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我が儘でごめんなさい。
…──ぼくは、違う存在になりたいと思っていた様な気もするけど。でも、きっと飛べずに這うままで良いのだと思う。
[Eugeneへと繰り出される斬撃はいずれも致命的な軌道を通り、だが致命傷には至らない。認識し対応さえ出来るなら即座に死を及ぼすものでは無かった]
――なら、正しいステップを刻みましょう? ユージィが求める、先の先に向かって。
[侵食。
色の似通った十字だが──Lutherが持つ十字よりも尚黒いGilbertのAttack PGMが侵食を開始する。だが、LutherはAttack PGMを侵食してきた内部へと向けた。まるでΦ(ファイ)のように内部へ内部へと細かい十字が、GilbertのPGM文字列構文を分解してゆくかのように。──Gilbertの侵食してきたPGMを破壊出来ずとも、侵食は十字の増殖と相殺され、これ以上は広がらないだろう。──つまり、位置は拮抗か。
Lutherの両肩から、死の鎌が迫り出した。
Attack Run。]
[Ninaの動きに対応する様に、acidrainに濡れた地面を蹴る。左腕が無いまま、バランスを崩しそうになりながら、クリスタルの輝く腕でNinaの攻撃を受け止め、時に躱し──…、攻撃するタイミングを探そうと。
透明な光に、紅の刃が重なり硬質な花を咲かせた様に、鮮やかに輝いた。]
…ニーナ。
あなたはすごく奇麗だ。
[流動する世界の構成要素達。
Geneは、一瞬考える。まだ、此処に──破壊された者たちが、再生可能な形で残存している可能性を。
でも、今は。
黒い目でNinaをじっと見つめながら──。]
[彼は、ルーサーが彼の「侵食」を相殺した事を知らずに、
「破壊」する為の侵食の速度を落とす。
同時に、左手に光を。
距離を取ろうと、十字にぶつける。]
[ルーサーの両肩から、鎌が生えると彼を襲う。
間に合うか――]
[ふ、と]
[Acid rainの空を見上げる]
[何かが──"意識"に引っかかった気がした]
──誰か、いる?
[一旦全ての作業を中止し、空いた容量全てを知覚に充てる]
……これは。
[この、"感じ"は]
あたしを"殺"した。
[あの青年の]
そうかい、あの子も"死"んだのか。
データが残留してる。けれど──あぁ、そうか。
……思えば、あのボウヤも被害者の一人、か。
(──今ならば、まだ間に合うかもしれない)
[新たなBOXを立ち上げ、Nowhereに"浮遊"するデータを掻き集め、再構成する]
[難しいかと思ったその作業は意外なほど順調に進み]
……指輪のお陰かね。
[最後のコマンドを実行]
[クラスタ片が集合し、光が帯びる]
──"生"きてるかい、ボウヤ?
[彼女は光に向かって声をかけた]
この世界が綺麗じゃないから。
だから私はそれを変えようと形作られたんだよ。
[剣と腕を交錯させながら、一人が答える。
それに重ねるように他の少女たちが唱和する]
――死んだ人は生き還らない。
――失われたものは戻らない。
――たとえ世界を、歪めても。
[至近距離から放たれた光弾は防御壁を再度剥がした。──死の鎌がGilbertの体の両側面を刻むべく…
左手がGilbertの胸元に当てられた]
[武器を打ち交わしながら謡うように言葉を紡いだ]
――「再生(リロード)」の基は魂の櫃。
――けれど其れは仮の宿り。
――ヒトの手によって変えられた摂理。
――あなたはそれに従い続けるの?
[”光”
それは光としか言いようが無かった。
時間の凍結が解除されて初めて、自分の時間が流れ始めた事を認識した。
脳は混乱したままだ。だが考える事が出来る。能動的な行動が取れる。それだけで十分だった。
まだ視界はぼやける。だがその声がした先の存在へと返事をする]
・・・・・・ 貴方は、確か。Audrey?
そう。──間に合ったみたいだね。
気分はどうだい?
[再構成が無事になされたことを確認すると、最小化していたBOXを再び開く]
[コードを読み、手を加える]
[ふと顔を上げ]
あぁ。
また"殺"すなんて真似は勘弁しとくれよ?
[笑った]
[クリスタルの弾ける音が多重に響く。
死の刃と、Geneの腕が重なる音。フォトニックフラクタルの効果で、衝撃を吸収する。]
あなたはとても奇麗で、
うつしく死へと誘惑してるみたいにも見える。
ぼくは君みたいにはなれなくて。
それに、人と関わる事、傷付いて無様で醜くても、生きる事を願い続けるんだ。
[重なる声を否定する様に。]
[視界がゆっくりと開けていき、次第に色を帯びていく。
確か失ったはずのアバターはその姿を取り戻していく。
既に全てを諦めていた。あの瞬間、死を受け入れていた。
だからこそ、今のこの状況に驚かざるを得なかった。
もし現実世界に戻れたなら。
きっと人間がネットの中で死を迎える事についての研究をするのだろう、そうぼんやりと考えていた]
ぼくは、ぼくが何者で。
何処から来て何処へいくのか──…なんて分からないよ。
[中心部に居て、最も言葉を多く紡いでいると思われるNinaと距離を縮めようとする。]
あなたが寧ろ──
再生したくないんじゃ?
・・・・・・
[無い。自分を脅かす未確認要素はもう無い。まさに”アバター”であるだけのherveyが手元にある]
大丈夫だ、もう自分の意思に反して行動をとる事はなさそうだ。
本当に、感謝する。ありがとう。
現実に戻ったら、もっと高い店に招待しなければならないようだな。
『地を這う蛇には空を飛ぶ鳥の気持ちは分からない』
『そしてまた、その逆も然り』
……か。
[少女の一人がふと呟き、翼をはためかせて後退する。着地すると剣尖を下げて俯いた。他の姿も同様にそれに倣い、やがて彼女らのうち六体が薄れて消えた]
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