情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[銃を手放し、座り込む。]
……。
……リチャード、ガトリング。
おつかれ、さま……。
[そっと目の前に転がる銃身をなで、意識を*手放した。*]
ぐはっ・・・・・・!!
[突如射撃が途絶えた。
浅い意識の中で、そのまま剣を振り下ろす。
だが、その剣先は粉砕されアーチャーに届かなかった。ッ巨大な刀身が地面に叩きつけられ、地面が揺れる]
[自らの身体から弾丸が放たれる。
銃と一体になる感覚。
本当に、至上だ。
だが、悲しいかな、自分で引き金を引けない。
転がった銃が意味を失い、消えていく。
代わって、「リチャード・ジョーダン・ガトリング」が再び意味をもって、そこに現れる。]
っち。
まだ生きてるじゃねぇか、あいつ。
こ、の。
[存在を維持するだけで、圧倒的な無理を感じる。
魔力が一切流れ込んでこない。
魔力が尽きただけではないだろう。
魔力という概念が、露葉の身体から、失われたはずだ。]
[倒れた露葉を見下ろす。]
だが、まぁ。
今回は、満足してやってもいい。
じゃあな。
また会おうぜ。
次は、必ず俺が、殺してやる。
よぉ。
沖田敬一郎。
どうだ?
撃たれる感覚は。
甘美だろ?
クフッ。
うはははは!
くっくっくっ…。
[笑う。]
あぁ、お前を砕くには、足らなかったな。
残念だよ。
もっと最初から、お前を撃ち砕くことだけに集中していられれば、よかったのによ。
クハッ。
だが、それはお前も同じだぜ。
俺は、お前には、砕かれない。
お前は何のためにここにいんだ?
もっと楽しまなきゃ、お前、誰かに撃ち貫かれるぜ。
…俺が、お前を殺したかったよ。
クソッ。
悔しいぜ…。
楽しみ、か。
そんなものは俺が生きた世界には何一つありはしない。
人間は幸せだな。生まれてくる瞬間はまるで世界に祝福されているかのようだ。
だが俺は違った。いや、俺達は違った。
自分の存在意義を失った命は、惨めだぞ。
っふ。
そんなだから、お前にお別れを言ってんだ。
それじゃお前は、勝てやしねぇよ。
存在意義は、与えてもらうものなんかじゃねぇ。
俺は、世界中で疎まれてるぜ?
でも、意義はある。
「俺」の存在には、確かに。
・・・・・・ どこまでもめでたい奴だ。
だが結論は変わらん。
俺の剣は砕けたが、貴様はすぐ消える。
彼女の魔術回路を焼き尽くしただけだ。
存在意義を手に入れるために、俺は聖杯を起動させる。
聖杯に頼るのか。
それじゃあやっぱり、自ら選び引き金を引き続ける者には、決して勝てやしねぇよ。
だが、そうだな。
もう俺は消える。
あばよ、沖田敬一郎。
[簡単に別れを告げる。
意識が、遠ざかって行く。
混濁する。
「彼」の意識も。]
[…てめぇ、出てくるんじゃねぇよ。
そう言われてもね。
やっぱり詰めが甘いんだ。
いつも止めを刺し損ねる。
…ま、今回は、仕方ないけど。
うるせぇよ。
黙って消えてけ。
去り際ってものをわきまえろ。
そんなだからお前も、執念深く、いまさらこんなことやる羽目になってんだろ。
あのキャスターも言ってたじゃねぇか。
人の意思を信じてみたらどうなんだ。
そうだなぁ。
それもいいのかもな。
そう、人の意思が、沖田敬一郎…
彼のような存在を撃ち砕くなら。]
[体中が悲鳴を上げている。いや、断末魔かもしれない。
もはや人間としての沖田が絶えうるダメージでは無い。
だが、それでも俺は立っている。聖杯を確保する為に。
何故、ここにいる。
何を選んだ。
アーチャーの問いかけが、頭の中で木魂する]
違う、違うぞ。
そうやって刹那的に生きた人間が、未来に生まれる人間に生きるべき大地を奪った。
だから、俺は・・・・・・げふっ
[破壊された剣は既に種に戻っている。支えを失って膝から落ちる。
あと少しだというのに。あと1体だというのに]
沖田様・・・・・・
[戦闘が終わるのを見届け、沖田にそっと近寄り手を差し伸べる]
立って下さい。
貴方が願ったのは、願いの形も結果も異質かもしれませんが、それでも平和だった筈です。
貴方の望んだ未来を、勝ち取って下さい。
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新