬は、ノイズと共に塵となって崩れる。
残骸の匂いをかぐように、黒猫はそれを漁る。]
ちぇ、つかえねー。
[興味を失い、*また裏路地へ。*]
いま唐突に思いついた演出。
セシリア→ユージーンの転換を真似た感じで。
プログラムのPCが戦闘を行って敗北。
破壊・分解されてコードが吸収されていく描写、その中で何か上位の存在と一体になる感覚。そして虚無が訪れ断絶。
ここで【村を出る】の後、新たに入村したキャラクター(勿論プログラムPC)で場面の続きを演出。
一案として覚えておこう。メモメモ。
[無人…とでも称すればいいのか、人格を持った存在がいなくなった電脳空間で先ほど吸収したデータの解析を行っていた時、
データ収集用に放っておいたEyes Of Fukt…名前は製作者が好んだレトロゲームから取られたらしい…が一通のメールを拾い出した。
内容を自己の内部で討議し…より強靭な人格のデータを得られる、との判断から最下層へ行くことにした。]
古いメモリーの中に下に下りていくより上に上っていくほうが、より強い相手がいる、というマスターのジンクスがあったな…。
[誰に聞かせるでもなくそうつぶやくと展開してあった自己増殖用プログラムを終了させて異なる階層へシフトした]
――Under/Gate ――
[一度足を踏み入れると、ごくごく単純なウィルスの姿。
Hubertには、人型の視覚イメージで見える。
子供向けゲームプログラムにおける、
雑魚キャラのようにわかりやすいヴィジョン。]
あー。君たち、私に作用するつもりかい?
[警告信号として、低級ウィルスに働きかける。
しかし、警告を警告として納得できるほどの
高級なものではないのだろうか。]
これが最後だよ?君たちくらいのスペックでは、
私はちょっとストレスが大きい相手だ。
止まっても知らないからな?
[ウィルスたちが、寄り集まってHubertを襲う。
ギャングが集団で1人を襲うシーンを
想像すればわかりやすいだろうか。
一撃を受け、少々よろめきつつもその腕を
ガッチリと掴み、力を込めていく。]
いやさ、こんな簡単に固まっちゃうの君たちの
スペックの問題だからな?もっと深いトコまで
行くと、これしきでは何の問題にもしない連中ばかりだもの。
[アンダーのより下層を目指していく。
少し離れたところに、低級ウィルスたちが
フリーズしてしまっている。]
──Under/− ──
[音もさせずに、Gridに降り立つ。
帽子の鍔を引き下げ、口元には微笑を浮かべている]
───Kyrie, eleison.
[ストラがふわりと持ち上がり、落ちた。]
――Public/Boulevard (開放領域/大通り) ――
[「アルファ・ラルファ」と名づけられたその街路には、様々な外形を得た人々が行きかっていた。提供されるイメージは透明の天蓋を通して陽光の降り注ぐショッピングモール。
不規則な軌道を描き、光を振りまいて青い小球が飛来した。次第に降下したそれは流れるように変形し、濃い青の髪を持つ少女の姿を生み出した]
……この辺でいいかな。とりあえず、探索してきて、執事。
[広場に設置された泉を囲むベンチに腰掛け、黒革の質感で覆われた右手を開いた。出現したそれに目を落とした様子は、傍目からは文庫本に読みふける娘に見えただろう]
[小さな囁きと共にプローブが生み出され、手中の端末に飛び込んだ。数瞬のラグを経て、画面には廃棄領域(アンダーネット)の状況が表示される]
……情報ノイズ、38%。
……探知範囲内の高頻度活動体、178。中頻度1,378、低頻度約20,000。特異断片の反応なし。
[訓練期間中、幾度か耳にした単語をふと想起し、呟いた]
「mement mori」……か。本当に、見つかるのかしら。
まあ、どちらでもいいや。
プローブはそのまま、自壊期限まで探索。
何かあったら教えてちょうだい。
[画面越しに黒い球体へと少女は告げる。あくまでもこれは作業。定められた手順。気だるげに周囲を見回すと、開いたままの端末を顔に乗せてベンチに*横になった*]
流れ者 ギルバート が参加しました。
流れ者 ギルバートは、守護者 を希望しました(他の人には見えません)。
―public/backstreet―
[――解析完了
無差別消去機能保有プログラム]
[[>破壊]
[右手を刃のように尖らせると、彼はあっという間に距離を縮め。
捕捉されるよりも先に、それの胸部を右手で貫いた。
貫かれた部分から黒い染みは広がり。
捕捉仕切らず相手を見詰めたまま、それは全身を黒く染め地面に崩れ落ちた。]
未亡人 オードリー が参加しました。
未亡人 オードリーは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
─Real World─
[暗い室内。唯一の光源である旧式モニタに、文字の羅列が浮かんでいる]
──全く、なんだって今更。
何年前に引退したと思ってるんだ。
[モニタの前に、老婆が一人]
[ぶつぶつとぼやきと溜息を繰り返し、天井を見上げる]
[見上げた先には、古ぼけたピンナップ。遥か昔に憧れた大女優]
[その微笑をしばらく眺め──]
──老いぼれを甘く見るんじゃないよ。
[吐き捨てるように言うと傍らのプラグに手を伸ばした]
[フードを脱ぎ、ジャックにプラグを繋ぐ]
[もう数十年と使っていない己のID、続いて「招待状」に示されたパスコードを打ち込み]
──相変わらず気持ち悪いねぇ、この感覚。
[意識が電脳空間へと堕ちていった]
村の設定が変更されました。
牧師 ルーサーがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(牧師 ルーサーは村を出ました)
牧師 ルーサー が参加しました。
牧師 ルーサーは、狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
──Under/− ──
私はEntry Name:Luther。
貴方をThe Cult Warの参加者と確認しました。
[帽子を引き下げたままの手袋の影から睛が覗く]
―Public―
[耳に入るのは、雑踏。作られた音。]
[静かに目を開ける]
──あら、随分小奇麗になったのね。
[丁度目に留まったショウウィンドウで己の姿を確認し]
まぁまぁ、かしら。
長いこと使ってないデータの割には、良く出来た方ね。
[くるりと一回転して懐から煙管を取り出し]
まずは見物でも、させてもらいましょうか。
[煙管を咥えつつ、歩き出した]
[目の前の黒い塊―元々は人の形をしていたそれ―を無造作に「蹴落とす」と、右腕の刃を手の形状へと変化させた。]
[破壊数――256]
これなら切りが良い。
[データの肥大化による処理機能の低下を、彼は嫌った。――嫌うと言うよりは、軽量化を最優先する彼の性質がそうさせると言った方が正しいのだが。
彼が人であったとしたら満足げに頷いただろう。今現れた数字を確認すると、彼は今までとは違いはっきりと目標を見定め歩を進めた。]
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