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ううん、別に。
そっか。それは驚くよね。
もしかしたら、お母さんの、血筋の人かなぁ?
ぼくは、顔とか、お母さん似らしいし。
……大切な人?
[首を傾げる。]
[ラッセルから尋ねられれば手を伸ばし、少しだけ髪を撫でながら頷き]
大事…だったな。
お前を見てると…時々心配だよ。
危なっかしいことをしそうなのは同じだからな。
[深く沈みこんだ意識は厨房からの物音で引き戻されて]
…あれ?
あぁ、何かぼーっとしてたな…
[伸びをして、ふわ、と鼻に届く香りにもう一度厨房を見る]
食事…?誰だろ……
[ローズマリーは先程のままで。
僅かに聞こえてくる声から、ラッセルとギルバートが居るらしい事に気づく]
……なんで、あの二人?
[流石に聞き耳を立てるわけにも行かず、そのまま厨房を見つめて]
そういえば、昔の知り合いに似てる…って言ってたっけ。
[それに気付けば納得したのか、再びソファへと沈み込んで]
…そう。それじゃあ、ええと、その人じゃなくて、ごめんなさい。
[微笑んで]
…その人のことも探してあげられないし。
母さんの家族に、会えればいいんだけど、ぼくはその人たちがどこにいるのかしらないし。
…危なっかしいかな?
そんなこと、しないから、大丈夫だよ。
でも、心配だったら、そう言って。
……しないように、するから。
別にぜんぜん謝るようなことじゃないだろ。
いいんだよ、そいつのことは。
[もう死んだ人間だから、とは続けられず]
大人しくしてくれればそれでいいさ。
やかましいのはナの字で十分だ。
[笑顔が、そっくりで。
ふと酷く悲しげな顔をすると]
…悪い。
[小さく、額にキスを落とすと、そのまま何も言わずに厨房を出、客間へ]
[皆が忙(せわ)しく動く中...は、ただ、ただ呆然として居た]
……アーヴァ…インさ…んと…ベン…ジャミ…ンさんが…?
[ナサニエルの口にした「人狼」に僅かに眉が動く]
…牧師様が言っていたのはこの事なの…?
[ふらふらとした足取りで暖炉の前に行き座り込み膝を抱え顔を埋める――]
――管理人室――
[なにやら人の出入りする気配だけは感じていたが、身体は反応せず。ただ呆然とアーヴァインの亡骸にしがみ付いていた自分を気の毒に思ったのか。
気遣う人の行為に、僅かに心は落ち着きを取り戻しつつあり、暖炉の前、差し出されたホットミルクの優しい味に、固まった思いがゆるゆると解けて行くような感覚に見舞われた。
一人で居るのは寂しかった。だからただ傍でゆっくりとマグカップを傾けるラッセルの存在もありがたく感じた。人の優しさが身に染みる。ローズマリーは、感謝の念で胸がいっぱいになりながら、アーヴァインへ向け最後の涙を零した。]
……これ以上何もないよな。もう、悪い事は。
早く気付いてくれると良いけど…麓の、じゃなくて良い…通りすがりの旅人でも、橋が落ちたことを伝えてくれれば。
……それまで会えない、かぁ……セシリア……
……会える、よな?
[ほんの少しだけ気弱なのは先程の惨状のせいか。
天井を仰ぎ目を閉じる]
……
[その悲しげな表情に、額への口付けに。
赤はただ黙って、ギルバートの姿を見送る。]
……いいって、それは無理してるんじゃ、ないのかな。
[呟いて。
手は胸元よりはずされて]
あれくらい、謝ることじゃ、ないのにな。
[ぽつりと呟いた、目は何に彩られるか。]
―厨房―
[それから、野菜を切って、軽く、炒め物をはじめる。
火の爆ぜる音。
ただの炒め物だが、ないよりはましだろう。
肉は誰も食べたくないだろうから、いれずに。
できあがったそれも皿にうつして、そのまま。
それから、ギルバートの後を追うように、客間へと入って。]
――昨夜・浴室――
[管理室を後にしたウラルとルーは紅を落とす為に。
ルーの外した包帯をウラルは持ち空いた手でルーを支え連れて行く]
美味しかったかい、ルー?
君が満足してくれてるとボクは誘った甲斐があるってもんだよ。
[静かに浴室のドアを開け中に]
一緒に入るかい?
嫌ならボクは外で待っているよ。
[ウラルは外に出て行こうと]
[食堂にて。ローズマリーの涙を流す様子に近くにあったブランケットをかけてやり]
マスターは…残念だったな。
とりあえずはお前さんもここから出る方法を考えないといけない。
さっきラッセルが飯を作ってたから、とりあえず食べておけよ。
[ステラへも同様に声をかけ、ソファーで沈んでいる友人へは]
お前もいつまでもそんなところでぼんやりしてるなよ。
[軽く額を小突き]
―昨夜 浴室―
うん、おいしかった。とてもおいしかった。
[微笑み浮かべて、赤はそういう。
ウラルと共に浴室の中に入って、しかし出て行こうとする様子に]
…えと、でもそうすると、怪しく思われてしまわない?
二人も連続なんて。
……あ、のね。ウラル。
…………それじゃあ、ええと。
………………ぼくの体が変でも、気にしない?
[どれ位時間が経ったのだろう。短いかも知れず、長いかもしれない時間、一頻り涙を流すと、まだ乾かない涙を指で拭い、唇を噛みしめる。
そしてベッドで横たわっているアーヴァインに長い口付けを施し――]
死を悲しんでばかりは居られないわね…。わたしの力が…あなたの言う通り役に立つものなのであれば…それは今なのかもしれない…。
だからお願い、アーヴァインさん…。わたしにほんのちょっとの勇気をちょうだい?そして教えて?一体何者にあなたは殺されたの――?
[愛しむように髪を撫ぜ、亡骸に問い掛ける。
一瞬の沈黙――
そして女はそっと瞳を閉じて、もう一人の名を呼ぶ。]
ベンジャミンさん、あなたは…本当に人間だったの?
[何も映らない空間をぼんやりと眺めて問い掛ける。先程よりも長い沈黙の後、納得したように微笑み――]
ありがとう、二人とも。願わくば…これ以上犠牲者が出ないように…見守っていて――
[胸の前で指を絡ませ祈りを捧げて]
……何時までもこうしていられない…。信用されるかどうかは解らないけど…みんなの耳に入れておかないと…。
でもまずは…この血を流してしまわないといけないわね。
[自嘲するように小さく笑みを零し。ローズマリーは血糊を落とすべく浴室へと向かった。]
[ぼんやりと見回せば、暖炉の前、座り込むステラとほんの少し落ち着いた様子のローズマリー。
不安なのはみな同じ、と顔を伏せたところで額を小突かれ顔を上げる]
……っ…驚くだろ、いきなりっ…
って、ごめん。ほんとボケッとしてた。
ラッセルが作ったの?
らしいよ?
美味いんじゃねぇの?匂いに不審な点はないしな
材料も気遣ってくれたようだ。
ぼけ〜としてたら腐ってるの出されても、わかんなそうだけどな、お前。
[からかい口調で。直に真面目な顔に戻り、吹雪き始めた外を見て]
彼女、落ち着いたようだから、少ししたらマスター外に出すか。
明日がいいなら、明日でもいい。
今日は多分皆疲れてるしな。
へぇ…ありがとう、ラッセル。
[礼を言うとラッセルはいつもの笑顔を返して]
いくらなんでもそれくらいは…わかると思うぞ?
……多分。
[多少自信なさげな返事は、身に覚えがあるからで。
その後の言葉には真剣な表情を浮かべ]
そうだね…でも、また吹雪いてきたみたいだし、明日の方が良いかも。
寒いのは嫌いだろう?
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