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――2F・廊下――
おま え は…――?
[す、と正眼に――正中線を見せないように身体を横にし、包丁を構え ―― 銃は背中―― グレンは渦巻く赫い目で、ミッキーを見つめた。]
[目的はステラだ。
爆炎の向う側から彼女が向かって来る事が予想された。
その程度の戦闘力はあるだろう。
針先で、近くに落ちていた死体を突き刺しステラのハンマーと予想される方へ投げ、それを追う様に踏み込んだ。]
[ナサニエルに、]
──カビを自生させているのか?
──へ?
[ミッキーの言葉に、眼を丸く見開いた]
["明蘭"<MyeongLang>の名を口にするのは二人のみ]
[父と、姉の]
お、姉、、、?
[呆然とする間に"彼"はクナイを投げ放つ]
[その先には"お人形"]
[軽やかにクナイを投げる、その手練の鮮やかさに、肉体の主であるミッキーさえ一瞬感嘆。
しかし、次の瞬間、はっと気づく]
じゃま、めい、の、ほう。
[このまま肉体の主導権を渡しては、レリアに接触できなくなる。
ミッキーは憤りをこめてメイの意識をねじ伏せた]
ああッ……危ないッ!危ないぞッ!!
[拳の上僅か数センチのところでハンマーが停止。]
これは……私を狙っているのか?
[手榴弾といい、種子といいどうも自分を
狙っているような感じがしている。]
これはイヤでも生えてくるのだッ。
Dr.oddの馬鹿げたアイディアというヤツだろうな。
[拳を突き上げ、その部分のみ鬼化。]
オォォォォォォォォォガァァァハンマァァァァァァァァァァァ!!
[声の方へ向かって、思いっきり振りおろす。]
[何奴だ!と言うナサニエルの問いに、]
アーノルド・デ・ラ・ロッチャ。
と、名乗った所で意味は無さそうだ。
──そちらのリリムの女を引き渡すなら、差し当り、君に用はないのだが。
["お人形"がクナイを打ち払う][わずかに息を吐き]
[ミッキーの纏う空気が変わる][懐かしいものが消えていく]
[すう、と驚きも引いていき]
へえ?それが君のやり方?
うっかり騙されそうになった僕がちょっと恨めしいよ。
どこで、僕の名前を知ったのか知らないけど。
[すい、と視線をグレンへ向ける]
[様子にニィと唇を歪め][誰かによく似た表情]
──出来たみたい?
おいで、僕の"ゾンビィ・ドール"<おにんぎょう>。
――2F・廊下――
[こくり――ふらっと揺れるような動き。
一歩一歩が確かな歩みではない。]
[――トクン トク ク
―――――]
[メイの前に来た時、丁度グレンの心臓は*止まった*]
「うっさいなあ、もう。
かんどーの姉妹再会なんだよ?
野暮なこと言ってると、もてないんだから」
[声が、明らかにおかしい。何故この図体からこんな可憐な音声が出るのか]
「ほら、もう。
あんたがバカ言うから、明蘭怒っちゃったじゃないっ!」
[「本人達」は至って真面目なのだが、傍からは甚だ奇怪な眺め]
うるさい、れり、あ、そこにいるのに。
[ナサニエルの問いに、首を小さく振るだけで答える。
と、いうのも、目の前に恐らく今の犯人であろう男が立っているからだ]
「リリムの女を引き渡すなら――」
[その言葉に、グレンと対峙したときのような組織への無条件な反射が湧き上がる]
貴様も、あの男と同じく裏を知るものか?
[ハンマーヘッドを胸元に寄せ、射殺すつもりで殺気をぶつける]
[歩み寄るグレンの体を抱きしめて][クスクスと笑う]
いい子。
[グレンの陰から窺うようにミッキーを見遣り]
まだやるの?
もう騙されないよ。
お姉ちゃんは死んだんだ。"島"で死んだの。
もう居ない。"島"で殺されたんだから。
[よく似たその声にも、騙されないと噛み付く口調]
[目の前で、ハンマーの囮用に投げた死体が潰れた。
飛散する血肉と火炎がアーノルドのメタリックグレーのスーツの表面を滑る。]
──カビが本体では無いのか。
だが、カビと植物は相性が悪そうだ。
面倒だ、君も血清のサンプルになってくれると助かる。
[更に踏み込み。(ステラのハンマーの射程を考えると危険な距離だ)ナサニエルの拳に、先程の囚人に打ったのと同じ、メイの血液で出来た混合剤を手早く打ち込んだ。]
[ミッキーの拳ががつん、と自分の頭を唐突に殴る]
「だから、わたしが出てあげるの。
感謝してよね、こんなカラダつかってあげるんだから」
[自分の頭を痛そうに押さえながら、不本意そうに言い放つ。
…勝負あったか]
[ステラから放射される殺気がピリピリと皮膚に刺さる。
空になった混合剤の瓶を投げ捨て──、]
[ステラに、]
──組織の裏も何も。
君はどうやって今の姿になった?
自然にそうなった訳じゃないだろう。
組織、ターゲット、一般。その他に──殺人鬼を作る側の人間も居る。と言っても、私が君を<そう>したわけではないが…。
[無表情――やや俯けた顔――冷たい肌――グレンに伝わる染み入る温かさ――それは、一応はビジョンの通り。噛み付くような口調に、く、と首を動かし、ミッキーを見る。]
「うん、そうだね」
[島で死んだ。その言葉に頷いて、くすくす、と笑うはMay=Yungの意識]
「あの島でイッちゃったからこそ、ここにわたしはいるんだよね。
んー、ちょっとむずかしい、かな?アハ」
[そう言ったあと、真面目な顔になって「妹」を見た]
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