情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[ジェーンが証言を始める。
──それは母親として愛情に満ち溢れた言葉。
セシリアが自宅で衣類に血をつけて、自警団を迎えたその理由。ミッキーがアーチボルド家に無断で侵入した、その顛末そのものは、セシリアが人狼である事とはまったく別にして真実だった。]
…あのッ!
神父様なら、こうおっしゃって下さるはずです…。
去年から、ミッキーの行動が酷くなって──私、神父様に相談させていただきました。
そして、神父様はミッキーに何度も、か、姦淫の心を持つ事の罪をお説教してくださいました──。
[ウェンディはミッキーと言う男をはじめて知った。自分の知らないタイプの人間だ。彼が告発したのだろうか。仁王立ちのまま、セシリアや周囲を見渡す。いつの間にか口は真一文字になっていた。]
[ジェーンの言葉が疑われる事が辛い。
「過去の出来事についても特筆すべきことがあれば」と言うジェーンに向けたクインジーの言葉が、セシリアの胸に突き刺さる。]
(でも、私は確かに貴女の娘を殺しました。)
[──2年程前。その当時、物語的客観的事実として「人間」だったジェーンが、愛情深い聡明な母親が、娘の僅かな変化に気が付かないと言う事があったのだろうか?
果たして──。]
[ウェンディはセシリアの母親――ジェーンという人物を見た。どうやら彼女がセシリアのお母さんらしい。
誰かに襲われたからなのか、怪我をしている。]
あれも、セシリアお姉ちゃんがやったのかな…違うよね。
[その必死さから、私のお母さんが私を愛してくれるように、子供を思う気持ちは母親としてちゃんとあることはすぐに理解した。]
[セシリアが口を開き、少なくとも当座、母親のジェーンをノーマンから隔離し庇護する事を、尋問を始める条件に加えては貰えないだろうか──。
と、希望的観測とも思える言葉を紡ごうとした時、檻の前の人波が割れ、ノーマンが現れた。
またもや麻袋に、今度は人骨──。檻前の人々はざわめく。]
「し、神父さまも踊らされるなんて災難だぁ……。せ、せすぃりあが魔女だなんてし、知らなかったからすっかり騙されてたんだ……」
[ミッキーは弁解した。突如、神父に視線が集まる。
頭の禿げ上がった男、ベンジャミンが神父に問いかけた。]
「なあ、本当なんですかい? 神父さん。狼憑きか魔女だか、教会を穢しちゃァいませんか。あの娘と親しくしてたンですかい?」
[だが、今は新たな村長として名乗りをあげたノーマンの登場と彼の語る出来事に耳目が集まっていた]
なっかなか刺激的な演出してくれるじゃあない。
[ニヤニヤしながら、セシリアの方を向く。]
なぜこの一部が粉屋で見つかったのか……
俺ぁわかんねえけどな。
なんか何かに食われた残骸のような骨だねえ。
どう考えても、人の骨ぇに見えるんだが……
どうしてこんなもんが、おまえさんちの敷地で
見つかるんだろうかねえ…クックック。
[檻の至近距離まで接近し、問いかける。]
おい、犬ッころ…こりゃあ何だ?
[ミッキーの言葉やノーマンの登場に、周囲はざわつく。
ウェンディは大人同士の会話、流れにまるでついていけていない。
ウェンディはセシリアを一度見たあと、ノーマンの意気揚々とした表情をじっと見た。]
ノーマンさん、ひとまず証人の口は噤ませないでくださいよ。
人狼をあぶり出すにャ狼の母親かもしれなかったとしても、材料は多ければ多いに越したことはないンでね……
[クインジーはジェーンの怯える様子に、ひとまずそう言い置いた]
[セシリアは、人波が割れた事で、視界に大きく飛び込んで来たミッキーの脂肪で膨らんだ躯に、一瞬だけ大きな憎悪の視線を向けた。
ミッキーさえ居なければ──、セシリアが告発される事もなく、母親を巻き込んでまで──……こんな事には。
傷を拭うクインジーには、]
羊皮紙に血が付くと正式な書類にはなりませんね…。
署名します…。
……私は文字も書けますから。
あなたが尋問官だと言うなら、早くはじめてしま──、
[──…言葉はそこで途切れる。]
[カミーラが突如、尋問官にとって予想外の行動に出たり、周囲の人間が石や短剣を投げたりすることに対して、ウェンディはよくないもの。と感じていた。
尋問は公正に行われるべきだと。石を投げる事自体は特別に反対しようとは思わなかったが、公的に事を進めている時はみんな黙っておいたほうがいい。と思うのだった。
本当は自分自身が飛び出したい気持ちがあり、それを抑え続けているからに他ならない。]
セシリアお姉ちゃん、たとえ人狼でも。かわいそう。
「人狼だからこそだろ。人狼で死んだ奴が周囲に居ないか母親に聞いてみろってンだ。」
[ウェンディの言葉を聞きとがめたのか、グレンが吐き捨てた。]
[獣に喰われた人間の全身の骨が見つかり、しかも素人目にみて欠損部分が符号すると言うのは、良く出来た演出だった。良く出来ては居たが、いかんせん良く出来過ぎていた上に「穴」があった。]
──ノーマンさん。
墓荒らしに宝探しゲームですか。
その死体は、先刻読み上げられた罪状にもあった男の物じゃないですか。
読み上げられた内容が理解出来ないであろう、ネリーでも聞けば分かるでしょう。ネリーと一緒に肥桶を運ぶ仕事をしていて、ある日死体で見つかった──。
[男には村に来る前どんな過去があったのか、不具者ではなかったが、骨まで達していると一目で分かる深い傷があった。それは生前の男を知る者であれば、今、この骨を見てもすぐに判別が付いただろう。
男は、賤民ゆえに、村の正式な墓地には埋葬されない。
ただ、人狼に襲われたかもしれないと言う理由で、清めの儀式を神父様が執り行ない、遺体の扱いは正式な埋葬に近かったので、上手くほぼ全身の骨が残っている。]
──村の墓地外なら、掘るのも簡単。
それをわざと、家の庭に埋め直したんでしょう…──。
[クインジーはナイフを投げ入れた農夫の男に、冷徹な声を叩きつける。]
邪魔は……しないでもらおうか。
“証”が立てば、その機会は得られよう。
[セシリアの怒気を込めた眼差しに、しかしミッキーは名状しがたい表情を見せた。
口元が弛緩し、分厚い唇の奥ではどどめ色の舌がゆったりと波打つように蠢いている。滾々と口蓋の奥から湧き上がった唾液が唇の端で溜まり、泡となってぶつぶつと音を立てていた。
奇妙なことには、それは笑顔のようにも見えた。]
[ウェンディはノーマンとセシリアのやりとりを見ている。
どうやら骨らしい。彼女にとって人骨を見るのは間違いなく初めての出来事。骨の由来や状態などは知る由もなかった。]
人狼は──骨は食べない、ということよね。
男の骨ぇ?おまえさん、これが男のモンに見えるのか。
[残った頭蓋骨を持ち、セシリアの眼前に示す。]
俺にゃあ、あのゴツイ男の骨には見えんのだけどな。
[確かに、その骨は男性のものというよりは
女性のものと考える方が自然に思われた。]
素直に吐いた方が身のためだぜ?
体ぁに聞く羽目になっちまうしな。
[自警団員に目くばせ。1人は、何やら持ってくる
ため、詰め所の奥へと引っ込んでいった。
次の質問で吐かない場合、強硬手段に出るだろう。]
もう1度聞く。この骨ぁ何だ?
[ノーマンに吐き捨てる様に、]
あなたは、人を陥れて、嬲り、殺人が行えれば何でも良いんだわ。
さっきも言いかけたけど、私は尋問を受けます。
──…誰の尋問であろうと。
母を疑うなら、母では無く私を尋問して下さい。
[ウェンディは神父様やネリーからそっと離れ、セシリアのお母さんの側に寄った。]
あの。あなたがセシリアお姉ちゃんのお母さんですよね。どうしてこんな事になったんですか?
[ウェンディ自身も整理がついていなく『どんな事』とはジェーンの容態やセシリアとの関係、セシリアが本当に人狼なのか、まったく文章が繋がっていない。]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新