情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
冷たい死の味だ──。
何も生み出さない、虚無そのもの。
−死を想え。
私はNIGRED。
−内なる闇と対峙、話をし、再生へと譲り渡す、死。製作者から、つけられた名です。
−死は、生くる手段。
[透明の障壁を受けようと、幾度も幾度も。
スライムに包まれた手。
握られた十字を、ギリと押し込んだ]
[まるで瞳がチカチカと点滅するように、赤と白の光を交互に放つ。
闇を振り払えば死。受け入れれば混沌。最善の答えなど、このフィールドに最初に踏み入った時点で失ってしまっていたのかもしれない]
[硬い十字が胸にめり込む感触。
SP_Queen_Pallas──つまり装備された黒い球が、Geneの物では無い甲高い少女のもと思しき悲鳴をあげ、砕け散る。十字架の切っ先を巻き込んで。]
【Pallas Queen ぼくの彼女…あぁ、だけど。】
[Harveyの身体をぎゅっと抱き締めたままで、「少年」と言う声が聞こえた事への安堵なのか、意識を失い掛ける。]
ハーヴェイ、…嫌です。
[また涙が溢れる。]
[「memento mori」が冷たく侵食していく。
欠片のように遺された正常な自己など、
──Audreyが破壊されてしまったのなら、
「memento mori」と引き換えに喪ってもいいような愚かな判断が導き出されそうだ。──Like a Human。]
[十字がherveyに突き刺さると、四方向へと直角に太い針のように棒が伸びようとする。──解体するかのように。フォトニックフラクタルは、どれだけ受け止めれるのだろうか?]
[胸元を、首元まで這い寄るスライムに思考が]
僕が自我を失ったら、迷わず僕を消滅させてくれ。
と、あなたが言った。消滅しないで下さい。消滅しないで下さい。
[Geneの周囲でクリスタルが音を立てている。Lutherの「死は、生くる手段」と言う声が遠くで聞こえた。]
【死とは何ですか?】
・・・・・・
[闇という定義について、時々疑問に思う。光が届かない場所も闇と呼ぶし、虚空も闇と呼ぶ。似たような存在ではあるが異質なものである。
若い時分、これについて悩み眠れなかった日があった。そして朝になり、一つの答えを見出した。
闇とは、きっと自分にとって悲しい場所の総称なのではないかと]
もはや死んだようなものじゃないか。
既に、僕が生き残る術など残されていないじゃないか。
あがくだけ、苦しむだけじゃないか。
もう、考えるのは嫌だ。
[何も考えたくない。
悲しみたくない。
苦しみたくない。
死にたくない。
でもいつか死は訪れる。
それを回避するための研究を続けた。
でも僕は、それすら恐れた。
死という概念と、向き合う事を常に避けてきただけだった]
[そして、それを乗り越える強さすら持ち合わせていない。成長するような年齢でもない。
全てから逃げ、自覚しないうちに朽ちるのを望んだだけ]
・・・・・・
[そのいびつな腕は少しずつ消えていく。lutherを拘束していたその闇も薄らぎ、肘はその先を失ったままの姿を取り戻した]
[胸を貫いたlutherの部位を、力ずくで抜き去る]
[失った腕をかばうように、そして後ろに座り込んでいるEugeneをlutherから庇うように立ち、lutherへと問いかける]
死、とは何だ。
そして、死を理解し、畏怖し、そしてそれ故に生きようとする者になお死を行使する意味はあるのか。
僕がそれに該当するなど思ってはいないがな。
[10%。
──保護が働いた箇所はそれだけ。
他の部分は、「memento mori」に侵され、複雑に取り込み、或いはバグ化した箇所もある]
……。
貴方は生きたいのか?ならば何故殺した。
剣を持つものは、剣によって殺される。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新