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――ロビー――
なるほど、そういう事か。
またえらく古い缶が残ってるなと思ったんだが。
とりあえずは俺の持ってきた奴を使わせて貰うぜ。俺はまだしもそっちの兄さんにいきなり変なモン飲ませちゃ、客足も減っちまうってものだ。
[それはひどい、と言いつつもアーヴァインは客人と雑談などしている様子で、その間に紅茶を淹れる。三人分の用意をして戻り、青年に自己紹介をして茶を勧めた]
……とまあ、そんな訳でさ。なかなか大変だったろう?
春から秋まではそう大した事も無いが、雪が積もると途端にこうだからなぁ。それでも昔よりゃマシになったのさあ。俺がガキん頃ぁ荷車も通れない旧道しか無かったんだからね。
……ハインリヒ様が国王になってから、色々と変わったもんさ。お陰で街道も整備されたし、街に入るたんびにやれ通行税だの物品税だの付け届けだのとうるさく言われることも少なくなって。
[自分で淹れた茶に一口だけ口をつけ、饒舌に話し始めた]
……そういや街の塾が大学になったのも、王様が小さい頃から学問好きだったからとか言ってたよなあ。
誰だっけ、あの。ほら、アーヴァイン、お前の学友の。
「ロックウェルか?」
おぉ、そうそうその先生よ。
まぁ俺は二、三遍ほど会っただけだがありゃなかなか頭が切れるね。最近の相場がどうで、とか言ったらすぐに答えてきやがんの。いやいや大した事情通だ。ありゃ近づきになっといて損は無いねえ。
「その教え子ならつい先刻、やって来たぞ。
顔、見なかったのか?」
んー? いや、厨房に居たからなぁ。
というか俺の知ってる顔かい? いやそこまでは知らんか。
お前、まるで山を下りやしねぇんだもんなぁ。
だよなぁ、アンナだって眠ってることだしなぁ。
[と言った辺りで言葉を止め、苦笑しつつ禿げた頭に手をやった]
……おっと!
いけねぇ、ついつい俺ばっかり話しこんじまった。悪い癖だな、ほっとくと一人でどんどこ喋ってっちまうんだ。
んで、兄さんは旅の人かい? それともこの近在の?
[青年に話を向け、ふんふんと興味深げに聞きながらカップに手を伸ばし、紅茶を一口*啜りこんだ*]
/中/
宿の広さイメージですが、>>#0
「小ぢんまりとした」「細々と営んでいる」という事で、殆どが相部屋(2〜4人用)で個室(1〜2人用)は2,3部屋というのを想定しています。あと隊商向けの大部屋とか。全体でも6〜10室くらい、二階建て(+地下室?)の印象です。
この辺はすり合わせた方が良いかと思うのですがどうでしょう。
皆様のイメージも聞いてみたいところ。
――客室――
[いつの間にか転寝をしていた事に気付き、苦笑して頭を掻く]
あ…やっべ、寝てた…。
っても大した時間じゃないか。良かった。
[そう一人呟くと大きく伸びをして]
下に行ってお茶でも貰おうかな…自分で入れるんだろうけど。
あ、そうそう、これも渡さないと。
[思い出したように荷物の中から預かった酒瓶を取り出して]
これが余計に重かったんだよね、今回は。
帰ったら教授に文句言ってやろ。
[ぼそ、っと不穏な事をこぼして、軽く身支度を直すと階下へと向かう]
――ロビー――
[階段を下り、そのまま厨房に向かおうとしたところでロビーからよく知った人物の名が聞こえ、その声にも聞き覚えがあるような気がしてロビーを覗き込む]
あ…れ?もしかしてベンジャミンさん?俺、以前一度ご一緒しましたよね?ロックウェル教授に世話になってるハーヴェイですよ。
って言っても覚えてないかなぁ…。
[そこまで言って、あぁ、と思い出したように彼は頷き]
「そうか、いや、教え子って言うから誰だろうって思っててな」
あぁ、気にしないでくださいよ。あの時いろいろと行商で訪ねた町の話をしてくれたでしょう?それで覚えてるんですよ、俺。
それにしても珍しいですね。いつもは夏に来ると聞いていましたけど?
[その問いにアーヴァインの亡き奥方の…と返るのを聞いて納得したように一つ頷き]
俺が来た理由と同じですね。えぇ、教授に頼まれて…
あ、そうだアーヴァインさん、これ…さっき言ってた奴。
[そういって手にした酒瓶をアーヴァインに渡す]
[そこまで来て、もう一人若い男がそのやり取りを珍しげに見ているのに気付いて]
あ、悪い。他のお客さんも居たんだ?
聞いてたから知ってるかもだけど、俺の名前はハーヴェイ、な。適当に縮めてかまわないよ。
旅の人かな?……ずいぶん疲れてるみたいだけど…雪山では油断しない方がいいよ?余計なお世話かもだけどね。
[見たところ自分と同じくらいの、だけど旅慣れていない様子のその彼に苦笑混じりにそう言って。
それは自分が山好きの父親に言われた言葉でもあったけれど。
その言葉にぼそ、と返る言葉に驚いて]
三日も迷ってたって?よくこの雪の中無事で……まぁ良いか、とりあえず無理はしない方が良いよ。俺も何日か居る予定だしさ。
そうそう…君の名前は?
[話している間に目の前に置かれたお茶を啜りながら、目の前の男の話を*聞こうと*]
/中/
まぁ、参加者がアーヴ除いて7人なので、無理矢理一人一部屋使用も可能だとは思うのですが。
その辺りは他の方の意見に合わせます。
[お茶を淹れて勧めてくれた人はどうやら従業員でも何でもなく、客の一人らしかった]
はあーベンジャミンさん、交易の仕事をなさってんですか。
あ、俺はナサニエル・ドーソンです。
冒険家志望ってやつで…
…冒険家って言や、パトロンが必要不可欠、なんですよね?
え?こっちが聞いてんのも変な話か。はは。
どうです、ひとつサポートしてみる気は…
おれが本格的な冒険に出た暁には、新大陸の一つや二つ、かる〜く見付けて見せま……おお、ウマい。
紅茶かあ。
……ははー、まあ大変つっても、こちとらが無計画に雪山なんぞ入ったのが発端ですからねぇ。
とりあえず、都会に向かってみようって思ってたんです。
いやいや、おれの村じゃあガキん頃どころか今だってその程度の道事情っすよ。
ほお通行税、物品税、付け届け?
そいつぁ初耳…何か賊が金品巻き上げる時の口上みたいですね……っと。
国王様に告げ口しないで下さいよ?ははは。
はァ〜大学ですか、やっぱ田舎たぁ随分な違いだ。
お偉い学者先生とか居るわけでしょ。
うちの田舎なんぞ、牧師様が村のガキ共に簡単な読み書き教える程度で、それも親の仕事の手伝いの時間削るってんで、疎まれてたふしが…
それ以前におれの場合、ほとんど真面目に授業受けた覚えがありませんけど…あ、読めますよ?
書けますけどね。へへ。
ん…アンナ?アンナさんってのは一体…
[ベンジャミンとアーヴァインと名乗った宿主との会話で簡単な事情を知ると、さすがにへらりとした口も噤み]
お亡くなりになった奥さん?
そうでしたか…そりゃ失礼を。
…エ、嫌だなぁ最初に言ったと思ったけどなあ。
さては聞き逃しましたね?
はっは、いんやぁおれだってベンジャミンさんの話、ちゃあんと全部聞けてたか怪しいもんです。
口を開くと止まらないのは、どうやらお互い様だ。
改めて、おれはナサニエルっつう冒険者志望で、故郷は山向こうのずうっと先、そうっすね休み無しの大人の足で一週間ほどの名も無き貧乏村ってやつで…
/中/
>ベンジャミンさん
「二階建て(+地下室?)」の印象は、ほとんど想像と同じでした。
「殆どが相部屋(2〜4人用)で個室(1〜2人用)は2,3部屋というのを想定しています。あと隊商向けの大部屋とか。全体でも6〜10室くらい、」の想定は、ハーヴェイさんと似たようなもんです。
その気になれば、一人一部屋も可能そうだなと思ってました。
RP上、色々やりたいことがあって不都合って場合は一人一部屋描写でも良いんじゃないでしょうか。
自分は別に相部屋でも問題ないです。
ン。
[新たに降りてきた男に目を向けて、ベンジャミンと親しく話す様子に]
ベンジャミンさんとお知り合いで?
お…噂のロックウェル教授先生の教え子さん、と。
へぇ〜じゃ、学者先生の卵かぁ。
[珍しい生き物でも見る目半分、尊敬の眼差し半分で無遠慮に眺めたかもしれない]
やー縮めるなんてとんでもない。
ハーヴェイ先生様とお呼び……嫌すか?
じゃ、ハーヴェイさんでは?
おれは冒険者志望です。
どうすか、お偉い学者先生になった暁には「時代は冒険だ」って王様に進言してみませんか?はは。
えっ?
そう言や…宿なんて見つかった嬉しさで忘れてたけど、おれ疲れてんだった。
三日ほど迷ったからなぁ…。
余計なお世話だなんてそんな。
…見た目によらず、雪山にお詳しい?
おお忘れてた。
おれはナサニエル・ドーソン。
何なら適当に縮めて…、「そこのナ!」って呼ばれても返事するっすよ。
[名乗り終わると、とにもかくにも腹ごしらえとアーヴァインに「質より量」「スピード重視」な食事を頼み、出てきたそれを*無心で食べている*]
[お茶を飲みながら、目の前の男が話すのを聞いて]
あぁ、さっきの話?そ、俺がその教え子ってとこ。
学者…っつーより先生になりたいんだよね、俺。ちっちゃい子のさ。
[男が此方を見る視線に軽く笑って]
ん?そんな改まった呼び方はしなくて良いよ。呼び捨てで充分。
そんなに歳も違わないみたいだし、堅苦しいの嫌いだからさ。
[そういってもう一口お茶を口に含んで]
冒険者、かぁ…俺も子供の頃は憧れたっけなー。
それじゃ、俺が先生になったら子供たちには「冒険心を忘れるな」とでも教えようかな。
でも、冒険の前に体力とか付けた方が良いかも。何があるか分からないしね。
[見た目によらず、と言われて苦笑して]
あぁ、山は趣味…っていうか、親父が山好きだったから子供の頃からつき合わされたんだ。さっきのは親父の請け売り。
だから体力はちょっと自信あるよ。
…ナサニエル、か。此方こそよろしくな。
って、犬じゃないんだからさ。普通に呼ばせてもらうよ。
[そして彼が運ばれてきた料理を黙々と制覇していくのを眺めながら]
食欲があるうちはまだ大丈夫だな、うん。
でも、今度旅に出る時は食料は多めに用意しておいた方が良いね。食事が出来なくなると、それだけで体力が低下するから。
[そういった後で自分も空腹を思い出し、軽い食事を頼んで]
あぁ、そうそうアーヴァインさん。
もし手が足りないとかあったら、出来る事は手伝うから言ってくださいね?料理もちょっとは覚えたし…あ、お客さんに出すんじゃなくて、自分が食べる分は、ってことですよ?
[などと軽く冗句を挟みつつ、目の前の食事を*口に運んで*]
へぇ…ちっちゃい子の先生になんのに、そんなに勉強が必要なもんかね?
おお、了解ハーヴェイ。
んじゃ、ざっくばらんでいかしてもらうわ。
…冒険者に憧れたって?
だよなぁ!
やっぱ良いだろ、冒険。
子供を冒険者にしたかったらな、「冒険心を忘れるな」なんて説教臭いことかまさなくたってさ。
有名どころの冒険譚でも話すなり、読んで聞かせるなりすりゃ一発よ。
俺もその時間だけは、真面目に先生の話聞いてたからね。
体力?
村じゃ一番だったけどね…やっぱまともに食わずに雪山越えはキッツイんだなァ。
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