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"memento mori"の解析とワクチン作成──。
本気で言っているの、貴方?
[くすくすと笑いを漏らす]
……面白いわ。
過去であるXXXの書いたプログラムを現代である貴方たちが破壊する。
面白いわ。
──その時のあいつの顔が見物だわね。
[一瞬、凶暴な笑みが浮かび、消える]
[汗をぬぐいたい気分だ]
ありがとう、恩に着る。
是非現実に戻ったらお茶でも奢らせて欲しい。
さて、問題はサンプルデータだ。
明確に言うが、ル・・・・・・
[嫌な予感がする。以前セットしたままだった警告プログラムも反応している。このままだと、この女性へまたlutherが攻撃を開始しかねない]
・・・・・・
[まずい。まただ。意識が薄らいでいく。
どうやら戦闘行動を行ったり付近で他のmemento moriが活動を開始すると、このアバターが暴走を開始するようだ。だが今それが分かった所で、どうにもならない。
現実世界の自分の肉体はどこまでやられているのか。幸い電脳化は記憶媒体とコネクションに留まっているが、最悪の場合脳が焼ききられてしまうのかもしれない。コンピュータウィルスが感染した肉体。これほど神秘的なものはないだろうなと、ふと思ってしまう]
『────』
[獣が紙の蝶の舞いを目で追う]
[彼女はそれを知らぬ気に]
デートのお誘いとは嬉しいわね。
最高級の玉露と栗羊羹でも奢って頂戴。
サンプルデータ、ねぇ。
あのアーカイブが無事だったら良かったんだけれど。
コピーも取ってなかったしなぁ……。
[道化とともに消えたコードを思い浮かべ]
[ちら、と蝶に視線を送る]
[円形陣の内側にはnoise混じりの映像にて。
生命の木、這いより蛇。
スルリと逃げて、10のセフィラが仄かにひかる。
黄道十二宮はゆっくりと旋回、
かたちは少しずつ変わっていくようだ]
貴方──?
[言ったところで、新たな声]
その声──Alchemist!!
[声が反響]
[蝶が波状に展開する様を見詰め]
……漸くお出ましってワケ?
[警告のBOXは表示されていない]
>苦労したよ。
>短い時間で、隠型四重防御壁を造ったんだから褒めて欲しいな。
[合成声音。
黄道十二宮はウロボロス、永劫回帰や完全性を意味する蛇へとその身を変え、うねらせる]
>そこにいる少年よ、目が開くようになったかい?
>ボクは錬金術師。
>偉大なるヘルメス・トリスメギストスと呼んでくれてもいいよ。HA!HA!
聞いたことないかしら?
Alchemist──通称"錬金術師"。
Lutherの"製作者"で、ついでに言えばあたしの古馴染み。
大丈夫よ。害は無いわ。
[生命の木が一度溜息をつくように膨張し、]
>合成声音を変えたのに、
>あなたには結局分かってしまうんだなあ。
>ボクは誰にも知られたくないのさ。
[可愛い、頭に輪っかを浮かべ細長いラッパを持ったエンジェルがポンポンと二つ生命の木の横に浮かぶ。祝福のように紙吹雪]
>久しぶり、Straycat。
>ボクのNIGREDの性能はどうだった?
>あなたから貰った双子の天使も、
>とてもよい性能だっただろう?
──COMMAND>Program Analysis /ad
-1B2DE475BAAD
──SYSTEM:ERROR(606)
[嫌がらせ紛れに蝶のコードを読み取ろうとして失敗]
ち、やっぱ無理か。
だからあたしはAudreyだってのに、何で皆その名前で呼ぶかなぁ!
ていうかそう、Lutherと双子!!
なんなのよアレは!
双子が原型とどめてないのはもう仕方ないとして、Lutherの行動が訳わかんないんだけど!!
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