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>>16
ああ、いえ。このまま起こしてくれなければ一日中寝ているところでした…
[耳に触れようと手を伸ばされれば特に嫌がる気配もなく、みみはぴくぴくと動く]
…? まあ、理由もなく会うのもいいんじゃないですか?
[ふわりと微笑み。]
[こうしていても仕方がない、とメモを放り投げて]
……飯、食ってくるかな。
[もしかしたらまたあの二人と鉢合わせ、とも思ったが、そうなればまた食事を運んでもらえば良いだけの事。
そう考えて広間に向かうも、そこには人は居なくて]
結構寂しいもんだな、三人いなくなっただけなのに。
[そういって、運ばれてきた食事を口に運ぶ。
一人で食べるそれはどこか味気なく]
今までだってずっと一人で食ってたのにな…。
[つまりはそれだけ自分の中に彼の存在が大きくなって居るということで。
それに気付いて苦笑する]
[広間のテーブルに林檎の乗った皿を置き、椅子に掛けるとぼんやりしながら頬杖を付く]
……静かですねぇ。
皆さんはお部屋にいらっしゃるのかな。
[ガランとした広間。じっと林檎を見つめつつ]
人が沢山いれば、すぐなくなると思ったんだけどなぁ。
……ええと、残しておくと変色するよね。
[苦笑を浮かべながら呟く。そして大きく息を吐くと、一人で林檎を食べ始める。昼食もろくに食べていなかったため何とか食べきることが出来た]
あ、そろそろパイが焼ける頃かもしれない!
[ふと気づいたように顔を上げると立ち上がって一端広間を後にする。それと入れ違いにナサニエルがやってきたようだが、互いに気づかなかったようだ]
まったく…まさか今更、なぁ。
[こんな大事な相手が出来るとは、とは流石にこの場では声には出来ず]
ごちそうさま、っと。
あ、残ってんの後で食いたいから部屋もってって良いか?
[そう聞いて、召使いが運びやすいように、とそれをまとめてくれたものを手に部屋に戻る。
それをサイドボードに置くと、またベッドへと寝転がって]
……最初に出会うのがあいつだったら良かったのに。
そうしたら、俺…何の迷いもなくあいつに全部やれたのに。
[それは言っても仕方がないこと、だけど]
……もっと早く会えていたら、俺がこんな風になる前に、せめて……。
[ぽつり、ぽつりと呟く声は微かに震えて]
もう見えない…。
…あれほどはっきりとは、見えない。
[それは目を閉じればいつでも瞼の裏に浮かべる事はできるけれども、目覚めた時に見た幻ほどに、はっきりとはもう見えない]
澄んだ秋空の星…すすきの揺れる野。
それから――
[夜の色に月と日の色の刺繍が混じった長衣を羽織ったまま、窓際の椅子から空を見上げた。
――満月には、少し足りない]
…おれの心のようでもある。
近くにあって、ちらとでも話しかけて貰えるのが楽しかった。
たとえ沢山の、からかい甲斐のある者達の一人と見なされているにせよだ。
欠けている月だとして…共に見ながら酒でも酌み交わせたなら、おれにとってさぞ良い一時だったろう。
地下へと行かれてしまっては、声も聞けん…
[使用人に頼んだ白い葡萄酒をぐいと呷って、もう一度目を閉じ思い浮かべようとしても、自然と瞼の裏に映るものが故郷の景色を押し退ける。
それでも瞼は閉じ続けて、酒の効果か襲う睡魔に、身を包むものの温かさゆえか案外幸せな*夢を見る*]
『…悔しい』
[そんな想いが心を塞ぐ]
[気持ちはあるのだ、ギルバートに対する想いは。
だけど、過去に囚われた体は、心に刻まれた傷は
無意識のまま頑なにそれを拒むのだろう]
………ギルバート……。
[名を呼ぶ。
愛しい、悲しい、悔しい…想いに応えられぬ身が切ない。
だけど……怖い、無意識の感覚]
いつか……。
[この想いが怖れを凌駕する事ができたなら。
彼を想う愛しさと、彼が想う優しさが、それを打ち消す事ができたなら]
[いつかすべてを委ね、受け入れる事ができるのだろうか?]
[厨房に戻ってみれば、既にパイは火からおろされていた。男がかえってくるのが遅かったので、見かねた使用人が代わりにやってくれたらしい]
……あ、あれ。そんなに時間経ってましたっけ。
ありがとうございます。
[苦笑を浮かべつつも深々と頭を下げる。そして肝心のアップルパイの出来を確かめるように覗き込んだ]
んっ、美味しそうです。
すみません、此方の火加減がよく分からなくて……。
焦がさずにすんで、助かりました。
[しかし出来上がったパイを食べやすいように切り分けながら、ハッとする]
……あっ!
誰も広間にいなかったから、食べる人がいない……!
[もっと早く気づけ]
……まぁ、明日にでも出してもらえば大丈夫かな。
余ったら私が食べれば良いし。
――食べきれるかしら。
[腕組みしつつ難しい表情でアップルパイを見つめる]
なんでこんなに張り切って沢山作ったかなぁ。
最初は気晴らしのつもりだったんだけど……。
[小さなため息をつくと、厨房にいる人に頼んでパイを保管してもらう。それから、小さな声でお願いを]
……あの、もし可能だったら
地下の方にも届けていただけないでしょうか。
沢山、作りすぎてしまったので……。
[それだけ言い残して「おやすみなさい」と頭を下げると、自室へと*戻っていった*]
……なっさけねーの、俺。
[ぽつりと。
腕で顔を覆う。誰も見ていないけれど]
諦めてたのによ。
もう、どうにもならねーって、ずっと……。
でも、俺……お前に……。
[その先を口にするのは出来なくて]
なんで、今更なんだよ……
なんで、もっと早く……
[想いは同じ所をくるくると空回り]
[大きく一つ溜息をついて]
まったく、今更。
でもなぁ……しょうがねーよなぁ、惹かれちまったもんは、さ。
あいつはああ言ってくれるけどよ、でも……
やっぱ、それじゃ寂しいじゃん。
俺だって、本当は…そう思ってるんだからさ。
できるもんなら、俺……。
やっぱ、それでもだめなのかな、この体は。
[望んで委ねる事と、望まず奪われるのとは違うだろうに、とまた溜息。
ふ、っと目を閉じる。
そこに浮かぶその姿を思って]
I'm gonna believe in your eyes
So please don't say "love is blind"
I wanna be reading your mind
In secret communication
Do you like toffee and lemonade?
It used to taste so good hand made
Where are the smiles of yesterday
Our childfood conversations?
Please kiss kiss
Will anybody kiss me please?
Please please kiss kiss
Give me strawberry kisses please
I'm gonna become sunshine
And kiss everything in sight
You could be a star in the night
Just use your imagination
I'm onry holding back the rain
So many rain drops and so many pains
I wanna find my train someday
As seasons go past the station
Please kiss kiss
Will anybody kiss me please?
Please please kiss kiss
Give me strawberry kisses please
Please kiss kiss
Will anybody kiss me please?
Please please kiss kiss
Like a strawberry coloured dream
……はぁぁ、ガラじゃねーよなぁ。
でも、あいつには見抜かれてたんだよなぁ、色々。
それでも…
[お前のままでいい、とか
言いたい奴には言わせておけ、とか
何より、いるだけでいい、と言われた事は今までになくて]
……俺、無理しなくていいのかな。
今のままの俺で、そのままでいいって……。
本当にこんな俺で良いのか?ギルバート……。
[聞こえないと解っていて問いかけるように溜息とともに吐き出して。
廻る思考はいつしか闇の中に*溶けて行くのだろうか*]
>>28
[むう、とすこしむっとした表情で]
初めてじゃないですよっ。
ハーヴさんは、いつでも意思を持つ生物らしい考えをしてます!
だって、知りたいとか、役に立つものつくりたいとか、そうでしょう?
[そっとハーヴェイを*抱き寄せた*]
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